JPH0916120A - 誤差拡散回路 - Google Patents

誤差拡散回路

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JPH0916120A
JPH0916120A JP7188127A JP18812795A JPH0916120A JP H0916120 A JPH0916120 A JP H0916120A JP 7188127 A JP7188127 A JP 7188127A JP 18812795 A JP18812795 A JP 18812795A JP H0916120 A JPH0916120 A JP H0916120A
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徹 相田
Masamichi Nakajima
正道 中島
Asao Kosakai
朝郎 小坂井
Junichi Onodera
純一 小野寺
Masayuki Kobayashi
正幸 小林
Isato Denda
勇人 傳田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路規模を小さくし、かつ誤差拡散による擬
似紋様を軽減させる。 【構成】 垂直、斜め、水平方向加算回路によって垂
直、斜め、水平方向の再現誤差を加算して拡散出力信号
を得、この拡散出力信号とディスプレイパネルの発光輝
度特性偏差データとの差を誤差演算回路48で演算し、
この演算値に荷重回路で誤差加重の係数を掛けて重み付
けをするとともに、垂直、斜め、水平方向遅延回路のそ
れぞれで遅延させた信号を、再現誤差として垂直、斜
め、水平方向加算回路に出力する誤差拡散回路におい
て、垂直、斜め方向遅延回路をFIFOメモリ56と1
ドット遅延回路D7で構成し、ライン遅延回路の数を従
来の半分として、かつ水平、垂直、斜め方向に誤差を拡
散させる。第1、第2係数切換回路60、62を設け
て、雑音の極性で画素毎に誤差拡散の係数を切り換え、
かつ雑音の極性をフレーム毎に反転し、画面全体にほぼ
均一に誤差を拡散させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PDP(プラズマ・デ
ィスプレイ・パネル)、LCDP(液晶・ディスプレイ
・パネル)などのディスプレイパネルを用いた表示装置
において、中間調画像を表示させるための誤差拡散回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、薄型、軽量の表示パネルとしてP
DPが注目されている。このPDPの駆動方式は、従来
のCRT駆動方式とは全く異なっており、ディジタル化
された映像入力信号による直接駆動方式である。したが
って、パネル面から発光される輝度階調は、扱う信号の
ビット数によって定まる。
【0003】AC駆動方式では、階調数を増やせば増や
すほど、1フレーム期間内でパネルを点灯発光させる準
備期間としてのアドレス期間のビット数が増加するた
め、発光期間としてのサスティン期間が相対的に短くな
り、最大輝度が低下する。このように、パネル面から発
光される輝度階調は、扱う信号のビット数によって定ま
るため、扱う信号のビット数を増やせば、画質は向上す
るが、発光輝度が低下し、逆に扱う信号のビット数を減
らせば、発光輝度が増加するが、階調表示が少なくな
り、画質の低下を招く。
【0004】そこで、本出願人は、図6に示すような、
PDPやLCDPの表示装置で擬似中間調画像を表示す
るための誤差拡散回路10を提案した。この図6に示す
誤差拡散回路10は、映像信号入力端子12にn(たと
えば8)ビットの原画素Ai,jの映像信号が入力し、
斜め方向加算回路14、垂直方向加算回路16、水平方
向加算回路18を経た後、ビット変換回路20でビット
数をm(たとえば4)ビットに減らす処理をし、表示パ
ネル駆動回路を経て表示パネルとしてのPDP22を発
光する。
