JP4012033B2 - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リール本体に装着されたハンドルの回転操作運動をスプールの前後往復動に変換するスプール往復動装置がリール本体内に設けられた魚釣用スピニングリールの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、魚釣用スピニングリールは、リール本体と、リール本体から延出する脚部と、脚部の端部に形成されて釣竿に取り付けられる竿取付部とを有している。前記リール本体内には、ハンドルが固定されるハンドル軸が回転可能に支持されている。また、ハンドル軸にはドライブギアが固定されており、このドライブギアには、ハンドル軸に対して直交する方向に延び且つリール本体に回転可能に支持された管状のピニオンギアが噛合している。また、ピニオンギアの先端部にはロータが一体的に取り付けられ、ハンドル軸と直交する方向に延在するスプール軸がピニオンギアを貫通している。また、スプール軸の先端部には釣糸が巻回されるスプールが取り付けられている。スプール軸は、ピニオンギアと同心的に配されており、ハンドルからの回転力をスプール軸の前後動に変換するスプール往復動機構(オシレーティング機構)を介して、ハンドル軸と直交する方向に沿って前後動できる。
【0003】
前記オシレーティング機構は、一般に、ハンドル軸(ドライブギア)の回転に伴ってリール本体内で前後方向に往復動する摺動体を備えており、スプール軸が前記摺動体と一体に結合されることにより、摺動体と共にスプール軸が前後に往復動し、スプール軸と共に前後動するスプールに釣糸が片寄ること無く均等に巻回される。
【0004】
また、前記摺動体のリール本体内への組み込み性を向上させるべく、リール本体の後部に開口を形成し、この開口を通じて摺動体をリール本体の内部に対して挿脱できるようにした技術が従来から知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特公平3−8182号公報
【0006】
【特許文献2】
実用新案登録第2572087号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記特許文献1では、摺動体をリール本体に対して挿脱するための前記開口がリール本体の後端壁部の側面に形成されており、この開口を塞ぐリヤキャップがリール本体の後端壁部の上側から被せられている。すなわち、リール本体の後端壁部に重合してリヤキャップが着脱自在に取り付けられている。また、リール本体の前記後端壁部は、オシレーティング機構に関与する軸受等を支持しており、オシレーティング機構の前記摺動体の往復動における最後端位置よりも後側に位置している。つまり、この特許文献1では、摺動体の最後端位置よりも後側にリール本体の後端壁部が位置し、更に、この後端壁部の後側にこれと重合するようにリヤキャップが被さっている。そのため、リール本体の軸方向(前後方向)寸法が大きくなってしまうという問題がある。
【0008】
一方、特許文献2では、摺動体をリール本体に対して挿脱するための前記開口がリール本体の後端面に形成されており、この開口を塞ぐ蓋部材が、リール本体の後端面と略面一となるように配置されている。このような構成では、摺動体の最後端位置よりも後側にリール本体の蓋部材が位置しているものの、リール本体の後端壁部に重合して蓋部材が設けられていないため、特許文献1に比べてリール本体の軸方向寸法をある程度抑えられるが、前記蓋部材が軸受を支持するとともに、軸受を支持しているこの蓋部材がリール本体の後端面を形成しているため、リール本体を落下させるなどして蓋部材に衝撃が加わると、蓋部材の内側にあるシャフト等の部品に衝撃がダイレクトに加わってしまい、これらの部品を曲げてしまったり、破損してしまったりする虞がある
【0009】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、スプールの前後往復動のストロークを確保しながら、リール本体内の部品に直接に衝撃が伝わらないようにリール本体の後端部を保護できるとともに、リール本体の小型化を図ることができる魚釣用スピニングリールを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、ハンドルの回転を、リール本体内に設けられた往復動機構を介して、先端にスプールを有するスプール軸の前後往復動に変換する魚釣用スピニングリールにおいて、前記往復動機構は、前記スプール軸の後端部に取り付けられ且つ前記ハンドルの回転に伴ってリール本体内で前後に往復動する摺動体を備え、前記リール本体の後端壁部後端面には、前記摺動体がその往復動における最後端位置に位置した際に、当該摺動体の一部をこの後端壁部とスプール軸の長手方向で重なり合うように受け入れる開口と、この開口の上下に位置する後端壁部の部位同士を繋ぐブリッジ部とが形成され、前記開口を閉塞するように前記リール本体の前記後端壁部を覆うカバー部材が設けられていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。
