JPH09165169A - 後退させる前にエレベータのかご/フロアロック装置から負荷を除去するプレトルクシステム及びその方法 - Google Patents

後退させる前にエレベータのかご/フロアロック装置から負荷を除去するプレトルクシステム及びその方法

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JPH09165169A
JPH09165169A JP8319335A JP31933596A JPH09165169A JP H09165169 A JPH09165169 A JP H09165169A JP 8319335 A JP8319335 A JP 8319335A JP 31933596 A JP31933596 A JP 31933596A JP H09165169 A JPH09165169 A JP H09165169A
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car
elevator
cage
floor
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Paul Bennett
ベネット ポール
A Powell Bruce
エイ.パウエル ブルース
Samuel C Wan
シー.ワン サミュエル
John K Salmon
ケネディー サーモン ジョン
Cooney Anthony
クーニー アンソニー
Richard Charles Mccarthy
チャールズ マッカーシー リチャード
Joseph Bittar
ビター ジョセフ
H Barker Frederick
エイチ.バーカー フレデリック
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Otis Elevator Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B17/00Hoistway equipment
    • B66B17/34Safe lift clips; Keps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/24Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration
    • B66B1/28Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical

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  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平方向に移動可能なエレベータのかご室
(18)がエレベータのかごわく(10)に向かって移
動しまたはこれから離れて移動する場合のエレベータの
ロープの伸長に起因する影響を防止する。 【解決手段】 エレベータのかご/フロアロック装置
(31)はかごわくとビルの間の中間部を横切って伸び
るボルト(47)を有し、受け部(39)と係合する。
ジャッキねじ(44)とソレノイド(60)の実施例を
示す。ロック装置のボルトの重量を取り去ってこれらの
ボルトが後退し、かごわくを昇降路内で垂直方向に移動
させるため、上記ボルト内またはその近傍に設けたひず
み計(64、65)またはロードセンサ(62、63)
が上記ボルトの支持している重量を検出し、プレトルク
・プログラム(図6)が昇降モータに電機子電流を供給
し、ボルトにかかる負荷がゼロに削減されるのに十分な
だけかごわくを上昇または下降させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの複数
のかご/フロアロック装置にかかる負荷を低減させてゼ
ロとさせるべく、昇降路モータの電機子電流を与えるプ
レトルクプログラムによってこのロック装置から負荷を
除去することに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータの昇降システムでは、
ロープの垂直方向の重量によってこのエレベータの実用
的な走行距離が制限される。この制限を超えて高層ビル
の上層部分に運搬させるためには、一般的に乗客を高層
階のロビーに搬送し、ここでこれらの乗客は徒歩でビル
のより高い階に乗客を運ぶ他のエレベータに乗り換える
ことが行われている。しかし、これらの乗客の往来は、
一般的に無秩序であり、これによってビル内の上下方向
への乗客の定常的な流れが乱される。
【0003】ビルの上層のフロアに向かう全ての乗客
は、このビルの下層のフロアを通って上方向に移動しな
ければならない。従って、ビルがより高層になるのに従
って、乗客は益々下層のフロアを通って移動しなければ
ならず、このためビルにはより多くのエレベータの昇降