【0005】また、前記水平方向加算回路18から出力
する誤差拡散信号が、予め記憶されたデータと誤差検出
回路24にて比較されてその差をとって誤差検出出力を
得て、これに誤差加重のための所定の係数を掛けて重み
付けをし、kライン,eドット遅延回路26、hライン
遅延回路28、dドット遅延回路30に送り、斜め方向
加算回路14、垂直方向加算回路16、水平方向加算回
路18にて原画素Ai,jに加算する。
【0006】例えば、kライン,eドット遅延回路26
からは、原画素Ai,jよりkライン前で、かつeドッ
ト前の画素、例えば1ライン、1ドットだけ過去に生じ
た再現誤差E(i−1,j−1)を出力し、斜め方向加
算回路14にて加算する。同様に、hライン遅延回路2
8からは、原画素Ai,jよりhライン前の画素、例え
ば1ラインだけ過去に生じた再現誤差E(i,j−1)
を出力し、前記垂直方向加算回路16にて加算する。さ
らに、dドット遅延回路30からは、原画素Ai,jよ
りdドット前の画素、例えば1ドットだけ過去に生じた
再現誤差E(i−1,j)を出力し、前記水平方向加算
回路18にて加算する。
【0007】ここで、誤差検出回路24における誤差加
重のための係数は、遅延回路26、28、30に対応し
て決められ(例えば1/4、1/4、1/2)、一般的
に全て(この例では3つ)の和が1になるように設定さ
れている。これらの誤差加重のために設定された係数が
常に同じ値であると、誤差拡散処理後のデータに、特有
の擬似紋様が現われるという問題点があるため、誤差加
重値設定回路32が設けられている。
【0008】この誤差加重値設定回路32は、例えば、
ドット毎に「1」と「0」をランダムに発生するため
に、ノイズ信号発生回路の出力を利用するとともに、切
換信号入力端子34からの切り換えタイミング信号で、
フレームごとに出力信号を切り換えるように構成され、
もって、誤差加重のための係数をフレームごとに切り換
えて、誤差拡散で生じる特有の紋様を軽減するようにし
ていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示した誤差拡散回路10では、1ライン以上遅延させる
ためのメモリ装置が2つ(遅延回路26、28の2つ)
必要になるので、回路規模が大きくなるという問題点が
あった。また、擬似紋様が十分に軽減されているとはい
えないという問題点があった。
【0010】本発明は、上述の点に鑑みなされたもの
で、必要とする回路規模を最小限にするとともに、誤差
拡散に起因する擬似紋様を十分に軽減させることのでき
る誤差拡散回路を提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディジタル化
された入力映像信号に、垂直方向の再現誤差を垂直方向
加算回路により加算し、斜め方向の再現誤差を斜め方向
加算回路により加算し、かつ水平方向の再現誤差を水平
方向加算回路により加算して拡散出力信号を得、この拡
散出力信号とディスプレイパネルの発光輝度特性偏差デ
ータとの差を誤差演算回路で演算し、この演算値に荷重
回路で誤差加重のための係数を掛けて重み付けをすると
ともに、垂直方向遅延回路、斜め方向遅延回路、水平方
向遅延回路のそれぞれで遅延させた信号を、再現誤差と
して前記垂直方向加算回路、斜め方向加算回路、水平方
向加算回路に出力するようにした誤差拡散回路におい
て、前記垂直方向遅延回路と斜め方向遅延回路を、遅延
量がhラインのhライン遅延回路と、遅延量がdドット
のdドット遅延回路とで構成してなることを特徴とする
ものである。
【0012】
【作用】入力したnビットの映像信号には、垂直方向加
算回路により垂直方向の再現誤差が加算され、斜め方向
加算回路により斜め方向の再現誤差が加算され、かつ水
平方向加算回路により水平方向の再現誤差が加算されて
拡散出力信号が得られる。この拡散出力信号は、従来例
と同様に、ビット変換回路等によってビット数をmビッ
トに減らされ、表示パネル駆動回路を経てディスプレイ
