JP2006146172A - 多階調表示装置における画質劣化低減方法 - Google Patents

多階調表示装置における画質劣化低減方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 動画での擬似輪郭状の画質の劣化、隣接する画素での劣化を軽減する多階調表示装置における画質劣化低減方法を提供する。
【解決手段】 複数のサブフィールドからなる入力画像信号の1フィールド期間を、所定の値より小さい階調を表示し階調が増加するに応じて、連続するサブフィールドの重み付けの値が2進法に従った差分値で順次段階的に増加する複数のサブフィールドで構成される第1のサブフィールドグループと、所定の値以上の階調を表示し階調が増加するに応じて連続するサブフィールドの重み付けの値が第1のサブフィールドグループの中で一番大きい重み付けの値の2倍よりも小さい値から2倍の値まで順次段階的に増加する複数のサブフィールドで構成される第2のサブフィールドグループとに分割し、入力画像信号の入力階調に応じて第1及び第2のサブフィールドグループよりサブフィールドを選択し出力階調を得ることで多階調表示を行うようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画素ごとに2値のメモリを有し、多階調を持つ動画像をそれぞれ重み付けが行われる複数の2値の画像を時間的に重ねて表示するサブフィールド法を用いた多階調表示装置における画質劣化低減方法に関する。
近年、テレビ放送やコンピュータの表示装置として、プラズマディスプレイパネル(以下、PDP(Plasma Display Panel)と称する)や液晶ディスプレイなどが普及してきている。
PDPや液晶ディスプレイなど画素ごとに2値のメモリを有する表示装置では、複数のサブフィールド画像を加算することにより、1枚のフィールド画像を作り出すサブフィールド法が用いられている。サブフィールド法により、2値のメモリ効果をもつ表示装置に多階調を持つ画像を表示することが可能になる。
しかし、従来のサブフィールド法を用いた表示方法では、動画像に対して独特の擬似輪郭状のノイズが見られ、画質が劣化するという問題があった。これは、動画像に対しては目がそれを追ってしまうので、目の時間的な積分領域が空間的に変化するために起こる。すなわち、視線が1フィールド表示期間内に複数の画素を移動する速度で動くと、サブフィールドの加算が1つの画素内ではなく複数の画素にまたがって行われ、正常な画像が得られなくなり、画質が劣化して見える。
この画質の劣化を減少させるための方法として、特許文献1に記載された中間調表示方法がある。特許文献1の中間調表示方法によりサブフィールドごとの発光期間を示す説明図を図8−1および図8−2に示す。図8−1および図8−2は24個の2値画像であるサブフィールドを用いて表示するときの例であり、図8−1は24個のサブフィールドを表示する順に並べたうちの前半の12個を示し、図8−2は後半の12個を示す。
各サブフィールドにおいて、図8−1および図8−2の斜線部分が発光する期間である。この部分の発光時間、あるいはこの期間内で発光するパルス数に対し、それぞれのサブフィールドでの重み付けを行う。それぞれのサブフィールドで重み付けを行うことにより、サブフィールドが加算され表示される1フィールドの画像の輝度を変えることができる。
また、それぞれの階調に対してどのサブフィールドが発光するかを示す表を図9に示す。図9は特許文献1の中間調表示方法により、24ビット、639階調の動画像を表示する例である。
図8−1および図8−2において、サブフィールド番号「1」から「5」までの5個のサブフィールドでは、それぞれ2進法に従って「1」、「2」、「4」、「8」、「16」の重み付けが行われ表示される。また、サブフィールド番号「6」から「24」までの19個のサブフィールドでは「32」の重み付けが行われ、連続的な時間幅で変調され表示される。すなわち図9に示すように、階調が32増えるごとに、サブフィールド番号「6」から「24」までの発光するサブフィールドが連続的に1つずつ増えていく。「1」から「31」、「33」から「63」・・・等の間の階調は、サブフィールド番号「1」から「5」までのサブフィールドにおいて2進法に従って発光することにより639階調が表示される。