路(ここでは「コア」と呼ぶ)が必要になってしまう。
十分な人数の乗客をビルのより高い区域に移動させるの
に必要なコアの数を削減するには、各エレベータの昇降
路を更に有効に使用しなければならない。例えば、公知
のダブルデッキかごによれば、交通量がピーク時に移動
させることのできる乗客の人数が倍増でき、これによっ
て必要な昇降路の数が半分近くに削減される。
【0004】複数の昇降路内を移動する複数のかご室を
有するものとしては、ダブルスラングシステム(double
slung systems)が含まれ、この場合には、ローピング比
率のため、上層階にあるかご室は下層階にあるかご室の
距離の2倍の距離を移動する。また、エレベータとして
は昇降路の側壁上でリニアインダクションモータ(LI
Ms)によって動力を供給されたエレベータを挙げるこ
ともでき、これによればロープによる巻き上げの必要性
はない。しかし、超高層ビルで高層階のロビーに乗客を
反復して搬送する場合には、ダブルスラングシステムは
有用ではなく、LIMはまた実用的ではないが、これは
主としてカウンタウエイトが無ければ、モータの構成部
品とエネルギーの消費量が著しく大きくなってしまうた
めである。
【0005】より距離の長い場所に到達させるために
は、エレベータのかご室は、第一の昇降路内の第一のか
ごわく内で第一のフロアから乗り換え階のフロアに移動
し、第二の昇降路内の第二のエレベータのかごわくに水
平方向に移動し、ここでビルの上方向に移動を行うこと
になるが、これについては、例えば同時係属中の共通の
出願譲受人に係わる米国特許出願番号(アトーニードケ
ットNo.OT‐2230)にも開示されている。エレ
ベータが高速運転を行うのと対比して、乗客の乗降には
かなりの時間を要するので昇降路の利用性を増し、これ
によって必要なコアの数を削減する他の方法としては、
エレベータのかご室を昇降路から移動させて乗客の乗り
降りを行う方法があり、これは同時係属中の共通の出願
譲受人に係わる米国特許出願番号(アトーニードケット
No.OT‐2296(米国特許出願番号第08/56
4,534号))にも開示されている。
【0006】エレベータのかご室をかごわくから取り外
すと、特に低層階では、十分なロープシステムの伸長性
により、エレベータのかごわくが上方向に急動してしま
う場合がある。従って、システムが不安定となることに
なるとともに、エレベータ及び/またはビルの種々の構
成要素に対しても損傷が発生する。同様に、空のかごわ
くが乗降位置に着き、かご室へと搭乗されると、かご室
の第一部分に負荷が加えられロープが伸長されてしま
い、かご室への搭乗が完了する前に、かごわくが乗降位
置の十分下方へと許容することのできない量だけ降下し
てしまうことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このロープの伸張の影
響を解消するため、かご/フロアロック装置を使用する
ことができるが、これは、ここに同時係属中の米国特許
出願番号(アトーニードケットNo.OT‐2286
(米国特許出願番号第08/564,648号))に開
示されているものである。しかし、かご室が乗降位置に
ある場合に、かごわくにかかる荷重の大きさが大幅に変
化すれば、かごのロック装置は、このかごロック装置に
かかる重量(負荷)が増加することによる下向きの力に
よって拘束されたり、このかごわくにかかる重量(負
荷)がより少なくなることによって発生するロープの収
縮による上向きの力によって拘束されることになる。こ
のようにして拘束されたロック装置のロック状態を開放
することは困難である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上記し
たようなロープ懸垂システムを利用することによって、
水平方向に移動可能なかご室に乗降している間にエレベ
ータのかごわくをビルディングに係止するためのロック
装置にかかっている全ての負荷を取り除くことにある。
【0009】本発明によれば、エレベータの昇降システ
ム用のプレトルクルーチンによって巻き上げモータの電
流を調整して、ロープ懸垂システムによりエレベータの
かごわくにかかる負荷を正確に均衡させ、これによって
かご/フロアロック装置にかかる垂直方向の力をゼロと
するように低減させ、これらのロック装置を後退させる
ようにするものである。
【0010】本発明のその他の目的、特徴及び効果は添
付図に示すように、本発明の例示とである実施例をもっ
て詳細な説明により詳細に説明する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1を参照して、エレベータのか
ごわく10は、下わく11と、筋かい13と、を有する
1つ以上の枠部材12(見やすくするため破断してあ
る)と、上わく14と、を有しているが、これらは全て
通常のものである。台部17は下わく11と筋かい、す
なわち支持部材13によって支持され、エレベータのか
ご室18を搬送するが、このエレベータのかご室18は
