JPH09163018A - 音声伝送装置における音声とファクシミリとの切り替え装置 - Google Patents

音声伝送装置における音声とファクシミリとの切り替え装置

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JPH09163018A
JPH09163018A JP7315029A JP31502995A JPH09163018A JP H09163018 A JPH09163018 A JP H09163018A JP 7315029 A JP7315029 A JP 7315029A JP 31502995 A JP31502995 A JP 31502995A JP H09163018 A JPH09163018 A JP H09163018A
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JP
Japan
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voice
signal
waveform
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facsimile
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JP7315029A
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Yoshifumi Ogura
佳文 小倉
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の技術的課題は,音声データとファク
シミリデータとを誤認識せず識別できる音声伝送装置に
おける音声とファクシミリとの切り替え装置を提供する
ことにある。 【解決手段】 端末インタフェースと回線インターフェ
ースとの間に設けられ,受信した音声信号とファクシミ
リ信号とを切り替えて伝送する音声伝送装置における音
声とファクシミリとの切り替え装置において,入力した
アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部2
と,前記デジタル信号と予め定められた周波数を備えた
第1の正弦波との一致又は不一致を判定する信号解析部
5とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,音声伝送装置にお
ける音声とファクシミリの切り替え方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,この種の複合伝送装置として,特
開昭64−89652号公報(以下,従来技術1と呼
ぶ)に開示されたものが知られている。従来技術1に開
示された複合伝送装置は,高能率音声コーデックと,フ
ァクシミリ通信用の変復調器として2個のモデムV21
及びV22を並列に接続し,この高能率音声コーデック
と2個のモデムV21及びV22とを制御する制御回路
とを備えて構成し,一部のDSCコマンドのみの制御
で,同一デジタル伝送路上の音声符号化データとファク
シミリデータとを多重分離回路にて多重化して伝送する
ものである。
【0003】具体的には,この複合伝送装置は,高能率
音声コーデックとファクシミリ通信用の変復調器を並列
に接続し,前記制御回路からなる切り替え用の一対のコ
マンド検出回路とフラグ検出回路とゲート回路とによ
り,音声データとファクシミリデータとを切り替える構
成を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来技術に示された複合伝送装置のコマンド検出回路で
は,入力信号を二値化しているために,入力波形が歪ん
だ場合,音声信号に似た波形があった場合には,通話中
のデータを誤ってファクシミリのコマンドとして検出し
てしまうことがあった。
【0005】そこで,本発明の技術的課題は,音声デー
タとファクシミリデータとを誤認識せず識別できる音声
伝送装置における音声とファクシミリとの切り替え装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の音声伝送装置に
おける音声とファクシミリとの切り替え装置では,端末
インタフェースと回線インターフェースとの間に設けら
れ,受信した音声信号とファクシミリ信号とを切り替え
て伝送する音声伝送装置における音声とファクシミリと
の切り替え装置において,入力したアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換部と,前記デジタル信号
と予め定められた周波数を備えた第1の正弦波との一致
又は不一致を判定する信号解析部とを備え,判定結果に
したがって切り替え操作を行うことを特徴としている。
【0007】また,本発明の音声伝送装置における音声
とファクシミリとの切り替え装置では,前記音声伝送装
置における音声とファクシミリとの切り替え装置におい
て,前記信号解析部は,前記デジタル信号が正弦波であ
る場合,当該デジタル信号を1周期取り込み,周期が所
定範囲内にあるか否かを確認し,ある許容範囲の第2の
正弦波である場合,そして,振幅が所定範囲内にある場
合,n周期連続を確認することを特徴としている。
【0008】さらに,本発明の音声伝送装置における音
声とファクシミリとの切り替え装置では,前記音声伝送
装置における音声とファクシミリとの切り替え装置にお
いて,前記第1の正弦波は2100Hzの周波数を有す
ることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0010】図1は本発明の実施の一形態に係わるデジ
タル伝送装置の構成図である。図2(a)及び(b)は
アナログ波形をデジタルに変換したときの概念図であ
る。
【0011】図1を参照して,デジタル伝送装置10
は,端末インターフェース1と,端末インターフェース
1からのアナログ信号をそれぞれ入力するA/D変換部
2,音声符号化部3,及びFAX符号化部4とを備えて
いる。また,A/D変換部2によってデジタル信号に変
換されたデータの解析を行い,ファクシミリからの識別
信号と判断した場合出力を切り換えるための信号を出力
する信号解析部5と,音声符号化部3及びFAX符号化
部4からのデータを入力する出力切換部6とを備えてい
る。さらに,信号解析部5からの信号を入力し,出力切
換部6の出力を切り換える中央制御部7と,出力切換部
6からのデータを入力する回線制御部8と,回線制御部
8からのデータを入力する回線インターフェース9が備
えられている。
【0012】次に,本発明の実施の一形態によるデジタ
ル伝送装置10の動作について説明する。
【0013】端末インターフェース1から入力されたア
ナログ信号は,A/D変換部2,音声符号化部3,及び
FAX符号化部4,それぞれに対して同時に入力され
る。A/D変換部2で,図2(a)に示すような入力波
形を備えたアナログデータから図2(b)に示すよう
に,所定の周期,所定の振幅とを備えたデジタル変換波
からなるディジタルデータに変換して信号解析部5に渡
される。ここで,信号解析部5では,デジタル変換され
た波形から周波数成分,振幅,及び波形の形が正弦波か
