JPS62169597A - 信号受信方法および装置 - Google Patents

信号受信方法および装置

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JPS62169597A
JPS62169597A JP61280570A JP28057086A JPS62169597A JP S62169597 A JPS62169597 A JP S62169597A JP 61280570 A JP61280570 A JP 61280570A JP 28057086 A JP28057086 A JP 28057086A JP S62169597 A JPS62169597 A JP S62169597A
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pulse
dial
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pulses
dial pulse
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ダビッド・シドニィ・チーズマン
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q1/00Details of selecting apparatus or arrangements
    • H04Q1/18Electrical details
    • H04Q1/30Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents
    • H04Q1/32Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using trains of dc pulses

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電話装置に利用する。特に、回線接続後に相手
側加入者がダイヤルした番号を受信側で検出する方法に
関する。
C概 要〕 本発明は、相手側加入者がダイヤルした番号を受信側で
検出する方法において、 ダイヤルパルスにより生じるメークパルスおよびブレー
クパルスの特徴を検出し、この特徴を利用して以下のパ
ルスを認識することにより、回線接続後に直流が接続さ
れていなくても、受信側においてダイヤルパルスを高い
信頼性で検出できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
遠距離通信の分野では、電話網を経由する呼出しの制御
および信号路設定のために、直流ループの断続により得
られるダイヤルパルスが用いられている。このようなダ
イヤルパルスは、電話機のダイヤルや押しボタン等によ
り発生される。
このダイヤルを検出するには、従来は、所定の一定電圧
をしきい値とし、このしきい値と比較することにより検
出する方法を用いていた。このような検出方法を実現す
る装置としては、ダイヤルパルスの存在を検出するリレ
ーを用いた電子機械装置や、固体電子素子およびマイク
ロプロセッサにより制御されて同じ機能を経済的に実行
する装置等、種々の装置が公知である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ダイヤルパルスの直流成分は、交換信号路内の最初の伝
送ブリッジにより除去されてしまう。このため、網内の
各遠隔位置では、直流信号のパルスから生じる直流成分
を検出しなければならない。
さらに、このような直流成分を遠隔装置の制御に使用す
るのであるから、その遠隔装置では、漏話による同じよ
うな干渉信号やすべての電子回路で共通に発生する背景
雑音と区別し、信頼性よくダイヤルパルスを検出する必
要がある。
さらに、ダイヤルパルスの交流成分を検出するにはタイ
ミングの問題がある。英国では、ダイヤルパルスの速度
は通常は10〔インパルス7秒〕であるが、製造許容性
および消耗の影響を考慮して、マないし12〔インパル
ス7秒〕の範囲を許容している。ただし、押しボタン電
話機等によりダイヤルパルスを電子的に発生する場合に
は、速度の変化が少ない。
また、強度分布の影響についても考慮する必要がある。
信号強度は、伝送媒体の電気的特性およびダイヤルパル
スの検出側までの距離により大きく変換する。伝送媒体
は信号のタイミングにも影響する。
