JPH09165318A - 精製されたポリエーテル変性ポリシロキサン組成物を含有する毛髪化粧料 - Google Patents

精製されたポリエーテル変性ポリシロキサン組成物を含有する毛髪化粧料

Info

Publication number
JPH09165318A
JPH09165318A JP34898295A JP34898295A JPH09165318A JP H09165318 A JPH09165318 A JP H09165318A JP 34898295 A JP34898295 A JP 34898295A JP 34898295 A JP34898295 A JP 34898295A JP H09165318 A JPH09165318 A JP H09165318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
modified polysiloxane
polysiloxane composition
polyether
hair
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34898295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2999959B2 (ja
Inventor
Kenichi Hino
賢一 日野
Isao Noda
功 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NUC Corp
Original Assignee
Nippon Unicar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=26557488&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH09165318(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Nippon Unicar Co Ltd filed Critical Nippon Unicar Co Ltd
Priority to JP34898295A priority Critical patent/JP2999959B2/ja
Publication of JPH09165318A publication Critical patent/JPH09165318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2999959B2 publication Critical patent/JP2999959B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Silicon Polymers (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 精製されたポリエ−テル変性ポリシロキサン
組成物を含有する保存安定性に優れた毛髪化粧料を提供
する。 【解決手段】 精製されたポリエ−テル変性ポリシロキ
サン組成物は、末端に炭素ー炭素二重結合を有するポリ
オキシアルキレンとヒドロポリシロキサンとのヒドロシ
リル化反応により合成されるポリエ−テル変性ポリシロ
キサン組成物に水素添加反応を行うことからなる方法に
よって製造される。これを毛髪化粧料の成分として使用
する。本発明の毛髪化粧料は、精製されたポリエ−テル
変性ポリシロキサン組成物を成分として用いることによ
り、各化粧料の成分の相溶性を向上させ、光沢性および
滑らかさを改善でき、さらに、湿潤性、起泡性、整泡
性、乳化性、および帯電防止等の優れた効果を損なうこ
となく、臭気および刺激性等の非常に少なく、かつ、保
存安定性にも優れた製品を調製することができるので、
産業上非常に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエーテル変性
ポリシロキサン組成物を含有する毛髪化粧料に関する。
更に詳しくは、本発明は、シャンプー剤、リンス剤、セ
ットローション剤、ヘアスプレー剤、パーマネントウエ
ーブ剤、ムース剤、染毛剤等として使用され、精製され
たポリエーテル変性ポリシロキサン組成物を含有する、
臭気および刺激性等の非常に少ない、保存安定性に優れ
る毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】毛髪化粧料には、使用目的によってシャ
ンプー剤、リンス剤、セットローション剤、ヘアスプレ
ー剤、パーマネントウエーブ剤、ムース剤、染毛剤等種
々の種類がある。ポリエーテル変性ポリシロキサン組成
物は、各化粧料の原料成分の相溶性を向上させ、毛髪の
光沢性、櫛通り性、帯電防止能および滑らかさを向上す
ることができ、また、湿潤性、起泡性、整泡性、乳化
性、洗浄性等を向上させることができるので、各種毛髪
化粧料に配合され広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年、微香料タ
イプの毛髪化粧料が普及するにつれて、毛髪化粧料の個
々の成分の臭いが問題視されている。中でも、ポリエー
テル変性ポリシロキサン組成物はその機能性とは逆に、
臭いに関してはマイナスの影響を与えている。つまり、
