JPH09167804A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH09167804A JPH09167804A JP7326822A JP32682295A JPH09167804A JP H09167804 A JPH09167804 A JP H09167804A JP 7326822 A JP7326822 A JP 7326822A JP 32682295 A JP32682295 A JP 32682295A JP H09167804 A JPH09167804 A JP H09167804A
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- boron
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- gate electrode
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ソース/ドレインpn接合形成で、浅くかつ低
抵抗のpn接合を制御性良く形成できる製造方法を提供
する。 【解決手段】SiO2 膜18とSi3N4膜111とから
なるサイドウオールスペーサを用いて、浅い拡散層11
5を形成する。
抵抗のpn接合を制御性良く形成できる製造方法を提供
する。 【解決手段】SiO2 膜18とSi3N4膜111とから
なるサイドウオールスペーサを用いて、浅い拡散層11
5を形成する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細化に適した相
補型MOSFET(金属−半導体−酸化膜電界効果トラ
ンジスタ)の製造方法に関する。
補型MOSFET(金属−半導体−酸化膜電界効果トラ
ンジスタ)の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】Si集積回路は加工寸法の微細化により
高集積化と高速化を実現してきた。MOSFET(Metal
-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)の比
例縮小則によると、平面方向の微細化に加えて、深さ方
向にもゲート酸化膜厚やソース/ドレイン接合深さを小
さくする必要がある。従来、ソース/ドレインpn接合
の形成にはイオン打込み法が用いられて来たが、ゲート
長0.15 μm以下の素子の短チャネル効果を完全に抑
制するためには、より浅い接合が求められており、p+
n浅接合形成にボロンをドープした酸化膜(ボロンガラ
ス)からの固相拡散法が見直されている。
高集積化と高速化を実現してきた。MOSFET(Metal
-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)の比
例縮小則によると、平面方向の微細化に加えて、深さ方
向にもゲート酸化膜厚やソース/ドレイン接合深さを小
さくする必要がある。従来、ソース/ドレインpn接合
の形成にはイオン打込み法が用いられて来たが、ゲート
長0.15 μm以下の素子の短チャネル効果を完全に抑
制するためには、より浅い接合が求められており、p+
n浅接合形成にボロンをドープした酸化膜(ボロンガラ
ス)からの固相拡散法が見直されている。
【0003】例えば、ゲート長0.1μmCMOSの試
作例が、1995 VLSIシンポジウム(1995 Symposi
um on VLSI technology, Digest of Technical papers,
p.9)で報告されている。図3に示したように、ゲート
電極20を形成後に(a)、n−MOSFET形成領域
にのみAsイオン110をイオン打込みし、浅いn型拡
散層115を形成し(b)、次に、厚さ15nmのSi
O2 膜21を堆積して(c)、p−MOSFET形成領域
のみを異方性ドライエッチングすることにより、第1サ
イドウオールスペーサ22とSiO2 膜マスク23とに
加工する(d)。続いて、BSG(ボロンガラス)膜を全
面に堆積し、異方性ドライエッチングすることにより、
第2サイドウオールスペーサ114に加工する(e)。
次に、As及びBF2 (あるいはB)を深くイオン打込
みし、熱処理することで、深いn型拡散層117と深い
p型拡散層118とを形成する。この時の熱処理で、B
SG膜よりBが拡散し、浅いp型拡散層116が形成さ
れる(f)。
作例が、1995 VLSIシンポジウム(1995 Symposi
um on VLSI technology, Digest of Technical papers,
p.9)で報告されている。図3に示したように、ゲート
電極20を形成後に(a)、n−MOSFET形成領域
にのみAsイオン110をイオン打込みし、浅いn型拡
散層115を形成し(b)、次に、厚さ15nmのSi
O2 膜21を堆積して(c)、p−MOSFET形成領域
のみを異方性ドライエッチングすることにより、第1サ
イドウオールスペーサ22とSiO2 膜マスク23とに
加工する(d)。続いて、BSG(ボロンガラス)膜を全
面に堆積し、異方性ドライエッチングすることにより、