これらの問題は、特に送信端末から遠く離れた場所で検
出する場合に顕著である。
本発明は、以上の問題点を解決し、柔軟性および信頼性
に優れたダイヤルパルス検出方法を提供することを目的
とする。
C問題点を解決するための手段〕 本発明のダイヤルパルス検出方法は、受信信号からダイ
ヤルパルスのメータ状態とブレーク状態との間の遷移に
より発生ずるメークパルスおよびブレークパルスを検出
し、検出されたメークパルスおよびブレークパルスの個
数により、回線接続後に相手先加入者がダイヤルした番
号を認識するダイヤルパルス検出方法において、上記メ
ークバ/[/スおよび)゛レークパルレスの特徴を8周
べるトレーニングプロセスと、このトレーニングプロセ
スで得られた特徴を利用してそれ以降のメークパルスお
よびブレークパルスを検出する認識プロセスとを含むこ
とを特徴とする。
ここでメークパルスおよびブレークパルスとは、ダイヤ
ルパルスの直流分を除去したことによる発生するパルス
であり、それぞれブレーク状態からメーク状態への遷移
およびメータ状態からブレーク状態への遷移により生じ
るパルスをいう。
〔作 用〕
本発明のダイヤルパルス検出方法は、メークパルスおよ
びブレークパルスが発生すると予想される時間だけ受信
信号を測定し、他の時間に生じるスパイク雑音の影響を
除去できる。また、メークパルスおよびブレークパルス
の強度も調べることにより、測定時間に発生するスパイ
ク雑音も除去することができる。
〔実施例〕
以下に添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明実施例ダイヤルパルス検出装置のブロッ
ク構成図を示す。
入力端子21は入力インクフェイス22に接続される。
入力インタフェイス22はアナログディジタル変換器2
4に接続される。アナログディジタル変換器24はマイ
クロプロセッサ25に接続される。マイクロプロセッサ
25は出力インクフェイス26に接続される。出力イン
クフェイス26は出力端子27に接続される。アナログ
ディジタル変換器24およびマイクロプロセッサ25が
ダイヤルパルス検出器23を構成する。
入力端子21には、アナログのダイヤルパルスが入力さ
れる。このダイヤルパルスは、人力インクフェイス22
を介して、アナログディジタル変換器24に送られる。
アナログディジタル変換器24は、ダイヤルパルスをデ
ィジタル標本に変換する。マイクロプロセッサ25はこ
のディジタル標本を処理し、その結果を出力インタフェ
イス26を経由して出力端子27に出力する。入力イン
クフェイス22および出力インクフェイス26は、信号
レベルの調整およびダイヤルパルス検出器23の保護を
行う。入力インタフェイス22は低域通過フィルタ(図
示せず)を含み、受信信号内の望ましくない高域周波数
成分を除去してダイヤルパルス検出器23に供給する。
このダイヤルパルス検出装置は、通常は、遠距離通信回
線の遠隔受信端末に配置される。加入者は、この遠隔受
信端末の番号をダイヤルすることにより、交換装置を通
してその呼出しのルーティングを行うことができる。さ
らに、このルーティングによりリンクが確立した後に、
相手側の加入者が付加的な番号をダイヤルし、この番号
を遠隔受信端末のダイヤルパルス検出装置に供給するこ
とができる。ダイヤルパルス検出装置は、このダイヤル
された信号情報を検出し、他の装置の制御に使用して加
入者に所望のサービスを提供することができる。例えば
、ダイヤルされた番号を、コンピユータ化されたデータ
ベースの制御、構内交換機における自動交換手機能、対
話型応答装置等に利用することができる。
自動交換手機能とは、加入者が外線から構内交換機を呼
び出した後に、さらに加入者が内線番号をダイヤルする
ことにより、自動的に外線と内線を接続する機能である
。これを実現するには、例えばダイヤルパルス検出装置
を構内交換機内または構内交換機の前段に配置する。構
内交換機に対する電話呼出しを傍受し、加入者に内線番
号のダイヤリングを要求するメツセージを通知する。加
入者が付加的番号すなわち内線番号をダイヤルすると、
ダイヤルパルス検出装置はそのダイヤルパルスを検出し
、その番号を構内交換機に送出し、所望の内線に呼出し
の信号路を設定する。内線番号のダイヤルパルスを検出
するために、トレーニング用の番号として、加入者に内
線番号の前に長い番号をダイヤルさせ、長いパルス列を
送信させることが望ましい。この番号としては「4」以
上が望ましく、以下の例では「9」をダイヤルすること
にする。
また、本発明を対話型装置に実施することができ、例え
ば、コンピュータを利用したデータベースにアクセスを
行うインテリジェント制御装置に利用できる。このよう
なインテリジェント制’4B装置により、回線を経由し
て加入者に指令を送り、例えば、ファイルXにアクセス
するために「123」をダイヤルさせることができる。
加入者がその番号をダイヤルすると、ダイヤルパルス検
出装置は、この番号を検出して制御部に送出して動作を
開始される。このような装置では、各加入者に対して、
データベースにアクセスするための番号を別々に設定し
、アクセスの機密を保護することができる。
第2図は入力端子21に供給されるダイヤルパルスを示
す。
第2図(alは、直流成分を除去する前、すなわち遠隔
の交換機における伝送ブリッジの最初のリレ一群に達す
る前のダイヤルパルスを示す。ここでは比較的歪のない
理想的な波形を示す。ダイヤルパルスは、ダイヤル接点
の開閉により、交換機からの直流供給電流をダイヤル数
字毎にその数だけ断続した信号として得られる。パルス
周期t3は、メーク期間t、とブレーク期間t2とによ
り、1、=  1.+1゜ で表される。通常は、メータ期間L1が33・1/3(
ms )であり、ブレーク期間t2が66・2/3 〔
ms〕である。したがって、パルス周期t3はioo 
〔ms〕となり、10 Cインパルス/秒〕の平均ダイ
ヤルパルスに対応する。ダイヤルパルスの信号速度を7
ないし12〔インパルス7秒〕の範囲で許容することか
ら、パルス周期む3の変化を許容し、メーク期間1.お
よびブレーク期間t2の値にも許容性をもたせる必要が
ある。どのようなダイヤルを用いた場合でも、そのメー
タ期間1.およびブレーク期間L2が実質的に一定なダ
イヤルパルスを発生するが、ダイヤルにより、または一
つの回線から他の回線への間で、これらの時間が変化す
ることがある。
第2図(blは、第2図(alのダイヤルパルスから直
流成分を除去した波形を示す。第2図(C)は、第2図
(blに示した信号が伝送媒体を通過したことによる理
想的なリンギング歪を示す。第2図(alないしくC1
に示した波形の信号、特に第2図(CIに示した波形の
信号は、背景雑音やインパルス干渉によるランダムな歪
が発生しやすい。
遠距離通信回線の遠隔受信端末にダイヤルパルス検出装
置を配置した場合には、このダイヤルパルス検出装置に
は、第2図(C)に示した波形のダイヤルパスルが供給
される。すなわち、第2図(a)に示した規則的な断続
パルスが、伝送ブリッジおよび回線の特性により、時間
的に減衰する正または負の一連の振動成分に分解される
。この振動成分は、第2図(a)の断続パルスの立ち上
がりおよび立ち下がりエツジに対応して、過渡現象によ
り励起される。さらに、第2図(C)の信号は雑音(図
示せず)を含む。雑音としては干渉による雑音や一般的
な背景雑音があり、双方ともにランダムなインパルス雑
音となる。干渉による雑音としては、ダイヤルパルスを
伝送している他の回線からの漏話が最も多い。遠隔受信
端末におけるダイヤルパルスの強度は、典型的には平均
尖頭値約2〔V〕、標準偏差が約1.5  〔V)であ
る。背景雑音は典型的には50 (mV:lないし1(
10 CmV]の範囲であるが、場合により、これより
大きいレベルのインパルス雑音を伴う。
第2図(C)に示した波形のダイヤルパルスは、これら
の雑音を伴って、ダイヤルパルス検出装置の入力インク
フェイス22に人力される。入力インクフェイス22は
、入力信号レベルの変動に対処できる構成となっている
。入力インクフェイス22は、受信信号に含まれる望ま
しくない高周波成分、主に4 (kHz )以上の成分
を除去するため、低域通過フィルタを含む。この低域通
過フィルタで受信信号の帯域を4 CkHz ’Jに制
限することにより、信号情報の主要部を残し、続いて8
 (kHz )の周波数による標本化を行うことができ
る。さらに、標本化情報のほとんどが2 (kHz 〕
以下の周波数で伝送されることから、第二の低域通過フ
ィルタにより高域周波数を除去し、以降の検出プロセス
を改善することもできる。これについては後述する。こ
れらのフィルタリング動作を一つの動作に結合すること
もできる。また、入力インクフェイス22は利得制御回
路を含み、ダイヤルパスル検出器23が動作するための
最適信号レベルを維持し、入力端子21に過渡的に過大
な電圧が印加された場合でも、その電圧によりダイヤル
パルス検出器23が破壊されることがないようにする。