ポリエーテル変性ポリシロキサン組成物はヒドロシリル
基をもつポリシロキサンと不飽和結合を有するポリオキ
シアルキレンとのヒドロシリル化反応によって合成され
ているため、毛髪化粧料の製造時および保存においてポ
リエーテル変性ポリシロキサン組成物中の未反応不飽和
基含有ポリエーテルからアルデヒド等の臭い物質が生成
し、製品が着臭する。
【0004】また、臭いの問題に加えて、生成したアル
デヒドは皮膚刺激性等の安全性等での問題が考えられる
ので、毛髪化粧料中にこのような物質が大量に生成した
場合、人体への悪影響が懸念される。
【0005】係る欠点を解消するため、例えば、特公平
2−302438号では未反応ポリオキシアルキレンを
酸存在下で加水分解し、ポリエーテル変性ポリシロキサ
ン組成物を脱臭する方法が開示されており、これを毛髪
化粧料の成分として用いることが考えられる。しかし、
この方法で精製したポリエーテル変性ポリシロキサン組
成物の脱臭は完全ではなく、毛髪化粧料に配合した後に
経時で着臭してしまう。また、この脱臭法方法では工業
的に安定して製造することは困難である。
【0006】さらに、ポリエーテル変性ポリシロキサン
組成物を製造に使用する白金触媒が毛髪化粧料中に高濃
度で残存した場合アレルギーを起こすなどの問題があ
る。係る欠点を解消するため、ポリエーテル変性ポリシ
ロキサン組成物中の残留白金をけい藻土等で吸着させ除
去しているが、その工程が長く生産性が悪くなってい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題点
を解決すべくポリエーテル変性ポリシロキサン組成物の
脱臭方法について種々検討した結果、ポリエーテル変性
ポリシロキサン組成物に触媒存在下水素ガスを用い水素
添加反応を実施することにより、加水分解および酸化反
応等により臭気物質を発生することがなく、経時的にも
安定な組成物を開発した。また、この水素添加工程によ
り残存白金量を殆どなくすことができた。そこで、この
ようにして精製したポリエーテル変性ポリシロキサン組
成物を毛髪化粧料に配合することにより、本発明を完成
させた。
【0008】発明の概要 本発明は、水素添加反応からなる工程により生成したポ
リエーテル変性ポリシロキサン組成物を成分として用い
た毛髪化粧料に関するものである。即ち、本発明は、末
端に炭素ー炭素二重結合を有するポリオキシアルキレン
とヒドロポリシロキサンとのヒドロシリル化反応により
合成されるポリエーテル変性ポリシロキサン組成物であ
って、該ポリエーテル変性ポリシロキサン組成物に水素
添加反応を行うことからなる精製されたポリエーテル変
性ポリシロキサン組成物を0.01〜100重量%含有
する毛髪化粧料に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で使用するポリエーテル変
性ポリシロキサン組成物を製造するためのヒドロシリル
化反応に用いるヒドロポリシロキサンとしては、例えば
次式(1):
【化1】 [ここで、R1 は同一もしくは異なる置換または非置換
のl価の炭化水素基{例えば、メチル基、エチル基等の
炭素原子数1〜19のアルキル基、フェニル基、アルキ
ルフェニル基、ナフチル基、アルキルナフチル基、フェ
ニルアルキル基、3−アミノプロピル基、3−(N−2
−アミノエチルアミノ)プロピル基、3,3,3−トリ
フルオロプロピル基等}、−(R2 2SiO)q SiR2 3
{ ここで、R2 は同一または異なる置換または非置換の
l価の炭化水素基(例えば、メチル基、エチル基等の炭
素原子数1〜19のアルキル基、フェニル基、アルキル
フェニル基、フェニルアルキル基、3−アミノプロピル
基、3−(N−2−アミノエチルアミノ)プロピル基、
3,3,3−トリフルオロプロピル基等)または水素
基、qは0または正の整数である。}または水素基、m
は0または正の整数である。但し、1分子中に少なくと
も1つのケイ素原子に直接結合した水素基を有する。]
や次式(2):
【化2】 (ここで、R1 は前記式(1)で定義したのと同様の意
味を表し、nは3以上の整数である。但し、1分子中に
少なくとも1つのケイ素原子に直接結合した水素基を有
する。)で示されるものが挙げられる。
【0010】これらのヒドロポリシロキサンは単独で用
いることもできるが、組合せで用いることも可能であ
る。
【0011】また、ポリエーテル変性ポリシロキサン組
成物を製造するためのヒドロシリル化反応に用いるポリ
オキシアルキレンとしては例えば次式(3):
【化3】 {ここで、R’は同一または異なる、不飽和置換または
非置換のl価の炭化水素基(例えば、アリル基、メタリ
ル基、3−ブテニル基、炭素原子数1〜19のアルキル
基、フェニル基、アルキルフェニル基、ナフチル基、ア
ルキルナフチル基等)、アシル基または水素基、R”は
同一または異なる、置換または非置換の2価の炭化水素
基(例えば、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、
ペンテン基、フェニレン基、アルキル置換フェニレン
基、フェニル置換アルキレン基、ナフチレン基、アルキ
ル置換ナフチレン基等)、xは0または正の整数、ただ
し、1分子中のR’の少なくとも一つは不飽和置換基を
有する炭化水素基である。}で表される物が挙げられ
る。
【0012】これらのポリオキシアルキレンはそれぞれ
単独で用いることもできるが組合せで用いることも可能