否かを判断する。その波形が一定時間連続した時に,フ
ァクシミリからの識別信号と判断して,出力切換部6の
通過データを音声符号化データからFAX符号化データ
に入力を切り換える信号を中央制御部7に出力する。
【0014】この時,A/D変換のサンプリング周波数
は,検出周波数の2100Hzを考えると,8kHzで
も十分であるが,波形の歪みやノイズなどを検出するた
めに,64kHzとする。
【0015】さらに,信号解析部5では,A/D変換部
2から来るデータを順次読み込み,前データとの差分を
計算し,とりあえず1周期分のデータを読み込む。1周
期分の読み込みが終了したとき,このデータ数が30又
は31個のデータであるかを検証する。これは,210
0Hzを64kHzでサンプリングしたときのデータ数
である。
【0016】次に,入力されたデータが正弦波かどうか
は,データの前後関係を追っていけば解析できるが,多
少のノイズなどでこれが崩れることのある。そこで,あ
る程度のしきい値を設けて,この範囲以内であれば,正
弦波であると判断する。
【0017】次に,振幅の判断になるが,これは,入力
感度と同じになる。よってこれは,端末インターフェー
ス部の入り口で0dBmがA/D変換部の出口でどのよ
うな値になるかを基に,振幅範囲の規定を決定する。
【0018】さらに,信号解析部5は,1周期毎の判断
結果を中央制御部7に伝える。中央制御部7では,1周
期の正常判断結果が1050回続いたら,出力切換部6
を制御して,FAX符号化データを回線制御部8へと伝
送する。この時の1050回は,2100Hzを500
ms連続で検出するときの値である。さらに,回線制御
部8は回線インターフェース9を介してデータを転送す
る。
【0019】図3は,図1のデジタル伝送装置の要部の
動作フロー概要図である。図3を参照して,ステップ1
において,A/D変換部から出力されるデータを信号解
析部5が読み込む。次に,ステップ2において,データ
1周期分の読み取りが完了したか否かが判断される。完
了した場合には,ステップ3において,データの周波数
が2100Hzであるか否かが判断される。
【0020】一方,完了しない場合においては,再びス
テップ1に戻る。ステップ3において,データの周波数
が2100Hzであった場合に,ステップ4にて,デー
タぼ波形が正弦波か否かが判断される。正弦波と判断さ
れた場合,ステップ5において,振幅が規定以内か否か
が判断される。規定以内の場合,ステップ6において,
中央制御部7において,周期カウントに1が加えられ
る。
【0021】ここで,上記ステップ3〜5の場合におい
て,否の場合,全てステップ9において周期カウントが
0とされ,ステップ1に戻る。
【0022】次に,ステップ7に示すように,中央制御
部7において周期カウントが規定数か否かが判断され,
否の場合再びステップ1に戻る。
【0023】一方,周期カウントが規定数の場合,ステ
ップ8において,中央制御部7は出力切換部6に切り換
え信号を出力して,出力がファクシミリモードに切り換
えられ,動作を終了する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように,本発明において
は,入力波形が歪んだ場合でも正しく認識することがで
きる音声伝達装置における音声とファクシミリの切り替
え装置を提供することができる。
【0025】また,本発明においては,入力信号を二値
化する代わりにA/D変換するようにしたので,単に周
波数のみを解析していたのを,波形の周波数,形,振幅
及び波形の周期性を解析することにより,より正確にフ
ァクシミリ装置からの識別信号を検出することができる
音声伝達装置における音声とファクシミリの切り替え装
置を提供することができる。
【0026】また,本発明によれば,入力波形の形が所
定の正弦波からの許容範囲内にあるか否かを識別するこ
とで,雑音が含まれている場合にも正しい判定が可能
で,また,音声信号に似た波形が有っても誤検出が起こ
ることが少ない音声伝達装置における音声とファクシミ
リの切り替え装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係わるデジタル伝送装
置の構成図である。
【図2】アナログ波形をデジタルに変換したときの概念
図である。
【図3】図1のデジタル伝送装置の要部の動作フロー概
要図である。
【符号の説明】
1 端末インターフェース 2 A/D変換部 3 音声符号化部 4 FAX符号化部 5 信号解析部 6 出力切換部 7 中央制御部 8 回線制御部 9 回線インターフェース 10 デジタル伝送装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末インタフェースと回線インターフェ
    ースとの間に設けられ,受信した音声信号とファクシミ
    リ信号とを切り替えて伝送する音声伝送装置における音
    声とファクシミリとの切り替え装置において,入力した
    アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部
    と,前記デジタル信号と予め定められた周波数を備えた
    第1の正弦波との一致又は不一致を判定する信号解析部
    とを備え,判定結果にしたがって切り替え操作を行うこ
    とを特徴とする音声伝送装置における音声とファクシミ
    リとの切り替え装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の音声伝送装置における音
    声とファクシミリとの切り替え装置において,前記信号
    解析部は,前記デジタル信号が正弦波である場合,当該
    デジタル信号を1周期取り込み,周期が所定範囲内にあ
    るか否かを確認し,ある許容範囲の第2の正弦波である
    場合,そして,振幅が所定範囲内にある場合,n周期連
    続を確認することを特徴とする音声伝送装置における音
    声とファクシミリとの切り替え装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の音声伝送装置における音
    声とファクシミリとの切り替え装置において,前記第1
    の正弦波は2100Hzの周波数を有することを特徴と
    する音声伝送装置における音声とファクシミリとの切り
    替え装置。
JP7315029A 1995-12-04 1995-12-04 音声伝送装置における音声とファクシミリとの切り替え装置 Withdrawn JPH09163018A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114582109A (zh) * 2020-11-30 2022-06-03 深圳富桂精密工业有限公司 终端设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114582109A (zh) * 2020-11-30 2022-06-03 深圳富桂精密工业有限公司 终端设备

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Effective date: 20030204