JPH09167005A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

Info

Publication number
JPH09167005A
JPH09167005A JP32448195A JP32448195A JPH09167005A JP H09167005 A JPH09167005 A JP H09167005A JP 32448195 A JP32448195 A JP 32448195A JP 32448195 A JP32448195 A JP 32448195A JP H09167005 A JPH09167005 A JP H09167005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
scale value
format
programmable controller
real number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32448195A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Takei
孝憲 武井
Koji Kawaguchi
公二 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP32448195A priority Critical patent/JPH09167005A/ja
Publication of JPH09167005A publication Critical patent/JPH09167005A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを取り扱うプログラムの設計を容易に
行うことができるプログラマブルコントローラを提供す
る。 【解決手段】 入出力手段1や通信手段2、或いはプロ
グラム手段3から供給されたデータ5a及び属性データ
5bをデータ記憶記憶手段5に格納し、プログラム記憶
手段4に格納されたプログラムに従って、データ記憶記
憶手段5に格納されたデータ5a及び属性データ5bを
演算手段6に供給し、属性データ5bに基づいてデータ
5aの演算を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブルコ
ントローラ及び演算処理装置に関し、特に、プロセスか
ら入力される物理量をプログラムで演算しプロセスへ出
力する場合などに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプログラマブルコントローラにお
いて、プロセスから入力される物理量の演算を行う場
合、入力データを正規化整数に変換して演算を行うよう
にしていた。
【0003】ここで、正規化整数とは、コントローラが
制御しようとするプロセスの物理量の制御範囲の最小値
を0%、最大値を100%とし、これをそれぞれ16ビ
ット整数値の表現できる範囲−32768〜+3276
7のうち0〜10000に対応させる方法である。物理
量を100%に正規化し、これを整数値10000で1
00.00%に解釈するので「正規化整数」と呼んでい
る。
【0004】従って、16ビット整数値では、−32
7.68%〜+327.67%を表現できることにな
る。すなわち、プログラマブルコントローラは、プロセ
スから入力される物理量をプロセス入出力装置PIOに
より正規化整数形式のデータに変換し、変換後の正規化
整数形式のデータを用いてCPUにより演算を行い、正
規化整数形式のデータをPIOにより出力していた。
【0005】このため、プログラマブルコントローラの
図9に示すデータメモリ15には、演算データ15aや
入力データ15bや出力データ15cが正規化整数とし
て格納されるようになっていた。
【0006】このように、正規化整数は100%に正規
化して物理量を隠蔽し、物理量が制御範囲の何%なのか
を整数値で表現しているので、コントローラのユーザで
あるプラントオペレータは物理量を意識せずにすみ、直
観的でわかりやすいという特長がある。
【0007】また、コントローラが入出力するセンサや
アクチュエータの中には、電磁弁のように本質的に物理
量を操作するというより、弁開度をパーセンテージ
(%)で操作すると考えられる機器があり、正規化整数
を用いる方がより適切な場合がある。
【0008】また、一般的に物理量として表現するため
には浮動小数点数値演算が必要となるのに対し、正規化
整数ではコントローラは整数演算装置だけを持てばよ
く、簡単で安価なコントローラを実現できるという長所
がある。
【0009】以下、従来のプログラマブルコントローラ
で加算演算を行う場合について図面を参照しながら説明
する。図10において、加算演算器95は、入力データ
91と入力データ93との加算を行って出力データ99
として出力するものであり、正規化整数のスケール変換
を行う変換器96、98及び加算器97を備えている。
【0010】そして、センサから長さの計測信号がプロ
グラマブルコントローラに供給された場合、PIOは0
%〜100%のスケールに対して0〜10000の正規
化整数に変換し、図9のデータメモリ15に入力データ
15bとして格納する。
【0011】例えば、図10の入力データ91はスケー
ルが0〜10mmの長さのプロセスデータに対応し、入
力データ93はスケールが0〜20mmの長さのプロセ
スデータに対応している場合において、この2つの入力
データ91、93を加算する場合、加算を行う前に入力
データ91を図9のデータメモリ15から変換器96に
入力する。
【0012】そして、変換器96により変換定数92を
入力データ91に乗算して、入力データ91のスケール
を入力データ93のスケールに合わせる。ここでは、変
換定数92を1/2に設定して入力データ91のスケー
ルを0〜20mmとする。この結果、入力データ91
は、0〜20mのスケールの0%〜50%の範囲を示す
0〜5000の正規化整数に変換される。
【0013】その後、変換器96の出力データと入力デ
ータ93とを加算器97により加算する。その結果、0
〜20mのスケールの0%〜150%の範囲を示す0〜
15000の正規化整数が得られる。そして、加算器9
7からの出力データを変換器98に入力し、変換定数9
4を乗算する。
【0014】ここでは、変換定数94を2/3に設定
し、加算器97からの出力データを0〜30mのスケー
ルの0%〜100%の範囲を示す0〜10000の正規
化整数に変換し、出力データ99を得る。この出力デー
タ99は図9のデータメモリ15に格納される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プログラマブルコントローラは、演算ブロックやPIO
で取り扱われるデータを正規化整数で示す必要があっ
た。このため、プロセスからプログラマブルコントロー
ラに入力される物理量を正規化整数に変換する必要があ
り、図10に示すような加算演算を行う場合、スケール
変換のための変換定数92、94を用意しておく必要が
あった。その結果、プログラマブルコントローラのプロ
グラムの設計が煩雑になるという問題があった。
【0016】また、従来のプログラマブルコントローラ
はプロセスデータを正規化整数で取り扱うので、プログ
ラムの設計者がプログラムの設計を行う場合、正規化整
