JPH09161309A - 光ヘッド - Google Patents

光ヘッド

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Publication number
JPH09161309A
JPH09161309A JP7320854A JP32085495A JPH09161309A JP H09161309 A JPH09161309 A JP H09161309A JP 7320854 A JP7320854 A JP 7320854A JP 32085495 A JP32085495 A JP 32085495A JP H09161309 A JPH09161309 A JP H09161309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
light
hologram
objective lens
optical head
Prior art date
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Pending
Application number
JP7320854A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Arimura
敏男 有村
Masatoshi Yonekubo
政敏 米窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP7320854A priority Critical patent/JPH09161309A/ja
Publication of JPH09161309A publication Critical patent/JPH09161309A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】復路光の光利用効率を向上することができ、二
重焦点光学系を用いた記録/再生用光ヘッドを実現でき
る。 【解決手段】光ディスクの面振れ、偏心等に対して、対
物レンズの焦点合わせ、トラッキング合わせを行う2軸
アクチュエータ上に、光ヘッド光学系を全て搭載した一
体型光ヘッドにおいて、0次光が基板厚みt0.6mm
の光ディスク上に焦点を結び、+1次回折光が基板厚み
t1.2mmの光ディスク上に焦点を結ぶような二重焦
点回折格子を往路光が透過し、復路光が透過しない位置
に配置して構成する。 【効果】二重焦点回折格子が安価に制作できる。復路光
の光利用効率を向上することにより、二重焦点光学系を
用いた記録/再生用光ヘッドを実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2種類の基板厚みの
異なる光ディスクを1つの対物レンズを用いて再生、又
は記録/再生を行なう光ディスク用光ヘッドに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、将来有望視されているDVD(デ
ィジタル・ビデオ・ディスク)、DVD−ROM、DV
D−RAM等の規格化が活発に行なわれており、ここに
来て規格統一が成されようとしている。その中で光ディ
スクの基板厚みがt0.6mmに統一されることにな
り、従来の光ディスクで採用されていた基板厚1.2m
mと違った厚みとなる。この両者を1つの対物レンズを
用いた従来の光学系を用いて再生しようとしても、対物
レンズ光学系を設計した基板厚と違う基板厚のディスク
には、そのままでは回折限界の焦点を結ぶことは出来な
い。そこで、上記2種類のディスクを再生するために、
いろいろな構造が検討されている。
【0003】その例として、図6、及び図7に示す方式
が提案されている。
【0004】図6に示す方式は、2個の対物レンズを対
物レンズアクチュエータ上に搭載し、光ディスクの種類
に応じて対物レンズを切り替えることで、再生、又は記
録/再生を行なっている。基板厚みt0.6mm光ディ
スク用のNA:0.6対物レンズ62、及び基板厚みt
1.2mm光ディスク用のNA:0.45程度の対物レ
ンズ63を対物レンズアクチュエータ73上に搭載し、
光ヘッド光学系120に対して前記対物レンズ2個を切
り替えている。
【0005】図7に示す方式は、対物レンズ64の片面
