JPH09166816A - 取付装置 - Google Patents

取付装置

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JPH09166816A
JPH09166816A JP32738695A JP32738695A JPH09166816A JP H09166816 A JPH09166816 A JP H09166816A JP 32738695 A JP32738695 A JP 32738695A JP 32738695 A JP32738695 A JP 32738695A JP H09166816 A JPH09166816 A JP H09166816A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ一体型VTR等のアクセサリーシュー
にストロボ装置等を締付固定するための取付部材に緩み
が生じたような場合にも、取付部材の移動を制限してス
トロボ装置等がカメラ一体型VTR等から容易には抜け
落ちないようにする。 【解決手段】 アクセサリーシュー17の上面片17c
の、固定板6が挿入される側の端部に、固定板6の移動
を阻止するストッパ片17dを設ける層で覆うようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラやカメラ一
体型ビデオテープレコーダ(以下「カメラ一体型VT
R」という。)等の第1の装置に、ストロボ装置や照明
装置等の第2の装置を取り付けるために用いられるアク
セサリーシュー等の取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、撮影レンズを通して物体
の像を感光材料面に記録させるカメラや、カメラ機構と
VTR(ビデオテープレコーダ)機構とが一体化された
カメラ一体型VTR等には、ストロボ装置や照明装置等
を取り付けるためにアクセサリーシューが一体的に取り
付けられている。このようなアクセサリーシューとして
は、例えば、図11に示すようなものがある。
【0003】図11に示すアクセサリーシュー1は、全
体が板金によって形成されたシュー本体からなり、板金
に折曲加工を施すことによって底面片1aと一対の側面
片1bと一対の上面片1cとが一体に形成されている。
シュー本体の底面片1aは中央部に配置されていて、そ
の両側を90度折り曲げることによって一対の側面片1
bが形成され、更に、その両側を90度折り曲げること
によって一対の上面片1cが形成されている。従って、
一対の上面片1cは底面片1aと平行になっていると共
に、上面片1c間には、ストロボ装置等のアクセサリー
2の取付部材3の固定ねじ4が挿通される隙間が設けら
れている。そして、上記構成を有するアクセサリーシュ
ー1が、カメラやカメラ一体型VTR等の上面に一体的
に固定されている。
【0004】また、アクセサリー2に設けられた取付部
材3は、アクセサリー本体の下面に固定された上記固定
ねじ4と、この固定ねじ4に螺合された締付リング5
と、固定ねじ4の先端に固定された固定板6とからな
り、固定板6がアクセサリーシュー1の収納部1d内に
挿入される。そして、図12に示すように、締付リング
5を回して固定板6との間でアクセサリーシュー1の上
面片1cを挟持することにより、ストロボ装置等がカメ
ラ一体型VTR等に着脱可能に固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のアクセサリーシュー1においては、上面
片1cが平滑な平板状をなしていて、この上面片1cを
締付リング5と固定板6とで挟持する挟持力だけで第2
の装置を第1の装置に取り付けて支持する構成となって
おり、その挟持力に基づく摩擦力だけで取付部材3の脱
落を防止し、他には取付部材3の脱落を防止するための
手段が設けられていなかった。そのため、カメラ一体型
VTR等に様々な振動や衝撃力が加えられることによっ
て締付リング5と固定板6との間に緩みを生じると、上
面片1cとの間の摩擦力が低下して取付部材3の移動が
容易になり、取付部材3がアクセサリーシュー1から外
れてストロボ装置等がカメラ一体型VTR等から容易に
