JPH09163902A - 魚釣用リ−ル - Google Patents

魚釣用リ−ル

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Publication number
JPH09163902A
JPH09163902A JP34743295A JP34743295A JPH09163902A JP H09163902 A JPH09163902 A JP H09163902A JP 34743295 A JP34743295 A JP 34743295A JP 34743295 A JP34743295 A JP 34743295A JP H09163902 A JPH09163902 A JP H09163902A
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JP
Japan
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reel
fishing line
line guide
spool
fishing
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Application number
JP34743295A
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English (en)
Inventor
Hideaki Takahashi
秀明 高橋
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクト化すると共に重量バランスを
改善し、釣糸案内手段をユニット化して組立作業性を向
上し、巻取性能を向上すること。 【解決手段】 リ−ル側板2内には釣糸案内手段Bが設
けられてユニット化され、リ−ル側板2内の釣糸案内手
段Bは案内筒21と案内筒21内の軸受22、23で軸承された
トラバ−スカム軸24と案内筒21の外周を左右に摺動する
釣糸案内体7とで構成されて案内筒21の他端はリ−ル側
板2の開口に取り付けられた支持板8の透孔8aに嵌合さ
れ、トラバ−スカム軸24の他端細径部は左側枠1aの透孔
1iに挿入されると共に、スプ−ル13側に突出されて歯車
25が回り止めされて取り付けられてスプ−ル軸4に取り
付けられた歯車19に噛合されている。釣糸案内体7の釣
糸案内部7fは支持板8の透孔8bと左側枠1aの透孔1jの中
を往復動されてスプ−ル13の前方の横方向に突出されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レベルワインド
装置を備えた魚釣用リ−ルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来リ−ル本体の側板間に回転自在に支
持したスプ−ルに釣糸を平行に巻回するレベルワインド
装置を側板間のスプ−ル上方又は前方に配設したもの
が、例えば実公昭52−35916 号公報や実公昭62−9810号
公報で知られている。前者は、スプ−ル上方にレベルワ
インド軸と釣糸案内体が配置されているので、リ−ルを
釣竿に取付けて握持保持する際やサミング操作の際に上
部に位置する親指の邪魔になり、握持保持し難いと共
に、釣糸案内体が左右に往復動する際に親指の邪魔にな
るので気になって釣りに集中できず、リ−ルの高さが高
くなってリ−ル全体が大型化してしまう。又、後者は、
スプ−ル前方にレベルワインドの釣糸案内体が配置され
ているので、前方の突出量が大きくなってリ−ル全体の
前後方向が大型化してしまう等の課題が残されている。
更にハンドル側が重くなって重量バランスが悪く、組立
作業はリ−ル本体にレベルワインド軸と案内筒と駆動源
