JPH09165507A - 車両へのガラス部材の取付方法 - Google Patents

車両へのガラス部材の取付方法

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JPH09165507A
JPH09165507A JP26953096A JP26953096A JPH09165507A JP H09165507 A JPH09165507 A JP H09165507A JP 26953096 A JP26953096 A JP 26953096A JP 26953096 A JP26953096 A JP 26953096A JP H09165507 A JPH09165507 A JP H09165507A
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準 服部
Toshibumi Hirose
俊文 広瀬
Katsuhiro Ando
克浩 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は新規な硬化性樹脂組成物を用いるダ
イレクトグレージングによる車両へのガラス部材の取付
方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明はダイレクトグレージングによっ
て車両にガラス部材を取り付ける方法において、シーリ
ング材として(A)1分子中に少なくとも1個の珪素原
子に結合した水酸基あるいは加水分解性基を有しシラノ
ール縮合反応により架橋しうる珪素含有基を有するオキ
シアルキレン重合体、(B)カーボンブラック、及び
(C)分子中に架橋性基を有しないオキシアルキレン重
合体を含有する硬化性樹脂組成物を用いる車両へのガラ
ス部材の取付方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なシーリング材
組成物を用いるダイレクトグレージングによる車両への
ガラス部材の取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロントガラスやリアガラス
等、車両の開閉しない窓ガラスはダイレクトグレージン
グ(direct glazing) と呼ばれる方法で自動車本体に取
り付けられることが多い。ダイレクトグレージングとは
大きい接着強度を有するシーリング材(接着剤ともいえ
る)を用いてガラスを直接自動車本体に取り付ける方法
である。車両用ダイレクトグレージングに用いるシーリ
ング材は、 1.シーリング材自体が破損しないようにそれ自体が大
きい機械強度を有すること、具体的には、3MPa以上
の破断強度を有すること、 2.ガラスとシーリング材との間あるいは本体とシーリ
ング材との間の接着強度が大きいこと、 3.ある程度の固さをもちかつ振動や衝撃がガラスに伝
わらないようにシーリング材がゴム弾性を有すること、
具体的には1MPa以上の100%伸長時モジュラス及
び200%以上の破断時伸びがあるゴム弾性体であるこ
と、 4.作業を早めるためガラスを本体に取り付けた後、シ
ーリング材が速やかに硬化すること、具体的には室温で
空気中に放置後10〜40分、望ましくは10〜20分
で硬化すること、などの性質を有することが必要であ
る。
【0003】現在ダイレクトグレージングに用いるシー
リング材は湿分硬化性のウレタンシーリング材が用いら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はウレタ
ンシーリング材に代わる新規なシーリング材を用いたダ
イレクトグレージング方法を提供することにある。すな
わち、本発明の目的は十分な機械強度、接着強度、ゴム
弾性及び作業性を有する新規な硬化性組成物を用いたダ
イレクトグレージング方法を提供することにある。
【0005】本発明者等は珪素原子に結合した水酸基あ
るいは加水分解性基を有しシラノール縮合反応により架
橋しうる珪素含有基(以下、反応性珪素基という)を有
するオキシアルキレン重合体を用いたシーリング材が上
記の性質を有しダイレクトグレージングに用いるシーリ
ング材として適切であり、かつ取扱の容易な1液型シー
リング材にすることが容易であることを見出した。さら
に、反応性珪素基を有するオキシアルキレン重合体の硬
化物は破断強度がやや小さいが、充填材としてカーボン
ブラックを使用すると、大きい破断強度が得られること
が見出された。また反応性珪素基を有するオキシアルキ