に二重焦点ホログラムパターン44を形成し、光ヘッド
光学系121からのレーザ光線が前記二重焦点ホログラ
ムパターン44を透過することによって、0次光115
がt0.6mmの基板厚ディスク20に焦点を結び、+
1次回折光116がt1.2mmの基板厚ディスク21
に焦点を結ぶようにしている。前記二重焦点ホログラム
44は、−1次回折光が発生しないようにブレーズ化を
行ない、回折格子透過光の効率向上を図っている。ま
た、本光学系は、半導体レーザ光源が二軸アクチュエー
タ74上に搭載されない構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】まず、上記対物レンズ
を2個搭載する方式では、光学特性としてはそれぞれの
光ディスク基板厚みで設計したレンズを搭載しているの
で申し分ないが、対物レンズを対物レンズアクチュエー
タ上に2個搭載している為、レンズの切替え機構が必要
になり、構造が複雑になること、及び対物レンズを1つ
余分に搭載している為、光ヘッドのコストが上がるとい
う課題がある。
【0007】また、上記対物レンズに回折格子を形成す
る方式では、まず第一に対物レンズに回折格子を形成し
ている為、ガラス対物レンズの金型寿命が短く、レンズ
コストが上がるという課題がある。プラスチックレンズ
を用いると、前期問題は解決されるが、NA0.6プラ
スチック製対物レンズを用いると、環境温度変化によっ
て波面収差が悪化するため、現状のアクリル系レンズ材
質では使用できないという課題がある。次に、光が光デ
ィスクで反射されて信号検出用光検出器へ向かう復路光
でも回折格子を透過する為、復路光の光利用効率が低下
するという課題がある。また、半導体レーザ光源が二軸
アクチュエータ上に無いため、有限系対物レンズを用い
た場合は、対物レンズに対して入射レーザ光が画角を持
って入射することになり、焦点誤差マージンが低下する
という課題がある。
【0008】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、光利用効率の向上した低コストの光ヘッドを提供
することを主な目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、 1)1つの対物レンズを用いて基板厚みの違う2種類の
光ディスクから信号を再生、又は記録/再生を行なう光
ヘッドであって、半導体レーザ光源と、光ディスクから
の信号を受光する光検出器と、光ディスクから反射され
た復路光を前記光検出器に導くホログラム、及び対物レ
ンズを有する光学部材を、光ディスクの面振れ、偏心に
追従するための2軸アクチュエータ上に搭載した一体型
光ヘッドにおいて、0次光が第一の基板厚みの光ディス
クに焦点を結び、+1次回折光が第二の基板厚みの光デ
ィスクに焦点を結ぶような平板回折格子を光ヘッドの光
路中に配置するように構成したことを特徴とする。
【0010】2)1つの対物レンズを用いて基板厚みの
違う2種類の光ディスクから信号を再生、又は記録/再
生を行なう光ヘッドであって、0次光が第一の基板厚み
の光ディスクに焦点を結び、+1次回折光が第二の基板
厚みの光ディスクに焦点を結ぶような回折格子を、光ヘ
ッドの半導体レーザから光ディスクに向かう往路光が透
過し、光ディスクで反射されて信号検出用光検出器に向
かう復路光が透過しない位置に配置するように構成した
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の上記構成によれば、 1)請求項1により有限系対物レンズを用いた一体駆動
型光ヘッドにおいて、0次光が薄い基板厚みの光ディス
クに焦点を結び、+1次回折光が厚い基板厚みの光ディ
スクに焦点を結ぶような回折格子を光ヘッドの光路中に
配置することにより、1つの対物レンズで、2種類の基
板厚みの違う光ディスク上に焦点を結ぶことが出来る。
【0012】2)請求項2により、0次光が薄い基板厚
みの光ディスクに焦点を結び、+1次回折光が厚い基板
厚みの光ディスクに焦点を結ぶような回折格子を、光ヘ
ッド内の往路光が透過し、復路光が透過しない位置に配
置することにより、1つの対物レンズで2種類の基板厚
みの違う光ディスク上に焦点を結ぶことが出来る。ま
た、往路光が前期回折格子を透過しないことにより、復
路光の光利用効率を向上させることが出来る。また、一
