JPH0916479A - 多機能保護リレー - Google Patents

多機能保護リレー

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Publication number
JPH0916479A
JPH0916479A JP7163706A JP16370695A JPH0916479A JP H0916479 A JPH0916479 A JP H0916479A JP 7163706 A JP7163706 A JP 7163706A JP 16370695 A JP16370695 A JP 16370695A JP H0916479 A JPH0916479 A JP H0916479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage medium
setting
nonvolatile memory
setting information
protection relay
Prior art date
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Pending
Application number
JP7163706A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Yoshida
和雄 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP7163706A priority Critical patent/JPH0916479A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設定操作を簡略化する。 【構成】 脱装着可能な不揮発性メモリB(27)に不
揮発性メモリA(26)の設定情報をバックアップす
る。多機能保護リレーを交換したときには前の不揮発性
メモリB(27)を装着し、不揮発性メモリA(26)
に設定情報を書込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機や照明機器など
現場設備機器の地絡保護や過電流保護の他、計測、通信
機能を有する多機能保護リレーに関する。
【0002】
【従来の技術】多機能保護リレーは現場に設置された電
子機器の過電流や地絡保護を行う他、過電流の測定を行
い、ホストコンピュータ等の上位制御装置に測定値を通
信する機能を有している。このような多機能保護リレー
の動作条件を選択的に設定するためには、多機能保護リ
レーの外表面に設けられたテンキーなどの設定回路を用
いる。
【0003】多機能保護リレーが故障すると、新規の多
機能保護リレーと交換し、新規設定を行う必要がある。
このような設定の煩雑さをなくすために、設定内容を示
す情報を多機能保護リレーから上位制御装置に転送し、
記憶しておき、新規の多機能保護リレーを設置したとき
に、上述の記憶の設定情報を新規の多機能保護リレーに
転送することにより設定条件を際設定する多機能保護リ
レーにも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通信信
号線を敷設できないような環境下では、多機能保護リレ
ーを交換したときにオペレータが再設定を行わなければ
ならないという問題が依然として残っていた。そこで、
本発明は、交換時の新規多機能保護リレーの設定に関す
る手入力操作労力を減じることのできる多機能保護リレ
ーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、正常動作中に使用する設
定情報を記憶しておくための第1の記憶媒体と、装置本
体に脱着可能な不揮発性の第2の記憶媒体と、前記第1
の記憶媒体の記憶データのバックアップを指示する指示
手段と、当該指示に応じて前記第1の記憶媒体の記憶デ
ータを前記第2の記憶媒体にバックアップするデータ書
込み手段とを具えたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、さらに、前記指示手段
は前記第1の記憶媒体への設定情報の設定処理に関連し
て前記バックアップを自動指示することを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、正常動作中に使用する
設定情報を記憶しておくための第1の記憶媒体と、装置
本体に脱着可能な不揮発性の前記設定情報を予め記憶し
た第2の記憶媒体と、前記第2の記憶媒体の記憶データ
による設定を指示する指示手段と、当該指示に応じて前
記第2の記憶媒体の設定情報を読出し、前記第1の記憶
媒体に書込むデータ読出し・書込み手段とを具えたこと
を特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、さらに、前記指示手段
は、前記第1の記憶媒体に記憶データがないときに、前
記設定を自動指示することを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、さらに、前記第2の記
憶媒体には設定の可を示す識別番号を含み、前記指示手
段は該識別番号が設定の可を示していることを条件にし
て設定を指示することを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明は、設定情報を第2の不揮発性
メモリにバックアップ記憶できるので、多機能保護リレ
ーが故障したときに、この第2の不揮発性メモリを用い
て請求項3の発明の多機能保護リレーで自動的に設定が
可能となる。
【0011】請求項2の発明では、手動指示を要せず自
