JPH09164344A - サイクロン型集塵装置 - Google Patents
サイクロン型集塵装置Info
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- JPH09164344A JPH09164344A JP7327594A JP32759495A JPH09164344A JP H09164344 A JPH09164344 A JP H09164344A JP 7327594 A JP7327594 A JP 7327594A JP 32759495 A JP32759495 A JP 32759495A JP H09164344 A JPH09164344 A JP H09164344A
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- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04C—APPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
- B04C9/00—Combinations with other devices, e.g. fans, expansion chambers, diffusors, water locks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D45/00—Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces
- B01D45/12—Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces by centrifugal forces
- B01D45/16—Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces by centrifugal forces generated by the winding course of the gas stream, the centrifugal forces being generated solely or partly by mechanical means, e.g. fixed swirl vanes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/30—Particle separators, e.g. dust precipitators, using loose filtering material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D50/00—Combinations of methods or devices for separating particles from gases or vapours
- B01D50/20—Combinations of devices covered by groups B01D45/00 and B01D46/00
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04C—APPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
- B04C5/00—Apparatus in which the axial direction of the vortex is reversed
- B04C5/02—Construction of inlets by which the vortex flow is generated, e.g. tangential admission, the fluid flow being forced to follow a downward path by spirally wound bulkheads, or with slightly downwardly-directed tangential admission
- B04C5/04—Tangential inlets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04C—APPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
- B04C5/00—Apparatus in which the axial direction of the vortex is reversed
- B04C5/12—Construction of the overflow ducting, e.g. diffusing or spiral exits
- B04C5/13—Construction of the overflow ducting, e.g. diffusing or spiral exits formed as a vortex finder and extending into the vortex chamber; Discharge from vortex finder otherwise than at the top of the cyclone; Devices for controlling the overflow
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04C—APPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
- B04C9/00—Combinations with other devices, e.g. fans, expansion chambers, diffusors, water locks
- B04C2009/004—Combinations with other devices, e.g. fans, expansion chambers, diffusors, water locks with internal filters, in the cyclone chamber or in the vortex finder
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Abstract
(57)【要約】
【課題】分離室の中心部の塵埃の少ない空気中に微細な
塵埃も除去することを課題とする。 【解決手段】円筒の接線方向に含塵空気流入口10aを
有し上方部が円筒10bで、下方部が逆円錐コーン10
cとなり、逆円錐コーン10cの下端が塵埃排出口10
dとなった分離室10と、分離室10の上端から同軸状
に分離室10内に貫通され、上端が清掃空気排出口11
aとなり、下端が封鎖され、周面11bに多数の小孔あ
るいわメッシュ11cが設けられた内側清浄空気排出管
11と、内側清浄空気排出管11を所定間隔をおいて囲
撓するように設け、下端が封鎖されて周面12aに多数
の小孔あるいわメッシュ12bが設けられた外側清掃空
気排出管12と、内側清浄空気排出管11と外側清浄空
気排出管12との間に充填した小球体または小粒体13
とより構成したことを特徴とするサイクロン型集塵装
置。
塵埃も除去することを課題とする。 【解決手段】円筒の接線方向に含塵空気流入口10aを
有し上方部が円筒10bで、下方部が逆円錐コーン10
cとなり、逆円錐コーン10cの下端が塵埃排出口10
dとなった分離室10と、分離室10の上端から同軸状
に分離室10内に貫通され、上端が清掃空気排出口11