の歯車を順次組み付けなければ成らず、組立工数が多く
組立が面倒であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、握持保持し難いと共に、リ−ル全体が大型化し、
組立が面倒なことである。
【0004】本発明の目的は前記欠点に鑑み、コンパク
ト化すると共に重量バランスを改善し、釣糸案内手段を
ユニット化して組立作業性を向上し、巻取性能を向上し
た魚釣用リ−ルを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、リ−ル本体に回転自在に支持したスプ
−ルをハンドルの回転で巻取り駆動した魚釣用リ−ルに
おいて、前記リ−ル本体のハンドルと反対側にハンドル
回転に連動して左右に往復動して前記スプ−ルに釣糸を
平行に巻回する釣糸案内手段を設けたことを要旨とする
ものである。
【0006】課題を解決する手段によれば、釣糸案内手
段Bはリ−ル側板2の中に設けられてユニット化されて
いるので、ビス20を緩めるとリ−ル本体1の左側枠1aか
ら離脱出来る。リ−ル側板2がリ−ル本体1の左側枠1a
にビス20で取り付けられると、トラバ−スカム軸24に取
り付けられた歯車25が左側枠1aの透孔1iとスプ−ルカバ
−17の透孔に挿入され、歯車25はスプ−ル軸4の細径部
4bに取り付けられた歯車19に噛合される。釣糸案内体7
の釣糸案内部7fは支持板8の透孔8bと左側枠1aの透孔1j
に挿入されてスプ−ル13の前側に横向きに突出される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施例によって本発
明を説明すると、魚釣用リ−ルを魚釣用両軸受型リ−ル
で述べれば、図1から図8は第1実施例で、図1は魚釣
用両軸受型リ−ルの断面平面図、図2は魚釣用両軸受型
リ−ルの分解断面平面図、図3は魚釣用両軸受型リ−ル
の中央部の拡大要部断面平面図、図4は魚釣用両軸受型
リ−ルの反ハンドル側の拡大断面平面図、図5は魚釣用
両軸受型リ−ルの反ハンドル側から見た側枠内側の断面
側面図、図6は魚釣用両軸受型リ−ルの反ハンドル側の
側板内の要部断面側面図、図7は魚釣用両軸受型リ−ル
のハンドル側の拡大断面平面図、図8は魚釣用両軸受型
リ−ルのハンドル側の側板内側の側面図である。
【0008】リ−ル本体1は左右両側枠1a、1bと後側支
柱1cとリ−ル脚部10が固定される固定板1dとが一体に形
成されて左右両側枠1a、1bが平行に保持されている。左
右両側枠1a、1bの外側には夫々リ−ル側板2、3が取り
付けられている。左右両側枠1a、1bの内側には夫々筒部
1e、1fが形成されて筒部1e、1f内に軸受11、12が取り付
けられて軸受11、12でスプ−ル軸4が支持されている。
スプ−ル軸4にはスプ−ル13が固定されてスプ−ル13は
左右両側枠1a、1b間に配置されている。リ−ル側板3内
のスプ−ル軸4の細径部4aに嵌合されたピニオン5とピ
ニオン5に噛合する駆動歯車14とクラッチ機構Aとハン
ドル軸6に取り付けられたハンドル15を介してスプ−ル
13が回転されるように構成され、スプ−ル13の釣糸巻回
胴部に釣糸16が巻回される。
【0009】左右両側枠1a、1bの内側の筒部1e、1fの外
側には凹部1g、1hが形成されて凹部1g、1h内にスプ−ル
カバ−17、18が嵌合固定されている。スプ−ル軸4の左
側には細径部4bが形成されて軸受11で軸承されると共に
細径部4bに歯車19が回り止め固定されている。リ−ル側
板2はリ−ル側板2の内側に形成された複数の筒部2aに
ビス20が通されてビス20は左側枠1aに螺合されている。
【0010】リ−ル側板2内にはスプ−ル13に釣糸16を
平行に巻回する釣糸案内手段Bが設けられてユニット化
されている。リ−ル側板2内の釣糸案内手段Bは案内筒
