JP3588096B2 - 多重化伝送装置 - Google Patents

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    • H04Q2213/1319Amplifier, attenuation circuit, echo suppressor

Description

【技術分野】
【0001】
この発明は、音声信号、ファクシミリ信号、及び音声帯域データ信号一等の伝送信号を圧縮及び多重化して伝送する多重化伝送装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図10に従来の多重化伝送装置の一例としてDCME(Digital Circuit Mu1tiplication Equipment:ディジタル回線多重化装置)の構成を示す。図10において、1は交換機側で発生するエコーを消去するエコーキャンセラ、2は交換機側から入力される伝送信号を符号化する符号化部、3は対抗する多重化伝送装置側から伝送されてきた信号を復号する復号部である。符号化部2において、4は音声信号を符号化する音声伝送用符号化回路、5は音声帯域データ信号を符号化するVBD伝送用符号化回路(ここで、VBDはVoice Band Data:音声帯域データの略記である。以下、同じ)、6はファクシミリ信号を復調するファクシミリ信号復調回路である。復号部3において、7は符号化された音声信号を復号する音声伝送用復号回路、8は符号化された音声帯域データ信号を復号するVBD伝送用復号回路、9は復調されたファクシミリ信号を再変調するファクシミリ信号変調回路である。10は入力された信号の有音又は無音を検出し、検出結果をもとに入力された信号が音声信号であるか、ファクシミリ信号又は音声帯域データ信号であるかを識別する信号検出識別部である。また、11は符号化部2において符号化された音声信号、符号化された音声帯域データ信号、及び復調されたファクシミリ信号を多重化し、対向する多重化伝送装置側へ伝送するとともに、この対向する多重化伝送装置側から伝送されてきた信号から音声信号、音声帯域データ信号、ファクシミリ信号を分離する多重化部である。
【0003】
次に従来の多重化伝送装置による伝送処理について説明する。交換機側からの音声信号、ファクシミリ信号、又は音声帯域データ信号はエコーキャンセラ1に入力される。エコーキャンセラ1はこれらの信号について、交換機側で発生したエコーを消去し、消去後の信号を符号化部2及び信号検出識別部10へ出力する。信号検出識別部10は、エコーキャンセラ1から入力された音声信号、ファクシミリ信号、又は音声帯域データ信号の有普及び無音を検出し、入力信号が、音声信号であるか、ファクシミリ信号又は音声帯域デー多信号であ乞かを識別し、この識別結果と、有音又は無音の検出結果とを多重化部11へ出力する。多重化部11は、この識別結果と有音又は無音の検出結果をもとに、符号化回路又は復調回路の選択情報を符号化部2へ出力する。符号化部2は、多重化部11からの選択情報に基づいて音声伝送用符号化回路4、VBD伝送用符号化回路5、又はファクシミリ伝送用復調回路6を選択し、エコーキャンセラ1から入力される伝送信号を符号化又は復調し、多重化部11へ出力する。
【0004】
ここで、上記の信号検出識別部10における信号検出及び信号識別の方法を図11によって説明する。信号検出識別部10では、入力される信号に2100Hzトーン信号があるか否かによって信号の種別を識別する。即ち、2100Hzトーン信号を検出した場合、入力された信号はフタクシミリ信号又は音声帯域データ信号であると識別し、2100Hzトーン信号を検出しない場合には、音声信号であると識別する。
【0005】
従って、音声信号が交換機側から入力されてきた場合には、信号検出識別部10は無音状態から有音状態となることを検出し、さらに2100Hzトーン信号が到来しないので、音声信号であると識別する。この有音であるとの検出結果と音声信号であるとの識別結果を多重化部11へ出力する。多重化部11は、この識別結果に基づいて音声伝送用符号化回路4を選択する選択信号を符号化部2へ出力し、かつ有音状態にあるか又は無音状態にあるかを示す信号を符号化部2へ出力する。符号化部2は音声伝送用符号化回路4を選択し、有音状態であるときに入力信号を符号化し多重化部11へ出力する。
【0006】
一方、音声帯域データ信号又はファクシミリ信号が信号検出識別部10に入力されている場合には、無音状態から有音状態になることを検出し、さらに2100Hzトーン信号が到来し、これを検出することにより、その入力された信号が音声帯域データ信号又はファクシミリ信号であると識別する。信号検出識別部10は、この有音であるとの検出結果と、音声帯域データ信号又はファクシミリ信号であるとの識別結果を多重化部11へ出力する。多重化部11は、この時点においては交換機側からの入力信号が音声帯域データ信号であるかファクシミリ信号であるかを識別できないので、信号検出識別部10の識別結果に基づいて、VBD伝送用符号化回路5及びファクシミリ信号復調回路6を選択する選択信号を符号化部2へ出力し、かつ有音状態にあるか又は無音状態にあるかを示す信号を符号化部2へ出力する。この選択信号に基づいて符号化部2は、交換機側からの入力信号が有音状態にある場合に、VBD伝送用符号化回路5による信号の符号化、及びファクシミリ信号復調回路6による信号の復調を行う。交換機側から入力された信号がファクシミリ信号である場合、ファクシミリ信号復調回路6による信号復調の結果、2100Hzトーン信号の後、ファクシミリ特有の信号が入力されてくるので,、ファクシミリ信号復調回路6はその特有の信号を検出すると、多重化部11へ信号がファクシミリ信号であるとの検出結果を出力する。多重化部11は、ファクシミリ信号復調回路6からファクシミリ信号であるとの検出緒巣が入力された場合、ファクシミリ信号復調回路6の出力を選択し、そうでない場合には、VBD伝送用符号化回路の出力を選択する。
【0007】
なお、信号検出識別部10において、2100Hzトーン信号を検出する際に、相当な時間を要する。この検出に要する時間の間は、符号化部2での符号化は音声伝送用符号化回路4が逮択されているので、2100Hzトーン信号の先頭部分に対しては音声伝送用符号化が行われる。また、交換機側からファクシミリ信号が入力されている場合、ファクシミリ信号特有の信号が検出されるまでは、VBD伝送用符号化回路5が選択され、ファクシミリ信号はVBD伝送用符号化されて伝蓬される。
【0008】
上記のように、音声信号及び音声帯域データ信号は符号化部2における符号化によって圧縮され、また有音信号のみが多重伝送される。また、ファクシミリ信号については符号化部2において復調され、多重伝送される。従って、音声信号、音声帯域データ信号、及びファクシミリ信号を効率良く伝送することができる。
【0009】
次に、従来の多重化伝送装置において、図12及び図13に示すような交換機からの各種シグナリング伝送方式に準拠したシグナリング信号が入力された場合を考える。
【0010】
図12はChinese No.1信号伝送方式におけるシグナリング伝送方式や、国際標準信号伝送方式であるNo.5、R1、R2信号伝送方式におけるシグナリング伝送方式を説明する模式図である。これらのシグナリング伝送右式においては、信号の形態として、ラインシグナリング(Line Signaling)とレジスタシグナリング(Register Signa1ing)の2形態がある。図12に示すラインシグナリングは、例えば発呼側交換機から着呼側交換機に送信される発呼時の起動信号や、この起動信号に対する着呼側交換機からの起動完了信号、あるいは、ダイヤル番号送信後に発呼側交換機から着呼側交換機に送信される呼出信号や、この呼出信号に対する着呼側交換機からの応答信号がある。また、レジスタシグナリングには、例えば発呼側交換機から着呼側交換機に送信される相手先電話番号を伝送する信号などがある。
【0011】
ラインシグナリングは、Chinese No.1シグナリング伝送方式、及びR2シグナリング伝送方式の場合、音声、音声帯域データ信号及びファクシミリ信号が伝送されないタイムスロット16、即ちアウトバンド(Out Band)を使用して伝送される。これに対してR1シグナリング伝送方式の場合には、音声、音声帯域データ及びファクシミリ信号が伝送されるタイムスロットの8ビットの最下位ビット(即ち、ロブドビット:Robbed Bit)を使用し、インバンド(In Band)で伝送される。また、No.5シグナリング伝送方式の場合、音声、音声帯域データ信号及びファクシミリ信号が伝送されるタイムスロットを使用し、2400Hzトーン信号、又は2600Hzトーン信号、又は2400Hzトーン及び2600Hzトーン混成信号が伝送される。この場合もインバンドで伝送される。また、図13に示すNo.7シグナリング伝送方式の場合、最初の2000Hzトーン信号(CCT信号:Conductivity Check Tone)交換機同士が回線の導通確認を行うために発生する信号)は、インバンドで伝送され、それ以降のシグナリング信号については、アウトバンドで伝送される。
