JPH09155239A - 高さを極力低くした円錐部なしサイクロン - Google Patents
高さを極力低くした円錐部なしサイクロンInfo
- Publication number
- JPH09155239A JPH09155239A JP35109995A JP35109995A JPH09155239A JP H09155239 A JPH09155239 A JP H09155239A JP 35109995 A JP35109995 A JP 35109995A JP 35109995 A JP35109995 A JP 35109995A JP H09155239 A JPH09155239 A JP H09155239A
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- JP
- Japan
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- cyclone
- flow
- solid particles
- partition plate
- separation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04C—APPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
- B04C5/00—Apparatus in which the axial direction of the vortex is reversed
- B04C5/14—Construction of the underflow ducting; Apex constructions; Discharge arrangements ; discharge through sidewall provided with a few slits or perforations
- B04C5/181—Bulkheads or central bodies in the discharge opening
Landscapes
- Cyclones (AREA)
Abstract
(57)【要約】 高さを極力低くした円錐部なしサイクロンに
関する発明で、新たに通水(気)孔を設けた分離部を備
えている。 【目 的】 サイクロンの高さを極力低くすることによ
り、小型化と抵抗軽減が図られる 【構 成】 円筒部、分離部および集塵室からなり、分
離部には通水(気)孔が設けられた仕切板がある。仕切
板外縁部には分離効率を高めるためスカートが設けられ
ている。
関する発明で、新たに通水(気)孔を設けた分離部を備
えている。 【目 的】 サイクロンの高さを極力低くすることによ
り、小型化と抵抗軽減が図られる 【構 成】 円筒部、分離部および集塵室からなり、分
離部には通水(気)孔が設けられた仕切板がある。仕切
板外縁部には分離効率を高めるためスカートが設けられ
ている。
Description
【00101】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用、家庭用を問わ
ず、流体(気体・液体)と固体粒子とを分離するための
サイクロンに関するものである。
ず、流体(気体・液体)と固体粒子とを分離するための
サイクロンに関するものである。
【00102】
【従来の技術】従来のサイクロンでは、サイクロン円筒
部の下部にさらに長い円錐部を有し、サイクロン自体の
高さがかなり高くなり、設置の面で制約を受ける。ま
た、円錐部では旋回流はかなり加速されるので、流動抵
抗が大きくなることは否めなかった。
部の下部にさらに長い円錐部を有し、サイクロン自体の
高さがかなり高くなり、設置の面で制約を受ける。ま
た、円錐部では旋回流はかなり加速されるので、流動抵
抗が大きくなることは否めなかった。
【00103】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の不具合に鑑みてなされたものであり、サイクロン高
さは従来のものに比べ、約半分以下に短くできる。さら
に、円錐部がないので製作が容易となる。また、速度変
化も少ないので、加減速に伴う流動抵抗も少ない。
来の不具合に鑑みてなされたものであり、サイクロン高
さは従来のものに比べ、約半分以下に短くできる。さら
に、円錐部がないので製作が容易となる。また、速度変
化も少ないので、加減速に伴う流動抵抗も少ない。
【00104】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のサイクロンは、直管からなるサイクロン
円筒とその下部に設けられた分離部からなる。
めに、本発明のサイクロンは、直管からなるサイクロン
円筒とその下部に設けられた分離部からなる。
【00105】
【作用と実施例】以下、本発明の実施方法を図面に基づ
いて説明する。図1は液体中に混入している砂泥(固体
粒子)を分離する装置を示す。サイクロン円筒部1には
流入口4から固体粒子が流入する。流入角は図2に示す
ように、水平に対して5°〜10°傾斜しており、砂泥
が分離部へ到達しやすいように工夫されている。円筒部
内に流入した砂泥は遠心力により円筒壁近傍へ押しやら
れる。その後、自重により砂泥は旋回しながら下方へと
移動する。サイクロン円筒部最下部へ到達した砂泥はさ
らに径が大きくなった分離部2の仕切板5上で旋回を持
続し、分離部壁面近傍で自重に加え、仕切り板中央部に
設けられた通水孔6からの流れによる下向きの流れを受
け、旋回流がほどんど衰えた集塵室3に沈積する。その
際、分離効率をさらに高めるため、仕切板の外縁部にス
カート7を設けている。
いて説明する。図1は液体中に混入している砂泥(固体
粒子)を分離する装置を示す。サイクロン円筒部1には
流入口4から固体粒子が流入する。流入角は図2に示す
ように、水平に対して5°〜10°傾斜しており、砂泥
が分離部へ到達しやすいように工夫されている。円筒部
内に流入した砂泥は遠心力により円筒壁近傍へ押しやら
れる。その後、自重により砂泥は旋回しながら下方へと
移動する。サイクロン円筒部最下部へ到達した砂泥はさ
らに径が大きくなった分離部2の仕切板5上で旋回を持
続し、分離部壁面近傍で自重に加え、仕切り板中央部に
設けられた通水孔6からの流れによる下向きの流れを受
け、旋回流がほどんど衰えた集塵室3に沈積する。その
際、分離効率をさらに高めるため、仕切板の外縁部にス
カート7を設けている。
【00106】
【発明の効果】水底に沈積している砂泥等の採取や除去
の際、搬送流体として水を用いる場合がある。その際、
水と砂泥とを分離するためにサイクロンが用いられる。
従来から用いられているサイクロンは高さが高く、その
まま各種システムに実装するにはかなりの制約がある。
本発明は、この点を改善するため、円錐部をなくし、新
たに比較的製作が容易な砂泥分離部を設けており、効率