21と案内筒21内の軸受22、23で軸承されたトラバ−スカ
ム軸24と案内筒21の外周を左右に摺動する釣糸案内体7
とで構成されている。案内筒21の一端はリ−ル側板2内
の筒部2bに嵌合され、案内筒21の他端はリ−ル側板2の
開口に取り付けられた支持板8の透孔8aに嵌合されてい
る。トラバ−スカム軸24の他端細径部は軸受23から突出
されて左側枠1aの透孔1iとスプ−ルカバ−17の透孔に挿
入されると共に、スプ−ル13側に突出されて歯車25が回
り止めされて取り付けられて歯車19に噛合されている。
案内筒21の他端が嵌合された支持板8の透孔8a内周には
防水シ−ル材を設けてもよい。
【0011】釣糸案内体7は案内筒21の外周に嵌合され
る本体7aと、本体7aに穿設された案内筒18が嵌合される
貫通孔7bと、本体7aから後方に突出した突出部7cと突出
部7cに穿設されて係合子26が挿入される透孔7dと、突出
部7dの外周にキャップ27が螺合されるネジ部7eと、本体
7aから前方に突出したL字形の釣糸案内部7fとで形成さ
れている。釣糸案内部7fの先端には硬質釣糸ガイド材28
が固定されている。L字形の釣糸案内部7fは支持板8の
透孔8bと左側枠1aの透孔1jに挿入されてスプ−ル13の前
側に横向きに突出されている。L字形の釣糸案内部7fが
挿入される支持板8の透孔8bや左側枠1aの透孔1jの内周
に防水シ−ル材を設けて防水と釣糸案内部7fの往復動を
円滑にしてもよい。係合子26はトラバ−スカム軸24のト
ラバ−ス溝に係合されている。
【0012】右側枠1bの筒部1f位置の右外側には筒部1k
と透孔1mが形成されて筒部1kの外周に筒状のクラッチ操
作体9が回動自在に嵌合されている。透孔1m内にはスプ
−ル軸4が挿通されている。右側枠1bとリ−ル側板3間
のスプ−ル軸4の細径部4aにはピニオン5が軸線方向に
移動自在に嵌合され、スプ−ル軸4の係合部4cとピニオ
ン5の係合部5aとでクラッチ機構Aの係合部が構成され
ている。リ−ル側板3に透孔3aと凹部3bが形成されてい
る。凹部3bには軸受29が嵌合されて取り付けられ、軸受
29にはスプ−ル軸4の細径部4aの端部が軸承されてい
る。リ−ル側板3の透孔3aの右外側には軸筒部3cが突出
形成されて外周に雄螺子が形成されている。雄螺子には
スプ−ル軸端圧接の調整つまみ30が螺合され、調整つま
み30の内側底面にスラスト軸受31が固定されてスプ−ル
軸4の細径の端部が当接されている。
【0013】右側枠1bの右外側には凹部1nが形成されて
軸受32が嵌合され、前記ハンドル軸6の一端6aが回転自
在に嵌合されて抜け止め板33で抜け止めされている。リ
−ル側板3に透孔3dと凹部3eが形成されている。凹部3e
には軸受34が嵌合されて取り付けられている。軸受34で
ハンドル軸6が、ハンドル軸6の軸線方向に移動自在に
回り止め嵌合されたカラ−35を介して軸承されている。
【0014】駆動歯車14の左側のハンドル軸6には一端
6aと鍔部6bが形成されてキック歯車36と逆転防止の爪車
37が夫々摩擦板38を挟んで鍔部6bに押圧されるように重
ねて嵌合され、キック歯車36と爪車37はハンドル軸6に
回り止め嵌合されている。キック歯車36の外周には複数
個のキック突起が突出形成されている。駆動歯車14には
中心に丸孔と凹部からなる収容部が形成されてドラグ機
構の制動板39と摩擦板40と制動板41と摩擦板40と制動板
39と摩擦板40と制動板41が順次挿入収容されている。更
に収容部の内周には軸方向に一対の突起が形成されて制
動板39は一対の突起に回り止め嵌合されると共に、ハン
ドル軸6の外周に回動自在に嵌合されている。制動板41
はハンドル軸6の外周に回り止め嵌合され、駆動歯車14
に対して回動自在に嵌合されている。
【0015】駆動歯車14の開口側の制動板41にはハンド