aとなり、下端が封鎖され、周面11bに多数の小孔あ
るいわメッシュ11cが設けられた内側清浄空気排出管
11と、内側清浄空気排出管11を所定間隔をおいて囲
撓するように設け、下端が封鎖されて周面12aに多数
の小孔あるいわメッシュ12bが設けられた外側清掃空
気排出管12と、内側清浄空気排出管11と外側清浄空
気排出管12との間に充填した小球体または小粒体13
とより構成したことを特徴とするサイクロン型集塵装
置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転機構を有さ
ず空気の渦流によって、この空気中に含有する塵埃を、
円筒状の分離室内において遠心力で円筒内壁部へ飛散さ
せ、円筒の中心部の塵埃のない空気を、分離室内の中心
部に軸方向に設けた清浄空気排出管から排出するように
したサイクロン型集塵装置の改良に関するものである。
ず空気の渦流によって、この空気中に含有する塵埃を、
円筒状の分離室内において遠心力で円筒内壁部へ飛散さ
せ、円筒の中心部の塵埃のない空気を、分離室内の中心
部に軸方向に設けた清浄空気排出管から排出するように
したサイクロン型集塵装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は特開昭62−19269号公報
に開示された従来のサイクロン型集塵器1であり、上方
部が円筒2aで、下方部が逆円錐コーン2bとなり、逆
円錐コーン2bの下端が塵埃排出口2cとなった分離室
2と、この分離室2の上端から同軸状に分離室2内に貫
通され、下端が封鎖された清浄空気排出管3を設け、こ
の清浄空気排出管3の下端部にルーバー状の切り込3a
を設けたものである。
に開示された従来のサイクロン型集塵器1であり、上方
部が円筒2aで、下方部が逆円錐コーン2bとなり、逆
円錐コーン2bの下端が塵埃排出口2cとなった分離室
2と、この分離室2の上端から同軸状に分離室2内に貫
通され、下端が封鎖された清浄空気排出管3を設け、こ
の清浄空気排出管3の下端部にルーバー状の切り込3a
を設けたものである。
【0003】図13は特開昭62−19268号公報に
開示された従来の他のサイクロン型集塵器4であり、上
方部が円筒5aで、下方部が逆円錐コーン5bとなり、
その逆円錐コーン5bの下端が塵埃排出口5cとなった
分離室5と、この分離室5の上端から同軸状に分離室5
内に貫通させた清浄空気排出管6を設け、この清浄空気
排出管6の下端部内に、網状フィルター7を設けたもの
である。なお、図12および図13における、8は前記
分離室2の円筒2aまたは分離室5の円筒5aの接線方
向に設けた塵埃を含有した空気の流入口である。
開示された従来の他のサイクロン型集塵器4であり、上
方部が円筒5aで、下方部が逆円錐コーン5bとなり、
その逆円錐コーン5bの下端が塵埃排出口5cとなった
分離室5と、この分離室5の上端から同軸状に分離室5
内に貫通させた清浄空気排出管6を設け、この清浄空気
排出管6の下端部内に、網状フィルター7を設けたもの
である。なお、図12および図13における、8は前記
分離室2の円筒2aまたは分離室5の円筒5aの接線方
向に設けた塵埃を含有した空気の流入口である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記図12に示された
ようなサイクロン型集塵器においては、清浄空気排出管
3の下端部にルーバー状の切り込3aを設けているの
で、このルーバー状の切り込3aを通過できない塵埃は
このルーバー状の切り込3aで通過が阻止されるが、そ
れよりも細かな塵埃はこのルーバー状の切り込3aを通
過して、清浄空気排出管3から細かな塵埃が排出される
おそれがあった。
ようなサイクロン型集塵器においては、清浄空気排出管
3の下端部にルーバー状の切り込3aを設けているの
で、このルーバー状の切り込3aを通過できない塵埃は
このルーバー状の切り込3aで通過が阻止されるが、そ
れよりも細かな塵埃はこのルーバー状の切り込3aを通
過して、清浄空気排出管3から細かな塵埃が排出される
おそれがあった。
【0005】また、前記図13に示されたようなサイク
ロン型集塵器においては、長期の使用においては、前記
網状フィルター7が目詰まりして、新しいものに交換し
なければならない、といった課題があった。そこで、こ
の発明は、細かな塵埃も除去することができ、また、従
来のように網状フィルターが目詰まりして、新しいもの
に交換しなければならない、といったこともなくするこ
とを目的とするものである。
ロン型集塵器においては、長期の使用においては、前記
網状フィルター7が目詰まりして、新しいものに交換し
なければならない、といった課題があった。そこで、こ
の発明は、細かな塵埃も除去することができ、また、従
来のように網状フィルターが目詰まりして、新しいもの
に交換しなければならない、といったこともなくするこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、円筒の接線方向に含塵空気流入口10
aを有し上方部が円筒10bで、下方部が逆円錐コーン
10cとなり、その逆円錐コーン10cの下端が塵埃排
出口10dとなった分離室10と、この分離室10の上
端から同軸状に分離室10内に貫通され、上端が清浄空
気排出口11aとなり、下端が封鎖され、周面11bに
多数の小孔あるいはメッシュ11cが設けられた内側清
浄空気排出管11と、この内側清浄空気排出管11を所
定間隔をおいて囲撓するように設け、下端が封鎖されて
周面12aに多数の小孔あるいはメッシュ12bが設け
られた外側清浄空気排出管12と、この内側清浄空気排
出管11と外側清浄空気排出管12との間に充填した小
球体または小粒体13とより構成したことを特徴とする
サイクロン型集塵装置としたものである。
達成するために、円筒の接線方向に含塵空気流入口10
aを有し上方部が円筒10bで、下方部が逆円錐コーン
10cとなり、その逆円錐コーン10cの下端が塵埃排
出口10dとなった分離室10と、この分離室10の上
端から同軸状に分離室10内に貫通され、上端が清浄空
気排出口11aとなり、下端が封鎖され、周面11bに
多数の小孔あるいはメッシュ11cが設けられた内側清
浄空気排出管11と、この内側清浄空気排出管11を所
定間隔をおいて囲撓するように設け、下端が封鎖されて
周面12aに多数の小孔あるいはメッシュ12bが設け
られた外側清浄空気排出管12と、この内側清浄空気排
出管11と外側清浄空気排出管12との間に充填した小
球体または小粒体13とより構成したことを特徴とする
サイクロン型集塵装置としたものである。
【0007】また、前記外側清浄空気排出管12、また
は内側清浄空気排出管11、または外側清浄空気排出管
12と内側清浄空気排出管11、または装置全体を振動
させるように構成したことを特徴とするサイクロン型集
塵装置としたものである。
は内側清浄空気排出管11、または外側清浄空気排出管
12と内側清浄空気排出管11、または装置全体を振動
させるように構成したことを特徴とするサイクロン型集
塵装置としたものである。
【0008】また、上方部が円筒20aで下方部が逆円
錐コーン20bとなり、その逆円錐コーン20bの下端
が塵埃排出口20cとなった分離室20と、この分離室
20に下端が封鎖された下部21aが同軸状に配置さ
れ、清浄空気排出口21bを有する上部21cが分離室
20から外方に突出し、前記分離室20に位置する周面
21dに多数の小孔あるいはメッシュ21eが設けられ
た内側清浄空気排出管21と、この内側清浄空気排出管
21を分離室20内で所定間隔をおいて囲撓するように
設け、下端が封鎖され、周面22aに多数の小孔あるい
