JPH07118088B2 - 光学ヘッド - Google Patents

光学ヘッド

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JPH07118088B2
JPH07118088B2 JP63205541A JP20554188A JPH07118088B2 JP H07118088 B2 JPH07118088 B2 JP H07118088B2 JP 63205541 A JP63205541 A JP 63205541A JP 20554188 A JP20554188 A JP 20554188A JP H07118088 B2 JPH07118088 B2 JP H07118088B2
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正一 内山
則久 岡本
満広 堀川
浩 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光を用いて情報の記録、消去、再生を行なうた
めの光学ヘッドの構成に関する。
[従来の技術] 光を用いて記録媒体である磁性膜に情報を記録し再生す
る光磁気記録用の光学ヘッドにおいて、情報の書換えを
高速に行なえる構成として、昭和63年電子情報通信学会
全国大会 講演番号C−587にあるような、波長の異な
る半導体レーザを光源として記録媒体上に複数のスポッ
トを形成し、それぞれのスポットに記録あるいは再生の
機能をもたせるものが考案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前述の従来の光学ヘッドでは、記録媒体からの
反射光を波長ごとに分離するために波長分離フィルタが
用いられており、部品点数が増えるとともに、コストが
高くなるという問題点を有する。そこで本発明はこのよ
うな問題点を解決するもので、その目的とするところ
は、記録媒体からの反射光の波長分離を行なうために新
たに波長分離フィルタなどの要素を付加しなくてもよ
い、小型軽量な光学ヘッドを提供することろにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の光学ヘッドは、並列記憶された発振波長の異な
る少なくとも第1および第2の光源と、これらの光源か
らの出射光の通過位置に配置され単一のホログラム領域
からなる1枚のホログラム素子と、このホログラム素子
を通過した各光源からの出射光を記録媒体に集光する対
物レンズと、前記ホログラム素子の位置に対して前記第
1および第2の光源の側に配置された少なくとも一つの
光検出素子と、を有し、 前記ホログラム素子は、前記記録媒体で反射した各光源
からの前記出射光に対応する異なる波長の第1および第
2の反射光を、前記出射光の入射面とは反対側の面から
受入れて、波長毎に異なる角度で回折して分離するよう
になっており、 当該ホログラム素子における前記出射光の入射面の側か
ら出射される前記第1および第2の反射光に対応する第
1および第2の回折光のうち、少なくとも一方の回折光
が、前記光検出素子によって検出されるようになってい
ることを特徴とする。
[作用] 光軸に垂直な方向に複数個並んだそれぞれ発振波長の異
なる半導体レーザからでた光は、透過型あるいは反射型
の回折格子などのホログラム素子に入射し、0次回折光
が対物レンズによって記録媒体に集光され、光源である
半導体レーザの位置に対応して複数のスポットが記録媒
体上に形成される。
それぞれのスポット位置での反射光は再び対物レンズを
通ってホログラム素子に入射する。今度は1次の回折光
を利用するのであるが、回折角は波長に依存しているた
めにホログラム素子を構成する格子の周期を適当に選ぶ
ことによってそれぞれの波長の回折方向を分離すること
ができる。この分離された回折方向に受光素子を配置し
ておけば、各受光素子で1つの波長に対応する回折光を
検出することができ、波長分離が出来る。
また、ホログラム素子による回折光は非点収差などを生
じさせることが可能であり、受光素子であるフォトダイ
オードを適当に分割することなどと組み合わせてフォー
カシングエラー信号を検出することも可能である。
以下、実施例により本発明の詳細を示す。
[実施例] 第1図は本発明の光学ヘッドの主要断面図である。
発振波長780nmの半導体レーザ1a、発振波長830nmの半導
体レーザ1bが近接して配置されている。これらの出射光
は、ガラスの表面をエッチングして形成した透過型の回
折格子2に入射し、回折格子を透過する0次光が対物レ
ンズ3でディスク基板4に形成された記録媒体5である
磁性膜に集光される。この時半導体レーザ1a、1bからで
た光はそれぞれスポット6a、6bとなる。
830nmのスポット6bの位置に磁界が印加できるように薄
膜磁気ヘッド7が記録媒体5に近接して配置されてお
り、半導体レーザ1bを点灯しながら薄膜磁気ヘッド7の
発生する磁界の方向を変調することによって記録媒体5
の情報を消去するとともに新しい情報を記録することが
出来る。
一方、波長780nmの半導体レーザ1aによるスポット6aは
情報の読み出しに用いられる。
記録媒体によって反射した光は再び対物レンズ3を通っ
て回折格子2に入射する。今度は1次回折光を利用す
る。回折格子によって回折される方向は入射する波長に
依存し、同一の格子周期に対しては波長が長いほど大き
く回折される。従って、830nmの方が大きく回折され780
nmの方は830nmより小さく回折される。回折された780nm
の光は、表面に偏光板9が貼付けられたフォトダイオー
ド8aに入射する。回折の次数は+1次と−1次を利用す
るためにフォトダイオード8aは中心軸AAの両側に配置さ
れている。
偏光板9の配置について第2図で説明する。半導体レー
ザ1aからでた光の偏光方向を11の方向とする。フォトダ
イオード8aの前面に貼付けられた偏光板9において透過
率の一番高い偏光方向を12とする。2つの偏光板9の偏
光方向12は互いに直交し、半導体レーザからの光の偏光
方向11とはそれぞれ45°をなすように配置する。磁化の
方向として情報が記録されている記録媒体5で反射した
光の偏光方向11は、磁化の向きによって回転を受け、フ