ル軸6に回り止め嵌合された押圧盤42が当接されてい
る。押圧盤42の右側にはハンドル軸6に回り止め嵌合さ
れた発条43、44が当接されている。発条44の隣には前記
カラ−35が当接されている。カラ−35の隣にはハンドル
軸6に螺合されたナット45が当接されている。ナット45
より外側のハンドル軸6にはハンドル15が回り止め嵌合
されて袋ナット46で抜け止めされている。ナット45はド
ラグ調整ツマミ47の多角形の貫通孔に軸方向の前後に移
動自在に嵌合されている。
【0016】ハンドル軸6が軸承された軸受34の外側の
リ−ル側板3の側部には凹部3fが形成されてドラグ調整
ツマミ47との間に金属、合成樹脂の硬質体や硬質フェル
トなどからなる中間部材48が回転自在に介在され、ドラ
グ調整ツマミ47とハンドル15との間に他のOリングから
なる中間部材49が介在されている。前記逆転防止の爪車
37はハンドル軸6に回り止め嵌合され、爪車37の外側に
はバネ板50、50で挟まれた逆転防止爪51が軸52で回動自
在に軸承され、バネ板50、50は爪車37の両側面を挟み込
み、逆転防止爪51の先端は爪車37の外周に形成された係
止歯に係合自在に臨まされている。
【0017】リ−ル側板3内はギヤボックスに構成され
ると共に、クラッチレバ−53の回動操作で連結部材54を
介して前記クラッチ操作体9が回動操作されるクラッチ
機構Aが収容されている。クラッチ機構Aは、前記スプ
−ル軸4の係合部4cと係合・離脱されるピニオン5の係
合部5aと、クラッチ操作体9のクラッチカム9aと、クラ
ッチ板55と、キック歯車36と、キックレバ−56とクラッ
チレバ−53と連結部材54とで構成されている。
【0018】クラッチ操作体9の端面には2つのクラッ
チカム9aが突出形成され、外周には突出部9b、9cが形成
されて突出部9b、9cに夫々大小のピン57、58が固定され
ている。ピン57にはキックレバ−56の一端が回動自在に
嵌合されている。キックレバ−56の他端にはピン59が固
定され、他端の両側には案内金具60と度当りピン61が右
側枠1bに取り付けられてキックレバ−56のピン59はキッ
ク歯車36に臨まされている。
【0019】クラッチレバ−53はL字形の板で右側枠1b
から外部に突出して屈曲された指当て操作部53a と長孔
53b が穿設された連結部53c とで形成されている。クラ
ッチレバ−53は右側枠1bに固定された軸部62に回動自在
に支承され、右側枠1bの間にデットポイントバネ63が設
けられている。連結部材54は扇形の連結部54a と長孔54
b が穿設された腕部54c とで形成されて右側枠1bに固定
された軸部64に回動自在に支承されている。連結部54a
にはピン65が固定されてピン65はクラッチレバ−53の長
孔53b に挿入されている。腕部54c の長孔54b にはクラ
ッチ操作体9のピン58が挿入されている。クラッチ板55
は両端が右側枠1bに固定された支柱66、66に嵌められ、
図示しない発条で前記スプ−ル軸4の係合部4cとピニオ
ン5の係合部5aが係合される方向に付勢されている。ク
ラッチ板55の中央にはピニオン5の溝5bに嵌まる円弧状
の凹部が形成されている。
【0020】釣糸案内手段Bはリ−ル側板2の中に設け
られてユニット化されているので、ビス20を緩めるとリ
−ル本体1の左側枠1aから離脱出来る。リ−ル側板2が
リ−ル本体1の左側枠1aにビス20で取り付けられると、
トラバ−スカム軸24に取り付けられた歯車25が左側枠1a
の透孔1iとスプ−ルカバ−17の透孔に挿入され、歯車25
はスプ−ル軸4の細径部4bに取り付けられた歯車19に噛
合される。釣糸案内体7の釣糸案内部7fは支持板8の透
孔8bと左側枠1aの透孔1jに挿入されてスプ−ル13の前側
に横向きに突出される。
【0021】魚釣用両軸受型リ−ルの動作は、クラッチ