はメッシュ22bが設けられた外側清浄空気排出管22
と、この内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管
22との間に充填した小球体または小粒体23と、前記
分離室20の上壁20dに同軸状に穿設した開口20e
に接続し前記内側清浄空気排出管21の上部21cを囲
撓するように設けた円筒状分流室24と、この円筒状分
流室24に接線方向から含塵空気が流入するように設け
た含塵空気流入口25と、前記分離室20の上壁20d
に穿設した開口20eから所望間隔を置いた内方位置で
前記内側清浄空気排出管21の回りに設けた板26aの
上に、前記開口20eから流入した含塵空気の渦流を整
流および加速するための複数の整流板26bで形成され
た渦流整流加速溝26cを設けた渦流整流加速機構26
とよりなることを特徴とするサイクロン型集塵装置とし
たものである。
錐コーン20bとなり、その逆円錐コーン20bの下端
が塵埃排出口20cとなった分離室20と、この分離室
20に下端が封鎖された下部21aが同軸状に配置さ
れ、清浄空気排出口21bを有する上部21cが分離室
20から外方に突出し、前記分離室20に位置する周面
21dに多数の小孔あるいはメッシュ21eが設けられ
た内側清浄空気排出管21と、この内側清浄空気排出管
21を分離室20内で所定間隔をおいて囲撓するように
設け、下端が封鎖され、周面22aに多数の小孔あるい
はメッシュ22bが設けられた外側清浄空気排出管22
と、この内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管
22との間に充填した小球体または小粒体23と、前記
分離室20の上壁20dに同軸状に穿設した開口20e
に接続し前記内側清浄空気排出管21の上部21cを囲
撓するように設けた円筒状分流室24と、この円筒状分
流室24に接線方向から含塵空気が流入するように設け
た含塵空気流入口25と、前記分離室20の上壁20d
に穿設した開口20eから所望間隔を置いた内方位置で
前記内側清浄空気排出管21の回りに設けた板26aの
上に、前記開口20eから流入した含塵空気の渦流を整
流および加速するための複数の整流板26bで形成され
た渦流整流加速溝26cを設けた渦流整流加速機構26
とよりなることを特徴とするサイクロン型集塵装置とし
たものである。
【0009】また、上方部が円筒20aで下方部が逆円
錐コーン20bとなり、その逆円錐コーン20bの下端
が塵埃排出口20cとなった分離室20と、この分離室
20に下部21aが同軸状に配置され、清浄空気排出口
21bを有する上部21cが分離室20から外方に突出
し、周面21dに多数の小孔あるいはメッシュ21eが
設けられた内側清浄空気排出管21と、この内側清浄空
気排出管21を分離室20内で所定間隔をおいて囲撓す
るように設け、周面22aに多数の小孔あるいはメッシ
ュ22bが設けられた外側清浄空気排出管22と、この
内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管22との
間に充填した小球体または小粒体23と、前記内側清浄
空気排出管21と外側清浄空気排出管22との間の上端
部に前記小球体または小粒体23の充填口27および充
填した小球体または小粒体23が脱落しないように前記
内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管22との
間の下端を封鎖した蓋体28と、前記分離室20の上壁
20dに同軸状に穿設した開口20eに接続し前記内側
清浄空気排出管21の上部21cを囲撓するように設け
た円筒状分流室24と、この円筒状分流室24に接線方
向から含塵空気が流入するように設けた含塵空気流入口
25と、前記分離室20の上壁20dに穿設した開口2
0eから所望間隔を置いた内方位置で前記内側清浄空気
排出管21の回りに設けた板26aの上に、前記開口2
0eから流入した含塵空気の渦流を整流および加速する
ための複数の整流板26bで形成された渦流整流加速溝
26cを設けた渦流整流加速機構26とよりなることを
特徴とするサイクロン型集塵装置としたものである。
錐コーン20bとなり、その逆円錐コーン20bの下端
が塵埃排出口20cとなった分離室20と、この分離室
20に下部21aが同軸状に配置され、清浄空気排出口
21bを有する上部21cが分離室20から外方に突出
し、周面21dに多数の小孔あるいはメッシュ21eが
設けられた内側清浄空気排出管21と、この内側清浄空
気排出管21を分離室20内で所定間隔をおいて囲撓す
るように設け、周面22aに多数の小孔あるいはメッシ
ュ22bが設けられた外側清浄空気排出管22と、この
内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管22との
間に充填した小球体または小粒体23と、前記内側清浄
空気排出管21と外側清浄空気排出管22との間の上端
部に前記小球体または小粒体23の充填口27および充
填した小球体または小粒体23が脱落しないように前記
内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管22との
間の下端を封鎖した蓋体28と、前記分離室20の上壁
20dに同軸状に穿設した開口20eに接続し前記内側
清浄空気排出管21の上部21cを囲撓するように設け
た円筒状分流室24と、この円筒状分流室24に接線方
向から含塵空気が流入するように設けた含塵空気流入口
25と、前記分離室20の上壁20dに穿設した開口2
0eから所望間隔を置いた内方位置で前記内側清浄空気
排出管21の回りに設けた板26aの上に、前記開口2
0eから流入した含塵空気の渦流を整流および加速する
ための複数の整流板26bで形成された渦流整流加速溝
26cを設けた渦流整流加速機構26とよりなることを
特徴とするサイクロン型集塵装置としたものである。
【0010】また、上方部が円筒20aで下方部が逆円
錐コーン20bとなり、その逆円錐コーン20bの下端
が塵埃排出口20cとなった分離室20と、この分離室
20に同軸状に配置されて下端に清浄空気排出口21f
を有し、上端が封鎖された上部21cが分離室20から
外方に突出し、下部21aが同軸状に分離室20に位置
する周面に多数の小孔あるいはメッシュが設けられた内
側清浄空気排出管21と、この内側清浄空気排出管21
を分離室20内で所定間隔をおいて囲撓するように設
け、周面に多数の小孔あるいはメッシュが設けられた外
側清浄空気排出管22と、この内側清浄空気排出管21
と外側清浄空気排出管22との間に充填した小球体また
は小粒体23と、前記内側清浄空気排出管21と外側清
浄空気排出管22との間の上端部に前記小球体または小
粒体23の充填口27および充填した小球体または小粒
体23が脱落しないように前記内側清浄空気排出管21
と外側清浄空気排出管22との間の下端を封鎖した蓋体
28と、前記分離室20の上壁20dに同軸状に穿設し
た開口20eに接続し前記内側清浄空気排出管21の上
部21cを囲撓するように設けた円筒状分流室24と、
この円筒状分流室24に接線方向から含塵空気が流入す
るように設けた含塵空気流入口25と、前記分離室20
の上壁20dに穿設した開口20eから所望間隔を置い
た内方位置で前記内側清浄空気排出管21の回りに設け
た板26aの上に、前記開口20eから流入した含塵空
気の渦流を整流および加速するための複数の整流板26
bで形成された渦流整流加速溝26cを設けた渦流整流
加速機構26とよりなることを特徴とするサイクロン型
集塵装置としたものである。
錐コーン20bとなり、その逆円錐コーン20bの下端
が塵埃排出口20cとなった分離室20と、この分離室
