JP2001062864A - 断熱性を有する樹脂パネル及びその製造法 - Google Patents

断熱性を有する樹脂パネル及びその製造法

Info

Publication number
JP2001062864A
JP2001062864A JP24569899A JP24569899A JP2001062864A JP 2001062864 A JP2001062864 A JP 2001062864A JP 24569899 A JP24569899 A JP 24569899A JP 24569899 A JP24569899 A JP 24569899A JP 2001062864 A JP2001062864 A JP 2001062864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
resin
mold
foaming
foamed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24569899A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Ikuta
稔 生田
Joji Endo
譲治 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP24569899A priority Critical patent/JP2001062864A/ja
Publication of JP2001062864A publication Critical patent/JP2001062864A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で耐久性が高く、又軽量な断熱性を有す
る樹脂パネルを提供する。 【解決手段】 発泡剤を含む熱可塑性合成樹脂を射出成
形法で板状に成形し、外面部1を無発泡に近い硬質に、
内部2を高発泡の多孔質に形成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱性を有する樹
脂パネルに関し、更に詳しくはユニットバスルームやシ
ャワールーム等の壁材や天井材等の建築材料その他の内
装材に好適なよう形成した断熱性を有する樹脂パネル及
びその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の樹脂パネルとしては、例え
ばガラス繊維と熱硬化性樹脂を予め混ぜ合わせた原料、
例えばシートモールディングコンパウンド(Sheet Mold
ing Compound、以下、SMCという)を板状に成形し、
これにウレタン発泡剤や発泡スチロールの板等を裏打ち
して二層構造に形成したり、発泡樹脂シートを、塩化ビ
ニル樹脂の板とステンレス板等で挟み、三層構造に形成
したもの等がある。
【0003】従って従来、この種の樹脂パネルは、SM
C等の基板にウレタン発泡剤を吹き付けたり、発泡スチ
ロールの板や発泡樹脂シートを接着剤で貼り付ける方法
で製造されるのが通例であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで断熱性を有す
るこの種パネルは、ユニットバスルーム等の壁材として
好適であるが、この種の浴室の場合、壁材は主要部品で
あり、その建築費、施工費に占める割合も高いものであ
る。従ってこの種のパネルは、できるだけ簡単に製造で
き、低廉化できるよう形成されているのが望ましい。
【0005】しかるに従来品は、上記の通り、断熱材や
接着剤等を別途揃え、断熱材が後加工で吹き付けられた
り、貼り付けられてなるものであったから、従来品によ
ると製造に手間暇がかかり、その結果価格が高くなるの
を避けられなかった。
【0006】又浴室やシャワールーム等は、その性質
上、温度変化や湿度変化が激しい場所である。従ってこ
の種のパネルは、保温性、断熱性を有するだけではな
く、断熱材が基板から剥がれることなく、耐久性や強度
に優れ、更には施工が容易になるよう、軽く形成されて
いるのが望ましい。
【0007】しかるに従来品は、上記の通り、断熱材が
接着剤等で貼り付けられてなるものであったから、従来
品によると、接着剤が変質、劣化し、露出している断熱
材が剥がれたり、脱落する惧れがあり、又重量も増加し
易いものであった。
【0008】又従来、この種パネルの製造法は、上記の
通り、SMC等の基板を別途形成し、この基板にウレタ
ン発泡剤を後から吹き付けたり、発泡スチロールの板等
を接着剤で貼り付けて製造するものであった。従って従
来法によると、製造工程が多く、その分、製造に手間暇
がかかり、製品コストが高く付くことになる、という問
題点があった。
【0009】本発明は、このような従来品の問題点に鑑
み、提案されたものである。従って本発明の技術的課題
は、安価で耐久性が高く、又軽量な樹脂パネル、及びこ
の樹脂パネルを少ない工程で簡単に製造できる製造法を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような技術的手段を採る。
【0011】即ち本発明樹脂パネルは、図1に示される
ように、発泡剤を含む熱可塑性合成樹脂を射出成形法で
板状に成形し、外面部1が無発泡に近い硬質に形成され
ると共に、内部2が高発泡の多孔質に形成されてなるこ
とを特徴とする(請求項1)。
【0012】ここで、熱可塑性合成樹脂としては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、塩化ビニル
樹脂等がある。又発泡剤としては、プロパン、ブタン、
ペンタン、ヘキサン等の揮発性液体がある。発泡の度合
は、合成樹脂と発泡剤の種類、両者の混合割合等によっ
て異なる。本発明の場合、外面部1の厚みは、キャビテ
ィ3c(図7等参照)に樹脂を充填後、可動型3aの移
動開始までの加圧時間と、成形型3の温度によって決ま
る。
【0013】又本発明パネルを射出成形法で成形する場
合、射出圧は、100〜1000(Kg/cm)、型
締め力は30〜100(Kg/cm)の範囲、必要成
形機能力は、約1600トン(投影面積が1.6
(m)、型締め力が100(Kg/cm)として)
位に選定されるのが好ましい。
【0014】又本発明は、図2、図3に示されるよう
に、裏面の端部に、隣接するパネル同士を連結する際に
連結具4を嵌着させるための突条部5が、外面部1から
連ねられて無発泡に近い硬質に一体成形されてなるのが
好ましい(請求項2)。
【0015】従来この種パネルを壁材として使用する場
合は、図11に示されるように、側端部に枠材a等をネ
ジや接着剤で取り付け、この枠材aに連結用のビスbを
取り付け、このビスbに連結金具cのダルマ孔dを嵌合
させた後、連結金具cを引き降ろし、隣接するパネル同
士を固定するのが通例であった。従って従来は、パネル
の連結のために、枠材aやビスb及び連結金具c等が必
用になったから、手間暇とコストがかかるのを避けられ
なかった。
【0016】而してこの請求項記載の本発明の場合は、
クリップ状の連結具4を嵌着させるための突条部5が外
面部1と一体成形されているから、これによれば連結用
部品の取り付け等にかかる手間暇を軽減できると共に、
コストを低廉化できる。なおこの種パネルの製造法は、
図8に示す工程による。この場合、同図に示されるよう
に、固定型3bは、型面の端部に、突条部5を成形する
ための溝状の段差部3b1を備えてなる。
【0017】又本発明は、図4に示されるように、裏面
に、パネルの反りを防止するための補強用のリブ6が、
外面部1から連ねられて無発泡に近い硬質に一体成形さ
れてなるのが好ましい(請求項3)。
【0018】この種パネルの場合、従来は、補強用の金
属製リブをパネルの裏側に取り付けて反りを防止するの
が通例であった。これに対し、この本発明の場合は、外
面部1の成形と同時に補強用のリブ6が形成されてなる
ものである。従ってこれによれば、リブの取付作業を省
略でき、この種作業にかかる手間暇を一掃できる。又こ
の場合は、リブ6が外面部1と同一材質であるから、見
た目が良いだけではなく、パネルの重量を重くすること
もない。なおこの種パネルを製造する場合、固定型3b
は、図5に示されるように、型面に、補強用のリブ6を
賦形するための溝3b2を備えてなる。
【0019】又本発明の樹脂パネルを製造する方法とし
ては、図6、図7に示されるように、可動型3aと固定
型3bとでなる成形型3のキャビティ3cに、発泡剤を
含む熱可塑性合成樹脂を射出し、キャビティ3cに上記
の合成樹脂を充填後、所定時間加圧してキャビティ3c
の内周面に接触する外面部1の硬化を促進させ、上記合
成樹脂の発泡開始と同時に可動型3aを発泡度合に合わ
せて所定距離だけ移動させ、外面部1を無発泡に近い硬
質に成形すると共に、内部2を高発泡の多孔質に成形す
ることを特徴とするものがある(請求項4)。
【0020】発泡剤を含む熱可塑性合成樹脂は、低沸点
溶剤を含侵吸収させるか、重合過程で含侵させることで
ペレット状に形成されている。本発明の場合、キャビテ
ィ3cに射出充填された樹脂は、所定時間高圧下におか
れる。従って樹脂は、発泡できず、先ずキャビティ3c
の内周面に接する外面部1が硬化する。そして例えば一
定時間経過し、発泡が開始すると、可動型3aを発泡倍
率、発泡状況に合わせて所定距離だけ移動させ、その位
置で所定時間停止させる。これにより外面部1が硬質
で、内部2が発泡した成形品を得るものである。なおこ
こで、熱可塑性合成樹脂としては、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン、塩化ビニル樹脂等
がある。又発泡剤には、例えばプロパン、ブタン、ペン
タン、ヘキサン等がある。
【0021】本発明法によれば、同一材質で外面部1が
硬質に、内部2が高発泡層に成形され、図1に示される
ような樹脂パネルが得られる。この場合、発泡の度合、
発泡倍率は、合成樹脂と発泡剤の種類、混合割合等によ
って変化させることができ、発泡倍率を変化させること
により、断熱性能を違えたパネルを製造できる。
【0022】硬質性の外面部1の厚みは、キャビティ3
cに樹脂を充填後、可動型3aの移動開始までの加圧時
間と、成形型3の温度等によって決まる。又高発泡の断
熱層の厚みは、可動型3aの移動距離によって決定され
る。
【0023】なお本発明法は、成形型3を閉じる前に、
図9Aに示されるように、加飾フィルム7をキャビティ
3cにセットすることにより、岩肌模様、大理石模様、
木目模様等の模様付けを成形と同時にできる。ここで加
飾フィルム7とは、成形品に模様や着色等を付けるた
め、装飾模様等が印刷等の手段で表面に付された薄膜状
の樹脂製品を意味する。この加飾フィルム7は、熱可塑
性合成樹脂との密着性が良くなるよう、熱可塑性合成樹
脂が例えばポリプロピレンの場合は、同様にポリプロピ
レン製のものを選定するのが好ましい。
【0024】加飾フィルム7は、図示されるように、化
粧面をキャビティ3cに臨ませ、固定型3bの型面にセ
ットする。本発明の場合、樹脂が射出されると、加飾フ
ィルム7は、可動型3aに押し付けられる。キャビティ
3cに充填された樹脂は、加圧下におかれるため、先ず
キャビティ3cの内周面に接する部分が硬化する。この
時点で加飾フィルム7は、外面部1と融着する。その
後、可動型3aが所定距離だけ例えば上昇し、未硬化の
樹脂が発泡を開始する。そして可動型3aが、設定位置
で一定時間停止し、その後冷却され、発泡層の硬化が完
了する。これにより表面が例えば岩肌模様等の樹脂パネ
ルが製造される。
【0025】又本発明の場合、射出圧は、100〜10
00(Kg/cm2)、型締め力は30〜100(Kg
/cm2)の範囲、又必要成形機能力は、約1600ト
ン(投影面積が1.6(m)、型締め力が100(K
