JP2002182784A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

Info

Publication number
JP2002182784A
JP2002182784A JP2000380093A JP2000380093A JP2002182784A JP 2002182784 A JP2002182784 A JP 2002182784A JP 2000380093 A JP2000380093 A JP 2000380093A JP 2000380093 A JP2000380093 A JP 2000380093A JP 2002182784 A JP2002182784 A JP 2002182784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
speaker
keyboard
case
electronic device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000380093A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomomi Murayama
友巳 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000380093A priority Critical patent/JP2002182784A/ja
Publication of JP2002182784A publication Critical patent/JP2002182784A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、スピーカーや操作スイッチ等の機
能部品を容易に交換する事ができ、さらには表示部を閉
じた状態でも正常に音が出力される電子機器を提供する
事を目的とする。 【解決手段】 コンピュータ本体2のサポート部30に
一対のスピーカー70、71を配置する。サポート部3
0はトップカバー31とケース3、4とが協同して形成
する。スピーカー70、71はトップカバー31の内面
に保持されている。更にトップカバー31の内面にはD
VD−ROM駆動装置の操作をさせるスイッチ群34
a,b,c,dが取り付けられており、サポート部30
内に位置するサブ回路基板15に実装されているスイッ
チ群34e,f,g,hを操作できるようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】本発明は、ポータブルコンピュータのよう
な電子機器に係り、特にその筐体にスピーカーや機能部
品の取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文字やグラフィックス中心であっ
たポータブルコンピュータの分野においても、動画や音
声等も統合して利用する、いわゆるマルチメディアの機
運が高まりつつある。このマルチメディアで取り扱う画
像や音声は、文字情報に比べてデータ量が膨大なものと
なるため、大容量の光ディスクを用いてデータを記録す
る必要がある。そのため、最近、DVD−ROMといっ
た光ディスクメディアに記録されたデータを読み出すD
VD−ROM駆動装置を搭載したポータブルコンピュー
タが主流となっている。さらにこのDVD−ROM駆動
装置ではCD−ROM等の他の光ディスクを再生可能な
ものが登場しており、DVD−ROM駆動装置によりC
D−ROMから音楽を聴いたり、DVD−ROMに保存
された映画を見たりすることも可能となっている。
【0003】このようなコンピュータにおいては、コン
ピュータ本体は内部にDVD−ROM駆動装置が内蔵さ
れて、本体上面にキーボードが配置されている。コンピ
ュータ本体にはキーボードの後方にて表示部が回動可能
に設けられる。キーボード前方にはユーザーがキーボー
ドからデータ入力する際掌を奥ためのパームレストが設
けられている。
【0004】DVD−ROM駆動装置を搭載したコンピ
ュータにおいては、映画音声、音楽を聴いたりするため
に、高性能のステレオスピーカーが搭載されている。こ
れらスピーカーは、キーボード前方のパームレスト部分
に上方を向けて配置したり、コンピュータの前壁におい
てユーザーの方向に向けて配置されていたり、あるいは
例えば、特開平10−78831号のようにコンピュー
タの上カバーから上方に突出したヒンジ部に配置されて
いるものがある。
【0005】しかしながら、スピーカーをパームレスト
に配置しているようなコンピュータにおいては、例えば
CD−ROMから音楽を聴きながら、キーボードからデ
ータ入力作業を行なうといった場合は、ユーザーはパー
ムレスト部分に掌をおいてキー入力をするため、ユーザ
ーの掌はスピーカーを上から塞ぐ格好になってしまうた
め、スピーカーから出力される音が正常に出力されない
という問題がある。また、このような構成の場合、表示
部を閉じた状態CD−ROMから音楽を聴いたり、DV
D−ROMから映画を見たりする場合には、パームレス