20に同軸状に配置されて下端に清浄空気排出口21f
を有し、上端が封鎖された上部21cが分離室20から
外方に突出し、下部21aが同軸状に分離室20に位置
する周面に多数の小孔あるいはメッシュが設けられた内
側清浄空気排出管21と、この内側清浄空気排出管21
を分離室20内で所定間隔をおいて囲撓するように設
け、周面に多数の小孔あるいはメッシュが設けられた外
側清浄空気排出管22と、この内側清浄空気排出管21
と外側清浄空気排出管22との間に充填した小球体また
は小粒体23と、前記内側清浄空気排出管21と外側清
浄空気排出管22との間の上端部に前記小球体または小
粒体23の充填口27および充填した小球体または小粒
体23が脱落しないように前記内側清浄空気排出管21
と外側清浄空気排出管22との間の下端を封鎖した蓋体
28と、前記分離室20の上壁20dに同軸状に穿設し
た開口20eに接続し前記内側清浄空気排出管21の上
部21cを囲撓するように設けた円筒状分流室24と、
この円筒状分流室24に接線方向から含塵空気が流入す
るように設けた含塵空気流入口25と、前記分離室20
の上壁20dに穿設した開口20eから所望間隔を置い
た内方位置で前記内側清浄空気排出管21の回りに設け
た板26aの上に、前記開口20eから流入した含塵空
気の渦流を整流および加速するための複数の整流板26
bで形成された渦流整流加速溝26cを設けた渦流整流
加速機構26とよりなることを特徴とするサイクロン型
集塵装置としたものである。
【0011】また、前記円筒状分流室24に、接線方向
から含塵空気が流入するように含塵空気流入口25を複
数個設けたことを特徴とするサイクロン型集塵装置とし
たものである。
から含塵空気が流入するように含塵空気流入口25を複
数個設けたことを特徴とするサイクロン型集塵装置とし
たものである。
【0012】また、小球体または小粒体13または小球
体または小粒体23は、ガラス、プラスチック、セラミ
ック、電気石、ゼオライト、活性アルミナ、シリカゲ
ル、金属で作られたことを特徴とするサイクロン型集塵
装置としたものである。
体または小粒体23は、ガラス、プラスチック、セラミ
ック、電気石、ゼオライト、活性アルミナ、シリカゲ
ル、金属で作られたことを特徴とするサイクロン型集塵
装置としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明のサイクロン型集
塵装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1の(a)はこのサイクロン型集塵装置の第1の実施
の態様を示す縦断図、(b)図は(a)図のX部の拡大
図、図2はその平面図であり、10は分離室で、円筒の
接線方向に含塵空気流入口10aを有し、上方部が円筒
10bで、下方部が逆円錐コーン10cとなり、その逆
円錐コーン10cの下端が塵埃排出口10dとなってい
る。
塵装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1の(a)はこのサイクロン型集塵装置の第1の実施
の態様を示す縦断図、(b)図は(a)図のX部の拡大
図、図2はその平面図であり、10は分離室で、円筒の
接線方向に含塵空気流入口10aを有し、上方部が円筒
10bで、下方部が逆円錐コーン10cとなり、その逆
円錐コーン10cの下端が塵埃排出口10dとなってい
る。
【0014】11は内側清浄空気排出管で、前記分離室
10の上端から同軸状に分離室10内に貫通され、上端
に設けた清浄空気排出口11aが図示しない吸引装置
(バキューム装置)に連結され、下端が封鎖され、周面
11bに多数の小孔あるいはメッシュ11cが設けられ
ている。12は外側清浄空気排出管で、前記内側清浄空
気排出管11を所定間隔をおいて囲撓するように設け、
下端が封鎖され、周面12aに多数の小孔あるいはメッ
シュ12bが設けられている。13は前記内側清浄空気
排出管11と外側清浄空気排出管12との間に充填した
例えば直径3mm程度の小球体または小粒体であり、こ
の小球体または小粒体はガラス、プラスチック、セラミ
ック、電気石、ゼオライト、活性アルミナ、シリカゲ
ル、金属(軽金属)等で作られる。
10の上端から同軸状に分離室10内に貫通され、上端
に設けた清浄空気排出口11aが図示しない吸引装置
(バキューム装置)に連結され、下端が封鎖され、周面
11bに多数の小孔あるいはメッシュ11cが設けられ
ている。12は外側清浄空気排出管で、前記内側清浄空
気排出管11を所定間隔をおいて囲撓するように設け、
下端が封鎖され、周面12aに多数の小孔あるいはメッ
シュ12bが設けられている。13は前記内側清浄空気
排出管11と外側清浄空気排出管12との間に充填した
例えば直径3mm程度の小球体または小粒体であり、こ
の小球体または小粒体はガラス、プラスチック、セラミ
ック、電気石、ゼオライト、活性アルミナ、シリカゲ
ル、金属(軽金属)等で作られる。
【0015】この発明のサイクロン型集塵装置の第1の
実施の形態は、以上説明したように構成されているの
で、円筒10bの接線方向に設けた含塵空気流入口10
aから例えば12〜20m/sの速度で含塵空気を分離
室10の中に送り込むと、その含塵空気は分離室10の
中で渦流となり、含塵空気の塵埃は遠心力で分離室10
の外周に集められ、分離室10の中心部の塵埃の少ない
空気は、外側清浄空気排出管12の周面12aに設けた
多数の小孔あるいはメッシュ12bを通って小球体また
は小粒体13が充填された内部に入り、さらに、前記充
填された小球体または小粒体13の空間を流通する間
に、塵埃の少ない空気に含有されている微細な塵埃は、
前記小球体または小粒体13がガラスやプラスチックや
セラミック等の絶縁材料で作られた場合には小球体また
は小粒体の表面に静電気で吸着させる。また、前記小球
体または小粒体13が電気石で作られた場合には、微細
な塵埃が電気石の焦電気により吸着される。また、前記
小球体または小粒体13がゼオライト、活性アルミナ、
シリカゲル等で作られた場合には、前記ゼオライト、活
性アルミナ、シリカゲル等の表面の微細な凹凸に微細な
塵埃が付着される。また、前記小球体または小粒体13
が金属(軽金属)等で作られた場合には、微細な塵埃が
互いに集結されて小球体または小粒体13の間に溜ま
る。このように微細な塵埃を除去した空気は内側清浄空
気排出管11の周面11bに設けた多数の小孔あるいは
メッシュ11cから内側清浄空気排出管11の中に流入
し、この内側清浄空気排出管11の上端の清浄空気排出
口11aから排出される。このように前記外側清浄空気
排出管12と内側清浄空気排出管11との間に小球体ま
たは小粒体13を充填した場合には、従来のフィルター
のように目詰まりを起こす頻度が少なく、長期間目詰ま
りなく稼働させることができる。
実施の形態は、以上説明したように構成されているの
で、円筒10bの接線方向に設けた含塵空気流入口10
aから例えば12〜20m/sの速度で含塵空気を分離
室10の中に送り込むと、その含塵空気は分離室10の
中で渦流となり、含塵空気の塵埃は遠心力で分離室10
の外周に集められ、分離室10の中心部の塵埃の少ない
空気は、外側清浄空気排出管12の周面12aに設けた
多数の小孔あるいはメッシュ12bを通って小球体また
は小粒体13が充填された内部に入り、さらに、前記充
填された小球体または小粒体13の空間を流通する間
に、塵埃の少ない空気に含有されている微細な塵埃は、
前記小球体または小粒体13がガラスやプラスチックや
セラミック等の絶縁材料で作られた場合には小球体また
は小粒体の表面に静電気で吸着させる。また、前記小球
体または小粒体13が電気石で作られた場合には、微細
