JP2003190838A - サイクロン式微粉捕集装置 - Google Patents
サイクロン式微粉捕集装置Info
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- JP2003190838A JP2003190838A JP2001399194A JP2001399194A JP2003190838A JP 2003190838 A JP2003190838 A JP 2003190838A JP 2001399194 A JP2001399194 A JP 2001399194A JP 2001399194 A JP2001399194 A JP 2001399194A JP 2003190838 A JP2003190838 A JP 2003190838A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のサイクロンでは捕集困難であった粒子
径の微粉を、効率的に捕集できるサイクロン式微粉捕集
装置を提供する。 【解決手段】 サイクロン本体2と、該サイクロン本体
2の側方に設けられた微粉凝集部3と、微粉含有ガスR
を前記サイクロン本体2に導入するための微粉含有ガス
導入路4とから構成されており、前記微粉凝集部3は、
微粉含有ガス導入路4下方に設けられた吸着性粉体投入
部31と、前記微粉含有ガス導入路4と前記吸着性粉体
投入部31の間に設けられた電位付与手段32、及び前
記吸着性粉体投入部31と前記サイクロン本体2の間
で、前記微粉含有ガス導入路4の上下に設けられた超音
波付与手段33とから構成されているサイクロン式微粉
捕集装置。
径の微粉を、効率的に捕集できるサイクロン式微粉捕集
装置を提供する。 【解決手段】 サイクロン本体2と、該サイクロン本体
2の側方に設けられた微粉凝集部3と、微粉含有ガスR
を前記サイクロン本体2に導入するための微粉含有ガス
導入路4とから構成されており、前記微粉凝集部3は、
微粉含有ガス導入路4下方に設けられた吸着性粉体投入
部31と、前記微粉含有ガス導入路4と前記吸着性粉体
投入部31の間に設けられた電位付与手段32、及び前
記吸着性粉体投入部31と前記サイクロン本体2の間
で、前記微粉含有ガス導入路4の上下に設けられた超音
波付与手段33とから構成されているサイクロン式微粉
捕集装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微粉含有ガスを旋
回流にして遠心力により清浄ガスと微粉を含むダストを
分離するサイクロン式微粉捕集装置に関するものであ
る。
回流にして遠心力により清浄ガスと微粉を含むダストを
分離するサイクロン式微粉捕集装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、気流中に含まれる微粉体を捕集す
る装置としては、一般にサイクロンによって比較的大粒
の微粉体を捕集した後、その後段に設置されたバグフィ
ルターによって微細な微粉体を捕集するように構成され
た集塵装置が用いられてきた。一方、サイクロンを単独
で用いた集塵装置として、特開平10−384号公報に
は、含塵ガスから清浄ガスを分離する外筒と内筒からな
るサイクロン式集塵装置において、下降旋回流の旋回速
度を外筒の断面積を拡径することによって急激に遅くし
て粉体の相対的な沈降速度を速めると同時に、前記内筒
の下端を前記下降旋回流が遅くなる場所まで延長したこ
とによって、粉体から上昇流の距離を大きくとり、その
結果、内筒に流入する清浄ガスへの粉体混入率を激減さ
せるサイクロン式集塵装置が開示されている。
る装置としては、一般にサイクロンによって比較的大粒
の微粉体を捕集した後、その後段に設置されたバグフィ
ルターによって微細な微粉体を捕集するように構成され
た集塵装置が用いられてきた。一方、サイクロンを単独
で用いた集塵装置として、特開平10−384号公報に
は、含塵ガスから清浄ガスを分離する外筒と内筒からな
るサイクロン式集塵装置において、下降旋回流の旋回速