g/cm2)として)位に選定されるのが好ましい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
を添付図面に従って説明する。
【0027】先ず発泡剤としての例えばプロパンを、所
定の配合率で、熱可塑性合成樹脂としての例えばポリス
チレンに含ませて成形材料を作る。次にこれを射出装置
のホッパーに投入し、加熱溶融させ、可動型3aと固定
型3bとでなる成形型3のキャビティ3cに射出する。
射出圧は、100〜1000(Kg/cm2)の範囲に
選定されるのが好ましい。本発明の成形モードを、成形
型3を備えたプレス装置と射出装置について、図10に
示す。
【0028】キャビティ3cの高さ(元厚)は、例えば
5mmに選定し、発泡剤を含む熱可塑性合成樹脂を、こ
のキャビティ3cに一定時間充填する。この場合、成形
型3の温度は一定に維持し、樹脂を充填完了後、可動型
3aを所定時間加圧し、5mmの高さに維持する。この
場合、型締め力は、60〜75(Kg/cm2)、加圧
時間は約1〜5秒が好ましい。
【0029】次に可動型3aを所定距離だけ発泡度合に
合わせて例えば上昇させ、一定時間その位置で保持させ
る。樹脂は、成形型3内で冷却水によって熱を奪われ、
キャビティ3cの内周面に接する外面部1が最初に硬化
し、発泡、膨張後に内部2が次第に硬化する。そして樹
脂が完全に硬化後、可動型3aを更に上昇させて型開き
し、成形品としてのパネルを取り出す。これにより外面
部1が無発泡に近い硬質で、内部2が高発泡の、浴室等
の壁材や天井材に適した樹脂パネルが製造される。
【0030】次に具体例を説明する。発泡剤をプロパ
ン、熱可塑性合成樹脂をポリスチレン、発泡剤の配合率
を約4%、発泡倍率を4倍に選定し、キャビティ3cに
約12000(cc)の溶融樹脂を、約9秒間射出し充
填した。この場合、当初のキャビティ3cの高さは、5
mm、成形型3の温度は可動型3aと固定型3bとも5
0℃に設定した。
【0031】次に可動型3aを、75(Kg/cm2)
で約2秒間、型締めした。そして発泡開始と同時に可動
型3aを17mm上昇させ、その位置で可動型3aを約
12秒、保持した。この結果、外面部1の厚さt(図1
参照)が約1mm、内部2の断熱層の厚さが約20m
m、全体の厚さTが約22mmの樹脂パネルを得た。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、発泡剤を
含む熱可塑性合成樹脂を射出成形法で板状に成形し、外
面部が無発泡に近い硬質に形成されると共に、内部が高
発泡の多孔質に形成されてなるものである。
【0033】従って本発明パネルの場合は、断熱層がパ
ネルの成形と同時にでき上がるから、断熱層を別途加工
する必要がなく、その分、安価に提供できる。又本発明
パネルは、全体が同一材質であり、断熱層が外面部で覆
われているから、施工時、使用時における断熱材の剥が
れ、脱落を防止でき、しかも軽く、更には耐衝撃性、耐
久性が良い、という利点がある。
【0034】又本発明法は、キャビティに発泡剤を含む
熱可塑性合成樹脂を充填後、所定時間加圧してキャビテ
ィの内周面に接触する外面部の硬化を促進させ、上記合
成樹脂の発泡開始と同時に可動型を発泡度合に合わせて
所定距離だけ移動させるものである。
【0035】従ってこれによれば、樹脂パネルの製造時
に断熱層を同時に成形できるから、この種パネルの製造
工程を削減でき、安価にパネルを製造できる。又本発明
によれば、可動型の移動距離を変更することで、断熱層
の厚みを違えたパネルを簡単に製造できる。又本発明法
の場合、外面部は成形型に忠実に賦形するため、木目
調、岩肌調等の意匠性を持たせたパネルを容易に製造で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明パネルの好適な一実施形態を示す一部を
切欠した要部斜視図である。
【図2】同上パネルの他の実施形態を示す要部断面図で
ある。
【図3】図2に示す本発明パネルの連結状態を示す要部
断面図である。
【図4】本発明パネルの更に他の実施形態を示す一部を
切欠した要部斜視図である。
【図5】図4の本発明パネルの成形型を示す断面図であ
る。
【図6】本発明製造法の工程を示す流れ図である。
【図7】本発明パネルの製造工程の要部を示し、A〜D
とも各工程時の断面図である。
【図8】図2の本発明パネルの製造工程の要部を示し、
A〜Dとも各工程時の断面図である。
【図9】本発明パネルの他の製造工程の要部を示し、A
〜Dとも各工程時の断面図である。
【図10】本発明製造法の成形モードを示すグラフであ
る。
【図11】従来のパネルの連結例を示す要部斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 外面部 2 内部 3 成形型 3a 可動型 3b 固定型 3c キャビティ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04C 2/38 E04C 2/38 C // B29K 105:04 B29L 31:10 Fターム(参考) 2E001 DD01 FA03 FA14 FA42 GA45 HD01 HD07 HD08 HD09 LA06 2E162 CD01 CD03 4F100 AA12A AK01A AT00B BA01 BA02 BA43 CA01A DC22B DJ01A GB08 JB16A JJ02 4F202 AA00 AA04 AA11 AA13 AA15 AB02 AB20 AE02 AG02 AG20 AH48 AH49 CA11 CB01 CK52 4F206 AA00 AA04 AA11 AA13 AA15 AB02 AB20 AD09 AE02 AG02 AG03 AG20 AH48 AH49 JA04 JB13 JF01 JF04 JF05 JN33 JN35

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡剤を含む熱可塑性合成樹脂を射出成
    形法で板状に成形し、外面部が無発泡に近い硬質に形成
    されると共に、内部が高発泡の多孔質に形成されてなる
    ことを特徴とする断熱性を有する樹脂パネル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の断熱性を有する樹脂パネ
    ルであって、裏面の端部に、隣接するパネル同士を連結
    する際に連結具を嵌着させるための突条部が、外面部か
    ら連ねられて無発泡に近い硬質に一体成形されてなるこ
    とを特徴とする断熱性を有する樹脂パネル。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の断熱性を有する樹
    脂パネルであって、裏面に、パネルの反りを防止するた
    めの補強用のリブが、外面部から連ねられて無発泡に近
    い硬質に一体成形されてなることを特徴とする断熱性を
    有する樹脂パネル。
  4. 【請求項4】 可動型と固定型とでなる成形型のキャビ
    ティに、発泡剤を含む熱可塑性合成樹脂を射出し、キャ
    ビティに上記の合成樹脂を充填後、所定時間加圧してキ
    ャビティの内周面に接触する外面部の硬化を促進させ、
    上記合成樹脂の発泡開始と同時に可動型を発泡度合に合
    わせて所定距離だけ移動させ、外面部を無発泡に近い硬
    質に成形すると共に、内部を高発泡の多孔質に成形する
    ことを特徴とする断熱性を有する樹脂パネルの製造法。
JP24569899A 1999-08-31 1999-08-31 断熱性を有する樹脂パネル及びその製造法 Pending JP2001062864A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24569899A JP2001062864A (ja) 1999-08-31 1999-08-31 断熱性を有する樹脂パネル及びその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24569899A JP2001062864A (ja) 1999-08-31 1999-08-31 断熱性を有する樹脂パネル及びその製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001062864A true JP2001062864A (ja) 2001-03-13

Family

ID=17137487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24569899A Pending JP2001062864A (ja) 1999-08-31 1999-08-31 断熱性を有する樹脂パネル及びその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001062864A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001088235A (ja) * 1999-09-20 2001-04-03 Sekisui Chem Co Ltd 熱可塑性樹脂多孔体
JP2002127177A (ja) * 2000-10-19 2002-05-08 Moriroku Co Ltd 複合成形品
JP2010024689A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Panasonic Electric Works Co Ltd フロアパネル
JP2014070367A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Sekisui Chem Co Ltd ユニット床材、その製造方法及び該ユニット床材の使用方法
JP2015511134A (ja) * 2012-01-23 2015-04-16 プロトマックス プラスチックス リミテッド 大判ポリスチレンパネル

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001088235A (ja) * 1999-09-20 2001-04-03 Sekisui Chem Co Ltd 熱可塑性樹脂多孔体
JP2002127177A (ja) * 2000-10-19 2002-05-08 Moriroku Co Ltd 複合成形品
JP2010024689A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Panasonic Electric Works Co Ltd フロアパネル
JP2015511134A (ja) * 2012-01-23 2015-04-16 プロトマックス プラスチックス リミテッド 大判ポリスチレンパネル
JP2014070367A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Sekisui Chem Co Ltd ユニット床材、その製造方法及び該ユニット床材の使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5512233A (en) Method of making a panel with a spray formed skin
US5580501A (en) Method of manufacturing an interior trim panel using polyurethane powder
US4053545A (en) Process for manufacturing laminated structural foam articles
NZ280415A (en) Producing decorative product having a hardened exterior skin portion and an embossed portion, by compressing an extrudable foam material, then hardening and embossing it
US20040134588A1 (en) Method for the manufacture of a molded body firmly bonded to a grained or structured molded skin and a device for performing the method
JP2001062864A (ja) 断熱性を有する樹脂パネル及びその製造法
US3389196A (en) Method of making an insulated core building panel
BG64084B1 (bg) Метод за формоване на продукти, имитиращи кожа или подобни
JPS61501502A (ja) 発泡熱可塑性材料から物品を製造する方法と装置
JPH0857982A (ja) 自動車用内装材の製造方法
JP2000351351A (ja) 表皮一体自動車内装部品及びその製造方法
JPH03114742A (ja) 車輌用内装材とその製造方法
KR970000109A (ko) 폴리우레탄 필름을 이용하여 제조된 쏠 및 그 제조방법
KR20240026454A (ko) 차량을 위한 라이닝 부품을 제조하기 위한 방법, 및 상기 방법을 사용하여 제조되는 라이닝 부품
JPH115222A (ja) 住宅用断熱パネルの製造方法
JP3038127B2 (ja) 浴 槽
JPH08142117A (ja) 金型内被覆成形方法
KR100473618B1 (ko) 천연 무늬목 바닥판재 및 그의 제조방법
JPS6384909A (ja) クリツプ座を具備させた成形基材の製造方法
JPH055003Y2 (ja)
JPH0237536Y2 (ja)
JPH07266366A (ja) 高発泡合成樹脂材の成形法
JP2002001736A (ja) 断熱パネルの製造方法
JPH09105184A (ja) 天井ユニットの製造方法
JP2005096217A (ja) 表皮付き発泡成形品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080426

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100426

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100426

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110426

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees