JPH09168805A - 幅圧下プレス - Google Patents
幅圧下プレスInfo
- Publication number
- JPH09168805A JPH09168805A JP15117196A JP15117196A JPH09168805A JP H09168805 A JPH09168805 A JP H09168805A JP 15117196 A JP15117196 A JP 15117196A JP 15117196 A JP15117196 A JP 15117196A JP H09168805 A JPH09168805 A JP H09168805A
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- Japan
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- bearing
- connecting rod
- width reduction
- reduction press
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- Pending
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- Press Drives And Press Lines (AREA)
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- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
Abstract
に急激に負荷がかかることがない幅圧下プレスを提供す
ること。 【解決手段】 偏心したクランク軸1を軸受3を介して
コネクティングロッド2に嵌合して連結し、該クランク
軸1の回転をコネクティングロッド2により往復運動に
変換し、この往復運動によって金型10を前後に往復運
動させる形式の幅圧下プレスにおいて、前記コネクティ
ングロッド2に金型10と反対の方向に予圧をかける手
段を設けたこと。
Description
鉄材料の幅を圧下する幅圧下プレスに関する。
8に示すようなものが知られている。図5および図6
は、縦軸式のクランク軸を使用した幅圧下プレスを示
し、図5はその水平断面図であり、図6は軸受に軸受内
部スキマCが存在する状態を示す部分垂直断面図であ
る。また図7および図8は、横軸式のクランク軸を使用
した幅圧下プレスを示し、図7は図6と同様な部分垂直
断面図であり、図8(A)は図7におけるA−A矢視断
面図、図8(B)は図7におけるB−B矢視断面図であ
る。これらの図に示す幅圧下プレスは、モータ18を回
転することにより、2個のベベルギヤ19a,19b、
ギヤ20,21を介して偏心したクランク軸1を回転
し、該クランク軸1の回転をコネクティングロッド2に
よって往復運動に変換し、この往復運動を球面座4、ス
ライダー9の中を摺動するナットケース5、ナット6、
スクリュー7、スィーベル8およびローラ13によって
前後運動ができるように支持されたスライダー9を介し
て金型10に伝達し、この金型10の往復運動によって
被加工材であるスラブSの幅を圧下するようになってい
るもので、ウオーム12、前記ナット6の外側に固定し
たウオームホィール11などからなる金型位置調整機構
などが設けられているものである。
なものとして、図9に記載されているものが知られてい
る(特開平5−123701号公報参照)。この幅圧下
プレスは、図示してないモータの回転により偏心したク
ランク軸1を回転し、この回転運動をコネクティングロ
ッド2により前後の往復運動に変換し、この往復運動を
球面座を設けたシリンダ23およびシリンダロッド24
を介してシリンダロッド24に固定した金型10に伝達
し、被加工材であるスラブSの幅を圧下するようになっ
ているもので、スラブSの移動方向と同じ方向に移動す
るための金型移動機構、2個の金型10,10の間隔を
調節するための金型位置調整機構などが設けられている
ものである。
プレスは、縦軸式のクランク軸1を使用した場合には、
図6に示すように、コネクティングロッド2に取り付け
た軸受3に軸受内部スキマCが負荷方向(金型側)に存
在することもある。かかる場合、負荷時にコネクティン
グロッド2または軸受3に急激に負荷がかかるので、衝
撃が大きく、故障および騒音の原因となっていた。また
軸受内部スキマCが存在するため、無負荷時に軸受3の
コロ3aの回転速度が落ちるが、負荷時に急に加速され
るので、コロ3aが滑り、表面が粗れて軸受3の寿命が
短くなるという欠点があった。
合には、図8(A)に示すように、クランク軸1のコネ
クティングロッド2に取り付けた軸受3では、コネクテ
ィングロッド2に自重がかかるため、上側のコロ3aの
みが軸受3に接触し、軸受内部スキマCがコロ3aの両
側から下側にかけて発生している。したがって、必ず負
荷方向(金型側)に軸受内部スキマCが存在することに
なり(図7参照)、上述した縦軸式のクランク軸1を使
用した場合と同様の欠点があった。なお、軸受3の左右
に設けられる軸受け29,30においては、図8(B)
に示すように、クランク軸1の自重により、下側のコロ
29aのみが左軸受29に接触し、軸受内部スキマCが
コロ29aの両側から上側にかけて発生している。
スクリュー7、スライダー8などのスキマを無くすた
め、図10および特開平5−31505号公報に記載さ
れているように、ハウジングとスライダー9との間に2
個のプルバックシリンダー25,25を設ける方法も提
案されているが、スクリュー7と軸受3にかかる力を互
いに適当に選ぶことができず、スクリュー7に大負荷が
かかったり、変動負荷がかかることがある。また負荷の
繰り返し数が異なるので、プルバックシリンダー25,