度を外筒の断面積を拡径することによって急激に遅くし
て粉体の相対的な沈降速度を速めると同時に、前記内筒
の下端を前記下降旋回流が遅くなる場所まで延長したこ
とによって、粉体から上昇流の距離を大きくとり、その
結果、内筒に流入する清浄ガスへの粉体混入率を激減さ
せるサイクロン式集塵装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サイク
ロンの後段にバグフィルターを設置した集塵装置では、
バグフィルターの濾布の目詰まりによる捕集効率の低
下、メンテナンスの煩雑さ、及び濾過速度の制約上装置
の大型化が不可避である等の問題がある。さらに、食品
等においては菌の繁殖や腐敗等衛生上の問題から、バグ
フィルターは極力避けられる傾向にある。一方、前記特
開平10−384号公報のサイクロン式集塵装置におい
ては、外筒の断面積を拡径することにより、従来では回
収することができなかった程度の粉体まで回収できるサ
イクロン式集塵装置が示されているが、外筒の断面積を
拡径することにより、装置が大型化するという問題があ
った。本発明は、上記の諸点に鑑みなされたもので、従
来のサイクロンでは捕集が困難であった粒子径の微粉
を、サイクロンにより効率的に捕集できるようにするこ
とによって、バグフィルターを用いることなく、あるい
は微粉捕集におけるバグフィルターの負荷を極力低減で
きるようなサイクロン式微粉捕集装置を提供することを
目的とする。
ロンの後段にバグフィルターを設置した集塵装置では、
バグフィルターの濾布の目詰まりによる捕集効率の低
下、メンテナンスの煩雑さ、及び濾過速度の制約上装置
の大型化が不可避である等の問題がある。さらに、食品
等においては菌の繁殖や腐敗等衛生上の問題から、バグ
フィルターは極力避けられる傾向にある。一方、前記特
開平10−384号公報のサイクロン式集塵装置におい
ては、外筒の断面積を拡径することにより、従来では回
収することができなかった程度の粉体まで回収できるサ
イクロン式集塵装置が示されているが、外筒の断面積を
拡径することにより、装置が大型化するという問題があ
った。本発明は、上記の諸点に鑑みなされたもので、従
来のサイクロンでは捕集が困難であった粒子径の微粉
を、サイクロンにより効率的に捕集できるようにするこ
とによって、バグフィルターを用いることなく、あるい
は微粉捕集におけるバグフィルターの負荷を極力低減で
きるようなサイクロン式微粉捕集装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の請求項1は、従来のサイクロンでは捕集困
難であった粒子径の微粉を捕集するために、微粉含有ガ
スから清浄ガスを分離するサイクロン式微粉捕集装置に
おいて、サイクロン本体への微粉含有ガス導入路に微粉
を捕集する微粉凝集部を設けたサイクロン式微粉捕集装
置としている。
に、本発明の請求項1は、従来のサイクロンでは捕集困
難であった粒子径の微粉を捕集するために、微粉含有ガ
スから清浄ガスを分離するサイクロン式微粉捕集装置に
おいて、サイクロン本体への微粉含有ガス導入路に微粉
を捕集する微粉凝集部を設けたサイクロン式微粉捕集装
置としている。
【0005】請求項2では、前記微粉凝集部において、
微粉を捕集する手段として微粉吸着性粉体を投入する
か、またはバインダー液滴を噴霧するサイクロン式微粉
捕集装置として、微紛の捕集効率を向上させている。
微粉を捕集する手段として微粉吸着性粉体を投入する
か、またはバインダー液滴を噴霧するサイクロン式微粉
捕集装置として、微紛の捕集効率を向上させている。
【0006】請求項3では、前記微粉凝集部に、捕集さ
れる微粉が帯電する電位と逆電位の電荷を付与する電位
付加手段または微粉の捕集を促進させるための超音波付
与手段のいずれか、または双方を設けたサイクロン式微
粉捕集装置として、微紛の捕集効率を向上させている。
れる微粉が帯電する電位と逆電位の電荷を付与する電位
付加手段または微粉の捕集を促進させるための超音波付
与手段のいずれか、または双方を設けたサイクロン式微