よく水と砂泥とを分離することができる。
の際、搬送流体として水を用いる場合がある。その際、
水と砂泥とを分離するためにサイクロンが用いられる。
従来から用いられているサイクロンは高さが高く、その
まま各種システムに実装するにはかなりの制約がある。
本発明は、この点を改善するため、円錐部をなくし、新
たに比較的製作が容易な砂泥分離部を設けており、効率
よく水と砂泥とを分離することができる。
【00107】
【図 1】本発明の模式図
【図 2】サイクロン流入口の詳細図
1:サイクロン円筒部 2:分離部 3:集塵室 4:流入口 5:仕切板 6:通水(気)孔 7:スカート
Claims (5)
- 【請求項1】本発明のサイクロンは円錐部をなくすこと
により、サイクロン高さを極力短くし、サイクロン下部
に固体粒子と流体の分離部を新たに設けたサイクロン。 - 【請求項2】分離部はサイクロン円筒径より大きくなっ
ており、旋回流による遠心力により、固体粒子は円筒壁
近くへ押しやられる。分離部には、円盤状の仕切板が設
けられ、仕切板の下部領域は旋回流はなく、固体粒子は
自由落下により下部に沈積する。仕切板の中心部には通
水(気)孔があり、サイクロン中心部の低圧領域へこの
孔より上方へ向かう流体の流れが形成され、分離部での
固体粒子と流体との分離はさらに促進されることを特長
としたサイクロン。 - 【請求項3】サクロン流入口は固体粒子が早く確実に分
離部に到達するよう、自重に加えて、従来の水平流入に
対して、あらかじめ5°〜10°水平に対して傾斜させ
る。 - 【請求項4】集塵室上面と仕切板との間隔は固体粒子の
粒径によって調節可能である。 - 【請求項5】仕切板の外縁部には分離効率を高めるため
にスカートが設けられている。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35109995A JPH09155239A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 高さを極力低くした円錐部なしサイクロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35109995A JPH09155239A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 高さを極力低くした円錐部なしサイクロン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09155239A true JPH09155239A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18415048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35109995A Pending JPH09155239A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 高さを極力低くした円錐部なしサイクロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09155239A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004255379A (ja) * | 2003-02-26 | 2004-09-16 | Kellogg Brawn & Root Inc | 微粒子を除去するための分離装置 |
WO2011105562A1 (ja) | 2010-02-26 | 2011-09-01 | 株式会社東芝 | 塵埃分離集塵容器および電気掃除機 |
JP2011177295A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Toshiba Corp | 塵埃分離集塵容器および電気掃除機 |
JP2011177294A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Toshiba Corp | 塵埃分離集塵容器および電気掃除機 |
JP2018501933A (ja) * | 2015-01-19 | 2018-01-25 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 真空掃除機用集塵装置 |
JP2019042622A (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-22 | ブラスト工業株式会社 | 粉体分離装置 |
-
1995
- 1995-12-13 JP JP35109995A patent/JPH09155239A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004255379A (ja) * | 2003-02-26 | 2004-09-16 | Kellogg Brawn & Root Inc | 微粒子を除去するための分離装置 |
SG129273A1 (en) * | 2003-02-26 | 2007-02-26 | Kellogg Brown & Root Inc | Separation device to remove fine particles |
WO2011105562A1 (ja) | 2010-02-26 | 2011-09-01 | 株式会社東芝 | 塵埃分離集塵容器および電気掃除機 |
JP2011177295A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Toshiba Corp | 塵埃分離集塵容器および電気掃除機 |
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KR101399752B1 (ko) * | 2010-02-26 | 2014-05-27 | 가부시끼가이샤 도시바 | 집진 장치 및 전기 진공 청소기 |
JP2018501933A (ja) * | 2015-01-19 | 2018-01-25 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 真空掃除機用集塵装置 |
US10194778B2 (en) | 2015-01-19 | 2019-02-05 | Lg Electronics Inc. | Dust collector for vacuum cleaner |
JP2019042622A (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-22 | ブラスト工業株式会社 | 粉体分離装置 |
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