JPH09168127A - 液晶テレビ装置 - Google Patents

液晶テレビ装置

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JPH09168127A
JPH09168127A JP32858195A JP32858195A JPH09168127A JP H09168127 A JPH09168127 A JP H09168127A JP 32858195 A JP32858195 A JP 32858195A JP 32858195 A JP32858195 A JP 32858195A JP H09168127 A JPH09168127 A JP H09168127A
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JP
Japan
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liquid crystal
unit
hinge
crystal unit
fluorescent tube
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Application number
JP32858195A
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English (en)
Inventor
Takeru Minemoto
長 峯元
Yukinobu Maruyama
幸伸 丸山
Chikayoshi Ogura
周芳 小倉
Masahide Aoki
正英 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テレビ放送や録画された映像や音声を同時に複
数の鑑賞者に提供し、コンパクトで可搬性に優れてお
り、表示画面の周囲の視覚ノイズを低減し、美しくリア
ルな画面を提供する。 【解決手段】液晶ユニットとヒンジ部とべ−ス部とを縦
積みとし、液晶ユニットを重力方向でヒンジ部により支
える構成とする。そして、液晶パネルの前方からの投影
面積内に全ての部材を配置する。さらに、蛍光管を着脱
式に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックライトを備
えた液晶表示パネルによりテレビ画像を表示する液晶テ
レビ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バックライトを備えた液晶ディスプレー
は、低電力、薄型、軽量で携帯性に優れている点が一般
に知られており、携帯機器のディスプレーとして応用さ
れている。例えば、携帯型のゲーム器や表示画面の大き
さが3インチ〜5インチ程度の携帯型のテレビ装置、さ
らにはノート・パソコン(PC)等において幅広く普及
している。
【0003】近年では、一般的に知られているブラウン
管方式のディスプレーに比べ、表示ユニットが薄型であ
り、また、液晶で作る映像はとても美しくリアルである
ことから、据置型のカラーテレビジョンとしての開発が
行われている。
【0004】この場合、家庭用として少なくとも8イン
チ以上の表示画面を有し、また、テレビジョン受像機と
しての機能を満足させるために、メイン基板とテレビチ
ューナと電源部とスピーカ部等とを構成させることにな
るが、それらを単に一つの筐体に収納させてしまうと、
薄型や軽量感と言う液晶ディスプレー本来の特徴が低減
してしまう。そこで、重量が嵩むACコンバータは筐体
外に設けて、薄型の液晶テレビ装置を実現している。な
お、これらの一実施例として登録意匠第925825号
が掲載された意匠公報に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】液晶ディスプレーの特
徴点は先に述べたが、一方、液晶ディスプレーの弱点
は、視野角が狭く外光の影響が受けやすいので、使用す
る環境に合わせて表示画面の角度を調整する必要があ
る。
【0006】従来のバックライトを備えた液晶ディスプ
レーを応用した液晶テレビ装置は、その大半が個人的な
使用に対応した装置であり、小型の液晶表示ユニットで
構成されており、鑑賞者は液晶テレビ装置を片手で保持
し、保持した手の角度を変えることで良好な視野角を確
保することができる。
【0007】ところが、複数の鑑賞者が同時に鑑賞しよ
うとした場合、同時に良好な視野角を確保することが出
来ないという課題がある。
【0008】また、液晶表示ユニット自体は薄型であり
単独で自立しないので、液晶表示ユニットに脚部や支柱
を構成させ据置型として対応している。さらには、重量
が嵩むACコンバータを外付けとし、薄型で軽量な液晶
テレビ装置を実現している。
【0009】しかしながら、良好な視野角を確保するた
めに、液晶表示ユニットに取り付けられた脚部や支柱を
介して、表示画面を左右あるいは前後の方向に可動させ
る必要があり、そのために、可動する液晶ユニットの重
量が支えられる脚部や支柱とするために、上記脚部や支
柱は大型化となり、液晶テレビ装置全体の小型化を阻害
している問題がある。
【0010】また、上記ACコンバータが液晶テレビ装
置とは別に存在しているので、上記ACコンバータの取
扱が不便であり、可搬性に乏しいと言う問題がある。
【0011】さらに、液晶テレビ装置として使用される
液晶ユニットの寿命は、その多くが内蔵されているバッ
クライトとして使用されている螢光管の寿命であるが、
液晶ユニットの交換にはとても高価な費用を要すると言
う問題がある。
