JPH0915969A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0915969A
JPH0915969A JP8107723A JP10772396A JPH0915969A JP H0915969 A JPH0915969 A JP H0915969A JP 8107723 A JP8107723 A JP 8107723A JP 10772396 A JP10772396 A JP 10772396A JP H0915969 A JPH0915969 A JP H0915969A
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JP
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toner
carrying
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JP8107723A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Sugiyama
敏弘 杉山
Mugijirou Uno
麦二郎 宇野
Tetsuo Yamanaka
哲夫 山中
Eisaku Murakami
栄作 村上
Satoru Komatsubara
悟 小松原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第2トナー搬送手段上に必要時以外はトナー
を転移付着させないようにする。 【解決手段】 一成分系トナーを担持する現像ローラ14
と、この現像ローラ14および静電潜像を担持する感光体
1に当接し、現像ローラ14よりトナーを転移付着させ、
感光体1の静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形
成させる中間ローラ17とを現像装置に備え、複数枚連続
通紙時の記録紙間の記録紙領域外現像時に、現像ローラ
14への印加バイアスを変更することによって、現像ロー
ラ14,中間ローラ17間の電界の向きを、記録紙領域現像
時とは異なった向きに変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、普通紙複写機,普
通紙ファクシミリ,プリンタ等の電子写真記録装置に適
用される現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の現像装置として
は、特開平6−175477号公報記載のものがある。
【0003】この特開平6−175477号公報によれば、一
成分高抵抗トナーが収納された現像器に、そのトナーを
トナー補給ローラから受け、表面に吸着させる磁極部が
備えられた第1トナー搬送手段(搬送ローラ)を設け、さ
らに第1トナー搬送手段からのトナーを電気的に転移付
着させる弾性を有する第2トナー搬送手段(トナー搬送
ローラ)を、第1トナー搬送手段と感光体ドラムとの間
に設けた構成であり、第1トナー搬送手段の逆チャージ
トナーを第2トナー搬送手段に転移させないようにした
ことにより、第2トナー搬送手段によって感光体ドラム
上の静電潜像に適正に帯電したトナーを供給することを
可能にした現像装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、静電潜像を
トナー像化している時以外は、第2トナー搬送手段上に
トナーがなくても作像プロセスとしては問題ない。しか
し、感光体と接触している部材にトナーが付着している
場合は、付着していない場合に比べて感光体に無駄にト
ナーが付着しやすくなる。このようなことは、トナーの
無駄使いになるだけでなく、地汚れが発生し易い状況と
なり、画像が汚れる原因にもなる。
【0005】本発明は、このような問題点を解決し、第
2トナー搬送手段上に必要時以外はトナーを転移付着さ
せないようにした現像装置を提供することをその課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、一成分系トナーを担持する第1トナー搬
送手段と、この第1トナー搬送手段および静電潜像を担
持する像担持体に当接し、前記第1トナー搬送手段より
トナーを転移付着させ、前記像担持体の静電潜像にトナ
ーを付着させてトナー像を形成させる第2トナー搬送手
段とを有する現像装置において、複数枚連続通紙時の記
録紙間の記録紙領域外現像時に、前記第1トナー搬送手
段(第2トナー搬送手段)への印加バイアスを変更するこ
とによって、前記第1トナー搬送手段と前記第2トナー
搬送手段との間の電界の向きを、記録紙領域現像時とは
異なった向きに変化させる制御手段を設けたことを特徴
とする。このような構成によれば、記録紙領域の現像が
終了し次の記録紙領域の現像が始まるまでの間に、第1
トナー搬送手段、または第2トナー搬送手段にかけるバ
イアスを切り換えることにより、第1トナー搬送手段と
