JPH09168126A - テレビジョン受像機の音声回路 - Google Patents
テレビジョン受像機の音声回路Info
- Publication number
- JPH09168126A JPH09168126A JP7327749A JP32774995A JPH09168126A JP H09168126 A JPH09168126 A JP H09168126A JP 7327749 A JP7327749 A JP 7327749A JP 32774995 A JP32774995 A JP 32774995A JP H09168126 A JPH09168126 A JP H09168126A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- television receiver
- audio
- audio component
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Television Receiver Circuits (AREA)
- Stereophonic System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 テレビジョン受像機に内蔵した左スピーカと
右スピーカが有効に作用するテレビジョン受像機の音声
回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 ステレオ放送またはライン入力の左音声
成分を出力する左スピーカ３と右音声成分を出力する右
スピーカ４を内蔵したテレビジョン受像機において、切
換回路１６を状態Ｐ11に切り換えて左右音声成分をそれ
ぞれ左スピーカ３と右スピーカ４で再生する。テレビジ
ョン受像機に外部装置のスピーカ５ａ，６ａ，８ａなど
を付加した使用状態において、切換回路１６を状態Ｐ12
に切り換えると、サラウンド放送のセンター音声成分を
左スピーカ３と右スピーカ４で再生する。
右スピーカが有効に作用するテレビジョン受像機の音声
回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 ステレオ放送またはライン入力の左音声
成分を出力する左スピーカ３と右音声成分を出力する右
スピーカ４を内蔵したテレビジョン受像機において、切
換回路１６を状態Ｐ11に切り換えて左右音声成分をそれ
ぞれ左スピーカ３と右スピーカ４で再生する。テレビジ
ョン受像機に外部装置のスピーカ５ａ，６ａ，８ａなど
を付加した使用状態において、切換回路１６を状態Ｐ12
に切り換えると、サラウンド放送のセンター音声成分を
左スピーカ３と右スピーカ４で再生する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビジョン受像機
の音声回路に関するものである。
の音声回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４の（ａ）ように、テレビジョン受像
機の筐体１にはブラウン管２と電子回路の他に、左スピ
ーカ３，右スピーカ４を内蔵している。左スピーカ３
は、ステレオ放送またはライン入力の左音声成分“Ｌ”
を出力し、右スピーカ４は、ステレオ放送またはライン
入力の右音声成分“Ｒ”を出力するように回路が構成さ
れている。
機の筐体１にはブラウン管２と電子回路の他に、左スピ
ーカ３，右スピーカ４を内蔵している。左スピーカ３
は、ステレオ放送またはライン入力の左音声成分“Ｌ”
を出力し、右スピーカ４は、ステレオ放送またはライン
入力の右音声成分“Ｒ”を出力するように回路が構成さ
れている。
【０００３】このテレビジョン受像機をディスプレイと
し、テレビジョン受像機に付加装置を接続してオーディ
オ効果を充実させた従来のＡＶシステムは、図４の
（ｂ）に示すように構成されている。
し、テレビジョン受像機に付加装置を接続してオーディ
オ効果を充実させた従来のＡＶシステムは、図４の
（ｂ）に示すように構成されている。
【０００４】ＡＶシステムは、テレビジョン受像機の筐
体１を中央にして両側にスピーカボックス５，６を配設
し、視聴者７の後方にスピーカーボックス８を配設し、
スピーカーボックス５の内蔵スピーカ５ａから左音声成
分“Ｌ”を再生し、スピーカーボックス６の内蔵スピー
カ６ａから右音声成分“Ｒ”を再生し、スピーカーボッ
クス８の内蔵スピーカ８ａからリア音声成分“ＲＥＡ