粉捕集装置として、微紛の捕集効率を向上させている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれらの実
施形態になんら限定されるものではなく、適宜変更して
実施が可能なものである。図1は、本発明のサイクロン
式微粉捕集装置の第一実施形態を示すもので、(a)は
概略説明図であり、(b)は微粉凝集部の拡大図であ
る。同図において、サイクロン式微粉捕集装置1は、サ
イクロン本体2と、該サイクロン本体2の側方に設けら
れた微粉凝集部3と、微粉含有ガスRを前記サイクロン
本体2に導入するための微粉含有ガス導入路4とから構
成されている。前記サイクロン本体2は、微粉含有ガス
Rを下降旋回流Kとして粉体と清浄ガスSとに分離する
筒状部と下方に向かって縮径する円錐状部とからなる外
筒21と、該外筒21の途中で発生する上昇流Jによっ
て清浄ガスSを排出する内筒22と、分離した粉体を回
収するための排出円筒23とから構成されている。
図面に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれらの実
施形態になんら限定されるものではなく、適宜変更して
実施が可能なものである。図1は、本発明のサイクロン
式微粉捕集装置の第一実施形態を示すもので、(a)は
概略説明図であり、(b)は微粉凝集部の拡大図であ
る。同図において、サイクロン式微粉捕集装置1は、サ
イクロン本体2と、該サイクロン本体2の側方に設けら
れた微粉凝集部3と、微粉含有ガスRを前記サイクロン
本体2に導入するための微粉含有ガス導入路4とから構
成されている。前記サイクロン本体2は、微粉含有ガス
Rを下降旋回流Kとして粉体と清浄ガスSとに分離する
筒状部と下方に向かって縮径する円錐状部とからなる外
筒21と、該外筒21の途中で発生する上昇流Jによっ
て清浄ガスSを排出する内筒22と、分離した粉体を回
収するための排出円筒23とから構成されている。
【0008】また、微粉凝集部3は、微粉含有ガス導入
路4下方に設けられた吸着性粉体投入部31と、前記微
粉含有ガス導入路4と前記吸着性粉体投入部31の間に
設けられた電位付与手段32、及び前記吸着性粉体投入
部31と前記サイクロン本体2の間で、前記微粉含有ガ
ス導入路4の上下に設けられた超音波付与手段33とか
ら構成されている。
路4下方に設けられた吸着性粉体投入部31と、前記微
粉含有ガス導入路4と前記吸着性粉体投入部31の間に
設けられた電位付与手段32、及び前記吸着性粉体投入
部31と前記サイクロン本体2の間で、前記微粉含有ガ
ス導入路4の上下に設けられた超音波付与手段33とか
ら構成されている。
【0009】次に、サイクロン式微粉捕集装置1の動作
について図に基づいて説明する。上流側から微粉含有ガ
スRが微粉含有ガス導入路4を通過する際、微粉凝集部
3において、微粉含有ガス導入路4下方に設けられた吸
着性粉体投入部31から、サイクロン本体2で回収が可
能な粒子径の微粉吸着性粉体34が投入され、投入され
た微粉吸着粉体34が核粒子となって微粉Bが付着し、
凝集した状態(以下、微粉―粉体凝集体35)で微粉含
有ガスRはサイクロン本体2に導入され、該サイクロン
本体2に導入された微粉含有ガスRは、自由渦流を形成
して下降旋回流Kとなり、その遠心力により微粉含有R
中の微粉−粉体凝集体35は外筒21の内壁に分離して
自然落下しながら排出円筒23に回収される。また、微
粉−粉体凝集体35が分離した後の清浄ガスSは、外筒
21の途中で発生する上昇流Jによって内筒22を通っ
て下流側へと供給される。なお、本実施形態では吸着性
粉体投入部31及び電位付与手段32を微粉ガス導入路
4の下方に設けたが、微粉ガス導入路4の上方や周囲に
設けることも可能である。
について図に基づいて説明する。上流側から微粉含有ガ
スRが微粉含有ガス導入路4を通過する際、微粉凝集部
3において、微粉含有ガス導入路4下方に設けられた吸
着性粉体投入部31から、サイクロン本体2で回収が可