【0012】
上記のように、シグリング信号には、インバンドで伝送されるものと、アウトバンドで送信されるものとがあるが、図10に示す従来の多重化伝送装置によってシグナリング信号を伝送する場合、次に説明する問題が生じる。
【0013】
まず、No.5シグナリング伝送方式についてみると、ラインシグナリング信号である2400Hzトーン信号、又は2600Hzトーン信号、又は2400Hzトーン及び2600Hzトーン混成信号は、発信局側交換機からも、着信局側交換機からも伝送される。したがって、多重化伝送装置内のエコーキャンセラ1において、これらの信号がキャンセルされてしまう。その結果、正常なシグナリング伝送を行うことができず、交換機間の回線接続が不可能となり以降の通信が不能となる。
【0014】
また、No.7シグナリング伝送方式におけるCCT信号も、上記同様に、発振局側交換機と着信局側交換機の双方から伝送されるので、多重化伝送装置内のエコーキャンセラ1において、キャンセルされるので、導通確認がとれず、以降の通信接続が不能となる。
【0015】
更に、No.5シグナリング伝送方式、R1、R2シグナリング伝送方式、及びChinese No.1シグナリング伝送方式におけるレジスタシグナリング信号(発信局側交換機から着信局側交換機へ発呼した電話番号を伝送する信号)は、MF(Mu1ti Frequency)信号として伝送されるが、近年の音声信号の高昨率伝送に用いられる音彦符号化手段(例えば、ITU−丁勧告G.729準拠8kbit/s CS−ACELP音声符号化手段など)においては、このMF号号を正常伝送できない場合がある。すなわち、これらのMF信号は信号検出識別部10において音声であると判断され、音声伝送用符号化回路4が選択されるので、レジスタシグナリング信号に含まれる電話番号を誤伝送することがある。
【0016】
以上のように、従来の多重化伝送装置においては、CCT信号やMF信号を正常に伝送することができず、以降の音声信号、音声帯域データ信号、及びファクシミリ信号を正常に伝送することができないという問題点があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたものであり、各種シグナリング伝送方式を検出し、さらにはシグナリング伝送中のエコーキャンーセラの動作制御や、レジスタシグナリングであるMF信号等のシグナリング信号を正常に伝送できるシグナリング伝送用符号化及び復号化手段を有する多重化伝送装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0018】
この目的を達成するために、この発明に係る多重化伝送装置は、交換機側から入力される伝送信号に混在する対向多重化伝送装置側からのエコーを消去するエコーキャンセラと、このエコーキャンセラが出力する上記伝送信号に含まれる音声信号を符号化し、上記伝送信号に含まれるファクシミリ信号を復調する符号化部と、この符号化部により符号化された伝送信号を多重化し、上記対向多重化伝送装置側へ出力する多重化部と、上記交換機側からの入力信号の特定タイムスロットの符号の変化に基づいてシグナリシグ信号を検出するシグナリング符号検出回路とを備え、上記シグナリング符号検出回路によりシグナリング信号を検出したときに上記エコーキャンセラによるエコー消去を停止するものである。
【発明の効果】
【0019】
この構成によって、シグナリング信号が特定のタイムスロットにより伝送される場合において、シグナリング信号をエコーキャンセラでのエコー消去によって消してしまうこと無く、対向する多重化伝送装置へ伝送することが可能となる。さらに、上記符号化部は、シグナリング信号を符号化するシグナリング伝送用符号化回路を備え、上記シグナリング符号検出回路によりシグナリング信号牽検出したときに、伝送信号を上記シグナリング伝送用符号化回路により符号化する構成としてもよい。この構成によって、シグナリング信号を確実に符号化して伝送するので、対向する多重化伝送装置へ正常にシグナリング信号を伝送することができる。さらに、上記シグナリング符号碑出回路によりシグナリング信号を検出し、上記エコーキャンセラによるエコー消去を停止した後、シグナリング信号が無音になってからも所定時間はエコー消去を停止しておく構成としてもよい。この構成によって、シグナリングが終了するまでのエコー消去停止の時間が十分に確保されるので、対向する多重化伝送装置へ正常にシグナリング信号を伝送することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る多重化伝送装置の構成を示すブロック図である。