レン重合体の硬化物はゴム弾性を有しているがさらにゴ
ム弾性を付与するには可塑剤を使用するのが好ましい。
可塑剤として2−エチルヘキシルフタレート(DOP)
などの低分子量可塑剤を用いると理由は不明であるがシ
ーリング材として長期間保存しておくと架橋速度が遅く
なるため作業性が低下する。ところが高分子可塑剤であ
るオキシアルキレン重合体を用いるとシーリング材とし
て保存後に架橋速度を低下させないことが見出された。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ダ
イレクトグレージングによって車両にガラス部材を取り
付ける方法において、シーリング材として(A)1分子
中に少なくとも1個の反応性珪素基を有するオキシアル
キレン重合体、(B)カーボンブラック、及び(C)分
子中に架橋性基を有しないオキシアルキレン重合体を含
有する硬化性樹脂組成物を用いる車両へのガラス部材の
取付方法に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明においては(A)成分とし
て1分子中に少なくとも1個の反応性珪素基を有するオ
キシアルキレン重合体を用いる。オキシアルキレン重合
体の主鎖は、一般式(1)で示される繰り返し単位を有
する。
【0008】−R−O− (1) (式中、Rは2価のアルキレン基) 上記式におけるRは、炭素数1〜14の、さらには2〜
4の、直鎖状もしくは分岐状アルキレン基が好ましい。
【0009】上記式で示される繰り返し単位の具体例と
しては、−CH2O−、−CH2CH2O−、−CH2CH
(CH3)O−、−CH2CH(C25)O−、−CH2
C(CH32O−、−CH2CH2CH2CH2O−等が挙
げられる。
【0010】オキシアルキレン重合体の主鎖は、1種類
だけの繰り返し単位からなってもよいし、2種類以上の
繰り返し単位からなってもよい。特にプロピレンオキシ
ドを主成分とする重合体から成るのが好ましい。また、
重合体の主鎖にはアルキレン基以外の繰り返し単位が含
まれていてもよい。この場合、重合体中のオキシアルキ
レン単位の総和が50重量%以上、好ましくは80重量
%以上、特には90重量%以上であるのがよい。
【0011】反応性珪素基とは、例えば−Si(OCH
3 3 で表される基で空気中の水分等により加水分解
し、−Si(OH)3 等シラノールを経て他の反応性珪
素基とシラノール縮合反応によりシロキサン結合(Si
−O−Si)を生じる基である。 (CH3O)3Si〜〜〜〜〜〜〜〜Si(OCH3)3 → [(HO)3Si〜〜〜〜〜〜〜〜Si(OH)3] → ( 〜〜〜〜SiO)3Si 〜〜〜〜〜〜〜〜Si(OSi〜〜〜〜)3 従って反応性珪素基を有するポリマーは湿分存在下で室
温の下でも架橋硬化する。反応性珪素基はよく知られた
官能基であり、その代表例としては、一般式(2):
【化3】 (式中、R1およびR2はいずれも炭素数1〜20のアル
キル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数7〜20
のアラルキル基またはR3 3SiO−(R3は炭素数1〜
20の1価の炭化水素基であり、3個のR3は同じであ
ってもよく、異なっていてもよい)で示されるトリオル
ガノシロキシ基であり、R1またはR2が2個以上存在す
るとき、それらは同じであってもよく、異なっていても
よい。Xは水酸基または加水分解性基であり、2個以上
存在するとき、それらは同じであってもよく、異なって
いてもよい。aは0〜3から選ばれる整数、bは0〜2
から選ばれる整数であり、a+Σb≧1となる整数であ
る。また、mが2以上の場合、それぞれのbは同一であ
る必要はない。mは0〜19から選ばれる整数。)で表
される基を挙げることができる。
【0012】一般式(2)における加水分解性基として
は、特に限定されるものではなく、従来既知の加水分解
性基でよいが、具体例としては、例えば、水素原子、ハ
ロゲン原子、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキシ
メート基、アミノ基、アミド基、アミノオキシ基、メル
カプト基、アルケニルオキシ基等を挙げることができ
る。これらのうちでは、加水分解性が穏和で、取り扱い
やすいという点から、メチル基、エチル基等のアルコキ
シ基が特に好ましい。加水分解性がアルコキシ基である
反応性珪素基をアルコキシシリル基という。
【0013】この加水分解性基や水酸基は1個の珪素原
