JPH09168096A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

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JPH09168096A
JPH09168096A JP7329288A JP32928895A JPH09168096A JP H09168096 A JPH09168096 A JP H09168096A JP 7329288 A JP7329288 A JP 7329288A JP 32928895 A JP32928895 A JP 32928895A JP H09168096 A JPH09168096 A JP H09168096A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像処理装置において階調パッチを形
成して濃度を測定する階調補正の際に、下地の影響を除
くためにカラー(Y,M,C)トナーパッチの相対濃度
を求めるコントラスト処理は、Bkトナーパッチのよう
に容易に行うことが困難であった。 【解決手段】 濃度センサによりまず所定のグレーチャ
ートの濃度を測定しておき(S201)、Bkトナー濃
度の理論式に該グレーチャートの測定値をあてはめ、最
小2乗法により濃度センサ定数を求める(S202)。
該濃度センサ定数をカラートナー濃度の論理式に適用す
る(S203)ことにより、下地濃度に対するカラート
ナー濃度(相対濃度)をBkトナーの場合と同様に求め
ることができる(S204)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の方法に関し、例えば、複数色の現像剤を使用し、各原
像剤毎の濃度制御を行う画像処理装置及びその方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】以下、添付図面に基づいて従来の技術を
説明する。図5に、従来のカラー画像処理装置100の
断面図を示す。図示されるように、画像処理装置100
内において1は感光ドラム1、3は帯電器であり、感光
ドラム1の左方には複数個の現像器4a,4b,4c,
4dが回転可能な支持体4で担持されている。以上の構
成によって、感光ドラム1は不図示の駆動手段によって
図示矢印方向に回転駆動される。
【0003】次に、装置本体内の上方には、露光装置を
構成するレーザダイオード12、高速モータ13によっ
て回転駆動される多面鏡14、レンズ15、及び折り返
しミラー16が配置される。
【0004】レーザダイオード12にはイエロー(Y)
の画像模様に従った信号が入力されると、光路17を通
ってYに対応した光情報が感光ドラム1に照射され、潜
像が形成される。さらに、感光ドラム1が矢印方向に進
むと、この潜像は現像装置4aによって可視化される。
感光ドラム1上のトナー像は、その後、中間転写体5上
に転写される。
【0005】以上の行程をマゼンダ(M),シアン
(C),ブラック(Bk)について順次行うことによっ
て、中間転写体5上には複数色のトナーによるフルカラ
ー画像が形成される。その後、中間転写体5上の複数色
のトナー像が転写帯電器6を配した転写部位に到来する
と、この位置で中間転写体5上のトナー像は、このとき
までに転写部位側に供給されている転写材に転移する。
尚、転写材はトレー8に格納されている。更に定着装置
9によって転写材表面のトナー像は溶融固着され、カラ
ー画像が得られる。
【0006】一方、感光ドラム1上に残留したトナーは
ファーブラシ、ブレード手段等のクリーニング装置11
によって清掃される。また、中間転写体5上のトナーも
ファーブラシやウエブ等、中間転写体5の表面を摺擦す
ることでトナーを除去する中間転写用のクリーニング装
置10によって清掃される。
【0007】上述したような画像処理装置100におい
ては、その動作環境の変化やプリント枚数等、画像形成
における諸条件の変化に伴って、入力される画像信号に
対して出力される画像濃度の度合(出力濃度特性)が変
動してしまうため、入力された画像における本来の正し
い色調が常に得られるとは限らない。
【0008】そこで、画像処理装置100においては、
画像形成時における濃度再現状況を判断するために、感
光ドラム1上や中間転写体5上に各色毎の濃度検知用の
トナー画像(以下、バッチと称する)を試験的に形成
し、該パッチ濃度を自動的に検知して、該検知結果を露
光量や現像バイアス等の画像形成条件にフィードバック
することにより、カラー画像を本来の色調で形成すべく
濃度制御を行い、安定したカラー画像出力を得る方法が
提案されている。
【0009】従来、このパッチの濃度を検知する濃度セ
ンサとしては、例えば図5において2で示される様な位
置に備えられる場合が多い。この濃度センサ2の構成を
図6に示し、説明する。
【0010】濃度センサ2において、102はLED等
の発光素子、101がピンフォトダイオード等の受光素
子である。本実施形態では発光素子102として赤外線
LEDを使用して、中間転写体5上に105A,105
Bのように形成されたY,M,C,Bkトナーに赤外光
を照射し、その反射光を受光素子101で検知して電気
信号に変換する。濃度センサ2においては、発光素子1
02と受光素子101の取り付け角度が異なっており、
受光素子101はパッチからの乱反射光を測定するよう
