JPH09165922A - シート材の連結構造および屋根の構造 - Google Patents

シート材の連結構造および屋根の構造

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JPH09165922A
JPH09165922A JP32611295A JP32611295A JPH09165922A JP H09165922 A JPH09165922 A JP H09165922A JP 32611295 A JP32611295 A JP 32611295A JP 32611295 A JP32611295 A JP 32611295A JP H09165922 A JPH09165922 A JP H09165922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
sheet material
sheet
sheet materials
connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP32611295A
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English (en)
Inventor
Yoji Moroi
陽児 諸井
Masaaki Nakanishi
正明 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Publication of JPH09165922A publication Critical patent/JPH09165922A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート材どうしを簡単かつ強固にしかも隙間
なく連結することのできる有効な構造と、それを用いた
有効な屋根の構造を提供する。 【解決手段】 シート材2の縁部に芯材を縫込んでおく
とともに、嵌合部3aが両側縁部に形成されている帯板
状の連結具3を用い、その連結具の嵌合部にシート材の
芯材を嵌合させることでシート材の縁部を連結具に全長
にわたって装着することにより、連結具を介してシート
材どうしを連結する。屋根下地を構成するフレーム1の
間隔に対応させて複数の連結具を長さ方向に連結し、そ
の連結具の両端部をフレームに連結することでフレーム
間にシート材を取り付けて屋根面を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば建設作業
現場にシート材を用いてテント状の仮設屋根を設ける場
合等に適用して好適なシート材の連結構造、およびそれ
を用いた屋根の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建設作業現場においては、天候に
左右されずに作業を行うために、作業現場全体あるいは
その一部を仮設屋根により覆うことが一般的になりつつ
ある。そのような場合の仮設屋根としては、組み立てや
解体が容易であること、軽量であること、安価であるこ
と等が要求され、このため、たとえば仮設資材であるパ
イプ材やトラス材等によって簡単な下地フレームを組み
立て、それにシート材を取り付けるといった形態のいわ
ばテント状の屋根が採用されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なテント状の仮設屋根においては、屋根材となるシート
材を設置場所の面積と形状に応じた寸法および形状にそ
のつど製作して使用しているが、そのようなシート材を
製作することは一品生産となるので割高となるばかり
か、汎用性を欠くので他の現場に転用することもできな
いことが多く、仮設資材としては好ましくない。また、
シート材を屋根材として用いると引張荷重がかかるが、
その面積が大きくなれば引張強度に不足することもあ
り、そのためシート材の全面にわたって補強用のワイヤ
を縫込むことも行われるが、その場合はますますコスト
高となってしまう。
【0004】このため、特殊な寸法および特殊な形状の
シート材をそのつど製作するのではなく、建設作業現場
において例えば養生シートとして多用されている汎用の
仮設資材であるシート材を使用したいという要請があ
る。しかし、そのような汎用のシート材の規格寸法は屋
根材としては小さ過ぎるのでそのまま使用できるもので
はなく、このため、それを多数連結して用いることが検
討されているが、建設作業現場においてシート材どうし
を簡単かつ強固にしかも隙間ができないように連結する
ことは必ずしも容易ではない。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、シート材どうしを簡単かつ強固にしか
も隙間なく連結することのできる有効な構造を提供する
ことにあり、かつ、それを用いた有効な屋根の構造を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
シート材どうしを互いに連結するための構造であって、
前記シート材の縁部に芯材を該縁部の全長にわたって巻
き込んで縫込んでおくとともに、該芯材を嵌合させた状
態で前記シート材の縁部を装着し得る嵌合部が両側縁部
に全長にわたって形成されている帯板状の連結具を用
い、該連結具の前記嵌合部に前記シート材の芯材を嵌合
させて該シート材の縁部を前記連結具に装着することに
より、該連結具を介してシート材どうしを連結するよう
にしたものある。
【0007】請求項2に係る発明は、前記連結具により
連結された複数のシート材により屋根面を形成する屋根
の構造であって、屋根下地を構成するフレームの間隔に
対応させて前記複数の連結具を長さ方向に連結し、該連
結具の両端部を前記フレームに連結することで該フレー
ム間に前記シート材を取り付けるようにしたものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1および図2に本発明を建設作
業現場に設ける仮設屋根に適用した場合の実施例を示
す。図中符号1は屋根下地となるフレームであり、2は
屋根材としてのシート材である。フレーム1を構成して
いるパイプ材およびシート材2はいずれも所定の規格に
基づく汎用の仮設資材であり、本実施例においては複数
のシート材2を連結具3によって連結し、その連結具3
をフレーム1に対して連結することで大面積の屋根面を
形成するようにしている。
【0009】図2に示すように、各シート材2の縁部に
は芯材4がその縁部の全長にわたって巻き込まれて縫込
まれている。連結具3は連結対象のシート材2の縁部の
全長の約半分の長さの帯板状のもので、その両側縁部に
は上記芯材4を嵌合した状態でシート材2の縁部を装着
するための嵌合部3a,3aが設けられている。したが
って、芯材4を嵌合部3aに嵌合させてシート材2の縁
部を連結具3に装着することでシート材2どうしが連結