である。
【0013】上記ヒドロシリル化反応は、公知の技術を
用いて行うことができる。すなわち、この反応は、エタ
ノール、イソプロピルアルコール等のアルコール系、ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系、ジオキサン、
THF等のエーテル系、脂肪族炭化水素系、塩素化炭化
水素系の有機溶剤中または無溶媒で行われる。また、反
応温度は通常50〜150℃であり、塩化白金酸等の触
媒を用い反応させることができる。通常、ポリオキシア
ルキレンを過剰にして反応させる。
【0014】通常のポリエーテル変性ポリシロキサン組
成物は上記反応溶液から溶剤を留去することにより精製
される。このため未反応のポリオキシアルキレンはポリ
エーテル変性ポリシロキサン組成物中に残存する。アリ
ルエーテル化ポリオキシアルキレンは白金等の触媒の存
在により異性化を起こす。例えば末端アリルエーテル化
ポリオキシアルキレンの場合にはプロペニルエーテル化
ポリオキシアルキレンが生成する。従って、ポリエーテ
ル変性ポリシロキサン組成物中には過剰のプロペニルエ
ーテル化ポリオキシアルキレンが残存する。このプロペ
ニルエーテル化ポリオキシアルキレンはビニルエーテル
型の化合物であるため容易に加水分解を起こし、軽質分
を生成する。すなわちプロペニルエーテル化ポリオキシ
アルキレンは空気中の水分および僅かな酸の存在により
徐々に加水分解し臭気物質であるプロピオンアルデヒド
を生成する。
【0015】また、未反応の末端アリルエーテル化ポリ
オキシアルキレンはポリエーテル変性ポリシロキサン組
成物に残存する白金触媒の作用で徐々にプロペニルエー
テル化ポリオキシアルキレンを生成し臭気の原因となる
ばかりでなく、末端アリルエーテル化ポリオキシアルキ
レン自体酸化に対する安定性は通常の飽和炭化水素と比
較しあまり良くないのでこの酸化物等が臭気の原因にな
りうる。また、ヒドロシリル化反応で副生するビニルシ
ラン型の化合物ができる場合、この化合物は酸化安定性
が悪いと考えられる。従って、加水分解および酸化によ
り臭気物質を発生することがなく、経時的にも安定な組
成物を得るには、プロペニルエーテル化ポリオキシアル
キレンを除去するだけではなく、臭気原因となる不安定
置換をもつ化合物をポリエーテル変性ポリシロキサン組
成物に残存させないようにすることが必要である。
【0016】本発明では炭素−炭素二重結合等の不飽和
置換基をもつ化合物、および加水分解および酸化に由来
する化合物に水素添加反応を行い、精製したポリエーテ
ル変性ポリシロキサン組成物を毛髪化粧料の成分として
用いた。
【0017】水素添加反応としては公知の水素添加触媒
が用いられる。例えば、ニッケル、パラジウム、白金、
ロジウム、コバルト、クロム、銅、鉄等の単体または化
合物がある。触媒担体は無くてもよいが、用いる場合は
活性炭、シリカ、シリカアルミナ、アルミナ、ゼオライ
ト等が用いられる。また、ヒドロシリル化反応に使用し
た白金触媒をそのまま利用することもできる。これらの
触媒は単独で用いることもできるがその組合せで用いる
ことも可能である。
【0018】水素添加反応の溶媒は使用しなくてもよい
が、使用する場合は、エタノール、イソプロピルアルコ
ール等のアルコール系、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素系、ジオキサン、THF等のエーテル系、脂肪
族炭化水素系、塩素化炭化水素系などの水素添加条件に
不活性な有機溶剤中で行われ、ヒドロシリル化反応に使
用した溶媒をそのまま使用することもできる。
【0019】水素添加反応は、常圧および加圧下で行う
ことができる。現実的には水素加圧下で、即ち水素圧1
〜200Kg/cm2で行う。
【0020】水素添加反応は、0〜200℃で行うこと
ができるが、反応時間の短縮のため、50〜170℃で
行うことが望ましい。
【0021】水素添加反応は回分式でも連続式でも良
い。回分式の場合、反応時間は触媒量および温度等に依
存するが概ね3〜12時間である。
【0022】回分式の場合、水素添加反応の終点は、水
素圧の減少がほとんど観測されなくなった時点からさら
に1〜2時間反応させた時点とすることができる。反応
途中で水素圧が減少した場合、水素を再び導入し水素圧
を高く保つことが反応時間短縮のために望ましい。
【0023】水素添加反応後は窒素加圧下にけい藻土も
しくは活性炭を用い、ろ過を行いヒドロシリル化反応お
よび水素添加反応に使用した触媒を分離する。
【0024】反応に溶媒を使用した場合および水素添加
後に軽質分が存在する場合には必要に応じて、減圧下に
窒素を吹き込みながらこれらの軽質分を留去しポリエー
テル変性ポリシロキサン組成物を精製する。また、この
軽質分除去操作は水添反応を行う前処理として行っても
よく、さらに、水添反応前後で2回行ってもよい。
【0025】精製されたポリエーテル変性ポリシロキサ
ン組成物はフェノール類、ヒドロキノン類、ベンゾキノ
ン類、芳香族アミン類、およびビタミン類等の酸化防止
剤を入れ酸化に対する安定性を増加させることができ
る。係る酸化防止剤としては例えば、BHT(2,6−
ジ−t−ブチル−p−クレゾール)、ビタミンCおよび
ビタミンEなどを用いることができる。このとき、使用
する酸化防止剤の添加量は精製されたポリエーテル変性
ポリシロキサン組成物に対し10〜1000ppm、好