体駆動型光ヘッドにおいても、同様の作用が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施例1)図1は本発明の光ヘッドの第一の実施例を
示す平面図である。
【0014】図1に示すように、本光ヘッドの光学系
は、半導体レーザ1、光検出器としてのフォトダイオー
ド基板2を同一パッケージ4に実装し、窒素雰囲気内で
封止した半導体レーザユニット10、光ディスク20、
又は21で反射されて光ヘッドに戻る復路光を光検出器
としてのフォトダイオード基板2に分離回折するための
信号用ホログラム30、基板厚みt0.6mm及び、t
1.2mmの2種類の光ディスクに焦点を結ばせるため
の二重焦点ホログラム40、ミラー50、対物レンズ6
0から構成される。これら光学部品はヘッドホルダ70
に搭載されて2軸アクチュエータを構成しており、前記
ヘッドホルダ全体が前記光ディスクの面振れ、偏心に対
して、フォトダイオードから検出されるフォーカスエラ
ー信号、トラックエラー信号の出力に応じて、面振れ方
向へ焦点が常に合うように、偏心方向へ1つのトラック
を常に追従するように駆動される、一体駆動型光ヘッド
の構成をとっている。
【0015】半導体レーザ1から出射された往路光10
1は、光学部材3、信号用ホログラム30、二重焦点ホ
ログラム40を透過後、ミラー50で反射され、対物レ
ンズ60に入射し、光ディスク20、又は21に焦点を
結ぶ。光ディスクで反射された復路光は対物レンズ6
0、ミラー50、二重焦点ホログラム40を経て、信号
用ホログラム30に入射する。信号用ホログラム30で
回折した+/−1次回折光が半導体レーザユニット10
内に実装されたフォトダイオード基板2に入射し、信号
検出が行われる。ここで言う信号は、1)光ディスクの
面振れ等に対して光ヘッドの対物レンズの焦点ズレを検
出するフォーカスエラー信号、2)光ディスクの偏心等
に対して対物レンズ焦点のトラッキングズレを検出する
トラックエラー信号、3)光ディスクに記録された情報
信号などである。
【0016】信号用ホログラム30は光ディスクの半径
方向、つまりトラック溝直行方向、プッシュプル変調方
向に対応して2分割された曲線回折格子が形成されてい
る。2分割されたホログラムパターンは、それぞれ+/
−1次光の2本の光束、合計4本の復路光束102に分
岐すると同時に、顕著な非点収差を発生するようパター
ン設計されている。半導体レーザユニット10内に実装
されたフォトダイオード基板2上には、4箇所に独立に
分割された短冊状の受光パターンが半導体プロセスによ
って形成されており、この受光パターンの個々に光束が
収光して受光スポットを形成する。前記受光スポット
は、前記非点収差により、焦点誤差に応じて形状が変化
し、受光パターンに取り込まれる光量が変化する。+/
−1次回折光光束の光量差をフォーカスエラー信号とし
て光電変換するように構成している。また、信号用ホロ
グラム30の2分割パターンのそれぞれの領域を透過す
る光束の光量差をトラックエラー信号として光電変換す
るように構成している。つまり、焦点誤差検出として非
点収差法、トラック誤差信号としてプッシュプル法を用
いている。
【0017】また、前記4箇所の受光パターンの和をと
ることによって光ディスクにある情報信号を検出するこ
とができる。
【0018】前記二重焦点ホログラム40にはフレネル
・ゾーン・プレートが形成されており、透過光の0次光
(非回折光)111は、光ディスク基板厚みt0.6m
mで最適設計された対物レンズ60(NA:0.6、ト
ータルトラック:18mm程度の有限系)を透過した
後、基板厚みt0.6mmの光ディスク20上に焦点を
結ぶように設計されている。一方、透過光の+1次回折
光112は、対物レンズ60を透過した後、基板厚みt
1.2mmの光ディスク21上に焦点を結ぶように設計
されている。前記二重焦点ホログラム40は、+1次回
折光112が対物レンズ60に入射する場合に、入射光
のNAが0.45程度になるように、対物レンズ入射光
の内周部にホログラムパターンが形成されている。基板
厚みt0.6mmの光ディスク20が光ドライブ上に搭
載された場合は、二重焦点ホログラム40を透過した0
次光111が光ディスク上に焦点を結び、その反射光が
前記信号用ホログラム30を透過し、フォトダイオード
