JPH09160442A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH09160442A
JPH09160442A JP7338034A JP33803495A JPH09160442A JP H09160442 A JPH09160442 A JP H09160442A JP 7338034 A JP7338034 A JP 7338034A JP 33803495 A JP33803495 A JP 33803495A JP H09160442 A JPH09160442 A JP H09160442A
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JP
Japan
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image forming
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paper
original
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Application number
JP7338034A
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English (en)
Inventor
Kenji Yamada
健次 山田
Yukitaka Nakazato
幸孝 中里
Hideo Yamazaki
秀夫 山崎
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の変倍率で画像形成された各種のサイズ
の用紙を、適切且つ迅速にステープル処理できる簡単な
構成の画像形成装置を提供する。 【解決手段】 ADF3に原稿がセットされ、綴じモー
ドが設定され、倍率設定手段で原稿に画像形成倍率が設
定されると、用紙選択手段により、搬送方向の長さが搬
送方向に直角方向よりも短い用紙を優先して用紙が選択
され、変倍画像形成手段により、用紙の方向が原稿と同
一なら、該画像形成倍率で用紙に原稿の画像形成が行わ
れ、用紙の方向が、原稿に対して90°異なると、原稿
画像が90°回転され、該画像形成倍率で、用紙に原稿
の画像形成が行われ、ステープルトレイ7に載積された
用紙の縁辺部に沿って、ステープル制御手段によりステ
ープラ6が移動され、移動位置で綴じ合わせが行われ、
画像形成済用紙の回転や複雑なステープル機構のない簡
単な構成で、処理時間を短縮させて、用紙束を綴じ合わ
せることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置、特
に、原稿画像を変倍して画像形成し、綴じ処理を行うこ
とが可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿を変倍して画像形成かる変倍機能
と、綴じ処理を行うステープル機能とを備えた画像形成
装置では、ADFに原稿がセットされ、綴じモードが設
定されると、設定された変倍率に対応するサイズの横送
型(ポートレイト型)或いは縦送型(ランドスケープ
型)の用紙が選択され、選択された用紙に、原稿画像が
変倍されて画像形成される。そして、画像形成された用
紙がステープルトレイ上に載積され、載積された用紙に
ステープラにより綴じ処理が施される。
【0003】この場合、設定された変倍率により各種の
サイズの用紙が選択され、同一サイズの用紙でも横送型
と縦送型の何れかが選択されるので、綴じ位置も多種類
発生し、画像形成が行われた用紙を回転したり、ステー
プラを多数位置に配置したりすることが必要になり、構
成が複雑になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述したよ
うなこの種の画像形成装置の現状に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、各種の変倍率で画像形成された各
種のサイズの用紙を、適切且つ迅速にステープル処理す
ることが可能な簡単な構成の画像形成装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、ADFに原稿がセットさ
れ、綴じモードが設定されると、画像形成された用紙
が、ステープルトレイ上に載積され、ステープル手段に
よって綴じ合わせられる画像形成装置において、前記原
稿に対する画像形成倍率を設定する倍率設定手段と、該
倍率設定手段により、前記原稿に対して倍率変更が行わ
れると、変倍画像の形成に使用する用紙を、搬送方向の
長さが搬送方向に直角な方向よりも短い用紙を優先して
選択する用紙選択手段と、該用紙選択手段で選択された
用紙の方向が前記原稿と同一であると、前記原稿の画像
を設定された画像形成倍率で、前記選択された用紙に画
像形成し、前記選択された用紙の方向が、前記原稿に対
して90°異なると、前記原稿の画像を90°回転し
て、設定された画像形成倍率で、前記選択された用紙に
画像形成する変倍画像形成手段と、該変倍画像形成手段
により画像形成され、前記ステープルトレイ上に載積さ
れた用紙に対して、該用紙のサイズに対応して、前記ス
テープル手段を該用紙の一縁辺部に沿って移動させ、移
動位置で前記ステープル手段にステープル処理を行わせ
るステープル制御手段とを有することを特徴とするもの
である。
【0006】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置に対し
て、前記ADFにセットされる原稿にサイズの異なる原
稿が存在すると、前記倍率設定手段に、他の動作に優先
して、異なるサイズの原稿に対して、共通サイズの原稿
にサイズを一致させる倍率設定を行わせる倍率調整制御
手段が設けられていることを特徴とするものである。
【0007】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置に対し
て、前記ステープル制御手段の作動時に、綴じ位置の変
更を示す表示手段が設けられていることを特徴とするも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態
を、図1ないし図6を参照して説明する。図1は本実施
の形態の全体構成を示す説明図、図2は本実施の形態の
綴じユニットの構成を示す斜視図、図3は本実施の形態
の第1の動作例を示す説明図、図4は本実施の形態の第
2の動作例を示す説明図、図5は本実施の形態の第3の
動作例を示す説明図、図6は本実施の形態の他の綴じ方
式の説明図である。
【0009】本実施の形態に係る画像形成装置10は、
図1に示すように、筺体C1に収容された画像形成ユニ
ット1と、筺体C2に収容されたフィニッシャユニット
2とからなり、筺体C1、C2は互いに電気的に接続さ
れ、筺体C1の上部には、セット載積された原稿を一枚
ずつ供給するADF3が配設されている。筺体C1内に
おいて、ADF3の下方にADF3から供給された原稿
を読み取る光学系4が配設され、光学系4の下方に光学
系4が読み取った原稿画像を感光体ドラム12に書込む
書込部5が配設されている。
【0010】筺体C1内において、書込部5の下方に感
光体ドラム12、現像器13、転写器20、定着器14
を備え、感光体ドラム12に形成された原稿画像の静電
潜像をトナー像に現像し、さらに用紙に転写する画像形
成部5が配設されている。また、筺体C1の一側部に
は、各種サイズの横送型及び縦送型の用紙が収容される
給紙トレイ21a〜21cが取り付けられている。
【0011】一方、筺体C2内には、ステープル処理さ
れる画像形成済みの用紙が送り込まれるステーブルトレ
イ7が配設され、ステーブルトレイ7と定着器14間に
は、画像形成済みの用紙が、ステープルトレイ7に搬送
される搬送路11が形成されている。ステープルトレイ
7の用紙載積面に対向して、用紙を戻し移動させる戻し
ローラ8が配設され、ステープルトレイ7の両側部に
は、ジョガーフェンス17が取り付けられ、ステープル
トレイ7の長手方向の一端部には、ステープル移動モー
タ18で移動自在なステープラ6が配設されている。
【0012】また、本実施の形態には、原稿に対する画
像形成倍率を設定する倍率設定手段、原稿に対して倍率
変更が行われると、変倍画像の形成に使用する用紙を、
搬送方向の長さが搬送方向に直角な方向よりも短い用紙
を優先して選択する用紙選択手段、選択された用紙の方
向が原稿と同一であると、原稿の画像を、設定された画
像形成倍率で選択された用紙に画像形成し、選択された
用紙の方向が、原稿に対して90°異なると、原稿の画
像を90°回転して、設定された画像形成倍率で選択さ
れた用紙に画像形成する変倍画像形成手段、及び変倍画
像形成手段により画像形成され、ステープルトレイ7上
に載積された用紙に対して、用紙のサイズに対応して、
ステープラ6を用紙の一縁辺部に沿って移動させ、移動
位置でステープル処理を行わせるステープル制御手段が
設けられている。
【0013】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。オペレータにより原稿がADF3にセットさ
れ、本体操作部より綴じモードが選択され、スタート釦
が操作されると、ADF3は一枚目の原稿をコンタクト
ガラス上に送り込み、光学系4によって原稿画像が読み
取られ、メモリに読み取られた原稿画像データが格納さ
れる。次いで、二枚目の原稿がADF3によつてコンタ
クトガラス上に送り込まれ、同様に光学系4によって原
稿画像が読み取られ、読み取られた原稿画像データがメ
モリに格納される。以下、同様にして、全ての原稿の原
稿画像が光学系4によつて読み取られ、読み取られた原
稿画像データがメモリに格納される。
【0014】次いで、倍率設定手段により設定された画
像形成倍率での画像形成に使用する用紙が、搬送方向の
長さが搬送方向に直角な方向よりも短い用紙を優先し