抜け落ちるおそれがあるという課題があった。
【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、第2の装置を第1の装置に締付固
定するため、第1の装置に固定された取付装置に装着さ
れた取付部材に緩みが生じたような場合にも、取付部材
の移動を制限して第2の装置が第1の装置から容易には
抜け落ちないようにすることにより、上記課題を解決す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の取付装置は、上
述したような課題等を解決し、上記目的を達成するため
に、被挟持部の、挟持部材が挿入される側の端部に、当
該挟持部材の移動を阻止するストッパを設けることを特
徴としている。
【0008】また、本発明の取付装置は、第1の装置に
固定されるシュー本体と、シュー本体に選択的に取り付
けられるコネクタ部材及びブロック部材とを備え、コネ
クタ部材には第1の装置と第2の装置を電気的に接続す
るためのコネクタが内蔵されていると共に、ブロック部
材はコネクタが内蔵されていない台座であることを特徴
としている。
【0009】本発明は、上述のように構成したことによ
り、挟持部材に緩みを生じたような場合にも、被挟持部
に設けたストッパが挟持部材の移動を阻止するため、取
付部材が取付装置から抜け出すのを防止して、第2の装
置の落下事故等の発生を防ぐことができる。
【0010】また、シュー本体とコネクタ部材又はブロ
ック部材を選択的に組み合わせて取付装置を構成するこ
とにより、装置本体の外観を変えることなく、コネクタ
が内蔵された取付装置を有する装置と、コネクタが内蔵
されていない取付装置を有する装置を提供することがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図8は本発明の実施例を示
すもので、図1は本発明が適用されたカメラ一体型VT
Rの背面側の斜視図、図2は本発明の第1実施例を示す
アクセサリーシューの斜視図、図3は図2のアクセサリ
ーシューに取付部材を装着する前の状態を示す説明図、
図4は図2のアクセサリーシューに取付部材を装着して
締付固定した状態を示す説明図、図5は本発明の第2実
施例を示すアクセサリーシューの斜視図、図6は本発明
の第3実施例を示すアクセサリーシューの分解斜視図、
図7は図6に示すコネクタ部材をシュー本体に取り付け
ると共にスライドカバーをスライドさせてコネクタ端子
を露出させた状態を示す斜視図、図8は図6に示すブロ
ック部材の端子受け部と取付部材の接続端子との接触状
態を示す説明図である。
【0012】また、図9は取付部材の接続端子と平面部
との接触状態を示す説明図、図10は図6に示すブロッ
ク部材の好ましくない形状の端子受け部と取付部材の接
続端子との接触状態を示す説明図である。
【0013】図1に示すように、第1の装置の一具体例
を示すカメラ一体型VTR7は、被写体である像を光と
してとらえて電気信号に変換するカメラ機構部と、この
カメラ機構部からの電気信号を処理してテープ状記録媒
体に情報として記録すると共に記録された情報を任意に
再生することができるビデオ機構部と、これらカメラ機
構部及びビデオ機構部が収容されるキャビネットとして
の装置筐体8とから構成されている。
【0014】カメラ機構部は、被写体の像を光としてと
らえるレンズの一具体例を示すズームレンズ9と、光の
像を電気信号に変換する3つのCCD撮像素子等を有す
る光電変換部と、ズームレンズ9でとらえた像を目で見
るためのビューファインダ10と、ズームレンズ9のピ
ント合わせや絞り量の調整等を行うモータ等をコントロ
ールする電子部品の組み合わせからなるカメラ回路等か
ら構成されている。そして、カメラ回路の電子部品は、
主としてプリント基板に搭載されて、装置筐体8内に収
容されている。
【0015】また、ビデオ機構部は、図示しないが、情
報記録媒体の一具体例を示す磁気テープが収容されたカ
セットテープが着脱可能に装着されるメカデッキと、こ
のメカデッキ等を駆動して磁気テープをローディングす
ると共に磁気テープに対して情報を記録し、又は記録さ
れた情報を再生する等のコントロールを行うためのビデ