ォトダイオード8aのそれぞれから出力の差動をとること
によってその回転方向を知ることができ、記録媒体5の
情報を再生することが出来る。
光学ヘッドにおいては、対物レンズが作るスポットが常
に記録媒体上の必要な位置に照射されるようなサーボ機
構が必要になるが、そのために必要なエラー信号は、例
えばフォーカシングエラー信号の検出については1次回
折光に生じる非点収差を利用することができ、トラッキ
ングエラー信号の検出についてはプッシュプル法を利用
することができる。この場合フォトダイオード8aを適当
な領域に分割しておきその領域の差動信号からエラー信
号を得る。このエラー信号に基づいてレンズアクチュエ
ータ10によって対物レンズ3を動かし、スポット6a、6b
を記録媒体上の所望の位置に合わせる。フォトダイオー
ド8aをいくつかの領域に分割した場合でも、その全和の
差動をとることによって前述したように記録媒体5の信
号を読むことができる。
一方、830nmの光は780nmよりも大きく回折されフォトダ
イオード8bに入射する。光のパワーのモニターに用いて
も良いし、エラー信号を検出してもよい。
必要なことは、記録消去に用いる830nmの光が、再生や
エラー信号を検出するフォトダイオード8aに入らないよ
うに830nmの光と780nmの光を回折格子2で分離すること
である。このような機能を実現できれば、回折格子2の
格子のパターンは、直接群から成っても曲線群から成っ
てもよい。また、第3図に示すように、反射型の回折格
子13を用いてもよい。第3図と次の第4図は、第1図を
横からみるような方向の断面図である。第4図は、回折
格子14と対物レンズ17の間にコリメータレンズ15とミラ
ー16が配置されているものである。半導体レーザ1a、1
b、フォトダイオード8a、8b、回折格子14、コリメータ
レンズ15を固定したまま、対物レンズ17とミラー16を一
体として記録媒体5のトラック横断方向に移動させるこ
とが可能となり、アクセス時間を短縮することができ
る。
以上実施例を述べたが、本発明は以上の実施例のように
830nmの光で情報の消去及び記録を行なって780nmの光で
情報を読み出すことに限定されず、情報の書換え方法に
よっては、830nmの光で消去し、780nmの光で記録する場
合の光学ヘッドにも応用できる。この場合、読み出し用
にさらに波長の異なる半導体レーザ及びその回折光を受
けるフォトダイオードを配置してもよい。また、実施例
では光磁気記録用の光学ヘッドを示したが、記録媒体の
相変化を利用した光ディスク用の光学ヘッドにも適用が
可能である。
[発明の効果] 以上述べたように本発明では、記録媒体の情報を書き換
えるために波長の異なる光源を持つ光学ヘッドにおい
て、記録媒体からの反射光をホログラム素子で波長毎に
異なる回折角で回折することにより分離し、分離後の波
長毎の光を、光検出素子としてのフォトダイオード等に
入射させるようにしている。したがって、簡単な構成
で、しかも廉価に、反射光の波長分離を行うことができ
るという効果が得られる。したがって、本発明の構成を
採用すれば、ホログラム素子に、ビームスプリッタ機
能、エラー信号発生機能、波長分離機能を集約でき、部
品点数を減らすことができると共に小型で廉価な光学ヘ
ッドを構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の光学ヘッドを表す図でディスク基板
を含む主要断面図。第2図は本発明の光学ヘッドにおい
て光磁気信号を読み出す方法を説明する図。第3図、第
4図は本発明の応用例を示す主要断面図。 1a、1b……半導体レーザ 2……透過型回折格子 3……対物レンズ 4……ディスク基板 5……記録媒体 6a、6b……スポット 7……薄膜磁気ヘッド 8a、8b……フォトダイオード 9……偏光板 10……レンズアクチュエータ 11……偏光方向 12……偏光方向 13……反射型回折格子 14……透過型回折格子 15……コリメータレンズ 16……ミラー 17……対物レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀川 満広 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 伊藤 浩 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 井出 次男 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−71943(JP,A) 特開 昭61−214146(JP,A) 特開 昭62−200543(JP,A) 特開 昭62−103857(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並列配置された発振波長の異なる少なくと
    も第1および第2の光源と、これらの光源からの出射光
    の通過位置に配置され単一のホログラム領域からなる1
    枚のホログラム素子と、このホログラム素子を通過した
    各光源からの出射光を記録媒体に集光する対物レンズ
    と、前記ホログラム素子の位置に対して前記第1および
    第2の光源の側に配置された少なくとも一つの光検出素
    子と、を有し、 前記ホログラム素子は、前記記録媒体で反射した各光源
    からの前記出射光に対応する異なる波長の第1および第
    2の反射光を、前記出射光の入射面とは反対側の面から
    受入れて、波長毎に異なる角度で解析して分離するよう
    になっており、 当該ホログラム素子における前記出射光の入射面の側か
    ら出射される前記第1および第2の反射光に対応する第
    1および第2の回折光のうち、少なくとも一方の回折光
    が、前記光検出素子によって検出されるようになってい
    ることを特徴とする光学ヘッド。
JP63205541A 1988-08-18 1988-08-18 光学ヘッド Expired - Fee Related JPH07118088B2 (ja)

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