【0012】従って、本発明の目的とするところは、テ
レビ放送や録画された映像や音声を同時に複数の鑑賞者
に提供し、薄型、軽量でコンパクトな可搬性に優れ、か
つあらゆる場所に設置することが可能な液晶テレビ装置
を提供することにある。
【0013】また、本発明の目的とするところは、表示
画面の視覚ノイズを低減させ、美しくリアルな画面を再
現する液晶テレビ装置を提供することにある。
【0014】さらにまた、本発明の目的とするところ
は、バックライトとして使用される螢光管の交換が、安
価で容易に可能な液晶テレビ装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決策の1つ
は、少なくともボタン基板とメイン基板とを有するベー
ス部と、液晶ユニット部とを独立して構成し、上記ベー
ス部と上記液晶ユニット部とを縦積みの配置とし、上記
ベース部と上記液晶ユニット部との間にヒンジ部を構成
したことである。
【0016】上記課題の他の解決策の1つは、液晶ユニ
ットの電源部とテレビチューナの電源部を液晶ユニット
に内蔵した構成としたことである。
【0017】さらに上記課題の他の解決策の1つは、液
晶ユニットの後方にスピーカとVGAユニット(アナロ
グ/デジタル信号変換機)を直立させて配置したことで
ある。 さらにまた、上記課題の他の解決策の1つは、
螢光管を着脱可能に配置したことである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る液晶テレビ
装置の実施の形態を添付図面に従って説明する。
【0019】図1は本発明の第1の実施例を示す前方か
ら見た斜視図である。また、図2は本発明の第1の実施
例の分解図、図3は本発明の第1の実施例の断面図、図
4は図1の後方側から見た斜視図である。なお、本発明
では液晶ユニット1の液晶マスク3側を前方と称す。ま
た、本発明の液晶テレビ装置が有している表示画面の大
きさは13.3インチとして以下に説明するが、本発明
はこれにこだわるものではなく、同時に複数の鑑賞者が
良好な映像が楽しめる寸法であれば良い。
【0020】先ず、図1〜図3において、本発明の第1
の実施例の構成について説明する。液晶ユニット1は、
液晶マスク3と液晶パネル4と液晶インタフェースパネ
ル7とシャーシ8とが、前方から後方にかけて積層され
て配置されている。なお、液晶インタフェースパネル7
の上方と下方の両端には、バックライトとして螢光管部
12a,bが内蔵されている。
【0021】上記液晶ユニット1は、上記液晶マスク3
の前方側に配置された液晶パネルフロントカバー2と、
後方側に配置されたACコンバータ10と電源中継基板
13とインターフェース基板9とが内側に取り付けら
れ、前方側は上記液晶パネルフロントカバー2と略面一
となる寸法であり、後方側に前方側より寸法の小さい突
出部を有する液晶パネルバックカバー5により覆われて
いる。
【0022】上記ACコンバータ10は、液晶ユニット
部とテレビチューナ部とのコンバータを共用しており、
従来、外付けであったものを上記液晶パネルバックカバ
ー5に内蔵させることで、液晶パネル4を前方から見た
時に、液晶パネルフロントカバー2の投影面積内に納ま
り、コンパクトでかつ視覚ノイズが低減でき、さらには
可搬性にも優れている。
【0023】また、前述した液晶インタフェースパネル
7に内蔵された蛍光管部12a,bは、良好な視野角を
確保するために、エッジ方式で液晶パネル4に明かりを
提供している。鑑賞者が、液晶パネル4の中心に対し直
角に目線を合わせたときには、バックライトの照度は7
0カンデラ以上とするのが良好であり、液晶パネル4の
中心から左右に70度の範囲に鑑賞者の目線を移動させ
たときには、少なくとも210カンデラの照度を有して
いるのが好ましい。
【0024】本発明の第1の実施例の液晶ユニット1に
内蔵可能な長さを有する螢光管の場合には、1本で35
カンデラの照度が提供できるので、螢光管部12a,b
はそれぞれ3本の螢光管で構成されている。
【0025】なお、本発明は、螢光管の本数を特に規定
するものではなく、液晶パネル4の表面に略均一な70
カンデラから210カンデラの照度を提供できれば良
い。
【0026】一方、上記液晶ユニット1の下方には、ベ
ース部20が設けられており、ベース部20は、左右の
端が下方に折曲がったベース部トップカバー21と、後
方側の端が上方に立ち上がったベース部アンダーカバー
22と、後方側が開放された略箱型状のベース部フロン
トカバー23とから構成されている。
【0027】なお、上記ベース部アンダーカバー22に
は、ボタン基板24と、テレビ放送受信用のチューナ基
板や映像や音声の調整基板等のメイン基板25とが取り
付けられている。
【0028】また、上記ベース部アンダーカバー22の
後方の立上り部には、アンテナ端子24と、ビデオ入力
端子25と、モニタ出力端子29と、RGB信号入力端
子32とが取付けられている。
【0029】また、上記ベース部フロントカバー23に
は、電源ボタン60、電源の入り切りを示すLED表示
部61、PC入力状態を示すLED表示部62、リモー
トコントローラの受光部63、テレビおよびビデオの入
力切り替えボタン64、音量調整ボタン65a,b、テ
レビチャンネル送りボタン66、PC入力切り替えボタ
ン67、イヤホン端子68が取り付けられている。
【0030】さらに、上記液晶ユニット1とベース部2
0の間にヒンジ部15を設けている。上記ヒンジ部15
は、液晶ユニット1に取り付けられ、液晶パネルバック
カバー5の下面には開口部が設けられており、上記開口