第2サイドウオールスペーサ114に加工する(e)。
次に、As及びBF2 (あるいはB)を深くイオン打込
みし、熱処理することで、深いn型拡散層117と深い
p型拡散層118とを形成する。この時の熱処理で、B
SG膜よりBが拡散し、浅いp型拡散層116が形成さ
れる(f)。
【0004】また、従来法のイオン打込み法を用いる場
合にも、n−MOSFET用のイオン打込み後、第1サ
イドウオールスペーサを形成してから、p−MOSFE
T用のイオン打込みを行う方法が用いられる。これは、
Bが拡散し、ゲート下のチャネル領域にもp+層が迫り
出して、チャネル長が短くなるのを防止するためである
(例えば、1994インターナショナル エレクトロン
デバイス ミーティング テクニカル ダイジェス
ト,1994 International Electron Devices Meeting, T
echnical Digest p.485)。
合にも、n−MOSFET用のイオン打込み後、第1サ
イドウオールスペーサを形成してから、p−MOSFE
T用のイオン打込みを行う方法が用いられる。これは、
Bが拡散し、ゲート下のチャネル領域にもp+層が迫り
出して、チャネル長が短くなるのを防止するためである
(例えば、1994インターナショナル エレクトロン
デバイス ミーティング テクニカル ダイジェス
ト,1994 International Electron Devices Meeting, T
echnical Digest p.485)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、SiO2 膜
の第1サイドウオールスペーサを異方性ドライエッチン
グする際に、Si基板には加工ダメージや炭素汚染が入
るという問題がある。これらの汚染や欠陥は、B拡散の
制御を難しくし、また、不純物の電気的活性化の妨げ、
リーク電流の原因となる。しかし、これらを取り除くた
めにSiエッチングを行うと、浅い拡散層部が深くな
り、短チャネル効果が抑制できなくなる。また、犠牲酸
化を行う場合には、その後、弗酸によるSiエッチング
が不可欠であり、この際にSiO2 膜の第1サイドウオ
ールスペーサもエッチングされるため、SiO2 膜を1
0nm以下に薄膜化することが困難である。
の第1サイドウオールスペーサを異方性ドライエッチン
グする際に、Si基板には加工ダメージや炭素汚染が入
るという問題がある。これらの汚染や欠陥は、B拡散の
制御を難しくし、また、不純物の電気的活性化の妨げ、
リーク電流の原因となる。しかし、これらを取り除くた
めにSiエッチングを行うと、浅い拡散層部が深くな
り、短チャネル効果が抑制できなくなる。また、犠牲酸
化を行う場合には、その後、弗酸によるSiエッチング
が不可欠であり、この際にSiO2 膜の第1サイドウオ
ールスペーサもエッチングされるため、SiO2 膜を1
0nm以下に薄膜化することが困難である。
【0006】本発明の目的は、加工ダメージ等の問題の
ない、第1サイドウオールスペーサの形成技術を提供す
ることにある。
ない、第1サイドウオールスペーサの形成技術を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、SiO2
膜の代わりに、Si3N4膜を用いることにより解決され
る。特に、ゲート電極加工後、Si3N4膜堆積前に、薄
いSiO2 膜を堆積しておき、これをエッチングストッ
パとして、Si3N4膜をスペーサに加工することが有効
である。
膜の代わりに、Si3N4膜を用いることにより解決され
る。特に、ゲート電極加工後、Si3N4膜堆積前に、薄
いSiO2 膜を堆積しておき、これをエッチングストッ
パとして、Si3N4膜をスペーサに加工することが有効
である。
【0008】ゲート電極加工後に、薄いSiO2 膜を堆
積しておくことにより、Si3N4膜のエッチングをこの
SiO2 膜で止めることができ、Si基板へのダメージ
等の問題が回避できる。さらに、その後Si表面を弗酸
処理することによっても、Si3N4膜スペーサはエッチ
ングされず、薄いゲート酸化膜を十分に保護することが
でき、MOSFETのゲート耐圧不良等の問題が生じな
い。
積しておくことにより、Si3N4膜のエッチングをこの
SiO2 膜で止めることができ、Si基板へのダメージ
等の問題が回避できる。さらに、その後Si表面を弗酸
処理することによっても、Si3N4膜スペーサはエッチ
ングされず、薄いゲート酸化膜を十分に保護することが
でき、MOSFETのゲート耐圧不良等の問題が生じな
い。
【0009】さらに、別な効果として、n−MOSFE
T形成領域のSi3N4膜を残しておけば、SiO2 膜に
比べBに対するバリヤ性が高く、膜厚5nm程度でも十
分にBに対する拡散マスクとして働く点が挙げられる。
T形成領域のSi3N4膜を残しておけば、SiO2 膜に
比べBに対するバリヤ性が高く、膜厚5nm程度でも十
分にBに対する拡散マスクとして働く点が挙げられる。
【0010】
(実施例1)まず始めに、浅接合の形成にAs低エネル
ギイオン打込みとBSG膜からのB(ボロン)固相拡散
