JPH09164561A - 合成樹脂ピストンの成形方法 - Google Patents
合成樹脂ピストンの成形方法Info
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Abstract
いて樹脂の収縮を防ぐことにより寸法精度を確保し、更
に、ボイドやクラックの発生を防ぐ樹脂ピストンを提供
すること。 【解決手段】 ピストン成形用であって、ピストンの軸
の延長線上に樹脂射出孔1dを備え、軸に対して垂直な
棒状の突起部1e、1fを有する樹脂成形型に1、樹脂
を樹脂射出孔1dから充填することにより、合成樹脂材
から成るピストンを成形する合成樹脂ピストンの成形方
法を構成した。
Description
成形方法に関し、より詳細には、車両のブレーキ装置や
クラッチ装置に利用されるマスタシリンダに用いられる
合成樹脂ピストンの成形方法に関する。
ピストンが摺動自在に挿入されるシリンダ本体のシリン
ダ孔の径に略等しいフランジ部を有した同ピストンの成
形用であって、該ピストンの軸の延長線上に樹脂射出孔
を備えた樹脂成形型に、樹脂を前記樹脂射出孔から充填
することにより、合成樹脂材から成るピストンを成形す
るものである。
(熱可塑性樹脂による成形)する際には、樹脂をピスト
ンの軸方向へ向けて射出することにより、型内に均一に
充填させて真円度及び寸法精度を向上させることが行わ
れる。更に、ガラス繊維を混入させて樹脂の強度を向上
させることが行われる。
た合成樹脂ピストンの成形方法においては、図9におい
て従来の合成樹脂ピストンの成形方法により成形された
ピストン100のフランジ部101近辺のピストン10
0の軸方向断面における樹脂の状態を示すように、射出
される樹脂の流れる方向がピストンの軸方向であるた
め、樹脂及びガラス繊維は略軸方向に並んで冷えて固ま
ることになる。一般的に樹脂は冷えて固まると樹脂の流
れの*向に対して垂直方向に収縮するものであり、従っ
て、特に寸法精度が必要とされるようなシリンダ孔の径
に略等しいフランジ部101及びその近辺において樹脂
の収縮が起こると、シリンダ孔内においてピストン10
0ががたつき、ひいては、ピストン100の滑らかな摺
動を妨げる虞れがある。
れると、ボイド、クラック等が発生する原因となる。
うな箇所において樹脂の収縮を防ぐことにより寸法精度
を確保し、更に、ボイドやクラックの発生を防ぐ樹脂ピ
ストンを提供することを、その技術的課題とするもので
ある。
るために、ピストン成形用であって、該ピストンの軸の
延長線上に樹脂射出孔を備え、前記軸に対して垂直な棒
状の突起部を有する樹脂成形型に、樹脂を前記樹脂射出
孔から充填することにより、合成樹脂材から成るピスト
ンを成形する合成樹脂ピストンの成形方法を構成した。
が摺動自在に挿入されるシリンダ本体のシリンダ孔の径
に略等しいフランジ部を有しており、前記棒状の突起部
は、前記樹脂成形型の前記フランジ部を成形する部位の
近傍に設けられている合成樹脂ピストンの成形方法が望
ましい。
スタシリンダのシリンダ本体であり、前記ピストンは前
記フランジ部を前方側と後方側との二箇所に有している
合成樹脂ピストンの成形方法が望ましい。
は、樹脂成形型の樹脂射出孔から樹脂をピストンの軸方
向に向けて射出することにより、樹脂はピストンの軸方
向に流れ、棒状の突起部である樹脂成形型に当たること
により樹脂の流れる方向がピストンの半径方向に分散さ
れ、更に、分散された樹脂が徐々にピストンの軸方向に
流れ出して後続のピストンの半径方向に向かう樹脂の流
れと合流することにより樹脂が撹拌されることになり、
その後、樹脂が棒状の突起部の近辺を通り過ぎてピスト
ンの軸方向に流れ出して樹脂成形型内は樹脂で満たされ
ることになる。
は、請求項1の作用に加え、成形の際にピストンの軸方
向に向けて樹脂を射出すると、樹脂はピストンの軸方向
に流れ、フランジ部を成形する部位の近傍に設けられた
