JPH09161624A - 遮断器の投入・引外し操作装置 - Google Patents

遮断器の投入・引外し操作装置

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JPH09161624A
JPH09161624A JP31824995A JP31824995A JPH09161624A JP H09161624 A JPH09161624 A JP H09161624A JP 31824995 A JP31824995 A JP 31824995A JP 31824995 A JP31824995 A JP 31824995A JP H09161624 A JPH09161624 A JP H09161624A
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electromagnet
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tripping
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満晴 奥野
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一三 中谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁石で駆動される引外しトリガおよび投入
トリガが独立した軸に回転自在に支持されているので、
部品点数が多くなり、構造が複雑となるとともに、軸受
も二対必要となり、小型化が図れない。 【解決手段】 遮ばね60の蓄勢エネルギを保持する引
外しトリガ54と、投入ばね66の蓄勢エネルギを保持
する投入トリガ55とが、同一のトリガ軸42に回転可
能に装着されている。また、引外し電磁石70のプラン
ジャ71が引外しトリガ54に作用する点と、投入電磁
石80のプランジャ81が投入トリガ55に作用する点
とを、トリガ軸42に対して同一方向に配置している。
そして、引外し電磁石70と投入電磁石80とが、同一
平面上に並設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は遮断器の投入・引
外し操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特開昭61−96619号
公報に記載された従来の遮断器の投入・引外し操作装置
を示す正面図、図6は図5のVI−VI矢視断面図、図
7は図5のVII−VII矢視断面図、図8乃至図10
は従来の遮断器の投入・引外し操作装置の動作説明図で
ある。図5および図6において、操作レバー3は支持ピ
ン2に回転自在に支承されてフレーム1に取り付けられ
ている。そして、連結ピン4がこの操作レバー3の一端
に植設されている。この連結ピン4は開閉装置(図示せ
ず)に連結されており、該開閉装置に設けられている引
外しばね(図示せず)によって図4中常時矢印C方向の
付勢されている。ローラ6がこの操作レバー3の所定位
置に形成された溝5内にピン7により回転自在に取り付
けられている。さらに、ストッパピン8が操作レバー3
の所定位置に植設されている。このストッパピン8は、
図6に示されるように、フレーム1の所定位置に支持ピ
ン9によって回転自在に支承された第1の掛金10の鉤
部10aに係合して操作レバー3の反時計方向への回転
を阻止している。第1のトリガレバー12は第1の掛金
10の近傍においてフレーム1の所定位置に支持ピン1
1により回転自在に支承されている。この第1のトリガ
レバー12は後述する第1の引外し電磁石16の消勢時
に第1の掛金10の時計方向の回転をロックするように
作用する。復帰ばね13および14は第1の掛金10お
よび第1のトリガレバー12をそれぞれ反時計方向に復
帰させるように配設されている。引外し電磁石16は電
源のON/OFFにより所定ストロークで伸縮するプラ
ンジャ15を有している。遮断器の主軸17は操作レバ
ー3の近傍においてフレーム1の所定位置に回転自在に
支承されている。この主軸17には操作レバー3のロー
ラ6に係脱自在に摺接するカム18が一体に取り付けら
れている。
【0003】図7において、爪車19は主軸17に一体
に取り付けられている。そして、この爪車19の外周に
設けられた溝20の両側にはほぼ180°の範囲で一対
の鋸刃状の歯21,21が設けられている。この爪車1
9は後述する投入ばねによって反時計方向に回転しよう
