JPH09165080A - 書籍綴じ込み用盤体ケース - Google Patents
書籍綴じ込み用盤体ケースInfo
- Publication number
- JPH09165080A JPH09165080A JP34628995A JP34628995A JPH09165080A JP H09165080 A JPH09165080 A JP H09165080A JP 34628995 A JP34628995 A JP 34628995A JP 34628995 A JP34628995 A JP 34628995A JP H09165080 A JPH09165080 A JP H09165080A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom plate
- lid piece
- board
- disk body
- book
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 書籍の販売時におけるバージン性を確保しつ
つ再封可能であると共に、紙取りに優れ製造コストが安
価であり、盤体の記録保持面の保護に優れること。 【解決手段】 １枚のブランクシートから成り、盤体の
収納部（２）を構成する底板（３）と、差込み口（１
１）を有すると共に底板（３）の一辺に連設した収納部
を構成する上板（４）と、底板（３）に連設した綴じ代
（５）と、差込み口（１１）に対応する差込み片（１
２）を有すると共に底板（３）の開口辺に連設した蓋片
（６）と、蓋片（６）にカットテープ（８）を介して付
設した糊代（７）とから形成され、底板（３）の上に上
板（４）を折り込みジャケット状に貼り合わせ収納部を
構成し、さらに上板（４）の上面に蓋片（６）を糊代
（７）により固定した。
つ再封可能であると共に、紙取りに優れ製造コストが安
価であり、盤体の記録保持面の保護に優れること。 【解決手段】 １枚のブランクシートから成り、盤体の
収納部（２）を構成する底板（３）と、差込み口（１
１）を有すると共に底板（３）の一辺に連設した収納部
を構成する上板（４）と、底板（３）に連設した綴じ代
（５）と、差込み口（１１）に対応する差込み片（１
２）を有すると共に底板（３）の開口辺に連設した蓋片
（６）と、蓋片（６）にカットテープ（８）を介して付
設した糊代（７）とから形成され、底板（３）の上に上
板（４）を折り込みジャケット状に貼り合わせ収納部を
構成し、さらに上板（４）の上面に蓋片（６）を糊代
（７）により固定した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術の分野】本発明は書籍に盤体を付属
させるための書籍綴じ込み用盤体ケースに関する。
させるための書籍綴じ込み用盤体ケースに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、書籍にＣＤやフロッピーディスク
等の盤体を付属させるために、盤体を収納したビニール
製や紙製の袋を書籍に綴じ込んだり、あるいは、当該袋
を書籍の裏表紙の裏面に貼付していた。
等の盤体を付属させるために、盤体を収納したビニール
製や紙製の袋を書籍に綴じ込んだり、あるいは、当該袋
を書籍の裏表紙の裏面に貼付していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の紙製の袋におい
ては、一度開封してしまうと再度開封口を封鎖すること
ができず、再利用できないという問題点があった。
ては、一度開封してしまうと再度開封口を封鎖すること
ができず、再利用できないという問題点があった。
【０００４】また、上記のビニール製の袋においては、
再剥離性粘着層を設けた蓋片により何度でも再封可能で
あるものも存在するが、このような再封可能なビニール
製の袋は書籍販売時のバージン性を確保するために、蓋
片をセロテープ等で固定しなければならないという問題
点があった。
再剥離性粘着層を設けた蓋片により何度でも再封可能で
あるものも存在するが、このような再封可能なビニール
製の袋は書籍販売時のバージン性を確保するために、蓋
片をセロテープ等で固定しなければならないという問題
点があった。
【０００５】上記の課題に鑑み、本発明は書籍の販売時
におけるバージン性を確保しつつ再封可能であると共
に、紙取りに優れ製造コストが安価であり、盤体の記録
保持面の保護に優れた書籍綴じ込み用盤体ケースを提供
することを目的とする。
におけるバージン性を確保しつつ再封可能であると共