な塵埃が電気石の焦電気により吸着される。また、前記
小球体または小粒体13がゼオライト、活性アルミナ、
シリカゲル等で作られた場合には、前記ゼオライト、活
性アルミナ、シリカゲル等の表面の微細な凹凸に微細な
塵埃が付着される。また、前記小球体または小粒体13
が金属(軽金属)等で作られた場合には、微細な塵埃が
互いに集結されて小球体または小粒体13の間に溜ま
る。このように微細な塵埃を除去した空気は内側清浄空
気排出管11の周面11bに設けた多数の小孔あるいは
メッシュ11cから内側清浄空気排出管11の中に流入
し、この内側清浄空気排出管11の上端の清浄空気排出
口11aから排出される。このように前記外側清浄空気
排出管12と内側清浄空気排出管11との間に小球体ま
たは小粒体13を充填した場合には、従来のフィルター
のように目詰まりを起こす頻度が少なく、長期間目詰ま
りなく稼働させることができる。
【0016】図3はこの発明のサイクロン型集塵装置の
第2の実施の態様を示すもので、前記外側清浄空気排出
管12を振動可能に設け、この外側清浄空気排出管12
の周面12aにリンクシャフト14の先端が連結され、
このリンクシャフト14の後端が揺動駆動源15を形成
する回転板15aの偏心位置に連結されて構成されてい
る。このように構成して前記外側清浄空気排出管12を
振動させることにより、前記外側清浄空気排出管12と
内側清浄空気排出管11との間に充填された小球体また
は小粒体13の間を微細な塵埃を有する空気が流通する
間に、その微細な塵埃の集結作用が促進されると共に、
目詰まりがさらに少なくなる利点がある。なお、前記振
動は、前記実施の態様の他に、内側清浄空気排出管1
1、または外側清浄空気排出管12と内側清浄空気排出
管11、または装置全体を振動させるように構成するこ
とも可能である。
第2の実施の態様を示すもので、前記外側清浄空気排出
管12を振動可能に設け、この外側清浄空気排出管12
の周面12aにリンクシャフト14の先端が連結され、
このリンクシャフト14の後端が揺動駆動源15を形成
する回転板15aの偏心位置に連結されて構成されてい
る。このように構成して前記外側清浄空気排出管12を
振動させることにより、前記外側清浄空気排出管12と
内側清浄空気排出管11との間に充填された小球体また
は小粒体13の間を微細な塵埃を有する空気が流通する
間に、その微細な塵埃の集結作用が促進されると共に、
目詰まりがさらに少なくなる利点がある。なお、前記振
動は、前記実施の態様の他に、内側清浄空気排出管1
1、または外側清浄空気排出管12と内側清浄空気排出
管11、または装置全体を振動させるように構成するこ
とも可能である。
【0017】図4の(a)はこの発明のサイクロン型集
塵装置の第3の実施の態様を示す縦断側面図、(b)図
は(a)図のY部の拡大図、図5は図4の(a)のA−
A線における断面により渦流整流加速機構を示す図、図
6は渦流整流加速機構を示す斜視図で、20は分離室
で、上方部が円筒20a、下方部が逆円錐コーン20b
となり、その逆円錐コーン20bの下端が塵埃排出口2
0cとなっている。21は内側清浄空気排出管で、前記
分離室20に下端が封鎖された下部21aが同軸状に配
置され、図示しない吸引装置(バキューム装置)に連結
された清浄空気排出口21bを有する上部21cが、分
離室20から外方に突出し、分離室20に位置する周面
21dに多数の小孔あるいはメッシュ21eが設けられ
ている。22は外側清浄空気排出管で、前記内側清浄空
気排出管21を分離室20内で所定間隔をおいて囲撓す
るように設け、下端が封鎖され、周面22aに多数の小
孔あるいはメッシュ22bが設けられている。23は前
記内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管22と
の間に充填した例えば直径3mm程度の小球体または小
粒体であり、この小球体または小粒体はガラス、プラス
チック、セラミック、電気石、ゼオライト、活性アルミ
ナ、シリカゲル、金属(軽金属)等で作られる。
塵装置の第3の実施の態様を示す縦断側面図、(b)図
は(a)図のY部の拡大図、図5は図4の(a)のA−
A線における断面により渦流整流加速機構を示す図、図
6は渦流整流加速機構を示す斜視図で、20は分離室
で、上方部が円筒20a、下方部が逆円錐コーン20b
となり、その逆円錐コーン20bの下端が塵埃排出口2
0cとなっている。21は内側清浄空気排出管で、前記
分離室20に下端が封鎖された下部21aが同軸状に配
置され、図示しない吸引装置(バキューム装置)に連結
された清浄空気排出口21bを有する上部21cが、分
離室20から外方に突出し、分離室20に位置する周面
21dに多数の小孔あるいはメッシュ21eが設けられ
ている。22は外側清浄空気排出管で、前記内側清浄空
気排出管21を分離室20内で所定間隔をおいて囲撓す
るように設け、下端が封鎖され、周面22aに多数の小
孔あるいはメッシュ22bが設けられている。23は前
記内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管22と
の間に充填した例えば直径3mm程度の小球体または小
粒体であり、この小球体または小粒体はガラス、プラス
チック、セラミック、電気石、ゼオライト、活性アルミ
ナ、シリカゲル、金属(軽金属)等で作られる。
【0018】24は前記分離室20の上壁20dに同軸
状に穿設した開口20eに接続し前記内側清浄空気排出
管21の上部21cを囲撓するように設けた円筒状分流
室で、この円筒状分流室24に接線方向から含塵空気が
流入するように含塵空気流入口25が設けられている。
26は渦流整流加速機構で、図5および図6に詳細に示
すように、前記分離室20の上壁20dに穿設した開口
20eから所望間隔を置いた内方位置で前記内側清浄空
気排出管21の回りに設けた板26aの上に、前記開口
20eから流入した含塵空気の渦流を整流および加速す
るための6個の整流板26bで形成された6個の渦流整
流加速溝26cを設けて構成されている。なお、図中、
29は前記分離室20の下端の塵埃排出口20cに、接
離自在に接続した塵埃溜容器である。
状に穿設した開口20eに接続し前記内側清浄空気排出
管21の上部21cを囲撓するように設けた円筒状分流
室で、この円筒状分流室24に接線方向から含塵空気が
流入するように含塵空気流入口25が設けられている。
26は渦流整流加速機構で、図5および図6に詳細に示
すように、前記分離室20の上壁20dに穿設した開口
20eから所望間隔を置いた内方位置で前記内側清浄空
気排出管21の回りに設けた板26aの上に、前記開口
20eから流入した含塵空気の渦流を整流および加速す
るための6個の整流板26bで形成された6個の渦流整
流加速溝26cを設けて構成されている。なお、図中、
29は前記分離室20の下端の塵埃排出口20cに、接
離自在に接続した塵埃溜容器である。
【0019】この発明のサイクロン型集塵装置の第3の
実施の形態は、以上説明したように構成されているの
で、含塵空気を含塵空気流入口25から例えば12〜2
0m/sの速度で円筒状分流室24の中に送り込むと、
その含塵空気は、前記渦流整流加速機構26を構成する
6個の渦流整流加速溝26cによって渦流に整流される
と共に加速される。すなわち、前記渦流整流加速機構2
6を構成する6個の渦流整流加速溝26cの空気の流通
方向に直交する断面積の総和を、例えば前記含塵気体流
入口25の空気の流通方向に直交する断面積の1/2と
すると、前記渦流整流加速溝26cを流通する空気の流
速は、前記含塵気体流入口25を流通する空気の流速の
2倍となり、塵埃に作用する遠心力を強めて、塵埃は分