数に変換されたデータが物理量としていかなる量を表し
ているかを直接には認識することができなかった。その
ため、プログラムの設計者が、正規化整数に変換された
データが物理量としていかなる量を表しているかを認識
してプログラムの設計を行う場合、データの取り扱いを
誤りやすいという問題があった。
【0017】そこで、本発明の目的は、データを取り扱
うプログラムの設計を容易に行うことができるプログラ
マブルコントローラ及び演算処理装置を提供することで
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明によれば、データが表す物理量の演算対
象とする範囲を示すフルスケール値及びベーススケール
値をデータに対応させて格納し、格納されたフルスケー
ル値及びベーススケール値に基づいてデータの演算を行
う。
【0019】このことにより、スケール変換のための変
換定数が不要となって演算に対する特別な配慮を払う必
要がなくなり、プログラマがデータの操作を誤ることを
防止することができる。
【0020】また、データの数値形式を設定した形式デ
ータをデータに対応させて格納し、形式データに基づい
てデータの数値形式を変換する。このことにより、デー
タの数値形式を自由に変換することができ、データを取
り扱うプログラムの設計を容易に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例による
プログラマブルコントローラを図面を参照しながら説明
する。この第1実施例によるプログラマブルコントロー
ラは、データが表す物理量の演算対象とする範囲の10
0%及び0%を示すフルスケール値及びベーススケール
値をデータに対応させて格納するようにしたものであ
る。
【0022】図1は、本発明の第1実施例によるプログ
ラマブルコントローラの概略構成を示すブロック図であ
る。図1において、外部からのデータの入出力を行う入
出力手段1、外部との通信を行う通信手段2、プログラ
ムの作成を行うプログラム手段3、プログラムの格納を
行うプログラム記憶手段4、データ5aとデータ5aが
表す物理量の演算対象とする範囲を示す属性デ−タ5b
とを格納するデータ記憶手段5、前記プログラムに基づ
いて演算を行う演算手段6及びシステムの監視操作を行
う監視操作手段7がデータバスを介して接続されてい
る。 ここで、データ5aや属性データ5bは、入出力
手段1や通信手段2、或いはプログラム手段3から供給
されデータ記憶手段5に格納される。そして、プログラ
ム記憶手段4に格納されたプログラムに従って、データ
記憶手段5に格納されたデータ5a及び属性データ5b
を演算手段6に供給し、属性データ5bに基づいてデー
タ5aの演算を行う。
【0023】次に、本発明の第1実施例によるプログラ
マブルコントローラのシステム構成を図面を参照しなが
ら説明する。図2において、プログラマブルコントロー
ラは、プログラムローダ11、ローダインターフェイス
12、CPU(中央演算制御ユニット)13、プログラ
ムメモリ14、データメモリ15、ネットワークインタ
ーフェイス16、監視操作部18、PIOインターフェ
イス21及びPIO22などにより構成されている。
【0024】ここで、プログラムローダ11はプログラ
ミングを行ったり、プログラムやデータの監視及び設定
などを行う。CPU13はプログラムメモリ14から命
令を読み出し、読み出した命令に従ってデータメモリ1
5中のデータを読み出し、読み出したデータに演算を行
ってデータメモリ15に演算結果を格納する。
【0025】また、ネットワークインターフェイス16
はネットワーク17に接続され、外部の他のプログラマ
ブルコントローラなどと通信を行う。監視操作部18は
表示器19及び設定器20を備えており、プログラマブ
ルコントローラを含むシステムの監視操作のための表示
や設定などを行う。PIO22は外部から入力されたデ
ータをデータメモリ15に格納し、データメモリ15中
のデータを外部に出力する。
【0026】また、データメモリ15は、図3に示すよ
うに、演算データ15a、入力データ15b、出力デー
タ15c、演算属性データ15d、入力属性データ15
e及び出力属性データ15fを格納するものである。そ
して、図2のPIO22は、外部から供給される入力デ
ータ15bをPIOインターフェイス21を介してデー
タメモリ15に格納し、データメモリ15に格納された
出力データ15cをPIOインターフェイス21を介し
て外部に出力する。
【0027】また、CPU13は、演算の途中結果の演
算データ15aをデータメモリ15に格納したり、デー
タメモリ15から読み出したりする。また、ネットワー
ク17は、他のプログラマブルコントローラから供給さ
れる入力データ15bをネットワークインターフェイス
16を介してデータメモリ15に格納し、データメモリ
15に格納された出力データ15cをネットワークイン
ターフェイス16を介して外部に出力する。
【0028】また、プログラムローダ11及び監視操作
部18は、入力データ15b及び出力データ15cの表
示を行ったり設定を行ったりする。演算属性データ15
d、入力属性データ15e、出力属性データ15fなど
の属性データ30は、図4に示すように、ベーススケー
ル値30a及びフルスケール値30bを備えている。こ
こで、ベーススケール値30aは、プロセスの物理量の
演算対象とする範囲の0%を示す値であり、フルスケー
ル値30bは、プロセスの物理量の演算対象とする範囲
の100%を示す値である。
【0029】そして、ベーススケール値30a及びフル
スケール値30bは、実数形式で表されている。実数形
式とは、物理量を少数を含めて表現することができ、制
御の精度からみて充分な精度を有するディジタルデータ
の形式であって、固定小数点形式と小数点移動量とで表
現するか、又は浮動小数点形式で表現することが一般的
に行われる。
【0030】次に、本発明の第1実施例によるプログラ
マブルコントローラの設定動作について説明する。プロ
グラマはプログラムの設計を行う際に、図4のベースス
ケール値30a及びフルスケール値30bをデータのア
ドレスとともに設定する。この設定したベーススケール
値30a及びフルスケール値30bはプログラムととも
に、図2のプログラムローダ11によりプログラマブル
コントローラに供給され、プログラムメモリ14、デー
タメモリ15に格納される。
【0031】なお、以上の実施例では、プログラマが設
定したベーススケール値30a及びフルスケール値30
bをプログラムローダ11によりプログラマブルコント
ローラに供給する場合について説明したが、PIO22
で受信したベーススケール値30a及びフルスケール値
30bをPIOインターフェイス21を介してデータメ
モリ15に供給し、ベーススケール値30a及びフルス
ケール値30bをデータに対応させてデータメモリ15
に格納するようにしてもよい。
【0032】また、ネットワーク17に接続された他の
プログラマブルコントローラにデータを転送する場合、
データとともにベーススケール値30a及びフルスケー
ル値30bを転送し、他のプログラマブルコントローラ
のベーススケール値30a及びフルスケール値30bを
設定するようにしてもよい。
【0033】さらに、フルスケール値30a及びベース
スケール値30bを監視操作部18により変更し、その
変更されたフルスケール値30a及びベーススケール値
30bをデータメモリ15に格納してもよい。