トに設けられたスピーカーは表示部に覆われてしまい、
正常な音質とは程遠くなるという欠点がある。
【0006】更に、スピーカーがコンピュータ本体の前
壁に配置されているようなコンピュータにおいては、比
較的キーボードの後方に支持されている表示部から距離
が離れることになり、映画等の映像と音声、音楽が同時
に出力され得るようなデータソースを起動した場合、映
像と音とが離れたところから出力されるためユーザーに
とって迫力にかけたり、臨場感に欠けるという問題があ
る。
【0007】また、従来技術として特開平10−788
31号「携帯用コンピュータのスピーカーカバー構造」
がある。この公開公報に記載のスピーカー配置構造はコ
ンピュータ内部の回路基板上にスピーカーを固定するた
め、例えば、スピーカーを交換したりする場合は上カバ
ーを完全に外して回路基板からスピーカーを取り替える
といった煩雑な作業が必要になってくる、という問題が
ある。
【0008】また、最近のコンピュータにおいては、メ
ディアに記録されたデータ(音楽、映画等)を再生、停
止、早送り、頭出させるための操作スイッチ群がキーボ
ードスイッチとは別に独立して設けられているものもあ
る。これら操作スイッチ群は再生、停止等の操作を頻繁
に繰り返すことで操作性が悪くなったり、スイッチの接
点が劣化したりするため、比較的交換頻度の高い部品と
なる。またこのような操作スイッチ群は、一般的にキー
ボードの前方のパームレスト部分に配置されていたり、
キーボードの後方に配置されていたりする。更に、この
ような操作スイッチはポータブルコンピュータの上カバ
ー内側より固定されている。
【0009】しかしながら、これら操作スイッチ群を交
換する際は、コンピュータの上カバーを完全に外して交
換する必要があり、煩雑な作業を必要とし、交換や保守
点検作業に多大な手間と労力を要するといった問題があ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
点に鑑みてなされたもので、スピーカーを表示部になる
べく近くに配置し、かつスピーカーや操作スイッチ等の
機能部品を容易に交換することができ、さらには表示部
を閉じた状態でも正常な音質となるスピーカーを搭載す
る電子機器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】目的を達成するために、
請求項1に係る本発明の電子機器は、ケースと、表示部
と、ケースの上面より突出し、ケースと協同して表示部
回動可能に支持するとともに、表示部の開閉位置に関わ
らず常に露出されるカバーと、カバーに設けられるスピ
ーカ孔と、スピーカ孔と対向するようにカバーに保持さ
れるスピーカーと、を具備することを特徴とする。
【0012】また、請求項4に係る本発明の電子機器
は、キーボード搭載部を有する本体と、キーボード搭載
部に搭載されるキーボードと、キーボード搭載部の後方
において、本体より突出する突出部と、突出部に回動可
能に支持される表示部と、突出部の内面に固定されるス
ピーカーと、を具備することを特徴とする。
【0013】さらに、請求項10に係る本発明の電子機
器は、上面にキーボード搭載部を有するとともに、デー
タ再生装置を内蔵するケースと、キーボード搭載部に搭
載されるキーボードと、キーボード搭載部の後方におい
て上方に突出し、ケースと協同してサポート部を形成す
るとともに、両端部にスピーカー孔を有するカバーと、
サポート部に回動可能に支持される表示部と、スピーカ
ー孔と対向するようにカバーに保持されるスピーカー
と、外部より操作可能にカバーに保持されるとともに、
データ再生装置を操作するスイッチと、を具備し、スピ
ーカー孔とスイッチとは表示部の位置に関わらず常に露
出されていることを特徴とする。
【0014】このような構成にする事で、スピーカーは
表示部になるべく近くなるように配置され、ユーザーに
とって表示データ(画像データ)と一体感のある迫力、
臨場感のある映画等を見る事ができる。またカバーにス
ピーカー、スイッチと言った機能部品を固定する事でユ
ニット化する事が可能となり、容易に保守、交換する事
ができ、さらには組立性も向上する。更に、表示部を閉
じた状態でも正常な音質でデータを再生する事が可能で
あり、表示部を閉じた状態で光ディスク等のデータを再
生する事が可能となり、操作性が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る実施の形態を、
ポータブルコンピュータに適用した図面に基づいて説明
する。
【0016】図1はポータブルコンピュータのディスプ
レイユニットを閉じた状態を示す斜視図である。図2は
ポータブルコンピュータのディスプレイユニットを開い
た状態を示す斜視図である。コンピュータ1は、卓上に
載置されるコンピュータ本体2と、このコンピュータ本
体2に支持された表示部となるディスプレイユニット2
0とを備えている。コンピュータ本体2は、上方に向け
て開放された下ケース4と、この下ケース4の取り外し
可能に連結された上ケース3とで構成されている。上カ
バー3及び下カバー4は合成樹脂あるいは、マグネシウ
ム、チタン等の金属により形成されている。
【0017】コンピュータ本体2の側面にはDVD−R
OM駆動装置5が配置されている。DVD−ROM駆動
装置5では、DVD−ROMは勿論、CD−ROMも駆
動可能である。従って、音楽は勿論、映画、ゲーム等の
映像、音声を伴うデータも起動する事が可能である。更
にコンピュータ本体2には音声出力、映像出力等のオー
ディオ端子群6が設けられている。コンピュータ本体2
の上面にはキーボード搭載部12が設けられており、キ
ーボード搭載部12にはキーボード7が搭載される。上
ケース3のキーボード搭載部12の前方にはユーザーが
キーボード7からデータ入力する際に掌を置くためのパ
ームレスト8が形成されている。パームレスト8の略中
央にはポインティングデバイス9が設けられる。ポイン
ティングデバイス9に近接してコマンドの実行及び取り
消しを行なうクリックスイッチ10が配置されている。
【0018】キーボード7の後方にはディスプレイを回
動可能にサポートするサポート部30が設けられる。サ
ポート部30はコンピュータ本体2の後方から上方に突
出するように形成される。またサポート部30は半筒状
に形成されるトップカバー31と上ケース3とにより協
同して形成されている(図8,9参照)。トップカバー
31の前方にはキーボード7の方向に延出するカバー部
32が形成されている。カバー部32にはコンピュータ
1の電源をオンオフする電源操作部11が配置される。
【0019】ディスプレイユニット20の内部にはLC
Dユニットが内蔵され、前方に向けて露出されている。
ディスプレイユニット20は上ケース20aと下ケース
20bとを有している。LCDユニットは上ケース20
aと下ケース20bとに挟み込まれるように支持されて
いる。ディスプレイユニット20は下端辺の両端に一対
の脚部22、23を有している。脚部22、23はコン
ピュータ本体2のサポート部30の両端にそれぞれ後述
するヒンジ装置を介して接続される。この構成によりデ
ィスプレイユニット20はキーボード7を塞ぐ閉位置と
キーボード7を露出する開位置との間で回動可能にコン
ピュータ本体2に接続される。
【0020】サポート部30の両端部にはスピーカー孔
37a,bが複数開口されている。サポート部30の略
中央部にはコンピュータ1の動作状態を示すサブディス
プレイ33aが配置されている。サブディスプレイ33
aにはコンピュータ1のシステムの状態、例えばシステ
ムのスリープ状態、バッテリー駆動状態やあるいはシス
テム時計、ボリューム状態、TV表示時のチャンネル番
号、CD−ROM、DVD−ROM等の再生、停止、早
送り、頭出等の複数の表示モードで表示する事が可能で
ある。また、赤外線受光部33bがサブディスプレイ3
3aに隣接して設けられている。赤外線受光部33bは
図示しない例えばワイヤレスリモコン等からの赤外線に
よる指示を受光し、コンピュータ1に動作指示を行な
う。図示しないワイヤレスリモコンからは、CD−RO
M赤外線受光部33bに隣接してスイッチ35、36が
設けられる。スイッチ35は、サブディスプレイ33a
の表示モードの切り替えスイッチであり、スイッチ36
はボリューム調節を行なう。更にサブディスプレイ33
aに隣接して複数のスイッチ群34a,b,c,dが配
置される。スイッチ群34a,b,c,dはCD−RO
MやDVD−ROMの再生、停止、早送り、頭出を指示
するスイッチである。
【0021】図3はキーボード7及びトップカバー31
を示す分解斜視図である。図4はトップカバー31の平
面図である。キーボード搭載部12はキーボード7と略
同じ寸法に形成されている。またキーボード搭載部12
にはキーボード7を搭載した際、キーボード7をサポー
トするキーボードサポート部13が形成されている。キ
ーボードサポート部13はキーボード搭載部12を部分
的に閉じるだけであり。キーボード搭載部12の大部分
はコンピュータ本体2の内部が露出するように開口され
ている。キーボードサポート部13は上ケース3と一体
形成されている。
【0022】コンピュータ本体2には回路基板14が内
蔵される。また、サポート部30の内部にはサブ回路基
板15が内蔵される。サブ回路基板と回路基板14とは
フレキシブルケーブル16により電気的に接続される。
【0023】サブ回路基板15にはスイッチ群34a,
b,c,dの操作に連動してスイッチングするスイッチ
群34e,f,g,hが実装される。またサブ回路基板
15にはサブディスプレイ33aに対向してLCD17
が実装される。LCD17はLCDサポート15a、1
5bによりサポートされる。LCDサポート15a,b
は上カバー3と一体形成されており、LCD17を両端
でサポートするように上方に突出している。LCD17
はサブ回路基板15とフレキシブルケーブル17aを介
して電気的に接続される。LCDサポート部15bに隣
接して赤外線受光素子18が実装される。赤外線受光素
子18はトップカバー31の赤外線受光部33bに対向
して実装される。トップカバー31のサブディスプレイ
33a及び赤外線受光部33bにはLCD17及び赤外