を用いた例について、図1,図2を用いて説明する。
ギイオン打込みとBSG膜からのB(ボロン)固相拡散
を用いた例について、図1,図2を用いて説明する。
【0011】まず、図1において、Si基板10に、2
×1017/cm3 程度のボロンを含み、深さ3μmのpウ
エル11,2×1017/cm3 程度のリンを含み、深さ3
μmのnウエル12,厚さ300nmの素子分離用酸化
膜13,厚さ3.5 〜5nmのゲート酸化膜14を形成
後、厚さ200nmの多結晶Siからなるゲート電極1
5,16を形成した。なお、pウエル上の多結晶Si1
5はリンが1020/cm3 以上、nウエル上の多結晶Si
16はボロンが1020/cm3 以上含まれている。また、
SiO2 膜17はゲート加工のために設けてある
(a)。
×1017/cm3 程度のボロンを含み、深さ3μmのpウ
エル11,2×1017/cm3 程度のリンを含み、深さ3
μmのnウエル12,厚さ300nmの素子分離用酸化
膜13,厚さ3.5 〜5nmのゲート酸化膜14を形成
後、厚さ200nmの多結晶Siからなるゲート電極1
5,16を形成した。なお、pウエル上の多結晶Si1
5はリンが1020/cm3 以上、nウエル上の多結晶Si
16はボロンが1020/cm3 以上含まれている。また、
SiO2 膜17はゲート加工のために設けてある
(a)。
【0012】ゲート加工後、厚さ5nmのCVDSiO
2 膜18を堆積し(b)、ホトレジストマスク19を用
いてAsイオン110をn−MOSFET形成領域にの
みイオン打込みし、浅いn型拡散層115を形成した
(c)。次に、厚さ7.5nmのSi3N4膜111を堆積
し(d)、図2の(a)に示すように、ホトレジストマ
スク112を用いて、p−MOSFET形成領域のみを
異方性ドライエッチングすることにより、第1サイドウ
オールスペーサ113とSi3N4膜マスク101とに加
工した。続いて、弗酸エッチングによってp−MOSF
ET形成領域のCVDSiO2 膜を除去した後、BSG
(ボロンガラス)膜を全面に堆積し、異方性ドライエッ
チングすることにより、第2サイドウオールスペーサ1
14に加工した(b)。
2 膜18を堆積し(b)、ホトレジストマスク19を用
いてAsイオン110をn−MOSFET形成領域にの
みイオン打込みし、浅いn型拡散層115を形成した
(c)。次に、厚さ7.5nmのSi3N4膜111を堆積
し(d)、図2の(a)に示すように、ホトレジストマ
スク112を用いて、p−MOSFET形成領域のみを
異方性ドライエッチングすることにより、第1サイドウ
オールスペーサ113とSi3N4膜マスク101とに加
工した。続いて、弗酸エッチングによってp−MOSF
ET形成領域のCVDSiO2 膜を除去した後、BSG
(ボロンガラス)膜を全面に堆積し、異方性ドライエッ
チングすることにより、第2サイドウオールスペーサ1
14に加工した(b)。
【0013】次に、表面に露出したSi3N4膜をエッチ
ング除去した後、SiO2 膜を堆積して(図中では省
略)、As及びBF2 (あるいはB)を深くイオン打込
みし、950℃,10秒の熱処理をすることで、深いn
型拡散層117と深いp型拡散層118とを形成した。
この時の熱処理で、BSG膜よりBが拡散し、浅いp型
拡散層116が形成された(c)。
ング除去した後、SiO2 膜を堆積して(図中では省
略)、As及びBF2 (あるいはB)を深くイオン打込
みし、950℃,10秒の熱処理をすることで、深いn
型拡散層117と深いp型拡散層118とを形成した。
この時の熱処理で、BSG膜よりBが拡散し、浅いp型
拡散層116が形成された(c)。
【0014】Si3N4膜をスペーサとして用いること
で、ドライエッチダメージ等に起因するBの拡散異常も
みられず、表面B濃度が固溶限まで上がり、シート抵抗
2kΩ/□の低抵抗化が実現できた結果、p−MOSF
ETの高い飽和ドレイン電流が得られた。また、Si3
N4膜マスクのBバリヤ性は高く、5−3nmに薄膜化
することも可能である。以上により、0.1 μmCMO
Sのゲート遅延時間15psを達成した。
で、ドライエッチダメージ等に起因するBの拡散異常も
みられず、表面B濃度が固溶限まで上がり、シート抵抗
2kΩ/□の低抵抗化が実現できた結果、p−MOSF
ETの高い飽和ドレイン電流が得られた。また、Si3
N4膜マスクのBバリヤ性は高く、5−3nmに薄膜化
することも可能である。以上により、0.1 μmCMO
Sのゲート遅延時間15psを達成した。
【0015】なお、CVDSiO2 膜18は、Asイオ
ン打込み時に、Si表面を汚染から保護する役割と、S
i3N4膜のエッチングストッパの両方の役割を果たして
おり、3−8nmの膜厚が好適である。また、Si3N4
膜は、ゲート酸化膜14が弗酸エッチングされないよう
に保護し、また、BSGからBがn−MOSFET形成
領域に拡散しないためのマスクとして働き、さらに、こ
の膜厚によって第1サイドウオールスペーサの幅が決ま
り、Bのチャネル方向への迫りだし幅が決まるため、5
−15nmの膜厚が好適である。
ン打込み時に、Si表面を汚染から保護する役割と、S