この方法により、毎フィールド表示期間中に5画素の速度で左の方向に動かしたときの目の時間的な積分量を計算し、2進法に従って増加する重み付けが行われるサブフィールドのみで構成された従来例と比べると、階調が「127」から「128」、あるいは「63」から「64」の画素に視線が変化するとき、すなわち2進法表示で新たなビットが立つ場所でのノイズが軽減される。これにより、動画での擬似輪郭状の画質の劣化を減少させることができる。
特許第3075335号
しかし、サブフィールド数は駆動素子やドライバ等の性能により制限されるため充分なサブフィールド数がとれない場合があり、この場合、上記の特許文献1の技術では隣接する画素間に擬似輪郭状の輝度変化が残ってしまう。これは図10に示すように、電圧がかかっている画素セルとかかっていない画素セルとが隣り合っている場合、電圧がかかっている画素セルの電荷が、電圧がかかっていない画素セルとの境目に流れてしまい、その境界部分が不安定になり暗く発光してしまうことにより起こるものである。特に低階調部分においては高階調部分と比較してデータの大きさに対する輝度の跳躍が大きく、擬似輪郭状の輝度変化が残りやすい。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、動画での擬似輪郭状の画質の劣化、特に低階調において隣接する画素間での劣化を軽減できる画質劣化低減方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための多階調表示装置における画質劣化低減方法は、互いに異なる重み付けをした複数のサブフィールドからなる入力画像信号の1フィールド期間を、所定の値より小さい階調を表示する第1のサブフィールドグループと所定の値以上の階調を表示する第2のサブフィールドグループとに分割し、第1のサブフィールドグループは、階調が増加するに応じて、連続するサブフィールドの重み付けの値が2進法に従って順次段階的に増加する複数のサブフィールドで構成され、第2のサブフィールドグループは、階調が増加するに応じて、連続するサブフィールドの重み付けの値が第1のサブフィールドグループの中で一番大きい重み付けの値の2倍よりも小さい値から2倍の値まで順次段階的に増加する複数のサブフィールドで構成され、入力画像信号の入力階調に応じて第1及び第2のサブフィールドグループよりサブフィールドを選択し出力階調を得ることで多階調表示を行うようにしたことを特徴とする。
本発明の多階調表示装置における画質劣化低減方法によれば、動画での擬似輪郭状の画質の劣化、特に低階調において隣接する画素間での劣化を減少させることができる。
(第1実施形態)
本発明の画質劣化低減方法を実行する多階調表示装置の第1実施形態を図1に示す。本実施形態においては、8ビット256階調で入力される画像を、1フィールドあたり24個のサブフィールドを用いて表示する場合について説明する。
本実施形態による多階調表示装置1は、駆動装置10と、反射型液晶表示素子20と、偏光ビームスプリッタ(以下、「PBS」と称する)30と、ランプ40と、カラーフィルタ50と、スクリーン70とを有する。
駆動装置10は、色信号変換テーブル11と、シフトレジスタ12と、フレームバッファA13と、フレームバッファB14と、サブフィールドシーケンサ15と、サブフィールドシーケンサテーブル16とを有する。
色信号変換テーブル11は、予め格納されている画像信号を異なるビット数の信号に変換するための情報を基に、DVDプレーヤ等の映像機器2から受信した8ビット256階調の映像信号を24ビット520階調のサブフィールド信号に変換する。
シフトレジスタ12は、変換されたサブフィールド信号を設定されたプレーンごとにまとめる。
フレームバッファAとフレームバッファBとは併せてダブルバッファ構造を成しており、シフトレジスタ12で得られたプレーンごとのサブフィールド信号をフレーム毎に交互に一時保存する。
サブフィールドシーケンサ15は、サブフィールドシーケンサテーブル16の情報を基にフレームバッファAまたはフレームバッファBから取得したプレーンごとのサブフィールド信号に重み付けを行って反射型液晶表示素子20に出力する。
サブフィールドシーケンサテーブル16は、発光期間に対する重み付けに関する情報が格納されている。
反射型液晶表示素子20は、それぞれ取得したプレーンごとのサブフィールド信号がONのときは、重み付けされた発光期間に従ってPBS30から入射した光をPBS30を透過して投射させる。サブフィールド信号がOFFのときは、入射した光を偏光せずにランプ40方向に反射させる。