オ回路等から構成されている。そして、メカデッキは、
磁気ヘッド等を有する回転ドラムと、この回転ドラムに
磁気テープをローディングするテープローディング機構
と、このテープローディング機構等を支持するシャーシ
等を有している。このビデオ回路の電子部品もまた、主
としてプリント基板に搭載されて、装置筐体8内に収容
されている。
【0016】装置筐体8の一側部(図1においてレンズ
の光軸の左側)には、ビデオ機構部のメカデッキを収容
するメカデッキ収容部11が設けられていると共に、他
側部には、カメラ機構部及びビデオ機構部のプリント基
板を収容する基板収容部が設けられている。そして、メ
カデッキ収容部11には、側方に開閉可能な蓋体12が
設けられていて、蓋体12の側面には、内部に収容した
メカデッキの駆動ハブ等が透視できる透明部材からなる
窓部13が設けられ、また、蓋体12の上面にはLED
等のバックライトを有するタッチパネル式の操作ボタン
群14が設けられている。
【0017】また、装置筐体8の上部には把手15が固
定されている。この把手15の先端には、ステレオ特性
を有するステレオマイクロホン16が前方に突出するよ
うに設けられている。そして、把手15の前部上面に
は、取付装置の一具体例を示すアクセサリーシュー17
が一体的に固定されている。このアクセサリーシュー1
7は、図2に拡大して示すように、板金を所定形状に打
ち抜くことによって形成された1枚の板金部材からな
り、その板金部材に折曲加工を施すことによって底面片
17aと一対の側面片17bと一対の上面片17cと一
対のストッパ片17dとが一体に形成されている。
【0018】アクセサリーシュー17の底面片17aは
中央部に配置されていて、その両側を90度折り曲げて
立ち上げることによって一対の側面片1bが形成され、
更に、各側面片1bの両側を互いに内側へ90度折り曲
げて水平に対向させることによって一対の上面片17c
が形成されており、従って、上面片17cと底面片17
aは互いに平行になっている。これにより、アクセサリ
ーシュー17には、一対の上面片17cと一対の側面片
17bと底面片17aとで囲まれた収納部18が形成さ
れており、この収納部18には、第2の装置に設けられ
た取付部材3の固定板6が挿入されると共に、一対の上
面片17c間の隙間内には固定板6を固定する固定ねじ
4が挿入される。
【0019】更に、アクセサリーシュー17の各上面片
17cの長手方向の一端を底面片17a側へ折り曲げる
ことによって、ストッパの一具体例を示す一対のストッ
パ片17dが形成されている。このストッパ片17dの
折曲高さHは、取付部材3の締付リング5を固定板6か
らある程度離した距離Lよりも小さくする(H<L)と
共に、取付部材3の取付後は固定板6の抜け出しを防止
するために十分な引掛りシロMが得られるように設定す
る。この上面片17cには適当な角度の傾斜角θを与え
ているが、これは、締付リング5の締付け時に固定板6
がスムースに収納部18内に入り込むことができるよう
にすると共に、板金の加工性を良くすることを考慮した
ものである。
【0020】尚、コネクタ部材33及びブロック部材3
4の材質としては、例えば、POM(ポリアセタール)
等の合成樹脂が好適ではあるが、その他の合成樹脂を用
いることができることは勿論のこと、合成樹脂以外に
も、例えば、焼結合金やガラス等のように各種の材質の
ものを用いることができる。
【0021】かかる構成を有するアクセサリーシュー1
7には、第2の装置の一具体例を示すストロボ装置や照
明装置、集音マイクその他のアクセサリー2が、これに
設けられた取付部材3によって着脱可能に取り付けられ
る。この取付部材3は、アクセサリー2の下端部におい
て下方へ突出するように固定された固定ねじ4と、この
固定ねじ4に螺合された円盤状の締付リング5と、固定
ねじ4の下端部に固定された平板状の固定板6とからな
り、締付リング5と固定板6とが挟持部材の一具体例を
構成している。この取付部材3の締付リング5及び固定
板6は、固定板6がアクセサリーシュー17の収納部1
8内に挿入できると共に、締付リング5と固定板6とで
協働して一対の上面片17cを上下から挟持することが
できる大きさとされている。