基板2上に形成されたフォトダイオードで信号検出され
る。+1次回折光112は、焦点を結ばないで反射され
る。一方、基板厚みt1.2mmの光ディスク21が搭
載された場合は+1次回折光112が光ディスク上に焦
点を結び、その反射光が前記信号用ホログラム30を透
過し、フォトダイオード基板2上に形成されたフォトダ
イオードで信号検出される。0次光111は焦点を結ば
ないで反射される。
【0019】前記二重焦点ホログラム40は、フォトマ
スクを作成後、フォトエッチングによってBK7ガラス
等の光学ガラス上に凹凸を形成している。また、ガラス
上にプレスで形成することも可能である。また、アクリ
ル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等の材質でプラスチック
成形で作ることもできる。
【0020】前記二重焦点ホログラム40では、+1次
回折光と同時に−1次回折光が発散光として出射する。
回折パターンを鋸歯状に形成することによって、−1次
光を無くし、+1次光だけにすることも可能である。
【0021】本例では二重焦点ホログラム40を信号用
ホログラム30と、ミラー50の間に配置しているが、
ミラー50と、対物レンズ60の間に配置しても、同様
の効果が得られる。
【0022】光ディスクは再生専用としてDVD、DV
D−ROM、及びCD、CD−ROM、ビデオCD、フ
ォトCDなどが使用でき、記録可能用としてDVD−
R、CD−Rなどの一度書き込み可能型、及び消去可能
型として相変化媒体を用いたディスク等が使用可能であ
る。
【0023】また、半導体レーザユニット1内の信号用
ホログラム透過+/−1次回折光透過部に、2種類の、
おのおのの偏光軸が半導体レーザ1出射光の偏光軸に対
して±45度の角度を成すように偏向板を実装すること
により、光磁気ディスクからの信号再生も可能となる。
【0024】以上説明したような光学系を用いることに
よって、2種類の基板厚みの違う光ディスク上に、1つ
の対物レンズで焦点を結び、信号の再生、又は記録/再
生を実現する一体駆動型光ヘッドを提供することができ
る。
【0025】また、一体駆動型光ヘッドによって対物レ
ンズと、二重焦点ホログラムと、半導体レーザ光源の位
置を常に一定に固定することが出来る。このことによっ
て、有限系対物レンズを使用可能としており、コリメー
タレンズが不要となることから、光学系の簡素化に成功
している。
【0026】(実施例2)図2は本発明の光ヘッドの第
二の実施例を示す平面図である。また、図3は本発明の
光ヘッドの第二の実施例に使用されるホログラムのパタ
ーンを示す図である。
【0027】図2、3に示すように、本光ヘッドの光学
系は、半導体レーザ1、光検出器としてのフォトダイオ
ード基板2を同一パッケージ4に実装し、窒素雰囲気内
で封止した半導体レーザユニット10、光ディスク2
0、又は21で反射されて光ヘッドに戻る復路光を光検
出器としてのフォトダイオード基板2に分離回折するた
めの信号用ホログラムパターン32、及び基板厚みt
0.6mm及び、t1.2mmの2種類の光ディスクに
焦点を結ばせるための二重焦点ホログラムパターン42
を複数の領域に領域分割して構成した複合ホログラム素
子80、ミラー50、対物レンズ60から構成される。
これら光学部品はヘッドホルダ70に搭載されて2軸ア
クチュエータを構成しており、前記ヘッドホルダ全体が
光ディスクの面振れ、偏心に対して、フォトダイオード
から検出されるフォーカスエラー信号、トラックエラー
信号の出力に応じて、面振れ方向へ焦点が常に合うよう
に、偏心方向へ1つのトラックを常に追従するように駆
動される、一体駆動型光ヘッドの構成をとっている。
【0028】図3に示すように、ホログラム素子80
は、信号用ホログラムパターンとして、光ディスクの半
径方向25、つまりトラック溝直行方向、プッシュプル
変調方向に対応して2分割された曲線回折格子32と、
さらに前記2分割された領域をそれぞれ8分割して計1
6分割し、1分割領域おきに前記曲線回折格子32を二
重焦点ホログラムとしてのフレネル・ゾーン・プレート
回折格子42に置き換えたホログラムパターンが形成さ
れている。
【0029】半導体レーザ1から出射したレーザ往路光
101は、光学部材3を透過後、ホログラム素子80を
透過し、ミラー50で反射され、光ディスク基板厚みt
0.6mmで最適設計(NA:0.6、トータルトラッ
ク:18mm程度の有限系)された対物レンズ60を透
過した後、光ディスク20、又は21に焦点を結ぶ。こ
の時、ホログラム素子80の前記二重焦点ホログラムパ
ターンが形成された領域42での、透過光の0次光(非
回折光)111は、基板厚みt0.6mmの光ディスク
20上に焦点を結ぶように設計されている。一方、前記
二重焦点ホログラムパターン領域透過光の+1次回折光
112は、基板厚みt1.2mmの光ディスク21上に
焦点を結ぶように設計されている。前記二重焦点ホログ
ラムパターン領域42は、+1次回折光112が対物レ
ンズ60に入射する場合に、対物レンズ入射光のNAが
0.45程度になるように、入射光の内周部にホログラ
ムパターンが形成されている(外周部は信号用ホログラ
ムパターンが形成されている。)。基板厚みt0.6m
mの光ディスク20が光ドライブ上に搭載された場合
は、二重焦点ホログラム40を透過した0次光111が
光ディスク上に焦点を結び、その反射光が光ヘッドの復
路光として使用される。+1次回折光112は、焦点を
結ばないで反射される。一方、基板厚みt1.2mmの
光ディスク21が搭載された場合は+1次回折光112
が光ディスク上に焦点を結び、その反射光が光ヘッドの
復路光として使用される。0次光111は焦点を結ばな
いで反射される。
【0030】次に、光ディスク20、又は21で反射さ
れた復路光は対物レンズ60を透過、ミラー50で反射
後、ホログラム素子80に入射する。ホログラム素子8
0の曲線回折格子が形成された信号用ホログラム領域3
2は、光ディスクの半径方向32、つまりトラック溝直
行方向、プッシュプル変調方向に対応して2分割された
線に対して、それぞれ+/−1次回折光の2本の光束、
合計4本の復路光束102に分岐すると同時に、顕著な
非点収差を発生するようパターン設計されている。半導
体レーザユニット10内に実装されたフォトダイオード
基板2上には、4箇所に独立に分割された短冊状の受光
パターンが半導体プロセスによって形成されており、こ
の受光パターンの個々に光束が収光して受光スポットを
形成する。前記受光スポットは、前記非点収差により、
焦点誤差に応じて形状が変化し、受光パターンに取り込
まれる光量が変化する。+/−1次回折光光束の光量差
をフォーカスエラー信号として光電変換するように構成
している。また、信号用ホログラム30の2分割パター
ンのそれぞれの領域を透過する光束の光量差をトラック
エラー信号として光電変換するように構成している。つ
まり、焦点誤差検出として非点収差法、トラック誤差信
号としてプッシュプル法を用いている。
【0031】また、前記4箇所の受光パターンの和をと
ることによって光ディスクにある情報信号を検出するこ
とができる。
【0032】前記ホログラム素子80は、フォトマスク
を作成後、フォトエッチングによってBK7ガラス等の
光学ガラス上に凹凸を形成している。また、ガラス上に
プレスで形成することも可能である。また、アクリル樹
脂、ポリカーボネイト樹脂等の材質でプラスチック成形
で作ることもできる。
【0033】二重焦点ホログラムパターン領域では、+
1次回折光と同時に−1次回折光が発散光として出射す
る。回折パターンを鋸歯状に形成してブレーズ化するこ
とによって、−1次光を無くし、+1次光だけにするこ
とも可能である。
【0034】前記ホログラム素子80のホログラムパタ
ーン領域分割数として、本例では、16分割で示してあ
るが、その分割数は10〜60分割程度、好ましくは2
0〜30分割である。
【0035】また、二重焦点ホログラムと信号用ホログ
ラムを領域分割して形成しているが、これら2個のパタ
ーンを重ね合わせた複合ホログラムを作成しても同様の
効果が得られる。
【0036】光ディスクは再生専用としてDVD、DV
D−ROM、及びCD、CD−ROM、ビデオCD、フ
ォトCDなどが使用でき、記録可能用としてDVD−
R、CD−Rなどの一度書き込み可能型、及び消去可能
型として相変化媒体を用いたディスク等が使用可能であ
る。
【0037】また、半導体レーザユニット10内の信号
用ホログラム透過+/−1次回折光102透過部に、2
種類の、おのおのの偏光軸が、半導体レーザ1出射光の
偏光軸に対して±45度傾いた位置に偏向板を実装する
ことにより、光磁気ディスクからの再生も可能となる。
【0038】図4は本発明の光ヘッドの第三の実施例を
示す平面図である。
【0039】本例では、上記実施例と同様の機能を持っ
た二重焦点ホログラムを、反射ミラー上に形成した反射
型ホログラム素子90を用いて、一体駆動型光ヘッドを
実現している。
【0040】以上説明したような光学系を用いることに
よって、2種類の基板厚みの違う光ディスク上に、1つ
の対物レンズで焦点を結び、信号の再生、又は記録/再
生を実現する一体駆動型光ヘッドを提供することができ
る。
【0041】また、一体駆動型光ヘッドによって対物レ
ンズと、二重焦点ホログラムと、半導体レーザ光源の位
置を常に一定に固定することが出来る。このことによっ
て、有限系対物レンズを使用可能としており、コリメー
タレンズが不要となることから、光学系の簡素化に成功
している。
【0042】以上説明したような光学系を用いて光ディ
スク用一体駆動型光ヘッドを形成することによって、二
重焦点ホログラムとしての光学部品を削減することが可
能となり、2種類の基板厚みの違う光ディスク上に、1
つの対物レンズで焦点を結び、信号の再生、又は記録/
再生を実現する光ヘッドを安価に提供することができ
る。
【0043】(実施例3)図5は本発明の光ヘッドの第
四の実施例を示す平面図である。
【0044】図5において、本光ヘッドの光学系は、光
半導体レーザ1、光検出器としてのフォトダイオードを
同一パッケージ4に実装し、窒素雰囲気内で封止した半
導体レーザユニット10、基板厚みt0.6mm及び、
t1.2mmの2種類の光ディスクに焦点を結ばせるた
めのホログラムパターン43、及び光ディスク2で反射
されて光ヘッドに戻る復路光を光検出器としてのフォト
ダイオードに分離回折するための信号用ホログラムパタ
ーン33を、レーザ光の入射面、出射面に構成したホロ
グラム素子81、ミラー50、対物レンズ60から構成
される。これら光学部品はヘッドホルダ70に搭載され
て2軸アクチュエータを構成しており、前記ヘッドホル
ダ70全体が光ディスクの面振れ、偏心に対して、フォ
トダイオードから検出されるフォーカスエラー信号、ト
ラックエラー信号の出力に応じて、焦点が常に合うよう
に、1つのトラックを常に追従するように駆動される、
一体駆動型光ヘッドの構成をとっている。
【0045】半導体レーザ1から出射された往路光は、
光学部材3、二重焦点ホログラムパターン43、信号用
ホログラムパターン33の形成されたホログラム素子8
1を透過後、ミラー50で反射され、対物レンズ60に
入射し、光ディスク20、又は21に焦点を結ぶ。光デ
ィスクで反射された復路光は対物レンズ60、ミラー5
0を経て、信号用ホログラムパターン33の形成された
ホログラム素子81に入射する。信号用ホログラムパタ
ーン33で回折した+/−1次光が半導体レーザユニッ
ト10内に実装されたフォトダイオードに入射し、信号
検出が行われる。本例の光ヘッドでは、前記二重焦点ホ
ログラムパターン43が、信号用ホログラムパターン3
3で回折した+/−1次光が透過しない位置に配置され
ている。
【0046】信号用ホログラムパターン33は光ディス
ク2の半径方向、つまりトラック溝直行方向、プッシュ
プル変調方向に対応して2分割されている。2分割され
たホログラムパターンは、それぞれ+/−1次光102
の2本の光束、合計4本の復路光束に分岐すると同時
に、顕著な非点収差を発生するようパターン設計されて
いる。半導体レーザユニット内に実装されたフォトダイ
オード基板2上には、4箇所に独立に分割された短冊状
の受光パターンが半導体プロセスによって形成されてお
り、この受光パターンの個々に光束が収光して受光スポ
ットを形成する。前記受光スポットは、前記非点収差に
より、焦点誤差に応じて形状が変化し、受光パターンに
取り込まれる光量が変化する。+/−1次光光束の光量
差をフォーカスエラー信号として光電変換するように構
成している。また、信号用ホログラムパターン14bの
2分割パターンのそれぞれを透過する光束の光量差をト
ラックエラー信号として光電変換するように構成してい
る。つまり、焦点誤差検出として非点収差法、トラック
誤差信号としてプッシュプル法を用いている。
【0047】また、前記4箇所の受光パターンの和をと
ることによって光ディスク20、又は21にある情報信