複数のローラまたは複数のホイール19によってエレベ
ータのかごわく10に対してまたはこのかごわく10か
らローラなどによって移動するようになっている。同時
係属中の共通の出願譲受人に係わる米国特許出願番号
(アトーニードケットNo.OT‐2296(米国特許
出願番号第08/564,534号))にも開示するよ
うに、エレベータのかご室18は敷居22を横切って一
方のかごわくの台部17から別のかごわくの台部にスラ
イドさせることができ、図1に示すかごわくの右側には
同様のかごわくが配設されている。また、このエレベー
タのかご室は乗客を乗り換えさせる目的またはその他の
目的のため、ビルの適当なフロアにおける乗場23に対
して往復するように移動可能とされている。図2に示さ
れているように、エレベータのかごわく10はカウンタ
ウエイト26に隣接するガイドレール25の間を垂直に
移動し、上記カウンタウエイト26は同様のガイドレー
ル27の間を逆方向に移動するが、これらは全て周知の
方法で行われている。このエレベータの残りの構造は従
来のものであり、図示しない。
【0012】エレベータのかごわく10は複数のかご/
フロアロック装置31〜34によって所定の位置に強固
に係止されるが、これらのロック装置は台部17と敷居
22または乗場23との間の境界部を横切って延び、こ
のことは、ここに同時係属中の共通の譲受人に係わる米
国特許出願番号(アトーニードケットNo.OT‐22
86(米国特許出願番号第08/565,648号))
で説明されている通りである。これらのロック装置によ
ってかごわく10の移動と支持ロープの打擲が防止され
るが、これらは、かご室18がかごわくから取り外さ
れ、特に別のかご室が同時に上記かご室と置き換えられ
ない場合、ロープの支持している重量が大幅に変化する
結果生じるものである。このことは、上記の米国特許出
願番号(アトーニードケットNo.OT‐2296(米
国特許出願番号第08/564,534号))にも開示
されている。
【0013】図3において、かご/フロアロック装置は
適切な方法で台部17内に配設することができることが
示されている。この実施例では、ロック装置のボルト3
7は正方形のスチール製のシャフトによって構成され、
このシャフトの先端部38は4つの側面全てがテーパ状
に形成され、このボルトを乗場23の構造体に形成した
受け部39に挿入することが容易になる(かごとフロア
間のボルト31,32の場合においてまたはかごとフロ
ア間のボルト33,34の場合の敷居22において)。
ボルト37はねじを切ったシャフト42と一体に(また
はこれと独立して)形成され、このシャフト42は固定
子45を有する電動機44の中空の回転子43の内ねじ
と係合している。シャフト43とモータ44は、周知の
ジャッキねじとして構成されている。一般的に、1つの
極性の電流によって回転子はボルト37を受け部39に
向かって外方向に突出させるように回転され、一方逆方
向の電流によって回転子43はボルト37を台部17内
に完全に後退させるように回転する。たとえ電源故障の
場合であってもボルト37はこれが最後に位置した場所
に常に止まっている。
【0014】図4において、かご/フロアロック装置3
1aのボルト47は、同様のテーパ状の端部48を有し
ていて、受け部39に対する進入を容易にしている。ボ
ルト47は磁性材料製であり、一方の端部をN極に、他
方の端部をS極に磁化している。ソレノイド60によっ
てボルト47が左方向に突出し(図4で図示のごと
く)、その結果、その先端部48は一方の極性の電流に
応答して、図示のように、受け部39に進入し、またこ
のソレノイド60は逆の極性の電流に応答してボルトを
後退させる。図示のようにボルト47はその左方向の突
出限界位置迄は突出していない。ソレノイド60に対す
る電力の供給を停止すると、ボルト47はもとの位置に
止まることになる。従って、この実施例では、停電その
他の故障が発生しても、かご/フロアロック装置が自動
的に係合したり後退してしまったりすることはない。
【0015】かご/フロアロック装置31〜34を後退
させる前に、モータがエレベータのかごの全重量を保持
するように、エレベータのモータにプレトルクを加える
には、プレトルクを加える処理の期間中にかご/フロア
ロック装置31〜34上にかかる重量またはひずみを判
定するためのある種の手段が必要である。図3の実施例
では、エレベータのかごの正味重量を測定するためにロ
ードセル62,63をボルト37の上下の台部17上に
配設する。これらのロードセル62,63は差動的に動
作してもよく、(ここでは図示目的のため)ロードセル
62に過剰な重量が働けば、プレトルクの期間中に正の
電機子電流が結果として生じる正の信号が与えられ、一
方かご室の重量が軽い場合には、結果としてセル63に
力が加わり、これによって負の信号が与えられて負の電
機子電流が流れ、プレトルク処理の期間中にかご室を均
衡させるようにすることができる。このことは以下で説
明する通りである。
【0016】かご室とカウンタウエイトの重量を差動的
に測定する他の手段は、図4に示す差動的に接続したひ
ずみ計64,65によって構成することができる。これ
らのひずみ計は、図示のようにボルト47が干渉するこ
となく水平方向に滑動することを可能にするように、こ
のボルト内に埋めこむことができる。かご室の重量が過
剰である結果ボルト47が凹状に上側に湾曲した場合
は、ひずみ計64,65からの差動信号が正になり、そ
の結果プレトルクによってかごの水平を出す過程におい
て正の電機子電流が流れ、ボルト47が凹状に上方に湾
曲すれば、その結果負の信号が発生して電機子に負の電
流が流れるというようにすることができる。勿論、ひず
み計64,65ではなくロードセル62,63をボルト
47と共に使用することができ,この場合にはボルト3
7にひずみ計64,65を埋めこめば、ロードセル6
2,63を必要性を無くすることができる。または、も
し所望であれば、ロードセル62,63とひずみ計6
4,65の両方をボルト37,47の何れかと共に使用
することができる。一方、所望であれば、他の手段を使
用してかごの負荷を測定し、また他の手段を使用してボ
ルトを受け部と係合させて後退させてもよい。
【0017】ロック装置が安全に係合したか否か、を判
定するために、マイクロスイッチ68を受け部39のベ
ースに設けてもよい。同様に、図3で分かるように、マ
イクロスイッチ69をシャフト42の最大後退位置に設
けてもよい。または、図4から分かるように近接検出装
置70をシャフト55の最大後退位置に設けてもよい。
かご/フロアロック装置31〜34の完全係止位置およ
び最大後退位置における位置を検出するための手段を設
けるために、他の方法を選択してもよい。
【0018】本発明を、エレベータのかごわく上に配設
した1組のかご/フロアロック装置31〜34を有する
1実施例を用いて上記に説明した。この実施例では、か
ご室の移動を行う全てのフロアについてのみ各ロック装
置に対して受け部39を設けることが要求され、この移
動位置は一般には、昇降路の一方の側の端部または両側
の端部のみにある(この間に位置する多くのフロアでは
なく)。ここに開示した実施例では、かご室の移動がシ
ャフトすなわち昇降路の両端で行われ、かつ、ロック装
置がかごわくではなくてシャフト、すなわち昇降路に設
けられている場合に比較して少ない数のかご/フロアロ
ック装置31〜34に済ませることができる。一方、図
5に簡単に図示するように、かご/フロアロック装置3
1〜34を昇降路内のビルの鋼材上に取り付け、対応す
る受け部をかごわくに設ければ、かごわくの重量と複雑
性を削減することができる。第二の実施例は、かごわく
10に対する電力要求を小さくし、一般的には搬送ケー
ブルによってかごわく10との間で授受する必要のある
信号を少なくする。しかし、エレベータがより多くの停
止位置でかご室の移動を行う場合には、図1〜図4の実
施例の方が図5の実施例よりも好ましい。
【0019】図1と図2において、ボルトはエレベータ
の前方の境界部とエレベータの後方の境界部に位置する
ものとして図示している。しかし、エレベータのかご室
が前方または後方または両方の境界部を横切って移動す
る場合には、前方と後方の境界部にロック装置を配設す
るのが好ましい。しかし、希望する場合または必要性の
ある場合には、もし適当な構造をそれに対して設けれ
ば、ロック装置をエレベータのかごの複数の側面に設け
てもよいし、すべての側面に設けてもよい。これらは全
て本発明に適用することができる。同様に、ロードセル
62,63は、図1〜3の実施例または図5の実施例の
いずれかにおいて、受け部39内に配設することもでき
る。
【0020】通常の運行態様でエレベータのかごわくが
乗降位置で静止状態にあり、次にブレーキをかけた場
合、本発明の全ての実施例に適した形でかご制御装置か
ら与えられた信号命令によって、かご/フロアロック装
置が作動する。ロック装置に係止を命令する方法の例
は、上述の出願に開示している。基本的には、ブレーキ
をかけるようにブレーキが命令されて速度がゼロに到達
すると直ちに、フロアロック装置が係合する。
【0021】かごわくがビルに完全に係止すると、この
モータにプレトルクを加えるいずれの従来技術の方法を
使用することも不可能なので、ブレーキが開放された場
合にモータがかごを静止状態に保持するのに十分な電流
を流してやることが必要である。エレベータのかごの重
量またはかごわくにかかるかご室の重量及びあらかじめ
用意されている経験的なデータから、ブレーキを開放す
る前にかごの負荷を全体として均衡させるために必要な
正確な電機子電流の量を単純に見積もる従来技術の技法
を使用することができる。しかし、長距離を走行するエ
レベータで乗客を搬送し、次いでエレベータのかごわく
の間でかご室が水平方向に移動すると、乗客に大変不安
感を与えることもある。プレトルクの電機子電流の不一