機構がON状態でハンドル15が回転されると、駆動歯車
14とピニオン5とスプ−ル軸4を介してスプ−ル13が回
転されてスプ−ル13に釣糸16が巻回される。スプ−ル13
が回転されるとトラバ−スカム軸24が回転されて釣糸案
内体7は案内筒21に沿って往復動される。釣糸案内体7
が往復動されると、釣糸案内部7fは支持板8の透孔8bと
左側枠1aの透孔1jの中を往復動されてスプ−ル13に釣糸
16が平行巻きされる。クラッチレバ−53の回動でクラッ
チ機構がOFF状態でスプ−ル13に巻回された釣糸16が
繰り出される時は、スプ−ル13の回転に連動してトラバ
−スカム軸24が回転されて釣糸案内体7は案内筒21に沿
って往復動される。
【0022】前記のように魚釣用両軸受型リ−ルが構成
されると、釣糸案内手段Bはリ−ル側板2の中に設けら
れてリ−ル本体1内のスプ−ル13の前後及び上下方向の
突出が少なく、握持保持性が向上すると共に、スプ−ル
13を境に左右の釣糸案内手段Bとハンドル駆動部を振り
分け配置したので、重量バランスがよくなり、巻取性が
向上する。釣糸案内手段Bはリ−ル側板2の中に設けら
れてユニット化されているので、組立作業性が向上さ
れ、リ−ル側板2内に水が侵入し難く、砂や異物の侵入
がないので、砂や異物がトラバ−スカム軸24に付着する
ことが防止され、釣糸案内動作が確実になる。釣糸案内
体7は釣糸案内部7fのみリ−ル本体1内のスプ−ル13の
前方に突出され、リ−ル側板2は図1、図2のように後
側をへこませることが出来るので、リ−ル本体1を釣竿
に取付けて握持保持する際やサミング操作の際に釣糸案
内部7fは親指の邪魔にならず、握持保持し易く保持性が
向上する。
【0023】図9から図11は第2実施例で、図9は魚釣
用両軸受型リ−ルの断面平面図、図10は魚釣用両軸受型
リ−ルの分解断面平面図、図11は魚釣用両軸受型リ−ル
のハンドル側を除く拡大断面平面図である。
【0024】第2実施例では、釣糸案内手段B′がリ−
ル本体1に組み込まれた時、案内筒21とトラバ−スカム
軸24と釣糸案内体7がスプ−ル13の前方に配置される。
リ−ル側板2′はリ−ル側板2′の内側に形成された複
数の筒部2cにビス20が通されてビス20は左側枠1aに螺合
されてユニット化されている。案内筒21の一端は支持板
8の透孔8bに嵌合固定されると共に、左側枠1aの透孔1j
に挿入されている。案内筒21の他端は右側枠1bに当接さ
れ、トラバ−スカム軸24の他端は右側枠1bに穿設された
凹部1oに離脱自在に挿入されている。リ−ル側板2′内
のトラバ−スカム軸24の一端には歯車67が回り止めされ
て取り付けられると共に、一端はリ−ル側板2′に形成
された支持部2dの軸受68に嵌合されている。
【0025】歯車67は歯車69に噛合され、歯車69は支持
部2dに固定された軸70に軸承されている。歯車69は歯車
71に噛合され、歯車71は支持板8の透孔8aに固定された
軸受72に軸承された軸73に固定されている。軸73の他端
には歯車25が固定されて歯車25はスプ−ル軸4の細径部
4bに回り止めされて取り付けられた歯車19に噛合されて
いる。第2実施例では、釣糸案内体7の上部に図示しな
い釣糸案内部が一体に設けられている。他の構成は前記
第1実施例と略同一である。
【0026】釣糸案内手段B′はリ−ル側板2′の外側
と中に設けられてユニット化されているので、ビス20を
緩めるとリ−ル本体1の左側枠1aから離脱出来る。リ−
ル側板2′がリ−ル本体1の左側枠1aにビス20で取り付
けられたり離脱される時は、一旦釣糸案内体7からキャ
ップ27と係合子26が取り外されて釣糸案内体7が案内筒
21から引き抜かれて案内筒21が左側枠1aの透孔1jに挿入
され、その後釣糸案内体7が案内筒21に挿入される。リ
−ル側板2′がリ−ル本体1の左側枠1aにビス20で取り