【0022】このような構成を有する取付部材3は、従
来のアクセサリーシューに取付可能であって、かつ、上
記寸法条件H<Lを満足するものであれば、本実施例に
おけるアクセサリーの取付部材として用いることができ
る。また、取付部材の構成としては、上記ねじを用いた
締付手段に限られるものではなく、例えば、カムを用い
て一対の挟持部材を相対移動させて被挟持部を挟持でき
るようにした締付手段を適用できることは勿論のこと、
その他にも各種の締付手段を適用することができる。
【0023】また、装置筐体8の背面部には、バッテリ
ー電源が挿入されるバッテリー収容部を開閉可能に閉じ
ている開閉蓋20がヒンジ止めされていると共に、この
開閉蓋20には、操作入力に関する情報や情報記録媒体
に記録されている情報その他の情報を表示する表示窓2
1が設けられている。そして、開閉蓋20の周囲には、
カメラ機構部及びビデオ機構部等に駆動電流を供給する
電源スイッチ22と、オートロックスイッチ23とコン
トロールダイヤル24と蓋開放スイッチ25とその他の
操作スイッチ群26とが設けられている。
【0024】かかる構成を有するカメラ一体型VTRの
アクセサリーシュー17にアクセサリー2を取り付ける
場合は、まず、図3に示すように、収納部18の挿入側
にアクセサリー2の取付部材3を臨ませ、締付リング5
を固定板6から十分に離した状態(L>H)で固定板6
を収納部18内に挿入する。この場合、収納部18の挿
入側と反対側は装置筐体8の壁によって閉じられてお
り、その壁が差込方向の位置決めをなしている。そのた
め、一対のストッパ片17dを越えて固定板6を収納部
18内に挿入し、これを装置筐体8の壁に当接すること
によって取付部材3が所定位置に位置決めされる。
【0025】次に、図4に示すように、締付リング5を
回して固定板6側に移動し、この締付リング5の締め込
みによる締付リング5と固定板6との挟持力によって、
一対の上面片17cを上下から挟むように挟持する。こ
れにより、アクセサリーシュー17を介してアクセサリ
ー2がカメラ一体型VTR7に取り付けられる。
【0026】このようなアクセサリー2の取付状態にお
いて、例えば、本機を持ち運ぶ人の動き等によって様々
な振動や衝撃力等がカメラ一体型VTR7に加えられ、
これがために締付リング5に緩みが生じると、締付リン
グ5と上面片17c間及び固定板6と上面片17c間の
摩擦力が低下して取付部材3がアクセサリーシュー17
から外れやすくなる。
【0027】ところが、本実施例では、固定板6が挿入
される差込側の各上面片17cの端部にはストッパ片1
7dがそれぞれ設けられており、このストッパ片17d
が固定板6の移動を阻止することになる。そのため、上
記振動や衝撃力等によって取付部材3の締付リング5と
固定板6との間に緩みが生じたような場合にも、アクセ
サリーシュー17のストッパ片17dによって収納部1
8から固定板6が抜け出すのを防止することができ、従
って、アクサリー2が抜け落ちる落下事故を防止又は効
果的に抑制することができる。しかも、従来のアクセサ
リー固定手段は、ユーザーの手作業による締付力のみで
あったため、ユーザーによって締付力に個人差が生じて
おり、比較的非力な女性や子供の締付力では落下防止に
不安があったが、本実施例によれば、大きな締付力を発
揮できない非力な者の取扱いによっても、十分な抜け落
ち防止効果を期待することができる。
【0028】図5に示すアクセサリーシュー27は、本
発明の第2実施例を示すもので、上面片27cの奥行き
側に突当ストッパの一具体例を示す突当て片27eを一
体に設けるようにしたものである。他の構成は上記アク
セサリーシュー17と同様であり、底面片27aと一対
の側面片27bと一対の上面片27cと一対のストップ
片27dとを備えている。突当て片27eは、上面片2
7cのストップ片27dと反対側の端部を内側へ90度
折り曲げることによって形成されており、この突当て片
27eによって固定部材3の固定板6の奥行き方向への
移動を制限している。このような突当て片27eを設け
たアクセサリーシュー27によれば、このアクセサリー
シューのみで寸法管理を行うことができ、従って、装置
筐体8への取付時の自由度を高めることができる。
【0029】また、図6及び図7に示すように、本発明
の第3実施例を示すアクセサリーシュー30は、板金に
よって形成されたシュー本体31と、このシュー本体3
1の収納部32内に選択的に収納されて取り付けられる
コネクタ部材33及びブロック部材34とから構成され
ている。シュー本体31は、上記実施例のアクセサリー
シュー17と側面片の高さの点を除いて、同様の形状及
び大きさを有しており、従って、底面片31aと一対の
側面片31bと一対の上面片31cと一対のストップ片
31dとを備えている。そして、外形寸法が同一に設定
されたコネクタ部材33又はブロック部材34を収納部
32に収納するため、これら部材33,34の高さ分だ
け側面片31bが高く設定されている。
【0030】更に、シュー本体31の底面片31aに
は、カシメ孔35aと位置決め孔35bとねじ孔35c
とがそれぞれ複数設けられている。カシメ孔35aはコ
ネクタ部材33又はブロック部材34をシュー本体31
に固定するために設けられたものであり、また、位置決
め孔35bはコネクタ部材33又はブロック部材34を
シュー本体31の所定位置に位置決めするために設けら
れたものであり、このため、コネクタ部材33及びブロ
ック部材34の底面には、それぞれ複数個のカシメ突起
33a,34aと位置決め突起33b,34bとが設け
られている。
【0031】また、コネクタ部材33は、上記コネクタ
が内蔵されていない台座であり、このコネクタ部材33
の上面にはスライド溝33cが所定の幅で前後方向に延
在させて設けられていると共に、このスライド溝33c
にはスライドカバー36が前後方向へスライド可能に嵌
合されている。このスライドカバー36は、図示しない
コイルばねによって常時前側に付勢されており(図6に
示す状態)、そのコイルばねの付勢力に抗してスライド
カバー36を後退させることにより、図7に示すよう
に、内蔵された複数のコネクタ端子37が露出される。
これらのコネクタ端子37は、背面側に設けた接続部
に、第1の装置等の配線の接続部を接続することによっ
て当該第1の装置等と電気的に接続される。
【0032】かくして、アクセサリー2の配線の接続部
を取付部材3の固定板6に設け、アクセサリーシュー3
0への装着時に固定板6でスライドカバー36を開いて
アクセサリー端子をコネクタ端子37と接触させる構成
とすると共に、アクセサリーシュー30が取り付けられ
る第1の装置の配線の接続部をコネクタ端子37の接続
部に接続することにより、このアクセサリーシュー30
を介して第1の装置と第2の装置を電気的に接続するこ
とができる。
【0033】尚、コネクタ部材33のコネクタ端子37
の前部には、水切り用の凹部38が設けられており、こ
の凹部38で水滴の溜まりを防ぐことによって、水滴に
よるコネクタ端子37のショートを防止している。この
水切り用の凹部38は、溝等の他の手段であってもよ
い。
【0034】また、ブロック部材34の上面には、コネ
クタ部材33のスライド溝33cに対応する端子受け部
34cが設けられている。この端子受け部34cは、ブ
ロック部材34の上面から前面にかけて切欠きを設ける
ことによって形成されており、その底面には山歯状の凹
凸40が前後方向へ延在するように形成されている。こ
のブロック部材34の端子受け部34cは、アクセサリ
ー2の接続部材3に設けられる接点端子44との干渉を
避けると共に、当該接点端子44にストレスを与えない
ようにするために設けられたものであり、その凹凸40
のピッチは、接点端子44の1/2程度に設定されてい
る。
【0035】このように、ブロック部材34の端子受け
部34cに凹凸40を設けると共に、凹凸40のピッチ
を接点端子44のピッチの1/2程度に設定することに
より、図8に示すように、必ず凹凸40の頂上部分に接
点端子44を接触させることができ、従って、端子受け
部34cに接点端子44によるすり傷が生じないように
することができる。因みに、図9に示すように、接点端
子44が平滑面45に接触するものとすると、接点ばね
の捩じれ等によってそのエッジ部が平滑面45に接触す
ることがあり、この場合には平滑面45に傷ができるお
それがある。また、図10に示すように、凹凸40のピ
ッチを接点端子44のピッチよりも大きくすると、例え
ば、凹凸の谷間に入り込んだ接点端子44のエッジ部が
凹凸40の斜面に接触し、その接触部分に傷をつけるお
それがあるため、好ましいものではない。
【0036】また、図6に示す41は、シュー取付板で
ある。このシュー取付板41は、アクセサリーシュー3
0を装置筐体8に着脱可能に取り付けることができるよ
うにするためのものであり、シュー本体31の底面片3
1aとほぼ同程度の大きさに形成されている。このシュ
ー取付板41には、その一部を90度折り曲げることに
よって把持部41aが形成されていると共に、これとシ
ュー本体31を取付ねじ42で締結するための複数の挿
通孔41bが、シュー本体31のねじ孔35cに対応さ
せて複数設けられている。
【0037】このような構成を有するアクセサリーシュ
ー30は、例えば、次のようにして用いることができ
る。シュー本体31との組み合わせをコネクタ部材33
にするか、又はブロック部材34にするかの選択は、ア
クセサリーへの電源供給の有無や電気信号の供給の有無
等を考慮して決定する。即ち、電源等の供給を必要とす
る場合には、コネクタ部材33を選択し、また、その供
給を必要としない場合には、ブロック部材34を選択す
る。
【0038】この選択をした後の作業は、いずれの部材
33,34を選択した場合にも同様であり、そのカシメ
突起33a(又は34a)をシュー本体31のカシメ孔
35aに嵌合させると共に、位置決め突起33b(34
b)をシュー本体31の位置決め孔35bに嵌合させ
る。これにより、シュー本体31に対してコネクタ部材
33(又はブロック部材34)が位置決めされるため、
この状態でカシメ突起33a(又は34a)をカシメて
シュー本体31とコネクタ部材33(又はブロック部材
34)を固定する。これによって、アクセサリーシュー
30の組立が完了する。
【0039】次に、アクセサリーシュー30をカメラ一
体型VTR7の装置筐体8に取り付ける場合について説
明する。この場合には、まず、装置筐体8の所定位置に
アクセサリーシュー30を配置すると共に、これに対応
するよう装置筐体8の内側にシュー取付板41を配置
し、シュー取付板41側から、その挿通孔41bに取付
ねじ42を挿通させ、先端のねじ部をシュー本体31の
ねじ孔35cに螺合させる。そして、取付ねじ42を締
め込むことによってシュー本体31とシュー取付板41
とで装置筐体8が挟持され、これにより、アクセサリー
シュー30がカメラ一体型VTR7に取り付けられる。
【0040】かくして、シュー本体31にコネクタ部材
33を取り付ける場合には、アクセサリーシュー30に
電源の供給機能や電気信号の通信機能が付加されるた
め、アクセサリー用の電源を別個独立に搭載する必要が
なくなり、また、アクセサリーの動作をカメラ一体型V
TR7の動作に連動させることが可能となり、配線の簡
略化及び装置の小型化等を図ることができる。因みに、
従来のアクセサリーシューでは、アクセサリーを取り付
ける際に電源線や信号線等の接続が必要であり、ビデオ
ライト等は別にバッテリー電源を用意しなければならな
かった。そのため、これらの手間がかかる故に、一般ユ
ーザーにとってはアクセサリーの使用自体が「面倒くさ
い、難しそう」等の思惑が生じ、アクセサリーの使用が
敬遠されがちであったが、本実施例によれば、かかる不
具合をなくして、誰でも容易にアクセサリーを使用する
ことができるようになる。
【0041】更に、コネクタ部材33のコネクタ端子3
7を覆うスライドカバー36は、アクセサリーの着脱動
作に連動して開閉され、非使用時にはスライドカバー3
6によってコネクタ端子37が覆われるため、コネクタ
端子37を有効に保護することができる。更に又、アク
セサリーシュー30は、一般に、装置筐体8の上面に取
り付けられるため、水滴の付着は好ましいものではない
が、本実施例においては、水抜き用の凹部38を設ける
ようにしたため、水滴の付着によるコネクタ端子37間
のショートを防止することができる。
【0042】また、コネクタ部材33の代わりにブロッ
ク部材34を取り付ける場合には、装置本体の取付構造
を変えないで、コネクタが無い形式の装置本体に容易に
対応することができる。しかも、ブロック部材34の端
子受け部34cには凹凸40が設けられているため、コ
ネクタ部材33に対応する接続部を有するアクセサリー
2を連結した場合であっても、その接点ばねによる傷の
発生を無くし、或いは傷を目立ち難くすることができ、
この種装置の商品価値を向上させることができる。
【0043】以上説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、例えば、上記実施例において
は、シュー本体を板金で形成した例について説明した
が、これを合成樹脂等で製造できることは勿論である。
更に、シュー本体31やコネクタ部材33及びブロック
部材34の形状、大きさ等は、上記実施例のものに限定
されるものではない。更に、ストッパ及び突当ストッパ
として、上面片17c,31cの端部を折り曲げて形成
した例について説明したが、この他にも、例えば、ピン
部材を取り付けることによって形成することができる。
【0044】また、上記実施例においては、第1の装置
としてカメラ一体型VTRを適用した例について説明し
たが、これに限定されるものではなく、例えば、一般的
なカメラは勿論のこと、カメラ以外にも、第1の装置に
第2の装置を着脱可能に取り付けるために使用される各
種の取付装置に適用することができる。このように、本
発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるも
のである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ストロボ装置や照明装置等のアクセサリーとしての第2
の装置を、アクセサリーシュー等の取付装置を介してカ
メラやカメラ一体型VTR等の第1の装置に取り付ける
場合に、第1の装置の振動や衝撃力等によって取付装置
に緩みが生じたような場合においても、第2の装置の抜
け落ちによる落下事故の発生を防止することができると
共に、比較的非力な女性や子供が取り扱う場合にも、十
分な抜け落ち防止効果を得ることができるという効果が
得られる。
【0046】また、シュー本体にコネクタ部材を取り付
ける場合には、アクセサリーシューに電源の供給機能や
電気信号の通信機能を付加させることができるため、ア
クセサリー用の電源を別個独立に搭載する必要がなくな
り、また、第2の装置の動作を第1の装置の動作に連動
させることが可能となり、配線の簡略化及び装置の小型
化等を図ることができる。一方、ブロック部材を取り付
ける場合には、取付装置本体の取付構造を変えないで、
コネクタが無い形式の装置に容易に対応することができ
る等の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたカメラ一体型VTRの背面
側の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示すアクセサリーシューの
斜視図である。
【図3】図2のアクセサリーシューに取付部材を装着す
る前の状態を示す説明図である。
【図4】図2のアクセサリーシューに取付部材を装着し
て締付固定した状態を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すアクセサリーシュー
の斜視図である。
【図6】本発明の第3実施例を示すアクセサリーシュー
の分解斜視図である。
【図7】図6に示すコネクタ部材をシュー本体に取り付
けると共にスライドカバーをスライドさせてコネクタ端
子を露出させた状態を示す斜視図である。
【図8】図6に示すブロック部材の端子受け部と取付部
材の接続端子との接触状態を示す説明図である。
【図9】取付部材の接続端子と平面部との接触状態を示
す説明図である。
【図10】図6に示すブロック部材の好ましくない形状
の端子受け部と取付部材の接続端子との接触状態を示す
説明図である。
【図11】従来のアクセサリーシューを示す斜視図であ
る。
【図12】従来のアクセサリーシューの取付状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
2 アクセサリー(第2の装置) 5 締付リング(挟持部材) 6 固定板(挟持部材) 7 カメラ一体型VTR(第1の装置) 8 装置筐体 17,27,30 アクセサリーシュー(取付装置) 17c,27c,31c 上面片(被挟持部) 17d,27d,31d ストッパ片(ストッパ) 27e 突当片(突当ストッパ) 31 シュー本体 32 収納部 33 コネクタ部材 34 ブロック部材 34c 端子受け部 36 スライドカバー 40 凹凸 41 シュー取付板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の装置に第2の装置を取り付けるた
    めに上記第1の装置に固定されるものであって、互いに
    平行な一対の被挟持部を有し、上記第2の装置に設けら
    れた一対の挟持部材の一方を上記被挟持部内に挿入して
    当該挟持部材で被挟持部を挟持することにより、第2の
    装置を第1の装置に取付可能とした取付装置において、 上記被挟持部の、上記挟持部材が挿入される側の端部
    に、当該挟持部材の抜け出しを阻止するストッパを設け
    たことを特徴とする取付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の取付装置において、 上記取付装置は、被写体の像を記録及び/又は再生可能
    な記録再生装置を有するカメラ一体型ビデオテープレコ
    ーダ等の撮像装置のアクセサリーシューであることを特
    徴とする取付装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の取付装置において、 上記被挟持部の、上記挟持部材が挿入される側と反対側
    の端部には、上記挟持部材の移動を阻止する突当ストッ
    パを設けたことを特徴とする取付装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の取付装置において、 上記ストッパは、上記挟持部材による挟持力が緩んだと
    きにも当該挟持部材に当接して抜け出しを阻止し得る高
    さを有することを特徴とする取付装置。
  5. 【請求項5】 第1の装置に第2の装置を取り付けるた
    めに上記第1の装置に固定されるものであって、互いに
    平行な一対の被挟持部を有し、上記第2の装置に設けら
    れた一対の挟持部材の一方を上記被挟持部内に挿入して
    当該挟持部材で被挟持部を挟持することにより、第2の
    装置を第1の装置に取付可能とした取付装置において、 上記第1の装置に固定されるシュー本体と、上記シュー
    本体に選択的に取り付けられるコネクタ部材又はブロッ
    ク部材とを備え、 上記コネクタ部材には第1の装置と第2の装置を電気的
    に接続するためのコネクタが内蔵されていると共に、上
    記ブロック部材は上記コネクタが内蔵されていない台座
    であることを特徴とする取付装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の取付装置において、 上記被挟持部の、上記挟持部材が挿入される側の端部
    に、当該挟持部材の移動を阻止するストッパを設けたこ
    とを特徴とする取付装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の取付装置において、 上記コネクタ部材には、内蔵されたコネクタ端子を露出
    させるためにスライド可能とされたスライドカバーを設
    けたことを特徴とする取付装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の取付装置において、 上記ブロック部材には、上記第2の装置の挟持部材に設
    けられた接続端子と山頂部にて接触して支持する凹凸を
    設けたことを特徴とする取付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2019152743A (ja) * 2018-03-02 2019-09-12 キヤノン株式会社 アクセサリシュー装置及び電子機器

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