図1において、交換機側からは、電話の音声や、音声帯域データ信号、或いはファクシミリ端末のファクシミリ信号等が混在した伝送信号が入力される。12は交換機側で発生する工コーを消去するエコーキャンセラであり、13は交換機側から入力される伝送信号を符号化する符号化部、14はシグナリング時に伝送するシグナリング信号を符号化するシグナリング伝送用符号化回路である。符号化部13は、音声伝送用符号化回路4、VBD伝送用符号化回路5、ファクシミリ信号復調回路6、さらにシグナリング伝送用符号化回路14を有する。15は対向する多重化伝送装置側から伝送されてきた信号を復号する復号部であり、16は符号化されたシグナリング信号を復号するシグナリング伝送用復号回路である。復号部15は、音声伝送用復号回路7、VBD伝送用復号回路8、ファクシミリ信号変調回路9、さらにシグナリング伝送用復号回路16を有する。17は音声信号、音声帯域データ信号、及びファクシミリ信号などの伝送信号の検出及び識別を行う信号検出識別部である。信号検出識別部17において、18は音声信号、音声帯域データ信号、及びファクシミリ信号が有音であるか無音であるかを検出する信号検出回路、19は伝送される信号が音声信号であるか、音声帯域データ信号又はファタシミリ信号であるかを識別する信号識別回路、20は各種シグナリング伝送方式により伝送される特有のトーン信号を検出するトーン信号検出回路である。21は、伝送信号の多重化、及び対向する多重化伝送装置から多重化されて送られてくる伝送信号の分離を行う多重化部である。多重化部21において、22は符号化された音声信号、符号化された音声帯域データ信号、復調されたファクシミリ信号、及び符号化されたシグナリング信号を多重化ナる信号多重化回路、23は多重化された伝送信号から符号化された音声信号、符号化された音声帯域データ信号、復調されたファクシミリ信号及び符号化されたシグナリング信号を分離する信号分離回路、24は各種シグナリング伝送方式によるシグナリング符号を検出するシグナリング符号検出回路である。なお、図1において、図10と同一の符号を付した部分は、図10におけるそれらの部分と同一又は相当な部分であることを示す。
【0021】
次に実施の形態1に係る多重化伝送装置による信号伝送について説明する。音声信号、音声帯域データ信号、及びファクシミリ信号の信号伝送については、図10に示した従来の多重化伝送装置における信号伝送と同様であるので説明を省略する。但し、多重化部21内には信号多重化回路22と信号分離回路23とを備えており、信号多重化回路22は、伝送信号を多重化して対向する多重化伝送装置へ送出し、信号分離回路24は、対向する多重化伝送装置からの伝送信号に多重化された音声信号、音声帯域データ信号、及びファクシミリ信号を分離しており、図10に示す多重化部11に相当する。また、信号検出識別部17内の信号検出回路18及び信号識別回路19は、図10に示す信号検出識別部10に相当するものである。
【0022】
各種シグナリング伝送方式における信号の形態としては、ラインシグナリング(Line Signa1ing)とレジスタシグナリング(Register Signa1ing)の2形態がある。前述のとおり図12に示すラインシグナリングには、例えば発呼側交換機から着呼側交換機に送信される発呼時の起動信号や、この起動信号に対する着呼佃側交換機からの起動完了信号、あるいは、ダイヤル番号送信後に発呼側交換機から着呼側交換機に送信される呼出信号や、この呼出信号に対する着呼側交換機からの応答信号がある。また、レジスタシグナリングには、例えば発呼側交換機から着呼側交換機に送信される相手先電話番号を伝送する信号などがある。
【0023】
次に図12及び図13により説明した各種伝送方式におけるシグナリング信号の伝送について、以下に説明する。
【0024】