パネル(例えばPDP)を発光する。加算回路で得られ
た拡散出力信号とディスプレイパネルの発光輝度特性偏
差データとの差が誤差演算回路で演算され、この演算値
に荷重回路で誤差加重のための係数を掛けて重み付けさ
れるとともに、垂直方向遅延回路、斜め方向遅延回路、
水平方向遅延回路のそれぞれで遅延させた信号が、再現
誤差として垂直方向加算回路、斜め方向加算回路、水平
方向加算回路に出力される。
【0013】垂直方向遅延回路と斜め方向遅延回路は、
遅延量がhラインのhライン遅延回路と、遅延量がdド
ットのdドット遅延回路とで構成されているので、hラ
イン遅延回路28とkライン,eドット遅延回路26
(すなわち、2つのライン遅延回路)で形成されていた
従来例と比べて、遅延回路の回路規模を小さくすること
ができる。しかも、垂直方向加算回路、斜め方向加算回
路及び水平方向加算回路によって誤差拡散の方向を垂直
方向、斜め方向及び水平方向としたので、誤差拡散に起
因する紋様を軽減することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を用いて説明
する。図1において、図6と同一部分は同一符号とす
る。図1は誤差拡散回路を示すもので、次のように構成
されている。12は、n(たとえば8)ビットの映像信
号を入力するための映像信号入力端子である。この映像
信号入力端子12には、1ドットを遅延させるための遅
延回路D1を介して、斜め方向加算回路と垂直方向加算
回路を兼用する垂直・斜め方向加算回路42が結合され
ている。
【0015】前記垂直・斜め方向加算回路42の出力側
には、1ドットを遅延させるための遅延回路D2を介し
て、雑音を加算する雑音加算回路44が結合されてい
る。この雑音加算回路44の出力側には、1ドットを遅
延させるための遅延回路D3、水平方向加算回路18を
経、1ドットを遅延させるための遅延回路D4を介して
映像信号出力端子46が結合され、この映像信号出力端
子46には図示を省略したビット変換回路を介してディ
スプレイパネル(例えばPDP)が接続されている。
【0016】48は誤差演算回路で、この誤差演算回路
48は、前記水平方向加算回路18から出力する拡散出
力信号と、図示を省略した発光輝度特性制御回路から偏
差データ入力端子50を介して入力した発光輝度特性偏
差データとの差を演算し、その演算値を出力するように
構成されている。前記誤差演算回路48の出力側には、
水平方向遅延回路の一例としての、1ドットを遅延させ
るための遅延回路D5が結合されている。この遅延回路
D5の出力側には、水平方向荷重回路の一例としての1
/2係数器52が結合され、この1/2係数器52の出
力側には、前記水平方向加算回路18が結合されると共
に、ラインメモリ出力端子54を介して、hライン遅延
回路の一例としてのFIFO(First−In Fi
rst−Out)メモリ56が結合されている。このF
IFOメモリ56は、遅延量が約1ラインとなるよう
に、約1ライン分のメモリ容量を持っている。
【0017】前記FIFOメモリ56の出力側には、ラ
イン遅延入力端子58を介して、1ドットを遅延させる
ための遅延回路D6が結合されている。前記遅延回路D
6の出力側には、第1係数切換回路60の入力側が結合
されると共に、dドット遅延回路の一例としての遅延回
路D7が結合されている。前記遅延回路D7の出力側に
は加算回路61の一方の入力側が結合され、この加算回
路61の出力側には第2係数切換回路62の入力側が結
合されている。前記第1係数切換回路60の出力側に
は、前記加算回路61の他方の入力側が結合されてい
る。前記遅延回路D7は1ドットを遅延させるように構
成されている。前記FIFOメモリ56と遅延回路D7
の組み合わせは、垂直方向遅延回路と斜め方向遅延回路
の両方を構成している。前記1/2係数器52と第1、
第2係数切換回路60、62の組み合わせは、垂直方向
荷重回路と斜め方向荷重回路を構成している。
【0018】前記第2係数切換回路62の出力側には、