i3N4膜のエッチングストッパの両方の役割を果たして
おり、3−8nmの膜厚が好適である。また、Si3N4
膜は、ゲート酸化膜14が弗酸エッチングされないよう
に保護し、また、BSGからBがn−MOSFET形成
領域に拡散しないためのマスクとして働き、さらに、こ
の膜厚によって第1サイドウオールスペーサの幅が決ま
り、Bのチャネル方向への迫りだし幅が決まるため、5
−15nmの膜厚が好適である。
【0016】(実施例2)次に、Asイオン打込みと、
酸化膜をマスクとして、ボロンを選択的に吸着させる方
法を用いた例について、図4を用いて説明する。
酸化膜をマスクとして、ボロンを選択的に吸着させる方
法を用いた例について、図4を用いて説明する。
【0017】まず、実施例2と同様にして、ゲート電極
と浅いn型拡散層115を形成した後、厚さ7.5nm
のSi3N4膜111を堆積した(a)。次に、Si3N4
膜の異方性ドライエッチングにより第1サイドウオール
スペーサ113に加工した(b)。続いて、ホトレジスト
と弗酸エッチングにより、p−MOSFET形成領域の
みCVDSiO2 膜18を除去し(c)、ホトレジスト
も除去した。この試料を洗浄後、超高真空装置に導入
し、基板温度600℃でクヌーセンセルから蒸発させた
HBO2 を吸着させたところ、p−MOS領域上のSi
表面にのみボロン31の吸着が認められた(d)。次
に、ノンドープのCVDSiO2 膜を堆積し、異方性ド
ライエッチングすることにより、第2サイドウオールス
ペーサ32に加工した。最後に、実施例1と同様にし
て、As及びBF2 (あるいはB)を深くイオン打込み
し、熱処理することで、深いn型拡散層117と深いp
型拡散層118とを形成した。この時の熱処理で、吸着
したボロン13がSi基板内部へ拡散し、浅いp型拡散
層116が形成された(e)。なお、第2サイドウオール
スペーサ32のp−MOSFET部の基板と接する部分
はボロンが拡散し、BSG膜33となった。
と浅いn型拡散層115を形成した後、厚さ7.5nm
のSi3N4膜111を堆積した(a)。次に、Si3N4
膜の異方性ドライエッチングにより第1サイドウオール
スペーサ113に加工した(b)。続いて、ホトレジスト
と弗酸エッチングにより、p−MOSFET形成領域の
みCVDSiO2 膜18を除去し(c)、ホトレジスト
も除去した。この試料を洗浄後、超高真空装置に導入
し、基板温度600℃でクヌーセンセルから蒸発させた
HBO2 を吸着させたところ、p−MOS領域上のSi
表面にのみボロン31の吸着が認められた(d)。次
に、ノンドープのCVDSiO2 膜を堆積し、異方性ド
ライエッチングすることにより、第2サイドウオールス
ペーサ32に加工した。最後に、実施例1と同様にし
て、As及びBF2 (あるいはB)を深くイオン打込み
し、熱処理することで、深いn型拡散層117と深いp
型拡散層118とを形成した。この時の熱処理で、吸着
したボロン13がSi基板内部へ拡散し、浅いp型拡散
層116が形成された(e)。なお、第2サイドウオール
スペーサ32のp−MOSFET部の基板と接する部分
はボロンが拡散し、BSG膜33となった。
【0018】以上により、接合深さ20nm,シート抵
抗2kΩ/□の浅接合が形成でき、ゲート長0.1 μm
のCMOSが短チャネル効果を起こさずに高速に動作す
ることを確認した。この方法では、HBO2 の選択吸着
現象を利用し、n−MOSFET領域のボロン拡散バリヤとし
てSi3N4膜を残さなかった。超高真空装置を用いない
場合には、吸着の選択性が小さくなるため、実施例1と
同様にSi3N4膜マスクを用いることもできる。なお、
BソースとしてはB2O3,B2H6を用いてもよい。さら
に、ボロン吸着後、厚さ5−10nmのSiキャップ層
をエピタキシャル成長すると、Bが固溶限を越えてSi
結晶格子中に取り込まれ、拡散層のシート抵抗値を半減
することも可能である。
抗2kΩ/□の浅接合が形成でき、ゲート長0.1 μm
のCMOSが短チャネル効果を起こさずに高速に動作す
ることを確認した。この方法では、HBO2 の選択吸着
現象を利用し、n−MOSFET領域のボロン拡散バリヤとし
てSi3N4膜を残さなかった。超高真空装置を用いない
場合には、吸着の選択性が小さくなるため、実施例1と
同様にSi3N4膜マスクを用いることもできる。なお、
BソースとしてはB2O3,B2H6を用いてもよい。さら
に、ボロン吸着後、厚さ5−10nmのSiキャップ層
をエピタキシャル成長すると、Bが固溶限を越えてSi
結晶格子中に取り込まれ、拡散層のシート抵抗値を半減
することも可能である。
【0019】(実施例3)次に、イオン打込み法を用い
て、拡散層及びパンチスルーストッパ層を形成する際に
Si3N4膜をBのチャネル領域への迫りだし防止に、有
効利用した例につき、図5,図6を用いて説明する。
て、拡散層及びパンチスルーストッパ層を形成する際に
Si3N4膜をBのチャネル領域への迫りだし防止に、有
効利用した例につき、図5,図6を用いて説明する。
【0020】まず、実施例1と同様にして、ゲート電極
を形成し(a)、厚さ5nmのCVDSiO2 膜18を
堆積し(b)、ホトレジストマスク19を用いてAsイ