子に1〜3個の範囲で結合することができ、(a+Σ
b)は1〜5の範囲であることが好ましい。加水分解性
基や水酸基が反応性珪素基中に2個以上結合する場合に
は、それらは同じであっても、異なっていてもよい。こ
の反応性珪素基を形成する珪素原子は1個でもよく、2
個以上であってもよいが、シロキサン結合等により連結
された珪素原子の場合には、20個のものまでであるの
が好ましい。特に、一般式(3):
【化4】 (式中、R2 、Xおよびaは前記と同じである。)で表
される反応性珪素基は原料として用いる反応性珪素基を
有する化合物が入手容易であるので好ましい。
【0014】また上記一般式(2)、(3)におけるR
1 およびR2 の具体例としては、たとえばメチル基、エ
チル基などのアルキル基、シクロヘキシル基などのシク
ロアルキル基、フェニル基などのアリール基、ベンジル
基などのアラルキル基や、R3 がメチル基、フェニル基
などであるR3 3SiO−で示されるトリオルガノシロキ
シ基等があげられる。R1 やR2 としてはメチル基が特
に好ましい。
【0015】反応性珪素基はオキシアルキレン重合体1
分子中に少なくとも1個、好ましくは1.1〜5個存在
するのがよい。分子中に含まれる反応性珪素基の数が1
個未満になると、硬化性が不充分になり、また多すぎる
と網目構造があまりに密となるためゴム弾性挙動など良
好な機械特性を示さなくなる。
【0016】反応性珪素基は、オキシアルキレン重合体
分子鎖の末端に存在していてもよく、内部に存在してい
てもよく、両方に存在していてもよい。特に反応性珪素
基が分子鎖末端に存在する場合には、高強度で高伸びの
ゴム状硬化物が得られやすくなる等の点から好ましい。
また、これら反応性珪素基を有するオキシアルキレン重
合体は単独で使用してもよく、2種以上併用してもよ
い。
【0017】(A)成分の重合体は、直鎖状の重合体で
も分岐を有する重合体でもよく、その数平均分子量は5
00〜50,000程度、より好ましくは1,000〜
30,000である。
【0018】重合体への反応性珪素基の導入は公知の方
法で行えばよい。すなわち、例えば以下の方法が挙げら
れる。
【0019】(イ) 分子中に水酸基等の官能基を有す
るオキシアルキレン重合体に、この官能基に対して反応
性を示す活性基および不飽和基を有する有機化合物を反
応させ、不飽和基を含有するオキシアルキレン重合体を
得る。もしくは、不飽和基含有エポキシ化合物との共重
合により不飽和基含有オキシアルキレン重合体を得る。
ついで得られた反応生成物に不飽和基と反応しうる基及
び反応性珪素基を有する化合物を反応させる。不飽和基
と反応しうる基及び反応性珪素基を有する化合物として
反応性珪素基を有するヒドロシランや反応性珪素基を有
するメルカプト化合物があげられる。
【0020】(ロ) 分子中に水酸基、アクリロイル
基、アミノ基、メルカプト基、エポキシ基やイソシアネ
ート基等の官能基を有するオキシアルキレン重合体に、
この官能基に対して反応性を示す官能基および反応性珪
素基を有する化合物を反応させる。以上の方法のなか
で、(イ)の方法、または(ロ)の方法のうち、末端に
水酸基を有する重合体とイソシアネート基および反応性
珪素基を有する化合物を反応させる方法が好ましい。
【0021】(A)成分の具体例としては、特公昭45
−36319号公報、同46−12154号公報、特開
昭50−156599号公報、同54−6096号公
報、同55−13767号公報、同55−13468号
公報、同57−164123号公報、特公平3−245
0号公報、米国特許3,632,557号明細書、米国
特許4,345,053号明細書、米国特許4,36
6,307号明細書、米国特許4,960,844号明
細書等に提案されているもの、また特開昭61−197
631号公報、同61−215622号公報、同61−
215623号公報、同61−218632号公報等に
提案されている数平均分子量6,000以上、Mw/M
nが1.6以下の高分子量で分子量分布が狭いオキシア
ルキレン系重合体が例示できるが、特にこれらに限定さ
れるものではない。
【0022】上記の反応性珪素基を有するオキシアルキ
レン重合体は、単独で使用してもよいし2種以上併用し
てもよい。
【0023】さらに、(A)成分として反応性珪素基を
有するオキシアルキレン重合体の変性体を用いることも
できる。代表的な変性体としては反応性珪素基を有する
オキシアルキレン重合体存在下にビニル系単量体などの
単量体を重合して得られる変性体をあげることができ