に構成されている。このような構成の利点として、一対
の発光素子102及び受光素子101で、Y,M,C,
Bk全てのトナーの検知が可能になることが挙げられ
る。逆に欠点としては、Y,M,CトナーパッチとBk
トナーパッチとで濃度センサ2の出力特性が異なってし
まうことが挙げられる。このため、濃度センサ2の出力
を濃度値に変換するには、Y,M,CトナーとBkトナ
ーとで異なるシーケンスが必要となる。
【0011】尚、濃度センサ2のその他の構成として、
Y,M,Cトナーの各スペクトルに対応した3色の発光
素子及びそれに対応する受光素子とをそれぞれ用意し
て、それぞれに対応するパッチの濃度を検知する構成が
考えられる。この構成の利点として、4種類のトナーが
全て同じ濃度センサ2の出力特性を持つことが挙げられ
る。このため、濃度センサ2の出力を濃度に変換するシ
ーケンスは1種類で済むことになる。しかしながら欠点
として、発光素子と受光素子とが3対必要になるため、
大幅なコストアップとなると共に装置サイズも大きくな
ってしまうことがある。そのため、このような構成はカ
ラー画像形成装置100内の濃度センサ2としてはほと
んど用いられない。
【0012】以上説明したような構成をなす画像処理装
置100においては、上述した一連のプリント行程を行
っていくうちに、中間転写体5の表面が、クリーニング
装置10や転写材先端部による摺擦や当接等で粗れて凸
凹ができてしまったり、中間転写体5の表面に装置内に
飛散するトナーが融着してしまったりする。すると、濃
度センサ2に対して測定用のパッチからの反射光量が正
常な場合と比較して変化してしまうために、正常な濃度
検知を行うことができなくなってしまう。
【0013】また、中間転写体5表面のクリーニングを
行う際に、すべてのトナーが完全に除去されるわけでは
なく、除去されないトナーが徐々に蓄積することにより
表面色の変化を引き起こし、反射率の低下を招いてしま
う。濃度センサ2による濃度検知の結果は、トナーの乗
っている下地の反射率(濃度検知の際に用いる光に対す
る反射率)によって大きく異なるため、測定される濃度
値も経時的に変化してしまう。
【0014】図7は、中間転写体5として反射率の異な
るA,B,Cの3種類を用意し、それぞれにおいてパッ
チを測定した場合の、トナー濃度と濃度センサ2出力と
の関係を示す図である。図7によれば、中間転写体5の
反射率はA,B,Cの順に低くなっている。尚、図7に
おいてはMトナー及びBkトナーにおける測定結果を示
すが、Y,M,Cトナーについてそれぞれ同様な測定結
果が得られるため、ここではMトナーを代表としてY,
Cトナーについては省略してある。
【0015】提案されている方法では、上述した様に濃
度センサ2による濃度検知を行う際に、下地となる中間
転写体5表面の反射率の変動により、濃度検知結果が大
きく変化してしまうことに対する対策として、Bkトナ
ーに関しては下地とトナーパッチの2点の濃度を測定
し、その相対濃度を求めるコントラスト処理方式を採用
している。以下、コントラスト処理方式について説明す
る。尚、以下「A^r 」の表記で「Aのr乗」を示すと
する。
【0016】まず、パッチを形成しない状態の下地(濃
度Duとする)に入射光Io1を照射し、反射光Ir1が得
られたとすると、以下の関係式が得られる。
【0017】 Ir1 = Io1・10^-Du ・・・(1) 次に、濃度Duの下地に濃度Dpのパッチを形成した場合
に、入射光Io2を照射して反射光Ir2が得られたとする
と、以下の関係式が得られる。
【0018】 Ir2 = Io2・10^-(kDp+Du) ・・・(2) ここで、kはトナーの種類と濃度センサ2の構成に依存
する比例係数である。この(2)式が、吸収を示すトナ
ー(Bkトナー)に光を照射した場合に、濃度センサ2
で検知される光量を表す理論式である。
【0019】ここで、式(1),(2)において反射光
の電圧値をVref1,Vref2とすると、これらは以下の式
で表される。
【0020】 Vref1 = Io1・10^-Du ・・・(3) Vref2 = Io2・10^-(kDp+Du) ・・・(4) ここで、パッチ濃度Dpを求めるために、(3)式を
(4)式で除算すると、以下の(5)式が得られる。
【0021】 Vref1/Vref2 =(Io1/Io2)・10^-kDp ・・・(5) これにより、パッチの濃度Dpは、以下の(6)式で与
えられる。
【0022】 kDp = LOG(Io2/Io1・Vref1/Vref2) ・・・(6) (6)式によれば即ち、Bkトナーの濃度は下地及びト
ナーパッチにおける入射光量及びその反射光の検出電圧
で表される。従って、下地とBkトナーパッチの2点を
測定し、該測定結果を除算することで、Bkトナーパッ
チの下地に対する相対濃度を求めることができる。この
ことから、Bkトナー濃度測定時においては、下地濃度
の経時変化を吸収することができることが分かる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】Bkトナーと同様にカ
ラー(Y,M,C)トナーパッチの相対濃度を求めるコ
ントラスト処理方式においては、上記従来例において説
明したBkトナーパッチの場合とは異なるシーケンスが
必要となる。しかしながら、カラートナーパッチの相対
濃度を求めるコントラスト処理方式には、以下に示すよ
うな問題点があり、濃度検知のシーケンス作成が困難で