線受光素子18を保護するためのガラスレンズが設けら
れている。更に、サブ回路基板15にはスイッチ35、
36が実装される。スイッチ35、36はトップカバー
31の開口35a,36bにそれぞれ対向して実装され
ており、トップカバー31を上カバー3に取り付けた
際、スイッチ35、36は開口35a、36bよりユー
ザーにより操作可能に突出される。サブ回路基板15に
はコンピュータ本体2の電源をオンオフする電源スイッ
チ11aが実装される。電源スイッチ11aはトップカ
バー31に設けられる電源操作部11の操作に連動して
電源のオンオフ操作を行なう。
【0024】サポート部30にはヒンジ装置38及び3
9がそれぞれ設けられる。ヒンジ装置38、39はそれ
ぞれディスプレイユニット20の脚部22、23とコン
ピュータ本体2とに亘って配置され、ディスプレイユニ
ットを開位置と閉位置との間で回動するように支持して
いる。
【0025】トップカバー31のカバー部32は前端部
にネジ孔32a,bを有しており、トップカバー31を
上ケース3上に取り付けた際、図示しないネジによりサ
ブ回路基板15のネジ孔19a,bを介して上ケース3
のボス部(図示しない)に固定される。キーボード7は
後端部にはネジ止め部7a,bが形成されている。キー
ボード7はキーボード搭載部12に搭載されると、キー
ボード7の後端部はトップカバー31のカバー部32の
前端部に上から重なるように配置され、図示しないネジ
によりネジ止め部7a,bを介してキーボード搭載部1
2のネジ孔12a,bに固定される。
【0026】トップカバー31とキーボード7とがコン
ピュータ本体2に実装された後は、カバー部32の前端
部とキーボード7の後端部との重なり部分を覆い隠すた
めの化粧カバー80によりカバーされる。化粧カバー8
0は図示しないラッチにより容易に着脱可能に取り付け
られる。
【0027】図5はトップカバー31の裏面を示した平
面図である。図6はトップカバー31の裏面から各部品
を取り外した状態を示す分解斜視図である。図7は図6
の断面X−Xの断面図である。図8は、トップカバーと
コンピュータ本体との関係を示す断面図である。
【0028】トップカバー31のカバー部32には電源
操作部11を露出するための開口11aが形成される。
電源操作部11は円状に形成され、裏面に電源スイッチ
11aを押圧する突起を有する本体11cと本体11c
に一体成形されるバネ部11dとで構成される。また、
トップカバー31の裏面にはスイッチ群34a,b,
c,dを突出するための開口34j、k、l、mがそれ
ぞれ開口される。スイッチ群34a,b,c,dは、バ
ネ部14iによりバネ性を有するように一体成形され
る。
【0029】トップカバー31の裏面にはスピーカー7
0、71が着脱可能に保持される。トップカバー31の
裏面には円柱上に突出壁で形成される保持部40、41
がトップカバー31の両端部に形成される。保持部4
0、41には一体的に引っ掛け部42a,43aが形成
される。更に保持部40、41を挟んで引っ掛け部42
a,43aとは反対側にボス42c、43cが形成さ
れ、更にボス42c、43cに一体的に位置決めピン4
2b、43bが形成される。
【0030】保持部40,41にはスピーカー70及び
71が保持される。スピーカー70,71にはゴム製の
保護カバー60,61が取り付けられる。保護カバー6
0,61はスピーカー70,71の裏面から側面に亘っ
て覆い被されるように取り付けられる(図7参照)。ス
ピーカー70,71の側面の突起に引っかかるように保
護カバー60,61の内壁が密着するように取り付けら
れる。保護カバー60、61の中央部分には位置決め用
の突起60a,61aが設けられている。保護カバー6
0,61とスピーカー70,71とは押さえバネ50,
51によりトップカバー31に取り付けられる。押さえ
バネ50,51は中央部分には位置決め穴50dが設け
られており、保護カバー60,61に取り付けられる
際、突起60a,61aが挿入される事になる。押さえ
バネ50,51の一端部には引っ掛け穴50a,51a
が形成される。更に、押さえバネ50,51の他端部に
は位置決め穴50b,51bが形成され、位置決め穴5
0b、51bに隣接してネジ穴50c,51cが形成さ
れる。
【0031】次にスピーカー70,71の取り付け方に
ついて説明する。まず、上述したようにスピーカー7
0,71に保護カバー60,61を取り付ける。次に保
護カバーを取り付けられたスピーカーを保持部40,4
1の円柱壁へ搭載する。 図7に示すように、スピーカ
ー70を保持部40に取り付ける際は、スピーカー70
が保持部40の円柱壁内に収まるように搭載し、更に保
護カバー60の側部も保持部40の円柱壁内に収まるよ
うに搭載される。保護カバー60の一部は保持部40の
円柱壁上部に密着されるように取り付けられる。次に押
さえバネ50の引っ掛け穴50aをトップカバー31の
引っ掛け部42aに係合する。押さえバネ50の他端部
側を位置決めピン42b方向へ押し下げ、保護カバー6
0の突起60aが押さえバネ50の位置決め穴50dに
挿入されるようにする。次に他端部の位置決め穴50b
をトップカバー31の位置決めピン42bに位置決めす
る。この状態でネジ穴50cはボス42cに対向するの
で、ネジ52aにより押さえバネ50はトップカバー3
1に固定される。押さえバネ50はバネ性を持っている
ためトップカバー31に固定された状態では保護カバー
60をトップカバー31方向へ付勢するように働く。こ
の付勢力により保護カバー60は保持部40の円柱壁に
強く密着されるためスピーカー70から出力される音は
スピーカー70の裏面や側方に漏れる事無くトップカバ
ーに形成されているスピーカ孔37bを介してユーザー
方向へ出力される。スピーカー71及び保護カバー6
1、押さえバネ51の取り付けも同様に行なう。
【0032】スピーカー70,71からはそれぞれケー
ブル72,73が接続されており、それぞれのケーブル
72,73の先端は共通のコネクタ74に接続される。
トップカー31のカバー部32の裏面にはケーブル7
2,73を保持するための複数の保持片42が一体形成
されている。スピーカー70,71をトップカバー31
に取り付けた後、ケーブル72,73は保持片42に保
持されケーブル72,73の先端のコネクタ74はカバ
ー部32よりキーボード方向へ延出される。コネクタ4
2は回路基板14の図示しないコネクタに接続され、回
路基板14とスピーカー70,71とは電気的に接続さ
れる。このような構成にする事でトップカバー31とス
ピーカー70、71等はユニット化され、組立性を向上
させる事が可能になる。
【0033】図8に示すように、下ケース4は後端が上
方に連続して形成され後壁4aを有している。上ケース
3は後端部より下方に伸びるリブ3aを有している。リ
ブ3aは下ケース4の後壁4aに係合される。上ケース
3は更に後方に延び最終的に上方に突出するリブ3bを
有している。上ケース3と下ケース4との後端部におい
て、着脱可能にバッテリー101を収容できる収容部1
00を形成している。トップカバー31のリブ31aは
上ケース3のリブ3bと着脱可能に係合される。
【0034】なお、スピーカー70、71は略水平にト
ップカバー31に取り付けられているが、スピーカー7
0、71を若干ユーザー側に傾ける構成にしても良い。
このような構成にするためには、保持部40,41の円
柱壁の前部の高さを後部の高さよりも高く形成する事で
達成できる。このような構成にすれば、スピーカーから
出力される音は更にユーザー方向への指向性が向上し、
ユーザーにとって音の聴取感が向上する。
【0035】図9は、図1の断面Y−Yを示す断面図で
ある。下ケース4は収容部101に隣接して上方に突出
するボス4b、4cを有している。上ケースはボス4
b、4cに対向するようにボス3c,3dを有してい
る。更に上ケース3に取り付けられるトップカバー31
はボス3c,3dに対向するボス31c,31dを有し
ている。ボス4b、3c、31cには上ケース3を下ケ
ース4とトップカバー31とで挟持するようにネジ11
0にて固定される。同様にボス4c,3d,31dもネ
ジ111にて固定される。
【0036】サポート部30の両端にはディスプレイユ
ニット20の脚部22、23が対向して配置され、サポ
ート部30と脚部22、及びサポート部30と脚部23
に亘って、それぞれヒンジ装置38、39が取り付けら
れる。脚部22の上ケース20aと下ケース20bとの
接合部はキャップ20dにより結合される。キャップ2
0はネジ121によりヒンジ装置38に固定される。同
様に脚部23の上ケース20a、下ケース20bはキャ
ップ20cにより結合され、ネジ120がキャップ20
cをヒンジ装置39に固定される。
【0037】上記のような構成によると、トップカバー
31とスピーカー70、71とはユニット化されるた
め、コンピュータ本体の組立作業、ディスプレイユニッ
トの取り付け作業が良好となる。また、スピーカー部を
ディスプレイユニットに近づける事ができ、映像と音声
との一体感が生まれ、ユーザーは迫力ある映像/音声出
を聴き取る事ができる。更に、サポート部30にスピー
カ70、71、スイッチ群34a,b、c,dが配置さ
れるため、ディスプレイユニット20が閉位置にあると
きでもサポート部30は露出されている状態となり、ス
ピーカ70、71から出力される音質を妨げる事は無
い。また、ディスプレイユニット20が開位置、閉位置
の何れにあっても操作スイッチを操作する事が可能であ
る。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した構成によれば、スピーカー
が表示部になるべく近くに配置される事で、ユーザーに
とって表示データ(画像データ)と一体感のある迫力あ
る音を出す事ができる。またカバーにスピーカー、スイ
ッチと言った機能部品を固定する事でユニット化する事
が可能となり、容易に保守、交換する事ができ、さらに
は組立性も向上する。更に、サポート部が表示部の開閉
に関係無く露出されているため、表示部を閉じた状態で
も正常な音質でデータを再生する事が可能であり、表示
部を閉じた状態で光ディスク等のデータを再生する事が