る。 好ましい具体例は、反応性珪素基を有するオキシ
アルキレン重合体存在下に、下記一般式(4)で表され
る炭素数1〜8のアルキル基を有するアクリル酸エステ
ル単量体および(または)メタアクリル酸エステル単量
体と、下記一般式(5)で表される炭素数10以上のア
ルキル基を有するアクリル酸エステル単量体および(ま
たは)メタクリル酸アルキルエステル単量体の混合物を
重合して得られる変性体である。この変性体を用いると
硬化性樹脂組成物の硬化物の耐候性が改善される。
【0024】 CH2=C(R5)(COOR4) (4) (式中、R4は炭素数1〜8のアルキル基、R5は水素原
子またはメチル基を示す) CH2=C(R5)(COOR6) (5) (式中、R5は前記に同じ、R6は炭素数10以上のアル
キル基を示す) 前記一般式(4)のR4としては、たとえばメチル基、
エチル基、プロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、
2−エチルヘキシル基などの炭素数1〜8、好ましくは
1〜4、さらに好ましくは1〜2のアルキル基をあげる
ことができる。なお、一般式(4)で表される単量体は
1種類でもよく、2種以上用いてもよい。
【0025】前記一般式(5)のR6としては、たとえ
ばラウリル基、トリデシル基、セチル基、ステアリル
基、炭素数22のアルキル基、ベヘニル基などの炭素数
10以上、通常は10〜30、好ましくは10〜20の
長鎖のアルキル基があげられる。なお、一般式(5)で
表される単量体は1種類でもよく、2種以上用いてもよ
い。
【0026】式(4)の単量体と式(5)の単量体の混
合比は、重量比で95:5〜40:60が好ましく、9
0:10〜60:40がさらに好ましい。
【0027】この重合には式(4)及び式(5)以外の
単量体を併用してもよく、そのような単量体としては、
たとえばアクリル酸、メタクリル酸などのアクリル酸;
アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールア
クリルアミド、N−メチロールメタクリルアミドなどの
アミド基、グリシジルアクリレート、グリシジルメタク
リレートなどのエポキシ基、ジエチルアミノエチルアク
リレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、アミ
ノエチルビニルエーテルなどのアミノ基を含む単量体;
その他アクリロニトリル、スチレン、α−メチルスチレ
ン、アルキルビニルエーテル、塩化ビニル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、エチレンなどの単量体があげ
られる。この場合、重合した式(4)及び式(5)の単
量体の合計が重合した単量体全体の50%以上、特に7
0重量%以上であることが好ましい。
【0028】さらに反応性珪素基を有しないオキシアル
キレン重合体の存在下に反応性珪素基を有するビニル単
量体を含む単量体などを重合して得られる重合体も本発
明の(A)成分として使用できる。
【0029】このような変性された重合体は、特開昭5
9−78223号公報、特開昭59−168014号公
報、特開昭60−228516号公報、特開昭60−2
28517号公報等に具体的に開示されているが、これ
らに限定されるものではない。
【0030】本発明の(B)成分であるカーボンブラッ
クはフィラーとして機能するが、一般にカーボンブラッ
クはゴムの補強性フィラーとして知られているものであ
る。本発明には公知のカーボンブラック類が用いられ
る。(B)成分は硬化物の力学特性を改善し、弾性率
(モジュラス)及び破断強度を大きくするものであり、
強度が必要である自動車ガラス用シール材への適用が可
能となる。
【0031】(B)成分の具体例としては、チャンネル
ブラック、ファーネスブラック、サーマルブラック、ラ
ンプブラック、アセチレンブラック等があげられる。上
記(B)成分は単独で用いてもよいし、複数種を組み合
わせて用いてもよい。
【0032】(B)成分の使用量は(A)成分のオキシ
アルキレン重合体100部(重量部、以下同じ)に対し
て0.1部〜500部、さらには10〜200部の範囲
が好ましい。0.1部未満の場合効果が出にくく500
部を超えると作業性及び硬化物の力学特性への悪影響が
でる場合があり好ましくない。
【0033】本発明の(C)成分である分子中に架橋性
基を有しないオキシアルキレン重合体は主鎖が一般式