【0034】次に、本発明の第1実施例によるプログラ
マブルコントローラの演算動作において、正規化整数デ
ータから実数データへの変換をCPU13により行う例
について説明する。
【0035】図2において、データメモリ15に格納さ
れている入力データ15bと入力属性データ15eのベ
ーススケール値30a及びフルスケール値30bとが、
プログラムメモリ14からプログラムに従ってCPU1
3に供給される。CPU13は、正規化整数データ形式
で表現されている入力データ15bを、ベーススケール
値30a及びフルスケール値30bに基づいて実数デー
タに変換し、変換により得られた実数データに基づいて
演算を行う。
【0036】その後、ベーススケール値30a及びフル
スケール値30bに基づいて、CPU13より演算が行
われた後の実数データを正規化整数データに変換し、変
換して得られた正規化整数データを、データメモリ15
に格納する。このデータメモリ15に格納された出力デ
ータ15cはPIOインターフェイス21を介してPI
O22により外部に出力される。 次に、本発明の第1
実施例によるプログラマブルコントローラの演算動作に
おいて、正規化整数データから実数データへの変換をP
IO22で行う例について説明する。
【0037】図2において、PIO22は、データメモ
リ15に格納されている入力データ15bと入力属性デ
ータ15eのベーススケール値30a及びフルスケール
値30bをPIOインターフェイス21を介して読み出
して、正規化整数データ形式で表現されている入力デー
タ15bを実数データに変換し、変換して得られた実数
データをCPU13に供給する。
【0038】次に、CPU13は実数データに基づいて
演算を行い、演算により得られた実数データをPIOイ
ンターフェイス21を介してPIO22に供給するとと
もに、データメモリ15に格納する。PIO22は、ベ
ーススケール値30a及びフルスケール値30bに基づ
いて、CPU13から供給された実数データを正規化整
数データに変換して外部に出力する。
【0039】次に、本発明の第1実施例によるプログラ
マブルコントローラの演算動作において、正規化整数デ
ータから実数データへの変換をネットワーク17で行う
例について説明する。
【0040】図2において、ネットワーク17は、デー
タメモリ15に格納されている入力データ15bと入力
属性データ15eのベーススケール値30a及びフルス
ケール値30bをネットワークインターフェイス16を
介して読み出して、正規化整数データ形式で表現されて
いる入力データ15bを実数データに変換し、変換して
得られた実数データをCPU13に供給する。
【0041】次に、CPU13は実数データに基づいて
演算を行い、演算により得られた実数データをネットワ
ークインターフェイス16を介してネットワーク17に
供給するとともに、データメモリ15に格納する。ネッ
トワーク17は、ベーススケール値30a及びフルスケ
ール値30bに基づいて、CPU13から供給された実
数データ正規化整数データに変換して外部に出力する。
【0042】次に、本発明の第1実施例によるプログラ
マブルコントローラの監視操作部18による表示動作に
ついて説明する。図2において、監視操作部18は、デ
ータとともにフルスケール値及びベーススケール値をデ
ータメモリ15から読み出し、表示器19にデータの表
示を行う。例えば、データを棒グラフで表示する場合、
フルスケール値及びベーススケール値を用いてデータを
適当な表示ドット数に変換して表示器19に表示する。
【0043】また、監視操作部18は、設定器20から
データを設定する場合、10進形式や10進指数形式な
どで入力された数値をフルスケール値及びベーススケー
ル値を用いて正規化整数データや実数データに変換し、
データメモリ15に書き込む。
【0044】次に、本発明の第1実施例によるプログラ
マブルコントローラのプログラムローダ11による表示
動作について説明する。図2において、プログラムロー
ダ11は、データとともにフルスケール値及びベースス
ケール値をデータメモリ15から読み出し、10進形式
や10進指数形式に変換してデータのモニタ表示を行
う。また、プログラムローダ11は、設定したデータを
正規化整数データや実数データに変換してデータメモリ
15に書き込む。
【0045】次に、本発明の第1実施例によるプログラ
マブルコントローラで加算演算を行う場合について図面
を参照しながら説明する。図5において、加算演算器4
5は、入力データ41と入力データ43との加算を行っ
て出力データ50として出力するものであり、正規化整
数データを実数データに変換する実数変換器46、4
7、実数データを正規化整数データに変換する整数変換
器49及び加算器48を備えている。また、入力データ
41、43、出力データ50はそれぞれ属性データ4
2、44、51を備えており、図2のデータメモリ15
に格納されている。
【0046】そして、スケールが0〜10mmに対して
0〜10000の正規化整数で表現された入力データ4
1とスケールが0〜20mmに対して0〜10000の
正規化整数で表現された入力データ43とを加算する場
合、実数変換器46、47により属性データ42、44
を用いて実数変換する。
【0047】例えば、入力データ41が10000の正
規化整数である場合、属性データ42のベーススケール
値及びフルスケール値がそれぞれ0、10であるので、
実数10に変換され、入力データ42が10000の正
規化整数である場合、属性データ44のベーススケール
値及びフルスケール値がそれぞれ0、20であるので、
実数20に変換される。
【0048】次に、実数変換器46、47により変換さ
れた後の実数データを加算器48に供給して加算を行
う。加算結果は、スケールが0〜30mmの実数データ
となる。この実数データを整数変換器49に供給し、出
力データ50のスケールが0〜30mmに対して0〜1
0000の正規化整数に変換する。
【0049】以上説明したように、本発明の第1実施例
によるプログラマブルコントローラによれば、データに
対応して明示された属性データのベーススケール値及び
フルスケール値を使って実数により演算が行われるの
で、プログラマはスケールを意識する必要がなくなる。
【0050】また、データのスケールを示す情報をデー
タメモリ15に格納するようにしたので、スケールを示
す情報に従ってデータの演算を行い、スケールを示す情
報に従ってデータの表示を行い、スケールを示す情報に
従ってデータの設定を行うことができ、演算に対する特
別な配慮を必要とせず、データの操作を誤ることなくプ
ログラムの設計を行うことができる。次に、本発明の第
2実施例によるプログラマブルコントローラを図面を参
照しながら説明する。この第2実施例によるプログラマ
ブルコントローラは、データが表す物理量の演算対象と
する範囲の100%及び0%を示すフルスケール値及び
ベーススケール値とデータのデータ形式を設定した形式
データとをデータに対応させて格納するようにしたもの
である。
【0051】図1において、外部からのデータの入出力
を行う入出力手段1、外部との通信を行う通信手段2、
プログラムの作成を行うプログラム手段3、プログラム
の格納を行うプログラム記憶手段4、データ5aと属性
デ−タ5bとを格納するデータ記憶手段5、プログラム
に基づいて演算を行う演算手段6及びシステムの監視操
作を行う監視操作手段7がデータバスを介して接続され
ている。