離室20の外周部に集められて、集塵機能が高められ
る。
実施の形態は、以上説明したように構成されているの
で、含塵空気を含塵空気流入口25から例えば12〜2
0m/sの速度で円筒状分流室24の中に送り込むと、
その含塵空気は、前記渦流整流加速機構26を構成する
6個の渦流整流加速溝26cによって渦流に整流される
と共に加速される。すなわち、前記渦流整流加速機構2
6を構成する6個の渦流整流加速溝26cの空気の流通
方向に直交する断面積の総和を、例えば前記含塵気体流
入口25の空気の流通方向に直交する断面積の1/2と
すると、前記渦流整流加速溝26cを流通する空気の流
速は、前記含塵気体流入口25を流通する空気の流速の
2倍となり、塵埃に作用する遠心力を強めて、塵埃は分
離室20の外周部に集められて、集塵機能が高められ
る。
【0020】また、分離室20の中心部の塵埃の少ない
空気は、前記第1の実施の形態と同様に、外側清浄空気
排出管22の周面22aに設けた多数の小孔あるいはメ
ッシュ22bを通って小球体または小粒体23が充填さ
れた内部に入り、さらに、前記充填された小球体または
小粒体23の空間を流通する間に、塵埃の少ない空気に
含有されている微細な塵埃は集結されて、前記外側清浄
空気排出管22と内側清浄空気排出管21との間に残
り、塵埃の無い空気は内側清浄空気排出管21の周面2
1dに設けた多数の小孔あるいはメッシュ21eから内
側清浄空気排出管21の中に流入し、この内側清浄空気
排出管21の上端の清浄空気排出口21bから排出され
る。
空気は、前記第1の実施の形態と同様に、外側清浄空気
排出管22の周面22aに設けた多数の小孔あるいはメ
ッシュ22bを通って小球体または小粒体23が充填さ
れた内部に入り、さらに、前記充填された小球体または
小粒体23の空間を流通する間に、塵埃の少ない空気に
含有されている微細な塵埃は集結されて、前記外側清浄
空気排出管22と内側清浄空気排出管21との間に残
り、塵埃の無い空気は内側清浄空気排出管21の周面2
1dに設けた多数の小孔あるいはメッシュ21eから内
側清浄空気排出管21の中に流入し、この内側清浄空気
排出管21の上端の清浄空気排出口21bから排出され
る。
【0021】図7はこの発明のサイクロン型集塵装置の
第4の実施の態様を示す縦断側面図で、前記第3の実施
の態様と相違する点は、内側清浄空気排出管21の下部
21aが分離室20に同軸状に配置され、清浄空気排出
口21bを有する上部21cが分離室20から外方に突
出し、分離室20内に位置する下部21aの周面に多数
の小孔あるいはメッシュが設けられている(図4の
(b)参照)。この内側清浄空気排出管21を分離室2
0内で所定間隔をおいて囲撓するように外側清浄空気排
出管22を設け、周面に多数の小孔あるいはメッシュが
設けられている(図4の(b)参照)。この内側清浄空
気排出管21と外側清浄空気排出管22との間に、上端
部に設けた充填口27から小球体または小粒体23を充
填し、充填した小球体または小粒体23が脱落しないよ
うに前記内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管
22との間の下端を蓋体28で封鎖して構成した点であ
る。このように構成したことにより、新しい小球体また
は小粒体23を充填し代えるときに、前の小球体または
小粒体23を前記内側清浄空気排出管21と外側清浄空
気排出管22との間の下端から抜き取る際に、前記蓋体
28を開けることにより、容易に小球体または小粒体2
3を抜き取ることができる。
第4の実施の態様を示す縦断側面図で、前記第3の実施
の態様と相違する点は、内側清浄空気排出管21の下部
21aが分離室20に同軸状に配置され、清浄空気排出
口21bを有する上部21cが分離室20から外方に突
出し、分離室20内に位置する下部21aの周面に多数
の小孔あるいはメッシュが設けられている(図4の
(b)参照)。この内側清浄空気排出管21を分離室2
0内で所定間隔をおいて囲撓するように外側清浄空気排
出管22を設け、周面に多数の小孔あるいはメッシュが
設けられている(図4の(b)参照)。この内側清浄空
気排出管21と外側清浄空気排出管22との間に、上端
部に設けた充填口27から小球体または小粒体23を充
填し、充填した小球体または小粒体23が脱落しないよ
うに前記内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管
22との間の下端を蓋体28で封鎖して構成した点であ
る。このように構成したことにより、新しい小球体また
は小粒体23を充填し代えるときに、前の小球体または
小粒体23を前記内側清浄空気排出管21と外側清浄空
気排出管22との間の下端から抜き取る際に、前記蓋体
28を開けることにより、容易に小球体または小粒体2
3を抜き取ることができる。
【0022】図8はこの発明のサイクロン型集塵装置の
第5の実施の態様を示す縦断側面図で、前記第4の実施
の態様と相違する点は、内側清浄空気排出管21と外側
清浄空気排出管22を下端部に行くに従って径を小さく
した点である。
第5の実施の態様を示す縦断側面図で、前記第4の実施
の態様と相違する点は、内側清浄空気排出管21と外側
清浄空気排出管22を下端部に行くに従って径を小さく
した点である。
【0023】図9はこの発明のサイクロン型集塵装置の
第6の実施の態様を示す縦断側面図で、前記第4の実施
と相違する点は、分離室20に同軸状に配置され、下端
に図示しない吸引装置(バキューム装置)に連結された
清浄空気排出口21fを有し、上端が封鎖された上部2
1cが分離室20から外方に突出し、分離室20内に位
置する下端21aの周面に多数の小孔あるいはメッシュ
が設けられた内側清浄空気排出管21(図4の(b)参
照)を、分離室20内で所定間隔をおいて囲撓するよ
う、周面に多数の小孔あるいはメッシュが設けられた外
側清浄空気排出管22(図4の(b)参照)を設け、こ
の内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管22と
の間に小球体または小粒体23を充填した点である。
第6の実施の態様を示す縦断側面図で、前記第4の実施
と相違する点は、分離室20に同軸状に配置され、下端
に図示しない吸引装置(バキューム装置)に連結された
清浄空気排出口21fを有し、上端が封鎖された上部2
1cが分離室20から外方に突出し、分離室20内に位
置する下端21aの周面に多数の小孔あるいはメッシュ
が設けられた内側清浄空気排出管21(図4の(b)参
照)を、分離室20内で所定間隔をおいて囲撓するよ
う、周面に多数の小孔あるいはメッシュが設けられた外
側清浄空気排出管22(図4の(b)参照)を設け、こ
の内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管22と
の間に小球体または小粒体23を充填した点である。
【0024】図10はこの発明のサイクロン型集塵装置
の第7の実施の態様を示す縦断側面図で、前記第6の実
施と相違する点は、内側清浄空気排出管21と外側清浄
空気排出管22を上端部に行くに従って径を小さくした
点である。
の第7の実施の態様を示す縦断側面図で、前記第6の実
施と相違する点は、内側清浄空気排出管21と外側清浄
空気排出管22を上端部に行くに従って径を小さくした
点である。
【0025】図11はこの発明のサイクロン型集塵装置
の第8の実施の態様を示す平面図であり、サイクロン型
集塵装置が大型の場合には、前記円筒状分流室24に、
接線方向から含塵空気が流入するように含塵空気流入口
25を複数個設けることにより、複数箇所から発生する
