JPH09168700A - コードレスアイロン - Google Patents

コードレスアイロン

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JPH09168700A
JPH09168700A JP32730496A JP32730496A JPH09168700A JP H09168700 A JPH09168700 A JP H09168700A JP 32730496 A JP32730496 A JP 32730496A JP 32730496 A JP32730496 A JP 32730496A JP H09168700 A JPH09168700 A JP H09168700A
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JP
Japan
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temperature
turned
iron
base
ironing
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Application number
JP32730496A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Aoto
青戸  一義
Kiyoshi Nakao
喜代志 中尾
Akio Arinaka
昭雄 有中
Daisuke Ikemoto
池本  大輔
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小容量の蓄電器を有しかつアイロン掛け中の
適温表示を確実に行うコードレスアイロンを提供する。 【解決手段】 加熱手段により加熱されるベースを有す
るアイロン本体と、アイロン本体を載置し通電する載置
台と、報知手段とを備え、報知手段は蓄電器と、表示器
と、ラッチ手段をアイロン本体に設け、アイロン本体が
離脱されベースの温度がアイロン掛けに適さない温度に
低下するまで、ラッチ手段は表示器を駆動状態に保持
し、表示器を蓄電器の出力により点灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイロン掛け中に
ベースの再加熱時期を報知することができるコードレス
アイロンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コードレスアイロンは例えば実開
昭62−196194号公報に示される様に、アイロン
本体2が載置台10から離脱時に、バッテリー16は温
度検知素子5と、温度調節回路12と、温度設定回路1
1と、適温報知回路13とに給電している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に上記コード
レスアイロンは、各回路5、12、11、13に給電す
るので電力消費量が大きくなる。また使用者がアイロン
本体2を離脱させアイロン掛けする時間は通常約90秒
から約5分程度のものである。その結果、この期間内に
アイロン本体2が適温中である事を適温報知回路にて知
らせようとすると大容量のバッテリー16が必要とな
り、製品が大型化しかつコスト高になる欠点がある。故
に本発明は、この様な従来の欠点を考慮して、小容量の
蓄電器を有しかつアイロン掛け中の適温表示を確実に行
うコードレスアイロンを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、加熱手段により加熱されるベースを有す
るアイロン本体と、アイロン本体を載置し通電する載置
台と、報知手段とを備え、報知手段は蓄電器と、表示器
と、ラッチ手段をアイロン本体に設け、アイロン本体が
離脱されベースの温度がアイロン掛けに適さない温度に
低下するまで、ラッチ手段は表示器を駆動状態に保持
し、表示器を蓄電器の出力により点灯するものである。
【0005】本発明は望ましくは、アイロン本体が離脱
されベースの温度がアイロン掛けに適さない温度に達す
ると、ラッチ手段は表示器を非駆動状態に変更し、表示
器を消灯するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態に係る
コードレスアイロンを図1の断面図に従い説明する。
(1)はアイロン本体で、以下の部材により構成する。(2)
はベース、(3)は該ベースに埋設したヒータ、(4)は前記
ベース(2)に固定した温度検出用のサーミスタ、(5)は前
記ベース(2)の上面に固定し上部に凹所(6)を有する握り
部(7)を設け後部に突所(8)を形成したアイロンカバー、
(9)は前記凹所(6)内に収納固定した第1プリント基板、
(10)は該第1プリント基板の前側に設けられアイロン
本体の外側に露呈した表示器(例えば表示ランプ)、(1
1)は前記突所(8)に収納固定した第2プリント基板、(1
2)は前記第1プリント基板(9)の上面を覆う握りカバ
ー、(13)は前記第2プリント基板(11)を覆って前記アイ
ロンカバー(5)に固定した裏板で、その下部には係合凹
部(14)を設けると共に該係合凹部の最下部に最も後方に
突出する突出部(15)を設けている。
【0007】(16)は、前記係合凹部(14)の略中心部に固
定され前記ヒータ(3)と第1プリント基板(9)及び第2プ
リント基板(11)に電源を供給する複数個のコネクタ(17
a)(17b)(17c)(17d)(17e)(17f)よりなる受電ピン、(18)
は前記アイロンカバー(5)の前方に着脱自在に装着する
タンクである。
【0008】(19)は、前記アイロン本体(2)を載置する
載置台で、以下の部材により構成する。(20)は底板、(2
1)は該底板との間に空間(22)を形成した上板で、係合受
部(23)と該係合受部に近接して設けた孔(24)を有する膨
出部(25)と該膨出部に連設して傾斜した操作兼表示部(2
6)を設けている。(27)は前記上板(21)の上面の前側に設
けた逆U形のスタンド、(28)は係合受部(23)の最下部に
設けた水抜孔、(29)は一側を軸(30)により前記膨出部(2
5)内に枢支し他側の押当片(30)を前記係合受部(23)内に
突出自在にして設けた開閉板で、二点鎖線のように前記
押当片(30)をスプリング(図示せず)により常時係合受
部(23)内に突出して付勢し上方に設けた遮へい片(31)に
より前記孔(24)を閉塞している。
【0009】(32)は膨出部(25)内に設けたU字形の給電
板、(33)は前記空間(22)内に設けたコード巻取り装置で
コード(34)の先端に設けたプラグ(図示せず)により交
流電源を供給する。(35)は前記操作兼表示部(26)の下面
に設けた操作基板で、設定温度を表示する複数個の表示
部(36)(36)・・(36)と、設定温度上昇用のアップスイッ
チ(37)及び設定温度下降用のダウンスイッチ(38)を設け
ている。(39)は前記膨出部(25)内に設けたリードスイッ
チで、前記アイロン本体(1)が載置台(19)に載置された
時に前記アイロン本体(1)の裏板(13)に設けた磁石(図
2に示す(40))によりON状態となる。
【0010】次に、図2に示す概略電気回路について説
明する。コネクタ(17a)(17b)(17c)(17d)(17e)(17f)はア
イロン本体を(1)載置台(19)に載置したときに夫々に設
けた電気部品を接続するようになされており、アイロン
本体(1)と載置台(19)とに設けている。(41)は交流電源
である。
【0011】始めにアイロン本体(1)側に設けた第1及
び第2プリント基板(9)、(11)に取り付けられた電気部
品の回路について述べる。(42)はコネクタ(17a)とコネ
クタ(17f)との間に接続した電源回路で、前記表示ラン
プ(10)がスイッチングトランジスタ(43)と抵抗(44)を介
して前記電源回路(42)に接続されている。(45)は前記抵
抗(44)とスイッチングトランジスタ(43)と表示ランプ(1
0)の直列回路に並列接続した蓄電器(例えば比較的容量
の大きい第1コンデンサ)で、前記表示ランプ(10)の点
灯用電源となる。
【0012】(46)は前記第1コンデンサ(45)に接続した
第1ダイオード、(47)(47)は前記スイッチングトランジ
スタ(43)のベースとエミッタ間に接続した定電流用ダイ
オードである。この定電流用ダイオード(47)(47)と前記
抵抗(44)と前記スイッチングトランジスタ(43)は、前記
第1コンデンサ(45)から前記表示ランプ(10)へ流れる電
流を一定にする定電流回路を構成し、前記表示ランプ(1
0)の点灯時の明るさを一定にする。
【0013】(48)は前記スイッチングトランジスタ(43)
のベースに接続したバイアス抵抗、(49)は前記電源回路
(42)に接続したラッチ手段である。このラッチ手段は、
第1トランジスタ(50)と、第2トランジスタ(51)と、前
記第1トランジスタ(50)のベースとエミッタ間に接続し
た抵抗(52)と、第2トランジスタ(51)のベースとエミッ
タ間に接続した抵抗(53)と、前記第1トランジスタ(50)