具3を介して連結されることになる。本実施例では図1
に示すように2本の連結具3を連結環5により長さ方向
に連結して用いることとし、連結された2本の連結具3
の両端が連結環5を介してパイプ材1のブラケット6に
対して連結されることで、シート材2がフレーム1間に
架設され、これによりそれらシート材2を屋根材とする
仮設屋根が形成されている。なお、シート材2の芯材4
としてはワイヤーロープ、プラスチック材等を用いれば
良い。また、連結具3は鋼材等の金属製あるいは高強度
の樹脂製の成形品とすれば良く、汎用の仮設資材として
所定の規格に基づいて予め製作しておけば良い。
【0010】上記のように連結具3を介してシート材2
どうしを連結する構造では、シート材2の縁部を連結具
3の一端側から嵌合部3aに差込んでいくことのみで、
シート材2どうしの連結および解体をきわめて簡単に行
うことができるとともに、連結部分に隙間があくことも
ない。そして、上記のように連結具3の両端を屋根下地
であるフレーム1に対して連結することで、屋根全体の
施工および解体をきわめて簡単に行えるものである。
【0011】この場合、シート材2の必要強度は連結具
3の間隔と荷重によってのみ決定されてフレーム1の配
置形状に依存しないから、一般的な強度の一定幅寸法の
シート材2を連結することであらゆる大きさの屋根に対
応できる。また、連結具3は帯板状であるため、従来の
ワイヤーと同様に張力によりシート材2の補強を行うこ
とができるものであり、このため、連結具3どうしの連
結も軽微な構造で済む。さらに、フレーム1間の間隔に
合わせて一定長の連結具3を複数長さ方向に連結して用
いることにより、折り畳むことができるし、フレーム1
間の間隔が変化した場合にも対応でき、他の現場にも転
用できる。
【0012】なお、上記実施例と同様にしてシート材2
の四周に他のシート材を連結することも勿論可能であ
る。また、本発明のシート材の連結構造はテント状の仮
設屋根に適用するに限らず、シート材を連結する必要の
ある場合全般に広く適用できる。さらに本発明の屋根の
構造も、建設作業現場における仮設屋根のみならずシー
ト材を用いるテント状の屋根全般に適用できるし、たと
えばフレームに対する連結具の連結の形態等は任意に変
更可能である。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明のシート材の連結
構造は、シート材の縁部に設けた芯材を帯板状の連結具
の両側縁部に形成されている嵌合部に嵌合させること
で、その連結具を介してシート材どうしを連結するもの
であるから、シート材どうしの連結および解体をきわめ
て簡単に行うことができるとともに、連結部に隙間があ
くこともなく、したがって例えばシート材によりテント
状の屋根を形成する場合に適用して好適である。
【0014】また、本発明の屋根の構造は、屋根下地を
構成するフレームの間隔に対応させて複数の連結具を長
さ方向に連結し、その連結具の両端部をフレームに連結
することでフレーム間にシート材を取り付けるので、屋
根全体の施工および解体をきわめて簡単に行えるととも
に、シート材に対する格別の補強が不要であり、さらに
シート材および連結具の転用も可能であり、したがって
例えば建設作業現場に設ける仮設屋根に適用して特に好
適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート材の連結構造を仮設屋根に適用
した場合の実施例を説明するための部分斜視図である。
【図2】同、要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 シート材 3 連結具 3a 嵌合部 4 芯材 5 連結環 6 ブラケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材どうしを互いに連結するための
    構造であって、前記シート材の縁部に芯材を該縁部の全
    長にわたって巻き込んで縫込んでおくとともに、該芯材
    を嵌合させた状態で前記シート材の縁部を装着し得る嵌
    合部が両側縁部に全長にわたって形成されている帯板状
    の連結具を用い、該連結具の前記嵌合部に前記シート材
    の芯材を嵌合させて該シート材の縁部を前記連結具に装
    着することにより、該連結具を介してシート材どうしを
    連結することを特徴とするシート材の連結構造。
  2. 【請求項2】 前記連結具により連結された複数のシー
    ト材により屋根面を形成する屋根の構造であって、屋根
    下地を構成するフレームの間隔に対応させて前記複数の
    連結具を長さ方向に連結し、該連結具の両端部を前記フ
    レームに連結することで該フレーム間に前記シート材を
    取り付けることを特徴とする屋根の構造。
JP32611295A 1995-12-14 1995-12-14 シート材の連結構造および屋根の構造 Pending JPH09165922A (ja)

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JP32611295A JPH09165922A (ja) 1995-12-14 1995-12-14 シート材の連結構造および屋根の構造

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JPH09165922A true JPH09165922A (ja) 1997-06-24

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ID=18184228

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JP32611295A Pending JPH09165922A (ja) 1995-12-14 1995-12-14 シート材の連結構造および屋根の構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019019659A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 株式会社サンエープロテント 大型テント

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019019659A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 株式会社サンエープロテント 大型テント

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Effective date: 20040106

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