号を検出することができる。
【0048】光ディスクは再生専用としてDVD、DV
D−ROM、及びCD、CD−ROM、ビデオCD、フ
ォトCDなどが使用でき、記録可能用としてDVD−
R、CD−Rなどの一度書き込み可能型、及び消去可能
型として相変化媒体を用いたディスク等が使用可能であ
る。
【0049】前記ホログラム素子81に形成された二重
焦点ホログラムパターン43にはフレネル・ゾーン・プ
レートが形成されており、透過光の0次光(非回折光)
は、光ディスク基板厚みt0.6mmで最適設計された
対物レンズ60を透過した後、基板厚みt0.6mmの
光ディスク20上に焦点を結ぶように設計されている。
一方、透過光の+1次回折光は、対物レンズ60を透過
した後、基板厚みt1.2mmの光ディスク21上に焦
点を結ぶように設計されている。従って、基板厚みt
0.6mmの光ディスク20が光ドライブ上に搭載され
た場合は、二重焦点ホログラムパターン43を透過した
0次光が光ディスク上に焦点を結び、+1次回折光は、
焦点を結ばないで反射される。一方、基板厚みt1.2
mmの光ディスク21が搭載された場合は+1次回折光
が光ディスク上に焦点を結び、0次光は焦点を結ばない
で反射される。
【0050】前記ホログラム素子80は、フォトマスク
を作成後、フォトエッチングによってBK7ガラス上に
凹凸を形成している。また、ガラス上にプレスで形成す
ることも可能である。また、アクリル樹脂、ポリカーボ
ネイト樹脂等の材質でプラスチック成形で作ることもで
きる。
【0051】前記ホログラム素子81上の二重焦点ホロ
グラムパターン43は、+1次回折光と同時に−1次回
折光が発散光として出射する。回折パターンを鋸歯状に
形成することによって、−1次光を無くし、+1次光だ
けにすることも可能である。本例では二重焦点ホログラ
ムパターンをホログラム素子14の入射面に配置してい
るが、光学部材3の出射面3aに配置しても、同様の効
果が得られる。
【0052】本例の構成では、光ディスクで反射された
復路光は、二重焦点ホログラムパターン43を透過しな
い構成としているため、光ヘッドの復路光学系の光利用
効率が向上する。対物レンズから出射するレーザパワー
(リードパワー)一定とすると、光ディスクで反射され
て光検出器に入射する光量が多くなる。このことは、再
生信号のS/Nが良くなり、再生系のマージンが向上す
る。
【0053】再生専用光ヘッドの場合、基板厚みt0.
6mmの光ディスクと基板厚みt1.2mmの光ディス
クとでは、対物レンズから出射する再生パワー(リード
パワー)が同程度であるため、二重焦点ホログラムの回
折効率は50%:50%に近い数値で分配可能である。
しかし、記録/再生用光ヘッドの場合は、対物レンズか
ら出射する記録パワー(ライトパワー)がある程度必要
となる。光源である半導体レーザを考えた場合、一般的
に絶対最大定格の小さいレーザのほうが低価格である。
特に光ヘッド部品費の中で半導体レーザのコスト比率は
非常に高いため、絶対最大定格の低い半導体レーザが使
える光ヘッドが実現出来たほうが有利である。そこで、
絶対最大定格30〜35mWの半導体レーザを搭載して
基板厚みt0.6mmの光ディスクへの記録パワーを確
保しようとすると、二重焦点ホログラムの0次光効率を
上げ、+1次回折効率を下げることになる。これに比例
して、基板厚みt1.2mmの光ディスクを再生する場
合の半導体レーザ出射パワーが高くなっていき、場合に
よっては絶対最大定格で発光する場合が生じてしまう。
本実施例用いた光ヘッドを用いると、光検出器へ入射す
る光が増えるため、その分信号用ホログラムの±1次回
折効率を下げ、0次効率を上げることが出来る。0次回
折効率を上げることによって光ヘッド復路光学系の効率
が良くなる為、二重焦点ホログラムの+1次回折効率を
上げることができる。基板厚みt1.2mm光ディスク
の再生パワー発光時の半導体レーザ光源発光パワーを下
げることが出来ることから、半導体レーザ光源の寿命向
上にも効果がある。
【0054】以上説明したような光学系を用いて光ディ
スク用の一体型光ヘッドを形成することによって、光ヘ
ッドで使用する半導体レーザの絶対最大定格を下げるこ
とが出来、2種類の基板厚みの違う光ディスクの再生、
又は記録/再生を一つの対物レンズで実現する光ヘッド
を安価に提供することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、有
限系対物レンズを用いた一体駆動型光ヘッドにおいて、
0次回折光が薄い基板厚みの光ディスクに焦点を結び、
1次回折光が厚い基板厚みの光ディスクに焦点を結ぶよ
うな回折格子を光ヘッドの光路中に配置することによ
り、2種類の基板厚みの違う光ディスク上に、1つの対
物レンズで焦点を結び、信号の再生、又は記録/再生を
実現する光ヘッドを提供することができる。
【0056】また、二重焦点ホログラムが平板上に制作
可能であるため、従来のフォトエッチングによる製法で
制作できるため、比較的安価にできる。
【0057】信号用ホログラムと二重焦点ホログラムを
領域分割、又は重ね合わせることによって、二重焦点ホ
ログラム光学部品を削除できる。
【0058】0次回折光が薄い基板厚みの光ディスクに
焦点を結び、1次回折光が厚い基板厚みの光ディスクに
焦点を結ぶような回折格子を、光ヘッド内の往路光が透
過し、復路光が透過しない位置に配置することにより、
復路光の光利用効率を向上させた、2種類の基板厚みの
違う光ディスクの再生、又は記録/再生を一つの対物レ
ンズで実現する光ヘッドを提供することができる。それ
に伴って、光ヘッドで使用する半導体レーザの絶対最大
定格を下げることが出来る。また、記録/再生用光ヘッ
ドを二重焦点光学系を用いて実現可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光ヘッドの第一の実施例を示す平面
図である。
【図2】 本発明の光ヘッドの第二の実施例を示す平面
図である。
【図3】 本発明の光ヘッドの第二の実施例に使用され
るホログラムパターンを示す平面図である。
【図4】 本発明の光ヘッドの第三の実施例を示す平面
図である。
【図5】 本発明の光ヘッドの第四の実施例を示す平面
図である。
【図6】 従来の光ヘッドの第一の実施例を示す平面図
である。
【図7】 従来の光ヘッドの第二の実施例を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 フォトダイオード基板 3 光学部材 3a 光学部材出射面 4 パッケージ 10 半導体レーザユニット 20、21 光ディスク 25 光ディスク半径方向 30 信号用ホログラム 32、33 信号用ホログラムパターン 40 二重焦点ホログラム 42、43、44 二重焦点ホログラムパターン 50 ミラー 60、62、63、64 対物レンズ 70 ヘッドホルダ 73、74 対物レンズアクチュエータ 80、81 ホログラム素子 90 反射型ホログラム素子 101 往路光 102 復路光 111、115 0次光 112、116 +1次回折光 120、121 光ヘッド光学系

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの対物レンズを用いて基板厚みの違
    う2種類の光ディスクから信号の再生、又は記録/再生
    を行なう光ヘッドで、半導体レーザ光源と、光ディスク
    からの信号を受光する光検出器と、光ディスクから反射
    された復路光を前記光検出器に導くホログラム、及び有
    限系対物レンズを有する光学部材を、光ディスクの面振
    れ、偏心に追従するための2軸アクチュエータ上に搭載
    した一体駆動型光ヘッドにおいて、0次光が第一の基板
    厚みの光ディスクに焦点を結び、+1次回折光が第二の
    基板厚みの光ディスクに焦点を結ぶ回折格子を光ヘッド
    の光路中に配置したことを特徴とする光ヘッド。
  2. 【請求項2】 1つの対物レンズを用いて基板厚みの違
    う2種類の光ディスクから信号の再生、又は記録/再生
    を行なう光ヘッドにおいて、0次光が第一の基板厚みの
    光ディスクに焦点を結び、+1次回折光が第二の基板厚
    みの光ディスクに焦点を結ぶ回折格子を、光ヘッドの半
    導体レーザから光ディスクに向かう往路光が透過し、光
    ディスクで反射されて信号検出用光検出器に向かう復路
    光が透過しない位置に配置したことを特徴とする光ヘッ
    ド。
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