とする力を受けた場合、支持ピン23によって回転自在
に支承された第2の掛金24の鉤部24aが爪車19の
側面所定位置に植設されたストッパピン22に係合する
ことによって爪車19の回転を阻止するようになされて
いる。さらに、第2の掛金24の鉤部24aに爪車19
のストッパ22が係合することによって、この第2の掛
金24を反時計方向に回転させようとしても、フレーム
1の所定位置の支持ピン25によって回転自在に支承さ
れた第2のトリガレバー26がこの第2の掛金24に係
合しているため、回転がロックされている。復帰ばね2
7は第2の掛金24を時計方向に復帰させるように配設
されている。復帰ばね28は第2のトリガレバー26を
反時計方向に復帰させように配設されている。投入電磁
石30は電源のON/OFFにより所定ストロークで伸
縮するプランジャ29を有している。偏心軸31は爪車
19の近傍においてフレーム1に回転自在に支承されて
おり、例えば減速電動機(図示せず)によって所定速度
で回転される。この偏心軸31には偏心方向(180
°)を異にする二つの偏心輪部が形成され、かつ、この
偏心輪部には、爪の長さの異なる一対の駆動爪32,3
3が揺動自在に嵌合されている。そして、この両駆動爪
32,33のそれぞれの先端部は、爪車19の外周に形
成された一対の鋸刃状の歯21,21に摺接するように
なされており、偏心軸31の回転に伴って両駆動爪3
2,33が交互に揺動運動を行うと、この両駆動爪3
2,33は交互に爪車19の歯21,21に係合して爪
車19を反時計方向に回転させるようになっている。ク
ランクロッド34は一端がこの爪車19の側面所定位置
に植設されたクランクピン35に連結され、他端が投入
ばね37の自由端部を支持するばね受板36に抜け止め
ブッシュ36aを介して連結されている。なお、図7
は、圧縮された投入ばね37の復元弾性力をクランクロ
ッド34と爪車19とを介して主軸17に伝達して、こ
の主軸17に反時計方向の回転力を与えている状態を示
している。
【0004】従来の遮断器の操作装置は、上記のように
構成されており、まず引き外し動作から説明する。図6
において、引外し電磁石16が励磁されてプランジャ1
5が伸長すると、これの先端は第1のトリガレバー12
の一端と係合して復帰ばね14の付勢力に抗して第1の
トリガレバー12を時計方向に回転させる。すると、第
1のトリガレバー12の他端が第1の掛金10から離脱
し、この第1の掛金10はフリーの状態となる。そこ
で、常時矢印C方向に付勢されている操作レバー3の結
合ピン4は矢印C方向に急速に回転し、これに連結され
ている開閉装置の引き外し動作が行われる。この引き外
し動作時の状態を図8に示す。なお、以上説明した引き
外し動作時には、図7に示す構成部材は全く動作をしな
い。
【0005】ついで、投入動作について説明する。図7
において、投入電磁石30が励磁されてプランジャ29
が伸長すると、これの先端は第2のトリガレバー26の
一端と係合して復帰ばね28の付勢力に抗して第2のト
リガレバー26を時計方向に回転させる。すると、第2
のトリガレバー26の他端が第2の掛金24から離脱
し、この第2の掛金24はフリーの状態となる。そこ
で、第2の掛金24の鉤部24aにストッパピン22が
係合することによって回転を阻止されていた爪車19
は、圧縮された投入ばね37の復元弾性力によって主軸
17と共に反時計方向に急速回転する。したがって、図
8に示すように、この主軸17と一体をなすカム18も
反時計方向に回転するため、このカム18は操作レバー
3のローラ6を介して操作レバー3を時計方向に回転さ
せる。そこで、この操作レバー3の連結ピン4は矢印C
方向と反対の方向に回転して、これに連結されている開
閉装置を投入すると同時に、引外しばね(図示せず)を
圧縮して蓄勢するようになされている。このようにし
て、操作レバー3が図6に示す状態に復帰した時点で、
第1の掛金10および第1のトリガレバー12も復帰ば
ね13,14によって元の状態に復帰する。そして、主
軸17と共にカム18がさらに回転して操作レバー3の
ローラ6から離脱したときには、操作レバー3が図9に
示すように、ストッパピン8が第1の掛金10の鉤部1
0aに係合して回転がロックされるので、開閉装置の投
入状態が維持される。
【0006】なお、主軸17は、投入ばね37の復元弾
性力によって反時計方向に下死点まで回転した後、この
投入ばね37によって与えられた主軸17、カム18、