オン110をn−MOSFET形成領域にのみイオン打
込みし、浅いn型拡散層115を形成した(c)。次
に、ホトレジストマスク41を用いてAsイオン110
をp−MOSFET形成領域にのみイオン打込みし、n
型パンチスルーストッパ層43を形成した(d)。続い
て、厚さ10nmのSi3N4膜を堆積し、異方性ドライ
エッチングすることにより、第1サイドウオールスペー
サ113に加工し(図6(a))、今度はBF2 イオン4
4をホトレジストマスク45,46を用いてイオン打込
みし、p型パンチスルーストッパ層47,浅いp型拡散
層116をそれぞれ形成した(b,c)。最後に、実施
例1と同様にして、As及びBF2 (あるいはB)を深
くイオン打込みし、熱処理することで、深いn型拡散層
117と深いp型拡散層118とを形成した(d)。
を形成し(a)、厚さ5nmのCVDSiO2 膜18を
堆積し(b)、ホトレジストマスク19を用いてAsイ
オン110をn−MOSFET形成領域にのみイオン打
込みし、浅いn型拡散層115を形成した(c)。次
に、ホトレジストマスク41を用いてAsイオン110
をp−MOSFET形成領域にのみイオン打込みし、n
型パンチスルーストッパ層43を形成した(d)。続い
て、厚さ10nmのSi3N4膜を堆積し、異方性ドライ
エッチングすることにより、第1サイドウオールスペー
サ113に加工し(図6(a))、今度はBF2 イオン4
4をホトレジストマスク45,46を用いてイオン打込
みし、p型パンチスルーストッパ層47,浅いp型拡散
層116をそれぞれ形成した(b,c)。最後に、実施
例1と同様にして、As及びBF2 (あるいはB)を深
くイオン打込みし、熱処理することで、深いn型拡散層
117と深いp型拡散層118とを形成した(d)。
【0021】以上により、イオン打込み時に横方向広が
りの小さいAsは第1サイドウオールスペーサ堆積前に
イオン打込みし、反対に横方向に広がりやすいBはスペ
ーサ形成後に打込むことができるため、両者のチャネル
への迫りだし量をほぼ同じにし、浅い拡散層の直下にパ
ンチスルーストッパを形成することが可能となる。これ
により、接合深さ30nm,シート抵抗1kΩ/□の浅
接合が形成でき、ゲート長0.15 μmのCMOSが短
チャネル効果を起こさずに高速に動作することを確認し
た。
りの小さいAsは第1サイドウオールスペーサ堆積前に
イオン打込みし、反対に横方向に広がりやすいBはスペ
ーサ形成後に打込むことができるため、両者のチャネル
への迫りだし量をほぼ同じにし、浅い拡散層の直下にパ
ンチスルーストッパを形成することが可能となる。これ
により、接合深さ30nm,シート抵抗1kΩ/□の浅
接合が形成でき、ゲート長0.15 μmのCMOSが短
チャネル効果を起こさずに高速に動作することを確認し
た。
【0022】本実施例に特有な効果は、必ずしもSi3
N4膜の第1サイドウオールスペーサを用いなくても得
られる。例えば、Asイオン打込み後に、再び、CVD
SiO2膜を堆積してから、BF2 イオンを打込む方法が
ある。ただし、この場合、CVDSiO2膜を10nm
以上に厚くすると、既にある5nmのCVDSiO2膜
と合わせて15nmの膜を通してBF2 イオンを打込ま
ねばならず、低エネルギ化による浅い拡散層形成ができ
なくなる。また、SiO2 膜を第1サイドウオールスペ
ーサに用いようとすれば、既に述べたように、ドライエ
ッチングダメージ及び汚染の問題があるのはすでに述べ
たとおりである。
N4膜の第1サイドウオールスペーサを用いなくても得
られる。例えば、Asイオン打込み後に、再び、CVD
SiO2膜を堆積してから、BF2 イオンを打込む方法が
ある。ただし、この場合、CVDSiO2膜を10nm
以上に厚くすると、既にある5nmのCVDSiO2膜
と合わせて15nmの膜を通してBF2 イオンを打込ま
ねばならず、低エネルギ化による浅い拡散層形成ができ
なくなる。また、SiO2 膜を第1サイドウオールスペ
ーサに用いようとすれば、既に述べたように、ドライエ
ッチングダメージ及び汚染の問題があるのはすでに述べ
たとおりである。
【0023】(実施例4)次に、イオン打込み法,固相
拡散法を用いて、拡散層及びパンチスルーストッパ層を
形成する際にSi3N4膜を有効利用した一例につき、図
7を用いて説明する。
拡散法を用いて、拡散層及びパンチスルーストッパ層を
形成する際にSi3N4膜を有効利用した一例につき、図
7を用いて説明する。
【0024】まず、実施例3と同様にして、ゲート電
極,浅いn型拡散層115,n型パンチスルーストッパ
層43を形成した(a)。次に、厚さ7.5nmのSi3
N4膜111を堆積し、BF2 イオン44をホトレジス
トマスク45を用いてイオン打込みし、p型パンチスル
ーストッパ層47を形成した(b)。次に、実施例1と
同様にして、Si3N4膜を第1サイドウオールスペーサ
113とSi3N4膜マスク101とに加工した(c)。
続いて、BSG(ボロンガラス)膜20nmとノンドー
プCVDSiO2 膜180nmとを連続堆積し、異方性
ドライエッチングすることにより、第2サイドウオール