部を介して下方に突出している。ベース部トップカバー
21には、上記ヒンジ部15の位置と連動する位置に開
口部aが設けられており、ヒンジ受け部16を介してヒ
ンジ取付け具26により上記ヒンジ15を上記ベース部
トップカバー21に取り付けている。
【0031】液晶パネル4は、外光の影響を受けやすい
ことから、通常では、上記液晶ユニット1の角度を変え
て最適な視野角を確保している。
【0032】そのために、上記ヒンジ部15はヒンジ支
点42により液晶ユニット1が、後述するように前後の
方向に可動するように取り付けている。
【0033】ヒンジ部15をこのように構成したため
に、重量が嵩み可動する液晶ユニット1を重力方向で支
えることになり、ヒンジ機構はコンパクトなものとな
り、特に、高さ方向において背の低いヒンジ機構で良
く、液晶テレビ装置全体のコンパクト化が図られる。
【0034】また、ベース部20と液晶ユニット1との
間は、最小限の空間となり液晶パネル4の周囲の視覚ノ
イズを低減することができる。
【0035】なお、ヒンジ部15は、左右方向に波形の
凹凸模様が施されたヒンジ部フロントカバー40と板状
部材のヒンジ部バックカバー41とにより覆われてい
る。
【0036】上記ヒンジ部フロントカバー40は、ヒン
ジ部15を覆い隠す目的の他に、左右方向に連続した波
形の凹凸模様を施すことで、人間の視覚制御をコントロ
ールして液晶パネル4の表面に表現された映像の臨場感
を更に強調することになる。
【0037】さらにまた、ベース部トップカバー21の
後方には、デジタル信号をアナログ信号に変換するVG
Aユニット54とスピーカユニット53とが内蔵された
VGAユニットケース50が、サイドケース51a,b
と共に直立して設けられている。
【0038】また、VGAユニットケース50に内蔵さ
れスピーカユニット53は、音が鑑賞者の方向に拡がる
ように前方に向けて取り付けられ、上記VGAユニット
ケース50の内蔵されているスピーカユニット53の表
面部には、放音のための開口部59が設けられている。
【0039】また、VGAユニットケース50は、液晶
パネル4を前方から見た時に、液晶パネルフロントカバ
ー2の投影面積内に納まる大きさとしたので、液晶パネ
ル4上に映し出された映像の視覚ノイズとなることがな
い。
【0040】なお、VGAユニットケース50は、液晶
ユニット1の後方に直立させて構成したために、上記液
晶ユニット1を後方側に可動させた時には、上記VGA
ユニットケース50が支えとなり、必要以上に倒れるこ
とが無いので、ヒンジ部15に過度の疲労が掛からず、
ヒンジ機構はコンパクトなもので良い。
【0041】なお、PCと接続しデジタル信号とアナロ
グ信号の変換を行うVGAユニット54とを、液晶テレ
ビ装置に備えたことにより、テレビ放送以外の映像情報
を映しだすことが可能であり、マルチメディアの表示装
置として幅広く使用することができる。
【0042】図4において、ベース部アンダーカバー2
2の立上り部分には、一部前述したアンテナ端子24、
S映像入力端子26、映像入力端子27、音声入力端子
28、映像出力端子30、音声出力端子31、RGB信
号入力端子32、電源コード33が露出するように構成
されている。
【0043】なお、液晶パネルバックカバー5には、液
晶ユニット1に内蔵された部材の放熱用の放熱孔13
a,b,cが設けられ、ベース部トップカバー21の後
方には、ベース部20に内蔵された部材の放熱用の放熱
孔34が設けられ、ベース部バックカバー22の左右の
端には、ベース部20に内蔵された部材の放熱用の放熱
孔35a,bが設けられ、さらに、VGAユニットケー
ス50の上面側と後方側に、上記VGAユニットケース
50に内蔵された部材の放熱用の放熱孔55a,bが設
けられている。
【0044】上記のように、液晶ユニット1とベース部
20とVGAユニットケース50とを独立して構成した
ことに加え、上記VGAユニットケース50を直立させ
たために、発熱部材の外気に触れる表面積が大きくとれ
る。
【0045】さらに、上記液晶ユニット1の後方側にA
Cコンバータ10やVGAユニットケース50を配置し
たために、液晶パネルフロントカバー2の投影面積内に
全ての放熱用の開口部が配置され、液晶パネル4上に映
し出された映像の視覚ノイズとなることがない。
【0046】次に、図1〜図4において、上記した本発
明の第1の実施例の装置の大きさについて説明する。
【0047】液晶パネルフロントカバー2は、横幅寸法
w1が407mm、高さ寸法h2が272.5mm、奥
行き寸法d1が77.9mmである。ベース部20は、
横幅寸法w2が343.6mm、高さ寸法h4が43m
m、奥行き寸法d2が215.3mmであり、装置の全
高寸法h1が364mmである。
【0048】また、ベース部20に配置されたVGAユ
ニット50は、横幅寸法w3が240mm、高さ寸法h
3が118mm、奥行き寸法d3が48mmである。
【0049】次に、本発明の操作について具体的に説述
する。
【0050】電源コード33の先端に設けられている差
し込みプラグを、室内に設けられた差し込み口に挿入
し、アンテナ端子24にアンテナケーブルを差し込む。
さらに、必要に応じ、図示しないが、例えば、ビデオテ
ープレコーダーやあるいはビデオディスクプレーヤー等
の映像や音声の再生機である外部機器からの映像信号や
音声信号を取り込むために、ビデオ入力端子25に接続
コードを差し込む。
【0051】また、本発明の液晶テレビ装置が取り込ん
だ映像信号や音声信号を上記外部機器に出力させるため
に、接続コードをモニタ出力端子29に差し込む。
【0052】さらに、PCなどからの映像や音声信号を
取り込むために、RGB信号入力端子に接続コードを差
し込む。
【0053】電源ボタン60を押すと電源が供給され、
電源の入り切りを示すLED表示部61が点灯する。テ
レビおよびビデオの入力切り替えボタン64により、テ
レビ放送を受信するのか、ビデオの再生情報を表示する
のかを選択する。再生された音量の調整は、音量調整ボ
タン65a,bにより行い、テレビチャンネルの変更は
テレビチャンネル送りボタン66により行う。
【0054】図示しないが、明るさや色あい等の映像設
定や、ステレオ受信や高音や低音等の音声調整等は、別
体のリモートコントローラーにより、液晶パネル4に表
示された指示に基づき対話方式により行う。
【0055】前述した取り入れた信号の変換、信号の映
像化、その他の制御に関するものは総て公知の手段で実
現出来る。
【0056】図5は、本発明の第1の実施例の液晶ユニ
ットの可動範囲を示す側面図である。 同図において、
液晶ユニット1の可動について説明する。
【0057】液晶ユニット1に設けられた液晶マスク3
に室内の光源が映り込み、表示画面の鮮明さを阻害する
ことがある。そのために、液晶マスク3の角度を調整す
る必要がある。
【0058】前述したように、液晶ユニット1は、ベー
ス部20にヒンジ部フロントカバー40とヒンジ部バッ
クカバー41とで覆われているヒンジ支点42で支えら
れている。液晶ユニット1は、ヒンジ支点42を中心
に、前傾角度b1を6度、後傾角度b2を30度とした
範囲で前後に無段階で可動する。
【0059】なお、液晶ユニット1の後方に配置された
VGAユニットケース50に接触することが無いよう
に、上記ヒンジ支点42により後傾角度b2が設定され
ている。 しかしながら、鑑賞者が過度の力を掛けた場
合に、液晶ユニット1がVGAユニットケース50に接
触し、上記液晶ユニット1は、それ以上の角度に倒れる
ことが無いので液晶テレビ装置の転倒防止が図られる。
【0060】また、後方に重量の嵩むACコンバータが
内蔵されている液晶ユニット1の前方の先端部と、ベー
ス部20の前方の先端部とが略面一となるようにベース
部トップカバー21の中央よりも前方寄りに配置し、上
記ベース部トップカバー21の後方には、重量の嵩むV
GAユニットケ−スを配置したために、上記液晶ユニッ
ト1を前方あるいは後方に可動させた時にも、安定の良
い配置構成となっている。
【0061】特に、このような配置としたために、後傾
角度b2を大きく設定することができる。
【0062】次に、第2の実施例を添付の図面に従って
説明する。図1〜図5に示す部材,部位と同一ないし均
等なものは、同一符号をもって示し重複した説明は省略
する。 図6は、本発明の第2の実施例を示す前方から
見た斜視図である。
【0063】図6において、液晶パネルフロントカバー
2の右端下方には、内蔵されたバックライトとして使用
される螢光管部12a,bの照度を調整し、液晶パネル
4の表面の調光を行うためのバックライト調光ボタン6
9が配置されている。
【0064】上記バックライト調光ボタン69は、テレ
ビ放送等の映像情報とPC等の文字情報との液晶パネル
4の表面に表示する情報の種類により、液晶パネル4の
表面の照度を調整するものである。
【0065】通常、映像情報を液晶パネル4の表面に表
示させる場合には、照度を高くする必要があるが、暗い
室内で鑑賞する時には照度を低くするようが良い。
【0066】また、PC等の文字情報を液晶パネル4の
表面に表示させる場合には、上記映像情報に比べ照度を
低くするようが良い。
【0067】本発明の第2の実施例では、バックライト
調光ボタン69の操作により、鑑賞者は表示情報の種類
により照度を調整できるので、鑑賞者の目に優しい表示
画面を得ることができる。
【0068】さらに加えて、バックライト調光ボタン6
9の操作により、一人で見る時は視野角は狭くても良い
のでバックライトの照度を低く、逆に、大勢で見る時に
は視野角が広くなくてはならないのでバックライトの照
度を高く調整することができるので、螢光管の寿命を延
ばしたり省電力化を図ることができる。
【0069】さらに、次に、第3の実施例を添付の図面
に従って説明する。図1〜図5に示す部材,部位と同一
ないし均等なものは、同一符号をもって示し重複した説
明は省略する。
【0070】図7は、本発明の第3の実施例を示す前方
から見た斜視図である。また、図8は、図7の後方から
見た斜視図である。
【0071】図7〜図8において、本発明の第3の実施
例の構成について説明する。
【0072】液晶ユニット1の下方には、ベース部20
が設けられており、ベース部20は、ベース部トップカ
バー21とベース部アンダーカバー22とベース部フロ
ントカバー23とから構成されている。
【0073】なお、上記ベース部アンダーカバー22に
は、ボタン基板24とメイン基板25とが取り付けられ
ている。上記ベース部アンダーカバー22の後方の立上
り部には、アンテナ端子24とビデオ入力端子25と映
像出力端子30と音声出力端子31とが取付けられてい
る。
【0074】また、上記ベース部フロントカバー23に
は、電源ボタン60、電源の入り切りを示すLED表示
部61、リモートコントローラの受光部63、テレビお
よびビデオの入力切り替えボタン64、音量調整ボタン
65a,b、テレビチャンネル送りボタン66、イヤホ
ン端子68が取り付けられている。
【0075】さらに、図示しないが、上記液晶ユニット
1とベース部20の間にヒンジ部15を設けている。ヒ
ンジ部15は、液晶ユニット1が前後の方向に可動する
ように取り付けている。
【0076】また、ヒンジ部15は、ヒンジ部フロント
カバー40と板状部材のヒンジ部バックカバー41とに
より覆われている。
【0077】なお、ヒンジ部フロントカバー40とヒン
ジ部バックカバー41とにより覆われた空間には、前述
したヒンジ部15の他にスピーカユニット53が内蔵さ
れており、ヒンジ部フロントカバー40の前方には、放
音のための開口部59が設けられている。
【0078】このことにより、ヒンジ部15は、重量が
嵩み可動する液晶ユニット1を重力方向で支えることに
なり、ヒンジ機構はコンパクトなものとなり、特に高さ
方向において背の低いヒンジ機構で良く、液晶テレビ装
置全体のコンパクト化が図られる。
【0079】また、ベース部20と液晶ユニット1との
間は、最小限の空間となり、液晶パネル4の周囲の視覚
ノイズを低減することができる。
【0080】なお、ヒンジ部フロントカバー40とヒン
ジ部バックカバー41とにより覆われヒンジ部15は、
ベース部トップカバー21の略全面を使用して配置でき
るので、安定感のあるヒンジ部15を提供することがで
きる。
【0081】また、ヒンジ部フロントカバー40の前方
に放音のための開口部59を配置したために、鑑賞者に
良好な再生された音声を提供することができる。
【0082】またさらに次に、第4の実施例を添付の図
面に従って説明する。図1〜図5に示す部材,部位と同
一ないし均等なものは、同一符号をもって示し重複した
説明は省略する。
【0083】図9は、本発明の第4の実施例を示す前方
から見た斜視図である。また、図10は、図9の後方か
ら見た斜視図、図11は、本発明の第4の実施例の断面
図である。
【0084】図9〜図11において、本発明の第4の実
施例の構成について説明する。
【0085】液晶ユニット1は、液晶パネル4と液晶イ
ンタフェースパネル7とシャーシ8aとが、前方から後
方にかけて積層されて配置されている。なお、液晶イン
タフェースパネル7の上方と下方の両端には、バックラ
イトとして螢光管部12a,bが内蔵されており、液晶
パネル4と液晶インタフェースパネル7との下方には、
ボタン基板24とスピーカユニット59とが配置されて
いる。
【0086】上記液晶ユニット1は、前方側に配置され
た液晶パネルフロントカバー2と、上記液晶パネルフロ
ントカバー2の後方側に配置され、前方側は上記液晶パ
ネルフロントカバー2と略面一となる寸法である液晶パ
ネルバックカバー5により覆われている。
【0087】また、液晶ユニット1の後方部には、イン
ターフェース基板9とACコンバータ10と電源中継基
板13とメイン基板25とアンテナ35とVGAユニッ
ト53とが内側に取り付けられた、バックユニット90
が構成されている。
【0088】なお、前述した液晶ユニット1とバックユ
ニット90とは、液晶パネルバックカバー5の後方とバ
ックユニット90の前方との上方部にヒンジ部15を配
置し、上記液晶ユニット1と上記バックユニット90を
連結するとともに、液晶ユニット1が上記ヒンジ部15
を支点として、前方側に30度の範囲で任意に可動する
ように構成されている。
【0089】また、液晶ユニット1の液晶パネルフロン
トカバー2の下方には、電源ボタン60、電源の入り切
りを示すLED表示部61、リモートコントローラの受
光部63、テレビおよびビデオの入力切り替えボタン6
4、音量調整ボタン65a,b、テレビチャンネル送り
ボタン66、イヤホン端子68が取り付けられている。
なお、リモートコントローラの受光部63とテレビお
よびビデオの入力切り替えボタン64との間にはスピー
カユニット59が配置されている。
【0090】このことにより、液晶パネル4を前方から
見た時に、液晶パネルフロントカバー2の投影面積内に
バックユニット90が納まり、コンパクトでかつ液晶パ
ネル4の周囲の視覚ノイズが低減でき、さらに奥行きが
狭く可搬性にも優れている。
【0091】また、次に、第5の実施例を添付の図面に
従って説明する。図1〜図5に示す部材,部位と同一な
いし均等なものは、同一符号をもって示し重複した説明
は省略する。
【0092】図12は、本発明の第5の実施例を示す前
方から見た斜視図である。また、図13は、図12の後
方から見た斜視図、図14は、本発明の第5の実施例の
断面図である。
【0093】図12〜図14において、本発明の第5の
実施例の構成について説明する。
【0094】液晶ユニット1は、液晶パネル4と液晶イ
ンタフェースパネル7とシャーシ8aとが、前方から後
方にかけて積層されて配置されている。なお、液晶イン
タフェースパネル7の上方と下方の両端には、バックラ
イトとして螢光管部12a,bが内蔵されている。
【0095】上記液晶ユニット1は、前方側に配置され
た液晶パネルフロントカバー2と、上記液晶パネルフロ
ントカバー2の後方側に配置され、前方側は上記液晶パ
ネルフロントカバー2と略面一となる寸法である液晶パ
ネルバックカバー5により覆われている。
【0096】また、液晶ユニット1の後方部には、下方
が前方に突出しており、後方が略直立したバックユニッ
ト90が配置されている。
【0097】バックユニット90には、インターフェー
ス基板9とACコンバータ10と電源中継基板13とメ
イン基板25とアンテナ35とVGAニユット53とが
内側に取り付けられ、突出した部分にボタン基板24と
スピーカユニット59とが内蔵されている。
【0098】なお、前述した液晶ユニット1とバックユ
ニット90とは、液晶パネルバックカバー5の後方とバ
ックユニット90の前方との上方部にヒンジ部15を配
置し、上記液晶ユニット1と上記バックユニット90を
連結するとともに、液晶ユニット1が上記ヒンジ部15
を支点として、前方側に30度の範囲で任意に可動する
ように構成されている。
【0099】また、バックユニット90の突出した部分
の上方の傾斜面には、電源ボタン60、電源の入り切り
を示すLED表示部61、リモートコントローラの受光
部63、テレビおよびビデオの入力切り替えボタン6
4、音量調整ボタン65a,b、テレビチャンネル送り
ボタン66、イヤホン端子68が取り付けられている。
なお、バックユニット90の直立した面には、スピーカ
ユニット59が配置されている。
【0100】このことにより、バックユニット90の下
方のが安定しており、重量が嵩む液晶ユニット1を可動
させたときにも、液晶テレビ装置が転倒することがな
い。
【0101】以上、本発明を実施例1〜5において説明
したが、本発明はバックライトとして液晶インタフェー
スパネル7の上方および下方に蛍光管部12a,bを内
蔵し、エッジ方式で液晶パネル4に明かりを提供してい
ると説明したが、上記蛍光管部12a,bの寿命もしく
は故障により、液晶パネル4に十分な明かりを提供する
ことができなくなると、鑑賞者に良好な映像を提供する
ことができなくなる。次に、本発明のバックライトを提
供する蛍光管部12a,bについて説明する。 そこ
で、本発明の蛍光管部12a,bが交換式となった他の
実施例について説明する。図2〜図3に示す部材,部位
と同一ないし均等なものは、同一符号をもって示し重複
した説明は省略する。また、蛍光管部12aと蛍光管部
12bとは、同じ構成であり、さらには、液晶インタフ
ェースパネル7の長手方向の左右の端の上面は、それぞ
れ同じ構成であるので重複した説明は省略する。
【0102】図15は、パック型蛍光管部を示す斜視図
であり、図15(a)は螢光管の構成、図15(b)は
螢光管と液晶インタフェースパネルの構成を示す斜視図
である。また、図16は、カートリッジ型蛍光管部を示
す斜視図、図17は、バックライト方式のパック型蛍光
管部を示す斜視図である。
【0103】図15(a)において、螢光管70a,
b,cは、螢光管ホルダー71aにより勘合されたパッ
ク方式となっている。
【0104】なお、螢光管ホルダー71aは、螢光管7
0a,b,cと接する面に螢光管70a,b,cの差し
込み口72a,b,cと、液晶インタフェースパネル7
に供給されている電源部と接する側に凸状の接続部73
aとが設けられている。
【0105】なお、図示しないが凸状の接続部73aと
対交する他の端にも、螢光管ホルダー71bが配置され
ている。
【0106】図15(b)において、液晶インタフェー
スパネル7には、長手方向の左右の端に螢光管部12
a,bが挿入される開口部b,cが配置され、上記開口
部b,cを除いた部分に反射板80が内蔵されている。
また、開口部bの上方には、前述した螢光管部12aの
凸状の接続部72aが接する凹状の接続部81aが内側
に設けられた螢光管部蓋82aが設けられている。
【0107】また、螢光管部蓋82aの開放される側の
端部には蓋取付け部83aが設けられており、液晶イン
タフェースパネル7の上方の端部には、上記蓋取付け部
83aが勘合されるように突出部84aが設けられてい
る。
【0108】なお、螢光管部12aの取付けは、液晶フ
ロントカバー2から液晶バックカバー5を取り外すと、
前記した螢光管部蓋82aが露出されるので、上記螢光
管部蓋82aを開け、上記螢光管部12aを挿入し、上
記螢光管部蓋80aを閉め、先程、取り外した液晶バッ
クカバー5を液晶フロントカバー2に取り付けることで
行うことができる。
【0109】このことにより、液晶ユニット1に通電を
行うと、液晶インタフェースパネル7の長手方向の左右
に配置された螢光管部12aから照射された明かりを反
射板80により、液晶パネル4の表面に略満遍なく照度
を提供することができる。
【0110】前述のように螢光管部12aを着脱可能に
構成したので、上記螢光管70a,b,cの寿命や故障
を生じ、液晶表示画面に十分な照度を提供することがで
きない時には、専門的な技術を必要とすることなく、上
記螢光管70a,b,cを速やかに交換することがで
き、鑑賞者に常に良好な表示画面を提供することができ
る。
【0111】なお、図15(b)では螢光管部12a,
bを液晶インタフェースパネル7の長手方向の左右の端
に配置して説明したが、図示しないが、上記螢光管部1
2a,bを上記液晶インタフェースパネル7の上面およ
び下面に配置しても、図15(a),(b)で説明した
ものと同一の効果を提供することができる。
【0112】次に、螢光管部12a,bが交換式とされ
た他の実施例について説明する。図15(a),(b)
に示す部材,部位と同一ないし均等なものは、同一符号
をもって示し重複した説明は省略する。また、蛍光管部
12aと蛍光管部12bとは、同じ構成となっており、
さらには、液晶インタフェースパネル7の上面および下
面は、それぞれ同じ構成となっているので重複した説明
は省略する。
【0113】図16(a)において、螢光管部12a
は、螢光管70a,b,cを収納する収納部dと、液晶
インタフェースパネル7に供給されている電源部と接す
る凸状の接続部73aと、液晶インタフェースパネル7
と勘合されるカートリッジ固定部83aとを有するカー
トリッジ74aと、上記螢光管70a,b,cとカート
リッジ74aとを電気的に結合させる螢光管ホルダー7
1aとにより構成されている。
【0114】なお、前述した螢光管ホルダー71aは、
図示しないが螢光管70a,b,cの差し込み口72
a,b,cを上記螢光管70a,b,cに接する側に有
し、さらに外側に接続部73aと電気的に接続される接