棒状の突起部である樹脂成形型に当たることにより樹脂
の流れる方向がピストンの半径方向に分散され、成形型
のフランジ部を成形する部分に流入する。更に、分散さ
れた樹脂が徐々にピストンの軸方向に流れ出し、後続の
ピストンの半径方向に向かう樹脂の流れと合流すること
により樹脂が撹拌されることになる。
の作用に加え、樹脂射出孔より射出された樹脂はピスト
ンの軸方向に流れ、前方側のフランジ部を形成する部位
の近傍に設けられた棒状の突起部である樹脂成形型に当
たることにより樹脂の流れる方向がピストンの半径方向
に分散され、樹脂成形型の前方側フランジ部を成形する
部分に流入する。更に、分散されて樹脂型の前方側フラ
ンジ部を成形する部分に流入した樹脂が徐々にピストン
の軸方向に流れ出し、後続のピストンの半径方向に向か
う樹脂の流れと合流することで前方側のフランジ部を成
形する部位の近傍に設けられた棒状突起部の近辺の樹脂
が撹拌されることになる。
ンの軸方向に流れだし、後方側のフランジ部を成形する
部位の近傍に設けられた棒状の突起部である樹脂成形型
に当たって樹脂の流れる方向がピストンの半径方向に分
散され、樹脂型の後方側フランジ部を成形する部分に流
入する。更に、分散されて樹脂型の後方側フランジ部を
成形する部分に流入した樹脂が徐々にピストンの軸方向
に流れ出し、後続のピストンの半径方向に向かう樹脂の
流れと合流することで後方側のフランジ部を成形する部
位の近傍に設けられた棒状の突起部の近辺の樹脂が撹拌
されることになる。
具体的に説明する。
の成形用の樹脂成形型1の断面図であり、図2は合成樹
脂ピストン2の断面図であり、図3は図2の上面図であ
り、図4はピストン2の前方側フランジ部4のピストン
2の半径方向断面における樹脂40及びガラス繊維41
の状態を表すモデル図であり、図4はピストン2の小孔
8、9近辺のピストン2の径方向断面における樹脂40
及びガラス繊維41の状態を表すモデル図であり、図5
はピストン2の小孔8近辺のピストン1の軸方向断面に
おける樹脂40及びガラス繊維41の状態を表すモデル
図であり、図6はピストン1の小孔9近辺のピストン2
の軸方向断面における樹脂40及びガラス繊維41の状
態を表すモデル図であり、図7は合成樹脂ピストン2を
採用した車両に用いられるブレーキ用タンデムマスタシ
リンダ10の断面図である。
2の成形用の樹脂成形型1は、上部成形型1aと、下部
成形型1bと、側部成形型1cとから成り、合成樹脂ピ
ストン2の軸の延長線上に射出孔1dを有し、上部成形
型1aにはピストン2の軸に対して垂直で小孔8、9の
成形用の棒状突起1e、1fがフランジ部4、6を成形
する部分1g、1hの近傍に設けられている。合成樹脂
ピストン2の成形時には、樹脂射出孔1dより樹脂(6
−6ナイロンにガラス繊維が混入されたもの)の射出が
行われる。射出された樹脂は、前方部3と前方側フラン
ジ部4とを成形するべくピストン2の軸方向に均一に流
れ、小孔8を成形するための棒状突起の樹脂型1eに当
たって樹脂の流れる方向がピストン2の半径方向に均一
に分散され、樹脂型1の前方フランジ部4を成形する部
分1gに流入する。更に、分散されて樹脂型1の前方側
フランジ部4を成形する部分1gに流入した樹脂が徐々
にピストン2の軸方向に流れ出し、後続のピストン2の
半径方向に向かう樹脂の流れと合流することで棒状突起
1eの近辺の樹脂が撹拌されることになる。
間部5を形成するべくピストン2の軸方向に均一に流れ
だし、小孔9を形成するための棒状突起の樹脂型1fに
当たって樹脂の流れる方向がピストン2の半径方向に均
一に分散され、樹脂型1の後方側フランジ部6を成形す
る部分1hに流入する。更に、分散されて樹脂型1の後
方側フランジ部6を成形する部分1hに流入した樹脂が
徐々にピストン2の軸方向に流れ出し、後続のピストン
2の半径方向に向かう樹脂の流れと合流することで棒状