に、紙取りに優れ製造コストが安価であり、盤体の記録
保持面の保護に優れた書籍綴じ込み用盤体ケースを提供
することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明に係
る書籍綴じ込み用盤体ケースは、開口辺を有するジャケ
ット状の収納部と、該収納部に付設した綴じ代と、該開
口辺に連設した蓋片とを有し、該蓋片をカットテープ若
しくはミシン目を介して付設した糊代により収納部に固
定したというものである。
る書籍綴じ込み用盤体ケースは、開口辺を有するジャケ
ット状の収納部と、該収納部に付設した綴じ代と、該開
口辺に連設した蓋片とを有し、該蓋片をカットテープ若
しくはミシン目を介して付設した糊代により収納部に固
定したというものである。
【０００７】本発明は、書籍の販売時においてはカット
テープ若しくはミシン目がバージン性を確保する。ま
た、開封後は蓋片により再封可能となる。
テープ若しくはミシン目がバージン性を確保する。ま
た、開封後は蓋片により再封可能となる。
【０００８】請求項２記載の発明に係る書籍綴じ込み用
盤体ケースは、１枚のブランクシートから成り、盤体の
収納部を構成する底板と、差込み口を有すると共に該底
板の一辺に連設した該収納部を構成する上板と、該底板
若しくは該上板の他辺に連設した綴じ代と、該差込み口
に対応する差込み片を有すると共に該底板の開口辺に連
設した蓋片と、該蓋片にカットテープ若しくはミシン目
を介して付設した糊代とから形成され、該底板の上に該
上板を折り込みジャケット状に貼り合わせ該収納部を構
成し、さらに該上板の上面に該蓋片を該糊代により固定
したというものである。
盤体ケースは、１枚のブランクシートから成り、盤体の
収納部を構成する底板と、差込み口を有すると共に該底
板の一辺に連設した該収納部を構成する上板と、該底板
若しくは該上板の他辺に連設した綴じ代と、該差込み口
に対応する差込み片を有すると共に該底板の開口辺に連
設した蓋片と、該蓋片にカットテープ若しくはミシン目
を介して付設した糊代とから形成され、該底板の上に該
上板を折り込みジャケット状に貼り合わせ該収納部を構
成し、さらに該上板の上面に該蓋片を該糊代により固定
したというものである。
【０００９】本発明は、書籍の販売時においてはカット
テープ若しくはミシン目がバージン性を確保し、開封後
は蓋片により再封可能となる他、１枚のブランクシート
から形成でき、且つ、紙取りに優れるため製造コストを
極めて安価にすることができる。
テープ若しくはミシン目がバージン性を確保し、開封後
は蓋片により再封可能となる他、１枚のブランクシート
から形成でき、且つ、紙取りに優れるため製造コストを
極めて安価にすることができる。
【００１０】上記の底板の上に上板を折り込みジャケッ
ト状に貼り合わせるとは、底板と上板の連設辺と開口辺
の２辺を除く他の辺に糊代等を適宜設けることにより貼
り合わせることを意味する。
ト状に貼り合わせるとは、底板と上板の連設辺と開口辺
の２辺を除く他の辺に糊代等を適宜設けることにより貼
り合わせることを意味する。
【００１１】請求項３記載の発明に係る書籍綴じ込み用
盤体ケースは、前記収納部の内側であって少なくとも盤
体の記録保持面に接触する部分に不織布を設けたもので
ある。
盤体ケースは、前記収納部の内側であって少なくとも盤
体の記録保持面に接触する部分に不織布を設けたもので
ある。
【００１２】盤体の記録保持面に接触する部分に不織布
を配置することにより、記録保持面を衝撃等から保護す
ると共に、再封時には記録保持面に付着した埃等を吸着
し盤体を保護することができる。
を配置することにより、記録保持面を衝撃等から保護す
ると共に、再封時には記録保持面に付着した埃等を吸着
し盤体を保護することができる。
【００１３】
【実施の形態】本実施の形態の書籍綴じ込み用盤体ケー
スのブランクシートの展開図を図１に示す。
スのブランクシートの展開図を図１に示す。
【００１４】符号１は、盤体の収納部２を構成する底板
３と、差込み口１１を有すると共に該底板３に罫線１３
を介して連設した該収納部２を構成する上板４と、該底
板３にミシン目１４を介して連設した綴じ代５と、上記
差込み口１１に対応する差込み片１２を有すると共に該
底板３に罫線１５を介して連設した蓋片６と、該蓋片６
にカットテープ８を介して付設した糊代７とから形成さ
れた書籍綴じ込み用盤体ケースである。尚、符号１０
は、底板３の上に上板４を折り込みジャケット状に貼り
合わせるための糊代である。
３と、差込み口１１を有すると共に該底板３に罫線１３
を介して連設した該収納部２を構成する上板４と、該底