第2トナー搬送手段との間の電界の向きが、記録紙領域
現像時とは異なった向きに切り換わり、第2トナー搬送
手段上のトナーが静電気の力により第1トナー搬送手段
へと転移付着して回収されるようになる。
【0007】また、トナー像形成前の記録紙間の記録紙
領域外現像時に、前記第1トナー搬送手段(第2トナー
搬送手段)への印加バイアスを変更することによって、
前記第1トナー搬送手段と前記第2トナー搬送手段との
間の電界の向きを、記録紙領域現像時とは異なった向き
に変化させる制御手段を設けたことを特徴とする。この
ような構成によれば、感光体を駆動し始めてから記録紙
領域の現像が始まるまでの間に、第1トナー搬送手段、
または第2トナー搬送手段にかけるバイアスを切り換え
ることにより、第1トナー搬送手段と第2トナー搬送手
段との間の電界の向きが、記録紙領域現像時とは異なっ
た向きに切り換わり、第2トナー搬送手段上のトナーが
第1トナー搬送手段へと転移付着するようになり、記録
紙領域の現像が始まるときには第2トナー搬送手段上の
トナーが第1トナー搬送手段に回収される。
【0008】また、記録紙領域内でかつトナー像を形成
しない領域の現像時に、前記第1トナー搬送手段(第2
トナー搬送手段)への印加バイアスを変更することによ
って、前記第1トナー搬送手段と前記第2トナー搬送手
段との間の電界の向きを、記録紙領域現像時とは異なっ
た向きに変化させる制御手段を設けたことを特徴とす
る。このような構成によれば、記録紙の一部にしか画像
が無く、記録紙領域内であってもトナー像を形成しない
領域が通過する間に、第1トナー搬送手段、または第2
トナー搬送手段にかけるバイアスを切り換えることによ
り、第1トナー搬送手段と第2トナー搬送手段との間の
電界の向きが、記録紙領域現像時とは異なった向きに切
り換わり、第2トナー搬送手段上のトナーが第1トナー
搬送手段へと転移付着するようになり、バイアスを切り
換えた領域においてはトナーが消費されなくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の実施形態における現像装置
を備えた電子写真記録装置の基本構成を示す構成図であ
り、1は像担持体であるドラム状の感光体、2は感光体
1表面を帯電する帯電器、3は帯電した感光体1上を露
光して静電潜像を形成する光書き込み装置、4は、静電
潜像に一成分系トナーを転移付着させ、静電潜像を可視
像化させる現像装置を示す。また、5はカット紙10にト
ナー像を転写させる転写器、6はカット紙10の表面にト
ナー像を熱定着させる定着器、7は定着後のカット紙10
を外部に排出する排出ローラ、8は感光体1上の残留ト
ナーを除去するクリーニング器、9は、感光体1上の電
荷を除去し、感光体1を初期状態に戻す除電器、10は記
録紙であるカット紙、11はカット紙10を搬送する給紙ロ
ーラ、12は給紙ローラ11からのカット紙10をタイミング
を取りながら転写器5に送り出すレジストローラ、13
は、レジストローラ12の下流側近傍にあり、転写器5に
搬送するカット紙10の先端および後端を検出するペーパ
ー位置センサを示す。
【0011】図2は本発明の実施形態の現像装置の基本
構成を示す構成図であり、14は第1トナー搬送手段であ
る現像ローラを示し、この現像ローラ14はある一定のピ
ッチで着磁されているハードなローラである。15は、現
像ローラ14に対し一定の圧力で当接してトナー量を規制
する、金属性の弾性体からなるドクターブレード、16
は、トナーを撹拌しながら、現像ローラ14にトナーを送
る補給ローラ、17は第2トナー搬送手段である中間ロー
ラを示し、この中間ローラ17は導電性ゴム等により形成
されたソフトなローラであり、適切な当接量を維持して
現像ローラ14と感光体1に当接している。これらの部材
が現像装置4に備えられている。なお、18は中間ローラ
17に対してバイアスVbを印加する中間ローラバイアス
印加手段、19は現像ローラ14に対してバイアスVbAを印
加する現像ローラバイアス印加手段を示す。
【0012】また、Sは感光体1における光書き込み装
置3による光書き込み位置、Pは現像ローラ14と中間ロ
ーラ17との接触点、Qは中間ローラ17と感光体1との接
触点もしくはニップ部、Rは転写位置もしくは転写器5
と感光体1との接触点を示す。
【0013】次に、電子写真プロセスについて説明す
る。
【0014】感光体1は図1において左回りに回転す
る。この感光体1に対し帯電器2が表面を一様に帯電さ
せ、帯電した感光体1の表面は回転に伴って移動し、光
書き込み装置3で露光され静電潜像が形成される。さら
に感光体1が回転し、現像装置4によって静電潜像に選
択的にトナーが供給され、感光体1上にトナー像が形成
される。このトナー像は、あるタイミングで同期を取っ
て給紙ローラ11,レジストローラ12によって送りこまれ
るカット紙10上に、転写器5によって転写される。転写
されたトナーが付着したカット紙10は、定着器6で定着
され、排出ローラ7によって装置外部に排出され、ハー
ドコピー化される。
【0015】また、転写器5を通過した後、転写し切れ
ずに感光体1上に残留したトナーは、クリーニング器8
によって回収され、さらに感光体1上の残留電荷は除電
器9で除電され、感光体1の表面電位を略0Vにして再
び帯電器2に戻る。これらの一連の動作を繰り返すこと
で連続的にハードコピーを形成する。
【0016】次に現像プロセスについて図2を参照しな
がら説明する。
【0017】現像時において、現像ローラ14および中間
ローラ17は、図中、反時計回りに回転し、感光体1は時
計回りに回転する。そして、まず、補給ローラ16の回転
により、トナーが現像ローラ14の真下まで運ばれる。運
ばれたトナーは、一成分現像磁性トナーであって磁性を
有しているので、着磁されている現像ローラ14の表面に
吸着する。そして、現像ローラ14の表面に形成されたト
ナー層は、現像ローラ14の回転にしたがって搬送され、
金属製のドクターブレード15によって薄層化されると共
に摩擦帯電し、電荷を有するようになる。なお、トナー
の正規の帯電極性はマイナスとして、以下、説明する。
【0018】さらに、帯電器2によって均一に約−750
Vに帯電した感光体1の表面に対し、光書き込み装置3
が露光することにより、その露光部分の表面電位は約−
100Vになる。すなわち画像記録部が約−100V,非露光
部分である地肌部が約−750Vの静電潜像が感光体1の
表面に形成される。このように帯電した感光体1に対し
て、中間ローラ17には約−400Vの中間ローラバイアス
bがかけられており、現像ローラ14には約−700Vの現
像ローラバイアスVbAがかけられている。
【0019】この時、トナーの帯電極性はマイナスであ
り、かつ中間ローラ17の表面電位が現像ローラ14の表面
電位よりも高いために、マイナス帯電した現像ローラ14
の表面のトナーは、中間ローラ17と現像ローラ14との接
触部Pにおいて中間ローラ17に転移付着するようにな
る。その結果、中間ローラ17の表面にはトナー層が形成
される。なお、現像ローラ14の表面にプラス帯電したト
ナーが存在した場合、中間ローラ17の表面電位が現像ロ
ーラ14の表面電位よりも高いために、プラスに帯電した
トナーは中間ローラ17に転移することはない。
【0020】さらにまた、感光体1の表面において、地
肌部は中間ローラ17の表面電位より低くなっており、画
像記録部は中間ローラ17の表面電位より高くなってい
る。そのため、中間ローラ17の表面のトナーは静電潜像
の部分にのみ選択的に転移付着するようになり、感光体
1の表面にはトナー像が形成される。
【0021】そして、感光体1上に形成されたトナー像
は、転写器5によってカット紙10に転写され、熱定着が
なされた後、外部にカット紙10が排紙される。
【0022】図3は第1実施形態の要部を示す説明図で
あり、20は現像ローラバイアスVbAを−700Vまたは−1
00Vに切り換えるための現像ローラバイアス切り換えス
イッチ、21は感光体1の駆動源となるメインモータ、22
はペーパー位置センサ13の出力を基に現像ローラバイア
ス切り換えスイッチ20の切り換え制御を行うMPU(マ
イクロプロセッサユニット)を示す。また、中間ローラ
バイアスVbは−400Vに設定されている。
【0023】次に、現像ローラバイアス切り換えスイッ
チの動作制御について、図3(a)を参照しながら説明す
る。
【0024】現像ローラバイアス切り換えスイッチ20の
切り換えタイミングは、ペーパー位置センサ13によるカ
ット紙10の先端および後端の検知信号をトリガとするこ
とができる。例えば、ペーパー位置センサ13によるカッ
ト紙10の先端検知をトリガとする場合は、先端検知信号
とカット紙10の長さに基づいて現像ローラバイアスVbA
の切り換えタイミングを算出し、また、ペーパー位置セ
ンサ13によるカット紙10の後端検知をトリガとする場合
は、ペーパー位置センサ13と転写位置間の距離に基づい
て予めタイミングを算出する。そして、カット紙10の先
端あるいは後端を検知した時点から、算出時間が経過し
た時点で現像ローラバイアスVbAを切り換えるように、
MPU22が現像ローラバイアス切り換えスイッチ20を制
御する。なお、この切り換えタイミングについては光書
き込みの開始を検知した時の信号をトリガとしても良
い。
【0025】複数枚連続通紙時における、先の記録紙に
対応する感光体1の表面の記録紙領域の現像が終了し、
次のカット紙10に対応する感光体1の表面の記録紙領域
の現像が始まるまでの間、すなわちカット紙10の間にお
ける記録紙領域外の現像の間に、現像ローラバイアス切
り換えスイッチ20を切り換え、現像ローラバイアスVbA
を−700Vから−100Vにする。なお、記録紙領域の現像
時には現像ローラバイアスVbAを−700Vにする。
【0026】このような制御によって、カット紙10の間
における記録紙領域外の現像の間は、中間ローラ17の表
面電位が現像ローラ14の表面電位より低くなるため、現
像ローラ14から中間ローラ17へとトナーが転移付着せ