25または油圧系統に油漏れなどのトラブルが増える虞
があるなどの問題点があった。
してコネクティングロッドに嵌合して連結し、該クラン
ク軸の回転を該コネクティングロッドによって往復運動
に変換し、この往復運動によって金型を前後に往復運動
させる型式の幅圧下プレスにおいて、負荷時に該コネク
ティングロッドまたは該軸受に急激に負荷がかかること
がない幅圧下プレスを提供することを目的とするもので
ある。
めに、本発明の幅圧下プレスにおいては、偏心したクラ
ンク軸を軸受を介してコネクティングロッドに嵌合して
連結し、該クランク軸の回転を該コネクティングロッド
により往復運動に変換し、この往復運動によって金型を
前後に往復運動させる型式の幅圧下プレスの該コネクテ
ィングロッドに該金型の方向と反対の方向に予圧をかけ
る手段を設けたことである。
予圧をかける手段として、シリンダーおよびばねのうち
のいずれか一方を用いることである。さらに、本発明の
幅圧下プレスにおいては、予圧をかける手段の前記シリ
ンダーおよびばねのうちのいずれか一方を、前記コネク
ティングロッドの前記金型とは反対側に、該コネクティ
ングロッドとハウジングとの間に取り付けたことであ
る。
ィングロッドに金型の方向と反対の方向に予圧をかける
手段を取り付けたことにより、軸受内部スキマが負荷方
向に生じないため、負荷時、すなわちスラブの幅を圧下
する時にクランク軸の回転がコネクティングロッドに衝
撃荷重として急激に伝わることがないので、衝撃が大き
くならず、故障および騒音の原因になることがない。
ため、無負荷時にも軸受のコロの回転速度が落ちること
がないので、負荷時に急に加速されることがなくコロが
滑って表面が粗れることがない。
から図4を参照して説明する。なお、従来と共通する部
分には同一の符号を付している。 実施例1 本発明の一実施例の幅圧下プレスを図1および図2を参
照して説明する。図1および図2に示す本発明の幅圧下
プレスは、縦軸式のクランク軸を使用したものであり、
図1はその水平断面図を示し、図2はその部分垂直断面
図を示している。本発明の幅圧下プレスは、図1に示す
ようにスラブSを圧下する金型10がローラ13によっ
て前後運動ができるように支持されたスライダー9に固
定されており、このスライダー9の内側にスィーベル8
を介してスクリュー7が固定されている。このスクリュ
ー7にナット6が螺合され、このナット6を包むように
ナットケース5が設けられ、このナットケース5は前記
スライダー9の内側を摺動するようになっている。
ロッド2の先端の球形部分を受ける球面座4が固定さ
れ、この球面座4には該コネクティングロッド2の先端
の球形部分が接触するようになっている。このコネクテ
ィングロッド2には幅Eだけ偏心したクランク軸1が軸
受3を介して嵌合されて連絡されており、このクランク
軸1は上下の軸受16,17で軸支され、カップリンク
22によりギヤ21の軸に固定されており、モータ18
の回転を2個のベベルギヤ19a,19b、ギヤ20,
21を介して回転されるようになっている。
の金型10,10の間隔を調節するため、ウオーム1
2、前記ナット6の外側に固定したウオームホィール1
1、前記スクリュー7、このスクリュー7に螺合したナ
ット6などからなる金型位置調整機構が設けられてお
り、ウオーム12を回転することによりウオームホィー
ル11およびナット6を回転し、スクリュー7を左右に
移動し、このスクリュー7に固定されているスライダー
9および金型10を移動して2個の金型10,10の間
隔を調整するようになっている。
ーフレーム15に固定された2個のバランスシリンダー
14,14のシリンダーロッドがスライダー9に固定さ
れており、前記スクリュー7、スライダー9などにスキ
マが生じないようになっている。
ティングロッド2とハウジング28との間にシリンダー
26が取り付けられており、このコネクティングロッド
2を金型10の方向と反対側の方向に常に牽引するよう
になっている。
転することにより、2個のベベルギヤ19a,19b、
ギヤ20,21を介して偏心したクランク軸1を回転
し、偏心したクランク軸1の回転をコネクティングロッ
ド2によって往復運動に変換し、この往復運動を球面座
4、スライダー9の中を摺動するナットケース5、ナッ
ト6、スクリュー7、スィーベル8およびローラ13に
よって前後運動ができるように支持されたスライダー9
を介して金型10に伝達し、この金型10の前後の往復
運動によって被加工材であるスラブSの幅を圧下するよ
うになっているもので、シリンダー26を設けたことに
より、図2に示すように、軸受3の軸受内部のスキマC
が金型10と反対側に生じ、下軸受16および上軸受1
7の軸受内部スキマCが金型10側に生じることにな
る。
3の内部は金型10側で常に接触しており、負荷がかか
る時にも軸受3に急激に伝わることがないので、衝撃が
大きくならず、故障および騒音の原因になることがな
い。また、コロ3aに滑りが生じて表面が粗れ、軸受3
の寿命を短くすることがない。
明する。図3は、横軸式のクランク軸を使用した幅圧下
プレスの部分垂直断面図を示している。この図に示す幅
圧下プレスは、図1と同様に、コネクティングロッド2
とハウジング28との間にシリンダー26が取り付けら
れており、このコネクティングロッド2を金型10の方
向と反対側の方向に常に牽引するようになっている。こ
のシリンダー26を設けたことにより、軸受3の軸受内
部のスキマCが金型10と反対側に生じ、左軸受29お
よび右軸受30の軸受内部スキマCが金型10側に生じ
ることになる。なお、その他の部分については、実施例
1で説明したものと同様であるので、その説明について
は省略する。
3の内部は金型10側で常に接触しており、負荷がかか
る時にも軸受3に急激に伝わることがないので、衝撃が
大きくならず、故障および騒音の原因になることがな