ましくは50〜500ppmである。
【0026】また、酸化防止剤の添加は、軽質分の留去
操作前に行うこともできる。
【0027】本発明は上記ポリエーテル変性ポリシロキ
サン組成物を含有する毛髪化粧料であり、様々な形態で
使用できる。例えば、それらをアルコール類、炭化水素
類、揮発性環状シリコーン類等に溶解または分散させて
用いてもよいし、更には乳化剤を用いて水に分散させて
エマルジョンの形態で用いることもできる。また、プロ
パン、ブタン、トリクロルモノフルオロメタン、ジクロ
ルジフルオロメタン、ジクロルテトラフルオロエタン、
炭酸ガス、窒素ガス等の噴射剤を併用してスプレーとし
て用いることもできる。それらの形態でシャンプー剤、
リンス剤、セットローション剤、ヘアスプレー剤、パー
マネントウエーブ剤、ムース剤、染毛剤等として使用で
きる。
【0028】また、毛髪化粧料中の上記ポリエーテル変
性ポリシロキサン組成物の配合量は限定されないが、好
ましくは0.01重量%〜80重量%であり、特に好ま
しくは0.1〜40重量%である。また、上記ポリエー
テル変性ポリシロキサン組成物は予め揮発性環状シリコ
ーン類に溶解もしくは分散させてから配合すると取扱い
が容易でかつ毛髪に良くなじむので好ましい。
【0029】本発明の毛髪化粧料には通常毛髪化粧料に
配合されている成分を製品の臭いに悪影響を与えない範
囲で配合することができる。例えば、オイル、樹脂、ガ
ム、ゴム、粉末等の形状のシリコーン化合物[例えば、
ジメチルポリシロキサンやジメチルメチルフェニルポリ
シロキサン、アミノ変性ジメチルポリシロキサン、エポ
キシ変性ジメチルポリシロキサン、ポリカプロラクトン
変性ジメチルポリシロキサン等]、各種油分(例えばツ
バキ油、ナタネ油、ゴマ油、サフラワー油、綿実油、ヒ
マシ油、大豆油、ヤシ油、パーム油、ミツロウ、モンタ
ンロウ、ラノリン、スクワレン等)、界面活性剤(アル
キルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンアル
キル硫酸エステル、アルキル硫酸エステル、アルカンス
ルホン酸塩、アルキルエトキシカルボン酸塩、コハク酸
誘導体、アルキルアミンオキサイド、イミダゾリン型化
合物、ポリオキシエチレンアルキルまたはアルケニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、高級脂肪酸アルカノールアミドまたはそのアルキレ
ンオキサイド付加物等)、高分子化合物{ヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、
カチオン化セルロース、カチオン化高分子、ポリビニル
ヒドリロン、ビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合
体、ビニルピロリドン−酢酸ビニル−アルキルアミノア
クリレート共重合体、メチルビニルエーテル−無水マレ
イン酸共重合体の低級アルキルハーフエステル、酢酸ビ
ニル−クロトン酸共重合体、アクリル酸−アクリル酸エ
ステル−N−アルキルアクリルアミド共重合体、酢酸ビ
ニル−クロトン酸−(tert−ブチル−安息香酸ビニ
ル)共重合体、ポリ(2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸ナトリウム)、ビニルピロリドン−
メタクリル酸−酢酸(tert−ブチル)共重合体、ビ
ニルピロリドン−アクリル酸又はメタクリル酸共重合体
等}、アミノ酸(グリシン、セリン、プロリン)、粉体
(セリサイト、シリカアルミナ、シリカゲル、カオリ
ン、タルク、ベンガラ、グンジョウ、雲母、雲母チタ
ン、酸化鉄、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化クロ
ム、酸化アンチモン、一酸化亜鉛、二酸化亜鉛、炭酸マ
グネシウム、炭酸カルシウム、燐酸カルシウム、硫酸バ
リウム、水酸化アルミニウム、水酸化クロム、メタケイ
酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸アルミン酸マグネシ
ウム、ポリエチレン粉体等)、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、保湿剤、香料、染料、顔料、色素、防腐剤、ビタミ
ン剤、ホルモン剤、消臭剤、固着剤、消炎剤等を適量配
合しても良い。
【0030】
【実施例】以下、本発明を参考例、実施例に基づいて説
明するが、本発明はこれらに限定されるものでなく、本
発明の技術思想を利用する実施態様はすべて本発明の範
囲に含まれるものである。
【0031】参考例 平均組成
【化4】 を有するヒドロポリシロキサンと平均組成
【化5】 を有するアリルエーテル化ポリオキシアルキレンとをそ
れらのヒドロシリル基と不飽和基との当量比が1:1.
2になるような原料比で、公知のヒドロシリル化反応を
行い合成した変性ポリシロキサン組成物を化合物1とし
た。
【0032】また、平均組成
【化6】 を有するヒドロポリシロキサンと平均組成
【化7】 を有するアリルエーテル化ポリオキシアルキレンとをそ
れらのヒドロシリル基と不飽和基との当量比が1:1.
2になるような原料比で、公知のヒドロシリル化反応を
行い合成した変性ポリシロキサン組成物を化合物2とし
た。
【0033】さらに、平均組成