【0052】ここで、属性デ−タ5bは、図6に示すよ
うに、データ5aが表す物理量の演算対象とする範囲の
100%及び0%を示すフルスケール値30b及びベー
ススケール値30aと、データ5aの数値形式を設定し
た形式データ30cとから構成されている。
【0053】また、形式データ30cは、図7に示すよ
うに、正規化整数形式を示すデータ31や実数形式を示
すデータ32などからなる。そして、演算手段6は、形
式データ30cに基づいて、データ5aを実数形式に変
換して演算を行ったり、データ5aを正規化整数形式に
変換して出力したりする。
【0054】次に、本発明の第2実施例によるプログラ
マブルコントローラのシステム構成を図面を参照しなが
ら説明する。この第2実施例によるプログラマブルコン
トローラのシステム構成は、図2の第1実施例によるプ
ログラマブルコントローラと同様である。
【0055】すなわち、第2実施例によるプログラマブ
ルコントローラは、プログラムローダ11、ローダイン
ターフェイス12、CPU13、プログラムメモリ1
4、データメモリ15、ネットワークインターフェイス
16、監視操作部18、PIOインターフェイス21及
びPIO22を有している。
【0056】ここで、プログラムローダ11はプログラ
ミングを行ったり、プログラムやデータの監視及び設定
などを行う。また、入力データ15bや出力データ15
cの表示を行ったり設定を行ったりする。
【0057】CPU13はプログラムメモリ14から命
令を読み出し、読み出した命令に従ってデータメモリ1
5中のデータを読み出し、読み出したデータに演算を行
ってデータメモリ15に演算結果を格納する。
【0058】プログラムメモリ14は、CPU13を動
作させるプログラムを格納する。データメモリ15は、
図3に示すように、演算データ15a、入力データ15
b、出力データ15c、演算属性データ15d、入力属
性データ15e及び出力属性データ15fを格納する。
ここで、演算属性データ15d、入力属性データ15e
及び出力属性データ15fなどの属性デ−タ5bは、図
6に示すように、データ5aが表す物理量の演算対象と
する範囲の100%及び0%を示すフルスケール値30
b及びベーススケール値30aと、データ5aの数値形
式を設定した形式データ30cとから構成されている。
【0059】ネットワークインターフェイス16はネッ
トワーク17に接続され、外部の他のプログラマブルコ
ントローラなどと通信を行う。ネットワーク17は、他
のプログラマブルコントローラから供給される入力デー
タ15bをネットワークインターフェイス16を介して
データメモリ15に格納し、データメモリ15に格納さ
れた出力データ15cをネットワークインターフェイス
16を介して外部に出力する。
【0060】監視操作部18は表示器19及び設定器2
0を備えており、プログラマブルコントローラを含むシ
ステムの監視操作のための表示や設定などを行う。ま
た、入力データ15bや出力データ15cの表示を行っ
たり設定を行ったりする。
【0061】PIO22は外部から入力されたデータを
データメモリ15に格納し、データメモリ15中のデー
タを外部に出力する。次に、本発明の第2実施例による
プログラマブルコントローラの設定動作について説明す
る。
【0062】プログラマはプログラムの設計を行う際
に、図6のベーススケール値30a及びフルスケール値
30bと形式データ30cとをデータのアドレスととも
に設定する。この設定したベーススケール値30a及び
フルスケール値30bと形式データ30cとはプログラ
ムとともに、図2のプログラムローダ11によりプログ
ラマブルコントローラに供給され、プログラムメモリ1
4、データメモリ15に格納される。
【0063】なお、以上の実施例では、プログラマが設
定したベーススケール値30a及びフルスケール値30
bと形式データ30cとを、プログラムローダ11によ
りプログラマブルコントローラに供給する場合について
説明したが、PIO22で受信したベーススケール値3
0a及びフルスケール値30bと形式データ30cとを
PIOインターフェイス21を介してデータメモリ15
に供給し、ベーススケール値30a及びフルスケール値
30bと形式データ30cとをデータに対応させてデー
タメモリ15に格納するようにしてもよい。
【0064】また、ネットワーク17に接続された他の
プログラマブルコントローラにデータを転送する場合、
データとともにベーススケール値30a及びフルスケー
ル値30bと形式データ30cとを転送し、他のプログ
ラマブルコントローラのベーススケール値30a及びフ
ルスケール値30bと形式データ30cとを設定するよ
うにしてもよい。
【0065】さらに、ベーススケール値30a及びフル
スケール値30bと形式データ30cとを監視操作部1
8により変更し、その変更されたベーススケール値30
a及びフルスケール値30bと形式データ30cとをデ
ータメモリ15に格納してもよい。
【0066】次に、本発明の第2実施例によるプログラ
マブルコントローラの演算動作において、データ形式の
変換をCPU13により行う例について説明する。図2
において、データメモリ15に格納されている入力デー
タ15bと、入力属性データ15eのベーススケール値
30a、フルスケール値30b及び形式データ30cと
が、プログラムメモリ14からプログラムに従ってCP
U13に供給される。
【0067】入力データ15bに対応する形式データ3
0cのデータ形式が正規化整数形式31を示す場合、C
PU13は、入力データ15bのデータ形式をベースス
ケール値30a及びフルスケール値30bに基づいて実
数形式32の実数データに変換し、変換により得られた
実数データに基づいて演算を行う。
【0068】また、入力データ15bに対応する形式デ
ータ30cのデータ形式が実数形式32を示す場合、C
PU13は、入力データ15bをそのまま用いて演算を
行う。
【0069】次に、出力データ15cに対応する形式デ
ータ30cのデータ形式が正規化整数形式31を示す場
合、CPU13より演算が行われた後の実数データのデ
ータ形式を、ベーススケール値30a及びフルスケール
値30bに基づいて正規化整数形式31の正規化整数デ
ータに変換し、変換して得られた正規化整数データを、
データメモリ15に格納する。このデータメモリ15に
格納された出力データ15cはPIOインターフェイス
21を介してPIO22により外部に出力される。
【0070】また、出力データ15cに対応する形式デ
ータ30cのデータ形式が実数形式32を示す場合、C
PU13より演算が行われた後の実数データをそのまま
出力する。
【0071】次に、本発明の第2実施例によるプログラ
マブルコントローラの演算動作において、データ形式の
変換をPIO22で行う例について説明する。図2にお
いて、PIO22は、データメモリ15に格納されてい
る入力データ15bと入力属性データ15eのベースス
ケール値30a、フルスケール値30b及び形式データ
30cとをPIOインターフェイス21を介して読み出
す。そして、入力データ15bに対応する形式データ3
0cのデータ形式が正規化整数形式31を示す場合、入
力データ15bのデータ形式をベーススケール値30a
及びフルスケール値30bに基づいて実数形式32の実
数データに変換し、変換して得られた実数データをCP
U13に供給する。
【0072】また、入力データ15bに対応する形式デ