動バックアップが可能である。
【0012】請求項4の発明では、手動指示を要せず自
動設定が可能となる。
【0013】請求項5の発明では、バックアップ情報が
記憶されていない第2の記憶媒体を識別番号により検出
し、誤設定を阻止する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明に関わる多機能保護リレーお
よび上位制御装置のシステム構成を示す。
【0015】図1において、上位制御装置1は制御を行
うマイクロコンピュータ10と多機能保護リレー2と接
続されている送受信回路11、マイクロコンピュータ1
0が検知した多機能保護リレー2の故障を表示する表示
器12から構成される。
【0016】多機能保護リレー2は制御を行うマイクロ
コンピュータ20、信号線3を通して上位制御装置1と
交信を行う送受信回路21、過電流などの計測を行う計
測信号入力回路22、モータ3等の負荷への出力回路2
3、計測した過電流の値などを表示する表示器24、表
示器24の表示内容を選択したり不揮発性メモリA(2
6)に記憶するデータを設定する設定回路25、過電流
の測定値、過電流の保護特性、制御や計測に必要な制御
データを記憶する不揮発性メモリA(26)、多機能保
護リレー2と脱着可能であって、不揮発性メモリA(2
6)の内容の一部を記憶している不揮発性メモリB(2
7)、不揮発性メモリBを収納している収納容器28か
ら構成されている。ここで、不揮発性メモリBとしては
EEPROMなどの素子を使用し、収納容器28に入れ
て機械的かつ電気的に保護する。
【0017】本実施例では脱着可能な不揮発性メモリB
(27)を新たに設け、多機能リレーが正常時に設定デ
ータを脱着可能な不揮発性メモリB(27)に半自動的
にバックアップする。また、交換時にこの不揮発性メモ
リB(27)を新しい多機能保護リレーに装着すると、
自動的にこのメモリの記憶内容を不揮発性メモリA(2
6)に自動的に書込みする。
【0018】このような処理を実行するためのマイクロ
コンピュータ20の処理手順を図2および図3に示す。
図2は不揮発性メモリB(27)へ設定内容を自動バッ
クアップするための処理手順を示し、図3は不揮発性メ
モリA(26)への設定内容を書込みするための処理手
順を示す。
【0019】オペレータが、設定回路25により動作条
件等の設定を指定すると、図2の処理手順がマイクロコ
ンピュータ20において起動される。マイクロコンピュ
ータ20は図5に示すように設定内容の候補を表示器2
4に表示する(ステップS1→S2)。オペレータが設
定回路25のテンキー(数字キー)を用いて所望の動作
条件の数字を指示すると、マイクロコンピュータ20は
指示された設定内容を不揮発性メモリA(26)に書込
む。ここまでが従来と同様の処理手順である。多機能保
護リレー2が正常動作中は不揮発性メモリA(26)か
ら設定内容が読出される。
【0020】本実施例ではさらに、不揮発性メモリB
(27)の装着を確認して同一内容を書込む(ステップ
S4)。以下、同様の処理を繰り返し、設定回路25か
らの終了の指示(例えば0の入力)に応じて、本制御手
順を終了する。このようにして記憶された不揮発性メモ
リA,Bの一例を図4に示す。図4において、識別番号
は設置場所や通信に用いるアドレスであり、これにより
意図しない内容が設定されることを防止する。他の多機
能保護リレー2と区別する必要がないときは省略するこ
とができる。
【0021】多機能保護リレー2が故障したときには、
ユーザはこの多機能保護リレー2から不揮発性メモリB
(27)を取外し、新規の多機能保護リレー2に装着し
て、電源を投入する。これにより、図3の処理手順がマ
イクロコンピュータ20において起動される。マイクロ
コンピュータ20は不揮発性メモリA(26)の記憶デ
ータの有無を調べる(ステップS11)。
【0022】新規交換時点では、記憶データ無しの判定
が得られる。次にマイクロコンピュータ20は不揮発性
メモリB(27)の記憶データの有無を調べる(ステッ
プS12)。交換前の不揮発性メモリB(27)が装着
されていれば記憶データ有りの判定結果が得られる。マ
イクロコンピュータ20は次に、不揮発性メモリB(2
7)に記憶されている識別番号を読出し、フォーマット
チェックするか、あるいは所定の値の範囲にあるか否か
をチェックするか、あるいは設定回路25から入力され
た識別番号との照合を行って使用の可否を判別する(ス
テップS13)。
【0023】識別番号が使用可を示していることが確認
されると、マイクロコンピュータ20は、不揮発性メモ
リB(27)の記憶データ全てを読出し不揮発性メモリ
A(26)に書込む(ステップS14)。この後、マイ
クロコンピュータ20は表示器24に設定が正しく終了
したことを報知するために「正常」を表示器24に表示
する(ステップS15)。
【0024】何も記憶されていない不揮発性メモリB
(27)を装着した場合、ステップS12で記憶データ
無しの判定が得られ、表示器24には「異常」が表示さ
れる(ステップS12→S13)。また、あるいは他の
箇所の多機能保護リレーの不揮発性メモリ(B)を装着
した場合は、ステップS13の識別番号によるチェック
によりその使用が許可されず表示器24に「異常」が表
示される(ステップS13→S26)。
【0025】以上、説明したように、本実施例では交換
時に不揮発性メモリB(27)を差し換えるだけで新し
い多機能リレーに設定情報が自動設定される。また、正
規ではない不揮発性メモリB(27)を使用した場合の
誤動作を未然に阻止できる。
【0026】本実施例の他に次の例を実施できる。
【0027】1) 図2の処理手順のステップS4の処