【化8】 を有する両末端ヒドロポリシロキサンと平均組成
【化9】 を有する両末端メタリルエーテル化ポリオキシアルキレ
ンとをそれらのヒドロシリル基と不飽和基との当量比が
1:1.2になるような原料比で、公知のヒドロシリル
化反応を行い合成した(AB)n 型変性ポリシロキサン
組成物を化合物3とした。
【0034】実施例1 ガラス製の1リットルの3つ口フラスコに化合物1、2
00gおよびトルエン500mlを加え、さらに活性炭
担持パラジウム(5重量%)0.5gを加えた後、マグ
ネチックスターラーで撹拌しながら、吹き込み管から水
素を20ml/分で吹き込んだ。トルエンが緩やかに還
流するようにオイルバスを用いてフラスコの温度を徐々
に上げた。水素を吹き込み始めてから12時間後に水素
の吹き込みおよび加温を止めた。室温に冷却するまで水
素の代わりに窒素を吹き込みフラスコ内の余剰の水素を
置換した。反応溶液にフィルターセルを加え、窒素圧下
でろ過を行った。ろ液にBHT(300ppm)を添加
した後、減圧下で窒素を吹き込みながら蒸留し、トルエ
ンおよび軽質分を除去した。収量170g。この精製さ
れた変性ポリシロキサン組成物を化合物4とした。化合
物1および化合物4について白金含有量を原子吸光法に
て測定した。結果を表1に示す。化合物4の含有量は測
定限界以下であり、白金はほぼ残存していないといえ
る。
【0035】
【表1】
【0036】実施例2 ステンレス製の1リットルのオートクレーブに化合物
2、545.5gおよびラネーニッケル25gを加え、
水素で内部を置換した後、水素圧50Kg/cm2 に
まで加圧した。備え付けの撹拌機で撹拌しながら、13
0℃まで徐々に温度を上げた。約5時間同温度で反応さ
せた後、冷却した。この時点での収量545.4g。反
応液にフィルターセルを加え、窒素圧下でろ過を行っ
た。ろ液にBHT(300ppm )を添加した後減圧下で
窒素を吹き込みながら蒸留し、軽質分を除去した。収量
535g。この精製された変性ポリシロキサン組成物を
化合物5とした。
【0037】実施例3 化合物2の代わりに化合物3を用いた以外は実施例2と
同様な方法で行った。この精製された変性ポリシロキサ
ン組成物を化合物6とした。
【0038】実施例4:ヘアトリートメント 下記の表2に示す組成物を常法により混合し、ヘアトリ
ートメントを調製した。
【0039】
【表2】
【0040】評価:シャンプー後の毛髪に塗布し、よく
なじませた後洗い流したところ、べとつき感はなく、櫛
通り、滑り、しっとり感、しなやかさ、艶やかさ、ボリ
ューム感、保湿効果、コート効果が優れていた。本品4
0mlを50mlのふた付きサンプル瓶に入れ上部空間
を窒素で置換した後、密栓し1年間室温で保存した。化
合物4の代わりに化合物1を用い上記処方により調製し
た比較品を同条件下で保存し、臭いの比較を行った。結
果を表3に示す。化合物1を用いたヘアトリートメント
ではかなり着臭したが、化合物4を用いたものでは着臭
は認められなかった。
【0041】
【表3】
【0042】経時変化後のそれぞれの製品についてパッ
チテストを行った。 1)試験方法:健康な男女50名(男性25名、女性2
5名)を対象とし、上腕部内側皮膚面に、フィンチャン
バー(大正製薬株式会社製)の円形金属部にてヘアトリ
ートメントを接着した。24時間閉塞貼付後、試料を精
製水にて除去し、除去1時間後および24時間後にそれ
ぞれ負荷部の皮膚症状を肉眼的に観察し、評価した。
(対照として、局方精製水を同様の方法にて接着し
た。) 2)評価方法:被験物質および対照物質負荷部の皮膚所
見については、刺激症状(紅斑、浮種、丘疹、水疱)の
有無を確認し、次の規準に準じて行った。
【0043】 − 反応なし ± 軽い紅斑 + 紅斑 ++ 紅斑+浮種 +++ 紅斑+浮種+丘疹〜水疱 ++++ 大水疱 結果を表4に示す。化合物1と比較して化合物4を使用
したヘアトリートメントは皮膚に対する刺激が非常に少
ないことが分かった。なお、精製水についての軽微な紅
斑は金属による影響が考えられる。
【0044】
【表4】
【0045】実施例5:シャンプー剤 下記の表5に示す組成物を常法により混合し、シャンプ
ー剤を調製した。
【0046】
【表5】
【0047】評価:このシャンプー剤を用いて洗髪した
ところ、泡立ちが良く、洗髪後の毛髪の仕上がり、風合
い、つや、セット性、感触、櫛通り性、枝毛の予防およ
び修復効果等が優れ、ボリューム感、バルキー感、しっ
とり感があり更に静電気の発生および蓄積等の問題が少
ない良好なシャンプー剤であつた。本品40mlを50
mlのふた付きサンプル瓶に入れ上部空間を窒素で置換
した後、密栓し4ヶ月間室温で保存した。化合物4の代
わりに化合物1を用い上記処方により調製した比較品を
同条件下で保存し、臭いの比較を行った。結果を表6に
示す。化合物1を用いたシャンプー剤ではかなり着臭し
たが、化合物4によるものでは着臭は認められなかっ
た。
【0048】
【表6】
【0049】実施例6:ヘアスプレー剤 下記の表7に示す組成物を常法により混合し、ヘアスプ
レー剤を調製した。
【0050】
【表7】
【0051】評価:毛髪にスプレーしたところ、毛髪の
仕上がり、風合い、つや、セット性、感触、櫛通り性、
枝毛の予防および修復効果等が優れ、ボリューム感、バ
ルキー感、しっとり感があり更に静電気の発生および蓄
積等の問題がなく、化合物4の代わりに化合物1を用い
て製造したヘアスプレー剤と比較して不快なポリエーテ
ル臭が少なく、経時変化による着臭のない良好なヘアス
プレー剤であった。
【0052】実施例7:ヘアリキッド剤 下記の表8に示す組成物を常法により混合し、ヘアリキ
ッド剤を調製した。
【0053】
【表8】
【0054】評価:このヘアリキッド剤を毛髪に塗布し
たところ、塗布後の毛髪の仕上がり、風合い、つや、セ
ット性、感触、櫛通り性、枝毛の予防および修復効果等
が優れ、ボリューム感、バルキー感、しっとり感があ
り、更に静電気の発生および蓄積等の問題が少ない良好
なヘアリキッド剤であった。本品40mlを50mlの
ふた付きサンプル瓶に入れ上部空間を窒素で置換した
後、密栓し4ヶ月間室温で保存した。化合物5の代わり
に化合物2を用い上記処方により調製した比較品を同条
件下で保存し、臭いの比較を行った。結果を表9に示
す。化合物2を用いたヘアリキッド剤ではかなり着臭し
たが、化合物5を用いたものでは着臭は認められなかっ
た。
【0055】
【表9】
【0056】実施例8:エアゾールヘアラッカー 下記の表10に示す組成物を常法により混合し、エアゾ
ールヘアラッカーを調製した。
【0057】
【表10】
【0058】評価:このエアゾールヘアラッカーを毛髪
にスプレーしたところ、毛髪のセット性、仕上がり、つ
や、感触、櫛通り性、枝毛の予防および修復効果等が優
れ、ボリューム感、バルキー感、しっとり感があり、更
に静電気の発生および蓄積等の問題が少ない良好なエア
ゾールヘアラッカーであった。原液40mlを50ml
のふた付きサンプル瓶に入れ上部空間を窒素で置換した
後、密栓し4ヶ月間室温で保存した。化合物6の代わり
に化合物3を用い上記処方により調製した比較品を同条
件下で保存し、臭いの比較を行った。結果を表11に示
す。化合物3を用いたエアゾールヘアラッカーではかな
り着臭したが、化合物6を用いたものでは着臭は認めら
れなかった。
【0059】
【表11】
【0060】実施例9:マスカラ式染毛剤 下記の表12に示す組成のマスカラ式染毛剤(一時染毛
剤)を常法により製造した。
【0061】
【表12】
【0062】評価:この染毛剤により白髪を処理したと
ころ、深みのある色調に仕上り、べとつきがなく好まし
い感触であった。本品40mlを50mlのふた付きサ
ンプル瓶に入れ上部空間を窒素で置換した後、密栓し4
ヶ月間室温で保存した。化合物6の代わりに化合物3を
用い上記処方により調製した比較品を同条件下で保存
し、臭いの比較を行った。結果を表13に示す。化合物
3を用いた染毛剤ではかなり着臭したが、化合物6を用
いたものでは着臭は認められなかった。
【0063】
【表13】
【0064】実施例10:非酸化型染毛剤 植物性染料を用い、下記の表14に示す組成で常法によ
り非酸化型染毛剤を製造した。
【0065】
【表14】
【0066】評価:この染毛剤により白髪を処理したと
ころ、深みのある色調に仕上り、べとつきがなく好まし
い感触であった。本品40mlを50mlのふた付きサ
ンプル瓶に入れ上部空間を窒素で置換した後、密栓し4
ヶ月間室温で保存した。化合物4の代わりに化合物1を
用い上記処方により調製した比較品を同条件下で保存
し、臭いの比較を行った。化合物1を用いた染毛剤では
かなり着臭したが、化合物4を用いたものでは着臭は認
められなかった。
【0067】
【発明の効果】本発明の毛髪化粧料は、従来、毛髪化粧
料の成分において、着臭の原因となっていたポリエーテ
ル変性ポリシロキサン組成物を水素添加し精製したもの
である。これにより、ポリエーテル変性ポリシロキサン
組成物の経時による着臭および刺激性のあるアルデヒド
の生成を著しく抑えることができ、さらに、アレルギー
の原因となる可能性のある残存触媒の白金をなくしたも
のである。この精製されたポリエーテル変性ポリシロキ
サン組成物を、シャンプー剤、リンス剤、セットローシ
ョン剤、ヘアスプレー剤、パーマネントウエーブ剤、ム
ース剤、染毛剤等の毛髪化粧料の成分として用いること
により、化粧料の各原料成分の相溶性を向上させ、光沢
性および滑らかさを改善でき、さらに、湿潤性、起泡
性、整泡性、乳化性、および帯電防止等の優れた効果を
損なうことなく、臭気および刺激性等の非常に少なく、
かつ、保存安定性にも優れた製品を調製することができ
るので、産業上非常に有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 末端に炭素−炭素二重結合を有するポリ
    オキシアルキレンとヒドロポリシロキサンとのヒドロシ
    リル化反応により合成されるポリエーテル変性ポリシロ
    キサン組成物であって、該ポリエーテル変性ポリシロキ
    サン組成物に水素添加反応を行うことからなる精製され
    たポリエーテル変性ポリシロキサン組成物を0.01〜
    100重量%含有する毛髪化粧料。
JP34898295A 1995-10-12 1995-12-21 精製されたポリエーテル変性ポリシロキサン組成物を含有する毛髪化粧料 Expired - Fee Related JP2999959B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34898295A JP2999959B2 (ja) 1995-10-12 1995-12-21 精製されたポリエーテル変性ポリシロキサン組成物を含有する毛髪化粧料