1ドットを遅延させるための遅延回路D8を介して前記
垂直・斜め方向加算回路42が結合されている。前記第
1、第2係数切換回路60、62は、垂直・斜め拡散端
子64に入力した信号に基づいて垂直拡散と斜め拡散の
タイミングが制御されると共に、雑音入力端子66に入
力した雑音の極性に基づいて、画素毎(ドット毎)に誤
差加重の係数が切り換えられるように構成されている。
前記雑音入力端子66に供給される雑音は、例えば、ド
ット毎に「1」と「0」をランダムに発生するノイズ信
号発生回路を利用して作成され、フレーム毎に極性が反
転して供給される。
【0019】すなわち、雑音入力端子66に入力した雑
音レベルが「1」のときには、第1、第2係数切換回路
60、62の係数が1、1/2となって、図2(a)に
示すように垂直、斜め方向の誤差加重係数が1/4、1
/4となり、雑音レベルが「0」のときには、第1、第
2係数切換回路60、62の係数が0、1となって、図
2(b)に示すように垂直、斜め方向の誤差加重係数が
1/2、0となる。また、偶数フレーム(2nフレー
ム)でのランダムな雑音が、図3の(a)のような極性
であるとすると、奇数フレーム(2n+1フレーム)で
のランダムな雑音は、図3の(b)のように、図3の
(a)を反転した極性となる。
【0020】68はレベル制御回路で、このレベル制御
回路68は、選択信号入力端子70から入力した2ビッ
トの信号に基づいて、出力レベルを「00」、「0
1」、「02」、「04」の4段階に切り換えると共
に、前記雑音入力端子66にランダムに入力する雑音の
「1」と「0」に基づいて、出力値を正(+)と負
(−)に制御するように構成されている。前記選択信号
入力端子70に入力する2ビットの信号は、入力映像信
号の輝度レベルの大きさに依存した信号となっている。
前記レベル制御回路68の出力側は、それぞれ1ドット
を遅延させるための遅延回路D9、D10を介して前記
雑音加算回路44に結合されている。
【0021】以上のような構成において、映像信号入力
端子12に、n(たとえば8)ビットの原画素Ai,j
の映像信号が入力し、垂直・斜め方向加算回路42、雑
音加算回路44、水平方向加算回路18を経た後、映像
信号出力端子46に結合されたビット変換回路でビット
数をm(たとえば4)ビットに減らす処理をし、表示パ
ネル駆動回路を経てディスプレイパネル(例えばPD
P)を発光する。
【0022】また、水平方向加算回路18から出力した
誤差拡散信号と、偏差データ入力端子50から入力した
発光輝度特性偏差データとの差が誤差演算回路48で演
算され、その演算値が遅延回路D5で1ドット遅延さ
れ、1/2係数器52で1/2を掛けて重み付けされ、
水平方向の再現誤差として水平方向加算回路18に入力
する。このため、後述する雑音レベルに関係なく水平方
向の拡散係数は1/2であり、水平方向加算回路18に
て、原画素Ai,jより1ドットだけ過去に生じた再現
誤差E(i−1,j)が原画素Ai,jに加算される。
【0023】1/2係数器52から出力した信号(1/
2の重み付けされた信号)は、ラインメモリ出力端子5
4を介してFIFOメモリ56に入力して約1ライン遅
延し、入力端子58を経た後に遅延回路D6で1ドット
遅延し、第1係数切換回路60に入力すると共に、遅延
回路D7及び加算回路61を介して第2係数切換回路6
2に入力する。また、第1係数切換回路60から出力し
た信号は加算回路61を介して第2係数切換回路62に
入力する。
【0024】遅延回路D7及び加算回路61を介して第
2係数切換回路62に入力した信号は、雑音の「1」、
「0」に対応した係数で重み付けをされ、遅延回路D8
で1ドット遅延して垂直方向の再現誤差として垂直・斜
め方向加算回路42に入力する。このため、雑音レベル
が「1」のときの垂直方向の係数は図2(a)のように
1/4、雑音レベルが「0」のときの垂直方向の係数は
図2(b)のように1/2となり、垂直・斜め方向加算
回路42にて、原画素Ai,jより1ラインだけ過去に