爪車19の回転エネルギによって再び投入ばね37を圧
縮しながら回転し、回転エネルギが消滅した時点で停止
する。そして、この後、主軸17は投入ばね37の復元
弾性力によって再び時計方向に回転し始めるが、爪車1
9の歯21,21に駆動爪32,33が係合することに
よって回転がロックされる。
【0007】さらに、投入ばね37の蓄勢動作について
説明する。上述した動作が終了すると、投入ばね37
は、図10に示すように、一杯に伸びており、かかる状
態において偏心軸31が減速電動機によって回転され、
駆動爪32,33が交互に揺動運動を行う。すると、こ
の両駆動爪32,33は爪車19の歯21,21に係合
してこの爪車19を反時計方向に回転させる。そこで、
クランクロッド34は次第に投入ばね37を圧縮し、そ
して投入ばね37が蓄勢されていく。そして、図7に示
すように投入ばね37を一杯に圧縮した状態となったと
き、第2の掛金24と、第2のトリガレバー26は復帰
ばね27,28によって元の状態に復帰している。そこ
で、爪車19が投入ばね37の復元弾性力によって反時
計方向に回転しようとしても、この爪車19のストッパ
ピン22が第2の掛金24の鉤部24aに係合すること
によって回転がロックされ、投入ばね37の蓄勢状態が
維持される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の遮断器の投入・
引外し操作装置は、上記のように、引外し電磁石16に
よって動作する第1のトリガレバー12の回転支点軸で
ある支持ピン11と、投入電磁石30によって動作する
第2のトリカレバー26の回転支点軸である支持ピン2
5とが別個に設けられていたため、部品点数が多くな
り、複雑な構造となってしまうという課題があった。ま
た、2個の支持ピン11,25に対し、その軸の支持の
ための軸受も二対必要となり、部品点数が多くなるだけ
でなく、軸受の配置のための場所も必要となるので、操
作機構全体としての寸法が大きくなるという課題もあっ
た。また、投入電磁石30と引外し電磁石16とが同一
平面上に並行に並んでいないため、それらの電磁石を手
動で操作する場合に、操作性が悪くなるという課題もあ
った。そして、それらの電磁石を手動で操作する場合
は、電磁石の電源が喪失した場合など緊急性を必要なこ
とが多く、手動操作ボタンをさがしたり、奥まった位置
にあっては間に合わないこともありえる。
【0009】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、投入・引外し電磁石で動作する
投入・引外しトリガの回転支点であるトリガ軸を簡略化
し、投入・引外し電磁石の操作性を向上させることがで
きるとともに、部品点数を削減することができる遮断器
の投入・引外し操作装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る遮断器の投入・引外し操作装置は、放勢により開路
動作を行う遮断ばねと、遮断ばねの蓄勢エネルギを保持
する引外しトリガと、コイルの励磁によりプランジャを
伸長動作させて引外しトリガによる遮断ばねの蓄勢エネ
ルギの保持を解除させ、遮断ばねの蓄勢エネルギを放勢
させて開路動作を行わせる引外し電磁石と、放勢により
閉路動作を行う投入ばねと、投入ばねの蓄勢エネルギを
保持する投入トリガと、コイルの励磁によりプランジャ
を伸長動作させて投入トリガによる投入ばねの蓄勢エネ
ルギの保持を解除させ、投入ばねの蓄勢エネルギを放勢
させて閉路動作を行わせる投入電磁石とを備えた遮断器
の投入・引外し操作装置において、引外しトリガと投入
トリガとが同一のトリガ軸に回転可能に装着されている
ものである。
【0011】また、この発明の第2の発明に係る遮断器
の投入・引外し操作装置は、上記第1の発明において、
引外し電磁石および投入電磁石は、それぞれ手動押ボタ
ンを有して手動によるプランジャの伸縮動作ができるよ
うに構成され、かつ、それぞれのプランジャがトリガ軸
に対して同一方向で引外しトリガおよび投入トリガに作
用するように同一平面上に並設されているものである。
【0012】また、この発明の第3の発明に係る遮断器
の投入・引外し操作装置は、上記第1の発明において、
引外し電磁石および投入電磁石は、それぞれ手動押ボタ
ンを有して手動によるプランジャの伸縮動作ができるよ
うに構成され、かつ、それぞれのプランジャがトリガ軸
に対してほぼ180°逆方向で引外しトリガおよび投入
トリガに作用するように同一平面上に並設されているも
のである。
【0013】また、この発明の第4の発明に係る遮断器
の投入・引外し操作装置は、上記第2または第3の発明
において、投入電磁石および引外し電磁石がほぼ鉛直な
平面上に上下に並んで配設されているものである。
【0014】また、この発明の第5の発明に係る遮断器
の投入・引外し操作装置は、上記第1乃至第4のいずれ
かの発明において、引外し電磁石および投入電磁石のそ
れぞれのプランジャによる引外しトリガおよび投入トリ
ガの作用点の少なくとも一方が、引外しトリガおよび投
入トリガの遮断ばねおよび投入ばねの蓄勢エネルギの保
持部とトリガ軸と間に配設されているものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係る遮
断器の投入・引外し操作装置における遮断器の投入状態
で投入ばね蓄勢状態を示す烏瞰図である。図において、
軸40、カム軸41およびトリガ軸42は、軸方向が水
平となるようにフレーム(図示せず)に互いに平行に配
設されている。そして、軸40には、出力レバー50が
回転自在に支持されている。また、カム軸41には、引
出しラッチ51が回転自在に支持され、さらに大歯車5
2とカム53とが固着されている。トリガ軸42には、
引出しトリガ54と投入トリガ55とが回転自在に支持
されている。
【0016】出力ピン56が出力レバー50の所定位置
に植設され、図示していないリンク機構を介して遮断器
の可動接触子に連結されている。また、クランクロッド
58がその一端を出力レバー50に回転自在に取り付け
られ、その他端を抜け止めブッシュ(図示せず)を介し
てばね受板59に揺動自在に取り付けられている。そし
て、遮断バネ60が一端をフレームに固設され、その自
由端部をばね受板59に支持されて、出力レバー50を
軸40を回転中心として図中反時計方向に付勢するよう
に配設されている。引出しラッチ51には、出力レバー
50の側面所定位置に植設されたピン57と係合する係
合部51aが設けられ、引出しトリガ54の一端部と係
合する係合部51bが設けられている。そして、復帰ば
ね61が、引出しトリガ54をトリガ軸42を回転中心
として図中時計方向に付勢するように引出しトリガ54
の他端側と引出しラッチ51との間に配設されている。
クランクロッド63が大歯車52の側面所定位置に植設
されたクランクピン64に一端を連結され、他端を抜け
止めブッシュ(図示せず)を介してばね受板65に揺動
自在に取り付けられている。そして、投入バネ66が一
端をフレームに固設され、その自由端部をばね受板65
に支持されて、大歯車52をカム軸41を回転中心とし
て図中反時計方向に付勢するように配設されている。投
入トリガ55の一端部には、大歯車52の側面所定位置
に植設されたピン62と係合する係合部55aが設けら
れ、復帰ばね67によりトリガ軸42を回転中心として
図中時計方向に付勢されている。
【0017】引出し電磁石70は、電源のON/OFF
により所定のストロークで伸縮するプランジャ71を備
えている。そして、この引出し電磁石70は、プランジ
ャ71の伸長動作により引出しトリガ54をトリガ軸4
2を回転中心として図中反時計方向に回転させ、引出し
トリガ54の一端部と引出しクラッチ51の係合部51
bとの係合を解除するようになっている。この引出し電
磁石70は、図2および図3に示すように構成されてい
る。すなわち、プランジャ71がケース72を貫通する
ように配設されている。そして、コイル73がプランジ
ャ71を取り囲むようにケース72内に配設されてい
る。さらに、固定鉄心74がコイル73を取り囲むよう
にケース72内に配設されている。また、プランジャ7
1の上端部には、可動鉄心を構成する手動押ボタン74
が連結されている。そして、この手動押ボタン74の鍔
部74aとケース72との間にはバネ75が縮設されて
いる。さらに、プランジャ71の先端部には止め輪76
が配設されており、この止め輪76はプランジャ71の
縮小動作時にストッパとして機能している。投入電磁石
80は、電源のON/OFFにより所定のストロークで
進退するプランジャ81およびプランジャ81に連結さ
れた手動押ボタン82を備えている。なお、この投入電
磁石80は、引出し電磁石70と同様に構成されてい
る。を埋没する方向に付勢している。ここで、引出し電
磁石70および投入電磁石80は、それぞれ引出しトリ
ガ54および投入トリガ55の上方に、同一平面上にト
リガ軸42の軸方向に並設されている。そして、プラン
ジャ71,81が引外しトリガ54および投入トリガ5
5に作用する点は、トリガ軸42に対して同一方向とな
っている。
【0018】この実施の形態1による遮断器の操作機構
は、上記のように構成されており、まず引き外し動作か
ら説明する。引出し指令により、引外し電磁石70が励
磁されてプランジャ71が伸長すると、これの先端は引
出しトリガ54の他端側を下方に押圧する。引出しトリ
ガ54は、復帰ばね61の付勢力に抗してトリガ軸42
を回転中心として反時計方向に回転する。そこで、引出
しトリガレバー54の一端部が引出しラッチ51の係合
部51bから離脱し、この引出しラッチ51はフリーの
状態となる。出力レバー50は、遮断ばね60の付勢力
がばね受板59およびクランクロッド58を介して伝達
されて、軸40を回転中心として反時計方向に付勢され
ている。そこで、引出しラッチ51がフリーの状態とな
ると、引出しラッチ51がピン57からの押圧力により
カム軸41を回転中心として反時計方向に回転し、出力
レバー50が反時計方向に回転する。そして、出力ピン
56に連結されているリンク機構を介して遮断器の可動
接触子が開路方向に駆動される。
【0019】ついで、投入動作について説明する。投入
指令により、投入電磁石80が励磁されてプランジャ8
1が伸長すると、これの先端は投入トリガ55の他端側
を下方に押圧する。すると、投入トリガ55は、復帰ば
ね67の付勢力に抗してトリガ軸42を回転中心として
反時計方向に回転する。そこで、投入トリガ55の一端
部の係合部55aがピン62から離脱し、係合部55a
とピン62との係合が解除される。大歯車52は、投入
ばね66の付勢力がばね受板65およびクランクロッド
63を介して伝達されて、カム軸41を回転中心として
反時計方向に付勢されている。そこで、係合部55aと
ピン62との係合が解除されると、大歯車52がフリー
の状態となり、投入ばね66の付勢力により反時計方向
に回転する。この大歯車52の回転トルクはカム軸41
を介してカム53に伝達され、カム53が反時計方向に
回転する。このカム53は回転しつつ出力レバー50と
係合し、出力レバー50を軸40を回転中心として時計
方向に回転させる。そして、出力ピン56に連結されて
いるリンク機構を介して遮断器の可動接触子が閉路方向
に駆動される。同時に、遮断ばね60が圧縮され、蓄勢
される。
【0020】出力レバー50が時計方向に回転すると、
ピン57の押圧力が係合部51aを介して引出しラッチ
51に作用しなくなる。そこで、引出しラッチ51が復
帰ばね61の付勢力によりカム軸41を回転中心として
時計方向に回転し、同様に引出しトリガ54が復帰ばね
61の付勢力によりトリガ軸42を回転中心として時計
方向に回転する。そして、カム53が出力レバー50と
係合しなくなったときには、引出しラッチ51の係合部
51bが引出しトリガ54の一端部と係合する。そこ
で、遮断ばね60の付勢力が出力レバー50を反時計方
向に回転するように作用するが、ピン57が引出しラッ
チ51の係合部51aに係合して反時計方向の回転がロ
ックされ、開閉装置の投入状態が維持される。
【0021】なお、カム軸41が、投入ばね66の復元
弾性力によって反時計方向に下死点まで回転した後、こ
の大歯車52に歯合する歯車(図示せず)を電動機(図
示せず)を用いて駆動し、カム軸41を反時計方向にさ
らに回転させる。そして、ピン62が復帰ばね67の付
勢力により元の状態に復帰した投入トリガ55の一端部
の係合部55aと係合した時点で、電動機を停止する。
そこで、投入ばね66は圧縮され、蓄勢される。そし
て、投入ばね66の付勢力が大歯車52を反時計方向に
回転するように作用するが、ピン62と係合部55aと
が係合することによって反時計方向の回転がロックされ
る。
【0022】ここで、手動押ボタン74を押圧すると、
手動押ボタン74はばね75の付勢力に抗して下降す
る。この手動押ボタン74の下降により、プランジャ7
1が伸長される。そして、プランジャ71の伸長によ
り、引出しトリガ54がトリガ軸42を回転中心として
時計方向に回転し、上述の開路動作が行われる。つい
で、手動押ボタン74を押すのを止めると、手動押ボタ
ン74はばね75の付勢力により上昇され、同時にプラ
ンジャ71が縮退する。そして、プランジャ71の縮退
が止め輪76により阻止され、元の状態に復帰する。ま
た、手動押ボタン82を押圧すると、同様にして、閉路
動作が行われる。
【0023】この実施の形態1によれば、引出しトリガ
54と投入トリガ55とが同一のトリガ軸42に回転自
在に支持されている。そこで、部品が共用され、トリガ
軸42の軸受も一対ですみ、部品点数を削減できるとと
もに、構造を簡素にできるという効果が得られる。さら
には、軸受の配置スペースの省スペース化が図られ、操
作機構全体としての寸法を小さくすることができるとい
う効果も得られる。また、引出しトリガ54および投入
トリガ55を駆動する引出し電磁石70および投入電磁
石80の可動鉄心を手動押ボタン74,82と兼用する
構成とし、かつ、引出し電磁石70および投入電磁石8
0のプランジャ71,81が引出しトリガ54および投
入トリガ55に作用する点をトリガ軸42に対して同一
方向とし、引出し電磁石70および投入電磁石80を同
一平面上に並設している。そこで、手動操作位置を一カ
所にまとまって配置でき、緊急時に位置を確認しやす
く、操作性を向上させることができるという効果が得ら
れる。
【0024】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2に係る遮断器の投入・引外し操作装置における遮断
器の投入状態で投入ばね蓄勢状態を示す烏瞰図である。
図において、引出しトリガ90と投入トリガ55とがト
リガ軸42に回転自在に支持されている。引外しトリガ
90の端部には、軸40に回転可能に支持されている出
力レバー91の一端に設けられたピン92と係合する係
合部90aが設けられている。そして、プランジャ7
1,81が引外しトリガ90および投入トリガ55に作
用する点が、トリガ軸42に対してほぼ180°逆方向
となるように、引出し電磁石70および投入電磁石80
が鉛直な同一面上に上下に並んで配設されている。遮断
ばね60の付勢力は、リンク機構93を介して出力レバ
ー91に作用している。リンク機構93は、可動接触子
94に連結され、該可動接触子94が固定接触子95に
接触した時には閉路状態となり、離反した時には開路状
態となる。この可動接触子94や固定接触子95からな
る消弧室は、真空遮断器を模式的に表しているが、ガス
遮断器でもよい。また、クランクロッド63にはばね受
板65が固着されている。そして、投入バネ66が一端
をフレームに固着されたばね受78に固設され、その自
由端をばね受板65に支持されて、大歯車52をカム軸
41を回転中心として図中時計方向に付勢するように配
設されている。なお、この実施の形態2では、引出しラ
ッチが省略されており、他の構成は、上記実施の形態1
と同様に構成されている。
【0025】この実施の形態2による遮断器の操作機構
は、上記のように構成されており、まず引き外し動作か
ら説明する。引出し指令により、引外し電磁石70が励
磁されてプランジャ71が伸長すると、これの先端は引
出しトリガ90の他端側を押圧する。引出しトリガ90
は、復帰ばね61の付勢力に抗してトリガ軸42を回転
中心として反時計方向に回転する。すると、係合部90
aがピン92から離脱し、係合部90aとピン92との
係合が解除され、出力レバー91がフリーの状態とな
る。そこで、リンク機構93が遮断バネ60の付勢力に
より軸43を回転中心として時計方向に回転される。そ
して、リンク機構93に連結されている可動接触子94
が固定接触子95から離反する方向に駆動され、開路状
態となる。
【0026】ついで、投入動作について説明する。投入
指令により、投入電磁石80が励磁されてプランジャ8
1が伸長すると、これの先端は投入トリガ55の他端側
を押圧する。すると、投入トリガ55は、復帰ばね67
の付勢力に抗してトリガ軸42を回転中心として時計方
向に回転する。そこで、投入トリガ55の一端部の係合
部55aがピン62から離脱し、係合部55aとピン6
2との係合が解除される。大歯車52は、投入ばね66
の付勢力がばね受板65およびクランクロッド63を介
して伝達されて、カム軸41を回転中心として時計方向
に付勢されている。そこで、係合部55aとピン62と
の係合が解除されると、大歯車52がフリーの状態とな
り、投入ばね66の付勢力により時計方向に回転する。
この大歯車52の回転トルクはカム軸41を介してカム
53に伝達され、カム53が時計方向に回転する。この
カム53は回転しつつ出力レバー91と係合し、出力レ
バー91を軸40を回転中心として反時計方向に回転さ
せる。そして、リンク機構93が遮断バネ60の付勢力
に抗して軸43を回転中心として反時計方向に回転され
る。そして、リンク機構93に連結されている可動接触
子94が固定接触子95に接近する方向に駆動され、閉
路状態となる。
【0027】カム53の時計方向に回転に伴い、出力レ
バー91はカム53と係合して時計方向に回転する。一
方、引外しトリガ90が復帰ばね61の付勢力によりト
リガ軸42を回転中心として時計方向に回転し元の状態
に復帰している。そして、カム53が出力レバー50と
係合しなくなったときには、遮断ばね60の付勢力がリ
ンク機構93を介して出力レバー91に伝達され、出力
レバー91が軸40を回転中心として時計方向に回動す
る。すると、出力レバー91のピン92が引外しトリガ
90の係合部90aと係合し、出力レバー91の時計方
向の回転が阻止され、同様にリンク機構93の時計方向
の回転が阻止され、開閉装置の投入状態が維持される。
【0028】カム軸41が、投入ばね66の復元弾性力
によって時計方向に下死点まで回転した後、この大歯車
52に歯合する歯車(図示せず)を電動機(図示せず)
を用いて駆動し、カム軸41を時計方向にさらに回転さ
せる。そして、ピン62が復帰ばね67の付勢力により
元の状態に復帰した投入トリガ55の一端部の係合部5
5aと係合した時点で、電動機を停止する。そこで、投
入ばね66は圧縮され、蓄勢される。そして、投入ばね
66の付勢力が大歯車52を時計方向に回転するように
作用するが、ピン62と係合部55aとが係合すること
によって時計方向の回転がロックされる。
【0029】なお、手動押ボタン74,82による手動
操作は、上記実施の形態1と同様に動作する。
【0030】この実施の形態2によれば、引出しトリガ
90と投入トリガ55とが同一のトリガ軸42に回転自
在に支持されている。そこで、部品が共用され、トリガ
軸42の軸受も一対ですみ、部品点数を削減できるとと
もに、構造を簡素にできるという効果が得られる。さら
には、軸受の配置スペースの省スペース化が図られ、操
作機構全体としての寸法を小さくすることができるとい
う効果も得られる。また、引出しトリガ90および投入
トリガ55を駆動する引出し電磁石70および投入電磁
石80の可動鉄心を手動押ボタン74,82と兼用する
構成とし、かつ、引出し電磁石70および投入電磁石8
0のプランジャ71,81が引出しトリガ90および投
入トリガ55の作用する点をトリガ軸42に対してほぼ
180°逆方向とし、引出し電磁石70および投入電磁
石80を同一平面上に並設している。そこで、手動操作
位置を一カ所にまとまって配置でき、緊急時に位置を確
認しやすく、操作性を向上させることができるという効
果が得られる。
【0031】さらに、引出し電磁石70および投入電磁
石80が鉛直面上にほぼ上下に並設されているので、操
作装置の前面カバーに穴をあけることにより、リンクや
レバーを介さずに直接手動押ボタン74,82を操作で
き、さらに操作性を向上させることができる。さらにま
た、引出し電磁石70のプランジャ71が引外しトリガ
90に作用する点を遮断ばね60の蓄勢エネルギを保持
する係合部90aとトリガ軸42との間に配設している
ので、プランジャ71のストロークを小さくすることが
できる。電磁石の吸引力はギャップの二乗にほぼ反比例
することから、ストロークの小さいほど電磁石を小型化
することができ、操作装置全体の寸法をその分小さくす
ることができる。
【0032】なお、上記実施の形態2では、引出し電磁
石70のプランジャ71が引外しトリガ90に作用する
点を遮断ばね60の蓄勢エネルギを保持する係合部90
aとトリガ軸42との間に配設するものとしているが、
投入電磁石80のプランジャ81が投入トリガ55に作
用する点を投入ばね66の蓄勢エネルギを保持する係合
部55aとトリガ軸42との間に配設するものとして
も、同様の効果を奏する。また、上記実施の形態1にお
いても、同様に構成してもよいことはいうまでもないこ
とである。
【0033】また、上記実施の形態1では、引出し電磁
石70および投入電磁石80のプランジャ71,81が
引出しトリガ54および投入トリガ55に作用する点を
トリガ軸42に対して同一方向とするものとしている
が、上記実施の形態2と同様に、引出し電磁石70およ
び投入電磁石80のプランジャ71,81が引出しトリ
ガ54および投入トリガ55に作用する点をトリガ軸4
2に対して180°逆方向としてもよい。
【0034】また、上記各実施の形態では、大歯車52
を用い、さらに大歯車52と歯合する歯車を電動機で駆
動して、遮断ばね66を蓄勢するものとしているが、大
歯車52に替えて、爪車19を用い、該爪車19を偏心
軸31に揺動自在に嵌合された駆動爪32,33で駆動
して遮断ばね66を蓄勢するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る遮断器の投入
・引外し操作装置における遮断器の投入状態で投入ばね
蓄勢状態を示す烏瞰図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る遮断器の投入
・引外し操作装置における引外し電磁石を示す正面図で
ある。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る遮断器の投入
・引外し操作装置における引外し電磁石を示す断面図で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る遮断器の投入
・引外し操作装置における遮断器の投入状態で投入ばね
蓄勢状態を示す烏瞰図である。
【図5】 従来の遮断器の投入・引外し操作装置を示す
正面図である。
【図6】 図5のVI−VI矢視断面図である。
【図7】 図5のVII−VII矢視断面図である。
【図8】 従来の遮断器の投入・引外し操作装置の動作
説明図である。
【図9】 従来の遮断器の投入・引外し操作装置の動作
説明図である。
【図10】 従来の遮断器の投入・引外し操作装置の動
作説明図である。
【符号の説明】
42 トリガ軸、54、90 引外しトリガ、55 投
入トリガ、60 遮断ばね、66 投入ばね、70 引
外し電磁石、71、81 プランジャ、73コイル、7
4、82 手動押ボタン、80 投入電磁石。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放勢により開路動作を行う遮断ばねと、
    前記遮断ばねの蓄勢エネルギを保持する引外しトリガ
    と、コイルの励磁によりプランジャを伸長動作させて前
    記引外しトリガによる前記遮断ばねの蓄勢エネルギの保
    持を解除させ、前記遮断ばねの蓄勢エネルギを放勢させ
    て開路動作を行わせる引外し電磁石と、放勢により閉路
    動作を行う投入ばねと、前記投入ばねの蓄勢エネルギを
    保持する投入トリガと、コイルの励磁によりプランジャ
    を伸長動作させて前記投入トリガによる前記投入ばねの
    蓄勢エネルギの保持を解除させ、前記投入ばねの蓄勢エ
    ネルギを放勢させて閉路動作を行わせる投入電磁石とを
    備えた遮断器の投入・引外し操作装置において、 前記引外しトリガと前記投入トリガとが同一のトリガ軸
    に回転可能に装着されていることを特徴とする遮断器の
    投入・引外し操作装置。
  2. 【請求項2】 引外し電磁石および投入電磁石は、それ
    ぞれ手動押ボタンを有して手動によるプランジャの伸縮
    動作ができるように構成され、かつ、それぞれのプラン
    ジャがトリガ軸に対して同一方向で引外しトリガおよび
    投入トリガに作用するように同一平面上に並設されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の遮断器の投入・引外
    し操作装置。
  3. 【請求項3】 引外し電磁石および投入電磁石は、それ
    ぞれ手動押ボタンを有して手動によるプランジャの伸縮
    動作ができるように構成され、かつ、それぞれのプラン
    ジャがトリガ軸に対してほぼ180°逆方向で引外しト
    リガおよび投入トリガに作用するように同一平面上に並
    設されていることを特徴とする請求項1記載の遮断器の
    投入・引外し操作装置。
  4. 【請求項4】 投入電磁石および引外し電磁石がほぼ鉛
    直な平面上に上下に並んで配設されていることを特徴と
    する請求項2または請求項3記載の遮断器の投入・引外
    し操作装置。
  5. 【請求項5】 引外し電磁石および投入電磁石のそれぞ
    れのプランジャによる引外しトリガおよび投入トリガの
    作用点の少なくとも一方が、前記引外しトリガおよび前
    記投入トリガの遮断ばねおよび投入ばねの蓄勢エネルギ
    の保持部とトリガ軸と間に配設されていることを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遮断器の
    投入・引外し操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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