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28917095 1995-10-12
JP7-289170 1995-10-12
JP34898295A JP2999959B2 (ja) 1995-10-12 1995-12-21 精製されたポリエーテル変性ポリシロキサン組成物を含有する毛髪化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09165318A true JPH09165318A (ja) 1997-06-24
JP2999959B2 JP2999959B2 (ja) 2000-01-17

Family

ID=26557488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34898295A Expired - Fee Related JP2999959B2 (ja) 1995-10-12 1995-12-21 精製されたポリエーテル変性ポリシロキサン組成物を含有する毛髪化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2999959B2 (ja)

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6162888A (en) * 1999-05-17 2000-12-19 Dow Corning Corporation Method of making silicone polyether copolymers having reduced odor
WO2002055588A1 (fr) * 2001-01-10 2002-07-18 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Compose de silicone modifie inodore, preparation cosmetique renfermant ce compose et procede pour purifier un compose silicone modifie presentant un polymere ramifie a groupe hydrophile
WO2003020828A1 (en) * 2001-09-04 2003-03-13 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Pasty composition and cosmetics containing the same
WO2004041723A1 (ja) 2002-11-07 2004-05-21 Sustainable Titania Technology Incorporated チタニア−金属複合体及びその製造方法、並びにその複合体分散液を用いた造膜方法
WO2004046226A1 (ja) * 2002-11-18 2004-06-03 Nippon Unicar Company Limited 無臭化ポリエーテル変性ポリシロキサン組成物、その製造方法、及びそれを含有する化粧料
JP2006176655A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Dow Corning Toray Co Ltd 低臭ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン組成物、化粧料添加剤および化粧料
WO2007077712A1 (ja) 2005-12-27 2007-07-12 Sustainable Titania Technology Inc. 基体の保護方法
WO2007091479A1 (ja) 2006-02-10 2007-08-16 Sustainable Titania Technology Inc. 基体の保護方法
WO2008013148A1 (fr) 2006-07-25 2008-01-31 Sustainable Titania Technology Inc. Procédé de protection d'un corps de base
US7348170B2 (en) 2001-12-27 2008-03-25 Amano Enzyme Inc. Fungus-origin lysyl oxidases
EP1734065A4 (en) * 2004-02-17 2009-03-11 Dow Corning Toray Silicone PROCESS FOR THE PRODUCTION OF PURIFIED LIQUID POLYDIMETHYLSILOXANES MODIFIED BY AN ALKYL CHAENE MEDIUM GROUP AND BEAUTY PRODUCTS
JP2009530476A (ja) * 2006-03-21 2009-08-27 ダウ・コーニング・コーポレイション シリコーンポリエーテルエラストマーゲル
JP2009221120A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Kao Corp 皮膚又は毛髪用の洗浄剤組成物
WO2010125690A1 (ja) 2009-05-01 2010-11-04 サスティナブル・テクノロジー株式会社 光透過性基体の透過可視光量増加剤及びそれを用いた高光透過性基体の製造方法
WO2010137337A1 (ja) 2009-05-29 2010-12-02 サスティナブル・テクノロジー株式会社 気体の除去又は無害化方法
US7896929B2 (en) 2006-06-07 2011-03-01 Dow Corning Corporation Treating textiles with silicone polyether-amide block copolymers
JP2011057611A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Dow Corning Toray Co Ltd アルキル変性ポリジメチルシロキサン精製品の製造方法、該精製品を含有する化粧料原料および化粧料
JP2011116902A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Dow Corning Toray Co Ltd 無臭化したポリオキシアルキレン変性ポリシロキサン組成物の製造方法、それを含有してなる化粧料原料および化粧料
EP2551291A1 (en) 2011-07-28 2013-01-30 Daicel Corporation Dihydroxypropylamide-modified polysiloxane compound
WO2013100176A2 (en) 2011-12-27 2013-07-04 Dow Corning Toray Co., Ltd. Method of producing a low odor glycerin derivative-modified silicone or a composition comprising the same
WO2013100207A1 (en) 2011-12-27 2013-07-04 Dow Corning Toray Co., Ltd. Novel liquid organopolysiloxane and uses thereof
WO2014104257A1 (ja) 2012-12-28 2014-07-03 東レ・ダウコーニング株式会社 高純度有機ケイ素化合物の製造方法
US9301913B2 (en) 2011-05-30 2016-04-05 Dow Corning Toray Co., Ltd. Organo polysiloxane elastomer and use therefor
US9507068B2 (en) 2014-02-07 2016-11-29 Sumitomo Chemical Company, Limited Method for producing elongate polarizer plate
US10406092B2 (en) 2012-12-28 2019-09-10 Dow Silicones Corporation Method for producing transparent or semi-transparent liquid glycerin-derivative-modified silicone composition

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6162888A (en) * 1999-05-17 2000-12-19 Dow Corning Corporation Method of making silicone polyether copolymers having reduced odor
WO2002055588A1 (fr) * 2001-01-10 2002-07-18 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Compose de silicone modifie inodore, preparation cosmetique renfermant ce compose et procede pour purifier un compose silicone modifie presentant un polymere ramifie a groupe hydrophile
US6784271B2 (en) 2001-01-10 2004-08-31 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Odorless modified silicone compound, cosmetic preparation containing the same, and method of purifying modified silicone compound having branch polymer comprising hydrophilic group
WO2003020828A1 (en) * 2001-09-04 2003-03-13 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Pasty composition and cosmetics containing the same
US7348170B2 (en) 2001-12-27 2008-03-25 Amano Enzyme Inc. Fungus-origin lysyl oxidases
WO2004041723A1 (ja) 2002-11-07 2004-05-21 Sustainable Titania Technology Incorporated チタニア−金属複合体及びその製造方法、並びにその複合体分散液を用いた造膜方法
WO2004046226A1 (ja) * 2002-11-18 2004-06-03 Nippon Unicar Company Limited 無臭化ポリエーテル変性ポリシロキサン組成物、その製造方法、及びそれを含有する化粧料
JPWO2004046226A1 (ja) * 2002-11-18 2006-03-16 東レ・ダウコーニング株式会社 無臭化ポリエーテル変性ポリシロキサン組成物、その製造方法、及びそれを含有する化粧料
JP4681881B2 (ja) * 2002-11-18 2011-05-11 東レ・ダウコーニング株式会社 無臭化ポリエーテル変性ポリシロキサン、その製造方法、及びそれを含有する化粧料
EP1734065A4 (en) * 2004-02-17 2009-03-11 Dow Corning Toray Silicone PROCESS FOR THE PRODUCTION OF PURIFIED LIQUID POLYDIMETHYLSILOXANES MODIFIED BY AN ALKYL CHAENE MEDIUM GROUP AND BEAUTY PRODUCTS
JP2006176655A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Dow Corning Toray Co Ltd 低臭ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン組成物、化粧料添加剤および化粧料
WO2007077712A1 (ja) 2005-12-27 2007-07-12 Sustainable Titania Technology Inc. 基体の保護方法
WO2007091479A1 (ja) 2006-02-10 2007-08-16 Sustainable Titania Technology Inc. 基体の保護方法
JP2009530476A (ja) * 2006-03-21 2009-08-27 ダウ・コーニング・コーポレイション シリコーンポリエーテルエラストマーゲル
US7896929B2 (en) 2006-06-07 2011-03-01 Dow Corning Corporation Treating textiles with silicone polyether-amide block copolymers
WO2008013148A1 (fr) 2006-07-25 2008-01-31 Sustainable Titania Technology Inc. Procédé de protection d'un corps de base
JP2009221120A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Kao Corp 皮膚又は毛髪用の洗浄剤組成物
WO2010125690A1 (ja) 2009-05-01 2010-11-04 サスティナブル・テクノロジー株式会社 光透過性基体の透過可視光量増加剤及びそれを用いた高光透過性基体の製造方法
WO2010137337A1 (ja) 2009-05-29 2010-12-02 サスティナブル・テクノロジー株式会社 気体の除去又は無害化方法
US9932446B2 (en) 2009-09-10 2018-04-03 Dow Corning Toray Co., Ltd. Method of manufacturing a purified product of alkyl-modified polydimethylsiloxane, a cosmetic raw material, and cosmetics
JP2011057611A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Dow Corning Toray Co Ltd アルキル変性ポリジメチルシロキサン精製品の製造方法、該精製品を含有する化粧料原料および化粧料
US8877886B2 (en) 2009-12-04 2014-11-04 Dow Corning Toray Co., Ltd. Production method of deodorized polyoxyalkylene-modified polysiloxane composition
JP2011116902A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Dow Corning Toray Co Ltd 無臭化したポリオキシアルキレン変性ポリシロキサン組成物の製造方法、それを含有してなる化粧料原料および化粧料
US9585832B2 (en) 2011-05-30 2017-03-07 Dow Corning Toray Co., Ltd. Organopolysiloxane elastomer modified with mono-/diglycerin derivative, and use therefor
US9301913B2 (en) 2011-05-30 2016-04-05 Dow Corning Toray Co., Ltd. Organo polysiloxane elastomer and use therefor
EP2551291A1 (en) 2011-07-28 2013-01-30 Daicel Corporation Dihydroxypropylamide-modified polysiloxane compound
WO2013100207A1 (en) 2011-12-27 2013-07-04 Dow Corning Toray Co., Ltd. Novel liquid organopolysiloxane and uses thereof
WO2013100176A2 (en) 2011-12-27 2013-07-04 Dow Corning Toray Co., Ltd. Method of producing a low odor glycerin derivative-modified silicone or a composition comprising the same
US9688821B2 (en) 2011-12-27 2017-06-27 Dow Corning Toray Co., Ltd. Method of producing a low odor glycerin derivative-modified silicone or a composition comprising the same
US9975999B2 (en) 2011-12-27 2018-05-22 Dow Corning Toray Co., Ltd. Liquid organopolysiloxane and uses thereof
WO2014104257A1 (ja) 2012-12-28 2014-07-03 東レ・ダウコーニング株式会社 高純度有機ケイ素化合物の製造方法
US10066060B2 (en) 2012-12-28 2018-09-04 Dow Corning Toray Co., Ltd. Production method for high-purity organosilicon compound
US10406092B2 (en) 2012-12-28 2019-09-10 Dow Silicones Corporation Method for producing transparent or semi-transparent liquid glycerin-derivative-modified silicone composition
US9507068B2 (en) 2014-02-07 2016-11-29 Sumitomo Chemical Company, Limited Method for producing elongate polarizer plate

Also Published As

Publication number Publication date
JP2999959B2 (ja) 2000-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2999959B2 (ja) 精製されたポリエーテル変性ポリシロキサン組成物を含有する毛髪化粧料
JP2995154B2 (ja) 精製されたポリエーテル変性ポリシロキサン組成物を含有する皮膚化粧料
EP2024423B1 (en) Amino-acid functional siloxanes, methods of preparation and applications
KR101351467B1 (ko) 피부 또는 모발용 혼합형 퍼스널 케어 제품
EP3280496B1 (en) Extended longevity fragrance delivery composition
JP3337664B2 (ja) 残存触媒を実質的に含有しない皮膚化粧料用無臭化ポリエーテル変性ポリシロキサン組成物の製造方法
JP4142641B2 (ja) ジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンを含むパーソナルケア組成物
US7709671B2 (en) Deodorized polyether-modified polysiloxane composition, method for producing the same, and cosmetic containing the same
US9890253B2 (en) Cross-linked aminosiloxane polymer and method of forming
JP3071222B2 (ja) 皮膚化粧料
JP5443196B2 (ja) アラルキルシロキサンの使用方法
JP2006306857A (ja) 化粧料用基剤およびそれを配合してなる化粧料
JP2002308723A (ja) 外用剤
JPH10316540A (ja) 頭髪化粧料
JP4664062B2 (ja) 低臭ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン組成物、化粧料添加剤および化粧料
EP0988027A1 (fr) Composition cosmetique comprenant un organopolysiloxane fonctionnalise
KR101768165B1 (ko) 알킬-개질된 폴리디메틸실록산의 정제 생성물을 제조하는 방법, 화장품 원료, 및 화장품
JPH10310509A (ja) 頭髪化粧料
WO2020066893A1 (ja) グリセリルエーテル含有組成物の製造方法およびグリセリルエーテル含有組成物
JPH09249518A (ja) 変性シロキサン化合物、その製造法及びこれを含有する化粧料
JP3476892B2 (ja) ポリオキシアルキレン基を有する反応性オルガノポリシロキサンで表面処理された無機粉体およびそれを含有する化粧料
JP2001323020A (ja) 流動イソパラフィン化合物およびその製造方法ならびに用途
KR20210002493A (ko) 가교된 조성물, 이를 포함하는 퍼스널 케어 조성물, 및 형성 방법
JPH10251128A (ja) 整髪用樹脂、毛髪処理剤組成物及び香粧品組成物
FR2817477A1 (fr) Compositions cosmetiques contenant des fibres

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081105

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091105

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091105

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101105

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111105

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111105

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121105

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121105

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees