JP2771996B2 - 符号化装置 - Google Patents

符号化装置

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JP2771996B2
JP2771996B2 JP63264054A JP26405488A JP2771996B2 JP 2771996 B2 JP2771996 B2 JP 2771996B2 JP 63264054 A JP63264054 A JP 63264054A JP 26405488 A JP26405488 A JP 26405488A JP 2771996 B2 JP2771996 B2 JP 2771996B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、音声符号化装置に関し、特に符号化処理時
間の異なる2種類の符号化器を時分割で切り換え、どち
らか一方の符号化器を使用する符号化装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、2種類の符号化器を持つ符号化装置は、入力さ
れたアナログ信号の識別情報(例えばG3ファックスにお
いては、1.1kHz,2.1kHzの正弦波トーン)に基づき、識
別情報を検出した時点で符号化器を切り換えるようにな
っていた。
第3図に、このような従来の符号化装置の一例として
ファックス信号伝送の例を示す。この符号化装置は、符
号化処理時間の異なる2種類の符号化器として、符号化
処理時間が10ミリ秒であるG3ファックス信号符号化器12
と、符号化処理時間が60ミリ秒であるマルチパルス符号
化器13とを備え、さらに、これら符号化器12,13のディ
ジタル出力を切り換えるスイッチ14と、このスイッチ14
がどちらの符号化器を選択するかを制御するスイッチ切
り換え制御回路16とを備えている。図中、11は入力端
子、15は出力端子である。
ここで、入力端子11から符号化装置に入力されるアナ
ログ信号は、2種類の符号化器、すなわち、G3ファック
ス符号化器12とマルチパルス符号化器13に同時に入力さ
れる。マルチパルス符号化器13は入力されたアナログ信
号を逐次符号化し、符号化ディジタルデータとして順次
出力するが、この符号化処理に要する時間は60ミリ秒で
ある。すなわち、マルチパルス符号化器13の入力と出力
には、60ミリ秒の遅延が常に存在する。同時に、G3ファ
ックス符号化器12は入力されるアナログ信号を常時監視
しており、G3ファックス端末からのアナログ信号が入力
されている間のみ符号化処理を行う。この符号化処理に
要する時間は10ミリ秒であり、G3ファックス符号化器12
の入力と出力には、10ミリ秒の遅延が常に存在する。こ
こで、G3ファックス信号符号化処理とはファックス端末
から入力されるアナログ変調信号をG3ファックス信号化
器12において復調し、ディジタルデータに変換した後、
出力する処理であり、その処理は入力信号の種類によら
ず一定の処理時間を有するため、処理遅延は常に一定と
なる。
また、マルチパルス符号化器13における符号化処理と
は、入力される一連のアナログ信号を常時ディジタルデ
ータのビット列として出力する処理であり、入力信号の
種類によらず一定の処理時間を有するため、処理遅延は
常に一定となる。
さらに、本符号化装置と対向する復号化装置は、符号
化装置を構成する2種類の符号化器にそれぞれ対応した
2種類の復号化器からなり、符号化装置から伝送されて
くるディジタルデータを常に関しすることにより、2種
類の復号化器を選択し、どちらか一方の復号化器出力を
アナログ信号に復号化した後、出力する構成を持ってい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
1種類の符号化器を持つ(例えば、マルチパルス符号
化器のみで構成される)符号化装置におけるディジタル
伝送では、マルチパルス符号化処理が入力信号を低ビッ
トレートのディジタル符号に圧縮する符号化方式である
ため、符号化・復号化によるアナログ出力信号の品質劣
化が発生し、非音声信号のディジタル伝送には重大な問
題が発生する。マルチパルス処理化処理によるディジタ
ル伝送は、通常の電話音声信号に対しては若干の音質劣
化ですむため、通話者が音質の劣化を気にしない限り、
大きな問題とはならない。しかしながら、G3ファックス
信号等の非音声信号の伝送においては、符号化・復号化
によるアナログ信号の歪は、復号化装置に接続されるG3
ファックス端末が受信する復号化装置からの歪んだアナ
ログ信号を正常に復調できないため、通信異常になるな
ど、G3ファックス端末間の通信に重大な問題をもたら
す。このような問題を解決するため、従来から2種類の
符号化器を音声信号伝送用とG3ファックス等の非音声信
号伝送用にそれぞれ設け、符号化装置へのアナログ入力
信号に応じて切換動作する符号化装置が実現されてき
た。
しかしながら、従来の符号化装置において、2種類の
符号化装置の処理が異なる場合、このような符号化器を
前述のように入力信号に応じたタイミングで切り換える
と、対向する復号化器のアナログ出力信号の途中で符号
化器が切り換わってしまい、切り換わった時点でアナロ
グ出力信号に切換ノイズが発生してしまう。特に、G3フ
ァックス符号化器からマルチパルス符号化器に切り換え
る場合にこの傾向が大きい。また、切換時点以後、処理
遅延の相違分だけマルチパルス符号化器経由の歪んだア
ナログ信号が復号化装置に接続された受信側G3ファック
ス端末に出力されるため、受信したアナログ信号を正し
く復調できず、通信異常になってしまうという欠点があ
る。
第4図は、第3図の符号化装置のタイミング図であ
り、(a)はスイッチ切り換え制御回路16からスイッチ
14に入力されるスイッチ切り換え信号(“L"でG3ファッ
クス符号化器12を選択)を、(b)は出力端子15から出
力される符号化ディジタル出力を、(c)は対向する復
号化器の復号化出力波形を示す。
G3ファックス符号化処理に要する時間は10ミリ秒であ
るのに対し、マルチパルス符号化処理に要する時間は60
ミリ秒であるため、G3ファックス信号を符号化出力する
途中で、従来型の符号化器切り換えを行い、時刻t2でG3
ファックス符号化器12からマルチパルス符号化器13へ切
り換えた場合、50ミリ秒にわたりマルチパルスの符号化
信号が出力され、その結果受信側のG3ファックス端末が
誤認識してしまうという問題が発生する。
本発明の目的は、このような問題点を解決した符号化
装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、入力端子と、
入力端が入力端子に接続され出力端がスイッチの一方の
接点に接続された符号化処理時間がT1秒であるアナログ
信号をディジタル信号に変換する第1符号化器と、入力
端が入力端子に接続され出力端がスイッチの他方の接点
に接続された符号化処理時間がT2秒(T2>T1)であるア
ナログ信号をディジタル信号に変換する第2符号化器
と、入力端が入力端子に接続され出力端がスイッチの切
換制御端子に接続された切換タイミング遅延回路を有す
るスイッチの切換制御回路と、スイッチの端子に接続さ
れた出力端子とからなり、第1符号化器から第2符号化
器に切り換えるとき、第1符号化器が符号化処理を行っ
てから切換タイミング遅延回路により(T2−T2)秒遅ら
せてスイッチを切り換えるようにしたものである。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
この実施例は、第3図の符号化装置において、スイッ
チ切り換え制御回路16の構成を変更したものである。す
なわち、本実施例のスイッチ切り換え制御回路6は、切
り換えタイミング遅延回路7を備えている。
G3ファックス符号化器2は第3図のG3ファックス符号
化器12と同一であり、マルチパルス符号化器3は第3図
のマルチパルス符号化器13と同一であり、スイッチ4は
第3図のスイッチ14と同一である。
切り換えタイミング遅延回路7は、2種類の符号化器
2,3の処理遅延に対応してスイッチ4の切り換えタイミ
ングを遅らせる機能を有している。
なお図中、1は入力端子、5は出力端子である。
次に本実施例の動作を説明する。第2図は第1図の符
号化装置のタイミング図であり、(a)はスイッチ切り
換え制御回路6からスイッチ4に入力されるスイッチ切
り換え信号(“L"でG3ファックス符号化器2を選択)
を、(b)は出力端子5から出力される符号化ディジタ
ル出力を、(c)は対向する復号化器の復号化出力波形
を示す。
入力端子1から入力されたアナログ信号は処理時間の
異なる2種類のG3ファックス符号化器2,マルチパルス符
号化器3と、スイッチ切り換え制御回路6にそれぞれ入
力される。スイッチ切り換え制御回路6は切り換え情報
を受信した場合、その切り換えタイミング遅延回路7に
より、符号化器2,3の処理時間に応じて切り換えタイミ
ングを遅らせる。本実施例の場合、G3ファックス符号化
器2からマルチパルス符号化器3に切り換える際、切り
換えタイミングを50ミリ秒遅らせる。すなわち第2図
(a)の時刻t3でG3ファックス符号化器2からマルチパ
ルス符号化器3に切り換える。これによれば、G3ファッ
クス信号を符号化出力する途中で、切り換えを行っても
マルチパルスの符号化信号が出力されないので、受信側
のG3ファックス端末が誤認識することはない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の符号化装置は、符号化
器の切換タイミングを制御することにより、処理遅延の
異なる2種類の符号化器を持つCODECにおいても、デー
タ信号が伝送できるようになるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す図、 第2図は、第1図の符号化装置のタイミング図、 第3図は、従来の符号化装置を示す図、 第4図は、第3図の従来の符号化装置のタイミング図で
ある。 1……入力端子 2……G3ファックス符号化器 3……マルチパルス符号化器 4……スイッチ 5……出力端子 6……スイッチ切り換え制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子と、 入力端が前記入力端子に接続され出力端がスイッチの一
    方の接点に接続された符号化処理時間がT1秒であるアナ
    ログ信号をディジタル信号に変換する第1符号化器と、 入力端が前記入力端子に接続され出力端がスイッチの他
    方の接点に接続された符号化処理時間がT2秒(T2>T1
    であるアナログ信号をディジタル信号に変換する第2符
    号化器と、 入力端が前記入力端子に接続され出力端がスイッチの切
    換制御端子に接続された切換タイミング遅延回路を有す
    るスイッチ切換制御回路と、 スイッチの端子に接続された出力端子とからなり、 前記第1符号化器から第2符号化器に切り換えるとき、
    前記第1符号化器が符号化処理を行ってから切換タイミ
    ング遅延回路により(T2−T1)秒遅らせてスイッチを切
    り換えるようにしたことを特徴とする符号化装置。
JP63264054A 1988-10-21 1988-10-21 符号化装置 Expired - Lifetime JP2771996B2 (ja)

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