可能となり、操作性が向上すると言う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポータブルコンピュータのディスプレイユニッ
トを閉じた状態を示す斜視図。
【図2】ポータブルコンピュータのディスプレイユニッ
トを開いた状態を示す斜視図。
【図3】キーボード及びトップカバーを示す分解斜視
図。
【図4】トップカバーの平面図。
【図5】トップカバーの裏面を示した平面図。
【図6】トップカバーの裏面から各部品を取り外した状
態を示す分解斜視図。
【図7】図6の断面X−Xを示す断面図。
【図8】トップカバーとコンピュータ本体との関係を示
す断面図。
【図9】図1の断面Y−Yを示す断面図。
【符号の説明】
1…ポータブルコンピュータ、 2…コンピュータ
本体 3…上ケース、 4…下ケース 5…DVD−ROM駆動装置、 7…キーボード 11…電源操作部、 12…キーボード搭
載部 14…回路基板、 15…サブ回路基板 17…LCD、 18…赤外線受光素
子 20…ディスプレイユニット、 22、23…脚部 30…サポート部、 31…トップカバー 32…カバー部、 33a…サブディス
プレイ 33b…赤外線受光部、 35、36…スイッ
チ 37a,b…スピーカ孔、 38、39…ヒンジ
装置 40、41…保持部、 42…保持片 50、51…押さえバネ、 60、61…保護カ
バー 70、71…スピーカー、 100…収容部 101…バッテリー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、 表示部と、 上記ケースの上面より突出し、上記ケースと協同して上
    記表示部回動可能に支持するとともに、上記表示部の開
    閉位置に関わらず常に露出されるカバーと、 上記カバーに設けられるスピーカ孔と、 上記スピーカ孔と対向するように上記カバーに保持され
    るスピーカーと、 を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 上記スピーカーおよび上記スピーカー孔
    は上記カバーの両端部にそれぞれ一対設けられることを
    特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 上記カバーには複数の機能部品が保持さ
    れることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 キーボード搭載部を有する本体と、 上記キーボード搭載部に搭載されるキーボードと、 上記キーボード搭載部の後方において、上記本体より突
    出する突出部と、 上記突出部に回動可能に支持される表示部と、 上記突出部の内面に固定されるスピーカーと、 を具備することを特徴とする電子機器。
  5. 【請求項5】 上記スピーカー上記突出部の両端部に一
    対固定されることを特徴とする請求項4記載の電子機
    器。
  6. 【請求項6】 上記突出部には複数の機能部品が設けら
    れることを特徴とする請求項4記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 上記本体はケースを有し、上記突出部は
    上記ケースに係合されるカバーにより形成されることを
    特徴とする請求項4記載の電子機器。
  8. 【請求項8】 上記スピーカーは上記カバーの内面に固
    定されることを特徴とする請求項7記載の電子機器。
  9. 【請求項9】 上記カバーと上記ケースとの間には、ス
    イッチが実装された回路基板が配置され、上記カバーに
    は上記スイッチを操作するための操作部が固定されるこ
    とを特徴とする請求項8記載の電子機器。
  10. 【請求項10】 上面にキーボード搭載部を有するとと
    もに、データ再生装置を内蔵するケースと、 上記キーボード搭載部に搭載されるキーボードと、 上記キーボード搭載部の後方において上方に突出し、上
    記ケースと協同してサポート部を形成するとともに、両
    端部にスピーカー孔を有するカバーと、 上記サポート部に回動可能に支持される表示部と、 上記スピーカー孔と対向するように上記カバーに保持さ
    れるスピーカーと、 外部より操作可能に上記カバーに保持されるとともに、
    上記データ再生装置を操作するスイッチと、を具備し、 上記スピーカー孔と上記スイッチとは上記表示部の位置
    に関わらず常に露出されていることを特徴とする電子機
    器。
JP2000380093A 2000-12-14 2000-12-14 電子機器 Pending JP2002182784A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000380093A JP2002182784A (ja) 2000-12-14 2000-12-14 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000380093A JP2002182784A (ja) 2000-12-14 2000-12-14 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002182784A true JP2002182784A (ja) 2002-06-26