(1)で表される繰り返し単位を有するものであり、か
つ反応性珪素基等の架橋性基を有しないものである。架
橋性基とは本発明に用いる組成物の硬化に際し、架橋・
硬化する基をいい典型的なものは反応性珪素基である。
(C)成分は可塑剤として作用するものであるので特殊
な場合以外この成分が架橋性基を有しないのは当然であ
る。(C)成分の可塑剤を用いるとシーリング材組成物
として保存した場合、貯蔵後に硬化速度の低下がないと
いう効果がある。すなわち、可塑剤として2−エチルヘ
キシルフタレート(DOP)などの低分子量可塑剤を用
いると理由は不明であるがシーリング材として長期間保
存しておくと硬化速度が遅くなる。そのため表面硬化性
の悪化や硬化初期の硬化物の強度低下が生じるので、硬
化に長時間を要し作業性が低下する。ところが高分子可
塑剤であるオキシアルキレン重合体を用いると、貯蔵後
にシーリング材組成物を硬化させた場合、表面硬化性の
悪化や硬化初期の硬化物の強度低下がない。更には、本
発明に用いる組成物は(C)成分の使用により深部硬化
性も優れている。(C)成分は可塑剤として作用するも
のであるので架橋性基を有しないことが必要であるが、
さらに(A)成分の反応性珪素基と反応するような官能
基を有しないことが望ましい。このような官能基として
は、例えば、水酸基、アミノ基、カルボキシル基等の活
性水素を有する基やエステル基、アミド基、ウレタン
基、尿素基などの反応性珪素基と反応する基があげられ
る。(C)成分として最も望ましい重合体は末端の水酸
基がアルコキシ基やアルケニルオキシ基など活性水素を
有しない基に変換された形の、水酸基が封鎖されたオキ
シアルキレン重合体である。(C)成分は直鎖状であっ
ても分岐状であってもよく、その分子量は、100〜5
0,000、より好ましくは300〜30,000であ
って、異なる重合体を2種以上併用してもよい。(C)
成分は可塑剤として作用するため(C)成分の分子量は
(A)成分の分子量より1,000以上、好ましくは
3,000以上小さいことが望ましい。また(C)成分
の重合体は一般式(1)で表される繰り返し単位以外の
繰り返し単位を有してもよい。(C)成分の使用量は
(A)成分のオキシアルキレン重合体100部に対して
0.01部〜600部、さらには10〜100部の範囲
が好ましい。0.01部未満の場合可塑化の効果が出に
くく600部を超えると硬化物の力学特性への悪影響が
でる場合があり好ましくない。
【0034】また本発明に用いる組成物には、更に必要
に応じてシラノール硬化触媒、(B)成分以外の充填
材、(C)成分以外の可塑剤、脱水剤、相溶化剤、接着
性改良剤、物性調整剤、保存安定性改良剤、老化防止
剤、紫外線吸収剤、金属不活性化剤、オゾン劣化防止
剤、光安定剤、アミン系ラジカル連鎖禁止剤、リン系過
酸化物分解剤、滑剤、顔料、発泡剤、難燃剤、帯電防止
剤、シラン化合物などの各種添加剤を適宜添加できる。
【0035】シラノール縮合触媒は反応性珪素基の反応
を促進するものである。シラノール縮合触媒としては、
テトラブチルチタネート、テトラプロピルチタネート等
のチタン酸エステル類;ジブチルすずジラウレート、ジ
ブチルすずマレエート、ジブチルすずジアセテート、オ
クチル酸すず、ナフテン酸すず、ジブチルすずオキサイ
ドとフタル酸エステルとの反応物、ジブチルすずジアセ
チルアセトナート等の有機すず化合物類;アルミニウム
トリスアセチルアセトナート、アルミニウムトリスエチ
ルアセトアセテート、ジイソプロポキシアルミニウムエ
チルアセトアセテートなどの有機アルミニウム化合物
類;ビスマス−トリス(2−エチルヘキソエート)、ビ
スマス−トリス(ネオデカノエート)等のビスマス塩と
有機カルボン酸との反応物等;ジルコニウムテトラアセ
チルアセトナート、チタンテトラアセチルアセトナート
などのキレート化合物類;オクチル酸鉛等の有機鉛化合
物;有機バナジウム化合物;ブチルアミン、オクチルア
ミン、ジブチルアミン、モノエタノールアミン、ジエタ
ノールアミン、トリエタノールアミン、ジエチレントリ
アミン、トリエチレンテトラミン、オレイルアミン、シ
クロヘキシルアミン、ベンジルアミン、ジエチルアミノ
プロピルアミン、キシリレンジアミン、トリエチレンジ
アミン、グアニジン、ジフェニルグアニジン、2,4,
6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、モル
ホリン、N-メチルモルホリン、2−エチル−4−メチル
イミダゾール、 1,1−ジアザビシクロ(5,4,0)