板３にミシン目１４を介して連設した綴じ代５と、上記
差込み口１１に対応する差込み片１２を有すると共に該
底板３に罫線１５を介して連設した蓋片６と、該蓋片６
にカットテープ８を介して付設した糊代７とから形成さ
れた書籍綴じ込み用盤体ケースである。尚、符号１０
は、底板３の上に上板４を折り込みジャケット状に貼り
合わせるための糊代である。
【００１５】上記ブランクシートは、板紙ａの表面に不
織布ｂを貼付し２層構造とし、打ち抜いたものである
（図５参照）。
織布ｂを貼付し２層構造とし、打ち抜いたものである
（図５参照）。
【００１６】次に、上記ブランクシートの組立てを図２
及び図３を参照しつつ説明する。
及び図３を参照しつつ説明する。
【００１７】罫線１３を谷折りにし底板３の上に上板４
を折り込み、糊代９を底板３上に接着する。さらに、罫
線１６を谷折りにし糊代１０を上板４及び糊代９の上に
接着する。当該底板３と上板４は罫線１５側を開口辺と
するジャケット状の収納部２を構成する。
を折り込み、糊代９を底板３上に接着する。さらに、罫
線１６を谷折りにし糊代１０を上板４及び糊代９の上に
接着する。当該底板３と上板４は罫線１５側を開口辺と
するジャケット状の収納部２を構成する。
【００１８】次に、上記収納部２にＣＤ等の盤体Ｘを開
口辺側から収納した後、罫線１５を谷折りにし上板４の
上に蓋片６、カットテープ８及び糊代７を折り込み、糊
代７を上板４上に接着する。最後に、製本工程において
綴じ代５を書籍に綴じ込む。
口辺側から収納した後、罫線１５を谷折りにし上板４の
上に蓋片６、カットテープ８及び糊代７を折り込み、糊
代７を上板４上に接着する。最後に、製本工程において
綴じ代５を書籍に綴じ込む。
【００１９】次に、開封後の盤体ケース１について図４
を参照しつつ説明する。
を参照しつつ説明する。
【００２０】盤体Ｘを取出すためには、カットテープ８
を切り取ることにより盤体ケース１を開封する。カット
テープ８を切り取ると、開封した盤体ケース１の上板４
には糊代７がそのまま残存し、また、蓋片６の差込み片
１２に対応する位置に差込み口１１が現れる。当該差込
み片１２を差込み口１１に挿入することにより再封する
ことができる。また、ミシン目１４を切り取ることによ
り書籍から盤体ケース１を分離することもできる。
を切り取ることにより盤体ケース１を開封する。カット
テープ８を切り取ると、開封した盤体ケース１の上板４
には糊代７がそのまま残存し、また、蓋片６の差込み片
１２に対応する位置に差込み口１１が現れる。当該差込
み片１２を差込み口１１に挿入することにより再封する
ことができる。また、ミシン目１４を切り取ることによ
り書籍から盤体ケース１を分離することもできる。
【００２１】収納部２における不織布ｂは、図５に示す
ように、収納部２の内側全周に渡って設けられている。
従って、盤体Ｘの表面及び記録保持面を衝撃等から保護
すると共に、再封時には表面及び記録保持面に付着した
埃等を吸着し盤体を保護することができる。
ように、収納部２の内側全周に渡って設けられている。
従って、盤体Ｘの表面及び記録保持面を衝撃等から保護
すると共に、再封時には表面及び記録保持面に付着した
埃等を吸着し盤体を保護することができる。
【００２２】尚、本実施の形態においては、上記のよう
な板紙と不織布の２重構造を有するブランクシートを使
用しているが、盤体の記録保持面が接触する面、例え
ば、底板３の内側面に盤体の記録保持面が接触する場合
には当該内側面のみに不織布を貼付しても良い。
な板紙と不織布の２重構造を有するブランクシートを使
用しているが、盤体の記録保持面が接触する面、例え
ば、底板３の内側面に盤体の記録保持面が接触する場合
には当該内側面のみに不織布を貼付しても良い。
【００２３】
【発明の効果】本発明の書籍綴じ込み用盤体ケースは、
蓋片をカットテープ若しくはミシン目を介して付設した
糊代により収納部に固定したため、当該カットテープ若
しくはミシン目が切り取られていないことをもって販売
時におけるバージン性を確保し、また、当該カットテー
プ若しくはミシン目を切り取り開封した後は蓋片により
再封可能である。
蓋片をカットテープ若しくはミシン目を介して付設した
糊代により収納部に固定したため、当該カットテープ若
しくはミシン目が切り取られていないことをもって販売
時におけるバージン性を確保し、また、当該カットテー
プ若しくはミシン目を切り取り開封した後は蓋片により
再封可能である。
【００２４】さらに、本発明の書籍綴じ込み用盤体ケー
スは、１枚のブランクシートから形成することができ、