点75aとを有しており、上記螢光管70a,b,cと
接続された状態で収納部dに収納される。
【0115】なお、図示しないが凸状の接続部73aと
対交する他の端にも、凸状の接続部73bと螢光管ホル
ダー71bとカートリッジ固定部83bとが配置されて
いる。 図16(b)において、液晶インタフェースパ
ネル7は、反射板80が内蔵されており、上記液晶イン
タフェースパネル7の上面には、カートリッジ74aが
挿入される開口部eが配置され、上記液晶インタフェー
スパネル7の下面には、カートリッジ74bが挿入され
る開口部fが配置されている。
【0116】また、液晶インタフェースパネル7の長手
方向の左右の端には、凸状の接続部73a,bと電気的
に接続される凹状の接続部85a,bが配置されてお
り、液晶インタフェースパネル7の長手方向の左右の端
には、カートリッジ固定部83a,bが勘合されるよう
に突出部85a,bが設けられている。
【0117】なお、カートリッジ74a,bの取付け
は、液晶フロントカバー2から液晶バックカバー5を取
り外すと、前記したカートリッジ74a,bが露出され
るので、カートリッジ固定部83a,bを勘合されてい
る突出部85a,bから外すことで行うことができる。
【0118】このことにより、蛍光管70a,b,cが
速やかな交換が可能であり、鑑賞者に常に良好な表示画
面を提供することができることに加え、液晶パネル4と
略同一面積の反射板80を配置できる。
【0119】なお、図16(b)ではカートリッジ74
a,bを液晶インタフェースパネル7の上面と下面に配
置して説明したが、図示しないが、上記カートリッジ7
4a,bを上記液晶インタフェースパネル7の側面に配
置しても、図16で説明したものと同一の効果を提供す
ることができる。
【0120】また、次に、螢光管部12a,bが交換式
とされたさらに他の実施例について説明する。図15
(a),(b)に示す部材,部位と同一ないし均等なも
のは、同一符号をもって示し重複した説明は省略する。
【0121】図17(a)において、バックライトとし
て使用される螢光管部12は、螢光管70a,b,c,
d,e,fと、先端部に液晶インタフェースパネル7に
供給されている電源部と接する凸状の接続部73aを有
する螢光管ホルダー71aと、上記螢光管ホルダー71
aを覆うユニットカバー75aとにより構成されてい
る。 図17(b)において、液晶パネルバックカバー
5は、後方側に開放部が設けられており、上記開放部の
上方に反射板掛け具86と、上記開放部の下方に反射板
ヒンジ部88がそれぞれ配置されている。
【0122】また、シャーシ8は、上方と下方に内側に
凸状の凹み部が設けられ、液晶パネルバックカバー5の
後方側の開放部に嵌まり込むような形状としている。
【0123】なお、シャーシ8の液晶パネルバックカバ
ー5側に、反射板80が内接されており上記反射板80
の両外側には蛍光管部止め具87a,bが配置されてい
る。
【0124】蛍光管部12は、蛍光管部止め具87a,
bの内側に挟み込まれ、液晶パネル4の後方からバック
ライト方式で、明かりを提供することになる。
【0125】シャーシ8は、反射板ヒンジ部88により
可動可能に取り付けられおり、蛍光管12の交換は、シ
ャーシ8を反射板掛け具86から開放し反射板ヒンジ部
88を支点にして、後方側に開くことで可能となる。
【0126】このことにより、蛍光管70a,b,cが
速やかな交換が可能であり、鑑賞者に常に良好な表示画
面を提供することができる。
【0127】以上、実施例1〜5において、液晶ユニッ
ト1に構成されたバックライトを提供するものを蛍光管
部12a,bとして説明したが、本発明はこれに限定す
るものではなく、液晶パネル4の表面に70カンデラ〜
210カンデラの照度を与えることができればよく、蛍
光管に変えてELフィルムを使用しても良い。
【0128】また、液晶テレビ装置として、映像信号や
音声信号を外部機器から入力し、表示画面やスピーカユ
ニットにより映像や音声を再現するとして説明したが、
本発明はこれに限定するものではなく、ベーズ部やバッ
クユニット内に映像再生機、例えば、VTRやVDP等
の機能を備えても良い。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液晶ユニットとヒンジ部とベース部を縦積みの配置と
し、ヒンジ部は液晶ユニットを重力方向で支え、さら
に、VGAユニットケースをベース部の上面に直立して
構成したために、液晶テレビ装置は、縦方向や奥行き方
向にもコンパクト化が図られ、手軽に持ち運びが可能
で、置場所を限定することがない。
【0130】また、液晶ユニットの前方からの投影面積
内に全ての部材を配置したために、表示画面の周囲には
視覚的なノイズが低減することが可能であり、鑑賞者に
良好な映像を提供することが出来る。
【0131】また、液晶パネルにバックライトとして明
かりを提供している蛍光管を着脱式に構成したために蛍
光管の交換が容易であり、常に、液晶パネルに良好な照
度を提供することができる。
【0132】さらに、蛍光管部の調光を調整する手段を
設けたので、表示される情報や使用する場所の環境に適
合した明かりを提供することが可能であり、鑑賞者は、
必要最小の照度で表示画面を見ることになり、鑑賞者の
目に優しい液晶ユニットを実現することができる。
【0133】なお、必要最小の照度で鑑賞することがで
きるので、蛍光管の長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す前方から見た斜視
図である。