生じた再現誤差E(i,j−1)が原画素Ai,jに加
算される。
【0025】また、第1係数切換回路60に入力した信
号は、まず、雑音入力端子66に入力した雑音の「1」
と「0」に対応した係数1、0で重み付けされ、ついで
第2係数切換回路62で雑音の「1」、「0」に対応し
た係数1/2、1で重み付けされ、遅延回路D8で1ド
ット遅延して斜め方向の再現誤差として垂直・斜め方向
加算回路42に入力する。このため、雑音レベルが
「1」のときの斜め方向の係数は図2(a)のように1
/4、雑音レベルが「0」のときの斜め方向の係数は図
2(b)のように0となり、垂直・斜め方向加算回路4
2にて、原画素Ai,jより1ライン−1ドットだけ過
去に生じた再現誤差E(i−1,j−1)が原画素A
i,jに加算される。
【0026】上述の誤差拡散において、雑音入力端子6
6に入力する雑音は、例えば図3の(a)又は(b)に
示すように、ドット毎に「1」と「0」がランダムに切
り換わり、しかも雑音の極性は、例えば図3の(a)と
(b)に示すように、フレーム毎に反転するので、誤差
拡散に起因する擬似紋様が軽減される。すなわち、偶数
フレーム(2nフレーム)におけるディスプレイパネル
のn、n+1ラインの各ドットに対応した雑音レベルが
図3の(a)に示すような「1」と「0」配列であった
とすると、奇数フレーム(2n+1フレーム)における
ディスプレイパネルのn、n+1ラインの各ドットに対
応した雑音レベルは、図3の(b)に示すように図3の
(a)の「1」と「0」を反転したものとなる。
【0027】また、雑音入力端子66に入力した雑音レ
ベルが「1」のときは、水平、垂直、斜め方向の誤差荷
重の係数が図2(a)に示すようになるので、対応した
画素に対する水平、垂直、斜め方向の拡散方向ベクトル
は図4(a)に実線で示すようになり、雑音レベルが
「0」のときは、水平、垂直、斜め方向の誤差荷重の係
数が図2(b)に示すようになるので、対応した画素に
対する水平、垂直、斜め方向の拡散方向ベクトルは図4
(b)に実線で示すようになる。それぞれの合成ベクト
ルは図4(a)、(b)に点線で示すようになる。
【0028】上述のように水平、垂直、斜め方向の誤差
荷重の係数が2のk乗倍(k<0)の値となるので、信
号を下位側にシフトするだけで得られ、必要最小限の回
路構成でこれらの係数値を得ることができる。しかも、
図4(a)、(b)に示すように、画面全体にほぼ均一
に誤差を拡散させることができる。なお、理想的な誤差
の拡散方向ベクトルの合成ベクトルは図5に示すように
0であるが、この図5に実線で示した拡散方向ベクトル
の中に、過去に処理した画素に対し拡散処理を行うもの
が含まれることになるので、実現は不可能である。
【0029】雑音入力端子66に入力した雑音の「1」
と「0」は、レベル制御回路68でレベル制御され、遅
延回路D9、D10で遅延されて雑音加算回路44で入
力映像信号に加算される。このため、誤差拡散に起因す
る擬似紋様がさらに軽減される。このとき、レベル制御
回路68は、選択信号入力端子70から入力した、入力
映像信号の輝度レベルの大きさに対応した、2ビットの
信号に基づいて、出力レベルを「00」、「01」、
「02」、「04」の4段階に切り換えて出力すると共
に、雑音入力端子66にランダムに入力する雑音の
「1」と「0」に基づいて、その出力値を正(+)と負
(−)に切り換えて出力する。
【0030】前記実施例では、雑音レベル「1」に対応
した誤差加重出力値を水平:垂直:斜め=1/2:1/
4:1/4とし、雑音レベル「0」に対応した誤差加重
出力値を水平:垂直:斜め=1/2:1/2:0とした
が、本発明はこれに限るものでなく、任意の値であって
もよい。また、3方向の誤差加重のための係数は、全て
の和が正確に1になるように設定したが、略1になる様
に設定してもよい。
【0031】前記実施例では、垂直、斜め方向用の荷重
回路が第1、第2係数切換回路からなる係数切換回路を