あった。以下、カラートナーのコントラスト処理方式に
おける問題点について詳細に説明する。
【0024】まず、パッチがない状態の下地(濃度D
u)に入射光Io1を照射して反射光Ir1が得られたとす
ると、以下の関係式が得られる。
【0025】 Ir1 = Io1・(1−10^-Du) ・・・(7) ここで、下地の反射率をRuとして、 10^-Ru=1−10^-Du ・・・(8) と定義すると、以下の関係式が得られる。
【0026】 Ir1 = Io1・10^-Ru ・・・(9) 次に、濃度Duの下地に濃度Dpのパッチを形成した場合
に、入射光Io2を照射して反射光Ir2が得られたとする
と、以下の関係式が得られる。
【0027】 Ir2 = Io2{1−10^-kDp・(1−10^-Du)} = Io2{1−10^-kDp・10^-Ru} Ir2 = Io2{1−10^-(kDp+Ru)} ・・・(10) ここで、上述したBkトナーのコントラスト処理方式と
同様に、(10)式を(9)式で除算すると、ここで、
パッチ濃度Dpを求めるために、上述したBkトナーの
コントラスト処理方式と同様に式(9),(10)にお
いて反射光の電圧値をVref1,Vref2とし、(9)式を
(10)式で除算しても、定数項であるDu及びRuが残
ってしまい、Bkトナーの場合のように、下地及びトナ
ーパッチにおける入射光量及びその反射光の検出電圧の
みで表すことができない。即ち、濃度Dpを容易に算出
できない。
【0028】従って、除算を行わずに(9),(10)
式のそれぞれからパッチ濃度Dp及び下地濃度Duを個別
に求め、パッチ濃度Dpから下地濃度Duを減ずることに
よって、相対濃度を求めることが可能である。しかしな
がら、その場合には入射光量Ioと比例係数kとを求め
なければならず、また、入射光量Ioの絶対的な測定法
は確立されていないことから、Y,M,Cのカラートナ
ーにおける濃度コントラスト処理方式は実施されていな
かった。
【0029】以上のような状況を鑑み、本発明は像担持
体表面濃度の変動の影響を受けずに、常に正確な濃度検
知を行うことにより安定した画像形成を可能とする画像
処理装置及びその方法を提供することを目的とする。
【0030】また、色原像剤と黒原像剤を用いて画像形
成を行う画像処理装置において、色原像剤と黒原像剤と
で異なるシーケンスによりそれぞれの相対濃度を適切に
算出することを目的とする。
【0031】また、正確な濃度検知を行うために、濃度
検出手段の特性を常に適切に把握し、濃度検出手段の特
性を補正を可能とすることを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構
成を備える。
【0033】即ち、入力されたカラー画像信号に基づい
て色原像剤と黒原像剤を用いてカラー画像を形成する画
像形成手段と、基準濃度パターンの画像データを発生す
る発生手段と、前記基準濃度パターンの画像データに基
づいて形成されたパターン画像の濃度を検知する濃度検
知手段と、前記濃度検知手段で検知された濃度値に基づ
いて前記画像形成手段における画像形成条件を制御する
制御手段とを有し、前記濃度検知手段は、前記色原像剤
によるパターン画像の濃度を下地濃度に対する相対濃度
として検知することを特徴とする。
【0034】例えば、前記濃度検知手段は、前記パター
ン画像に光を照射してその反射光情報を検出する濃度セ
ンサと、前記濃度センサより出力された反射光情報に基
づいて、前記パターン画像の濃度を下地濃度に対する相
対濃度として算出する相対濃度算出手段とを有すること
を特徴とする。
【0035】例えば、前記相対濃度算出手段は、前記濃
度センサより出力された反射光情報から前記パターン画
像の下地情報を除去することにより、相対濃度を算出す
ることを特徴とする。
【0036】例えば、前記相対濃度算出手段は、所定パ
ターン画像における光反射特性に基づいて前記色原像剤
の各色毎の光反射特性を求め、該色毎の光反射特性に基
づいて、前記濃度センサより出力された反射光情報から
前記パターン画像の下地情報を除去することを特徴とす
る。
【0037】例えば、前記所定パターン画像は、黒原像
剤により形成された所定濃度のパターン画像であること
を特徴とする。
【0038】例えば、前記所定パターン画像における前
記濃度センサの特性は、予め求められて保持されている
ことを特徴とする。
【0039】例えば、前記光反射特性は、前記パターン
画像における入射光量に対する反射光量の割合であるこ
とを特徴とする。
【0040】例えば、前記色原像剤は、イエロー、マゼ
ンタ、シアンのいずれかの色を含むことを特徴とする。
【0041】更に、原像剤が付着しない領域に所定濃度
のパターン画像領域を備え、前記濃度検知手段は、前記
パターン画像領域の濃度を検知した結果に基づいて、前
記相対濃度算出手段における算出方法を補正することを
特徴とする。
【0042】例えば、前記濃度検知手段は、前記パター
ン画像領域の濃度を検知した結果に基づいて、前記相対
濃度算出手段におけるパラメータを補正することを特徴
とする。
【0043】例えば、前記所定濃度のパターン画像領域
は、色現像剤によるパターン画像を備えることを特徴と
する。
【0044】また、基準濃度パターンデータに基づき画
像形成手段の像担持体上に形成された濃度パターンを読
み取って得られた濃度パターン画像データ及び該像担持
体上の下地濃度を示す下地画像データを入力する入力手