ータ30cのデータ形式が実数形式32を示す場合、入
力データ15bをそのままCPU13に供給する。次
に、CPU13は実数データに基づいて演算を行い、演
算により得られた実数データをPIOインターフェイス
21を介してPIO22に供給するとともに、データメ
モリ15に格納する。
【0073】PIO22は、出力データ15cに対応す
る形式データ30cのデータ形式が正規化整数形式31
を示す場合、CPU13より演算が行われた後の実数デ
ータのデータ形式を、ベーススケール値30a及びフル
スケール値30bに基づいて正規化整数形式31の正規
化整数データに変換し、変換して得られた正規化整数デ
ータを外部に出力する。
【0074】また、出力データ15cに対応する形式デ
ータ30cのデータ形式が実数形式32を示す場合、C
PU13より演算が行われた後の実数データをそのまま
外部に出力する。
【0075】次に、本発明の第2実施例によるプログラ
マブルコントローラの演算動作において、データ形式の
変換をネットワーク17で行う例について説明する。図
2において、ネットワーク17は、データメモリ15に
格納されている入力データ15bと入力属性データ15
eのベーススケール値30a、フルスケール値30b及
び形式データ30cとをネットワークインターフェイス
16を介して読み出す。そして、入力データ15bに対
応する形式データ30cのデータ形式が正規化整数形式
31を示す場合、入力データ15bのデータ形式をベー
ススケール値30a及びフルスケール値30bに基づい
て実数形式32の実数データに変換し、変換して得られ
た実数データをCPU13に供給する。
【0076】また、入力データ15bに対応する形式デ
ータ30cのデータ形式が実数形式32を示す場合、入
力データ15bをそのままCPU13に供給する。次
に、CPU13は実数データに基づいて演算を行い、演
算により得られた実数データをネットワークインターフ
ェイス16を介してネットワーク17に供給するととも
に、データメモリ15に格納する。
【0077】ネットワーク17は、出力データ15cに
対応する形式データ30cのデータ形式が正規化整数形
式31を示す場合、CPU13より演算が行われた後の
実数データのデータ形式を、ベーススケール値30a及
びフルスケール値30bに基づいて正規化整数形式31
の正規化整数データに変換し、変換して得られた正規化
整数データを外部に出力する。
【0078】また、出力データ15cに対応する形式デ
ータ30cのデータ形式が実数形式32を示す場合、C
PU13より演算が行われた後の実数データをそのまま
外部に出力する。
【0079】次に、本発明の第2実施例によるプログラ
マブルコントローラの監視操作部18による表示動作に
ついて説明する。図2において、監視操作部18は、デ
ータとともにデータ形式を示す形式データ30cをデー
タメモリ15から読み出し、表示器19にデータの表示
を行う。例えば、データを棒グラフで表示する場合、デ
ータ形式を用いてデータを適当な表示ドット数に変換し
て表示器19に表示する。
【0080】また、監視操作部18は、設定器20から
データを設定する場合、10進形式や10進指数形式な
どで入力された数値をデータ形式を用いて正規化整数デ
ータや実数データに変換し、データメモリ15に書き込
む。
【0081】次に、本発明の第2実施例によるプログラ
マブルコントローラのプログラムローダ11による表示
動作について説明する。図2において、プログラムロー
ダ11は、データとともにデータ形式を示す形式データ
30cをデータメモリ15から読み出し、10進形式や
10進指数形式に変換してデータのモニタ表示を行う。
また、プログラムローダ11は、設定したデータを正規
化整数データや実数データに変換してデータメモリ15
に書き込む。
【0082】次に、本発明の第2実施例によるプログラ
マブルコントローラで加算演算及び乗算演算を行う場合
について図面を参照しながら説明する。図8において、
加算演算器65は、入力データ61と入力データ63と
の加算を行って出力データ70として出力するものであ
り、入力データのデータ形式を変換する入力形式変換器
66、67、出力データのデータ形式を変換する出力形
式変換器69及び加算器68を備えている。
【0083】また、乗算演算器74は、加算演算器65
からの出力データ70と入力データ72との加算を行っ
て出力データ79として出力するものであり、入力デー
タのデータ形式を変換する入力形式変換器75、76、
出力データのデータ形式を変換する出力形式変換器78
及び乗算器77を備えている。
【0084】ここで、入力形式変換器66、67、7
5、76は、属性データ5bにより示されるデータ形式
が正規化整数形式31である場合、入力データを実数形
式32に変換して出力し、属性データ5bにより示され
るデータ形式が実数形式32である場合、入力データを
そのまま出力する。
【0085】また、出力形式変換器69、78は、属性
データ5bにより示されるデータ形式が正規化整数形式
31である場合、入力データを正規化整数形式31に変
換して出力し、属性データ5bにより示されるデータ形
式が実数形式32である場合、入力データをそのまま出
力する。
【0086】また、入力データ61、63、72、出力
データ70、79はそれぞれ属性データ62、64、7
3、71、80を備えており、図2のデータメモリ15
に格納されている。
【0087】まず、加算演算器65は、スケールが0〜
10mmに対して0〜10000の正規化整数形式で表
現された入力データ61と、スケールが0〜20mmに
対して0〜10000の正規化整数形式で表現された入
力データ63とを加算する場合、入力形式変換器66、
67により属性データ62、64を用いて実数形式のデ
ータに変換する。
【0088】例えば、入力データ61が10000の正
規化整数形式である場合、属性データ62のベーススケ
ール値及びフルスケール値がそれぞれ0、10であるの
で、実数10に変換され、入力データ62が10000
の正規化整数である場合、属性データ64のベーススケ
ール値及びフルスケール値がそれぞれ0、20であるの
で、実数20に変換される。
【0089】次に、入力形式変換器66、67により変
換された後の実数データを加算器68に供給して加算を
行う。加算結果は、スケールが0〜30mmの実数デー
タとなる。この実数データを出力形式変換器69に供給
する。この場合、出力形式変換器69には、出力データ
70のデータ形式として実数形式を示す属性データ71
が供給されているので、加算器68から供給される実数
データをそのまま出力して乗算演算器74に供給する。
【0090】次に、乗算演算器74は、加算演算器65
から供給された出力データ70の形式変換を入力形式変
換器75で行う。この場合、入力形式変換器75には、
入力データのデータ形式として実数形式を示す属性デー
タ71が供給されているので、出力形式変換器69から
供給される出力データ70をそのまま出力して乗算器7
7に供給する。
【0091】また、入力形式変換器76には、入力デー
タ72のデータ形式として実数形式を示す属性データ7
3が供給されているので、例えば、定数=2の入力デー
タ72をそのまま出力して乗算器77に供給する。
【0092】次に、乗算器77は、入力形式変換器75
から供給される実数データと入力形式変換器76から供
給される実数データとの乗算を行い、乗算結果を出力形
式変換器78に供給する。
【0093】出力形式変換器78には、出力データ79
のデータ形式として正規化整数形式を示す属性データ8
0が供給されているので、乗算器77から供給される実
数データをスケールが0〜60mmに対して0〜100
00の正規化整数に変換して出力する。
【0094】この例の場合、出力形式変換器69及び入
力形式変換器75での形式変換を省くことによって、演
算処理を高速化している。なお、上述した実施例では、
乗算と加算とを行う場合について説明したが、減算や除
算などの四則演算や関数演算などを行う場合に適用して
もよい。
【0095】以上説明したように、本発明の第2実施例
によるプログラマブルコントローラによれば、データの
数値形式を表す形式データをデータに対応させて持たせ
ることにより、例えば加算と乗算などの複数の演算を実
数データのまま連続して行うことができるので、データ
形式の変換を行う回数を減らすことができ、演算処理の
速度を速くすることができる。
【0096】また、正規化整数形式であるか実数形式で
あるかをデータに対して明示することができ、正規化整
数形式データと実数形式データとが混在している場合に
おいても、データへの操作を誤りなくおこなうことがで
きる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データに対応させてスケール情報をデータ記憶手段に格
納することにより、スケール情報によるデータの変換を
自由に行うことができ、演算に対する特別な配慮を払う
必要がなくなり、プログラマがデータの操作を誤ること
を防止することができる。
【0098】また、データに対応させてその物理量とし
てのフルスケール値及びベーススケール値とデータの数
値形式を示す形式データとをデータ記憶手段に格納する
ことにより、データの数値形式の変換を自由に行うこと
ができ、データへの操作を誤りなく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるプログラマブルコント
ローラの機能的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例によるプログラマブルコント
ローラの概略構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例によるデ−タメモリの概略構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1実施例による属性デ−タの概略構
成を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施例による加算演算器の概略構成
を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2実施例による属性デ−タの概略構
成を示すブロック図である。
【図7】本発明の一実施例によるデ−タ形式を示すデー
タの構成を示す図である。
【図8】本発明の一実施例による加算演算器と乗算演算
器とを接続した構成を示すブロック図である。
【図9】従来のデ−タメモリの概略構成を示すブロック
図である。
【図10】従来の加算演算器の概略構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 入出力手段 2 通信手段 3 プログラム手段 4 プログラム記憶手段 5 データ記憶手段 5a 正規化整数データ 5b 属性データ 6 演算手段 7 監視操作手段 11 プログラムローダ 12 ローダインターフェース 13 CPU 14 プログラムメモリ 15 データメモリ 15a 演算データ 15b、41、43、61、63、72 入力データ 15c、50、70、79 出力データ 15d 演算属性データ 15e 入力属性データ 15f 出力属性データ 16 ネットワークインターフェース 17 ネットワーク 18 監視操作部 19 表示器 20 設定器 21 PIOインターフェース 22 PIO 30、42、44、51、62、64、71、73、8
0 属性データ 30a ベーススケール値 30b フルスケール値 30c データ形式を示すデータ 31 正規化整数形式を示すデータ 32 実数形式を示すデータ 45、65 加算演算器 46、47 実数変換器 48、68 加算器 49 整数変換器 74 乗算演算器 77 乗算器 66、67、75、76 入力形式変換器 69、78 出力形式変換器

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からのデータの入出力を行う入出力
    手段と、 外部とデータ通信を行う通信手段と、 プログラムの作成を行うプログラム手段と、 前記プログラムの格納を行うプログラム記憶手段と、 データと、前記データが表す物理量の演算対象とする範
    囲の100%及び0%を示すフルスケール値及びベース
    スケール値とを前記データに対応させて格納するデータ
    記憶手段と、 前記プログラムに基づいて演算を行う演算手段と、 システムの監視操作を行う監視操作手段とを備えること
    を特徴とするプログラマブルコントローラ。
  2. 【請求項2】 前記フルスケール値及び前記ベーススケ
    ール値を前記プログラム手段により設定し、前記プログ
    ラム手段により設定されたフルスケール値及びベースス
    ケール値を前記データ記憶手段に格納することを特徴と
    する請求項1に記載のプログラマブルコントローラ。
  3. 【請求項3】 前記通信手段により受信した前記フルス
    ケール値及び前記ベーススケール値をデータとともに前
    記データ記憶手段に格納することを特徴とする請求項1
    に記載のプログラマブルコントローラ。
  4. 【請求項4】 前記フルスケール値及び前記ベーススケ
    ール値を前記監視操作手段により変更し、前記監視操作
    手段により変更されたフルスケール値及びベーススケー
    ル値を前記データ記憶手段に格納することを特徴とする
    請求項1に記載のプログラマブルコントローラ。
  5. 【請求項5】 前記入出力手段に入力された正規化整数
    データを前記演算手段に供給し、 前記データ記憶手段に格納されたフルスケール値及びベ
    ーススケール値に基づいて、前記正規化整数データを前
    記演算手段により実数データに変換し、 前記実数データに基づいて前記演算手段により演算を行
    い、 前記フルスケール値及び前記ベーススケール値に基づい
    て、前記演算手段により演算が行われた後の実数データ
    を前記演算手段により正規化整数データに変換し、 前記前記演算手段により変換して得られた正規化整数デ
    ータを、前記データ記憶手段に格納し、 前記正規化整数データを前記入出力手段により出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコン
    トローラ。
  6. 【請求項6】 前記データ記憶手段に格納されたフルス
    ケール値及びベーススケール値に基づいて、正規化整数
    データを前記入出力手段により実数データに変換し、 前記実数データに基づいて前記演算手段により演算を行
    い、 前記演算手段により演算が行われた後の実数データを前
    記データ記憶手段に格納し、 前記フルスケール値及び前記ベーススケール値に基づい
    て、前記入出力手段により前記実数データを正規化整数
    データに変換して出力することを特徴とする請求項1に
    記載のプログラマブルコントローラ。
  7. 【請求項7】 前記データ記憶手段に格納されたフルス
    ケール値及びベーススケール値に基づいて、正規化整数
    データを前記通信手段により実数データに変換し、 前記実数データに基づいて前記演算手段により演算を行
    い、 前記演算手段により演算が行われた後の実数データを前
    記データ記憶手段に格納し、 前記フルスケール値及び前記ベーススケール値に基づい
    て、前記通信手段により前記実数データを正規化整数デ
    ータに変換して出力することを特徴とする請求項1に記
    載のプログラマブルコントローラ。
  8. 【請求項8】 前記監視操作手段は、正規化整数データ
    とフルスケール値及びベーススケール値とを前記データ
    記憶手段から読み出し、前記フルスケール値及び前記ベ
    ーススケール値に基づいて、前記正規化整数データを表
    示形式に変換して表示することを特徴とする請求項1に
    記載のプログラマブルコントローラ。
  9. 【請求項9】 前記監視操作手段は、実数データとフル
    スケール値及びベーススケール値とを前記データ記憶手
    段から読み出し、前記フルスケール値及び前記ベースス
    ケール値に基づいて、前記実数データを表示形式に変換
    して表示することを特徴とする請求項1に記載のプログ
    ラマブルコントローラ。
  10. 【請求項10】 前記プログラム手段は、正規化整数デ
    ータとフルスケール値及びベーススケール値とを前記デ
    ータ記憶手段から読み出し、前記フルスケール値及び前
    記ベーススケール値に基づいて、前記正規化整数データ
    を表示形式に変換して表示することを特徴とする請求項
    1に記載のプログラマブルコントローラ。
  11. 【請求項11】 前記プログラム手段は、実数データと
    フルスケール値及びベーススケール値とを前記データ記
    憶手段から読み出し、前記フルスケール値及び前記ベー
    ススケール値に基づいて、前記実数データを表示形式に
    変換して表示することを特徴とする請求項1に記載のプ
    ログラマブルコントローラ。
  12. 【請求項12】 前記監視操作手段は、データに対応す
    るフルスケール値及びベーススケール値を前記データ記
    憶手段から読み出し、前記フルスケール値及び前記ベー
    ススケール値に基づいて、前記データを正規化整数デー
    タに変換し、前記正規化整数データを前記データ記憶手
    段に格納することを特徴とする請求項1に記載のプログ
    ラマブルコントローラ。
  13. 【請求項13】 前記監視操作手段は、データに対応す
    るフルスケール値及びベーススケール値を前記データ記
    憶手段から読み出し、前記フルスケール値及び前記ベー
    ススケール値に基づいて、前記データを実数データに変
    換し、前記実数データを前記データ記憶手段に格納する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコン
    トローラ。
  14. 【請求項14】 前記プログラム手段は、データに対応
    するフルスケール値及びベーススケール値を前記データ
    記憶手段から読み出し、前記フルスケール値及び前記ベ
    ーススケール値に基づいて、前記データを正規化整数デ
    ータに変換し、前記正規化整数データを前記データ記憶
    手段に格納することを特徴とする請求項1に記載のプロ
    グラマブルコントローラ。
  15. 【請求項15】 前記プログラム手段は、データに対応
    するフルスケール値及びベーススケール値を前記データ
    記憶手段から読み出し、前記フルスケール値及び前記ベ
    ーススケール値に基づいて、前記データを実数データに
    変換し、前記実数データを前記データ記憶手段に格納す
    ることを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコ
    ントローラ。
  16. 【請求項16】 データの物理量としての範囲を示す属
    性データを前記データに対応させて記憶する記憶手段
    と、 前記属性データに基づいて前記データの演算を行う演算
    手段とを備えることを特徴とするプログラマブルコント
    ローラ。
  17. 【請求項17】 正規化データの物理量としての範囲を
    示す属性データを前記正規化データに対応させて記憶す
    る記憶手段と、 前記属性データに基づいて、前記正規化データを前記物
    理量を示す実数データに変換する変換手段と、 前記実数データに基づいて、演算を行う演算手段とを備
    えることを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  18. 【請求項18】 前記属性データは、前記データが表す
    物理量の演算対象とする範囲を表すフルスケール値及び
    ベーススケール値であることを特徴とする請求項16又
    は17に記載のプログラマブルコントローラ。
  19. 【請求項19】 外部からのデータの入出力を行う入出
    力手段と、 外部とデータ通信を行う通信手段と、 プログラムの作成を行うプログラム手段と、 前記プログラムの格納を行うプログラム記憶手段と、 データと、前記データが表す物理量の演算対象とする範
    囲の100%及び0%を示すフルスケール値及びベース
    スケール値と、前記データの数値形式を設定した形式デ
    ータとを前記データに対応させて格納するデータ記憶手
    段と、 前記プログラムに基づいて演算を行う演算手段と、 システムの監視操作を行う監視操作手段とを備えること
    を特徴とするプログラマブルコントローラ。
  20. 【請求項20】 前記形式データを前記プログラム手段
    により生成し、前記プログラム手段により生成された形
    式データを前記データ記憶手段に格納することを特徴と
    する請求項19に記載のプログラマブルコントローラ。
  21. 【請求項21】 前記通信手段により受信した前記形式
    データをデータとともに前記データ記憶手段に格納する
    ことを特徴とする請求項19に記載のプログラマブルコ
    ントローラ。
  22. 【請求項22】 前記形式データを前記監視操作手段に
    より変更し、前記監視操作手段により変更された形式デ
    ータを前記データ記憶手段に格納することを特徴とする
    請求項19に記載のプログラマブルコントローラ。
  23. 【請求項23】 前記演算手段は、前記形式データに基
    づいてデータの数値形式を変換することを特徴とする請
    求項19に記載のプログラマブルコントローラ。
  24. 【請求項24】 前記入出力手段は、前記形式データに
    基づいてデータの数値形式を変換して入力することを特
    徴とする請求項19に記載のプログラマブルコントロー
    ラ。
  25. 【請求項25】 前記入出力手段は、前記形式データに
    基づいてデータの数値形式を変換して出力することを特
    徴とする請求項19に記載のプログラマブルコントロー
    ラ。