また、紙取りに優れるため、製造コストが安価であると
いう利点がある。
スは、１枚のブランクシートから形成することができ、
また、紙取りに優れるため、製造コストが安価であると
いう利点がある。
【００２５】さらに、本発明の書籍綴じ込み用盤体ケー
スは、盤体の収納時に不織布が記録保持面に接触するた
め、記録保持面の保護に優れるという利点がある。
スは、盤体の収納時に不織布が記録保持面に接触するた
め、記録保持面の保護に優れるという利点がある。
【図１】 本発明の書籍綴じ込み用盤体ケースのブラン
クシートの展開図である。
クシートの展開図である。
【図２】 図１に示すブランクシートの組立てを示す斜
視図である。
視図である。
【図３】 図１に示すブランクシートを完成し、書籍綴
じ込み用盤体ケースの完成状態を示す斜視図である。
じ込み用盤体ケースの完成状態を示す斜視図である。
【図４】 図３に示す書籍綴じ込み用盤体ケースのカッ
トテープ８を切り取った状態を示す斜視図である。尚、
綴じ代５は切り取られている。
トテープ８を切り取った状態を示す斜視図である。尚、
綴じ代５は切り取られている。
【図５】 図４のＡ−Ａ線断面図である。
１ 書籍綴じ込み用盤体ケース ２ 収納部 ３ 底板 ４ 上板 ５ 綴じ代 ６ 蓋片 ７ 糊代 ８ カットテープ ９ 糊代 １０ 糊代 １１ 差込み口 １２ 差込み片 １３，１５，１６，１７ 罫線 １４ ミシン目
Claims (3)
- 【請求項１】 開口辺を有するジャケット状の収納部
と、該収納部に付設した綴じ代と、該開口辺に連設した
蓋片とを有し、該蓋片をカットテープ若しくはミシン目
を介して付設した糊代により収納部に固定した書籍綴じ
込み用盤体ケース。 - 【請求項２】 １枚のブランクシートから成り、盤体の
収納部を構成する底板と、差込み口を有すると共に該底
板の一辺に連設した該収納部を構成する上板と、該底板
若しくは該上板の他辺に連設した綴じ代と、該差込み口
に対応する差込み片を有すると共に該底板の開口辺に連
設した蓋片と、該蓋片にカットテープ若しくはミシン目
を介して付設した糊代とから形成され、該底板の上に該
上板を折り込みジャケット状に貼り合わせ該収納部を構
成し、さらに該上板の上面に該蓋片を該糊代により固定
した書籍綴じ込み用盤体ケース。 - 【請求項３】 前記収納部の内側であって少なくとも盤
体の記録保持面に接触する部分に不織布を設けた請求項
１あるいは請求項２のいずれかに記載の書籍綴じ込み用
盤体ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34628995A JPH09165080A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 書籍綴じ込み用盤体ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34628995A JPH09165080A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 書籍綴じ込み用盤体ケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09165080A true JPH09165080A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18382395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34628995A Pending JPH09165080A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 書籍綴じ込み用盤体ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09165080A (ja) |
-
1995
- 1995-12-13 JP JP34628995A patent/JPH09165080A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040621 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040630 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041027 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |