JPH0214890A - 無機硬化体の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、無機硬化体の製造法に関するるものである
。さらに詳しくは、この発明は、シャープで深いパター
ンの形成を可能とし、林料の座屈のない低コストな模様
付けのできる新しい無機硬化体の製造法に関するもので
ある。

（従来の技術） 従来、セメントを主成分とする無機硬化体を製造する方
法としては、注型法が知られていたが、近年になって、
押し出し成形による製造法が開発され、異型形状あるい
は浮彫り模様等を有する無機硬化体製品を製造すること
が試みられている。

このような押し出し成形による製板、模様付けの方法は
、従来の注型法に比べて生産性を向上させるものとして
注目されているものもある。−数的には、この製板と模
様付けについては、金型で対応する方法と、押し出し成
形後３！！続ライン上でロールプレス等で模様付けする
方法とか知られてもいる。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、押し出し成形後に軽量発泡セメント板表
面に模様付けをするにあたって、金型で対応する方法に
おいては、シャープなパターンの比較的良好な製品を得
ることができるが、所定の模様ごとに各々対応する金型
を必要とし、かつその使用条件も使用する金型に適合す
るように選択しなければならず、生産効率がきわめて悪
いという欠点かあった。また、この金型でシャープなパ
ターンが得られるのは、その模様がストライプ調のもの
に限定されてしまうという欠点もあった。

一方、ロールプレス等で模様付けする方法においては、
模様パターンを繰り返し連続的に軽量気泡セメント板表
面に形成することができ、上記の金型による模様付は法
よりもはるかに作業効率および生産性を改善するもので
はあるか、実際には所定の模様を良好に形成ずろことは
難しく、製造上の足留まりが悪り、旦産ベースにのせる
までには至っていないのか現状である。このような点を
改善するために、たとえば、第３図に例示したように、
押し出し成形装置（ア）の吐出口縁部（イ）に、模様付
はロール（つ）の四部形成ロール（１）と対応した相似
形状（オ）を設けて近接配置する方法か提案されている
。

しかしながら、この押し出し成形による製板および模様
付けの方法によっても、第３図に示したように、四部形
成ロール（１）によるロールプレスで軽量発泡セメント
板の気泡が押しつぶされ゛Ｃ変形し、また気泡が残るな
めに凹凸模様のパターンの区別がはっきりせず、シャ〒
プで深い浮き彫りの模様を形成することは困難であった
。

しかも、この模様付けによる材料の座屈が避けられず、
劣化を防ぐことらできなかった。

この発明は、以上の通りの事・［ｎに鑑みてなされたも
のであり、上記した通りの従来法の欠点を解消し、シャ
ープなパターン形成を低コストで可能とし、しかも材料
の座屈もない高品質な軽−Ｕ発泡セメントからなる無機
硬化体の製造を可能とする新しい方法を提供することを
目的としている。

（課題を解決するための手段） この発明は、上記の課題を解決するために、押し出し成
形した軽量気泡セメント板のウェットマット表面にエア
を吹きつけて模様下地を形成し、次いで押えロールで模
様付けすることを特徴とする無機硬化体の製造法を提供
するものである。

（作　用） この発明においては、ウェットマツｌ−表面にエアを吹
きつけて模様下地を形成するため、軽量気泡セメント板
表面にシャープで深い浮き彫り凹凸模様パターンを連続
的に付けることができる。

また、エア圧力のコントロールによる製板および模様付
けのため、従来のロールプレスのように無理がなく、パ
ターンはシャープとなるばかりか、材料の座屈を防止す
ることができる。

（実施例） 以下、添付した図面に沿って、この発明の無機硬化体の
製造法について詳しく説明する。

第１図は、この発明の一実施例を示した平面図である。

第２図は、この第１図のＡ　−Ａ　′断面図である。

急活刑の添加等により速硬化し、保型可能状態とした軽
量気泡セメントスラリーを押し出し成形機（１）よりピ
ストン（２）により押し出す。

成形ダイ（３）から吐出させたウェットマット（４）表
面にエアノズル（５）のエア吹出０（６）よりエアを吹
きつける。エアはウェットマット（４）に含まれている
気泡をつぶす６材料が動くことなくウェットマット（４
）の表面はエア抑圧方向下方にへこみ、四部模様下地（
７）を形成する。

エア圧力については、特に限定はないか、０．５〜３に
「／−程度とすることが好ましい。ウニ、ソトマット（
４）の比重によりこのエア圧力は、さらに高圧にするこ
とらできる。

四部模様下地（７）形成後、凸部模様付は押えロール（
８）および四部模様付は押えロール（９）により、ウェ
ットマット表面に所定のパターンの模様付けを行う。

四部模様（１０）は、エア抑圧によりすでに気泡がつぶ
れ、四部模様下地（７）から形成しであるために、四部
模様（１０）表面は滑らかであり四部模様付は押えロー
ル（９）によってロールプレスすることにより形成した
凹部模様（１０）は、従来のロールプレスによる凹部模
様よりもはるかにシャープでしかも深い浮き彫りとする
ことができる。

もちろんこの発明は上記の例に限定されるものではない
。

軽量気泡セメントスラリーの配合、比重をはじめとして
、エアノズルの設置位置、エア吹出口の数および形状、
凸部および四部模様付は押えＱ−ルの構成の細部等につ
いては様々な態様が可能であることはいうまでもない。

（発明の効果） この発明により、シャープで深い浮き彫りの模様付けを
行うことができ、押し出し成形部と模様付は部とを連続
ライン上に組み込むことで、作業効率は向上し、生産性
を高めることができる。

また、この発明は、従来はロールプレスによって避けら
れなかった軽量発泡セメント板の座屈を防止することが
でき、軽量発泡セメント板の強度を劣化させることもな
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の無機硬化体の製造法の一実施例を
示した平面図である。 第２図はそのＡ−Ａ′断面図である。 第３図は、従来の無機硬化体の製造法の一例を示した平
面図である。 １・・・押し出し成形機 ２・・・ピストン ３・・・成形ダイ ４・・・ウェットマット ５・・・エアノズル ６・・・エア吹出口 ア・・・凹部模様下地 ８・・・凸部模様付は押えロール ９・・・凹部模様付は押えロール ０・・・凹部模様

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）押し出し成形した軽量発泡セメント板のウェット
   マット表面にエアを吹きつけて模様下地を形成し、次い
   で押えロールで模様付けすることを特徴とする無機硬化
   体の製造法。