のコレクタと第2トランジスタ(51)のベースとの間に接
続した抵抗(54)と、前記第1トランジスタ(50)のベース
と第2トランジスタ(51)のコレクタとの間に接続した抵
抗(55)とダイオード(56)の直列回路と、前記バイアス抵
抗(48)と第2トランジスタ(51)のコレクタとの間に接続
したダイオード(57)とから構成される。
【0014】(58)は前記第1トランジスタ(50)のエミッ
タと第2トランジスタ(51)のエミッタ間に接続した比較
的容量の小さい充電用コンデンサで、前記ラッチ手段(4
9)の第2トランジスタ(51)のコレクタ電位をラッチ状態
に保持する。(59)はコレクタを前記第2トランジスタ(5
1)のベースに接続し、エミッタを第2トランジスタ(50)
のエミッタに接続した吸収用トランジスタで、ベースを
コネクタ(17c)に接続し載置台(19)側のトリガー信号に
よりON状態となる。
【0015】(60)は、コネクタ(17d)と前記第2トラン
ジスタ(51)のベースに接続され載置台(19)側のトリガー
信号を第2トランジスタ(51)のベースに供給すると共に
ラッチ手段(49)側の電位変化を載置台(19)側に影響を与
えない阻止用ダイオードである。前記サーミスタ(4)は
コネクタ(17e)とコネクタ(17f)間に接続され、前記ヒー
タ(3)はコネクタ(17b)とコネクタ(17f)との間に接続し
ている。
【0016】つづいて、載置台(19)側に設けた操作基板
(35)について述べる。(61)は前記空間(22)内に設けられ
交流電源(41)の一側とコネクタ(17b)との間に接続した
リレー接点(62)を有するリレー、(63)は前記アップスイ
ッチ(37)とダウンスイッチ(38)により前記ベース(2)の
温度を設定する温度設定手段、(64)は該温度設定手段の
出力により設定された温度を表示部(36)・・(36)に表示
する表示回路、(65)はコネクタ(17e)を介して前記サー
ミスタ(4)に接続した温度検出手段、(66)はアイロン本
体(1)の載置時に前記マグネット(40)によってONとな
るリードスイッチ等の近接スイッチである。
【0017】(67)は、前記温度設定手段(63)の設定デー
タと温度検出手段(65)の温度データの比較を行い前記リ
レー(61)を制御する第1比較手段、(68)は前記温度設定
手段(63)の設定データと温度検出手段(65)の温度データ
を比較する第2比較手段で、温度検出手段(65)の温度デ
ータが温度設定手段(63)の設定データと一致するまでは
出力(01)によりコネクタ(17c)を介して吸収用トランジ
スタ(59)のベースにOFFトリガー信号を出力し、一致
したときは出力(02)によりコネクタ(17d)を介して第2
トランジスタ(51)をONにしてラッチ手段(49)を駆動す
る。
【0018】(69)は、アイロン本体(1)が載置台(19)に
載置したことを検出した近接スイッチ(66)の出力を条件
に温度検出手段(65)の温度データと温度設定手段(63)の
設定データとを比較して夫々のデータが一致したときに
0にリセットされるタイマーで、アイロン本体(1)が載
置台(19)から離脱したときの近接スイッチ(66)の出力に
より所定時間をカウントする。
【0019】(70)は載置台(19)側に設けられ、前記タイ
マー(69)の所定時間のカウント終了時に該タイマーの出
力によって一定時間鳴動するブザーで、アイロン本体
(1)を載置台(19)に載置するように使用者に促すもので
ある。このブザー(70)の鳴動開始時点は、前記ラッチ手
段(49)のラッチが解除されて表示ランプ(10)が消灯した
後となるようにタイマー(69)によって設定し、その時間
は、充電用コンデンサ(58)とラッチ手段(49)のインピー
ダンス(放電回路内の抵抗)の値によって決まる表示ラ
ンプ(10)の点灯時間を勘案して予め設定している。
【0020】次に、動作について図1から図3に基づき
述べる。アイロン本体(1)のベース面をスタンド(4)に載
せると、その自重によりアイロン本体(1)が降下し突出
部(15)が係合受部(23)内に入いり押当片(30)を押圧す
る。このため、開閉板(29)が回動し遮へい片(31)が孔(2
4)の閉塞を解き夫々のコネクタが給電板(32)に接触する
と共にアイロン本体後部の係合凹部(14)内に膨出部(25)
が遊合され、マグネット(40)によって近接スイッチ(66)
がON状態となる。
【0021】そしてアップスイッチ(37)を操作して布地
に応じた温度設定(図3t1)を行うと、表示回路(64)に