【図2】本発明の第1の実施例の分解図である。
【図3】本発明の第1の実施例の断面図である。
【図4】図1の後方側から見た斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施例の液晶ユニット部の可動
範囲を示す側面図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示す前方から見た斜視
図である。
【図7】本発明の第3の実施例を示す前方から見た斜視
図である。
【図8】図7後方から見た斜視図である。
【図9】本発明の第4の実施例を示す前方から見た斜視
図である。
【図10】図9の後方から見た斜視図である。
【図11】本発明の第4の実施例の断面図である。
【図12】本発明の第5の実施例を示す前方から見た斜
視図である。
【図13】図12の後方から見た斜視図である。
【図14】本発明の第5の実施例の断面図である。
【図15】パック型蛍光管部を示す斜視図である。
【図16】カートリッジ型蛍光管部を示す斜視図であ
る。
【図17】バックライト方式のパック型蛍光管部を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 液晶ユニット 2 液晶パネルフロントカバー 4 液晶パネル 5 液晶パネルバックカバー 7 液晶インタフェースパネル 8 シャーシ 12 蛍光管部 15 ヒンジ部 20 ベース部 21 ベース部トップカバー 22 ベース部アンダーカバー 40 ヒンジ部フロントカバー 50 VGAユニットケース 53 スピーカユニット 69 バックライト調光ボタン 70 蛍光管 71 蛍光管ホルダー 74 カートリッジ 80 反射板 90 バックユニット。
フロントページの続き (72)発明者 青木 正英 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックライトを備えた液晶ユニットを有す
    る液晶テレビ装置において、液晶ユニットと、上記液晶
    ユニットを可動可能に支えるヒンジ部と、上記ヒンジ部
    を支え、少なくとも、テレビチューナと、操作基板と、
    メイン基板とを有するベース部とをそれぞれ独立させて
    構成し、上記液晶ユニットと上記ヒンジ部と上記ベース
    部とを上下の方向に配置した液晶テレビ装置。
  2. 【請求項2】バックライトを備えた液晶ユニットを有す
    る液晶テレビ装置において、液晶ユニットと、上記液晶
    ユニットを可動可能に支えるヒンジ部と、上記ヒンジ部
    を支え、少なくとも、テレビチューナと、操作基板と、
    メイン基板とを有するベース部と、VGAユニットとを
    それぞれ独立させて構成し、液晶ユニットの前面からの
    投影面積内に上記VGAユニットを配置した液晶テレビ
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1および2において、ベース部はベ
    ース部トップカバーと、ベース部アンダーカバーと、ベ
    ース部フロントカバーとから構成され、ヒンジ部をベー
    ス部トップカバーの前方で、上記ヒンジ部に取り付けら
    れた液晶ユニットの前面と、ベース部トップカバーとの
    前面が面一となる位置に配置した液晶テレビ装置。
  4. 【請求項4】請求項1および2において、液晶ユニット
    は後方に液晶パネルバックパネルを備え、上記液晶パネ
    ルバックカバーの内側にACコンバータを配置した液晶
    テレビ装置。
  5. 【請求項5】請求項2において、VGAユニットを奥行
    き方向の寸法より、高さ方向の寸法が大きく構成した液
    晶テレビ装置。
  6. 【請求項6】請求項1および2において、ヒンジ部はヒ
    ンジ部フロントカバーとヒンジ部バックカバーとか構成
    され、上記ヒンジ部フロントカバーの表面は、左右方向
    に向かって凹凸の形状とした液晶テレビ装置。
  7. 【請求項7】バックライトを備えた液晶ユニットを有す
    る液晶テレビ装置において、上記液晶ユニットに内蔵さ
    れたバックライトの光源を着脱可能に配置した液晶テレ
    ビ装置。
  8. 【請求項8】バックライトを備えた液晶ユニットを有す
    る液晶テレビ装置において、上記液晶ユニットに内蔵さ
    れたバックライトの光源の照度を調整する、操作手段を
    配置した液晶テレビ装置。
JP32858195A 1995-12-18 1995-12-18 液晶テレビ装置 Pending JPH09168127A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005514879A (ja) * 2001-12-31 2005-05-19 利男 早川 ポータブル・コンピュータ、テレビジョン、及び携帯電話を組み込んだマルチメディア・システム
US8493321B2 (en) 2006-12-27 2013-07-23 Sony Corporation Image display device having a thin display panel

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005514879A (ja) * 2001-12-31 2005-05-19 利男 早川 ポータブル・コンピュータ、テレビジョン、及び携帯電話を組み込んだマルチメディア・システム
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