能な粒子径の微粉吸着性粉体34が投入され、投入され
た微粉吸着粉体34が核粒子となって微粉Bが付着し、
凝集した状態(以下、微粉―粉体凝集体35)で微粉含
有ガスRはサイクロン本体2に導入され、該サイクロン
本体2に導入された微粉含有ガスRは、自由渦流を形成
して下降旋回流Kとなり、その遠心力により微粉含有R
中の微粉−粉体凝集体35は外筒21の内壁に分離して
自然落下しながら排出円筒23に回収される。また、微
粉−粉体凝集体35が分離した後の清浄ガスSは、外筒
21の途中で発生する上昇流Jによって内筒22を通っ
て下流側へと供給される。なお、本実施形態では吸着性
粉体投入部31及び電位付与手段32を微粉ガス導入路
4の下方に設けたが、微粉ガス導入路4の上方や周囲に
設けることも可能である。
【0010】投入する微粉吸着性粉体34としては、例
えば、粒子径5〜2000μmの、ホウ酸アルミニウム
ウィスカ−、化学繊維、多孔質ガラス、金属焼結粒子等
が用いられる。また、微粉吸着性粉体34の表面形状は
凹凸状、繊維状及び多孔質状となっているか、あるいは
付着力向上のためにバインダーによるコーティング等の
表面処理が施されている。これにより、微粉Bが前記凹
凸状、繊維状、多孔質状の内部に入り込み、一旦凝集し
た微粉Bがサイクロン本体2内部で旋回中に再飛散する
ことなく、効率的に捕集することができる。
えば、粒子径5〜2000μmの、ホウ酸アルミニウム
ウィスカ−、化学繊維、多孔質ガラス、金属焼結粒子等
が用いられる。また、微粉吸着性粉体34の表面形状は
凹凸状、繊維状及び多孔質状となっているか、あるいは
付着力向上のためにバインダーによるコーティング等の
表面処理が施されている。これにより、微粉Bが前記凹
凸状、繊維状、多孔質状の内部に入り込み、一旦凝集し
た微粉Bがサイクロン本体2内部で旋回中に再飛散する
ことなく、効率的に捕集することができる。
【0011】また、サイクロン本体2の上流側で投入す
る微粉吸着性粉体34については、微粉含有ガス導入路
4と微粉吸着性粉体投入部31の間に設けられた電位付
与手段32により、捕集される微粉Bが帯電する電位と
逆の電位を予め付与しておくことで、微粉Bの凝集を促
進し、さらにサイクロン本体2での捕集効率を向上させ
ることができる。なお、気流中に含まれる微粉Bには、
鉄粉等のようにプラスに帯電しているものや、樹脂等の
ようにマイナスに帯電しているものがあるので、微粉を
捕集する環境に応じて微粉吸着性粉体34に電位を付与
する。また、電位付与手段32としては、例えば、コロ
ナ放電により電位を付与する。
る微粉吸着性粉体34については、微粉含有ガス導入路
4と微粉吸着性粉体投入部31の間に設けられた電位付
与手段32により、捕集される微粉Bが帯電する電位と
逆の電位を予め付与しておくことで、微粉Bの凝集を促
進し、さらにサイクロン本体2での捕集効率を向上させ
ることができる。なお、気流中に含まれる微粉Bには、
鉄粉等のようにプラスに帯電しているものや、樹脂等の
ようにマイナスに帯電しているものがあるので、微粉を
捕集する環境に応じて微粉吸着性粉体34に電位を付与
する。また、電位付与手段32としては、例えば、コロ
ナ放電により電位を付与する。
【0012】さらに、微粉吸着性粉体投入部31とサイ
クロン本体2の間で、微粉含有ガス導入路4の上下に設
けられた超音波付与手段33から上下に発生する超音波
36により、微粉Bと投入した微粉吸着性粉体34とを
振動させて微粉Bと微粉吸着性粉体34の接触機会を増
加させ、より一層、サイクロン本体2での微粉Bの捕集
効率を向上させることができる。なお、超音波付与手段
33としては、例えば、プレート状のランジュバン型振
動子及び超音波制御器等から構成されるもので、周波数
及び音圧等が調整可能なものを用いる。
クロン本体2の間で、微粉含有ガス導入路4の上下に設
けられた超音波付与手段33から上下に発生する超音波
36により、微粉Bと投入した微粉吸着性粉体34とを
振動させて微粉Bと微粉吸着性粉体34の接触機会を増
加させ、より一層、サイクロン本体2での微粉Bの捕集
効率を向上させることができる。なお、超音波付与手段
33としては、例えば、プレート状のランジュバン型振
動子及び超音波制御器等から構成されるもので、周波数
及び音圧等が調整可能なものを用いる。
【0013】図2は、本発明のサイクロン式微粉捕集装
置の第二実施形態を示すもので、(a)は概略説明図で
あり、(b)は微粉凝集部の拡大図である。同図におい
て、サイクロン式微粉捕集装置1aは、サイクロン本体
2と、該サイクロン本体2の側方に設けられた微粉凝集
部3と、微粉含有ガスRを前記サイクロン本体2に導入
するための微粉含有ガス導入路4とから構成されてい
る。前記サイクロン本体2は、微粉含有ガスRを下降旋
回流Kとして粉体と清浄ガスSとに分離する筒状部と下
方に向かって縮径する円錐状部とからなる外筒21と、
該外筒21の途中で発生する上昇流Jによって清浄ガス
Sを排出する内筒22と、分離した粉体を回収するため
の排出円筒23とから構成されている。
置の第二実施形態を示すもので、(a)は概略説明図で
あり、(b)は微粉凝集部の拡大図である。同図におい
て、サイクロン式微粉捕集装置1aは、サイクロン本体
2と、該サイクロン本体2の側方に設けられた微粉凝集
部3と、微粉含有ガスRを前記サイクロン本体2に導入
するための微粉含有ガス導入路4とから構成されてい
る。前記サイクロン本体2は、微粉含有ガスRを下降旋
回流Kとして粉体と清浄ガスSとに分離する筒状部と下
方に向かって縮径する円錐状部とからなる外筒21と、
該外筒21の途中で発生する上昇流Jによって清浄ガス
Sを排出する内筒22と、分離した粉体を回収するため
の排出円筒23とから構成されている。
【0014】また、微粉凝集部3は、微粉含有ガス導入
路4下方に設けられたバインダー液滴添加部37と、前
記微粉含有ガス導入路4と前記バインダー液滴添加部3
7の間に設けられた電位付与手段32、及び前記バイン
ダー液滴添加部37と前記サイクロン本体2の間で、前
記微粉含有ガス導入路4の上下に設けられた超音波付与
手段33とから構成されている。
路4下方に設けられたバインダー液滴添加部37と、前
記微粉含有ガス導入路4と前記バインダー液滴添加部3
7の間に設けられた電位付与手段32、及び前記バイン
ダー液滴添加部37と前記サイクロン本体2の間で、前
記微粉含有ガス導入路4の上下に設けられた超音波付与
手段33とから構成されている。
【0015】次に、サイクロン式微粉捕集装置1aの動
作について図に基づいて説明する。上流側から微粉含有
ガスRが微粉含有ガス導入路4を通過する際、微粉凝集
部3において、微粉含有ガス導入路4下方に設けられた
バインダー液滴添加部37から、ポリビニルアルコール
(PVA)やでんぷん等のバインダー液滴38が噴霧さ
れ、微粉B同士が凝集しサイクロン本体2で回収が可能
な粒子径の微粉凝集体39となった状態で、微粉含有ガ
スRはサイクロン本体2に導入され、該サイクロン本体
2に導入された微粉含有ガスRは、自由渦流を形成して
下降旋回流Kとなり、その遠心力により微粉含有R中の
微粉凝集体39は外筒21の内壁に分離して自然落下し
ながら排出円筒23に回収される。また、微粉凝集体3
9が分離した後の清浄ガスSは、外筒21の途中で発生
する上昇流Jによって内筒22を通って下流側へと供給
される。なお、本実施形態ではバインダー液滴添加部3
7及び電位付与手段32を微粉ガス導入路4の下方に設
けたが、微粉ガス導入路4の上方や周囲に設けることも
可能である。
作について図に基づいて説明する。上流側から微粉含有
ガスRが微粉含有ガス導入路4を通過する際、微粉凝集
部3において、微粉含有ガス導入路4下方に設けられた
バインダー液滴添加部37から、ポリビニルアルコール
(PVA)やでんぷん等のバインダー液滴38が噴霧さ
れ、微粉B同士が凝集しサイクロン本体2で回収が可能
な粒子径の微粉凝集体39となった状態で、微粉含有ガ
スRはサイクロン本体2に導入され、該サイクロン本体
2に導入された微粉含有ガスRは、自由渦流を形成して
下降旋回流Kとなり、その遠心力により微粉含有R中の
微粉凝集体39は外筒21の内壁に分離して自然落下し
ながら排出円筒23に回収される。また、微粉凝集体3
9が分離した後の清浄ガスSは、外筒21の途中で発生
する上昇流Jによって内筒22を通って下流側へと供給
される。なお、本実施形態ではバインダー液滴添加部3
7及び電位付与手段32を微粉ガス導入路4の下方に設
けたが、微粉ガス導入路4の上方や周囲に設けることも
可能である。
【0016】また、サイクロン本体2の上流側で噴霧す
るバインダー液滴38については、微粉含有ガス導入路
4とバインダー液滴添加部37の間に設けられた電位付
与手段32により、捕集される微粉Bが帯電する電位と
逆の電位を予め付与しておくことで、微粉Bの凝集を促
進し、さらにサイクロン本体2での捕集効率を向上させ
ることができる。なお、気流中に含まれる微粉Bには、
鉄粉等のようにプラスに帯電しているものや、樹脂等の
ようにマイナスに帯電しているものがあるので、微粉を
捕集する環境に応じてバインダー液滴38に電位を付与
する。なお、電位付与手段32としては、例えば、コロ
ナ放電により電位を付与する。
るバインダー液滴38については、微粉含有ガス導入路
4とバインダー液滴添加部37の間に設けられた電位付
与手段32により、捕集される微粉Bが帯電する電位と
逆の電位を予め付与しておくことで、微粉Bの凝集を促
進し、さらにサイクロン本体2での捕集効率を向上させ
ることができる。なお、気流中に含まれる微粉Bには、
鉄粉等のようにプラスに帯電しているものや、樹脂等の
ようにマイナスに帯電しているものがあるので、微粉を
捕集する環境に応じてバインダー液滴38に電位を付与
する。なお、電位付与手段32としては、例えば、コロ
ナ放電により電位を付与する。
【0017】さらに、バインダー液滴添加部37とサイ
クロン本体2の間で、微粉含有ガス導入路4の上下に設
けられた超音波付与手段33から上下に発生する超音波
36により、微粉Bと噴霧したバインダー液滴38とを
振動させて微粉Bとバインダー液滴38の接触機会を増
加させ、より一層、サイクロン本体2での微粉Bの捕集
効率を向上させることができる。なお、超音波付与手段
33としては、例えば、プレート状のランジュバン型振
動子及び超音波制御器等から構成されるもので、周波数
及び音圧等が調整可能なものを用いる。
クロン本体2の間で、微粉含有ガス導入路4の上下に設
けられた超音波付与手段33から上下に発生する超音波
36により、微粉Bと噴霧したバインダー液滴38とを
振動させて微粉Bとバインダー液滴38の接触機会を増
加させ、より一層、サイクロン本体2での微粉Bの捕集
効率を向上させることができる。なお、超音波付与手段
33としては、例えば、プレート状のランジュバン型振
動子及び超音波制御器等から構成されるもので、周波数
及び音圧等が調整可能なものを用いる。
【0018】
【発明の効果】本発明の請求項1では、微粉含有ガスか
ら清浄ガスを分離するサイクロン式微粉捕集装置におい
て、サイクロン本体への微粉含有ガス導入路に微粉を捕
集する微粉凝集部を設けたサイクロン式微粉捕集装置と
している。請求項2では、前記微粉凝集部において、微
粉を捕集する手段として微粉吸着性粉体を投入するか、
またはバインダー液滴を噴霧するサイクロン式微粉捕集
装置としている。これにより、従来のサイクロンでは捕
集困難であった粒子径の微粉を捕集することが可能であ
る。
ら清浄ガスを分離するサイクロン式微粉捕集装置におい
て、サイクロン本体への微粉含有ガス導入路に微粉を捕
集する微粉凝集部を設けたサイクロン式微粉捕集装置と
している。請求項2では、前記微粉凝集部において、微
粉を捕集する手段として微粉吸着性粉体を投入するか、
またはバインダー液滴を噴霧するサイクロン式微粉捕集
装置としている。これにより、従来のサイクロンでは捕
集困難であった粒子径の微粉を捕集することが可能であ
る。
【0019】請求項3では、前記微粉凝集部に、捕集さ
れる微粉が帯電する電位と逆電位の電荷を付与する電位
付加手段または微粉の捕集を促進させるための超音波付
与手段のいずれか、または双方を設けたサイクロン式微
粉捕集装置としている。これにより、微粉の凝集が促進
されるか、あるいは、微粉と微粉吸着性粉体または微粉
とバインダー液滴との接触機会が増加し、サイクロンで
の捕集効率が向上する。
れる微粉が帯電する電位と逆電位の電荷を付与する電位
付加手段または微粉の捕集を促進させるための超音波付
与手段のいずれか、または双方を設けたサイクロン式微
粉捕集装置としている。これにより、微粉の凝集が促進
されるか、あるいは、微粉と微粉吸着性粉体または微粉
とバインダー液滴との接触機会が増加し、サイクロンで
の捕集効率が向上する。
【図1】本発明のサイクロン式微粉捕集装置の第一実施
形態を示すもので、(a)は概略説明図であり、(b)
は微粉凝集部の拡大図である。
形態を示すもので、(a)は概略説明図であり、(b)
は微粉凝集部の拡大図である。
【図2】本発明のサイクロン式微粉捕集装置の第二実施
形態を示すもので、(a)は概略説明図であり、(b)
は微粉凝集部の拡大図である。
形態を示すもので、(a)は概略説明図であり、(b)
は微粉凝集部の拡大図である。
1、1a サイクロン式微粉捕集装置
2 サイクロン本体
3 微粉凝集部
4 微粉含有ガス導入路
31 吸着性粉体投入部
32 電位付与手段
33 超音波付与手段
37 バインダー液滴添加部
B 微粉
K 下降旋回流
J 上昇流
R 微粉含有ガス
S 清浄ガス
Claims (3)
- 【請求項1】 微粉含有ガスから清浄ガスを分離するサ
イクロン式微粉捕集装置において、サイクロン本体への
微粉含有ガス導入路に微粉を捕集する微粉凝集部を設け
たことを特徴とするサイクロン式微粉捕集装置。 - 【請求項2】 前記微粉凝集部において、微粉を捕集す
る手段として微粉吸着性粉体を投入するか、またはバイ
ンダー液滴を噴霧することを特徴とする請求項1記載の
サイクロン式微粉捕集装置。 - 【請求項3】 前記微粉凝集部に、捕集される微粉が帯
電する電位と逆電位の電荷を付与する電位付加手段また
は微粉の捕集を促進させるための超音波付与手段のいず
れか、または双方を設けたことを特徴とする請求項1〜
2のいずれかに記載のサイクロン式微粉捕集装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001399194A JP2003190838A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | サイクロン式微粉捕集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001399194A JP2003190838A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | サイクロン式微粉捕集装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003190838A true JP2003190838A (ja) | 2003-07-08 |
Family
ID=27604322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001399194A Pending JP2003190838A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | サイクロン式微粉捕集装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003190838A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2001
- 2001-12-28 JP JP2001399194A patent/JP2003190838A/ja active Pending
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