具備することによって、フレーム毎に雑音の極性を反転
させるとともに、この雑音の極性で画素毎に誤差加重の
係数を切り換え、もって誤差拡散に起因する擬似紋様を
軽減させるようにしたが、本発明はこれに限るものでは
ない。例えば、垂直、斜め方向用の荷重回路が第1、第
2係数切換回路以外の係数切換回路を具備し、この係数
切換回路によって、フレーム毎に雑音の極性を反転させ
るとともに、この雑音の極性で画素毎に誤差加重の係数
を切り換え、もって誤差拡散に起因する擬似紋様を軽減
させるようにしてもよい。または、垂直、斜め方向用の
荷重回路が、従来例と同様に、誤差演算回路で演算した
演算値に誤差加重のための係数を掛けて重み付けをする
ものであってもよい。
【0032】前記実施例では、回路構成を簡単にするた
めに、垂直方向加算回路と斜め方向加算回路を単一の垂
直・斜め方向加算回路で兼用して必要とする回路数を少
なくするようにしたが、本発明はこれに限るものでな
く、垂直方向加算回路と斜め方向加算回路を別個に設け
た誤差拡散回路についても利用することができる。
【0033】前記実施例では、入力映像信号に雑音を加
算する雑音加算回路を具備した誤差拡散回路に本発明を
利用した場合について説明したが、本発明はこれに限る
ものでなく、雑音加算回路を具備しない誤差拡散回路に
ついても本発明を利用するができる。
【0034】前記実施例では、垂直方向遅延回路と斜め
方向遅延回路を、遅延量が約1ラインのFIFOメモリ
と、遅延量が1ドットの1ドット遅延回路とで構成する
ようにしたが、本発明はこれに限るものでなく、遅延量
が約1ラインのFIFOメモリ以外のメモリと1ドット
遅延回路とで構成するようにしてもよく、一般的に、遅
延量がhライン(hは1以外の整数)のhライン遅延回
路と、遅延量がdドット(dは1以外の整数)のdドッ
ト遅延回路とで構成するようにしてもよい。
【0035】前記実施例では、回路規模を小型化するた
めに、雑音加算回路に供給する雑音によって、垂直、斜
め方向荷重回路の一例としての第1、第2係数切換回路
の係数を切り換えるようにしたが、本発明はこれに限る
ものでなく、雑音加算回路に供給する雑音とは別の雑音
によって、垂直、斜め方向荷重回路の一例としての第
1、第2係数切換回路の係数を切り換えるようにしても
よい。
【0036】前記実施例では、ディスプレイパネルがP
DPの場合を説明したが、本発明はPDPに限られるも
のではなく、ディスプレイパネルがディジタル化された
映像入力信号により直接駆動されるものであれば、LC
DPなどであってもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明による誤差拡散回路は、垂直方向
遅延回路と斜め方向遅延回路を、遅延量がhラインのh
ライン遅延回路と、遅延量がdドットのdドット遅延回
路とで構成したので、hライン遅延回路28とkライ
ン、eドット遅延回路26で形成されていた従来例と比
べて、遅延回路の回路規模を小さくすることができる。
しかも、垂直方向加算回路、斜め方向加算回路及び水平
方向加算回路によって誤差拡散の方向を垂直方向、斜め
方向及び水平方向としたので、誤差拡散に起因する擬似
紋様を軽減することができる。
【0038】また、フレーム毎に雑音の極性を反転する
と共に、この雑音の極性によって画素毎に誤差加重の係
数を切り換える係数切換回路を具備するようにした場合
には、誤差拡散に起因する擬似紋様をさらに軽減させる
ことができる。
【0039】垂直方向加算回路と斜め方向加算回路は単
一の垂直・斜め方向加算回路で兼用するようにした場合
には、加算回路の構成を簡単にすることができる。
【0040】雑音加算回路に供給する雑音によって、垂
直、斜め方向荷重回路(例えば第1、第2係数切換回
路)の係数を切り換えるようにした場合には、さらに回
路規模の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による誤差拡散回路の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1における誤差加重の係数と雑音の関係を説
明するもので、(a)は雑音レベルが「1」のときの水
平、垂直、斜め方向の誤差加重の係数の説明図、(b)
は雑音レベルが「0」のときの水平、垂直、斜め方向の
誤差加重の係数の説明図である。
【図3】図1における雑音とフレームの関係を説明する
もので、(a)は偶数フレームの雑音の説明図、(b)
は偶数フレームの雑音の極性を反転させた奇数フレーム
の雑音の説明図である。
【図4】図1における拡散方向ベクトルの説明図で、
(a)は水平、垂直、斜め方向の誤差加重の係数が1/
2、1/4、1/4のとき(雑音レベルが「1」)の対
応する拡散方向ベクトル及び合成ベクトルの説明図、
(b)は水平、垂直、斜め方向の誤差加重の係数が1/
2、1/2、0のとき(雑音レベルが「0」)の対応す
る拡散方向ベクトル及び合成ベクトルの説明図である。
【図5】理想的な拡散方向ベクトルの説明図である。
【図6】既提案の誤差拡散回路を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10…既提案の誤差拡散回路、 12…映像信号入力端
子、14…斜め方向加算回路、 16…垂直方向加算回
路、18…水平方向加算回路、 20…ビット変換回
路、22…PDP(プラズマ・ディスプレイ・パネ
ル)、 24…誤差検出回路、26…kライン,eドッ
ト遅延回路、 28…hライン遅延回路、30…dドッ
ト遅延回路、 32…誤差加重値設定回路、34…切換
信号入力端子、 42…垂直・斜め方向加算回路、44
…雑音加算回路、 46…映像信号入力端子、 48…
誤差演算回路、50…偏差データ入力端子、 52…1
/2係数器、54…ラインメモリ出力端子、 56…F
IFOメモリ、58…ライン遅延入力端子、 60…第
1係数切換回路、61…加算回路、 62…第2係数切
換回路、 64…垂直・斜め拡散端子、66…雑音入力
端子、 68…レベル制御回路、D1〜D4、D6、D
8〜D10…1ドット遅延回路、D5…水平方向遅延回
路の一例としての1ドット遅延回路、D7…dドット遅
延回路の一例としての1ドット遅延回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/02 9377−5H G09G 5/02 D (72)発明者 小野寺 純一 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 (72)発明者 小林 正幸 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 (72)発明者 傳田 勇人 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル化された入力映像信号に、垂直
    方向の再現誤差を垂直方向加算回路により加算し、斜め
    方向の再現誤差を斜め方向加算回路により加算し、かつ
    水平方向の再現誤差を水平方向加算回路により加算して
    拡散出力信号を得、この拡散出力信号とディスプレイパ
    ネルの発光輝度特性偏差データとの差を誤差演算回路で
    演算し、この演算値に荷重回路で誤差加重のための係数
    を掛けて重み付けをするとともに、垂直方向遅延回路、
    斜め方向遅延回路、水平方向遅延回路のそれぞれで遅延
    させた信号を、再現誤差として前記垂直方向加算回路、
    斜め方向加算回路、水平方向加算回路に出力するように
    した誤差拡散回路において、前記垂直方向遅延回路と斜
    め方向遅延回路を、遅延量がhラインのhライン遅延回
    路と、遅延量がdドットのdドット遅延回路とで構成し
    てなることを特徴とする誤差拡散回路。
  2. 【請求項2】荷重回路は、フレーム毎に極性が反転して
    供給される雑音によって画素毎に誤差加重の係数を切り
    換える係数切換回路を具備してなる請求項1記載の誤差