致による前後方向への揺動によって、この不安感は許容
しがたい程度に増加する場合もある。更に、ロック装置
にかかる重量がゼロに低減されなければ、かご/フロア
ロック装置を後退させるのに必要な力が過剰になってし
まうことになる。従って、ブレーキを開放した後、閉じ
たループとして二次プレトルク動作を行い、ロック装置
に力がかからないようにする必要がある必要がある。
【0022】図6において、エントリポイント75を通
してプレトルクルーチンに到達すると、第1のテスト7
6(RUN)でエレベータが走行中であるか否かを判定
する。もしエレベータが走行中であれば(Y)、プレト
ルクの機能は不必要であり、従って図6のルーチンをバ
イパスし、リターンポイント77を介して他のプログラ
ムに到達する。もしかごが走行していなければ、テスト
76がNOになる結果、ステップ80(STRN(N)
=STRN(A)+STRN(B)+STRN(C)+
STRN(D))で4基のかご/フロアロック装置31
〜34(ここではA乃至Dと呼ぶ)全てのひずみの合計
として現行サイクルN、におけるひずみを示す信号を発
生する。図6で「ひずみ」(STRN)という用語を使
用しているが、このひずみはひずみ計64,65の差動
ひずみまたはロードセル62,63によって示される差
動負荷であり、従って、ここで使用している「ひずみ」
という用語は簡略化のみを意図するものであり、ロック
装置の支持する重量を示す全ての負荷信号を含むもので
あることが明らかである。
【0023】一定の内部フラグがセットされたか否か
(以下で説明するように)を一対のテスト81(BAL
FLG)、82(INIT FLG)によって判定す
る。最初これらのフラグはセットされていないので、従
って結果がNOになり、かごが方向命令を与えられたか
否かをテスト83(DIR)で判定する。もし方向命令
を与えられていなければ(N)、このことはかごが移動
することを命令されていないので、プレトルク機能を必
要とせず、従って図6の均衡化プログラムをバイパス
し、リターンポイント77を介して他のプログラムに戻
る。しかし、図6のルーチンを通る後続のパスでかごが
方向を有するように命令されると、テスト83の結果が
YESになり、ステップ86(STRN(I)=STR
N(N))で初期ひずみ(I)が現行サイクルNのひず
みと等しくなるようにこれをセットし(以下で説明する
目的のためである)、ステップ87(I(ARM)=I
(NOM)+K(W)*WT)でエレベータのモータの
電機子電流を経験的に決定した所定電機子電流と等しく
なるようにセットするが、基本的にこの電流によりかご
室の重量が対応されるように使用されるようにする。ス
テップ87の等式は、かご室の下部にロードセル計量シ
ステムを有するシステムの場合の実際の所定電流部分を
有し、この場合この重量の値はロードセルの重量の値で
ある。一方、もしクロスヘッド型またはヒッチ型の負荷
計量システムのある場合には、この所定値はゼロでよい
が、その理由は、かごの全重量(かご室、走行ケーブル
等を含む)が重量に対する要因となるからである。いず
れにしても、ステップ87は負荷をかけたエレベータの
かごわくを適当な電機子電流により均衡させて円滑にブ
レーキを開放しようとするものである。ロック装置は所
定の場所で静止しているため、たとえ最初のプレトルク
電流が正確に正しくなくても、ブレーキを開放した場合
でもかご室は僅少量以上は移動しない。ステップ88
(SET INIT FLG)では、最初のひずみの値
を判定し最初の(所定の)プレトルク電機子電流が命令
し始められたことを示すイニシアルフラグをセットす
る。次に、リターンポイント77を介してプログラムの
他の部分に戻る。
【0024】図6のルーチンを介する次ぎの後続のパス
において、テスト76とテスト81はNOであるが、今
回はテスト82がYESになり、従ってテスト91(S
TRN(I)−STRN(N)≧THRSH)で現行の
ひずみと最初のひずみの間の差が所定のしきい値の大き
さ以上であるかどうかを判定する。このことは電機子内
の電流が、かご/フロアロック装置31〜34のひずみ
を変化させていることを示している。図6のルーチンは
毎秒数百回行われるので、エレベータのモータ内に実際
に流れる電機子電流をセットする制御装置の部分は、図
6のルーチンを通る次ぎのパスで動作する機会はない。
従って、テスト91を通る最初の幾つかのパスではしき
い値に達する可能性はないので、この結果、テスト91
はNOとなり、テスト92(NOM TIMR TIM
OUT)で定時タイマが計時を終了したか否かを判定す
る(これについては、以下で説明するよう)。最初、こ
れは計時を終了せず、従って、テスト92の結果はNO
になり、テスト93(NOM TIMER FLG)で
関連した定時タイマフラグがセットされているか否かを
判定する。テスト91と、テスト92を通る第1のパス
では、これはまだセットされていず、従ってテスト93
はNOになり、その結果ステップ96(INIT NO