突起1fの近辺の樹脂が撹拌されることになる。
が冷えて固まると、長さL1 部分の前方部3と長さL2
部分の前方側フランジ部4と長さL3 部分の肉厚部であ
る中間部5と長さL4 部分の後方側フランジ部6と長さ
L5 部分の後方部7とから成り、前方側フランジ部4及
び後方側フランジ部6の径は後述するシリンダ孔11a
の径に略等しく、中間部5は、前方側フランジ部4及び
後方側フランジ部6の径よりも小径であり、前方側フラ
ンジ部4の後方近傍で1成樹脂ピストン2の径方向で合
成樹脂ピストン2の軸を通って貫通する小孔8と、後方
側フランジ部6の前方近傍で合成樹脂ピストン2の径方
向で合成樹脂ピストン2の軸を通って貫通する小孔9と
が設けられた合成樹脂ピストン2が成形されることにな
る。
ストン2における樹脂40及びガラス繊維41は、前方
側フランジ部4又は後方側フランジ部6、ひいては、小
孔8、9近辺のピストン2の径方向断面において、放射
状に均一に分散されて固まり、小孔8、9近辺のピスト
ン2の軸方向断面においては、ピストン2の軸方向に向
いて固まる樹脂40及びガラス繊維41と、ピストン2
の径方向に向いて固まる樹脂40及びガラス繊維41が
存在することになり、特にピストン2の径方向に向いて
固まる樹脂40及びガラス繊維41は従来の合成樹脂ピ
ストンに比べて多くなる。。
車両用のブレーキ用タンデムマスタシリンダ10に採用
した場合の実施例を説明する。図7において、シリンダ
本体11は、中空円筒状のシリンダ孔11aが形成さ
れ、図7中左端が閉塞されるとともに右端が開口してい
る。シリンダ本体11の外周にはオイルリザーバ(図示
省略)に接続される左右一対のリザーバ結合部12、1
3が形成されるとともに、シリンダ本体11の周壁には
各リザーバ結合部12、13とシリンダ本体11の内部
とを連通するサプライポート14a、14b、14c、
14dが形成されている。
ン15が、中央部には合成樹脂ピストン2がそれぞれ往
復摺動可能に挿入されている。シリンダ孔11a内は、
両ピストン2、15によって第2圧力室17が区画され
るとともに、合成樹脂ピストン2とシリンダ孔11aの
底面とによって第1圧力室16が区画されている。更
に、第1及び第2圧力室16、17を液密保持するため
に密封材であるカップ材18、19、20、21が、設
けられていて、カップ材18、19は前方側フランジ部
4及び後方側フランジ部6に支持されて、合成樹脂ピス
トン2の前方部3及び後方部7の嵌合溝に嵌合され、カ
ップ材20、21は金属ピストン15に嵌合されてい
る。
2の前方側フランジ部4と後方側フランジ部6との間
の、即ち、中間部5の外周面とで、第1ブレーキ供給給
室22を区画し、シリンダ孔11aと金属ピストン15
の外周面とでは、第2ブレーキ液供給室23を区画して
いる。
ン2の前方部3との間にはスプリング24が介装され、
合成樹脂ピストン2を常時図7右方に付勢している。合
成樹脂ピストン2の後方部7と金属ピストン15に装着
されたピストンリテーナ25との間にはスプリング26
が介装され、金属ピストン15を常時図7中右方に付勢
している。
合されており、ピストン2の前方側フランジ部4が係止
することにより非作動位置に保持されいる。
15に押圧力が加えられると、スプリング26の付勢力
に抗して金属ピストン15は図7中左方に向かって移動
され、金属ピストン15に装着されているカップ材20
がサプライポート14cを遮断して、第2圧力室17内
のブレーキ液が昇圧される。第2圧力室17内のブレー
キ液の昇圧により合成樹脂ピストン2が図7中左方に移
動されると、合成樹脂ピストン2に装着されているカッ
プ材18がサプライポート14aを遮断して、第1圧力
室16内のブレーキ液が昇圧される。両圧力室16、1
7のブレーキ液の昇圧によりアウトレットポート(図示
省略)を介して車輪ブレーキにブレーキ液が圧送され
る。
れると、両スプリング24、26の付勢力により両ピス
トン2、15が図7中右方へ復帰移動される。即ち、両
ピストン2、15の復動に伴って、カップ材18がサプ
ライポート14aを開放して第1圧力室16を第1ブレ
ーキ液供給室22に連通させ、カップ材20がサプライ
ポート14cを開放して、第2圧力室17を第2ブレー
キ液供給室23に連通させて、ブレーキ液圧が降圧され
る。
樹脂ピストン2の成形方法によれば、合成樹脂ピストン
2の成形時に、樹脂成形型の棒状突起部1e、1f及び
前方側フランジ部4、後方側フランジ部6の成形部分1
g、1hの近辺において、樹脂の流れを合成樹脂ピスト
ン2の径方向に分散することができ、又、樹脂の流れを
撹拌して樹脂の流れの方向をランダムにすることができ
ることから、樹脂が冷えて固まる際には、寸法精度が特
に必要とされる両フランジ部4、6及びその近辺におけ
る樹脂のピストン2の径方向への収縮が抑制され、且
つ、ピストン2の軸方向の収縮も抑制されることにな
り、寸法精度を確保することを可能としている。
厚部である中間部5ひいてはフランジ部4、6近辺を薄
肉化することが可能となり、ボイド、クラック等の発生
をも抑制している。
ランジ部4、6及びその近辺において樹脂の収縮を防ぐ
ことにより寸法精度を確保し、更に、ボイドやクラック
の発生を防ぐ合成樹脂ピストン2を提供することを可能
としている。
樹脂成形型上部1aと樹脂成形型下部1bと樹脂成形型
1cとから構成されているが、言うまでもなく、特にこ
れに限定するものではない。
マスタシリンダ用の合成樹脂ピストン2を成形したが、
本発明の合成樹脂ピストンの成形方法においてポートレ
ス型マスタシリンダ用の合成樹脂ピストンを成形しても
同様の作用効果が得られる。又、本実施の形態において
は、前方部3と前方側フランジ部4と肉厚部である中間
部5と後方側フランジ部6と後方部7とから構成される
合成樹脂ピストン2を成形しているが、特にこの形状に
限定されるものではないことは言うまでもない。
部1eと1fとが平行に配設されているが、特にこれに
限定するものではなく、例えば、棒状の突起部1eと1
fとがねじれの位置で直交している本発明の合成樹脂ピ
ストンの成形方法においても、同様の作用効果が得られ
る。更に、棒状の突起部1eに垂直な棒状の突起が、又
は、棒状の突起部1fに垂直な棒状の突起が設けられた
本発明の合成樹脂ピストンの成形方法においても同様の
作用効果が得られる。
明したが、本発明は上記態様にのみ限定されるものでは
なく、本発明の原理に準ずる各種態様を含むものであ
る。
よれば、合成樹脂ピストンの成形時に、樹脂成形型の棒
状突起部の近辺において、樹脂の流れを合成樹脂ピスト
ンの径方向に分散することができ、又、樹脂の流れを撹
拌して樹脂の流れの方向をランダムにすることができる
ことから、樹脂が冷えて固まる過程において、棒状の突
起部の近辺における樹脂のピストンの径方向への収縮が
抑制され、且つ、ピストンの軸方向の収縮も抑制される
ことになり、寸法精度を確保することを可能としてい
る。
ンの軸を通る孔が設けられた合成樹脂ピストンが成形さ
れることから、孔が設けられたことによってピストンを
薄肉化することが可能となり、ボイド、クラック等の発
生をも抑制することを可能としている。
な箇所において樹脂の収縮を防ぐことにより寸法精度を
確保し、更に、ボイドやクラックの発生を防ぐ樹脂ピス
トンを提供すること可能としている。
の効果に加えて、合成樹脂ピストンの成形時に、樹脂成
形型の棒状突起部の、ひいては、フランジ部を成形する
部分の近辺において、樹脂の流れを合成樹脂ピストンの
径方向に分散することができ、又、樹脂の流れを撹拌し
て樹脂の流れの方向をランダムにすることができること
から、樹脂が冷えて固まる過程において、棒状の突起部
の近辺ひいてはフランジ部を成形する部分近辺における
樹脂のピストンの径方向への収縮が抑制され、且つ、ピ