Family

ID=18848347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000380093A Pending JP2002182784A (ja) 2000-12-14 2000-12-14 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002182784A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004099957A1 (ja) * 2003-05-12 2004-11-18 Fujitsu Limited 電子機器
EP1569066A2 (en) * 2003-11-26 2005-08-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus having battery receptable at the rear of keyboard
WO2006028022A1 (ja) * 2004-09-08 2006-03-16 Sony Corporation 情報処理装置
US7110249B2 (en) 2003-09-24 2006-09-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus
JP2007058579A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Fujitsu Ltd 電子機器
JP2007151036A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Sharp Corp 表示装置
US7382604B2 (en) 2004-09-30 2008-06-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus
JP2009157149A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Seiko Epson Corp 電子機器筐体用カバー、電子機器、およびプロジェクタ
JP2009289160A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Toshiba Corp 電子機器
JP2009301142A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Fujitsu Ltd 電子機器
WO2013111196A1 (ja) * 2012-01-27 2013-08-01 パナソニック株式会社 バックカバーを備えた映像表示装置
JP2014086978A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Nec Personal Computers Ltd 開閉式電子機器

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7440267B2 (en) 2003-05-12 2008-10-21 Fujitsu Limited Electronic apparatus
WO2004099957A1 (ja) * 2003-05-12 2004-11-18 Fujitsu Limited 電子機器
CN100365537C (zh) * 2003-05-12 2008-01-30 富士通株式会社 电子设备
US7110249B2 (en) 2003-09-24 2006-09-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus
EP1569066A2 (en) * 2003-11-26 2005-08-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus having battery receptable at the rear of keyboard
US7957127B2 (en) 2003-11-26 2011-06-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus having battery receptacle at the rear of keyboard
EP1569066A3 (en) * 2003-11-26 2010-04-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus having battery receptable at the rear of keyboard
WO2006028022A1 (ja) * 2004-09-08 2006-03-16 Sony Corporation 情報処理装置