Ｒ”を再生するように構成されている。
体１を中央にして両側にスピーカボックス５，６を配設
し、視聴者７の後方にスピーカーボックス８を配設し、
スピーカーボックス５の内蔵スピーカ５ａから左音声成
分“Ｌ”を再生し、スピーカーボックス６の内蔵スピー
カ６ａから右音声成分“Ｒ”を再生し、スピーカーボッ
クス８の内蔵スピーカ８ａからリア音声成分“ＲＥＡ
Ｒ”を再生するように構成されている。
【０００５】なお、この場合にテレビジョン受像機の内
蔵の左スピーカ３と右スピーカ４はオフされている。ま
た、より一層にオーディオ効果を充実させた従来のシス
テムとして図５と図６に示すものがある。
蔵の左スピーカ３と右スピーカ４はオフされている。ま
た、より一層にオーディオ効果を充実させた従来のシス
テムとして図５と図６に示すものがある。
【０００６】図５に示すＡＶシステムは、テレビジョン
受像機の筐体１の中央の下部にスピーカーボックス９を
配設し、スピーカーボックス９の内蔵のスピーカ９ａか
らセンター音声成分“Ｃ”を再生するよう構成されてい
る。その他は図４の（ｂ）で説明した構成と同様であ
る。
受像機の筐体１の中央の下部にスピーカーボックス９を
配設し、スピーカーボックス９の内蔵のスピーカ９ａか
らセンター音声成分“Ｃ”を再生するよう構成されてい
る。その他は図４の（ｂ）で説明した構成と同様であ
る。
【０００７】具体的には、図５に示すＡＶシステムは図
６に示すように構成されている。テレビジョン受像機１
の内蔵の左スピーカ３を駆動するアンプ３ａと右スピー
カ４を駆動するアンプ４ａへの入力信号は、スイッチ回
路１１で選択されている。
６に示すように構成されている。テレビジョン受像機１
の内蔵の左スピーカ３を駆動するアンプ３ａと右スピー
カ４を駆動するアンプ４ａへの入力信号は、スイッチ回
路１１で選択されている。
【０００８】図４の（ａ）に示す状態では、この図６に
示すスイッチ回路１１が状態Ｐ2 が選択されて、ステレ
オ放送の左音声成分“Ｌ”と右音声成分“Ｒ”がアンプ
３ａ，４ａに供給されて左スピーカ３と右スピーカ４で
再生されている。
示すスイッチ回路１１が状態Ｐ2 が選択されて、ステレ
オ放送の左音声成分“Ｌ”と右音声成分“Ｒ”がアンプ
３ａ，４ａに供給されて左スピーカ３と右スピーカ４で
再生されている。
【０００９】図５に示すＡＶシステムでは、テレビジョ
ン受像機１０にデコーダ１２が付加されている。デコー
ダ１２には、テレビジョン受像機１０のライン出力１３
から出力される左音声成分“Ｌ”と右音声成分“Ｒ”が
入力されており、デコーダ１２は左音声成分“Ｌ”と右
音声成分“Ｒ”でスピーカ５ａ，６ａを駆動するととも
に、左音声成分“Ｌ”と右音声成分“Ｒ”からリア音声
成分“ＲＥＡＲ”とセンター音声成分“Ｃ”を合成し
て、リア音声成分“ＲＥＡＲ”でスピーカ８ａを駆動
し、センター音声成分“Ｃ”でスピーカ９ａを駆動す
る。
ン受像機１０にデコーダ１２が付加されている。デコー
ダ１２には、テレビジョン受像機１０のライン出力１３
から出力される左音声成分“Ｌ”と右音声成分“Ｒ”が
入力されており、デコーダ１２は左音声成分“Ｌ”と右
音声成分“Ｒ”でスピーカ５ａ，６ａを駆動するととも
に、左音声成分“Ｌ”と右音声成分“Ｒ”からリア音声
成分“ＲＥＡＲ”とセンター音声成分“Ｃ”を合成し
て、リア音声成分“ＲＥＡＲ”でスピーカ８ａを駆動
し、センター音声成分“Ｃ”でスピーカ９ａを駆動す
る。
【００１０】この場合にテレビジョン受像機１０のスイ
ッチ回路１１は状態Ｐ1 が選択されてテレビジョン受像
機１０の内蔵の左スピーカ３と右スピーカ４はオフされ
ている。
ッチ回路１１は状態Ｐ1 が選択されてテレビジョン受像
機１０の内蔵の左スピーカ３と右スピーカ４はオフされ
ている。
【００１１】なお、図６においてＡＶ１，ＡＶ２はテレ
ビジョン受像機１０のライン入力１４を表している。
ビジョン受像機１０のライン入力１４を表している。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の音声
回路では、図４の（ｂ）や図５に示した使用状態ではテ
レビジョン受像機１０に内蔵した左スピーカ３と右スピ
ーカ４がオフされて再生に有効に作用していないのが現
状である。
回路では、図４の（ｂ）や図５に示した使用状態ではテ
レビジョン受像機１０に内蔵した左スピーカ３と右スピ
ーカ４がオフされて再生に有効に作用していないのが現
状である。
【００１３】本発明はテレビジョン受像機に外部装置を