塵埃の処理を1個のサイクロン型集塵装置で行うことが
できる。
の第8の実施の態様を示す平面図であり、サイクロン型
集塵装置が大型の場合には、前記円筒状分流室24に、
接線方向から含塵空気が流入するように含塵空気流入口
25を複数個設けることにより、複数箇所から発生する
塵埃の処理を1個のサイクロン型集塵装置で行うことが
できる。
【0026】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、サイ
クロン型集塵装置を構成する、周面に多数の小孔あるい
はメッシュが設けられた内側清浄空気排出管と外側清浄
空気排出管との間に小球体または小粒体を充填したこと
により、前記充填された小球体または小粒体の空間を微
細な塵埃を含んだ空気が流通する間に、その空気に含有
されている微細な塵埃は前記小球体または小粒体に捕捉
されて、前記外側清浄空気排出管と前記内側清浄空気排
出管との間に溜まり、捕捉された塵埃は次第に大きくな
り、自然に落下するかあるいは振動により除去される。
そして、塵埃の無い空気は内側清浄空気排出管の周面に
設けた多数の小孔あるいはメッシュから内側清浄空気排
出管の中に流入し、この内側清浄空気排出管の清浄空気
排出口から排出される。また、このように前記外側清浄
空気排出管と前記内側清浄空気排出管との間に小孔を充
填した場合には、従来のフィルターのように目詰まりを
起こす頻度が少なく、長期間目詰まりなく使用すること
ができる。
クロン型集塵装置を構成する、周面に多数の小孔あるい
はメッシュが設けられた内側清浄空気排出管と外側清浄
空気排出管との間に小球体または小粒体を充填したこと
により、前記充填された小球体または小粒体の空間を微
細な塵埃を含んだ空気が流通する間に、その空気に含有
されている微細な塵埃は前記小球体または小粒体に捕捉
されて、前記外側清浄空気排出管と前記内側清浄空気排
出管との間に溜まり、捕捉された塵埃は次第に大きくな
り、自然に落下するかあるいは振動により除去される。
そして、塵埃の無い空気は内側清浄空気排出管の周面に
設けた多数の小孔あるいはメッシュから内側清浄空気排
出管の中に流入し、この内側清浄空気排出管の清浄空気
排出口から排出される。また、このように前記外側清浄
空気排出管と前記内側清浄空気排出管との間に小孔を充
填した場合には、従来のフィルターのように目詰まりを
起こす頻度が少なく、長期間目詰まりなく使用すること
ができる。
【0027】また、前記のような渦流整流加速機構を備
えたことにより、含塵気体流入口から円筒状分流室に流
入し、さらに、円筒状分流室から分離室に流入する含塵
気体は、前記分離室の上壁に穿設した開口から所望間隔
を置いた位置で前記内側清浄空気排出管の回りに設けた
板の上に、前記開口から流入した含塵空気を渦流に整流
および加速するように設けた複数の渦流整流加速溝によ
って整流された渦流を加速して分離室に流入し、塵埃に
作用する遠心力を強めて塵埃を分離室の外周部に集め、
分離室の中心部の塵埃の少ない清浄空気を外側清浄空気
排出管の周面に設けた多数の小孔あるいはメッシュから
充填されて小球体または小粒体の中を通し、さらに、内
側清浄空気排出管の周面に設けた多数の小孔あるいはメ
ッシュから内側清浄空気排出管の中を通して排出するよ
うにしたので、前記渦流整流加速機構による分離室内の
渦流の加速と、外側清浄空気排出管と内側清浄空気排出
管との間に充填した小球体または小粒体の作用によっ
て、集塵機能を高めることができ、ミクロン単位やサブ
ミクロン単位の塵埃も集塵することができるようになっ
た。
えたことにより、含塵気体流入口から円筒状分流室に流
入し、さらに、円筒状分流室から分離室に流入する含塵
気体は、前記分離室の上壁に穿設した開口から所望間隔
を置いた位置で前記内側清浄空気排出管の回りに設けた
板の上に、前記開口から流入した含塵空気を渦流に整流
および加速するように設けた複数の渦流整流加速溝によ
って整流された渦流を加速して分離室に流入し、塵埃に
作用する遠心力を強めて塵埃を分離室の外周部に集め、
分離室の中心部の塵埃の少ない清浄空気を外側清浄空気
排出管の周面に設けた多数の小孔あるいはメッシュから
充填されて小球体または小粒体の中を通し、さらに、内
側清浄空気排出管の周面に設けた多数の小孔あるいはメ
ッシュから内側清浄空気排出管の中を通して排出するよ
うにしたので、前記渦流整流加速機構による分離室内の
渦流の加速と、外側清浄空気排出管と内側清浄空気排出
管との間に充填した小球体または小粒体の作用によっ
て、集塵機能を高めることができ、ミクロン単位やサブ
ミクロン単位の塵埃も集塵することができるようになっ
た。
【図1】この発明のサイクロン型集塵装置の第1の実施
の形態を示す図である。
の形態を示す図である。
【図2】この発明のサイクロン型集塵装置の第1の実施
の形態を示す平面図である。
の形態を示す平面図である。
【図3】この発明のサイクロン型集塵装置の第2の実施
の形態を示す図である。
の形態を示す図である。
【図4】この発明のサイクロン型集塵装置の第3の実施
の形態を示す図である。
の形態を示す図である。
【図5】図4のA−A線における断面により渦流整流加
速機構を示す図である。
速機構を示す図である。
【図6】渦流整流加速機構を示す斜視図である。
【図7】この発明のサイクロン型集塵装置の第4の実施
の形態を示す図である。
の形態を示す図である。
【図8】この発明のサイクロン型集塵装置の第5の実施
の形態を示す図である。
の形態を示す図である。
【図9】この発明のサイクロン型集塵装置の第6の実施
の形態を示す図である。
の形態を示す図である。
【図10】この発明のサイクロン型集塵装置の第7の実
施の形態を示す図である。
施の形態を示す図である。
【図11】この発明のサイクロン型集塵装置の第8の実
施の形態を示す平面図である。
施の形態を示す平面図である。
【図12】従来のサイクロン型集塵装置の縦断面図であ
る。
る。
【図13】他の従来のサイクロン型集塵装置の縦断面図
である。
である。
1 サイクロン型集塵器 2 分離室 2a 円筒 2b 逆円錐コーン 2c 塵埃排出口 3 清浄空気排出管 3a ルーバー状の切り込 4 サイクロン型集塵器 5 分離室 5a 円筒 5b 逆円錐コーン 5c 塵埃排出口 6 清浄空気排出管 7 網状フィルター 8 空気の流入口 10 分離室 10a 含塵空気流入口 10b 円筒 10c 逆円錐コーン 10d 塵埃排出口 11 内側清浄空気排出管 11a 清浄空気排出口 11b 周面 11c 小孔あるいはメッシュ 12 外側清浄空気排出管 12a 周面 12b 小孔あるいはメッシュ 13 小球体または小粒体 14 リンクシャフト 15 揺動駆動源 15a 回転板 20 分離室 20a 円筒 20b 逆円錐コーン 20c 塵埃排出口 20d 上壁 20e 開口 21 内側清浄空気排出管 21a 下部 21b 清浄空気排出口 21c 上部 21d 周面 21e 小孔あるいはメッシュ 21f 清浄空気排出口 22 外側清浄空気排出管 22a 周面 22b 小孔あるいはメッシュ 23 小球体または小粒体 24 円筒状分流室 25 含塵空気流入口 26 渦流整流加速機構 26a 板 26b 整流板 26c 渦流整流加速溝 27 小球体または小粒体の充填口 28 蓋体 29 塵埃溜容器
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B04C 11/00 B04C 11/00 (72)発明者 森安 祥二 東京都杉並区南荻窪4−29−10 田丸ビル 東洋技術工業株式会社内 (72)発明者 粟田 煕 東京都杉並区南荻窪4−29−10 田丸ビル 東洋技術工業株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】円筒の接線方向に含塵空気流入口10aを