M TIMR)で定時タイマはエレベータのモータの所
定電機子電流の設定されてからの計時を開始し、ステッ
プ97(SET NOM TIMRFLG)で定時タイ
マフラグがこれを追うようにセットされる。図6のルー
チンを通る次ぎの後続のパスにおいて、テスト76とテ
スト81はNOであり、テスト82はYESであり、テ
スト91はNOであると仮定する。このとき、テスト9
2はNOであるが、その理由は定時タイマがまだ計時を
終了していないからである。フラグがセットされている
ので、テスト93(NOM TIMR FLG)はYE
Sであり、従って、帰還点77を介して他のプログラム
に到達する。定時タイマの目的は、一般的に2秒または
3秒で達成される。もしこの時間にひずみがまだ変化し
ていなければ、これは所定電流が必要とする電流に非常
に近いためである。いずれにしても、もしひずみがしき
い値の量だけ変化すれば、または定時タイマが計時を終
了した後、テスト91または92のいずれかの結果がY
ESになり、ステップ100でブレーキ解除命令をセッ
トしステップ101でバランスフラグをセットし、ブレ
ーキが解除され、実際の負荷と一致させるように、電機
子内の電流が実際に精緻な均衡を取り始めるとができる
ことを示す。
【0025】ブレーキを解除すると、図6のルーチンを
通る後続のパスでは、テスト76はNOであるがテスト
81は今度はYESになり、テスト104(STRN
(N)≦STRN(MIN))でシステムは十分に均衡
し、その結果、現行サイクルで測定したひずみはかご/
フロアロック装置31〜34のボルト37または47の
後退を妨げるのに不十分な或る最少のひずみ未満である
か否かを判定する。最初、ひずみはこのように最小では
ないので、テスト104でNOの結果となり、テスト1
05(INCR TIMR FLG)でインクリメント
タイマフラグがセットされているかどうかを判定する。
最初これはセットされていないので、テスト105はN
Oの結果となり、ステップ106(INCR=K(I)
*STRN(N))で電流増加を、残っている現行のサ
イクル内における歪みの定数倍として設定する。もしひ
ずみが正であれば、これはかご室の重量が過剰であるこ
とを意味し、このかご室を均衡させるためにより多くの
電流が必要である。もしこのひずみが負であれば、これ
はかごが軽く、ボルト37の上側が押圧されていること
を意味し、従ってこのかご室を均衡させるための電流は
より少なくする必要がある。ステップ107(I(AR
M)=I(ARM)+INCR)では、ステップ106
で判定した増分だけ電機子電流を増加し、インクリメン
トタイマをステップ108(INIT INCR TI
MER)で開始させる。次に、インクリメントタイマフ
ラグ109(SET INCR TIMR FLG)を
セットし、(INCR TIMR TIMOUT)の結
果のみが、電機子電流を増加させることができるように
なっていることが示されている。このインクリメントタ
イマを有するという特徴によって、モータの時間を再び
インクリメントを行う前にステップ107で与えられた
増分に応答することが可能になる。このような遅れを設
けることによって、全体としての均衡を図る電機子電流
に起因する所望の最小ひずみとする際に、オーバーシュ
ート、すなわち行き過ぎを回避することができる。
【0026】図6のルーチンを通る次ぎのパスにおい
て、テスト76がNOであり、テスト81がYESであ
り、もし最小ひずみがまだ達成されていない場合には、
テスト104はNOであり、タイマフラグはステップ1
09でセットされているのでテスト105はYESにな
り、テスト112(INCR TIMR TIMOU
T)でインクリメントタイマが計時を終了したか否かを
判定する。最初、このタイマは計時を終了していないの
で、テスト112がNOになる結果、これはリターンポ
イント77に戻る。もしテスト104の結果が継続的に
NOであれば、最終的にインクリメントタイマが計時を
終了し、従って、テスト112がYESになる結果、ス
テップ106とステップ107で電機子電流をさらに増
加させる。インクリメントタイマを再びスタートし、フ
ラグを前と同様に余裕を持たせてセットする。このプロ
セスを継続し、テスト104でひずみをテストしてこれ
が最小値に達したかどうかを判定し、電機子電流を周期
的に増加させてステップ106と107で均衡点に到達
させる。実際には1秒または2秒を要するが、ひずみは
ある最小の量に到達し、テスト104がYESになる結
果、一連のステップ113〜116でイニシアルフラグ
(RST INIT FLG)、定時タイマフラグ(R
ST NOM TIMR FLG)、バランスフラグ
(RST BALFLG)とインクリメントタイマフラ
グ(RST INCR TIMR RST)をリセット
する。次に、ステップ117(RETRCT CAR/
FLR LCKS)でかご/フロアロック後退信号を発
生する。これによって次にかごとフロア間係止信号を一