【0012】
図1〜図5は本発明の第1の実施形態を示している。これらの図に示されるように、本実施形態の魚釣用スピニングリール1は、リール本体1aと、リール本体1aから延出する脚部1bと、脚部1bの端部に形成され且つ釣竿に取り付けられる竿取付部1cを有している。リール本体1a内には、スプールに釣糸を巻回するための巻取駆動機構が設けられている。具体的には、ハンドル5が固定されるハンドル軸2がリール本体1a内に回転可能に支持されている。ハンドル軸2にはドライブギア3が固定されており、このドライブギア3にはピニオンギア13が噛合している。
【0013】
ピニオンギア13は、ハンドル軸2に対して直交する方向に延び且つリール本体1aに軸受60A,60Bを介して回転可能に支持された軸筒62に設けられている。また、軸筒62の先端部には、ベール6および釣糸案内部15を備えたロータ8が一体的に取り付けられている。
【0014】
ハンドル軸2と直交する方向に延在するスプール軸9が軸筒62を貫通している。この場合、スプール軸9は、軸筒62と同心的に配されており、ハンドル軸2と直交する方向に沿って前後動できる。また、スプール軸9の先端部には釣糸が巻回されるスプール10が取り付けられている。
【0015】
また、ハンドル軸2には、オシレーティング機構(往復動機構)65の連動歯車66と噛合する歯車63が形成されている。オシレーティング機構65は、いわゆるギヤ方式のものであり、歯車63に噛み合ってこれと連動回転する連動歯車66と、連動歯車66に突設され且つ連動歯車66の回転中心軸から偏心して位置する係合突起(係合部)66aと、スプール軸9の後端部にビス69を介して取り付けられ且つ係合突起66aと係合するカム溝67aを有する摺動子(摺動体)67と、摺動子67と係合して摺動子67の往復動を案内するガイドレール68とを備えている。このようなオシレーティング機構65は、ハンドル軸2がハンドル5の回転操作によって回転されると、ハンドル軸2上の歯車63と噛み合う連動歯車66が回転し、それに伴って、連動歯車66の係合突起66aが回転するとともに、係合突起66aと係合するカム溝67aの案内によって摺動子67が前後に往復動する。したがって、摺動子67に取り付けられたスプール軸9が軸方向に沿って往復駆動(前後動)する。すなわち、この場合、係合突起66aとカム溝67aは、ハンドル軸2の回転運動をスプール軸9の直線往復運動に変換する変換手段を構成している。
【0016】
以上の構成によれば、ハンドル5を回転操作してハンドル軸2を回転させると、オシレーティング機構65を介してスプール軸9に取り付けられたスプール10が前後に往復動するとともに、ドライブギア3、ピニオンギア13、軸筒62を介してロータ8が回転駆動する。したがって、スプール10には、釣糸案内部15を介して、釣糸が均等に巻回される。
【0017】
また、本実施形態において、リール本体1aの後端壁部1a’の後端面には、所定の位置に、開口22が形成されている。この開口22は、オシレーティング機構65の摺動子67がその往復動における最後端位置に位置した際(その状態が図5に示されている)に、摺動子67の後側の一部をその内側に受け入れるように、その位置および形状が設定されている。すなわち、本実施形態においては、摺動子67がその往復動における最後端位置に位置した際に、摺動子67とリール本体1aの後端壁部1a’とが開口22内において軸方向(スプール軸の長手方向)で重なり合うようになっている。また、開口22は、更に、連動歯車66の一部をもその内側に受け入れるように形成されている。
【0018】
なお、開口22は、リール本体1aの後端壁部1a’を左右(軸方向に対して垂直な方向)に貫くように形成されていても良いが、本実施形態では、リール本体1aの後端壁部1a’の強度を十分に確保するため、開口22の上下に位置する後端壁部1a’の部位同士を繋ぐブリッジ部1aaが開口22の一側に設けられている。
【0019】
また、本実施形態では、開口22を塞ぐための有底皿状のカバー部材20が、リール本体1aの後端壁部1a’の後側から被せられている。すなわち、リール本体1aの後端壁部1a’に重合してカバー部材20が取り付けられている。この場合、カバー部材20は、リール本体1aの後端壁部1a’に形成されたネジ穴29にネジ24を捩じ込むことにより、後端壁部1a’に着脱自在に取り付けられる。
【0020】
なお、本実施形態において、リール本体1aの後端壁部1a’およびカバー部材20は、オシレーティング機構65に関与する軸受等を全く支持していない。また、リール本体1aの後端壁部1a’には、図1に示されるように、ロータ8の逆回転(釣糸繰り出し方向の回転)を防止する逆転防止機構の切換ロッド30の端部が貫通しており、後端壁部1a’から外部に突出する切換ロッド30の端部には、切換レバー32が取り付けられている。
【0021】