Chinese No.1シグナリング伝送方式のようにラインシグナリング信号が、タイムスロット16のabcdビットで伝送される場合の信号伝送について説明する。シグナリング符号検出回路24は、伝送信号のタイムスロット16をモニタしており、そのabcdビットの特定の変化を検出すると、信号検出識別部17に対して検出結果を出力する。即ち、シグナリング符号検出回路24は、伝送信号の特定のタイムスロットをモニタし、その符号の変化によってシグナリング信号の到来を検出する。信号検出識別部17は入力された検出結果が特定の変化を示すものである場合、エコーキャンセラ12に対してエコー消去動作の停止を指令する。このエコー消去動作の停止指令は、シグナリング信号が無音になってからも所定の時間は信号検出識別部17からエコーキャンセラ12に対して出力し続けるようにしても良い。この所定時間をシグナリングハングオーバ時間(Signa1ing Hang Over Time)と呼ぶ。このシグナリシグハングオーバ時間の間は、シグナリング信号が無音になった後も有音であるとみなすことに相当する。エコーキャンセラ12は、エコー消去動作の停止指令が入力されている間は、エコー消去動作を停止する。多重化部21は、シグナリング信号検出中、符号化部13に対してシグナリング伝送用符号化回路14を選択する選択信号を出力する。符号化部13はシグナリング伝送用符号化回路14を動作させてエコーキャンセラ12からの入力信号、即ちシグナリング信号を符号化し、符号化したシグナリング信号を多重化部21へ出力する。以上の動作により、ラインシグナリングの特定の変化を検出した後、シグナリングハングオーバ時間か経過するまで、エコー消去動作を停止し、正常にシグナリソグ信号を符号化して伝送することができる。
【0025】
図2は、シグナリングハングオーバ時間について説明する模式図である。図2の上段は多重化伝送装置に入力されるシグナリング信号を示しており、順次、ラインシグナリング信号、レジスタシグナリングであるMF信号、ラインシグナリング信号が入力され、その後に音声信号等の伝送信号が入力されている場合を示している。図2の中段は、シグナリングハングオーバによるシグナリング伝送の継続を示しており、白抜き部分においてシグナリング信号が伝送される。図2の下段は、エコーキャンセラ12におけるエコー消去動作を示しており、シグナリングハングオーバ時間が経過するまではエコー消去動作を停止し、シグナリングハングオーバ時間経過後、エコー消去動作を行う。このようにシグナリングハングオーバ時間は、シグナリング信号の伝送終了時を十分にカバーするような所定時間を設定する。
【0026】
上記においては、ラインシグナリング信号がタイムスロット16のabcdビットで伝送される場合を一例として示したが、ラインシグナリング信号がロブドビットで伝送される場合も同様である。また、No.5シグナリング伝送方式のように、ラインシグナリング信号がトーン信号で送出される場合、このトーン信号を信号検出識別部17におけるトーン信号検出回路20において検出し、エコーキャンセラ12にエコー消去動作の停止を指令する。なお、ラインシグナリング信号がトーン信号で送出される場合の例としては、No.5シグナリング伝送方式において2400Hzトーン信号、又は2600Hzトーン信号、又は2400Hzトーン及び2600Hzトーン混成信号が送出される場合や、No.6及びNo.7シグナリング伝送方式においてCCT(2000Hzトーン)信号が送出される場合などがある。信号検出識別部17は、多重化部21に対して、シグナリング信号を検出した事を出力し、多重化部21は符号化部13に対してシグナリング伝送用符号化回路14を選択する選択信号を出力する。また、信号検出識別部17はシグナリングハングオーバ時間が経過するまで、エコーキヤンセーラ12に対してエコー消去動作の停止を指令するように構成しても良い。
【0027】
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態2に係る多重化装置の構成を示すブロック図である。図3において、25は交換機側から入力される信号から各種のシグナリング伝送方式において伝送されるトーン信号を検出するトーン信号検出回路である。26は信号検出回路18及び信号識別回路19を有する信号検出識別部であり、エコーキャンセラから入力される年号を検出及び識別する。また信号検出識別部26は、実施の形態1に示した信号検出識別部17において、トーン信号検出回路以外の構成及び機能を備えたものである。
【0028】
音声信号、音声帯域データ信号、ファクシミリ信号の信号伝送の動作は、図9に示す従来の多重化伝送装置について説明した動作と同様であるので、説明を省略する。また、ラインシグナリング信号がタイムスロット16のabcdビットで伝送される場合のシグナリング信号伝送の動作は、実施の形態1における動作と同様である。以下には、No.5シグナリング伝送方式の場合のようにラインシグナリング信号がトーン信号により送出される場合のシグナリング信号伝送の動作について説明する。
【0029】
交換機側からの伝送信号はエコーキャンセラ12の前段においてトーン信号検出回路25に入力される。トーン信号検出回路25は、検出したトーン信号がシグナリング伝送方式において伝送されるトーン信号であるかどうかを検出する。例えばNo.5シグナリング伝送方式の場合には、2400Hzトーン信号、又は2600Hzトーン信号、2400Hzトーン及び2600Hzトーン混成信号であるかどうかを検出する。また、No.7シグナリング伝送方式の場合には、導通確認を行うためのCCT(2000Hzトーン)信号であるかどうかを検出する。トーン信号検出回路25は上記のようなシグナリング伝送方式におけるトーン信号を検出すると、信号検出識別部17に対して、トーン信号を検出したことを示す通知信号を出力する。この通知イ蕎号が入力されると、信号検出識別部17はエコーキャンセラ12に対してエコー消去動作の停止を指令し、多重化部21に対して、シグナリング伝送方式におけるトーン信号が検出されたことを示す通知信号を出力する。また、信号検出識別部17はシグナリングハングオーバ時間が設定されていれば、その時間が経過するまで、エコーキャンセラ12に対して、エコー消去動作の停止を指令し続け、多重化部21に対して、シグナリング伝送方式におけるトーン信号が検出されたことを示す通知信号を出力し続ける。多重化部21は、この通知信号を受けている期間中、符号化部13に対してシグナリング伝送用符号化回路14を選択する選択信号を出力し、これを受けた符号化部13はシグナリング伝送用符号化回路14を動作させ、信号を符号化して多重化部21へ出力する。
【0030】
実施の形態3.
図4は、本発明の実施の形態3に係る多重化装置において、Chinese No.1シグ方リング伝送方式によるシグナリングが発生した場合のシグナリング検出処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートによる検出処理は、実施の形態1及び実施の形態2に適用される。即ち、ここで説明するシグナリング検出処理は、実施の形態1において説明した図1、及び実施の形態2において説明した図3に示される多重化部21内のシグナリング符号検出回路24において実行されるものである。
【0031】
図4のステップS1において、タイムスロット16のabcdビットをモニタし、モニタ結果を保存する。次にステップS2において、ステップS1で保存したabcdビットの内容と、前回保存したabcdビットの内容とを比較する。前回保存したabcビットが101であり、今回保存したabcビットが001である場合、又は前回保存したabcビットトが10X(Xは不定)であり、今回保存したabcビットが11Xの場合には、ステップS3へ移行してChinese No.1シグナリングを検出したものとみなす。このステップS3においてシグナリング符号検出回路24は、実施の形態1においては図1に示す信号検出識別部17へ、実施の形態2においては図3に示す信号検出識別部26ヘシグナリング信号を検出したことを通知する。ステップS2において、前回保存したabcビツト及び今回保存したabcビットの変化が上記の場合でない場合は、ステップS4に移行しChinese No.1シグナリングが検出されていないものとみなす。ステップS3及びステップS4終了後、ステップS5により全処理を終了する。
【0032】
次にR2シグナリング伝送方式によるシグナリングが発生した場合のシグナリング検出処理の流れを図5に示すフローチャートにより説明する。このフローチャートによる検出処理は、実施の形態1及び実施の形態2に適用される。即ち、ここで説明するシグナリング検出処理は、実施の形態1において説明した図1、及び実施の形態2において説明した図3に示される多重化部21内のシグナリング符号検出回路24において実行されるものである。
【0033】
図5のステップS6において、タイムスロゾート16のabcdビットをモニタし、モニタ結果を保存する。次にステップS7において、ステップS6で保存したabcdビットの内容と、前回保存したabcdビットの内容とを比較する。前回保存したabビットが10であり、今回保存したabビットが00である場合、又は前回保存したabビットが10であり、今回保存したabビットが11の場合には、ステップS8へ移行してR2シグナリングを検出したものとみなす。このステップS8において、シグナリング符号検出回路24は、実施の形態1においては図1に示す信号検出識別部17へ、実施の形態2においては図3に示す信号検出識別部26ヘシグナリング信号を検出したことを通知する。ステップS7において、前回保存したabビット及び今回保存したabビットの変化が上記の場合でない場合は、ステップS9に移行し、R2シグナリングが検出されていないものとみなす。ステップS8及びステップS9終了後、ステップS10により全処理を終了する。