よって設定温度に応じた表示部を点灯する。また、前述
の温度設定に伴ない第1比較手段(67)にはその設定デー
タとサーミスタ(4)の抵抗値に基づいて温度検出手段(6
5)より出力された温度データとが入力されるが、ベース
(2)の温度が低くサーミスタ(4)の抵抗値が大きいために
夫々のデータが一致せず第1比較手段(67)の出力によっ
てリレー(61)が駆動されリレー接点(62)をONにしコネ
クタ(17b)とコネクタ(17f)を介してヒータ(3)に通電し
ベース(2)を加熱する(図3(イ)の点)、ベース(2)を加
熱しており設定温度(t1)に達するまではリレー接点(62)
がON状態になる。
【0022】一方、第2比較手段(68)にも前述の温度設
定データとサーミスタ(4)の検出温度データが入力され
るが、夫々のデータが一致しないために出力(01)よりコ
ネクタ(17c)を介してOFFトリガーが出力され吸収用
トランジスタ(59)をOFFしている。このため、第2ト
ランジスタ(51)及び第1トランジスタ(50)はOFF状態
を保持しており第2トランジスタ(51)のコレクタ電位が
高いことからスイッチングトランジスタ(43)はOFF状
態であり表示ランプ(10)は点灯しない。
【0023】しかしながら、この表示ランプ(10)の消灯
状態の期間中はコネクタ(17a)とコネクタ(17f)により供
給された交流電源によって電源回路(42)より所定の電圧
が第1ダイオード(46)及び第2ダイオード(71)を介して
表われ第1コンデンサ(45)及び第2コンデンサ(58)を
充電する。
【0024】やがてベース温度が設定温度(t1)に達する
と、第1比較手段(67)の入力側の設定データと温度デー
タが一致しリレー接点(62)をOFFにすると共に第2比
較手段(68)の入力側の設定データと温度データも一致す
ることから出力(O2)より阻止用ダイオード(60)を介して
ONトリガーが出力され第2トランジスタ(51)及び第1
トランジスタ(50)をON状態にしてラッチ状態(駆動状
態)とし、また第2トランジスタ(51)のコレクタ電位が
低くなる事からスイッチングトランジスタ(43)がONと
なり表示ランプ(10)が点灯してベース温度が設定温度に
到達したことを表示する。
【0025】一方、設定データと温度データとが一致し
て設定温度に達したことを検出したタイマー(69)は0に
リセットされる。以上の様にして設定データ>温度デー
タではリレー接点(62)をONにしてヒータ(3)に通電
し、設定データ≦温度データではリレー接点(62)をOF
Fにしてヒータ(3)への通電を止め設定温度(t1)を保持
する。
【0026】斯して、アイロン掛け作業を行う場合に
は、アイロン本体(1)を載置台(19)より離脱するわけで
あるが(図3ハ)、このとき、全てのコネクタ(17a)・
・(17f)は外れヒータ(3)は勿論のこと電源回路(42)への
電源の供給も断たれる。ところが、ラッチ手段(49)は第
2コンデンサ(58)の電荷によってラッチ状態に保持され
ていることからスイッチングトランジスタ(43)がONし
ているため表示ランプ(10)は第1コンデンサ(45)の放電
電流によって点灯状態を続ける。
【0027】アイロン掛け作業の時間の経過に伴ない第
1コンデンサ(45)の両端電圧が徐々に低下するが定電流
ダイオード(47)(47)を含む定電流回路によって表示ラン
プ(10)の明るさは略一定となる。また、アイロン本体
(1)の離脱に伴ない近接スイッチ(66)がOFFとなるた
めタイマー(69)は所定時間のカウントを開始する。やが
て、ベース温度は徐々に低下しアイロン掛けに適さない
温度(図3t2)に達すると(図3(ニ)の点)、概ね温度
(t1)から温度(t2)まで低下する時間を設定した第2コン
デンサ(58)とラッチ手段(49)のインピーダンスの値によ
る時定数によってラッチ状態が解除されスイッチングト
ランジスタ(43)がOFFし表示ランプ(10)が消灯して使
用者に対しアイロン掛けに適さない温度になったことを
知らせる。
【0028】前述の時定数による図3の(ハ)〜(ニ)
までの時間の設定は、例えば設定温度が最近の「化せ
ん」で布地が湿っている場合に最適温度(t1)から「化せ
ん」のアイロン掛けに適さない温度(t2)まで低下するま
でを基準にしている。
【0029】この様にして表示ランプ(10)が消灯したこ
とによりアイロン本体(1)を載置台(19)に再載置して再
びヒータ(3)に通電しベース(2)を加熱する(図3(ヘ)の
点)わけであるが、もし使用者が表示ランプ(10)の消灯