また、図2および図3に示されるように、リール本体1aの側部にはボディーカバー34が取り付けられている。このボディーカバー34は、そのボス穴39がリール本体1aの後端壁部1a’(ブリッジ部1aa)に形成されたボス部27に係合されることにより、リール本体1aに対して位置決めされ、その状態で、リール本体1aの前側および後端壁部1a’にそれぞれ形成された取付穴35,36,40に固定ビス26が挿入されることより、リール本体1aに対して固定される。
【0022】
以上説明したように、本実施形態では、摺動子67がその往復動における最後端位置に位置した際に摺動子67の後側の一部をその内側に受け入れる開口22が、リール本体1aの後端壁部1a’に形成されている。すなわち、摺動子67がその往復動における最後端位置に位置した際に、摺動子67とリール本体1aの後端壁部1a’とが開口22内において軸方向(スプール軸の長手方向)で重なり合うようになっている。したがって、摺動子67と後端壁部1a’とが重なり合う分だけリール本体1aの後端壁部1a’を前側にずらすことができるため、リール本体1aの後端壁部1a’が摺動子67の往復動における最後端位置よりも後側に位置している従来に比べ、リール本体1aの軸方向(前後方向)寸法を短くすることができ、リール本体1aの小型化を図ることができる。また、この場合、摺動子67の後端側の動きを開口22によって逃がしているだけであるため、スプール前後往復動のストロークを短くしてしまうこともない(スプール前後往復動の十分なストロークを確保することができる)。
【0023】
また、本実施形態の魚釣用スピニングリール1には、開口22を閉塞するようにリール本体1aの後端壁部1a’を覆うカバー部材20が設けられている。したがって、リールを落下させるなどしてカバー部材20に衝撃が加わっても、その衝撃はカバー部材20によって吸収されるため、リール本体1aの内側にある部品に衝撃がダイレクトに加わってしまうことがなく、前記部品の破損を防止することができる。すなわち、リール本体1aをコンパクトにしながら、適度な空間を保ってカバー部材20を取り付けることができ、カバー部材20によってリール本体1aの後端部を保護できる。
【0024】
このように、本実施形態によれば、摺動子の最後端位置よりも後側にリール本体の後端壁部が位置し且つこの後端壁部の後側にこれと重合するようにリヤキャップが被さっている特許文献1よりもリールの軸方向寸法を抑えることができるだけでなく、後端壁部の後側にリヤキャップが重合していない特許文献2と同等またはそれ以下に軸方向寸法を抑えながら、リール本体の後端部に作用する衝撃を緩和することができる。
【0025】
図6〜図12は本発明の第2の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
【0026】
図6〜図12に示されるように、本実施形態の魚釣用スピニングリール1Aのオシレーティング機構65Aは、スプール軸9と平行に配置され且つ軸受部50を介してリール本体1aに回転可能に支持されたトラバースカム軸(ウォームシャフト)52と、スプール軸9の後端に止めネジ90によって固定され且つトラバースカム軸52のカム溝59に沿って前後方向に摺動する摺動体54とを備えている。トラバースカム軸52は、ギヤ56を介してピニオン13に連結されており、一方、摺動体54には、トラバースカム軸52に常時係合する係合ピン58が設けられている。なお、軸受部50は、トラバースカム軸52を軸支しながら、トラバースカム軸52の端部を軸方向規制する。
【0027】
このようなオシレーティング機構65Aによれば、ハンドル5の回転操作によって駆動歯車3を介してピニオン13を回転させると、このピニオン13に噛合したギヤ56が回転し、このギヤ56の回転と共にトラバースカム軸52が回転する。この時、トラバースカム軸52のカム溝59に係合した係合ピン58がトラバースカム軸52の回転に伴って前後動することにより、摺動体54がトラバースカム軸52に沿って前後動する。この結果、この摺動体54に止めネジ90を介して連結しているスプール軸9を前後動させることができる。
【0028】
また、図9〜図12に明確に示されるように、摺動体54は、止めネジ90を介してスプール軸9に取り付けられるスプール軸取付部54Aと、係合ピン58を介してトラバースカム軸52に取り付けられるトラバースカム軸取付部54Bとから成り、これらの取付部54A,54Bはスプール軸9の軸方向で互いにオフセットされている。具体的には、スプール軸取付部54Aがトラバースカム軸取付部54Bよりも軸方向後側に位置している。
【0029】
また、本実施形態においも、第1の実施形態と同様、リール本体1aの後端壁部1a’の後端面には、所定の位置に、開口22が形成されている。この開口22は、オシレーティング機構65Aの摺動体54がその往復動における最後端位置に位置した際(その状態が図11および図12に示されている)に、摺動体54の後側の一部(本実施形態では、スプール軸取付部54A)をその内側に受け入れるように、その位置および形状が設定されている。すなわち、本実施形態においては、摺動体54がその往復動における最後端位置に位置した際に、摺動体54(スプール軸取付部54A)とリール本体1aの後端壁部1a’とが開口22内において軸方向(スプール軸の長手方向)で重なり合うようになっている。