【0034】
次にR1シグナリング伝送方式によるシグナリングが発生した場合のシグナリング検出処理の流れを図6に示すフローチャートにより説明する。このフローチャートによる検出処理は、実施の形態1及び実施の形態2に適用される。即ち、ここで説明するシグナリング検出処理は、実施の形態1において説明した図1、及び実施の形態2において説明した図3に示される多重化部21内のシグナリング符号検出回路24において実行されるものである。
【0035】
図6のステップS11において、音声信号・音声帯域データ信号、及びファクシミリ信号を伝送するタイムスロットの最下位ビット(即ち、ロブドビット)をモニタし、モニタ結果を保存する。次にステップS12において、ステップS11で保存したロブドビットの内容と、前回保存したロブドビットの内容とを比較する。前回保存したロブドビットA又はBが0であり、今回保存したロブドビットA又はBが1である場合、ステップS13へ移行してR1シグナリングを検出したものとみなす。このステップS13において、シグナリング符号検出回路24は、実施の形態1においては図1に示す信号検出識別部17へ、実施の形態2においては図3に示す信号検出識別部26ヘシグナリング信号を検出したことを通知する。ステップS12において、前回保存したロブドビット及び今回保存したロブドピットの変化が上記の場合でない場合は、ステップS14に移行しR1シグナリングが検出されていないものとみなす。ステップS13及びステップS14終了後、ステップS15により全処理を終了する。
【0036】
実施の形態4.
図7は、本発明の実施の形態4に係る多重化装置において、No.5シグナリング伝送方式によるシグナリングが発生した場合のシグナリング検出処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートによる検出処理は、実施の形態1及び実施の形態2に適用される。即ち、ここで説明するシグナリング検出処理は、実施の形態1において説明した図1に示されるトーン信号検出回路20、及び実施の形態2において説明した図3に示されるトーン信号検出回路25において実行されるものである。
【0037】
図7のステップS16において、音声信号、音声帯域データ信号及びファクシミリ信号が伝送されるタイムニスロットをモニタする。次にステップS17において、ステップS16におけるモニタにより2400Hzトーン信号、又は2600Hzトーン信号、又は2400Hz及び2600Hzトーン混成信号を検出した場合、ステップS18へ移行する。このステップS18において、実施の形態2の場合は図3のトーン信号検出回路25から信号検出識別部26に対して、シグナリング信号を検出した旨の通知信号を送出する。ステップS16におけるモニタ結果が上記のトーン信号ではない場合、ステップS19においてNo.5シグナリングを検出されなかったものとみなす。ステップS18及びステップS19終了後、ステップ20により全処理を終了する。
【0038】
図8は、本発明の実施の形態4に係る多重化装置において、No.7シグナリング伝送方式によるシグナリングが発生した場合のシグナリング検出処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートによる検出処理は、実施の形態1及び実施の形態2に適用される。即ち、ここで説明するシグナリング検出処理は、実施の形態1において説明した図1に示されるトーン信号検出回路20、及び実施の形態2において説明した図3に示されるトーン信号検出回路25において実行されるものである。
【0039】
図8のステップS21において、音声信号、音声帯域データ信号及びファクシミリ信号が伝送されるタイムスロットをモニタする。次にステップS22において、ステップS21におけるモニタにより導通確認のためのCCT(2000Hzトーン)信号を検出した場合、ステップS23へ移行する。ご。のステップS23において、実施の形態2の場合は図3のトーン信号検出回路25から信号検出識別部26に対して、シグナリング信号を検出した旨の通知信号を送出する。ステップS21におけるモニタ結界が上記のトーン信号ではない場合、ステップS24においてNo.5シグナリングを検出されなかったものどみなす。ステップS23及びステップS24終了後、ステップ25により全処理を終了する。
【0040】
実施の形態5.