て、用紙選択手段によって、給紙トレイ21a〜21c
に対して選択される。そして、変倍画像形成手段が作動
し、選択された用紙の方向が、原稿に対して90゜異な
る場合には、原稿画像が90゜回転され、入力された原
稿順にメモリから格納されている原稿画像データが読み
出され、設定された画像形成倍率で、書込部5によっ
て、感光体ドラム12に原稿画像の静電潜像が形成さ
れ、現像器13によって該静電潜像がトナー像に現像さ
れる。また、感光体ドラム12に形成されたトナー像位
置が、転写位置に達するのに同期して、選択された用紙
が転写位置に達し、転写器20によって、選択された用
紙に対して感光体ドラム12のトナー像が転写される。
【0015】このようにして、原稿画像が設定された画
像形成倍率で画像形成された用紙は、搬送路11を介し
て、フィニッシャユニット2のステープルトレイ7に送
り込まれ、ジョガーフェンス17及び戻しローラ8によ
る揃え動作が行われ、揃え動作が終了すると、ステープ
ラ6による綴じ処理が行われ、綴じ処理が終了した用紙
束は、放出ベルト9及び排出ローラ16によってトレイ
15上に排出される。
【0016】この一連の動作を、具体的な各方法に対応
して逐次説明する。 [第1の動作例]本動作例は、図3に示すように、A4
Y型(A4サイズのポートレイト型)の原稿25を使用
し、この原稿25をA5サイズに縮小画像形成する場合
である。
【0017】先ず、ADF3にセットされた原稿25
と、倍率設定手段によって設定された画像形成倍率とに
よって、用紙選択手段は、画像形成される用紙がA5サ
イズであると判定し、A5サイズの用紙の有無の判定を
給紙トレイ21a〜21cに対して行い、ステップS1
でA5サイズの用紙がないと判定すると、ステップS2
で表示部に「対応サイズの用紙がありません」というメ
ッセージを表示し、オペレータに用紙の補充を促す。
【0018】また、ステップS3で、A5T型(A5サ
イズの縦送型)の用紙だけが、給紙トレイ21a〜21
cの何れかに収納されていると判定されると、ステップ
S4で、変倍画像形成手段によつて、メモリに格納され
ている原稿画像データが90°回転された状態で、倍率
設定手段で設定された画像形成倍率により、選択された
A5T型の用紙に対して画像形成が行われる。
【0019】そして、この場合には、原稿25の綴じ位
置27aが、用紙では28b位置に変更されるので、表
示部に「綴じサイドが変更になります」とのメッセージ
が表示され、オペレータが綴じサイドの変更を了解して
継続釦を操作すると、画像形成が進行され、原稿画像が
それぞれ画像形成された用紙がステープルトレイ7に載
積され、ステープル制御手段によつて、ステープラ6が
用紙の一縁辺部に沿って、A5T型用紙に対応する所定
位置まで移動し、該位置で用紙束に対して、ステープラ
6により綴じ処理が施され、綴じ処理が施された用紙束
は、放出ベルト9と排出ローラ16とによつてトレイ1
5に排出される。
【0020】一方、用紙選択手段によって、給紙トレイ
21a〜21cの何れかに、ステップS6で、A5Y型
(A5サイズの横送型)の用紙とA5T型の用紙が共に
収納されていると判定された場合、或いはステップS5
で、A5Y型の用紙のみが収納されていると判定された
場合には、ステップS7で、変倍画像形成手段によっ
て、倍率設定手段で設定された画像形成倍率により、選
択されたA5Y型の用紙に対して画像形成が行われる。
この場合は、A5Y型の用紙の上縁と左縁が、原稿25
の上縁と左縁に一致対応した状態で、画像形成が自動的
に進行し、原稿画像がそれぞれ画像形成された用紙がス
テープルトレイ7に載積され、ステープラ6によって、
用紙束に対して、原稿25の綴じ位置27aに対応する
綴じ位置28aにおいて綴じ処理が施され、綴じ処理が
施された用紙束は、放出ベルト9と排出ローラ16とに
よつてトレイ15に排出される。
【0021】[第2の動作例]本動作例は、図4に示す
ように、A3T型(A3サイズのランドスケープ型)の
原稿26を使用し、この原稿26をA4サイズに縮小画
像形成する場合である。
【0022】先ず、ADF3にセットされた原稿26
と、倍率設定手段によって設定された画像形成倍率とに
よって、用紙選択手段は、画像形成される用紙がA4サ
イズであると判定し、A4サイズの用紙の有無の判定を
給紙トレイ21a〜21cに対して行い、ステップS1
1でA4サイズの用紙がないと判定すると、ステップS
12で表示部に「対応サイズの用紙がありません」とい
うメッセージを表示し、オペレータに用紙の補充を促
す。
【0023】また、ステップS13で、A4T型(A4
サイズの縦送型)の用紙だけが、給紙トレイ21a〜2
1cの何れかに収納されていると判定されると、ステッ
プS14で、変倍画像形成手段によって、倍率設定手段
で設定された画像形成倍率により、選択されたA4T型
の用紙に対して画像形成が行われる。
【0024】この場合は、A4T型の用紙の上縁と左縁
が、原稿26の上縁と左縁に一致対応した状態で、画像
形成が自動的に進行し、原稿画像がそれぞれ画像形成さ
