JPH091621A - 押出成形板の製造方法 - Google Patents

押出成形板の製造方法

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JPH091621A
JPH091621A JP7154573A JP15457395A JPH091621A JP H091621 A JPH091621 A JP H091621A JP 7154573 A JP7154573 A JP 7154573A JP 15457395 A JP15457395 A JP 15457395A JP H091621 A JPH091621 A JP H091621A
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JP
Japan
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extrusion
core
hollow portion
molded plate
plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7154573A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kamiya
清志 神谷
Seiichi Egami
誠一 江上
Yutaka Yamada
裕 山田
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Publication of JPH091621A publication Critical patent/JPH091621A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中空部に充填材が充填された押出成形板或い
は中空部内面に被覆層を有する押出成形板を容易かつ効
率的に製造する。 【構成】 中子4を備えた口金6から材料7を押し出し
て押出成形板を製造するに当り、中子4の先端から吹付
材料8を中空部1の内面1A〜1Dに吹き付ける。或い
は、中子の先端から発泡材料を中空部内に供給して硬化
させる。或いは、中子の先端から接着性又は粘着性を有
するビーズ状物を供給して充填する。 【効果】 押出成形板の押出成形工程において、中空部
内面に被覆層を形成したり、中空部に充填材を充填した
りすることができる。被覆層形成又は充填材の充填のた
めの後加工が不要となり、生産性が著しく高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は押出成形板の製造方法に
係り、特に、中空部内面に被覆層を有する押出成形板或
いは、中空部に充填材が充填された押出成形板を容易か
つ効率的に製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】押出成形板は、中子を備えた口金から成
形材料を押し出すことにより製造されている。
【0003】このような押出成形板は、中空部による軽
量性、断熱性等を利用して各種建材等に広く用いられて
いる。
【0004】ところで、この押出成形板は、断熱性、耐
火性、遮音性等の向上を目的として、中空部内に、ロッ
クウール、グラスウール、せっこう発泡体、発泡ポリス
チレン等の充填材を充填する場合がある。
【0005】従来、これらの充填材は、押出成形により
製造された押出成形板の後加工として中空部内に充填さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】後加工として、押出成
形により得られた押出成形板の中空部に充填材を充填す
る従来の方法では、押出成形工程と、充填材の充填工程
との少なくとも2工程を経る必要があり、製造に手間が
かかり生産効率が悪い。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決し、中空
部に充填材が充填された押出成形板或いは中空部内面に
被覆層を有する押出成形板を容易かつ効率的に製造する
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の押出成形板の
製造方法は、中子を備えた口金から材料を押し出すこと
により空洞状の中空部を有した押出成形板を製造する工
程を有する押出成形板の製造方法において、該中子の先
端から吹付材料を噴出させて前記中空部の内面に該吹付
材料を付着させることにより、該中空部内面に被覆層を
有する押出成形板を製造することを特徴とする。
【0009】請求項2の押出成形板の製造方法は、中子
を備えた口金から材料を押し出すことにより空洞状の中
空部を有した押出成形板を製造する工程を有する押出成
形板の製造方法において、該中子の先端から発泡材料を
前記中空部内に供給して該発泡材料を該中空部内で硬化
させることにより、該中空部内に発泡材料が充填された
押出成形板を製造することを特徴とする。
【0010】請求項3の押出成形板の製造方法は、中子
を備えた口金から材料を押し出すことにより空洞状の中
空部を有した押出成形板を製造する工程を有する押出成
形板の製造方法において、該中子の先端から接着性又は
粘着性を有するビーズ状物を前記中空部内に供給するこ
とにより、該中空部内にビーズ状物が充填された押出成
形板を製造することを特徴とする。
【0011】
【作用】押出成形と同時に、中子の先端から吹付材料、
発泡材料又はビーズ状物を放出することにより、押出成
形板の押出成形工程において、中空部内面に被覆層を形
成したり、中空部に充填材を充填したりすることができ
る。
【0012】このため、被覆層形成又は充填材の充填の
ための後加工が不要となり、生産性が著しく高められ
る。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の押出成形板の
製造方法の実施例について説明する。
【0014】まず、第1図〜第6図を参照して、本発明
の請求項1の押出成形板の製造方法の実施例を説明す
る。
【0015】第1図は、請求項1の方法で製造される押
出成形板の一実施例を示す断面図、第2図は、この押出
成形板の製造に用いられる押出成形装置の口金部分の水
平断面図、第3図は、第2図に示す中子の斜視図、第4
図は同正面図、第5図は第3図のV−V線に沿う断面の
拡大図、第6図は押出成形工程を示す断面図である。
【0016】請求項1の方法により、第1図に示す如
く、中空部1の内壁1Aに被覆層2が形成された押出成
形板3を製造するには、第2図〜第5図に示す如く、先
端(押出方向先端)面4Aに吹付材料の噴出口5A,5
B,5C,5Dが設けられた中子4を備える口金6を用
い、第6図に示す如く、成形材料7の押出成形に当り、
吹付材料8を、この噴出口5A〜5Dから噴出させて、
中子4により形成される中空部1の内壁1A,1B,1
C,1Dに付着させる。
【0017】本実施例において、口金6は偏平な長方形
断面形状のものであり、その内部に幅方向に複数個の中
子4が配設されている。各中子4の後部は次第に細くな
る形状となっており、支持部材9に連結されている。支
持部材9は口金6を幅方向に横切る棒状のものであり、
該支持部材9に貫設された挿通孔(図示略)に中子4の
シャフト部4Bが挿通されている。シャフト部4Bには
鍔部4Cが設けられており、該シャフト部4Bの先端に
ナット4Dを締め込むことにより中子4が支持部材9に
固定されている。
【0018】支持部材9には、吹付材料供給用の流通孔
9Aが同軸的に形成されている。一方、各中子4内にも
吹付材料供給用の流通孔14が設けられており、この流
通孔14は、中子4の先端面4Aに向けて、4つに分岐
し、分岐孔14A,14B,14C,14Dが、各々、
噴出口5A,5B,5C,5Dに連通されている。ま
た、中子4のシャフト部4Bの支持部材9の貫設部に
は、開口4aが設けられており、支持部材9の流通孔9
Aに供給された吹付材料は、この開口4aから各中子4
の流通孔14,14A〜14Dを経て噴出口5A〜5D
から噴出されるように構成されている。噴出口5A〜5
Dから噴出した吹付材料は、各々、口金6から押し出さ
れる成形板3の中空部1の内壁1A〜1Dに付着し、被
覆層2を形成する。
【0019】請求項2の方法においては、上記方法にお
いて、例えば、中子として、第7図に示す如く、比較的
孔径の大きな流通孔11及び噴出口12が形成された中
子13を用い、上記と同様にして押出成形するに当り、
中子13の噴出口12から発泡材料15を、口金6から
押し出される成形板の中空部に供給し、該中空部内で硬
化させることにより、第8図に示す如く、中空部に発泡
材料15が充填された押出成形板3Aを製造する。
【0020】請求項3の方法においては、上記請求項2
の方法において、中子13の噴出口12から接着性又は
粘着性を有するビーズ状物を、口金6から押し出される
成形板の中空部に供給することにより、第9図に示す如
く、中空部にビーズ状物16が充填された押出成形板3
Bを製造する。
【0021】なお、本発明において、押出成形板の中空
部内壁に被覆層を形成する吹付材料としては、ロックウ
ール、セメント及び水の混練物、或いは、セルローズフ
ァイバー、セメント及び水の混練物等を用いることがで
き、このような吹付材料により、押出成形板の中空部内
壁に繊維強化セメント材料(セラミックスファイバ、セ
メント及び水の混練物)よりなる被覆層を形成すること
ができる。
【0022】また、押出成形板の中空部に充填する発泡
材料としては、常温で発泡硬化可能なものが好ましく、
ポリウレタン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、フェノ
ール樹脂等の発泡樹脂等を用いることができる。
【0023】また、ビーズ状物としては、ポリスチレン
ビーズ、マイクロカプセル等が用いられ、これらのビー
ズ状物は、接着剤や粘着剤をまぶすこと等により接着性
又は粘着性が付与されて、押出成形板の中空部に充填さ
れる。
【0024】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の押出成形
板の製造方法によれば、押出成形により、中空部の内面
に吹付材料による被覆層が形成された押出成形板を製造
することができる。
【0025】請求項2の押出成形板の製造方法によれ
ば、押出成形により、中空部に発泡材料が充填された押
出成形板を製造することができる。
【0026】請求項3の押出成形板の製造方法によれ
ば、押出成形により、中空部にビーズ状物が充填された
押出成形板を製造することができる。
【0027】本発明の方法によれば、被覆層形成又は充
填材の充填のための後加工が不要となり、生産性が著し
く高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法で製造される押出成形板の一実施
例を示す断面図である。
【図2】本発明で用いられる押出成形装置の口金部分の
水平断面図である。
【図3】図2に示す中子の斜視図である。
【図4】図2に示す中子の正面図である。
【図5】図3のV−V線に沿う断面の拡大図である。
【図6】本発明の押出成形板の製造方法の一実施例を示
す押出成形工程の断面図である。
【図7】本発明の押出成形板の製造方法の他の実施例を
示す押出成形工程の断面図である。
【図8】本発明の方法で製造される押出成形板の他の実
施例を示す断面図である。
【図9】本発明の方法で製造される押出成形板の別の実
施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 中空部 2 被覆層 3,3A,3B 押出成形板 4 中子 5A,5B,5C,5D 噴出口 6 口金 7 成形材料 8 吹付材料 9 支持部材 9A,14,14A,14B,14C,14D 流通孔 15 発泡材料 16 ビーズ状物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 22:00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中子を備えた口金から材料を押し出すこ
    とにより空洞状の中空部を有した押出成形板を製造する
    工程を有する押出成形板の製造方法において、 該中子の先端から吹付材料を噴出させて前記中空部の内
    面に該吹付材料を付着させることにより、該中空部内面
    に被覆層を有する押出成形板を製造することを特徴とす
    る押出成形板の製造方法。
  2. 【請求項2】 中子を備えた口金から材料を押し出すこ
    とにより空洞状の中空部を有した押出成形板を製造する
    工程を有する押出成形板の製造方法において、 該中子の先端から発泡材料を前記中空部内に供給して該
    発泡材料を該中空部内で硬化させることにより、該中空
    部内に発泡材料が充填された押出成形板を製造すること
    を特徴とする押出成形板の製造方法。
  3. 【請求項3】 中子を備えた口金から材料を押し出すこ
    とにより空洞状の中空部を有した押出成形板を製造する
    工程を有する押出成形板の製造方法において、 該中子の先端から接着性又は粘着性を有するビーズ状物
    を前記中空部内に供給することにより、該中空部内にビ
    ーズ状物が充填された押出成形板を製造することを特徴
    とする押出成形板の製造方法。
JP7154573A 1995-06-21 1995-06-21 押出成形板の製造方法 Withdrawn JPH091621A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014003758A1 (en) * 2012-06-28 2014-01-03 Dow Global Technologies Llc Method and apparatus for producing a multi - layer microcapillary film
JP2014046557A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Kmew Co Ltd セメント板の製造方法

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WO2014003758A1 (en) * 2012-06-28 2014-01-03 Dow Global Technologies Llc Method and apparatus for producing a multi - layer microcapillary film
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