ストンの軸方向の収縮も抑制されることになることか
ら、寸法精度を確保することを可能としている。
ンの軸を通る孔がフランジ部近傍に設けられた合成樹脂
ピストンが成形されることから、孔が設けられたことに
よってピストンを薄肉化することが可能となり、ボイ
ド、クラック等の発生をも抑制することを可能としてい
る。
なフランジ部及びその近辺において樹脂の収縮を防ぐこ
とにより寸法精度を確保し、更に、ボイドやクラックの
発生を防ぐ樹脂ピストンを提供すること可能としてい
る。
の効果に加えて、合成樹脂ピストンの成形時に、樹脂成
形型のそれぞれの棒状突起部の、ひいては、前方及び後
方側フランジ部を成形する部分の近辺において、樹脂の
流れを合成樹脂ピストンの径方向に分散することがで
き、又、樹脂の流れを撹拌して樹脂の流れの方向をラン
ダムにすることができることから、樹脂が冷えて固まる
過程において、それぞれの棒状の突起部の近辺ひいては
前方側及び後方側フランジ部を成形する部分近辺におけ
る樹脂のピストンの径方向への収縮が抑制され、且つ、
ピストンの軸方向の収縮も抑制されることになることか
ら、寸法精度を確保することを可能としている。
ンの軸を通る孔が前方側及び後方側フランジ部の近傍に
設けられた合成樹脂ピストンが成形されることから、孔
が設けられたことによってピストンを薄肉化することが
可能となり、ボイド、クラック等の発生をも抑制するこ
とを可能としている。
なフランジ部及びその近辺において樹脂の収縮を防ぐこ
とにより寸法精度を確保し、更に、ボイドやクラックの
発生を防ぐ、車両用マスタシリンダに用いられる合成樹
脂ピストンを提供すること可能としている。
径方向断面の樹脂及びガラス繊維の状態を表したモデル
図。
向断面の樹脂及びガラス繊維の状態を表したモデル図。
向断面の樹脂及びガラス繊維の状態を表したモデル図。
キ用マスタシリンダの断面図。
ストン100の軸方向断面の樹脂及びガラス繊維の状態
を表したモデル図。
ダ孔
Claims (3)
- 【請求項1】 ピストン成形用であって、該ピストンの
軸の延長線上に樹脂射出孔を備え、前記軸に対して垂直
な棒状の突起部を有する樹脂成形型に、樹脂を前記樹脂
射出孔から充填することにより、合成樹脂材から成るピ
ストンを成形する合成樹脂ピストンの成形方法。 - 【請求項2】 前記ピストンは、該ピストンが摺動自在
に挿入されるシリンダ本体のシリンダ孔の径に略等しい
フランジ部を有しており、前記棒状の突起部は、前記樹
脂成形型の前記フランジ部を成形する部位の近傍に設け
られている請求項1の合成樹脂ピストンの成形方法。 - 【請求項3】 前記シリンダ本体は車両用マスタシリン
ダのシリンダ本体であり、前記ピストンは前記フランジ
部を前方側と後方側との二箇所に有している請求項2の
合成樹脂ピストンの成形方法。
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JP32760195A Expired - Fee Related JP3562082B2 (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 合成樹脂ピストンの成形方法 |
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- 1995-12-15 JP JP32760195A patent/JP3562082B2/ja not_active Expired - Fee Related
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- 1996-12-12 DE DE1996151724 patent/DE19651724A1/de not_active Withdrawn
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