図9は、本発明の実施の形態5に係る多重化伝送装置において、音声等の信号識別処理も含めた各種シグナリング方式によるシグナリング検出処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートによる検出処理は、実施の形態1及び実施の形態2に適用される。
【0041】
図8のステップS26において音声又は音声帯域データ信号の識別処理を行い、ステップS27において伝送信号の有者又は無音を検出する。このステップS26とステップS27における処理は、図10の従来の多重化伝送装置における処理と同様であり、ここでは説明を省略する。ステップS28は、実施の形態4において説明したトーン信号検出処理である。ステップS29は、ステップS28において検出した信号が、各種のシグナリング伝送方式によるシグナリング信号であるかどうかを判定する。このステップS29においてシグナリング信号であると判定した場合はステップS30に移行する。ステップ30において、シグナリングハングオーバ時間が経過していない場合には、さらにステップS31に移行し、エコーキャンセラ12に対してエコー消去の動作停止を指令し、更にシグナリング伝送用符号化回路を選択する選択指示を多重化部に出力する。また、ステップS30においてシグナリングハングオーバ時間が経過している場合には、ステップS32へ移行する。ステップ32においては、エコーキャンセラ12に対してエコー消去の動作指示を行い、更にシグナリング伝送用符号化回路14を選択する選択指示を多重化部21に出力する。一方、ステップS29においてシグナリング信号を検出しなかったと判定した場合には、スーテヅプS33へ移行し、全処理を終了する。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】この発明の実施の形態1に係る多重化伝送装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係る多重化伝送装置におけるシグナリングハングオーバ時間について説明する模式図である。
【図3】この発明の実施の形態2に係る多重化伝送装置の構成を示すフロック図である。
【図4】この発明の実施の形態3に係る多重化伝送装置において、Chinese No.1シグナリングを検出する処理内容を示すフローチャートである。
【図5】この発明の実施の形態3に係る多重化伝送装置において、R2シグナリングを検出する処理内容を示すフローチャートである。
【図6】この発明の実施の形態3に係る多重化伝送装置において、R1シグナリングを検出する処理内容を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施の形態4に係る多重化伝送装置において、No.5シグナリングを検出する処理内容を示すフローチャートである
【図8】この発明の実施の形態4に係る多重化伝送装置において、No.6及びNo.7シグナリングを検出する処理内容を示すフローチャートである。
【図9】この発明の実施の形態5に係る多重化伝送装置において、音声等の信号識別処理も含めた各種シグナリング方式によるシグナリング信号を検出する処理内容を示すフローチャートである。
【図10】従来の多重化伝送装置の一例を示すブロック図である。
【図11】図11は、従来の多重化伝送装置における伝送信号の検出と識別の方法を示す模式図である。
【図12】各種信号伝送方式におけるシグナリング伝送方式を説明する模式図である。
【図13】No.7シグナリング伝送方式を説明する模式図である。

Claims (3)

  1. 交換機側から入力される伝送信号に混在する対向多重化伝送装置側からのエコーを消去するエコーキャンセラと、このエコーキャンセラが出力する上記伝送信号に含まれる音声信号を符号化し、上記伝送信号に含まれるファクシミリ信号を復調する符号化部と、この符号化部により符号化された伝送信号を多重化し、上記対向多重化伝送装置側へ出力する多重化部と、上記交換機側からの入力信号の特定タイムスロットの符号の変化に基づいてシグナリング信号を検出するシグナリング符号検出回路とを備え、上記シグナリング符号検出回路によりシグナリング信号を検出したときに上記エコーキャンセラによるエコー消去を停止することを特徴とする多重化伝送装置。
  2. 請求項1において、上記符号化部は、シグナリング信号を符号化するシグナリング伝送用符号化回路を備え、上記シグナリング符号検出回路によりシグナリング信号を検出したときに、伝送信号を上記シグナリング伝送用符号化回路により符号化することを特徴とする多重化伝送装置。
  3. 請求項1において、上記シグナリング符号検出回路によりシグナリング信号を検出し、上記エコーキャンセラによるエコー消去を停止した後、シグナリング信号が無音になってからも所定の時間はエコー消去を停止しておくことを特徴とする多重化伝送装置
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