PBS30は、ランプ40から入射された光を反射して反射型液晶表示素子20に入射させる。
カラーフィルタ50は、ランプ40から放出された光から不要な成分を除去する。
投射レンズ60は、反射型液晶表示素子20から入射した光をスクリーン70に投射する。
スクリーン70は、投射された光を表示する。
本実施形態における多階調表示装置1の動作について説明する。
まず、DVDプレーヤ等の映像機器2から入力された8ビット256階調の映像信号が、色信号変換テーブル11で取得される。色信号変換テーブル11で取得された8ビット256階調の映像信号は、24個のサブフィールドの「ON」、「OFF」を表す24ビットの信号に変換される。
24ビットに変換された映像信号は、シフトレジスタ12で32個ずつの信号にまとめられ、24ビット×32プレーンごとのサブフィールド信号として送出される。
送出されたサブフィールド信号は、ダブルバッファ構造を有するフレームバッファA13またはフレームバッファB14にフレーム毎に格納される。この格納処理は、フレームバッファA13とフレームバッファB14とに対し、1クロックごとに交互に行われる。
フレームバッファA13およびフレームバッファB14に格納されたサブフィールド信号のうち、先に格納された方の信号がサブフィールドシーケンサ15により取得され、サブフィールドシーケンサテーブル16の情報を基に重み付けが行われて反射型液晶表示素子20に出力される。
一方、ランプ40から放出された光はカラーフィルタ50で不要な成分が除去され、PBS30で反射されて反射型液晶表示素子20に入射される。
反射型液晶表示素子20で取得されたサブフィールド信号がONのときは、入射された光がサブフィールド信号の重み付けによる発光期間で駆動され、投射レンズ60に入射される。
投射レンズ60に入射された光はスクリーン70に投射され、1フレームの画像が表示される。
本実施形態において、サブフィールドシーケンサテーブル16に格納されているサブフィールドごとの発光期間に対する重み付けについて、図2−1および図2−2を参照して説明する。
図2−1は、24個のサブフィールドを表示する順に並べたうちの前半の12個を示し、図2−2は後半の12個を示す。図2−1および図2−2において、図8−1および図8−2の中間調表示方法によるサブフィールドごとの発光期間を示す説明図と同様に、各サブフィールドの斜線部分が発光する期間である。
本実施形態において、1フィールドの画像は24個のサブフィールドを用いて表示される。24個のサブフィールドのうち、サブフィールド番号「1」から「5」までの5個のサブフィールドは、階調が増加するに応じて連続するサブフィールドの重み付けの値が2進法に従った差分値で順次段階的に増加する第1のサブフィールドグループであり、「1」、「2」、「4」、「8」、「16」の重み付けが行われる。
残りのサブフィールド番号「6」から「24」までの19個のサブフィールドは、階調が増加するに応じて連続するサブフィールドの重み付けの値が第1のサブフィールドグループの中で一番大きい重み付けの値の2倍よりも小さい値から2倍の値まで順次段階的に増加する第2のサブフィールドグループであり、「16」、「18」、「20」、「20」、「20」、「20」、「20」、「21」、「23」、「26」、「29」、「32」、「32」、「32」、「32」、「32」、「32」、「32」、「32」の重み付けが行われる。このような重み付けの値により、0〜520階調での表示を行うことができる。第2のサブフィールドにおいて「段階的に増加する」とは、上述の「20」の重み付けのように、連続して同じ重み付けの値が続く場合を含むものとする。
この重み付けに関する情報は、サブフィールドシーケンサテーブル16に予め保存される。
これらの重み付けの値に従って、反射型液晶表示素子20で駆動される階調で、スクリーン70に表示が行われる。例えば、すべてのサブフィールドがONの場合は、すべてのサブフィールドの重み付けの値を加算した520/520の階調での表示が行われ、サブフィールド番号「1」、「3」、「5」、「6」、「7」のサブフィールドだけがONの場合は、(1+4+16+16+18)/520つまり、55/520の階調での表示が行われる。
実際のサブフィールドごとの発光期間は、予め設定された係数をこの重み付けの値に乗算した値の駆動クロック数分である。
図3は、それぞれの階調に対してどのサブフィールドが発光して表示するかを示す表である。
図3において、駆動階調「0」から「15」までは、サブフィールド番号「1」から「5」の5個のサブフィールドを用いて2進法に従って増加する重み付けで表示される。また、駆動階調「16」から「33」までは、サブフィールド番号「6」のサブフィールドをONにし、駆動階調からサブフィールド番号「6」の重み付けである「16」を引いた階調である「0」から「17」がサブフィールド番号「1」から「5」の5個のサブフィールドを用いて2進法に従って増加する重み付けで表示される。
次の駆動階調「34」は、サブフィールド番号「1」から「5」のサブフィールドをすべてOFFにし、サブフィールド番号「6」および「7」のサブフィールドをONにすることによりサブフィールド番号「6」の重み付け「16」とサブフィールド番号「7」の重み付け「18」が加算されて表示が行われる。
同様に、駆動階調「114」から「133」までは、サブフィールド番号「6」から「11」のサブフィールドをONにし、駆動階調からサブフィールド番号「6」から「11」の重み付けの合計である「114」を引いた階調である「0」から「19」がサブフィールド番号「1」から「5」の5個のサブフィールドを用いて2進法に従って増加する重み付けで表示される。
次の駆動階調「134」は、サブフィールド番号「1」から「5」のサブフィールドをすべてOFFにし、サブフィールド番号「6」から「12」のサブフィールドをONにすることによりサブフィールド番号「6」から「12」の重み付けの合計「134」で表示が行われる。
また図4は、本実施形態の各サブフィールドにおいて、最初にONになったときの階調における、全階調により正規化された階調の値および階調により正規化された位相差の値を示す表である。ここで、全階調により正規化された階調の値とは、該当する階調を全階調数である520で割った値である。また、階調により正規化された位相差の値とは、位相差(連続する階調間で「ON」「OFF」が異なる重み付けの値の合計)を該当する階調で割った値である。
図5は、比較のために算出された従来例の各サブフィールドにおいて、図4と同様に、最初にONになったときの階調における、全階調により正規化された階調の値および階調により正規化された位相差の値を示す表である。
図4および図5において算出された正規化された階調の値を横軸に、正規化された位相差の値を縦軸にとったグラフを図6に示す。図6において、点線は図4の本実施形態によるサブフィールドの重み付けで算出された値によるグラフであり、実線は図5の従来例によるサブフィールドの重み付けで算出された値によるグラフである。
図6のグラフにより、従来例のグラフと比較して本実施形態では、正規化された階調の値が約0.4より下で位相差が明らかに減少していることがわかる。位相差が減少することにより、隣接する画素間での輝度の飛躍が小さくなる。
例えば31階調と32階調とを例にとると、従来の方法では図9に示すように、31階調を表すときにサブフィールド番号「1」から「5」までがすべて発光してサブフィールド番号「6」以降がすべて消灯し、32階調を表すときにはサブフィールド番号「6」のみが発光して他のサブフィールドはすべて消灯している。これにより、発光しているサブフィールド番号は31階調と32階調とですべて異なり、正規化された位相差の値は1.96875になる。
これに対し、図3に示す本実施形態では、31階調を表すときにサブフィールド番号「1」から「4」および「6」が発光して他のサブフィールドが消灯し、32階調を表すときにはサブフィールド番号「6」および「7」が発光して他のサブフィールドが消灯している。これにより、31階調と32階調とも発光しているサブフィールドがあること(サブフィールド「6」)、32階調で新たに発光したサブフィールド番号「7」の重み付けが「16」であり図9の従来例の半分であることから正規化された位相差の値は0.96875と従来例の約半分以下になっている。また、発光するサブフィールドが番号順ではなく「1」〜「4」および「6」とし、「5」を跳ばすことによりそれ以降の高階調の表示との位相差が少なくなる。
このように本実施形態においては、発光するサブフィールドの順番は、滑らかな位相差で階調が上がっていくように任意に決めることができる。滑らかな位相差で階調が上がることにより、階調間での位相差が縮まってノイズが減少し、隣り合った画素間での輝度差も従来例より小さくなるため表示画像の疑似輪郭状の画質劣化は大きく改善される。本実施形態では、特に画質の向上が難しい低階調において顕著な効果がある。