状態に気付かなかったり気付くのが遅れた場合は、表示
ランプ(10)の消灯後タイマー(69)が所定時間のカウント
を終了し載置台(19)のブザー(70)を一定時間(約5秒
間)鳴動しアイロン本体(1)を載置台(19)に載置するこ
とを促す(図3(ホ)の点)。
【0030】このように、表示ランプ(10)の消灯とブザ
ー(70)の鳴動によって再載置を促すので、使用者に確実
に報知することができる。そしてブザー(70)の鳴動中に
アイロン本体(1)を載置台(19)に載置すると、近接スイ
ッチ(66)は再びONとなるためタイマー(69)の機能を停
止させブザー(70)の鳴動を即時に停止する。以降、前述
の動作を繰り返す。
【0031】尚、表示ランプ(10)の消灯からブザー(70)
の鳴動が開始されるまでの間に時間間隔が設けられ、そ
の間にアイロン本体(1)を載置台(19)に載置すると、タ
イマー(69)の機能が停止してブザー(70)が鳴動しないの
で、表示ランプ(10)の消灯に注意して使用すれば、ブザ
ー(70)の鳴動回数を抑制することができ、耳障りな音の
発生を抑えることもできる。
【0032】尚、本発明では、アイロン本体が載置され
た後ラッチ手段がラッチされる時間を一定にしたが、設
定温度(布地)に応じて可変できる様にしてもよい。例
えば「麻」の様に設定温度が高い場合はラッチの時間を
短かくしてアイロン掛けに適さない温度(t2)を高目に設
定し、「化せん」の様に設定温度が低い場合はラッチの
時間を長くして(t2)を低目に設定する。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述の様に、アイロン本体が載
置台に載置され通電されベースがヒータにより加熱さ
れ、検知データが設定データに略一致すれば、オンのト
リガー信号がラッチ手段に入力し、ラッチ手段はラッチ
状態(駆動状態)を維持する。そしてアイロン本体が離
脱されベースの温度がアイロン掛けに適さない温度に低
下するまで、ラッチ手段は表示器を駆動状態に保持し、
表示器は蓄電器の出力により点灯する。
【0034】この様にアイロン本体が離脱し適温中に、
ラッチ手段により駆動状態が記憶されているので、蓄電
器は主に表示器だけへ出力すれば良い。その結果、従来
の様に、蓄電器は温度検知素子と温度調節回路と温度設
定回路に出力する必要がなくなり、小容量のものを使用
できる。故に、コードレスアイロンを小型にでき、かつ
コストが安くなる。
【0035】また本発明は望ましくは、アイロン本体が
離脱されベースの温度がアイロン掛けに適さない温度に
達すると、ラッチ手段はラッチ状態が解除され(非駆動
状態に変更し)、表示器は消灯する。この様に表示器が
消灯する事により、アイロン本体が非適温である事を使
用者に確実に報知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコードレスアイロン
の横断面図である。
【図2】前記コードレスアイロンの電気回路図である。
【図3】前記コードレスアイロンのベース温度特性図で
ある。
【符号の説明】
1 アイロン本体 2 ベース 3 ヒータ 10 表示器 19 載置台 49 ラッチ手段 63 温度設定手段 66 温度検出手段 69 タイマー 70 ブザー
フロントページの続き (72)発明者 有中 昭雄 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 池本 大輔 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段により加熱されるベースを有す
    るアイロン本体と、該アイロン本体を載置し通電する載
    置台と、報知手段とを備え、前記報知手段は蓄電器と、
    表示器と、ラッチ手段を前記アイロン本体に設け、前記
    アイロン本体が離脱され前記ベースの温度がアイロン掛
    けに適さない温度に低下するまで、前記ラッチ手段は前
    記表示器を駆動状態に保持し、前記表示器は前記蓄電器
    の出力により点灯される構成とした事を特徴とするコー
    ドレスアイロン。
  2. 【請求項2】 前記アイロン本体が離脱され前記ベース
    の温度がアイロン掛けに適さない温度に達すると、前記
    ラッチ手段は前記表示器を非駆動状態に変更し、前記表
    示器は消灯される構成とした事を特徴とする請求項1の
    コードレスアイロン。
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