理を本実施例は手動による設定情報の入力時に行ってい
るが、不揮発性メモリB(27)の装着を検知した時点
で行ってもよい。この場合不揮発性メモリA(26)に
データが書込まれていることを確認してから不揮発性メ
モリ(27)にバックアップを行う。ただし、本実施例
の場合の方が、1度不揮発性メモリB(27)を装着し
ておくと、設定情報を手入力で変更する毎に不揮発性メ
モリB(27)の記憶データも自動変更されるという利
点がある。
【0028】また、バックアップの手動指示を設定回路
25から行って、この指示に応じて上記バックアップ処
理を行ってもよい。
【0029】2) 電気的知識のないユーザのために、
用途に応じて設定データを書込んだ不揮発性メモリB
(27)を別売りすると、ユーザはこの不揮発性メモリ
(27)を装着するだけでデータ設定が可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、設定情報を第2の不揮発性メモリにバックアップ記
憶できるので、多機能保護リレーが故障したときに、こ
の第2の不揮発性メモリを用いて請求項3の発明の多機
能保護リレーで自動的に設定が可能となる。
【0031】請求項2の発明では、手動指示を要せず自
動バックアップが可能である。
【0032】請求項4の発明では、手動指示を要せず自
動設定が可能となる。
【0033】請求項5の発明では、バックアップ情報が
記憶されていない第2の記憶媒体を識別番号により検出
し、誤設定を阻止する。
【0034】また、これらの発明によりユーザの手入力
により設定操作を簡素化、省略化することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のシステム構成を示すブロック図
である。
【図2】設定情報のバックアップ処理手順を示すフロー
チャートである。
【図3】設定情報の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】不揮発性メモリA,Bの記憶例を示す説明図で
ある。
【図5】本発明実施例の表示例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 上位制御装置 2 多機能保護リレー 20 マイクロコンピュータ 24 表示器 25 設定回路 26 不揮発性メモリA 27 不揮発性メモリB 28 収納容器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正常動作中に使用する設定情報を記憶し
    ておくための第1の記憶媒体と、 装置本体に脱着可能な不揮発性の第2の記憶媒体と、 前記第1の記憶媒体の記憶データのバックアップを指示
    する指示手段と、 当該指示に応じて前記第1の記憶媒体の記憶データを前
    記第2の記憶媒体にバックアップするデータ書込み手段
    とを具えたことを特徴とする多機能保護リレー。
  2. 【請求項2】 前記指示手段は前記第1の記憶媒体への
    設定情報の設定処理に関連して前記バックアップを自動
    指示することを特徴とする請求項1に記載の多機能保護
    リレー。
  3. 【請求項3】 正常動作中に使用する設定情報を記憶し
    ておくための第1の記憶媒体と、 装置本体に脱着可能な不揮発性の前記設定情報を予め記
    憶した第2の記憶媒体と、 前記第2の記憶媒体の記憶データによる設定を指示する
    指示手段と、当該指示に応じて前記第2の記憶媒体の設
    定情報を読出し、前記第1の記憶媒体に書込むデータ読
    出し・書込み手段とを具えたことを特徴とする多機能保
    護リレー。
  4. 【請求項4】 前記指示手段は、前記第1の記憶媒体に
    記憶データがないときに、前記設定を自動指示すること
    を特徴とする請求項3に記載の多機能保護リレー。
  5. 【請求項5】 前記第2の記憶媒体には設定の可を示す
    識別番号を含み、前記指示手段は該識別番号が設定の可
    を示していることを条件にして設定を指示することを特
    徴とする請求項3に記載の多機能保護リレー。
JP7163706A 1995-06-29 1995-06-29 多機能保護リレー Pending JPH0916479A (ja)

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JP7163706A JPH0916479A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 多機能保護リレー

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011040051A (ja) * 2009-06-30 2011-02-24 Numonyx Bv メモリリマップ情報を記憶する不揮発性メモリ
KR101245091B1 (ko) * 2009-03-10 2013-03-18 엘에스산전 주식회사 외부메모리를 이용한 계전기 설정정보 처리 장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101245091B1 (ko) * 2009-03-10 2013-03-18 엘에스산전 주식회사 외부메모리를 이용한 계전기 설정정보 처리 장치
JP2011040051A (ja) * 2009-06-30 2011-02-24 Numonyx Bv メモリリマップ情報を記憶する不揮発性メモリ

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