  26. 【請求項26】 前記通信手段は、前記形式データに基
    づいてデータの数値形式を変換して入力することを特徴
    とする請求項19に記載のプログラマブルコントロー
    ラ。
  27. 【請求項27】 前記通信手段は、前記形式データに基
    づいてデータの数値形式を変換して出力することを特徴
    とする請求項19に記載のプログラマブルコントロー
    ラ。
  28. 【請求項28】 前記プログラム手段は、前記形式デー
    タに基づいて、データを表示形式に変換して表示するこ
    とを特徴とする請求項19に記載のプログラマブルコン
    トローラ。
  29. 【請求項29】 前記プログラム手段は、前記形式デー
    タに基づいてデータの数値形式を変換し、前記データ記
    憶手段に格納することを特徴とする請求項19に記載の
    プログラマブルコントローラ。
  30. 【請求項30】 前記監視操作手段は、前記形式データ
    に基づいて、データを表示形式に変換して表示すること
    を特徴とする請求項19に記載のプログラマブルコント
    ローラ。
  31. 【請求項31】 前記監視操作手段は、前記形式データ
    に基づいてデータの数値形式を変換し、前記データ記憶
    手段に格納することを特徴とする請求項19に記載のプ
    ログラマブルコントローラ。
  32. 【請求項32】 実数形式のデータの演算を行う演算手
    段と、 前記演算手段の入力側に接続されており、正規化整数形
    式のデータを実数形式のデータに変換する第1の変換手
    段と、 前記演算手段の出力側に接続されており、実数形式のデ
    ータを正規化整数形式のデータに変換する第2の変換手
    段とを備えることを特徴とする演算処理装置。
  33. 【請求項33】 実数形式のデータの演算を行う演算手
    段と、 前記演算手段の入力側に接続されており、所定の数値形
    式のデータを実数形式のデータに変換する第1の変換手
    段と、 前記演算手段の出力側に接続されており、実数形式のデ
    ータを所定の数値形式のデータに変換する第2の変換手
    段とを備えることを特徴とする演算処理装置。
  34. 【請求項34】 データの物理量としての範囲を示す属
    性データを前記データに対応させて記憶しているプログ
    ラマブルコントローラ用記憶媒体。
JP32448195A 1995-10-11 1995-12-13 プログラマブルコントローラ Pending JPH09167005A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32448195A JPH09167005A (ja) 1995-10-11 1995-12-13 プログラマブルコントローラ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-262849 1995-10-11
JP26284995 1995-10-11
JP32448195A JPH09167005A (ja) 1995-10-11 1995-12-13 プログラマブルコントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09167005A true JPH09167005A (ja) 1997-06-24

Family

ID=26545742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32448195A Pending JPH09167005A (ja) 1995-10-11 1995-12-13 プログラマブルコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09167005A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001290515A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Fuji Electric Co Ltd シミュレーション装置およびシミュレーション方法
JP2002159192A (ja) * 2000-11-17 2002-05-31 Shinko Electric Co Ltd モータ制御方式

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001290515A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Fuji Electric Co Ltd シミュレーション装置およびシミュレーション方法
JP2002159192A (ja) * 2000-11-17 2002-05-31 Shinko Electric Co Ltd モータ制御方式
JP4556322B2 (ja) * 2000-11-17 2010-10-06 シンフォニアテクノロジー株式会社 モータ制御方式

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0719240B2 (ja) グラフ表示機能を備えた小型電子式計算機
JPS648856B2 (ja)
JPH1049369A (ja) データ処理装置
JPH09167005A (ja) プログラマブルコントローラ
US7941473B2 (en) Calculation apparatus and storage medium in which calculation program is stored
JP2510412B2 (ja) 演算式処理装置
JP3486456B2 (ja) 射出成形機のリモート制御方法及びローカルコントローラ並びにリモート制御装置
JPH1027011A (ja) プログラマブルコントローラ
CA1173164A (en) Fraction calculator
JP3941265B2 (ja) 計算装置及び記憶媒体
JP5315712B2 (ja) 演算機能を備えた電子装置および演算処理プログラム
JP2974683B2 (ja) 数値データ管理処理方式
JPH07253874A (ja) 演算装置
JPH06168104A (ja) 電子式計算機
KR100271146B1 (ko) 스프레드시트엔진을 이용한 워드프로세서의 테이블 자동 연산 시스템 및 방법
Kuczenski et al. A platform for building PIC applications for control and instrumentation
JPH021627Y2 (ja)
US4651295A (en) Electronic desk-top calculator
JPS6022430Y2 (ja) 電子式卓上計算機
JPH0612377A (ja) 工程能力指数計算機能付き小型電子計算機
JP2002175102A (ja) 計測端末装置
JPH05158522A (ja) 数値制御装置
JP2005135088A (ja) 電子機器及びプログラム
JPH11175314A (ja) シリアル数値演算装置
JPH04124724A (ja) 10進演算回路

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030729