段と、前記下地画像データと濃度パターン画像データか
ら得られる前記下地濃度に対する濃度パターンの相対濃
度に基づき、前記画像形成手段で用いる黒記録剤と色記
録剤について異なるシーケンスを用いて各記録剤に対応
した階調補正データを生成する生成手段とを有すること
を特徴とする。
【0045】例えば、前記色記録剤のシーケンスは、セ
ンサ定数とトナー定数を用いて前記相対濃度を算出する
ことを特徴とする。
【0046】例えば、前記トナー定数は、前記記録剤の
種類毎に異なることを特徴とする。
【0047】例えば、前記トナー定数及びセンサ定数
は、予め算出されて格納されていることを特徴とする。
【0048】また、印刷領域と非印刷領域を有する像担
持体と、前記像担持体上に基準濃度パターンに基づき濃
度パターンを形成する形成手段と、前記像担持体上に形
成された前記濃度パターンの濃度を検知する検知手段
と、前記検知された濃度に基づき、階調補正データを生
成する生成手段とを有し、前記検知手段で前記非印刷領
域の濃度を検知し、得られた濃度に基づいて前記検知手
段の特性を評価することを特徴とする。
【0049】例えば、前記基準濃度パターンは、前記印
刷領域に形成することを特徴とする。
【0050】また、上述した目的を達成するための一手
法として、本発明の画像処理方法は以下の工程を備え
る。
【0051】即ち、入力されたカラー画像信号に基づい
て色原像剤と黒原像剤を用いてカラー画像を形成する画
像処理装置において、基準濃度パターンの画像データを
発生し、前記基準濃度パターンの画像データに基づいて
形成されたパターン画像の濃度を検知して、該検知され
た濃度値に基づいて画像形成条件を制御する画像処理方
法であって、前記濃度を検知する際に、前記色原像剤に
よるパターン画像の濃度を下地濃度に対する相対濃度と
して検知することを特徴とする。
【0052】また、基準濃度パターンデータに基づき画
像形成手段の像担持体上に形成された濃度パターンを読
み取って得られた濃度パターン画像データ及び該像担持
体上の下地濃度を示す下地画像データを入力する入力工
程と、前記下地画像データと濃度パターン画像データか
ら得られる前記下地濃度に対する濃度パターンの相対濃
度に基づき、前記画像形成手段で用いる黒記録剤と色記
録剤について異なるシーケンスを用いて、各記録剤に対
応した階調補正データを生成する生成工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0053】また、印刷領域と非印刷領域を有する像担
持体上に基準濃度パターンに基づき濃度パターンを形成
する形成工程と、検知手段によって前記像担持体上に形
成された前記濃度パターンの濃度を検知する検知工程
と、前記検知された濃度に基づき、階調補正データを生
成する生成工程とを有し、前記検知工程において前記非
印刷領域の濃度を検知し、得られた濃度に基づいて前記
検知手段の特性を評価することを特徴とする。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0055】<第1実施形態>本実施形態における画像
処理装置の構成は、上述した従来例で示した図5及び図
6と同様であるため、説明を省略する。
【0056】図1に、本実施形態における濃度制御を含
む画像信号処理を行う画像信号処理部のブロック構成を
示す。図1において、不図示のホストコンピュータ等に
より入力されるRGB形式の画像信号は、まず色変換部
201でCMY信号への変換が施される。そして次に黒
生成部202において、CMY信号からBk信号を生成
する。このようにして生成されたCMYBk信号は、ガ
ンマ補正部203においてLUT2031を用いた濃度
階調補正が施された後、パルス幅変調部204において
パルス幅変調が施され、レーザダイオード12の駆動信
号を発生する。
【0057】205はパターンジェネレータであり、本
実施形態における濃度制御のための各色のパッチデータ
を発生する。209はLUT算出部であり、CPU20
6を介して濃度センサ2による検出濃度値に基づいて、
ガンマ補正部203内のLUT2031を適切に算出
し、更新する。206は画像信号処理部の構成を統括的
に制御するCPUであり、ROM207に格納された制
御プログラムに従って動作する。208はRAMであ
り、CPU206の作業領域として使用される。尚、例
えばLUT2031はRAM208内に存在しても良
い。
【0058】本実施形態においては、濃度センサ2によ
ってC,M,Y,K各色トナーパッチを中間転写体5上
に形成し、該濃度を正確に測定することによって、適切
な階調補正を行うことを目的とする。以下、本実施形態
における濃度検知処理について詳細に説明する。
【0059】まず、例えば不図示の操作部より濃度階調
補正指示がなされると、CPU206の指示に基づい
て、パターンジェネレータ205よりY(イエロ)色に
対応したパッチデータが発生され、感光ドラム1上にY
トナーによりパッチAが作成される。この間に、中間転
写体5表面のパッチAが転写される地点の下地濃度を濃
度センサ2によって測定し、その出力情報をRAM20
8に記憶しておく。その後、パッチAが中間転写体5上
に転写され、該パッチAを濃度センサ2で測定して該出
力情報をRAM208に記憶しておく。
【0060】次に、同様に感光ドラム1上にM(マゼン
タ)トナーでパッチBが形成される。その間に中間転写
体5表面のパッチBの転写される地点の下地濃度を濃度
センサ2で測定し、該出力情報をRAM208に記憶し
ておく。そして、パッチBが中間転写体5上のトナーパ
ッチAとは異なる位置に転写され、該パッチBを濃度セ
ンサ2で測定し、該出力情報をRAM208に記憶して
おく。
【0061】以下同様に、C(シアン),Bk(ブラッ
ク)トナーのパッチと下地濃度を濃度センサ2で測定
し、その出力情報をRAM208に記憶する。
【0062】次に、以上のようにして得られた濃度セン
サ2の出力情報を、本実施形態の特徴であるカラートナ
ー用のコントラスト処理方式シーケンスに基づいて、下
地濃度からの相対濃度に変換する。以下、このシーケン
スについて説明する。
【0063】上述した従来例において、Bkトナーパッ
チ測定時の濃度を示す理論式(2)と、カラートナーパ
ッチ測定時の濃度を示す理論式(10)が示されてい
る。
【0064】 Ir1 = Io1・10^-(kDp+Du) ・・・(2) Ir2 = Io2{1−10^-(kDp+Ru)} ・・・(10) 図2に、これら両式のグラフを示す。図2に示されるよ
うにカラートナーは高濃度部の方がセンサ出力(反射光
量)が高い。一方、Bkトナーは高濃度部の方がセンサ
出力が低い。このように、カラートナーとBkトナーは
性質が異なるため、上式の様に異なるシーケンスが必要
となる。
【0065】ここで、Bkトナーパッチ及びカラートナ
ーパッチの両方の測定を行う場合について考えると、濃
度センサ2の構成が同一であれば、両式における照射光
量Io1,Io2の値は等しくなる。以下、これをセンサ定
数Aとする。また、以下kをトナー定数と称する。そし
て、反射光量Ir1,Ir2は濃度センサ2の出力電圧に置
き換えられるのでこれをy1,y2とし、パッチの濃度を
それぞれx1,x2とすると、上記2式は以下のように書
き換えられる。
【0066】 y1 = A・10^-(kx1+Dp) ・・・(11) y2 = A{1−10^-(kx2+Ru)} ・・・(12) 即ち、センサ定数Aは濃度センサ2の発光素子102の
発光特性に依存する照射強度を示す定数である。また、
トナー定数kは色(Y,M,C,Bk)毎に異なる定数
であり、各色のトナーの特性とセンサ特性の両方に依存
する定数である。
【0067】従来例で説明した様に、パッチ濃度を相対
濃度(コントラスト)として算出する際に、カラートナ
ーにおいては定数項Aが存在するため、Bkトナーと同
様の手法を用いて算出することはできない。そこで本実
施形態においては、式(11)に基づいて最小2乗法に
より定数項Aを推定することにより、カラートナーに対
してコントラスト処理方式を適用可能とする。
【0068】ここで、本実施形態におけるカラートナー
用のコントラスト処理方式シーケンスを図3のフローチ
ャートに示す。
【0069】まずステップS201において、印刷物の
グレーチャートにおける任意の点の濃度値を、例えば5
〜6点についてマクベス濃度計により予め測定してお
く。そして、この測定値を基準濃度値(以下、マクベス
濃度と称する)とする。尚、ステップS201において
は印刷物の濃度測定を行っているため、下地の濃度は
「0」であるとする。従って、該グレーチャートに対し
て上記(11)式を適用すると、以下のようになる。
【0070】 y1 = A・10^-kx1 ・・・(13) するとステップS202において理論式(13)に基づ
いて、マクベス濃度をx1、センサ出力電圧をy1とする
と、最小2乗法を用いてセンサ定数A及びトナー定数k
を推定することができる。即ち、該グレーチャートを測
定した際のA及びkの値を推定できる。このようにし
て、本実施形態ではセンサ定数A及びトナー定数kを得
る。尚、この処理は装置の出荷時に行われていればよい
ため、該測定値(センサ定数A及びトナー定数k)は例
えばROM207内に格納されている。
【0071】ここで、カラートナー濃度の理論式(1
2)における各係数をBkトナーの理論式(11)を利
用して求めたことになる。しかし、Aは濃度センサ2の
構成に依存する定数であるため、同一の濃度センサ2を
使用する場合に限って、得られたAの値を式(12)に
代入することが可能であるが、kはトナーの種類にも依
存してしまうため、Bkトナーに基づいて得られた値を
カラートナー濃度の理論式(12)に代入することはで
きない。ここで、式(12)を変形することにより、以
下の式(14)が得られる。
【0072】 A−y2 = A・10^-(kx2+Ru) ・・・(14) 式(14)の右辺は、式(11)の右辺と同様の形式と
なる。従って、上述した従来例で示した様な、Bkトナ
ーの相対濃度を求めるコントラスト処理方式を適用する
ことができる。即ち、式(14)に対してステップS2
02で得られたセンサ定数Aを代入して、Bkトナーと
同様のコントラスト処理方式により、カラートナーパッ
チにおいて下地濃度に対する相対濃度を求めることがで
きる。(ステップS204)以下、カラートナーにおい
てコントラスト処理方式を適用する例について説明す
る。まずパッチを形成しない状態の下地(反射率Ru)
に入射光A1を照射し、濃度センサ2において検出信号
y21が得られたとして、以下の関係式が得られる。
【0073】 A1−y21 = A1・10^-Ru ・・・(15) 次に、濃度x2のパッチを形成した場合に、入射光A2を
照射して濃度センサ2において検出信号y22が得られた
とすると、(13)式より以下の関係式が得られる。
【0074】 A2−y22 = A2・10^-(kx2+Ru) ・・・(16) ここで、パッチ濃度x2を求めるために、(15)式を
(16)式で除算すると、以下の(17)式が得られ
る。
【0075】 (A1−y21)/(A2−y22) = (A1/A2)・10^-kx2 ・・・(17) これにより、パッチの濃度x2は、以下の(18)式で
与えられる。
【0076】 kx2 = LOG(A2/A1・(A1−y21)/(A2−y22)) ・・(18) (18)式によれば即ち、定数項であるRuは消去され
るため、Bkトナーと同様、下地及びトナーパッチにお
ける入射光量及びその反射光の検出電圧のみで、パッチ
濃度x2を表すことができる。また、上述した様に、照
射光量A1,A2は既に推定済みである。従って、下地と
カラートナーパッチの2点を測定し、該測定結果に基づ
いて、カラートナーパッチの下地に対する相対濃度を容
易に求めることができる。
【0077】以上説明したように本実施形態によれば、
Bkトナーにおけるコントラスト処理方式と同様の方式
により、カラートナーの相対濃度を算出することも可能
となる。従って、下地濃度の変動に左右されずに高精度
の濃度検知が可能となる。
【0078】このように高精度に検知された各色濃度に
基づいて、LUT算出部209では適切なLUTを算出
し、ガンマ補正部203内のLUT2031に置き換え
る。これにより、濃度階調補正処理等をより正確に行う
ことができる。尚、上述したカラートナーにおけるコン
トラスト処理は、Y,M,Cの各色毎に行われる。
【0079】尚、本実施形態においてはパッチ濃度の検
知結果をガンマ補正に反映させる例について説明を行っ
たが、本発明はもちろんこの例に限定されるものではな
く、現像バイアス電圧制御等、画像形成プロセスの各工
程に対してフィードバックもしくはフィードフォワード
することにより、各種階調補正の制御に反映させること
ができる。
【0080】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。第2実施形態における装置
構成は上述した第1実施形態と同様であるため、説明を
省略する。
【0081】上述した第1実施形態で説明した濃度セン
サ2は、発光部にLEDを、受光部にピンフォトダイオ
ードを使用したものである。ここで、経年劣化によるL
EDの発光光量の低下やピンフォトダイオードの感度低
下により、上述した理論式(11)において、発光光量
を示す定数Aが変化してしまう可能性がある。従って、
濃度センサ2の特性(センサ定数A)を常に確認してお
く必要がある。
【0082】第2実施形態においては、センサ定数Aの
更新(補正)を行うことを特徴とする。
【0083】図4に、第2実施形態における中間転写体
5を示す。図4において、中間転写体5上の103は非
印刷領域を示し、非印刷領域103上に、基準となる濃
度を有する基準濃度領域104が予め形成されている。
非印刷領域103は画像が形成されることのない領域で
あるため、例えばクリーニングによって除去しきれない
トナーにより、その表面濃度が変化してしまうことはな
い。
【0084】以下、第2実施形態におけるセンサ定数更
新処理について説明する。
【0085】まず、濃度センサ2によって、中間転写体
5上の非印刷領域103に存在する基準濃度領域104
の濃度を測定する。ここで、ROM207には基準濃度
領域104の濃度値(理想値)が予め格納されており、
CPU206は濃度センサ2による印刷領域に形成され
た濃度パターンの測定値と、ROM207内の理想値と
を比較する。そして該比較の結果、測定値と理想値との
差が許容範囲を越える、即ち所定値以上であれば、理論
式(11)中のセンサ定数Aを補正し、式(11)によ
り得られる測定値y1が理想値に近づく様にする。従っ
て、センサ定数Aを適切に補正することができる。
【0086】以上のようにしてセンサ定数Aを補正した
後、上述した第1実施形態と同様に濃度検知を行い、補
正済みのセンサ定数Aを使用してカラートナーコントラ
スト処理を行う。これにより、濃度センサ2における経
時劣化の影響を受けずに、常に安定した濃度検知を行う
ことが可能となり、常に高画質の出力を得ることができ
る。
【0087】尚、第2実施形態においては基準濃度領域
104として、便宜上1つの領域を例として説明を行っ
たが、もちろんカラートナーの全色の所定階調分につい
て、基準濃度領域を用意する必要があることは言うまで
もない。
【0088】<他の実施形態>尚、本発明は、複数の機
器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機器,
リーダ,プリンタ等)から構成されるシステムに適用し
ても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファ
クシミリ装置等)に適用してもよい。
【0089】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0090】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0091】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0092】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0093】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、像
担持体上に各色毎の階調パッチを作成し、該濃度を測定
することにより画像形成条件の適正化を行う画像処理装
置において、カラートナーにおいても黒トナー同様に、
下地濃度に対するパッチ濃度の相対値を求めるコントラ
スト処理が可能となる。従って、像担持体表面の状態の
影響を受けずに、黒トナー、カラートナー共に常に安定
した濃度検知が可能となり、該濃度値に基づいて画像形
成条件を適正化することにより高画質出力が可能とな
る。
【0095】また、カラートナーと黒トナーとで異なる
シーケンスによりそれぞれの相対濃度を適切に算出する
ことが可能となる。
【0096】また、像担持体の非印刷領域にカラートナ
ーの基準濃度領域を設定し、該基準濃度領域の濃度測定
値に基づいてセンサ定数を補正することにより、濃度セ
ンサの特性を常に適切に把握し、補正することが可能と
なるため、濃度センサにおける経時劣化を吸収すること
が可能になり、常に安定した濃度検知ができる。
【0097】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の画像処理装置におけ
る画像信号処理部の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態におけるトナー濃度とセンサ出力の
関係を示すグラフである。
【図3】本実施形態におけるカラートナー濃度のコント
ラスト処理方式手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る第2実施形態における中間転写体
を示す図である。
【図5】従来のカラー画像処理装置の内部構成例を示す
側断面図である。
【図6】本発明に係る一実施形態において濃度検知を行
う構成を示す図である。
【図7】反射率の異なる中間転写体において濃度検知を
行う際の、トナー濃度とセンサ出力の関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 濃度センサ 3 帯電器 4 支持体 4a〜4b 現像器 5 中間転写体 6 転写帯電器 7 搬送装置 8 トレー 9 定着器 10、11 クリーニング装置 12 レーザダイオード 13 高速モータ 14 多面鏡 15 レンズ 16 折り返しミラー 101 発光素子 102 受光素子 103 非印刷領域 104 基準濃度領域 105A〜B 濃度測定用トナー画像 201 色変換部 202 黒生成部 203 ガンマ補正部 204 パルス幅変調部 205 パターンジェネレータ 206 CPU 207 ROM 208 RAM 209 LUT算出部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたカラー画像信号に基づいて色
    原像剤と黒原像剤を用いてカラー画像を形成する画像形
    成手段と、 基準濃度パターンの画像データを発生する発生手段と、 前記基準濃度パターンの画像データに基づいて形成され
    たパターン画像の濃度を検知する濃度検知手段と、 前記濃度検知手段で検知された濃度値に基づいて前記画
    像形成手段における画像形成条件を制御する制御手段と
    を有し、 前記濃度検知手段は、前記色原像剤によるパターン画像
    の濃度を下地濃度に対する相対濃度として検知すること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記濃度検知手段は、前記パターン画像
    に光を照射してその反射光情報を検出する濃度センサ
    と、 前記濃度センサより出力された反射光情報に基づいて、
    前記パターン画像の濃度を下地濃度に対する相対濃度と
    して算出する相対濃度算出手段と、を有することを特徴
    とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記相対濃度算出手段は、前記濃度セン
    サより出力された反射光情報から前記パターン画像の下
    地情報を除去することにより、相対濃度を算出すること
    を特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記相対濃度算出手段は、所定パターン
    画像における光反射特性に基づいて前記色原像剤の各色
    毎の光反射特性を求め、該色毎の光反射特性に基づい
    て、前記濃度センサより出力された反射光情報から前記
    パターン画像の下地情報を除去することを特徴とする請
    求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記所定パターン画像は、黒原像剤によ
    り形成された所定濃度のパターン画像であることを特徴
    とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記所定パターン画像における前記濃度
    センサの特性は、予め求められて保持されていることを
    特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記光反射特性は、前記パターン画像に
    おける入射光量に対する反射光量の割合であることを特
    徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記色原像剤は、イエロー、マゼンタ、
    シアンのいずれかの色を含むことを特徴とする請求項1
    乃至7記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 更に、原像剤が付着しない領域に所定濃
    度のパターン画像領域を備え、 前記濃度検知手段は、前記パターン画像領域の濃度を検
    知した結果に基づいて、前記相対濃度算出手段における
    算出方法を補正することを特徴とする請求項2乃至8の
    いずれかに記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記濃度検知手段は、前記パターン画
    像領域の濃度を検知した結果に基づいて、前記相対濃度
    算出手段におけるパラメータを補正することを特徴とす
    る請求項9記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記所定濃度のパターン画像領域は、
    色現像剤によるパターン画像を備えることを特徴とする
    請求項9又は10記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 入力されたカラー画像信号に基づいて
    色原像剤と黒原像剤を用いてカラー画像を形成する画像
    処理装置において、 基準濃度パターンの画像データを発生し、 前記基準濃度パターンの画像データに基づいて形成され
    たパターン画像の濃度を検知して、該検知された濃度値
    に基づいて画像形成条件を制御する画像処理方法であっ
    て、 前記濃度を検知する際に、前記色原像剤によるパターン
    画像の濃度を下地濃度に対する相対濃度として検知する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  13. 【請求項13】 基準濃度パターンデータに基づき画像
    形成手段の像担持体上に形成された濃度パターンを読み
    取って得られた濃度パターン画像データ及び該像担持体
    上の下地濃度を示す下地画像データを入力する入力手段
    と、 前記下地画像データと濃度パターン画像データから得ら
    れる前記下地濃度に対する濃度パターンの相対濃度に基
    づき、前記画像形成手段で用いる黒記録剤と色記録剤に
    ついて異なるシーケンスを用いて各記録剤に対応した階
    調補正データを生成する生成手段とを有することを特徴
    とする画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記色記録剤のシーケンスは、センサ
    定数とトナー定数を用いて前記相対濃度を算出すること
    を特徴とする請求項13記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記トナー定数は、前記記録剤の種類
    毎に異なることを特徴とする請求項14記載の画像処理
    装置。
  16. 【請求項16】 前記トナー定数及びセンサ定数は、予
    め算出されて格納されていることを特徴とする請求項1
    4記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 印刷領域と非印刷領域を有する像担持
    体と、 前記像担持体上に基準濃度パターンに基づき濃度パター
    ンを形成する形成手段と、 前記像担持体上に形成された前記濃度パターンの濃度を
    検知する検知手段と、 前記検知された濃度に基づき、階調補正データを生成す
    る生成手段とを有し、 前記検知手段で前記非印刷領域の濃度を検知し、得られ
    た濃度に基づいて前記検知手段の特性を評価することを
    特徴とする画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記基準濃度パターンは、前記印刷領
    域に形成することを特徴とする請求項17記載の画像処
    理装置。
  19. 【請求項19】 基準濃度パターンデータに基づき画像
    形成手段の像担持体上に形成された濃度パターンを読み
    取って得られた濃度パターン画像データ及び該像担持体
    上の下地濃度を示す下地画像データを入力する入力工程
    と、 前記下地画像データと濃度パターン画像データから得ら
    れる前記下地濃度に対する濃度パターンの相対濃度に基
    づき、前記画像形成手段で用いる黒記録剤と色記録剤に
    ついて異なるシーケンスを用いて、各記録剤に対応した
    階調補正データを生成する生成工程とを有することを特
    徴とする画像処理方法。
  20. 【請求項20】 印刷領域と非印刷領域を有する像担持
    体上に基準濃度パターンに基づき濃度パターンを形成す
    る形成工程と、 検知手段によって前記像担持体上に形成された前記濃度
    パターンの濃度を検知する検知工程と、 前記検知された濃度に基づき、階調補正データを生成す
    る生成工程とを有し、 前記検知工程において前記非印刷領域の濃度を検知し、
    得られた濃度に基づいて前記検知手段の特性を評価する
    ことを特徴とする画像処理方法。
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