い。また、コロ3aに滑りが生じて表面が粗れ、軸受3
の寿命を短くすることがない。
明すると、本発明の他の実施例の幅圧下プレスは、図4
に示すように、実施例1のシリンダー26の代わりにば
ね27を設けたものである。シリンダー26を設けたも
のと同様に、軸受3の内部スキマCが金型10と反対側
に生じることになり、クランク軸1と軸受3とは金型1
0側で常に接触しており、負荷がかかる時にも軸受3に
急激に伝わることがないので、衝撃が大きくならず、故
障および騒音の原因になることがない。
実施の形態に限定されるものではなく、横軸式のクラン
ク軸を使用した幅圧下プレスにばね27を設けるなど、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは
勿論である。
ば、次のような優れた効果を奏する。 (1)負荷時、すなわちスラブの幅を圧下する時に負荷
が軸受に急激に伝わることがないので、衝撃が大きくな
らず、故障および騒音の原因になることがない。またベ
アリングのコロの損傷が少なくなる。 (2)簡単な構造の部品を取り付けるだけでよいので、
安価であり、また装置の構造が複雑になることがない。 (3)縦軸式および横軸式のいずれのクランク軸を使用
したものに対しても、適用することができる。
した幅圧下プレスの水平断面図である。
した幅圧下プレスの部分垂直断面図である。
用した幅圧下プレスの部分垂直断面図である。
用した幅圧下プレスの部分水平断面図である。
レスの水平断面図である。
レスの軸受に軸受内部スキマが存在する状態を示す部分
垂直断面図である。
レスの軸受に軸受内部スキマが存在する状態を示す部分
垂直断面図である。
り、(B)は図7におけるB−B矢視断面図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 クランク軸を軸受を介してコネクティン
グロッドに嵌合して連結し、該クランク軸の回転をコネ
クティングロッドにより往復運動に変換し、この往復運
動によって金型を前後に往復運動させる型式の幅圧下プ
レスにおいて、前記コネクティングロッドに金型と反対
の方向に予圧をかける手段を設けたことを特徴とする幅
圧下プレス。 - 【請求項2】 予圧をかける手段がシリンダーおよびば
ねのうちのいずれか一方であることを特徴とする幅圧下
プレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15117196A JPH09168805A (ja) | 1995-10-20 | 1996-06-12 | 幅圧下プレス |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-295992 | 1995-10-20 | ||
JP29599295 | 1995-10-20 | ||
JP15117196A JPH09168805A (ja) | 1995-10-20 | 1996-06-12 | 幅圧下プレス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09168805A true JPH09168805A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=26480498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15117196A Pending JPH09168805A (ja) | 1995-10-20 | 1996-06-12 | 幅圧下プレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09168805A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0913214A2 (en) * | 1997-10-31 | 1999-05-06 | Hitachi, Ltd. | Slab sizing press |
CN102859812A (zh) * | 2010-04-13 | 2013-01-02 | 施洛伊尼格控股有限公司 | 压接机 |
-
1996
- 1996-06-12 JP JP15117196A patent/JPH09168805A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0913214A2 (en) * | 1997-10-31 | 1999-05-06 | Hitachi, Ltd. | Slab sizing press |
EP0913214A3 (en) * | 1997-10-31 | 2000-03-01 | Hitachi, Ltd. | Slab sizing press |
KR100532011B1 (ko) * | 1997-10-31 | 2006-03-03 | 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 | 슬래브사이징프레스 |
CN102859812A (zh) * | 2010-04-13 | 2013-01-02 | 施洛伊尼格控股有限公司 | 压接机 |
JP2013524475A (ja) * | 2010-04-13 | 2013-06-17 | シュロニガー ホールディング アーゲー | 圧着プレス |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060314 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20060508 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060529 |