れた用紙がステープルトレイ7に載積され、ステープラ
6によって、用紙束に対して、原稿26の綴じ位置27
bに対応する綴じ位置28bにおいて綴じ処理が施さ
れ、綴じ処理が施された用紙束は、放出ベルト9と排出
ローラ16とによつてトレイ15に排出される。
【0025】一方、用紙選択手段によって、給紙トレイ
21a〜21cの何れかに、ステップS16で、A4T
型(A4サイズの縦送型)の用紙とA4Y型の用紙が共
に収納されていると判定された場合、或いはステップS
15で、A4Y型の用紙のみが収納されていると判定さ
れた場合には、ステップS17で、変倍画像形成手段に
よつて、メモリに格納されている原稿画像データが90
°回転された状態で、倍率設定手段で設定された画像形
成倍率により、選択されたA4Y型の用紙に対して画像
形成が行われる。
【0026】そして、この場合には、綴じ位置が原稿2
6の綴じ位置27bから28a位置に変更されるので、
表示部に「綴じサイドが変更になります」とのメッセー
ジが表示され、オペレータが綴じサイドの変更を了解し
て継続釦を操作すると、画像形成が進行され、原稿画像
がそれぞれ画像形成された用紙がステープルトレイ7に
載積され、ステープル制御手段によつて、ステープラ6
が用紙の一縁辺部に沿って、A4Y型用紙に対応する所
定の綴じ位置28aまで移動し、該位置で用紙束に対し
て、ステープラ6により綴じ処理が施され、綴じ処理が
施された用紙束は、放出ベルト9と排出ローラ16とに
よつてトレイ15に排出される。
【0027】このように、各動作例によると、Y型及び
T型の原稿のサイズ縮小の画像形成においては、画像形
成時間を短縮するために、Y型の用紙が優先して選択さ
れ、変倍画像形成手段により、必要な場合には原稿画像
データを90°回転させて、画像形成が行われるので、
画像形成済の用紙を回転させたり、複雑な機構のステー
プラを設けたりしない簡単な構成で、搬送時間を可能な
限り短縮して、効率的に画像形成を行い、ステープル制
御手段によつて、必要な場合にはステープラ6を移動し
て、用紙サイズに対応して適切な綴じ処理を行うことが
可能になる。
【0028】[第3の動作例]本動作例は、ADF3に
セットされた原稿にサイズの異なる原稿が混入されてい
た場合の本実施の形態の動作である。
【0029】図5(a)に示すように、ADF3にセッ
トされたA4Y型の原稿27a、27b、27dにA3
T型の原稿28が混入されていた場合には、倍率調整制
御手段が、共通サイズの原稿27a、27b、27d
に、異なるサイズの原稿28が混入されていることを検
知し、指令信号を発して、倍率設定手段に、他の動作に
優先して、異なるサイズの原稿に対して、共通サイズの
原稿にサイズを一致させる倍率設定を行わせる。
【0030】このために、通常の画像形成動作が行われ
ると、倍率調整制御手段の指令によって、倍率設定手段
による原稿28の倍率設定が行われ、図5(b)に示す
ように、全ての原稿がA4Y型の用紙に画像形成され
る。すでに説明した第1の動作例或いは第2の動作例が
行われる場合には、異なるサイズの原稿28に対して、
共通サイズの原稿27a、27b、27dにサイズを一
致させる倍率設定が行われた後に、第1の動作例或いは
第2の動作例の動作が行われる。
【0031】このように、本動作例によると、倍率調整
制御手段の指令で、倍率設定手段が他の動作に優先し
て、異なるサイズの原稿に対して、共通サイズの原稿に
サイズを一致させる倍率設定を行うので、ADF3にセ
ットされた原稿にサイズの異なる原稿が混入していて
も、サイズを統一した画像形成と綴じ処理を行うことが
可能になる。
【0032】なお、各動作例では、画像形成済みの用紙
を肩綴じする場合を説明したが、本発明は各動作例に限
定されるものではなく、図6(a)に示すように、左縁
部二個所の綴じ位置30aで綴じられたのY型原稿を、
変倍してT型用紙の上縁部二個所の綴じ位置31bで綴
じて製本し、或いは変倍してY型用紙の左縁部二個所の
綴じ位置31aで綴じて製本することができる。
【0033】また、同図(b)に示すように、上縁部二
個所の綴じ位置30bで綴じられたT型原稿を、変倍し
てT型用紙の上縁部二個所の綴じ位置31bで綴じて製
本し、或いは、変倍してY型用紙の左縁部二個所の綴じ
位置31aで綴じて製本することができる。何れの場合
も、変倍画像が形成される用紙のサイズに応じて、ステ
ープル制御手段によって、ステープラ6が所定位置に移
動し、最適位置において所定の間隔で二個所の綴じが行
われる。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、ADFに
原稿がセットされ、綴じモードが設定され、倍率設定手
段により、原稿に画像形成倍率が設定されると、用紙選
択手段によって、使用用紙が、搬送方向の長さが搬送方
向に直角な方向よりも短い用紙を優先して選択され、変
倍画像形成手段によって、選択された用紙の方向が原稿
と同一であると、設定された画像形成倍率で、選択され