(第2実施形態)
本発明の画質劣化低減方法を実行する多階調表示装置の第2実施形態によるサブフィールドの構成を図7−1および図7−2に示す。ここで、図7−1は、24個のサブフィールドを表示する順に並べたうちの前半の12個を示し、図7−2は後半の12個を示す。
本実施形態は、第1実施形態と同じ値で重み付けが行われたサブフィールド番号「1」から「24」のサブフィールドが、順番を変更して表示されるようにしたものである。
本実施形態では、サブフィールド番号が「24」、「22」、「20」、「18」、「16」、「14」、「12」、「10」、「8」、「6」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「7」、「9」、「11」、「13」、「15」、「17」、「19」、「21」、「23」の順に表示される。
このように変更することにより、サブフィールド番号「6」〜「24」のサブフィールドの位置が、第1実施形態に比べて、2進法に従って重み付けが行われるサブフィールド番号「1」〜「5」のサブフィールドの位置に近くなる。
この結果、さらに重みの移動距離が短くなり、さらに動画表示時に現れる疑似輪郭状の画質劣化が改善される。
本発明のサブフィールド数は24に限定されず、また重み付けの値も本実施形態の値に限定されない。
本発明の画質劣化低減方法を実行する多階調表示装置の第1実施形態を示すブロック図である。 本発明の多階調表示装置における画質劣化低減方法の第1実施形態において前半に表示するサブフィールドの構成を示す説明図である。 本発明の多階調表示装置における画質劣化低減方法の第1実施形態において後半に表示するサブフィールドの構成を示す説明図である。 本発明の多階調表示方法の第1実施形態において各階調に対してどのサブフィールドが発光するかを示す表である。 本発明の多階調表示方法の第1実施形態における各階調の正規化された階調の値および正規化された位相差の値を示す表である。 従来の中間調表示方法における各階調の正規化された階調の値および正規化された位相差の値を示す表である。 図5および図6で算出された値を表す折れ線グラフである。 本発明の多階調表示装置における画質劣化低減方法の第2実施形態において前半に表示するサブフィールドの構成を示す説明図である。 本発明の多階調表示装置における画質劣化低減方法の第2実施形態において後半に表示するサブフィールドの構成を示す説明図である。 従来の中間調表示方法において前半に表示するサブフィールドの構成を示す説明図である。 従来の中間調表示方法において後半に表示するサブフィールドの構成を示す説明図である。 従来の中間調表示方法において各階調に対してどのサブフィールドが発光するかを示す表である。 従来の中間調表示方法において表示された画素間の電荷の状態を示す概念図である。
符号の説明
1…多階調表示装置
2…映像機器
10…駆動装置
11…色信号変換テーブル
12…シフトレジスタ
13…フレームバッファA
14…フレームバッファB
15…サブフィールドシーケンサ
16…サブフィールドシーケンサテーブル
20…反射型液晶表示素子
30…PBS
40…ランプ
50…カラーフィルタ
60…投射レンズ
70…スクリーン

Claims (1)

  1. 互いに異なる重み付けをした複数のサブフィールドからなる入力画像信号の1フィールド期間を、所定の値より小さい階調を表示する第1のサブフィールドグループと前記所定の値以上の階調を表示する第2のサブフィールドグループとに分割し、
    前記第1のサブフィールドグループは、階調が増加するに応じて、連続するサブフィールドの重み付けの値が2進法に従って順次段階的に増加する複数のサブフィールドで構成され、
    前記第2のサブフィールドグループは、階調が増加するに応じて、連続するサブフィールドの重み付けの値が前記第1のサブフィールドグループの中で一番大きい重み付けの値の2倍よりも小さい値から2倍の値まで順次段階的に増加する複数のサブフィールドで構成され、
    前記入力画像信号の入力階調に応じて前記第1及び第2のサブフィールドグループよりサブフィールドを選択し出力階調を得ることで多階調表示を行うようにしたことを特徴とする多階調表示装置における画質劣化低減方法。

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