付けられると、軸73に取り付けられた歯車25が左側枠1a
の透孔1iとスプ−ルカバ−17の透孔に挿入され、歯車25
はスプ−ル軸4の細径部4bに取り付けられた歯車19に噛
合されて歯車25の回転で歯車輪列を介してトラバ−スカ
ム軸24が回転される。釣糸案内体7はスプ−ル13の前方
で横方向に往復動される。
【0027】前記のように魚釣用両軸受型リ−ルが構成
されると、リ−ル本体1に釣糸案内手段Bの駆動源を伝
達する透孔1iと釣糸案内体7の釣糸案内部7fを挿通する
透孔1jを設けると、リ−ル側板2′の中に釣糸案内手段
Bを設けたユニットと、リ−ル側板2′の中と外側に釣
糸案内手段B′を設けたユニツトの何れかを組み込むこ
とが出来る。
【0028】前記説明では本発明を右ハンドルリ−ルで
述べたが、左ハンドルリ−ルに実施しても同様の作用効
果が得られる。前記説明ではリ−ル本体1は左右両側枠
1a、1bと後側支柱1cとリ−ル脚部10が固定される固定板
1dとが一体に形成されたが、別体に形成して左右両側枠
を平行に保持してもよい。前記説明では、魚釣用リ−ル
をスプ−ルがハンドルの回転で回転されるリ−ルで述べ
たが、電動リ−ルに実施してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されたから、
釣糸案内手段がリ−ル側板の中に設けられると、リ−ル
本体内のスプ−ルの前後及び上下方向の突出が少なく、
握持保持性が向上すると共に、スプ−ルを境に左右の釣
糸案内手段とハンドル駆動部を振り分け配置したので、
重量バランスがよくなり、コンパクト化でき、巻取性が
向上される。釣糸案内手段はリ−ル側板の中に設けられ
てユニット化されているので、組立作業性が向上され、
リ−ル側板内に水が侵入し難く、砂や異物の侵入がない
ので、砂や異物がトラバ−スカム軸に付着することが防
止され、釣糸案内動作が確実になり巻取性能が向上する
等優れた効果を奏する魚釣用リ−ルを提供することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、魚釣用両軸受型リ−ルの断面平
面図である。
【図2】同魚釣用両軸受型リ−ルの分解断面平面図であ
る。
【図3】同魚釣用両軸受型リ−ルの中央部の拡大要部断
面平面図である。
【図4】同魚釣用両軸受型リ−ルの反ハンドル側の拡大
断面平面図である。
【図5】同魚釣用両軸受型リ−ルの反ハンドル側から見
た側枠内側の断面側面図である。
【図6】同魚釣用両軸受型リ−ルの反ハンドル側の側板
内の要部断面側面図である。
【図7】同魚釣用両軸受型リ−ルのハンドル側の拡大断
面平面図である。
【図8】同魚釣用両軸受型リ−ルのハンドル側の側板内
側の側面図である。
【図9】第2実施例で、魚釣用両軸受型リ−ルの断面平
面図である。
【図10】同魚釣用両軸受型リ−ルの分解断面平面図であ
る。
【図11】同魚釣用両軸受型リ−ルのハンドル側を除く拡
大断面平面図である。
【符号の説明】
1 リ−ル本体 13 スプ−ル 15 ハンドル 16 釣糸 B、B′ 釣糸案内手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リ−ル本体に回転自在に支持したスプ−
    ルをハンドルの回転で巻取り駆動した魚釣用リ−ルにお
    いて、前記リ−ル本体のハンドルと反対側にハンドル回
    転に連動して左右に往復動して前記スプ−ルに釣糸を平
    行に巻回する釣糸案内手段を設けたこと特徴とする魚釣
    用リ−ル。
JP34743295A 1995-12-14 1995-12-14 魚釣用リ−ル Pending JPH09163902A (ja)

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