入力インクフェイス22はまた、入力端子21に接続さ
れる電話線とダイヤルパルス検出器23とを直流的に絶
縁する。
アナログディジタル変換器24にはアナログ信号が供給
される。このアナログディジタル変換器24は一般的に
使用されている素子であり、マイクロプロセッサ25に
よる処理に適したディジタル符号を発生する。本実施例
では、標準的な適応符号化を用いた。ただし、アナログ
信号の最大負ピーク、すなわちブレークパルスの立ち下
がりによりピークが正ピークより大きくなる傾向がある
ので、受信信号を整流して正の値についてディジタル符
号化を行う。したがって、すべてのアナログ電圧に対し
て、正係数をもつディジタル標本として符号化する。ア
ナログディジタル変換器24により生成された標本は、
マイクロプロセッサ25により処理できる。マイクロプ
ロセッサ25は、ダイヤルパルスを検出するため、二つ
の異なるモードで標本を処理する。第一のモードはトレ
ーニングプロセスであり、第二のモードは認識プロセス
である。
マイクロプロセッサ25が実行するトレーニングプロセ
スおよび認識プロセスについて、第3図ないし第5図を
参照して説明する。
第3図はトレーニングプロセスの流れ図である。
トレーニングプロセスは、ダイヤリングによる命令に関
連する種々の信号パラメータの特徴、すなわちテンプレ
ートを得るプロセスであり、ダイヤルパルス検出装置の
トレーニングを行う。加入者は、ダイヤルパルス検出装
置への接続が確立した後に、そのダイヤルおよび回線に
ダイヤルパルス検出装置を適合させるために、所定の番
号をダイヤルする必要がある。この番号としては「4」
以上であることが望ましく、本実施例では「9」を用い
る。すなわち、9組の断続パルスでトレーニングを行う
。これらの断続パルスの他に、電話機から、ダイヤリン
グの開始時および終了時に付加的なパルスが発生する。
これらは「オフノーマル」パルスと呼ばれ、電話機内の
音声回路とダイヤル信号回路との切り替えを行うための
ものであり、断続パルスシーケンスの前後の信号パルス
として発生する。
マイクロプロセッサ25は、測定された信号レベルおよ
び時間を用いて、ダイヤルおよび回線のパラメータに関
するテンプレートを作成する。このためマイクロプロセ
ッサ25は、トレーニングパルス列を受信すると、アナ
ログディジタル変換器24からのディジタル標本を分析
する。マイクロプロセッサ25は、まず、9  〔ms
〕にわたって標本の分析を続け、最初の最大ピークレベ
ルを検出し、これを記録する。標本を分析している期間
を「ウィンドウ」という。また、分析を開始することを
「ウィンドウを開<」、分析を休止することを「ウィン
ドウを閉じる」ということにする。
9 (ms〕間の標本分析の後、このウィンドウを閉し
て19 Cm5)間待機する。この後に別のウィンドウ
を開いて次のピークを検出し、その期間内に得られる最
大ピークレベルを検出して再び蓄える。
マイクロプロセッサ25は、これらの最大ピークの時間
間隔を計算し、その値をメモリに蓄える。
最大ピークの時間間隔が53 〔ms〕以下めときには
、以前の二つのピークの間の期間がメーク期間1+(理
想的には33・1/3 〔ms〕 )であると判断し、
50 Cm5)の後に分析を再開し、次のブレーク期間
の終了(すなわち次のメータ期間の開始)を示すピーク
の到来を検出する。
最初の二つのピークの時間間隔が53 〔ms〕以上、
すなわちブレーク期間tz  (理想的には66・2/
3(ms〕)であることを検出したときには、19 〔
ms〕経過してから分析を再開し、次のメーク期間の終
了(次のブレーク期間の開始)を示すパルスを検出する
このようにして、ダイヤルパスルの三つのパラメータ、
すなわちメータ期間tl、ブレーク期間t2およびパル
ス周期t3が得られる。パルス周期も、が所定の許容範
囲外の場合には、すべてのデータを消去してトレーニン
グをやりなおす。許容範囲は、7〜12〔インパル27
秒〕の速度、すなわちパルス周期も、が83 〔ms〕
ないし143 〔ms〕の範囲である。この許容範囲内
のときには、これらのメータ期間t3、ブレーク期間j
!、パルス周期L3、メークパルスの最大ピーク値およ
びブレークパルスの最大ピーク値をテンプレートとし、
その後の認識プロセスに利用する。
許容範囲外のときにはトレーニングプロセスを再開する
ことから、受信信号内の雑音パルスにより生じるエラー
を除去することができる。特に、雑音によるパルスは基
本的にランダムに発生し、そのレベルもダイヤルパルス
とは異なることから、上述のトレーニングプロセスによ
り、あらゆる雑音パルスを確実に除去することができる
受信信号が大量の雑音を含むときには、トレーニングプ
ロセスを何度も繰り返さなければならない。トレーニン
グ用に「9」の番号をダイヤルすれば、1度のダイヤル
で複数回にわたってトレーニングプロセスを実行できる
。受信信号に過剰な雑音が混入していたりダイヤル間違
いの場合等には、ダイヤルパルス検出器23はトレーニ
ング不可能であると判断する。このときには、マイクロ
プロセッサ25がエラー信号を発生させ、機能不全およ
び再ダイヤル要求を加入者に通知する。エラー信号とし
ては、トーン信号または標準的な方法により合成された
音声メツセージを用いる。
通常の使用状態では、加入者に一連の番号のダイヤリン
グを要求するが、最初の番号をトレーニング用の番号と
し、例えば「9」のダイヤリングを要求する。マイクロ
プロセッサ25は、この番号を用いてトレーニングを行
い、トレーニング終了後、これにより得られたパラメー
タを用いて認識プロセスを開始し、以下の番号、例えば
内線番号の検出を行う。
認識プロセスでは、一連の分析ウィンドウを設定するた
めに、トレーニングプロセスで得られたダイヤルパルス
の特徴を使用する。ウィンドウ外の受信信号については
無視する。分析ウィンドウの設定にトレーニングプロセ
スにより得られたダイヤルパルスの情報を用いることか
ら、各分析ウィンドウの幅、すなわち一つのパルスの測
定時間をパルス周期t3に比較して狭くできる。この測
定時間は15〔rrls〕以下であることが望ましく、
本実施例では、平均1(10 〔ms〕のパルス周期む
3に対して分析ウィンドウの幅を9 〔ms〕とする。
このように、一度に分析する信号量が少ないので、イン
パルス雑音の影響を除去してダイヤルパルスを受信する
ことができる。
第4図は認識プロセスにおける1分析ウィンドウの時間
フォーマントを示し、第5図はその一部を拡大して示す
マイクロプロセ、す25は、トレーニング用の番号によ
るパルスが終了した後に分析ウィンドウ41を開き、最
初のメークパルスを検出する。この後、分析ウィンドウ
42を順次間いてメークパルスおよびブレークパルスの
検出を行う。最初の分析ウィンドウ41に番号「0」を
割り当て、各分析ウィンドウ42に「1」ないし「24
」の番号を割り当てる。
第5図には、分析ウィンドウ「8」、「9」および「I
O」を示す。
分析ウィンドウ42を開く周期は、トレーニングプロセ
スで測定したメーク期間1.およびブレーク期間に対応
する。分析ウィンドウ42の開いている時間は9 (m
s〕である。マイクロプロセッサ25は、各分析ウィン
ドウ42が開いているときに、受信した標本の強度を予
想されるメークパルスまたはブレークパルスの値と比較
する。標本の強度が予想されるピーク値の許容範囲内の
ときには正しいパルスを受信したと判断し、対応するフ
ラグを「真」にする。正しいパルスを受信できず、分析
ウィンドウ42がタイムアウトになったときには、対応
するフラグを「偽」とする。
第6図は各分析ウィンドウ42に対応するフラグ列の一
例を示す。
マイクロプロセンサ25は、各分析ウィンドウ42毎に
「真(T)」または「偽(F)」のフラグを記録する。
フラグ列のうち偶数番号(O12,4,6−−−>のフ
ラグは、メークパルスを受信したか否かを示す。奇数番
号(1,3,5,7−’)のフラグは、ブレークパルス
を受信したか否かを示す。
したがって、位置(0,1)は受信した最初のダイヤル
パルスのディジット (一つのメークおよび一つのブレ
ーク)を示し、位置(2,3)は受信した二番目のダイ
ヤルパルスのディジットを示す。
以下同様に、二つのフラグで一つのディジットの状態を
示す。
マイクロプロセッサ25は、以下の条件が満たされたと
き、すなわち、 (1)合計3つのパルスを検出できず、しかも正しく受
信できたパルスの個数が4以下のとき、(2)連続する
4つのパルスを検出できなかったとき、 (3)合計5つのパルスを検出できなかったとき、(4
122個以上の分析ウィンドウを開いたときまで分析ウ
ィンドウ42の開閉を続け、ダイヤルパルスの検出を行
う。
(1)の条件は、最初のメークパルスが実際にはスパイ
ク雑音だったときに生じる。マイクロプロセッサ25は
、正しいパルスが到来する前に装置をリセットできる。
これはまた、ポーズ期間に発生する「オフノーマル」パ
ルスの除去にも役立つ。ポーズ期間とは、一つのダイヤ