ウンデセン−7(DBU)等のアミン系化合物あるいは
それらのカルボン酸などとの塩;過剰のポリアミンと多
塩基酸とから得られる低分子量ポリアミド樹脂;過剰の
ポリアミンとエポキシ化合物との反応生成物等が例示さ
れるが、これらに限定されるものではなく、一般に使用
されている縮合触媒を用いることができる。これらのシ
ラノール触媒は単独で使用してもよく、2種以上併用し
てもよい。これらのシラノール縮合触媒のうち、有機金
属化合物類、または有機金属化合物類とアミン系化合物
の併用系が硬化性の点から好ましい。特に、ジブチルす
ずジラウレート、ジブチルすずマレエート、ジブチルす
ずジアセテート、オクチル酸すず、ナフテン酸すず、ジ
ブチルすずオキサイドとフタル酸エステルとの反応物、
ジブチルすずジアセチルアセトナート等の有機すず化合
物類が好ましい。
【0036】これらのシラノール縮合触媒の使用量は、
反応性珪素基を有するオキシアルキレン重合体100部
に対して0.01〜20部程度が好ましく、0.1〜1
0部程度が更に好ましい。オキシアルキレン重合体に対
してシラノール縮合触媒の使用量が少なすぎると、硬化
速度が遅くなり、また硬化反応が充分に進行しにくくな
るので、好ましくない。一方、オキシアルキレン重合体
に対してシラノール縮合触媒の使用量が多すぎると、硬
化時に局部的な発熱や発泡が生じ、良好な硬化物が得ら
れにくくなるので好ましくない。
【0037】本発明に用いる硬化性樹脂組成物にはカー
ボンブラック以外の充填材を併用することができる。こ
のような充填材としては、木粉、クルミ殻粉、もみ殻
粉、パルプ、木綿チップ、マイカ、グラファイト、けい
そう土、白土、カオリン、クレー、タルク、ヒュームド
シリカ、沈降性シリカ、無水ケイ酸、石英粉末、ガラス
ビーズ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化チタ
ン、アルミニウム粉末、亜鉛粉末、アスベスト、ガラス
繊維、炭素繊維等が使用されうる。これらのカーボンブ
ラック以外の充填材は単独で用いてもよく、2種以上併
用してもよい。カーボンブラック以外の充填剤の使用量
は反応性ケイ素基を有するオキシアルキレン重合体10
0部に対して1〜200部程度が好ましく、10〜15
0部程度が更に好ましい。本発明の用いる硬化性樹脂組
成物には、本発明の目的が達成される限り、(C)成分
の分子中に架橋性基を有しないオキシアルキレン重合体
以外の他の可塑剤を使用することができる。このような
可塑剤としては、ジオクチルフタレート、ジイソデシル
フタレート、ジブチルフタレート、ブチルベンジルフタ
レートなどの如きフタル酸エステル類;エポキシ化大豆
油、エポキシ化アマニ油、エポキシステアリン酸ベンジ
ルなどの如きエポキシ可塑剤類;2塩基酸と2価アルコ
ールとのポリエステル類などのポリエステル系可塑剤;
ポリ−α−メチルスチレン、ポリスチレンなどのポリス
チレン類;ポリブタジエン、ブタジエン−アクリロニト
リル共重合体、ポリクロロプレン、ポリイソプレン、ポ
リブテン、塩素化パラフィン類などの可塑剤が単独また
は2種類以上の混合物の形で任意に使用できる。
【0038】また、本発明に用いる硬化性樹脂組成物に
は(A)1分子中に少なくとも1個の反応性珪素基を有
するオキシアルキレン重合体以外に反応性珪素基を有す
る他の重合体、例えばポリジメチルシロキサン等を添加
してもよい。さらに反応性珪素基を有しない(C)成分
以外の重合体を添加してもよい。このような重合体の中
で好ましいものは反応性珪素基を有するビニル系重合体
であり、特に反応性珪素基を有し、前記一般式(4)で
表される(メタ)アクリル酸エステル単量体と、前記一
般式(5)で表される(メタ)アクリル酸アルキルエス
テル単量体を重合して得られる共重合体である。この共
重合体を用いると硬化性樹脂組成物の硬化物の耐候性が
改善される。式(4)の単量体に起因する単位と式
(5)の単量体に起因する単位の重合体中の存在比は、
重量比で95:5〜40:60が好ましく、90:10
〜60:40がさらに好ましい。
【0039】この共重合体は式(4)及び式(5)の単
量体以外の単量体が重合されていてもよく、そのような
単量体としては、たとえばアクリル酸など前記の式
(4)及び式(5)以外の単量体があげられる。この場
合共重合体中、式(4)及び式(5)の単量体単位の合
計が50重量%、特には70重量%以上が好ましい。こ
の共重合体は、数平均分子量で500〜100,000
のものが取り扱いの容易さの点から好ましい。この共重
合体が有する反応性珪素基としては本発明に用いる
(A)成分のオキシアルキレン重合体中の反応性珪素基
と同じものを用いることができる。この共重合中の反応
性珪素基の個数は充分な硬化性を得る点から平均1個以
上、さらには1.1個以上、とくには1.5個以上が好
ましく、また見かけ上反応性ケイ素基1個当りの数平均
分子量が300〜4,000になるように存在すること
が好ましい。
【0040】反応性珪素基を有するビニル系重合体は、
特開昭59−122541号公報、同63−11264
2号公報、特開平6−172631号公報等に提案され
ている。
【0041】(A)成分、(B)成分及び(C)成分を
含有する本発明に用いる硬化性樹脂組成物の製造法は特
に限定されず、例えば(A)成分、(B)成分及び
(C)成分を配合し、ミキサー、ロール、又はニーダー
等を用いて混練する方法、溶剤を用いて各成分を溶解さ
せ混合する等の通常の方法が採用されうる。また、この
組成物は1液型あるいは2液型いずれの組成物とするこ
とも可能である。また車両にガラス部材を取り付ける具
体的な方法としては公知のものを用いることができる。
【0042】
【実施例】
実施例1〜3、比較例1〜2 1分子あたり平均1.5個のメチルジメトキシシリル基 −Si(OCH3)2 CH3 を末端に有する平均分子量10,000のオキシプロピ
レン重合体(以下「メチルジメトキシシリル基末端オキ
シプロピレン重合体」という)100部に対し、表1に
示す配合剤を添加して硬化性樹脂組成物を得た。操作
は、プラネタリーミキサーを用い、炭酸カルシウム及び
カーボンブラックを加熱乾燥の後、メチルジメトキシシ
リル基末端オキシプロピレン重合体とその他の配合剤を
加えて混練することによった。
【0043】
【表1】 表1中の可塑剤で、オキシアルキレン重合体は、アリ
ルオキシ基末端(CH2=CHCH2O-)、平均分子量5000の
オキシプロピレン重合体である。
【0044】硬化性樹脂組成物の性質あるいは硬化物の
物性の測定は次のようにして行った。
【0045】(1)表面硬化性 得られた硬化性樹脂組成物を上面開放の容器に充填し、
23℃、60%RHの雰囲気下で硬化させ組成物表面で
の糸引き現象の消失する時間(皮張り時間)を測定し
た。
【0046】(2)力学特性 硬化性樹脂組成物をポリエチレンフィルム上に3mmの
厚みに延ばし、23℃、60%RHの雰囲気下で一定時
間放置した。これをJIS K 6301に従って、3
号ダンベルを作成し、引張速度=200mm/分で引張
特性(100%モジュラス(M100)、破断強度(T
B)、破断時伸び(EB))を測定した。
【0047】(3)深部硬化性 硬化性樹脂組成物を上面開放の容器に充填し、23℃、
60%RHの雰囲気下で一定時間放置した後、硬化層を
取り出し、この中央部の厚さを硬化厚さとして測定し
た。厚さが大きいほど深部硬化性が優れる。
【0048】(4)貯蔵安定性 硬化性樹脂組成物が充填された密閉容器を、50℃で2
8日間放置した後、上記(1)〜(3)の測定を行っ
た。貯蔵前後で上記(1)〜(3)の測定値に変化がな
い場合、貯蔵安定性が優れる。
【0049】測定結果を表2に示す。
【0050】
【表2】 表2より、本発明に用いる硬化性樹脂組成物の硬化物は
車両に用いるダイレクトグレージング用シーリング材と
して十分な破断強度や破断時伸び(ゴム弾性)を有する
ことがわかる。また、本発明に用いる硬化性樹脂組成物
はダイレクトグレージング用シーリング材として十分大
きい硬化速度を有している。さらに組成物を貯蔵した後
も皮張り時間の遅延や硬化初期の破断強度の低下がな
く、深部硬化性が変わらないことから本発明に用いる硬
化性樹脂組成物は十分な貯蔵安定性を有することがわか
る。
【0051】
【発明の効果】本発明のダイレクトグレージングによる
車両へのガラス部材の取付方法は新規な硬化性樹脂組成
物を用いるものであり、十分な破断強度や破断時伸びを
もってダイレクトグレージングを行うことができる。ま
た、本発明に用いる硬化性樹脂組成物はダイレクトグレ
ージング用シーリング材として十分大きい硬化速度を有
しており、さらに十分な貯蔵安定性も有する。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイレクトグレージングによって車両に
    ガラス部材を取り付ける方法において、シーリング材と
    して(A)1分子中に少なくとも1個の珪素原子に結合
    した水酸基あるいは加水分解性基を有しシラノール縮合
    反応により架橋しうる珪素含有基を有するオキシアルキ
    レン重合体、(B)カーボンブラック、及び(C)分子
    中に架橋性基を有しないオキシアルキレン重合体を含有
    する硬化性樹脂組成物を用いる車両へのガラス部材の取
    付方法。
  2. 【請求項2】 (A)成分における1分子中に少なくと
    も1個の珪素原子に結合した水酸基あるいは加水分解性
    基を有しシラノール縮合反応により架橋しうる珪素含有
    基が一般式: 【化1】 (式中、R1およびR2はいずれも炭素数1〜20のアル
    キル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数7〜20
    のアラルキル基またはR3 3SiO−(R3は炭素数1〜
    20の1価の炭化水素基であり、3個のR3は同じであ
    ってもよく、異なっていてもよい)で示されるトリオル
    ガノシロキシ基であり、R1またはR2が2個以上存在す
    るとき、それらは同じであってもよく、異なっていても
    よい。Xは水酸基または加水分解性基であり、2個以上
    存在するとき、それらは同じであってもよく、異なって
    いてもよい。aは0〜3から選ばれる整数、bは0〜2
    から選ばれる整数であり、a+Σb≧1となる整数であ
    る。また、mが2以上の場合、それぞれのbは同一であ
    る必要はない。mは0〜19から選ばれる整数。)で表
    される基である請求項1記載の車両へのガラス部材の取
    付方法。
  3. 【請求項3】 (A)成分における1分子中に少なくと
    も1個の珪素原子に結合した水酸基あるいは加水分解性
    基を有しシラノール縮合反応により架橋しうる珪素含有
    基が一般式: 【化2】 (式中、R2 、Xおよびaは前記と同じである。)で表
    される基である請求項1記載の車両へのガラス部材の取
    付方法。
  4. 【請求項4】 (A)成分のオキシアルキレン重合体が
    オキシプロピレン重合体である請求項1記載の車両への
    ガラス部材の取付方法。
  5. 【請求項5】 (C)成分のオキシアルキレン重合体が
    オキシプロピレン重合体である請求項1記載の車両への
    ガラス部材の取付方法。
  6. 【請求項6】 (C)成分のオキシアルキレン重合体
    が、反応性珪素基と反応可能な官能基を有しない重合体
    である請求項1記載の車両へのガラス部材の取付方法。
  7. 【請求項7】 硬化性樹脂組成物が1液型硬化性樹脂組
    成物である請求項1記載の車両へのガラス部材の取付方
    法。
  8. 【請求項8】 硬化性樹脂組成物の硬化物が100%伸
    張時モジュラス1MPa以上であり、破断時強度3MP
    a以上であり、破断時伸び200%以上の引張特性を有
    するものである請求項1記載の車両へのガラス部材の取
    付方法。
  9. 【請求項9】 ダイレクトグレージングによって車両に
    ガラス部材を取り付ける方法に用いるシーリング材の製
    造方法において、(A)1分子中に少なくとも1個の珪
    素原子に結合した水酸基あるいは加水分解性基を有しシ
    ラノール縮合反応により架橋しうる珪素含有基を有する
    オキシアルキレン重合体、(B)カーボンブラック、及
    び(C)分子中に架橋性基を有しないオキシアルキレン
    重合体を含有する硬化性樹脂組成物を使用する製造方
    法。
  10. 【請求項10】 (A)1分子中に少なくとも1個の珪
    素原子に結合した水酸基あるいは加水分解性基を有しシ
    ラノール縮合反応により架橋しうる珪素含有基を有する
    オキシアルキレン重合体、(B)カーボンブラック、及
    び(C)分子中に架橋性基を有しないオキシアルキレン
    重合体を含有する車両用ダイレクトグレージングに用い
    る硬化性樹脂組成物。
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JP2015105293A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 株式会社カネカ 硬化性組成物

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