US7724519B2 (en) 2004-09-08 2010-05-25 Sony Corporation Information processing apparatus
US7382604B2 (en) 2004-09-30 2008-06-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus
US7684177B2 (en) 2004-09-30 2010-03-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus
JP2007058579A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Fujitsu Ltd 電子機器
US7428145B2 (en) 2005-08-24 2008-09-23 Fujitsu Limited Electronic apparatus
JP2007151036A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Sharp Corp 表示装置
JP2009157149A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Seiko Epson Corp 電子機器筐体用カバー、電子機器、およびプロジェクタ
JP2009289160A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Toshiba Corp 電子機器
JP4551949B2 (ja) * 2008-05-30 2010-09-29 株式会社東芝 電子機器
US7916889B2 (en) 2008-05-30 2011-03-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus
US8488833B2 (en) 2008-05-30 2013-07-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus
JP2009301142A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Fujitsu Ltd 電子機器
WO2013111196A1 (ja) * 2012-01-27 2013-08-01 パナソニック株式会社 バックカバーを備えた映像表示装置
JP2014086978A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Nec Personal Computers Ltd 開閉式電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6813147B2 (en) Portable disk player
US5214514A (en) Compact video/sound apparatus with foldable screen
US6657854B2 (en) Portable electronic device
JP2002182784A (ja) 電子機器
JP3584010B2 (ja) エンタテインメント装置およびこれに用いるモニタ装置
US7660522B2 (en) Camera with display panel
JP2002341967A (ja) 携帯形電子機器
JP2000172373A (ja) スピーカ収納式パーソナルコンピュータ
JP4952431B2 (ja) スピーカー装置
JP2006019865A (ja) 液晶画像表示装置
US20100046786A1 (en) Peripheral apparatus assembly for electronic device
KR200404505Y1 (ko) 회동 가능한 스피커를 갖는 휴대용 컴퓨터
JP2010002514A (ja) 電子機器
JP2007174365A (ja) 電子機器
JP2001290559A (ja) 携帯型情報処理装置
JP6653740B1 (ja) 電子機器
JP2001014062A (ja) 小型電子機器
KR200324866Y1 (ko) 오디오 재생 장치
JP3304668B2 (ja) 電子装置
JP4912287B2 (ja) 撮像装置
US5291353A (en) Recoding and/or reproducing apparatus
JPH03259487A (ja) 可搬型コンパクトディスクプレイヤ
JPH09168127A (ja) 液晶テレビ装置
KR20030062955A (ko) 휴대형 디스크 재생장치의 스피커조립체
JP4310681B2 (ja) スイッチ装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050414

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050606