付加した使用状態においてテレビジョン受像機に内蔵し
た左スピーカ３と右スピーカ４が有効に作用するテレビ
ジョン受像機の音声回路を提供することを目的とする。
付加した使用状態においてテレビジョン受像機に内蔵し
た左スピーカ３と右スピーカ４が有効に作用するテレビ
ジョン受像機の音声回路を提供することを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】請求項１記載のテレビジ
ョン受像機の音声回路は、ステレオ放送またはライン入
力の左音声成分を出力する左スピーカと右音声成分を出
力する右スピーカを内蔵したテレビジョン受像機におい
て、左右音声成分をそれぞれ前記の左スピーカと右スピ
ーカで再生するステレオモードと、サラウンド放送のセ
ンター音声成分を前記の左スピーカと右スピーカで再生
するサラウンドセンターモードを選択する切換回路を設
けたことを特徴とする。
ョン受像機の音声回路は、ステレオ放送またはライン入
力の左音声成分を出力する左スピーカと右音声成分を出
力する右スピーカを内蔵したテレビジョン受像機におい
て、左右音声成分をそれぞれ前記の左スピーカと右スピ
ーカで再生するステレオモードと、サラウンド放送のセ
ンター音声成分を前記の左スピーカと右スピーカで再生
するサラウンドセンターモードを選択する切換回路を設
けたことを特徴とする。
【００１５】請求項２記載のテレビジョン受像機の音声
回路は、ステレオ放送またはライン入力の左音声成分を
出力する左スピーカと右音声成分を出力する右スピーカ
を内蔵したテレビジョン受像機において、左右音声成分
をそれぞれ前記の左スピーカと右スピーカで再生するス
テレオモードと、ハイビジョン放送のセンター音声成分
とサラウンド成分を混合して前記の左スピーカと右スピ
ーカで再生するハイビジョンセンターモードを選択する
切換回路を設けたことを特徴とする。
回路は、ステレオ放送またはライン入力の左音声成分を
出力する左スピーカと右音声成分を出力する右スピーカ
を内蔵したテレビジョン受像機において、左右音声成分
をそれぞれ前記の左スピーカと右スピーカで再生するス
テレオモードと、ハイビジョン放送のセンター音声成分
とサラウンド成分を混合して前記の左スピーカと右スピ
ーカで再生するハイビジョンセンターモードを選択する
切換回路を設けたことを特徴とする。
【００１６】請求項３記載のテレビジョン受像機の音声
回路は、請求項１，請求項２において、サラウンドセン
ターモードまたはハイビジョンセンターモードにおける
左スピーカと右スピーカの信号ラインにローパスフィル
タを介装したことを特徴とする。
回路は、請求項１，請求項２において、サラウンドセン
ターモードまたはハイビジョンセンターモードにおける
左スピーカと右スピーカの信号ラインにローパスフィル
タを介装したことを特徴とする。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、各実施の形態を図１〜図３
に基づいて説明する。なお、従来例を示す図４〜図６と
同様の作用を成すものには同一の符号を付けて説明す
る。
に基づいて説明する。なお、従来例を示す図４〜図６と
同様の作用を成すものには同一の符号を付けて説明す
る。
【００１８】〔第１の実施の形態〕図１と図２に示す第
１の実施の形態では、テレビジョン受像機１０にデコー
ダ１２と３個のスピーカーボックス５，６，８を付加し
てオーディオ効果の充実が達成されている。
１の実施の形態では、テレビジョン受像機１０にデコー
ダ１２と３個のスピーカーボックス５，６，８を付加し
てオーディオ効果の充実が達成されている。
【００１９】デコーダ１２はテレビジョン受像機１０の
ライン出力１３から外部出力される左音声成分“Ｌ”と
右音声成分“Ｒ”でスピーカ５ａ，６ａを駆動するとと
もに、左音声成分“Ｌ”と右音声成分“Ｒ”からリア音
声成分“ＲＥＡＲ”とセンター音声成分“Ｃ”を合成し
て、リア音声成分“ＲＥＡＲ”でスピーカ８ａを駆動
し、センター音声成分“Ｃ”は適当な信号レベルに変換
して出力する。
ライン出力１３から外部出力される左音声成分“Ｌ”と
右音声成分“Ｒ”でスピーカ５ａ，６ａを駆動するとと
もに、左音声成分“Ｌ”と右音声成分“Ｒ”からリア音
声成分“ＲＥＡＲ”とセンター音声成分“Ｃ”を合成し
て、リア音声成分“ＲＥＡＲ”でスピーカ８ａを駆動
し、センター音声成分“Ｃ”は適当な信号レベルに変換
して出力する。
【００２０】したがって、外部接続されたスピーカ５
ａ，６ａ，８ａでは左音声成分“Ｌ”，右音声成分
“Ｒ”，リア音声成分“ＲＥＡＲ”が再生される。デコ
ーダ１２で合成されて適当な信号レベルに変換されたセ
ンター音声成分“Ｃ”は、テレビジョン受像機１０のラ
イン入力１４の一つであるセンターイン端子１５に供給
されている。
ａ，６ａ，８ａでは左音声成分“Ｌ”，右音声成分
“Ｒ”，リア音声成分“ＲＥＡＲ”が再生される。デコ
ーダ１２で合成されて適当な信号レベルに変換されたセ
ンター音声成分“Ｃ”は、テレビジョン受像機１０のラ
イン入力１４の一つであるセンターイン端子１５に供給
されている。
【００２１】テレビジョン受像機１０の内部のスイッチ
回路１１の出力とアンプ３ａ，４ａの入力の間には、切
換回路１６が設けられている。切換回路１６はアンプ３
ａ，４ａの入力を、スイッチ回路１１の出力に接続する
状態Ｐ11（ステレオモード）とセンターイン端子１５の
ラインに接続する状態Ｐ12（サラウンドセンターモー
ド）の何れかに接続する。
回路１１の出力とアンプ３ａ，４ａの入力の間には、切
換回路１６が設けられている。切換回路１６はアンプ３
ａ，４ａの入力を、スイッチ回路１１の出力に接続する
状態Ｐ11（ステレオモード）とセンターイン端子１５の
ラインに接続する状態Ｐ12（サラウンドセンターモー
ド）の何れかに接続する。
【００２２】このように構成したため、切換回路１６を
状態Ｐ12（サラウンドセンターモード）に切り換えた使
用状態では、左スピーカ３と右スピーカ４ではセンター
音声成分“Ｃ”が再生される。
状態Ｐ12（サラウンドセンターモード）に切り換えた使
用状態では、左スピーカ３と右スピーカ４ではセンター
音声成分“Ｃ”が再生される。
【００２３】したがって、テレビジョン受像機１０の左
スピーカ３と右スピーカ４を有効に利用して、外部にセ
ンター音声用のスピーカーボックス９を設置しなくても
図５に示した音場に相当する図２に示した音場が得られ
る。
スピーカ３と右スピーカ４を有効に利用して、外部にセ
ンター音声用のスピーカーボックス９を設置しなくても
図５に示した音場に相当する図２に示した音場が得られ
る。
【００２４】〔第２の実施の形態〕図３は３−１ステレ
オ対応ハイビジョン受像機の場合を示す。３−１ステレ
オ対応ハイビジョン受像機１７では、ライン出力として
左音声成分“Ｌ”と右音声成分“Ｒ”とセンター音声成
分“Ｃ”およびサラウンド音声成分“Ｓ”が出力されて
いる。
オ対応ハイビジョン受像機の場合を示す。３−１ステレ
オ対応ハイビジョン受像機１７では、ライン出力として
左音声成分“Ｌ”と右音声成分“Ｒ”とセンター音声成
分“Ｃ”およびサラウンド音声成分“Ｓ”が出力されて
いる。
【００２５】この実施の形態では、外部アンプ１８と２
個のスピーカーボックス５，６を付加してオーディオ効
果の充実が達成されている。外部アンプ１８は、内蔵さ
れたアンプ１９，２０を介してスピーカ５ａ，６ａをラ
イン出力の左音声成分“Ｌ”と右音声成分“Ｒ”によっ
て駆動する。さらに、外部アンプ１８は内蔵の混合回路
２１によって、ライン出力のセンター音声成分“Ｃ”と
サラウンド音声成分“Ｓ”を混合し、適当な信号レベル
に変換された音声信号“Ｃ＋Ｓ”を、テレビジョン受像
機１７のライン入力１４の一つであるセンターイン端子
１５に供給する。
個のスピーカーボックス５，６を付加してオーディオ効
果の充実が達成されている。外部アンプ１８は、内蔵さ
れたアンプ１９，２０を介してスピーカ５ａ，６ａをラ
イン出力の左音声成分“Ｌ”と右音声成分“Ｒ”によっ
て駆動する。さらに、外部アンプ１８は内蔵の混合回路
２１によって、ライン出力のセンター音声成分“Ｃ”と
サラウンド音声成分“Ｓ”を混合し、適当な信号レベル
に変換された音声信号“Ｃ＋Ｓ”を、テレビジョン受像
機１７のライン入力１４の一つであるセンターイン端子
１５に供給する。
【００２６】テレビジョン受像機１７の内部のスイッチ
回路１１の出力とアンプ３ａ，４ａの入力の間には、
〔第１の実施の形態〕と同様に切換回路１６が設けられ
ている。切換回路１６はアンプ３ａ，４ａの入力を、ス
イッチ回路１１の出力に接続する状態Ｐ11（ステレオモ
ード）とセンターイン端子１５のラインに接続する状態
Ｐ12（３−１モード）の何れかに接続する。
回路１１の出力とアンプ３ａ，４ａの入力の間には、
〔第１の実施の形態〕と同様に切換回路１６が設けられ
ている。切換回路１６はアンプ３ａ，４ａの入力を、ス
イッチ回路１１の出力に接続する状態Ｐ11（ステレオモ
ード）とセンターイン端子１５のラインに接続する状態
Ｐ12（３−１モード）の何れかに接続する。
【００２７】このように構成したため、切換回路１６を
状態Ｐ12（３−１モード）に切り換えた使用状態では、
左スピーカ３と右スピーカ４ではセンター音声成分
“Ｃ”とサラウンド音声成分“Ｓ”の混合成分“Ｃ＋
Ｓ”が再生される。
状態Ｐ12（３−１モード）に切り換えた使用状態では、
左スピーカ３と右スピーカ４ではセンター音声成分
“Ｃ”とサラウンド音声成分“Ｓ”の混合成分“Ｃ＋
Ｓ”が再生される。
【００２８】したがって、テレビジョン受像機１７の左
スピーカ３と右スピーカ４を有効に利用して良好な音場
が得られる。上記の各実施の形態において（サラウンド
センターモード）（３−１モード）では、テレビジョン
受像機の内蔵の左スピーカ３，右スピーカ４の駆動にテ
レビジョン受像機の内蔵のアンプ３ａ，４ａを使用した
が、デコーダ１２や外部アンプ１８に設けたアンプによ
って左スピーカ３，右スピーカ４を直接に駆動するよう
構成することもできる。なお、この場合には、先の実施
の形態において、アンプ３ａ，４ａの入力側に設けられ
ていた切換回路１６がアンプ３ａ，４ａの出力側に設け
られる。
スピーカ３と右スピーカ４を有効に利用して良好な音場
が得られる。上記の各実施の形態において（サラウンド
センターモード）（３−１モード）では、テレビジョン
受像機の内蔵の左スピーカ３，右スピーカ４の駆動にテ
レビジョン受像機の内蔵のアンプ３ａ，４ａを使用した
が、デコーダ１２や外部アンプ１８に設けたアンプによ
って左スピーカ３，右スピーカ４を直接に駆動するよう
構成することもできる。なお、この場合には、先の実施
の形態において、アンプ３ａ，４ａの入力側に設けられ
ていた切換回路１６がアンプ３ａ，４ａの出力側に設け
られる。
【００２９】上記の各実施の形態において、（サラウン
ドセンターモード）（３−１モード）では、テレビジョ
ン受像機の内蔵の左スピーカ３，右スピーカ４によって
センター音声成分“Ｃ”、またはセンター音声成分
“Ｃ”とサラウンド音声成分“Ｓ”の混合成分“Ｃ＋
Ｓ”を再生したが、左スピーカ３，右スピーカ４への信
号ラインにローパスフイルタを介装して左スピーカ３，
右スピーカ４を低域音声成分専用の再生に使用すること
もできる。
ドセンターモード）（３−１モード）では、テレビジョ
ン受像機の内蔵の左スピーカ３，右スピーカ４によって
センター音声成分“Ｃ”、またはセンター音声成分
“Ｃ”とサラウンド音声成分“Ｓ”の混合成分“Ｃ＋
Ｓ”を再生したが、左スピーカ３，右スピーカ４への信
号ラインにローパスフイルタを介装して左スピーカ３，
右スピーカ４を低域音声成分専用の再生に使用すること
もできる。
【００３０】
【発明の効果】請求項１の構成によると、左右音声成分
をそれぞれテレビジョン受像機に内蔵した左スピーカと
右スピーカで再生するステレオモードと、サラウンド放
送のセンター音声成分を前記の左スピーカと右スピーカ
で再生するサラウンドセンターモードを選択する切換回
路を設けたため、外部に付加したスピーカで左右音声成
分を再生する使用形態においても、テレビジョン受像機
に内蔵した左スピーカと右スピーカをオフせずにセンタ
ー音声成分を再生させることができ、良好な音場の再生
を実現できる。
をそれぞれテレビジョン受像機に内蔵した左スピーカと
右スピーカで再生するステレオモードと、サラウンド放
送のセンター音声成分を前記の左スピーカと右スピーカ
で再生するサラウンドセンターモードを選択する切換回
路を設けたため、外部に付加したスピーカで左右音声成
分を再生する使用形態においても、テレビジョン受像機
に内蔵した左スピーカと右スピーカをオフせずにセンタ
ー音声成分を再生させることができ、良好な音場の再生
を実現できる。
【００３１】請求項２の構成によると、左右音声成分を
それぞれテレビジョン受像機に内蔵の左スピーカと右ス
ピーカで再生するステレオモードと、ハイビジョン放送
のセンター音声成分とサラウンド成分を混合して前記の
左スピーカと右スピーカで再生するハイビジョンセンタ
ーモードを選択する切換回路を設けたため、外部に付加
したスピーカで左右音声成分を再生する使用形態におい
ても、テレビジョン受像機に内蔵した左スピーカと右ス
ピーカをオフせずにセンター音声成分とサラウンド成分
の混合成分を再生させることができ、良好な音場の再生
を実現できる。
それぞれテレビジョン受像機に内蔵の左スピーカと右ス
ピーカで再生するステレオモードと、ハイビジョン放送
のセンター音声成分とサラウンド成分を混合して前記の
左スピーカと右スピーカで再生するハイビジョンセンタ
ーモードを選択する切換回路を設けたため、外部に付加
したスピーカで左右音声成分を再生する使用形態におい
ても、テレビジョン受像機に内蔵した左スピーカと右ス
ピーカをオフせずにセンター音声成分とサラウンド成分
の混合成分を再生させることができ、良好な音場の再生
を実現できる。
【００３２】請求項３の構成によると、請求項１，請求
項２において、サラウンドセンターモードまたはハイビ
ジョンセンターモードにおける左スピーカと右スピーカ
の信号ラインにローパスフィルタを介装したため、外部
に付加したスピーカで左右音声成分を再生する使用形態
においても、テレビジョン受像機に内蔵した左スピーカ
と右スピーカをオフせずに低域成分を再生させることが
でき、良好な音場の再生を実現できる。
項２において、サラウンドセンターモードまたはハイビ
ジョンセンターモードにおける左スピーカと右スピーカ
の信号ラインにローパスフィルタを介装したため、外部
に付加したスピーカで左右音声成分を再生する使用形態
においても、テレビジョン受像機に内蔵した左スピーカ
と右スピーカをオフせずに低域成分を再生させることが
でき、良好な音場の再生を実現できる。
【図１】第１の実施の形態の要部の構成図である。
【図２】同実施の形態の再生音場の平面図である。
【図３】第２の実施の形態の要部の構成図である。
【図４】従来の音声回路による再生音場の平面図であ
る。
る。
【図５】従来の音声回路による再生音場の平面図であ
る。
る。
【図６】同従来例の要部の構成図である。
１ テレビジョン受像機の筐体 ２ ブラウン管 ３ テレビジョン受像機内蔵の左スピーカ ４ テレビジョン受像機内蔵の右スピーカ ５，６，８ 外部接続のスピーカボックス １０，１７ テレビジョン受像機 １６ 切換回路 Ｒ 右音声成分 Ｌ 左音声成分 Ｃ センター音声成分 Ｓ サラウンド成分 Ｃ＋Ｓ センター音声成分とサラウンド成分の混合成
分
分
Claims (3)
- 【請求項１】 ステレオ放送またはライン入力の左音声
成分を出力する左スピーカと右音声成分を出力する右ス
ピーカを内蔵したテレビジョン受像機において、 左右音声成分をそれぞれ前記の左スピーカと右スピーカ
で再生するステレオモードと、サラウンド放送のセンタ
ー音声成分を前記の左スピーカと右スピーカで再生する
サラウンドセンターモードを選択する切換回路を設けた
テレビジョン受像機の音声回路。 - 【請求項２】 ステレオ放送またはライン入力の左音声
成分を出力する左スピーカと右音声成分を出力する右ス
ピーカを内蔵したテレビジョン受像機において、 左右音声成分をそれぞれ前記の左スピーカと右スピーカ
で再生するステレオモードと、ハイビジョン放送のセン
ター音声成分とサラウンド成分を混合して前記の左スピ
ーカと右スピーカで再生するハイビジョンセンターモー
ドを選択する切換回路を設けたテレビジョン受像機の音
声回路。 - 【請求項３】 サラウンドセンターモードまたはハイビ
ジョンセンターモードにおける左スピーカと右スピーカ
の信号ラインにローパスフィルタを介装した請求項１，
請求項２記載のテレビジョン受像機の音声回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7327749A JPH09168126A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | テレビジョン受像機の音声回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7327749A JPH09168126A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | テレビジョン受像機の音声回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09168126A true JPH09168126A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18202560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7327749A Pending JPH09168126A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | テレビジョン受像機の音声回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09168126A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000072589A1 (en) * | 1999-05-22 | 2000-11-30 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Home entertainment system audio handling. |
| JP2006222765A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Yamaha Corp | 音響再生装置 |
-
1995
- 1995-12-18 JP JP7327749A patent/JPH09168126A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000072589A1 (en) * | 1999-05-22 | 2000-11-30 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Home entertainment system audio handling. |
| JP2006222765A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Yamaha Corp | 音響再生装置 |
| JP4496981B2 (ja) * | 2005-02-10 | 2010-07-07 | ヤマハ株式会社 | 音響再生装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7653447B2 (en) | Integrated audio video signal processing system using centralized processing of signals | |
| US6198826B1 (en) | Qsound surround synthesis from stereo | |
| JP2508716B2 (ja) | テレビジヨン受像装置 | |
| US6038324A (en) | Automotive surround sound circuit background of the invention | |
| JP2003309892A (ja) | スピーカ出力装置 | |
| JPH09168126A (ja) | テレビジョン受像機の音声回路 | |
| JP2004282138A (ja) | 音声情報出力制御回路及びそれを備えた表示装置 | |
| KR100241181B1 (ko) | 텔레비전수상기 | |
| JP3253814B2 (ja) | オーディオシステム | |
| JP2681838B2 (ja) | テレビジヨン受像機 | |
| JPH10191203A (ja) | 音声再生回路 | |
| JPH06245299A (ja) | 補聴器 | |
| JP2990904B2 (ja) | ハイビジョン音声切り替え装置 | |
| KR0138977Y1 (ko) | 모노/스테레오 자동 절환식 스테레오 음성출력장치 | |
| US5742691A (en) | Surround sound converter | |
| JPH0735518Y2 (ja) | サラウンド回路 | |
| JP2003319487A (ja) | アコースティックサウンド再生装置 | |
| KR200339087Y1 (ko) | 우퍼 스피커 내장형 ｄｖｄ 플레이어 | |
| CN1333577C (zh) | 具有伴音单独转换功能的电视机 | |
| JP2603128Y2 (ja) | 光ディスクプレーヤ | |
| JP2599438Y2 (ja) | 音声信号処理装置 | |
| JP2004328519A (ja) | 音声再生装置及び映像受信装置 | |
| KR200311659Y1 (ko) | 텔레비젼용 앰프내장 초저음역/초고음역 보상 스피커시스템 | |
| JP3095553U (ja) | 音声信号回路 | |
| JPH0670269A (ja) | テレビ受像機 |