た用紙に原稿の画像形成され、選択された用紙の方向
が、原稿に対して90°異なると、原稿の画像が90°
回転され、設定された画像形成倍率で、選択された用紙
に原稿の画像形成が行われ、ステープルトレイに載積さ
れた用紙に対して、該用紙のサイズに対応して、ステー
プル制御手段によって、ステープル手段が該用紙の縁辺
部に沿って移動され、移動位置でステープル手段による
綴じ合わせが行われるので、画像が形成された用紙の回
転や複雑なステープル機構が不要な簡単な構成で、処理
時間を短縮させて、用紙を所望位置で綴じ合わせること
が可能になる。
【0035】請求項2記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、ADFにセットされ
る原稿にサイズの異なる原稿が存在すると、制御手段
が、倍率変更手段に、異なるサイズの原稿に対して、共
通サイズの原稿にサイズを一致させる変倍を行わせるの
で、異なるサイズの原稿が含まれる原稿に対して、同一
サイズ画像形成と綴じ合わせ処理を行うことが可能にな
る。
【0036】請求項3記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、ステープル制御手段
の作動時に、綴じ位置の変更が表示手段に表示されるの
で、オペレータは、綴じ位置の変更を確認して綴じ処理
を進行させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の全体構成を示す説明図
である。
【図2】同実施の形態の綴じユニットの構成を示す斜視
図である。
【図3】同実施の形態の第1の動作を示す説明図であ
る。
【図4】同実施の形態の第2の動作を示す説明図であ
る。
【図5】同実施の形態の第3の動作を示す説明図であ
る。
【図6】同実施の形態の他の綴じ方式の説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成ユニット 2 フィニッシャユニット 3 ADF 4 光学系 5 画像形成部 6 ステープラ 7 ステープルトレイ 10 画像形成装置 17 ジョガーフェンス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ADFに原稿がセットされ、綴じモード
    が設定されると、画像形成された用紙が、ステープルト
    レイ上に載積され、ステープル手段によって綴じ合わせ
    られる画像形成装置において、 前記原稿に対する画像形成倍率を設定する倍率設定手段
    と、 該倍率設定手段により、前記原稿に対して倍率変更が行
    われると、変倍画像の形成に使用する用紙を、搬送方向
    の長さが搬送方向に直角な方向よりも短い用紙を優先し
    て選択する用紙選択手段と、 該用紙選択手段で選択された用紙の方向が前記原稿と同
    一であると、前記原稿の画像を設定された画像形成倍率
    で、前記選択された用紙に画像形成し、前記選択された
    用紙の方向が、前記原稿に対して90°異なると、前記
    原稿の画像を90°回転して、設定された画像形成倍率
    で、前記選択された用紙に画像形成する変倍画像形成手
    段と、 該変倍画像形成手段により画像形成され、前記ステープ
    ルトレイ上に載積された用紙に対して、該用紙のサイズ
    に対応して、前記ステープル手段を該用紙の一縁辺部に
    沿って移動させ、移動位置で前記ステープル手段にステ
    ープル処理を行わせるステープル制御手段とを有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置に対して、
    前記ADFにセットされる原稿にサイズの異なる原稿が
    存在すると、前記倍率設定手段に、他の動作に優先し
    て、異なるサイズの原稿に対して、共通サイズの原稿に
    サイズを一致させる倍率設定を行わせる倍率調整制御手
    段が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置に対して、
    前記ステープル制御手段の作動時に、綴じ位置の変更を
    示す表示手段が設けられていることを特徴とする画像形
    成装置。
JP7338034A 1995-12-02 1995-12-02 画像形成装置 Pending JPH09160442A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11242300A (ja) * 1998-02-26 1999-09-07 Konica Corp 複写装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11242300A (ja) * 1998-02-26 1999-09-07 Konica Corp 複写装置

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