JPH09161856A - 圧接コネクタ - Google Patents

圧接コネクタ

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Publication number
JPH09161856A
JPH09161856A JP7322760A JP32276095A JPH09161856A JP H09161856 A JPH09161856 A JP H09161856A JP 7322760 A JP7322760 A JP 7322760A JP 32276095 A JP32276095 A JP 32276095A JP H09161856 A JPH09161856 A JP H09161856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
pressure contact
electric wire
cover
press
Prior art date
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Pending
Application number
JP7322760A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Terada
克明 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、主として自動車の電気配線の接続
に使用される圧接コネクタの改良に関し、電線の挟持力
が高く、ハウジングの小型化も達成できる圧接コネクタ
を提供することを課題とする。 【解決手段】 スロット4を有する圧接端子1を装着し
たハウジング2と、押圧突起を有するカバー3とから成
り、圧接端子1を挟む両側に電線ガイド溝7および電線
挟持溝10、10′を設け、圧接端子1上に仮係止した
電線を、カバー3の押圧突起により押圧して圧接端子1
のスロット4に圧入するようにした圧接コネクタにおい
て、ハウジング2の側壁9、9′の外側に係止溝12を
設けて電線の端末または電線の導出部を係止溝12とカ
バー3の外側壁19との間に係止するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車の
電気配線の接続に使用される圧接コネクタの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の圧接コネクタとして、特開平5−
89916号公報に、図7に示すような、圧接コネクタ
Kが提案されている。圧接コネクタKは、圧接端子aを
装着したハウジングbと、これに嵌装するカバーcとか
ら構成されている。
【0003】圧接端子aは、図8に示すように、逆U字
状に折り曲げた導電板の頂部に複数のスロットdを並設
したもので、ハウジングbの底部に形成された圧入溝に
両足部を嵌入することによりハウジングbの両側壁e、
e′間のほぼ中央に固定されている。圧接端子aの両側
における対称の位置に立壁fがあり、立壁fに電線ガイ
ド溝gが圧接端子aのスロットdの位置に軸を合わせて
形成されている。ハウジングbの両側壁e、e′には、
圧接端子aのスロットdに対応して電線挟持溝h、h′
が設けられている。また、立壁fと側壁eとの間に仕切
壁iが立設され、仕切壁iと側壁eとの間には端末係止
部jが設けられている。
【0004】圧接端子aに電線Wの端末部W1 を圧接す
るときは、図9に示すように、この端末係止部j内に端
末部W1 を挿入し、電線Wをほぼ直角に屈折させた状態
で立壁fに電線ガイド溝gおよび電線挟持溝h′上に仮
係止しておく。そして、図10に示すように、カバーc
をハウジングbに嵌装することにより、カバーcの内側
に設けた押圧突起k、k′、k″で電線Wを押圧して圧
接端子aのスロットd内に圧入するようにしている。
【0005】しかしながら、圧接コネクタKにおいて
は、ハウジングbの側壁eの内側に端末係止部jを設け
ているため、ハウジングbの幅寸法mが大きくなり、圧
接コネクタKが大型化する問題が生じ、ひいては、電線
Wの圧入工程において大きい圧入力を必要とする欠点が
ある。また、図9の矢印に示すような、電線Wの軸方向
の応力Pに対し、電線挟持溝h′のみの挟持力では挟持
力が十分とは言えず電線Wが抜け出すおそれがあるなど
の問題点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、電線の挟持力を強化して
電線の抜け出しを確実に防止すると共に、圧入工程の作
業性を改善しハウジングの小型化も達成できる圧接コネ
クタを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は、スロットを有する圧接端子を装着したハ
ウジングと、押圧突起を有するカバーとから成り、該ハ
ウジングの圧接端子を挟む両側のそれぞれスロットと対
応する位置に電線ガイド溝および電線挟持溝を設け、該
圧接端子上を横架して該電線ガイド溝と電線挟持溝に仮
係止した電線を、該押圧突起により押圧して該スロット
に圧入接続するようにした圧接コネクタにおいて、前記
ハウジングの両側壁に電線挟持溝を設けると共に該側壁
の外側に係止溝を設け、電線の端末または電線の導出部
を該係止溝とカバーの外側壁との間に係止するようにし
たことを特徴とする。ハウジングおよびカバーに、相互
の嵌装をロックするロック手段をそれぞれ設けることが
好ましい(請求項2)。カバーは、ハウジングに対する
嵌合用開口のみの開口部を有する箱体状に形成されてい
ることが、防水、防塵作用が向上するので好適である
(請求項3)。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。図1は、本発明の実施例に係わる圧接コネクタ
Aの分解斜視図である。圧接コネクタAは、圧接端子1
を装着したハウジング2と、ハウジング2に嵌装するカ
バー3とから成る。
【0009】圧接端子1は、図2に示すように、前記従
来の圧接コネクタKに用いられている圧接端子aと同様
のものであり、逆U字状に折り曲げた導電板の頂部に複
数のスロット4が並設されており、ハウジング2の底部
に形成された圧入溝2aに両足部1aを嵌入することに
よりハウジング2の両係止壁5、5′間のほぼ中央に固
定されている。
【0010】圧接端子1の両側には、立壁6がハウジン
グ2の底部から立設されており、立壁6には、それぞれ
電線ガイド溝7が圧接端子1の各スロット4に軸を合わ
せて形成されている。各電線ガイド溝7の上方には電線
の浮き上がり防止突起8が形成されている。
【0011】双方の立壁6の外側には、それぞれ両係止
壁5、5′と一体に結合された側壁9、9′が設けてあ
り、圧接端子1および立壁6を包括して箱状のハウジン
グを形成している。側壁9、9′には、上縁を切欠いて
形成した電線挟持溝10、10′が各スロット4に対応
してそれぞれ設けられている。
【0012】また、側壁9、9′の外側には、電線挟持
溝10、10′の下方に突条11が並設してあり、突条
11、11間に係止溝12が形成されている。ハウジン
グ2の係止壁5、5′には、ハウジング2とカバー3と
の嵌装をロックするためのロック手段として、仮係止突
起13および本係止突起14が設けられている。
【0013】カバー3の両端部の外壁3aの内側には、
ロック爪15が突設されており、ハウジング2の仮係止
突起13または本係止突起14と係合するロック手段を
構成している。カバー3の内面には、図3に示すよう
に、複数の押圧突起16が圧接端子1のスロット4に対
応して並設されている。
【0014】カバー3のロック爪15をハウジング2の
仮係止突起13と係合させたときは、ハウジング2とカ
バー3とは、図3に示すように、仮係止状態に保持さ
れ、カバー3を押し込むことにより、図4に示すよう
に、ロック爪15は本係止突起14と係合してハウジン
グ2とカバー3とは確実にロックされる。なお、図示し
ていないが、カバーをハウジング2に対する嵌合用開口
のみの開口部を残して外周壁全てをを箱体状に形成する
ことにより、圧接コネクタとしての防水性、防塵性を向
上させることができる。
【0015】次に、上記ハウジング2に装着された圧接
端子1に電線を圧接する過程について説明する。図5に
示すように、電線Wを圧接端子1のスロット4上に横架
して電線ガイド溝7および電線挟持溝10、10′に仮
係止しておき、ハウジング2にカバー3を押し込んで嵌
装すると、電線Wはカバー3の押圧突起16、17、1
8によって押圧され、図6に示すように、圧接端子1の
スロット4内に圧入される(図3参照)。
【0016】また、スロット4内への圧入と同時に、電
線Wの端部W1 および導出部W2 は押圧突起18とカバ
ー3の外側壁19とによって押圧されて屈曲し、係止溝
12内に収容される。電線Wは、端末部であっても、必
ず両側の電線挟持溝10、10′によって挟持されると
共に、係止溝12とカバー3の外側壁19の内面19a
との間に係止されているので、電線Wに張力が加えられ
ても抜け出すことが確実に防止される。
【0017】
【発明の効果】本発明の圧接コネクタは、ハウジングの
側壁の外側に係止溝を設けてあり、電線をカバーの外側
壁とこの係止溝との間で係止するようにしているため、
電線の端末部も、両側壁に設けられた電線挟持溝により
挟持することができ、電線の抜け出しが確実に防止でき
る。また、両側壁の間隔を小さくすることが可能となる
ため、電線の圧入工程の作業性が向上すると共に、ハウ
ジングの幅を狭めて小型化することができるなどの多大
な利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる圧接コネクタを分離し
て示した斜視図である。
【図2】図1のハウジングのY−Y線断面図である。
【図3】図1のハウジングにカバーを仮係止した状態を
示すX−X線断面図である。
【図4】図1のハウジングにカバーを本係止した状態を
示すX−X線断面図である。
【図5】図1のハウジングの圧接端子に電線を圧入する
過程を示す説明図である。
【図6】図5の圧接端子に電線が圧入されると共に、電
線の端末部が係止溝に係止された状態を示す説明図であ
る。
【図7】従来の圧接コネクタを示す斜視図である。
【図8】図7のハウジングに電線を仮係止した状態を示
すZ−Z線断面図である。
【図9】図8の端末係止部に電線の端末部を挿入して電
線を仮係止した状態を示す説明図である。
【図10】図9の電線をカバーの押圧突起で押圧した状
態を示す説明図である。
【符号の説明】
A 圧接コネクタ 1 圧接端子 2 ハウジング 3 カバー 4 スロット 7 電線ガイド溝 9、9′ 側壁 10、10′ 電線挟持壁 12 係止溝 13 仮係止突起 14 本係止突起 15 ロック爪 16、17、18 押圧突起 19 外側壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットを有する圧接端子を装着したハ
    ウジングと、押圧突起を有するカバーとから成り、該ハ
    ウジングの圧接端子を挟む両側のそれぞれスロットと対
    応する位置に電線ガイド溝および電線挟持溝を設け、該
    圧接端子上を横架して該電線ガイド溝と電線挟持溝に仮
    係止した電線を、該押圧突起により押圧して該スロット
    に圧入接続するようにした圧接コネクタにおいて、 前記ハウジングの両側壁に電線挟持溝を設けると共に該
    側壁の外側に係止溝を設け、電線の端末または電線の導
    出部を該係止溝とカバーの外側壁との間に係止するよう
    にしたことを特徴とする圧接コネクタ。
  2. 【請求項2】 ハウジングおよびカバーに、相互の嵌装
    をロックするロック手段をそれぞれ設けたことを特徴と
    する請求項1記載の圧接コネクタ。
  3. 【請求項3】 カバーが、ハウジングに対する嵌合用開
    口のみの開口部を有する箱体状に形成されていることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の圧接コネク
    タ。
JP7322760A 1995-12-12 1995-12-12 圧接コネクタ Pending JPH09161856A (ja)

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JPH09161856A true JPH09161856A (ja) 1997-06-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100326803B1 (ko) * 1999-06-30 2002-03-04 이계철 터미널 블럭

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010814