ル番号によるパルスが終了し、次のダイヤル番号による
パルス信号が到来するまでの期間をいう。
(2)の条件はポーズ期間によると考えられる。ボーズ
月間の長さは少なくとも330 (mslである。
(3)の条件は、ボース期間にスパイク雑音が発生し、
認識プロセスがトリガされたことによると考えられる。
(4)の条件は、スパイク雑音が連続して発生し、パル
ス列が引き伸ばされた場合に生じる。「0」をダイヤル
したときには、10個のメークパルスと10個のブレー
クパルスが発生するが、20個のパルスを検出した時点
でパルスの検出を終了した場合には、誤りの多い結果と
なる。この小さい付加マージンをエラー検出に利用する
(1)ないしく3)の条件を検出するため、マイクロプ
ロセッサ25はミスパルスを計数する。すなわち、各分
析ウィンドウで正しくパルスを認識できなかったとき、
ミスパルス計D(直をインクリメントする。連続する二
つのパルスを正しく受信したときには、ミスパルス計数
値をリセットする。これは、スパイク雑音が基本的にラ
ンダムに発生することから、連続して正しいパルスが生
じるとは考えられないからである。受信パルスがまだ連
続することから、ミスパルスが生じたのは検出誤りであ
ったと判断する。
分析ウィンドウ「20」ないし「24」によるパルスの
検出も可能であり、これに対応するフラグを1真」にす
ることができる。しかし、パルス数が最大になるのは「
0」をダイヤルしたときであり、その個数は20個であ
る。したがって、「20」以降の分析ウィンドウに対応
するフラグが「真」となるのは雑音によると判断する。
以上の処理が完了してパルス列の収集を終了すると、マ
イクロプロセッサ25は、パルス列を後ろから調べ、ダ
イヤルパルスのディジットを示す二つ連続する受信パル
スの組を捜す。これにより、ダイヤルされた番号を計算
する。
第6図に示したフラグ列を例に説明する。この例では、
位置(10,11)の記憶内容が最後に検出された連続
パルスを示し、「6」がダイヤルされたことを示す。
この例では、フラグ「3」が[偽Jとなっている。この
とき、マイクロプロセッサ25はミスパルス計数値を「
1」とする。この後にフラグ「4」および「5」が「真
」となることから、ディジット「3」を正しく受信した
と判断し、ミスパルス計数値を「0」にリセットする。
同様に、フラグ「6」および「8」が「偽」であること
から、ミスパルス計数値を「2」とするが、フラグ「1
0」および「11」が「真」であることから、この時点
でミスパルス計数値をリセットする。
また、フラグ「12」、「13」、「15」、「16」
および「17」が「偽」であり、フラグ「14」が正し
く検出されている。この場合には、マイクロプロセッサ
25は、上述の(2)の状況からポーズ期間であると判
断し、ダイヤルされた番号を示すパルスをすべて受信し
たと判断する。したがって、それ以降の分析ウィンドウ
 (分析ウィンドウr18J)は開かれない。
この後、マイクロプロセッサ25はフラグ「17」から
遡ってこのフラグ列を調べ、最初にフラグが連続して「
真」となっているディジットを見つける。この例では、
フラグ「10」および「11」が最初に連続して「真」
となっている。これらのフラグ「10」、「11」は6
番目のディジットに対応するので、ダイヤルされた番号
が「6」であると判断し、それ以上遡って調べることは
しない。フラグ「12」が「真」でありフラグ「13」
が「偽」である場合には、フラグ「12」が誤りである
として無視し、ダイヤルされた番号が「6」であると認
識する。これはまた、ダイヤルパルスの後に発生するオ
フノーマルパルスをダイヤルパルスと混同しないように
する。このオフノーマルパルスは、最後のブレークパル
スからほぼ1ブレ一ク期間の後に発生し、正しいブレー
クパルスと認識されることがある。
フラグ「12」が「偽」であり、フラグ「13」、「1
4」が「真」のときには、連続する「真」の位置がディ
ジ、ト (フラグ「0」と「1」、「2」と「3」、「
4」と「5」、−・−・−)に対応していないので、受
信した番号を「6」と認識する。
例えば上述の(4)の条件等により、マイクロプロセッ
サ25が満足な認識プロセスを実行できない場合がある
。この場合には、マイクロプロセッサ25は、トーン音
または合成音声のメッセージにより、加入者に機能不全
信号を通知する。この通知により、加入者はその番号を
再ダイヤルしなければならないことを理解できる。
認識プロセスにおいて加入者のダイヤルした番号を認識
すると、マイクロプロセッサ25は、その値を出力イン
タフェイス26に供給し、他の装置が利用できる信号を
出力端子27に出力する。この後にマイクロプロセッサ
25は、加入者が続けてダイヤルした番号を認識できる
ように、認識プロセスを繰り返すことができる状態とな
る。すべての番号を受信すると、マイクロプロセッサ2
5は、再び合成音声のメツセージを加入者に送出して、
受信して出力インクフェイス26に蓄えたダイヤル番号
を確認する。
以上の実施例では、トレーニングの目的のためだけに加
入者に余分な番号をダイヤルさせる必要があるが、トレ
ーニングプロセスを「暗黙」のプロセスとし、認識プロ
セスの一部でトレーニングを行うこともできる。この場
合には、余分な番号をダイヤルする必要はない。これは
、最初の番号をダイヤルパルス検出装置のトレーニング
に使用するが、それと同時にその番号を認識することに
より実施できる。この暗黙のトレーニングを行うには、
実験により平均または最適なパルスパラメータおよびそ
の最大の許容性を求め、これを初期値として使用する。
この初期値により最初に受信した番号を認識し、それと
同時に受信した番号のそのパラメータからテンプレート
を作り、以下の番号の認識に用いる。
必要な場合には、トレーニング中のダイヤルパルスから
他のパラメータを抽出することもでき、これをダイヤル
された番号の検出に利用することもできる。このような
パラメータの例として、過渡波形における最初のピーク
の極性がある。この極性により、その波形がメークパル
スによるものかブレークパルスによるものかを判断でき
る。また、過渡波形における「0」との交差数(振動の
数)を使用して、耐雑音性を改善することも可能である
トレーニングプロセスにおいて、ダイヤルパルスのパラ
メータとして、デホールト値を設けることが便利である
。トレーニングが完了しない場合または成功しなかった
場合には、デホールト値を使用して認識を行うことがで
きる。
さらに、検出ウィンドウ間の受信信号を分析して、その
信号レベルをトレーニングの間に測定したメークパルス
またはブレークパルスのレヘルと比較することもできる
。これにより、ダイヤルパルス検出装置は、音声信号等
の誤認識を引き起こすような連続信号を無視することが
できる。
以上の実施例では、ディジタル信号処理を行うために、
受信アナログ信号をディジタル信号に変換した。しかし
、ダイヤルパルス検出器にディジタル信号が直接供給で
きる場合、例えばディジタル網に接続されている場合に
は、このような変換を行う必要はない。
さらに、信号雑音比が非常に小さい受信信号を処理する
ときには、ダイヤルパルス検出器25の性能を改善する
。このためには、例えば入力インクフェイス22で信号
の前処理を行う。この前処理には、アナログまたはディ
ジタルフィルタを用い、受信信号の信号雑音比を高める
ことが望ましい。
これによりダイヤルパルス検出器23の動作を最適に設
定することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のダイヤルパルス検出方法
は、回線接続後に相手側加入者がダイヤルした番号を検
出することができ、このダイヤル番号情報を他の装置の
制御に利用することができる効果がある。例えば、コン
ピユータ化されたデータベースへのアクセス、構内交換
機における自動交換手機能、対話型応答装置等に利用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例ダイヤルパルス検出装置のブロッ
ク構成図。 第2図はダイヤルパルスを示す図。 第3図はトレーニングプロセスの流れ図。 第4図は認識プロセスにおける分析ウィンドウの時間フ
ォーマットを示す図。 第5図は分析ウィンドウの時間フォーマットの拡大図。 第6図は各分析ウィンドウに対応するフラグ列の一例を
示す図。 21・・・入力端子、22・・・入力インクフェイス、
23・・・ダイヤルパルス検出器、24・・・アナログ
ディジタル変換器、25・・・マイクロプロセッサ、2
6・・・出力インクフェイス、27・・・出力端子。 特許出願人代理人      −1−、、、弁理士 井
 出 直 孝   。 じ〆″″

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受信信号からダイヤルパルスのメーク状態とブレ
    ーク状態との間の遷移により発生するメークパルスおよ
    びブレークパルスを検出し、 検出されたメークパルスおよびブレークパルスの個数に
    より、回線接続後に相手先加入者がダイヤルした番号を
    認識する ダイヤルパルス検出方法において、 上記メークパルスおよびブレークパルスの特徴を調べる
    トレーニングプロセスと、 このトレーニングプロセスで得られた特徴を利用してそ
    れ以降のメークパルスおよびブレークパルスを検出する
    認識プロセスと を含むことを特徴とするダイヤルパルス検出方法。
  2. (2)トレーニングプロセスは、特定のダイヤル番号を
    使用して特徴を調べるプロセスを含む特許請求の範囲第
    (1)項に記載のダイヤルパルス検出方法。
  3. (3)特徴は、メークパルスおよびブレークパルスの時
    間間隔に関する情報を含む特許請求の範囲第(1)項ま
    たは第(2)項に記載のダイヤルパルス検出方法。
  4. (4)特徴は、メークパルスおよびブレークパルスの強
    度に関する情報を含む特許請求の範囲第(3)項に記載
    のダイヤルパルス検出方法。
  5. (5)特徴は、メークパルスの最大値と、ブレークパル
    スの最大値と、メークパルスの周期と、ブレークパルス
    の周期と、ダイヤルパルス全体の周期との測定値を含む
    特許請求の範囲第(3)項に記載のダイヤルパルス検出
    方法。
  6. (6)トレーニングプロセスは、ダイヤルパルス全体の
    周期の測定値が許容範囲外のときには再度実行される特
    許請求の範囲第(5)項に記載のダイヤルパルス検出方
    法。
  7. (7)認識プロセスは、トレーニングプロセスにより得
    られたメークパルスおよびブレークパルスの周期毎に、
    短い測定時間内に受信信号のレベルを測定するプロセス
    を含む特許請求の範囲第(5)項または第(6)項に記
    載のダイヤルパルス検出方法。
  8. (8)測定時間は15〔ms〕以下である特許請求の範
    囲第(7)項に記載のダイヤルパルス検出方法。
  9. (9)認識プロセスは、測定時間内に受信信号のレベル
    とトレーニングプロセスで得られたパルスのレベルとを
    比較するプロセスを含む特許請求の範囲第(7)項また
    は第(8)項に記載のダイヤルパルス検出方法。
  10. (10)認識プロセスは、各測定時間に対応してその測
    定時間に検出した情報をメモリに蓄えるプロセスを含む
    特許請求の範囲第(9)項に記載のダイヤルパルス検出
    方法。
  11. (11)認識プロセスは、測定時間内にメークパルスま
    たはブレークパルスを検出できなかったミスパルス回数
    を計数するプロセスを含み、このミスパルス計数値によ
    り終了または再スタートされる特許請求の範囲第(7)
    項ないし第(10)項のいずれかに記載のダイヤルパル
    ス検出方法。
  12. (12)認識プロセスは、少なくとも一組の連続するメ
    ークパルスおよびブレークパルスを検出したときにはミ
    スパルス計数値をリセットするプロセスを含む特許請求
    の範囲第(10)項に記載のダイヤルパルス検出方法。
  13. (13)認識プロセスは、メモリに蓄えた情報を調べて
    相手側加入者のダイヤルした番号を認識するプロセスを
    含む特許請求の範囲第(10)項に記載のダイヤルパル
    ス検出方法。
  14. (14)トレーニングプロセスは、トレーニングが失敗
    したとき、相手側加入者に誤りメッセージを送信するプ
    ロセスを含む特許請求の範囲第(1)項ないし第(13
    )項のいずれかに記載のダイヤルパルス検出方法。
  15. (15)認識プロセスは、認識した番号に関するメッセ
    ージを相手側加入者に送信するプロセスを含む特許請求
    の範囲第(1)項ないし第(2)項のいずれかに記載の
    ダイヤルパルス検出方法。
  16. (16)受信信号はディジタル的に符号化されたダイヤ
    ルパルスである特許請求の範囲第(1)項ないし第(1
    5)項のいずれかに記載のダイヤルパルス検出方法。
  17. (17)トレーニングプロセスは、少なくとも4つのダ
    イヤルパルスによりトレーニングを行う特許請求の範囲
    第(16)項に記載のダイヤルパルス検出方法。
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