方の方向または他の方向に変更してロック装置を後退さ
せる。例えば、この信号を図3で使用してジャッキスク
リューモータ44に供給している電流を反転させ、ねじ
を切ったシャフト42を完全に後退した位置とする方向
に電機子43を回転させ、ここでこのシャフト42はマ
イクロスイッチ69を動作させてモータ44を遮断す
る。図4の実施例では、ステップ117で設定した信号
によって単にソレノイド60内に適正な極性の電流を発
生させ、その結果、ボルト47は図4で右側に完全に後
退する。次に、マイクロスイッチ69および/または近
接センサ70を制御装置内で使用し、これによって上述
の出願の出願番号(アトーニードケットNo.OT−2
296(米国特許出願番号第08/564,534
号))にも開示したように、かごが移動する前にロック
装置を後退させる。
【0027】開示した実施例ではエレベータのモータの
電機子電流を、このモータに対してトルクを発生させる
ためのトルク命令として使用し、かごわく(もしあれ
ば、カウンタウエイト、走行ケーブルとかご室を含む)
の合計重量を均衡させるトルクを生じさせている。しか
し、エレベータを駆動するために使用する特定のモータ
によって、ステップ107で発生した電機子電流命令の
代わりにいかなる適当なトルク発生命令信号であっても
使用することができる。
【0028】インクリメントタイマの計時終了期間は、
本発明を使用しているエレベータのモータ駆動システム
の応答とその他の特性に従って適当に選択しなければな
らない。この期間は1秒または数秒又は1秒未満とする
ことができるが、本実施例では1秒以下のオーダにある
ものとした。
【0029】上述した特許出願複数の全てはここに参考
とすることができる。
【0030】従って、本発明を例示した実施例に関して
図示して説明したが、上述した態様とその他の種々の変
更、省略および追加を本発明の技術思想と範囲から逸脱
することなくこの発明に対して行うことができることを
当業者は理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のかご/フロアロック装置と係合した水
平方向に移動可能なかご室を搬送するエレベータのかご
わくの単純化した側面図である。
【図2】図1のエレベータのかご室の単純化した上部平
面図である。
【図3】図1のかご/フロアロック装置の第1実施例の
部分断面側面図である。
【図4】図1のかご/フロアロック装置の第2実施例の
部分断面側面図である。
【図5】本発明の代替実施例のかご/フロアロック装置
を係合したエレベータのかごわくの単純化した部分側面
図である。
【図6】本発明の実施を例示するエレベータのモータの
プレトルク制御ルーチンの論理フロー図である。
【符号の説明】
10…エレベータのかごわく 11…下わく 12…枠部材 13…筋かい 14…上わく 17…台部 18…エレベータのかご室 19…ローラまたはホイール 22…敷居 23…乗り場 25,27…ガイドレール 31〜34…かご/フロアロック装置 37,47…ボルト 39…受け部 42…ねじを切ったシャフト 43…回転子 44…モータ 45…固定子 60…ソレノイド 62,63…ロードセル 64,65…ひずみ計 69…マイクロスイッチ 70…近接検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブルース エイ.パウエル アメリカ合衆国,コネチカット,キャント ン,モルガンロード 71 (72)発明者 サミュエル シー.ワン アメリカ合衆国,コネチカット,シムズベ リー,カー ファーム ロード 6 (72)発明者 ジョン ケネディー サーモン アメリカ合衆国,コネチカット,サウス ウィンザー,フェルト ロード 230 (72)発明者 アンソニー クーニー アメリカ合衆国,コネチカット,ユニオン ヴィル,コッパーマイン ロード 211 (72)発明者 リチャード チャールズ マッカーシー アメリカ合衆国,コネチカット,シムズベ リー,アルダー ロード 28 (72)発明者 ジョセフ ビター アメリカ合衆国,コネチカット,エイヴォ ン,ロングビュー ロード 31 (72)発明者 フレデリック エイチ.バーカー アメリカ合衆国,コネチカット,ブリスト ル,ブルースター ロード 288

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、 ブレーキと、 前記モータによってビル内の乗降位置の間を垂直方向に
    移動可能であり、かつ、ロープによって懸垂されたエレ
    ベータのかごわくであって、前記エレベータのかごの垂
    直方向の移動を前記ブレーキによって拘束することがで
    きる前記エレベータのかごわくと、 信号によって選択的に係合させることのできるかご/フ
    ロアロック装置であって、ボルトを有し、前記ロック装
    置が係合すると、前記ボルトは前記エレベータのかごわ
    くと前記ビルの間に延び前記エレベータのかごわくの垂
    直方向の移動を防止する前記かご/フロアロック装置
    と、 前記ボルトが支持している前記エレベータのかごわくに
    よる荷重を示す負荷信号を発生する手段と、 信号処理手段と、を有し、この信号処理手段は、 前記かごわくが、乗降位置で静止した場合に前記ロック
    装置を係合させるためのロック信号を発生する信号処理
    手段であって、前記エレベータが走行を開始する場合に
    は、ブレーキ開放命令信号を発生するようにされている
    とともに、エレベータのブレーキの開放が命令された
    後、前記荷重を低減するような大きさと方向のトルク発
    生命令信号を前記モータに送り、かつ、前記荷重の大き
    さが最小しきい値以下になったことに応答して、前記ロ
    ック信号を変更して、前記ボルトを後退させ、前記かご
    わくの垂直方向の移動を可能にすることを特徴とするエ
    レベータシステム。
  2. 【請求項2】 モータによってビル内のフロアの乗降位
    置の間を昇降路内で垂直方向に移動可能であり、かつ、
    ロープによって懸垂されたかごわくを有し、ブレーキに
    よって垂直方向の移動を拘束されているエレベータシス
    テムを動作させる方法であって、 前記システムは、前記かごわくがフロアの乗降位置にあ
    る場合に前記かごわくを前記フロアの乗降位置に係止す
    るように動作することのできるかご/フロアロック装置
    を有し、これによって前記かごわくの垂直方向の移動が
    防止されているシステムであり、前記方法は、 (1)前記かごわくが前記ブレーキを係合させることに
    よって前記フロアの乗降位置の1つで静止している場合
    に、(a)前記かご/フロアロック装置を動作させるス
    テップと、 (2)乗降位置の間で前記かごわくを走行させる準備を
    行う場合に、(b)前記ブレーキを開放するステップ
    と、(c)前記ロック装置の負荷を測定し、前記ロック
    装置を支持している前記かごわくによる荷重を示す負荷
    信号を発生するステップと、(d)前記負荷信号に応答
    し、前記モータにトルク発生命令信号を与えて前記荷重
    を低減させるように低減させるようにモータにトルクを
    与えるステップと、(e)前記荷重が微小量のしきい値
    未満となったことを示す前記負荷信号に応答して、前記
    かごわくが垂直方向に移動することができるように前記
    ロック装置を後退させるステップと、を有することを特
    徴とする方法。
  3. 【請求項3】 前記ステップ(b)は、(f)前記モー
    タに所定トルク発生命令を与えるステップと、(g)そ
    の後前記ブレーキを開放するステップと、を有すること
    を特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ステップ(f)は、(h)前記かご
    わくにかかっている負荷を測定するステップと、(i)
    前記かごわくの測定された負荷によって定められる所定
    トルク発生命令を前記モータに与えるステップと、を有
    することを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ステップ(d)は、(j)前記所定
    トルク発生命令を与えて、そのトルクが増加するように
    モータトルクを調整し、測定された前記荷重による負荷
    を低減させるステップと、を有することを特徴とする請
    求項3記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ステップ(d)は、(k)所定トル
    ク発生信号を与えるステップ及び、(l)前記負荷信号
    に比例させて、前記所定トルク発生命令信号によりその
    トルクが増加するようにさせるステップと、(m)所定
    時間待機させるステップとを反復して実行するステップ
    と、(n)次にステップ(e)を実行するステップかま
    たはステップ(l)と(m)を反復するステップと、を
    反復させるようになっていることを特徴とする請求項2
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記所定時間は1秒またはそれ以下であ
    ることを特徴とする請求項6記載の方法。
JP8319335A 1995-11-29 1996-11-29 後退させる前にエレベータのかご/フロアロック装置から負荷を除去するプレトルクシステム及びその方法 Withdrawn JPH09165169A (ja)

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US08/564028 1995-11-29
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