    拡散回路。
  3. 【請求項3】垂直方向加算回路と斜め方向加算回路は単
    一の垂直・斜め方向加算回路で兼用してなり、係数切換
    回路は、hライン遅延回路の出力に、フレーム毎に極性
    が反転して供給される雑音によって画素毎に切り換わる
    誤差加重係数を掛ける第1係数切換回路と、前記hライ
    ン遅延回路のドット遅延回路を経た出力に、前記雑音に
    よって画素毎に切り換わる誤差加重係数を掛け、垂直方
    向の再現誤差として前記垂直・斜め方向加算回路に出力
    すると共に、前記第1係数切換回路の出力に、前記雑音
    によって画素毎に切り換わる誤差加重係数を掛け、斜め
    方向の再現誤差として前記垂直・斜め方向加算回路に出
    力する第2係数切換回路とからなる請求項2記載の誤差
    拡散回路。
  4. 【請求項4】ディジタル化された入力映像信号に、垂直
    方向の再現誤差を垂直方向加算回路により加算し、斜め
    方向の再現誤差を斜め方向加算回路により加算し、雑音
    を雑音加算回路により加算し、かつ水平方向の再現誤差
    を水平方向加算回路により加算して拡散出力信号を得、
    この拡散出力信号とディスプレイパネルの発光輝度特性
    偏差データとの差を誤差演算回路で演算し、この演算値
    に荷重回路で誤差加重のための係数を掛けて重み付けを
    するとともに、ライン遅延回路とライン・ドット遅延回
    路とドット遅延回路のそれぞれで遅延させた信号を、再
    現誤差として前記垂直方向加算回路と斜め方向加算回路
    と水平方向加算回路に出力するようにした誤差拡散回路
    において、前記ライン遅延回路とライン・ドット遅延回
    路を、遅延量がhラインのhライン遅延回路と、遅延量
    がdドットのdドット遅延回路とで構成してなることを
    特徴とする誤差拡散回路。
  5. 【請求項5】荷重回路は、フレーム毎に極性が反転して
    供給される雑音によって画素毎に誤差加重の係数を切り
    換える係数切換回路を具備してなる請求項4記載の誤差
    拡散回路。
  6. 【請求項6】垂直方向加算回路と斜め方向加算回路は単
    一の垂直・斜め方向加算回路で兼用してなり、係数切換
    回路は、hライン遅延回路の出力に、雑音加算回路で入
    力映像信号に加算されるとともにフレーム毎に極性が反
    転して供給される雑音によって画素毎に切り換わる誤差
    加重係数を掛ける第1係数切換回路と、前記hライン遅
    延回路のドット遅延回路を経た出力に、前記雑音によっ
    て画素毎に切り換わる誤差加重係数を掛け、垂直方向の
    再現誤差として前記垂直・斜め方向加算回路に出力する
    と共に、前記第1係数切換回路の出力に、前記雑音によ
    って画素毎に切り換わる誤差加重係数を掛け、斜め方向
    の再現誤差として前記垂直・斜め方向加算回路に出力す
    る第2係数切換回路とを具備してなる請求項5記載の誤
    差拡散回路。
  7. 【請求項7】hライン遅延回路は約1ライン分のメモリ
    容量を持ったFIFOメモリを主体としてなり、dドッ
    ト遅延回路は1ドット遅延回路を主体としてなる請求項
    1、2、3、4、5または6記載の誤差拡散回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475721B1 (ko) * 2001-10-25 2005-03-10 엘지전자 주식회사 템포럴 효과를 이용한 오차확산방법 및 이를 이용한플라즈마 디스플레이 패널의 구동방법 및 장치
KR100701845B1 (ko) * 2003-06-09 2007-03-30 닛뽕빅터 가부시키가이샤 표시장치의 오차확산처리방법

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