【0030】
以上説明したように、本実施形態においても、摺動体54がその往復動における最後端位置に位置した際に摺動体54の後側の一部をその内側に受け入れる開口22が、リール本体1aの後端壁部1a’に形成されているとともに、開口22を閉塞するようにリール本体1aの後端壁部1a’を覆うカバー部材20が設けられている。したがって、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0031】
また、本実施形態では、摺動体54のスプール軸取付部54Aがトラバースカム軸取付部54Bよりも軸方向後側にオフセットして位置している。このように、トラバースカム軸取付部54Bを前方側に位置させれば、トラバースカム軸取付部54Bが係合するトラバースカム軸52を前方側に寄せることができるため、トラバースカム軸52を支持する軸受部50も前方にずらすことができる。したがって、軸受部50を支持するリール本体1aの後端壁部1a’をより効果的に前方側にずらすことができ、リール本体1aの軸方向(前後方向)寸法の短縮を更に促進させることができる。また、このように、スプール軸取付部54Aをトラバースカム軸取付部54Bよりも軸方向後側にオフセットして位置させれば、トラバースカム軸取付部54Bを前方側に寄せても、スプール軸取付部54Aとピニオン13との干渉によって摺動体54のストロークが規制されることもないため、ロングストロークのトラバースカム軸52を組み込みつつ、リール本体1aの軸方向寸法を短くすることが可能になる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の魚釣用スピニングリールによれば、リール本体の後端壁部の後端面には、摺動体がその往復動における最後端位置に位置した際に、当該摺動体の一部をこの後端壁部とスプール軸の長手方向で重なり合うように受け入れる開口と、この開口の上下に位置する後端壁部の部位同士を繋ぐブリッジ部とが形成されることにより、スプールの前後往復動のストロークを確保しながら強度を十分に確保し、開口を閉塞するように前記リール本体の前記後端壁部を覆うカバー部材により、リール本体内の部品に直接に衝撃が伝わらないようにリール本体の後端部を保護できるとともに、リール本体の軸方向寸法を短くして小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る魚釣用スピニングリールの側断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図2の要部拡大断面図である。
【図4】図1の要部拡大断面図であり、摺動体がその往復動における最前端位置に位置した状態を示す図である。
【図5】図1の要部拡大断面図であり、摺動体がその往復動における最後端位置に位置した状態を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る魚釣用スピニングリールの側断面図である。
【図7】 図のB−B線に沿う断面図である。
【図8】図7の要部拡大断面図である。
【図9】図8のC−C線に沿う断面図であり、摺動体がその往復動における最前端位置に位置した状態を示す図である。
【図10】図8のDEFG線に沿う断面図であり、摺動体がその往復動における最前端位置に位置した状態を示す図である。
【図11】図8のC−C線に沿う断面図であり、摺動体がその往復動における最後端位置に位置した状態を示す図である。
【図12】図8のDEFG線に沿う断面図であり、摺動体がその往復動における最後端位置に位置した状態を示す図である。
【符号の説明】
1…魚釣用スピニングリール
1a…リール本体
1a’…後端壁部
3…駆動歯車
5…ハンドル
9…スプール軸
10…スプール
20…カバー部材
22…開口
54,67…摺動体
65…オシレーティング機構(往復動機構)

Claims (1)

  1. ハンドルの回転を、リール本体内に設けられた往復動機構を介して、先端にスプールを有するスプール軸の前後往復動に変換する魚釣用スピニングリールにおいて、
    前記往復動機構は、前記スプール軸の後端部に取り付けられ且つ前記ハンドルの回転に伴ってリール本体内で前後に往復動する摺動体を備え、
    前記リール本体の後端壁部の後端面には、前記摺動体がその往復動における最後端位置に位置した際に、当該摺動体の一部をこの後端壁部とスプール軸の長手方向で重なり合うように受け入れる開口と、この開口の上下に位置する後端壁部の部位同士を繋ぐブリッジ部とが形成され、
    前記開口を閉塞するように前記リール本体の前記後端壁部を覆うカバー部材が設けられていることを特徴とする魚釣用スピニングリール。
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