有し上方部が円筒10bで、下方部が逆円錐コーン10
cとなり、その逆円錐コーン10cの下端が塵埃排出口
10dとなった分離室10と、 この分離室10の上端から同軸状に分離室10内に貫通
され、上端が清浄空気排出口11aとなり、下端が封鎖
され、周面11bに多数の小孔あるいはメッシュ11c
が設けられた内側清浄空気排出管11と、 この内側清浄空気排出管11を所定間隔をおいて囲撓す
るように設け、下端が封鎖されて周面12aに多数の小
孔あるいはメッシュ12bが設けられた外側清浄空気排
出管12と、 この内側清浄空気排出管11と外側清浄空気排出管12
との間に充填した小球体または小粒体13とより構成し
たことを特徴とするサイクロン型集塵装置。 - 【請求項2】前記外側清浄空気排出管12、または内側
清浄空気排出管11、または外側清浄空気排出管12と
内側清浄空気排出管11、または装置全体を振動させる
ように構成したことを特徴とする請求項1に記載のサイ
クロン型集塵装置。 - 【請求項3】上方部が円筒20aで下方部が逆円錐コー
ン20bとなり、その逆円錐コーン20bの下端が塵埃
排出口20cとなった分離室20と、 この分離室20に下端が封鎖された下部21aが同軸状
に配置され、清浄空気排出口21bを有する上部21c
が分離室20から外方に突出し、前記分離室20に位置
する周面21dに多数の小孔あるいはメッシュ21eが
設けられた内側清浄空気排出管21と、 この内側清浄空気排出管21を分離室20内で所定間隔
をおいて囲撓するように設け、下端が封鎖され、周面2
2aに多数の小孔あるいはメッシュ22bが設けられた
外側清浄空気排出管22と、 この内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管22
との間に充填した小球体または小粒体23と、 前記分離室20の上壁20dに同軸状に穿設した開口2
0eに接続し前記内側清浄空気排出管21の上部21c
を囲撓するように設けた円筒状分流室24と、 この円筒状分流室24に接線方向から含塵空気が流入す
るように設けた含塵空気流入口25と、 前記分離室20の上壁20dに穿設した開口20eから
所望間隔を置いた内方位置で前記内側清浄空気排出管2
1の回りに設けた板26aの上に、前記開口20eから
流入した含塵空気の渦流を整流および加速するための複
数の整流板26bで形成された渦流整流加速溝26cを
設けた渦流整流加速機構26とよりなることを特徴とす
るサイクロン型集塵装置。 - 【請求項4】上方部が円筒20aで下方部が逆円錐コー
ン20bとなり、その逆円錐コーン20bの下端が塵埃
排出口20cとなった分離室20と、 この分離室20に下部21aが同軸状に配置され、清浄
空気排出口21bを有する上部21cが分離室20から
外方に突出し、周面21dに多数の小孔あるいはメッシ
ュ21eが設けられた内側清浄空気排出管21と、 この内側清浄空気排出管21を分離室20内で所定間隔
をおいて囲撓するように設け、周面22aに多数の小孔
あるいはメッシュ22bが設けられた外側清浄空気排出
管22と、 この内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管22
との間に充填した小球体または小粒体23と、 前記内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管22
との間の上端部に前記小球体または小粒体23の充填口
27および充填した小球体または小粒体23が脱落しな
いように前記内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排
出管22との間の下端を封鎖した蓋体28と、 前記分離室20の上壁20dに同軸状に穿設した開口2
0eに接続し前記内側清浄空気排出管21の上部21c
を囲撓するように設けた円筒状分流室24と、 この円筒状分流室24に接線方向から含塵空気が流入す
るように設けた含塵空気流入口25と、 前記分離室20の上壁20dに穿設した開口20eから
所望間隔を置いた内方位置で前記内側清浄空気排出管2
1の回りに設けた板26aの上に、前記開口20eから
流入した含塵空気の渦流を整流および加速するための複
数の整流板26bで形成された渦流整流加速溝26cを
設けた渦流整流加速機構26とよりなることを特徴とす
るサイクロン型集塵装置。 - 【請求項5】上方部が円筒20aで下方部が逆円錐コー
ン20bとなり、その逆円錐コーン20bの下端が塵埃
排出口20cとなった分離室20と、 この分離室20に同軸状に配置されて下端に清浄空気排
出口21fを有し、上端が封鎖された上部21cが分離
室20から外方に突出し、下部21aが同軸状に分離室
20に位置する周面に多数の小孔あるいはメッシュが設
けられた内側清浄空気排出管21と、 この内側清浄空気排出管21を分離室20内で所定間隔
をおいて囲撓するように設け、周面に多数の小孔あるい
はメッシュが設けられた外側清浄空気排出管22と、 この内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管22
との間に充填した小球体または小粒体23と、 前記内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排出管22
との間の上端部に前記小球体または小粒体23の充填口
27および充填した小球体または小粒体23が脱落しな
いように前記内側清浄空気排出管21と外側清浄空気排
出管22との間の下端を封鎖した蓋体28と、 前記分離室20の上壁20dに同軸状に穿設した開口2
0eに接続し前記内側清浄空気排出管21の上部21c
を囲撓するように設けた円筒状分流室24と、 この円筒状分流室24に接線方向から含塵空気が流入す
るように設けた含塵空気流入口25と、 前記分離室20の上壁20dに穿設した開口20eから
所望間隔を置いた内方位置で前記内側清浄空気排出管2
1の回りに設けた板26aの上に、前記開口20eから
流入した含塵空気の渦流を整流および加速するための複
数の整流板26bで形成された渦流整流加速溝26cを
設けた渦流整流加速機構26とよりなることを特徴とす
るサイクロン型集塵装置。 - 【請求項6】請求項3または請求項4または請求項5の
いずれか一つの請求項に記載の円筒状分流室24に、接
線方向から含塵空気が流入するように含塵空気流入口2
5を複数個設けたことを特徴とするサイクロン型集塵装
置。 - 【請求項7】請求項1または請求項3または請求項4ま
たは請求項5のいずれか一つの請求項に記載の小球体ま
たは小粒体13または小球体または小粒体23は、ガラ
ス、プラスチック、セラミック、電気石、ゼオライト、
活性アルミナ、シリカゲル、金属で作られたことを特徴
とするサイクロン型集塵装置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
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JP7327594A JPH09164344A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | サイクロン型集塵装置 |
EP96118051A EP0841085A1 (en) | 1995-12-15 | 1996-11-11 | Cyclon type dust collector |
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