スペーサ51,32に加工した(d)。最後に、実施例
1と同様にして、深いn型拡散層117と深いp型拡散
層118とを形成した。この時の熱処理で、第2サイド
ウオールスペーサ51のBSG膜よりBが拡散し、浅い
p型拡散層116が形成された(e)。
極,浅いn型拡散層115,n型パンチスルーストッパ
層43を形成した(a)。次に、厚さ7.5nmのSi3
N4膜111を堆積し、BF2 イオン44をホトレジス
トマスク45を用いてイオン打込みし、p型パンチスル
ーストッパ層47を形成した(b)。次に、実施例1と
同様にして、Si3N4膜を第1サイドウオールスペーサ
113とSi3N4膜マスク101とに加工した(c)。
続いて、BSG(ボロンガラス)膜20nmとノンドー
プCVDSiO2 膜180nmとを連続堆積し、異方性
ドライエッチングすることにより、第2サイドウオール
スペーサ51,32に加工した(d)。最後に、実施例
1と同様にして、深いn型拡散層117と深いp型拡散
層118とを形成した。この時の熱処理で、第2サイド
ウオールスペーサ51のBSG膜よりBが拡散し、浅い
p型拡散層116が形成された(e)。
【0025】本実施例は、実施例1と比較し、吸湿性の
高いBSG膜が大気に曝されることがないのが特長であ
る。BSG膜の厚さは、より薄膜化可能であり、極限的
な形態として、B原子吸着とノンドープCVDSiO2
膜堆積を一つの装置で連続的に行うことも可能である。
以上により、接合深さ25nm,シート抵抗1kΩ/□
の浅接合が形成でき、ゲート長0.1 μmのCMOSが
短チャネル効果を起こさずに高速に動作することを確認
した。
高いBSG膜が大気に曝されることがないのが特長であ
る。BSG膜の厚さは、より薄膜化可能であり、極限的
な形態として、B原子吸着とノンドープCVDSiO2
膜堆積を一つの装置で連続的に行うことも可能である。
以上により、接合深さ25nm,シート抵抗1kΩ/□
の浅接合が形成でき、ゲート長0.1 μmのCMOSが
短チャネル効果を起こさずに高速に動作することを確認
した。
【0026】(実施例5)次に、イオン打込み法,固相
拡散法を用いて、拡散層及びパンチスルーストッパ層を
形成する際にSi3N4膜を有効利用した例2につき、図
8,図9を用いて説明する。
拡散法を用いて、拡散層及びパンチスルーストッパ層を
形成する際にSi3N4膜を有効利用した例2につき、図
8,図9を用いて説明する。
【0027】まず、実施例3と同様にして、ゲート電
極,浅いn型拡散層115,n型パンチスルーストッパ
層43,Si3N4膜からなる第1サイドウオールスペー
サ113を形成した(a)。次に、ホトレジストマスク4
5を用いてCVDSiO2 膜18のn−MOSFET形
成領域の部分をウェットエッチング除去し(b)、洗浄
後に、実施例2と同様にして、ボロン31を1×1014
/cm2 吸着させた(c)。続いて、5nmのCVDSiO
2 膜61を堆積し、熱拡散を行い、p型パンチスルース
トッパ層47を形成した(d)。次に、同様にして、p
−MOSFET形成領域の部分をウェットエッチング除
去し、ボロン31を1×1013/cm2 吸着させた(図9
(a))。続いて、ノンドープCVDSiO2 膜200n
mを堆積し、異方性ドライエッチングすることにより、
第2サイドウオールスペーサ62,32に加工した。最
後に、実施例1と同様にして、深いn型拡散層117と
深いp型拡散層118とを形成した。この時の熱処理
で、吸着したBが拡散し、浅いp型拡散層116が形成
された。なお、第2サイドウオールスペーサ32のp−
MOSFET部の基板と接する部分はボロンが拡散し、
BSG膜33となった(図9(b))。
極,浅いn型拡散層115,n型パンチスルーストッパ
層43,Si3N4膜からなる第1サイドウオールスペー
サ113を形成した(a)。次に、ホトレジストマスク4
5を用いてCVDSiO2 膜18のn−MOSFET形
成領域の部分をウェットエッチング除去し(b)、洗浄
後に、実施例2と同様にして、ボロン31を1×1014
/cm2 吸着させた(c)。続いて、5nmのCVDSiO
2 膜61を堆積し、熱拡散を行い、p型パンチスルース
トッパ層47を形成した(d)。次に、同様にして、p
−MOSFET形成領域の部分をウェットエッチング除
去し、ボロン31を1×1013/cm2 吸着させた(図9
(a))。続いて、ノンドープCVDSiO2 膜200n
mを堆積し、異方性ドライエッチングすることにより、
第2サイドウオールスペーサ62,32に加工した。最
後に、実施例1と同様にして、深いn型拡散層117と
深いp型拡散層118とを形成した。この時の熱処理
で、吸着したBが拡散し、浅いp型拡散層116が形成
された。なお、第2サイドウオールスペーサ32のp−
MOSFET部の基板と接する部分はボロンが拡散し、
BSG膜33となった(図9(b))。
【0028】本実施例は、実施例4と比較し、p型パン
チスルーストッパ層をも、固相拡散法で形成しているた
め、浅い拡散層となっており、短チャネル効果を抑制し
つつも、深いn型拡散層117直下のボロン濃度を10
17/cm3 以下にすることができる。従って、拡散層の寄
生容量は、0.5fF/μm2 と低く、ゲート長0.1μ
mCMOSのゲート遅延時間10psを達成した。
チスルーストッパ層をも、固相拡散法で形成しているた
め、浅い拡散層となっており、短チャネル効果を抑制し
つつも、深いn型拡散層117直下のボロン濃度を10
17/cm3 以下にすることができる。従って、拡散層の寄
生容量は、0.5fF/μm2 と低く、ゲート長0.1μ
mCMOSのゲート遅延時間10psを達成した。
【0029】なお、固相拡散源としてBSG膜を使うこ
ともできるが、p型パンチスルーストッパ層形成後、そ
の後の熱処理でドーズ量が増加しないように、固相拡散
源のBSG膜は除去する必要がある。本実施例のクヌー
センセルからの分子線を用いる方法は、1×1013/cm
2 レベルのドーズ量を精密制御できる点で固相拡散によ
るp型パンチスルーストッパ層形成に特に好適である。
ともできるが、p型パンチスルーストッパ層形成後、そ
の後の熱処理でドーズ量が増加しないように、固相拡散
源のBSG膜は除去する必要がある。本実施例のクヌー
センセルからの分子線を用いる方法は、1×1013/cm
2 レベルのドーズ量を精密制御できる点で固相拡散によ
るp型パンチスルーストッパ層形成に特に好適である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、極めて浅く(<30n
m)低抵抗(<2kΩ/□)のソース/ドレイン接合を
制御性良く形成でき、ゲート長0.15 μm以下の相補
型MOSFETの高速動作が可能となる。
m)低抵抗(<2kΩ/□)のソース/ドレイン接合を
制御性良く形成でき、ゲート長0.15 μm以下の相補
型MOSFETの高速動作が可能となる。
【図1】本発明の一実施例であるCMOS形成プロセス
を示す断面図。
を示す断面図。
【図2】本発明の一実施例であるCMOS形成プロセス
を示す断面図。
を示す断面図。
【図3】従来のCMOS形成プロセスを示す断面図。
【図4】本発明の一実施例であるCMOS形成プロセス
を示す断面図。
を示す断面図。
【図5】本発明の一実施例であるCMOS形成プロセス
を示す断面図。
を示す断面図。
【図6】本発明の一実施例であるCMOS形成プロセス
を示す断面図。
を示す断面図。
【図7】本発明の一実施例であるCMOS形成プロセス
を示す断面図。
を示す断面図。
【図8】本発明の一実施例であるCMOS形成プロセス
を示す断面図。
を示す断面図。
【図9】本発明の一実施例であるCMOS形成プロセス
を示す断面図。
を示す断面図。
10…Si基板、11…pウエル、12…nウエル、1
3…素子分離用酸化膜、14…ゲート酸化膜、15…n
+多結晶Siゲート電極、16…p+多結晶Siゲート
電極、17…SiO2 膜、18…CVDSiO2 膜、1
9…ホトレジストマスク、110…Asイオン、111
…Si3N4膜、115…浅いn型拡散層。
3…素子分離用酸化膜、14…ゲート酸化膜、15…n
+多結晶Siゲート電極、16…p+多結晶Siゲート
電極、17…SiO2 膜、18…CVDSiO2 膜、1
9…ホトレジストマスク、110…Asイオン、111
…Si3N4膜、115…浅いn型拡散層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 紳一郎 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内
Claims (9)
- 【請求項1】相補型MOSFETの製造方法であって、
SiO2膜をストッパとしてSi3N4膜を異方性ドライエ
ッチし、ゲート電極のサイドウオールスペーサに加工し
た後、BSG膜、あるいは、吸着ボロン及びボロン化合
物からボロン原子をSi基板中へ固相拡散させる不純物
拡散工程において、n−MOSFET形成領域のSi3
N4膜をボロンの拡散マスクとして、残すことを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】ゲート電極のサイドウオールスペーサの一
部にボロン原子を含む相補型MOSFETであって、p型MO
SFETはボロンを含む部分とゲート電極との間にSi
3N4膜を有し、n型MOSFETはボロンを含む部分と
ゲート電極、及び、Si基板との間にSi3N4膜を有す
ることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】MOSFETの製造方法であって、ゲート
電極形成後、SiO2 膜を堆積してから、Asイオンを
基板に打込み、続いてSi3N4膜を堆積し、異方性ドラ
イエッチによりゲート電極のサイドウオールスペーサに
加工した後、BF2 イオンを基板に打込む工程を有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】請求項3において、Asイオン打込みによ
り、n型パンチスルーストッパを、BF2 イオン打込み
により、p型ソ−ス/ドレインを形成することを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】請求項3において、Asイオン打込みによ
り、n型ソース/ドレインを、BF2イオン打込みによ
り、p型パンチスルーストッパを形成する半導体装置の
製造方法。 - 【請求項6】MOSFETの製造方法であって、ゲート
電極形成後、BSG膜、あるいは、吸着ボロン、及び、
ボロン化合物からボロン原子を固相拡散させることによ
ってパンチスルーストッパ層を形成することを特徴とす
る半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】MOSFETの製造方法であって、ゲート
電極形成後、SiO2 膜を堆積してから、Asイオンを
基板に打込み、続いてSi3N4膜を堆積し、異方性ドラ
イエッチによりゲート電極のサイドウオールスペーサに
加工した後、SiO2 膜を除去し、BSG膜、あるい
は、吸着ボロンからボロン原子を固相拡散させることを
特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】請求項7において、Asイオン打込みによ
り、n型パンチスルーストッパを、ボロン固相拡散によ
り、p型ソース/ドレインを形成する半導体装置の製造
方法。 - 【請求項9】請求項7において、Asイオン打込みによ
り、n型ソース/ドレインを、ボロン固相拡散により、
p型パンチスルーストッパを形成する半導体装置の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7326822A JPH09167804A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7326822A JPH09167804A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09167804A true JPH09167804A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18192106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7326822A Pending JPH09167804A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09167804A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6492218B1 (en) * | 1999-10-06 | 2002-12-10 | Nec Corporation | Use of a hard mask in the manufacture of a semiconductor device |
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JP2004311999A (ja) * | 2003-04-08 | 2004-11-04 | Samsung Electronics Co Ltd | 浅いソース/ドレーン領域を有する半導体素子の製造方法 |
JP2005513774A (ja) * | 2001-12-14 | 2005-05-12 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | Nチャネルトランジスタおよびpチャネルトランジスタのそれぞれを最適化する、異なるスペーサを形成する方法 |
JP2005191267A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Fujitsu Ltd | Cmos半導体装置の製造方法 |
JP2006294877A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Nec Electronics Corp | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
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JP2010187013A (ja) * | 2010-04-22 | 2010-08-26 | Renesas Electronics Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP2011155284A (ja) * | 2011-03-18 | 2011-08-11 | Renesas Electronics Corp | 半導体装置の製造方法 |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP7326822A patent/JPH09167804A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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---|---|---|---|
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