ず、逆に中間ローラ17のトナーが現像ローラ14へとトナ
ーが静電気の力により転移付着するようになる。また、
現像ローラ14と中間ローラ17とは、その接触部Pにおい
て互いにカウンター方向に回転するため、中間ローラ17
上のトナーは機械的な力で剥ぎ取られて現像ローラ14側
に移動し、その結果、中間ローラ17上にトナーがなくな
る。したがって、記録紙領域外の領域においては感光体
1に接触するトナーが中間ローラ17上より回収されてい
るため、トナーが無駄に消費されることはなくなり、さ
らに記録紙領域外の現像の間に中間ローラ17から感光体
1にトナーが付着することもないので、地汚れの発生を
未然に防止することができる。
【0027】なお、記録紙領域外の現像の間において現
像ローラバイアスVbAは、図3(b)に示すように、0V
としてもよく、また、そのようにすることにより切り換
え用の電源を別途設ける必要がなくなる。
【0028】次に第2実施形態について説明する。
【0029】図4は第2実施形態の要部を示す説明図で
あり、23は中間ローラバイアスVbを−400Vまたは−10
00Vに切り換えるための中間ローラバイアス切り換えス
イッチを示す。なお、図1〜図3に示した第1実施形態
における部材と同一の部材には同一の符号を付して、詳
細な説明は省略した。また、現像ローラバイアスVbAは
−700Vに設定される。
【0030】第1実施形態が現像ローラバイアスVbAを
切り換えるものであることに対し、第2実施形態は、中
間ローラバイアスVbを切り換えるようにしたものであ
る。すなわち記録紙領域外の現像の間に、中間ローラバ
イアス切り換えスイッチ23を切り換え、中間ローラバイ
アスVbを−400Vから−1000Vにする。なお、中間ロー
ラバイアスVbを−1000Vにするタイミングは記録紙領
域の後端がニップ部Qを通過した時点とする。さらにそ
の時点から、次の記録紙領域の先端がニップ部Qに到達
する時点における光書き込み位置Sからニップ部Qまで
移動するまでの時間前の時点で−400Vに切り換える。
【0031】このような制御によって、第1実施形態と
同様に、現像ローラ14と中間ローラ17との間にかかる静
電気の力、および機械的な力によって、中間ローラ17上
のトナーが現像ローラ14に回収される。したがって、記
録紙領域外の領域においてトナーが無駄に消費されるこ
とがある程度防止できる。
【0032】以上、本実施形態について述べてきたが、
その他にも次に示すような制御を行っても良い。
【0033】まず、本実施形態によれば、複数枚連続通
紙時における記録紙領域外の現像の間に、現像ローラバ
イアスVbA、または中間ローラバイアスVbを切り換え
たものであるが、感光体1を駆動し始めて記録紙領域の
現像が始まるまでの間に、現像ローラバイアス切り換え
スイッチ20または中間ローラバイアス切り換えスイッチ
23を切り換えて、中間ローラ17上のトナーを現像ローラ
14に回収するとともに、帯電電位が不安定な状態の感光
体1に転移したトナーをクリーニング器8で回収するよ
うにしても良い。またそのようにすることにより、感光
体1を駆動した直後の帯電電位が不安定な状態において
発生しやすい地汚れ、すなわちトナースミアと呼ばれる
地汚れを防止することが可能となる。さらに、最後の記
録紙領域を現像した後に現像ローラバイアスVbA、また
は中間ローラバイアスVbの切り換え制御をすることに
より、必要以上に中間ローラ17にトナーを担持させるこ
となく、感光体1を停止させることができる。その際、
少なくとも感光体1と中間ローラ17とのニップ部Qにト
ナー層が形成されていることが望ましい。
【0034】また同様に、記録紙領域内の一部にしか画
像がなく、記録紙領域内であっても静電潜像の領域以外
の領域を現像する間において、現像ローラバイアス切り
換えスイッチ20または中間ローラバイアス切り換えスイ
ッチ23を切り換えても良い。すなわち、読み取った画像
信号、あるいは相手装置から受信した画像信号を格納し
たメモリ(図示せず)の内容よりMPU22が、トナー像を
形成しない領域すなわち白色領域を検出し、その検出結
果に基づいて現像ローラバイアス切り換えスイッチ20ま
たは中間ローラバイアス切り換えスイッチ23を制御す
る。そのように制御することにより、感光体1表面にお
けるトナー像を形成しない領域に中間ローラ17がトナー
を担持しない状態で接触させることが可能となり、トナ
ーが無駄に消費されることがなくなるとともに、その領
域にトナーが付着することを未然に防止することができ
る。
【0035】なお、現像ローラバイアスVbAおよび中間
ローラバイアスVbは上述した数値に限るものではな
く、通常現像時には現像ローラ14に対して中間ローラ17
の表面電位が高く、中間ローラ17上のトナー回収時には
中間ローラ17に対して現像ローラ14の表面電位が高くな
るように適宜設定すれば良い。また、バイアスの切り換
えは本実施形態のように現像ローラバイアスVbAと中間
ローラバイアスVbのどちらか一方でも良いし、あるい
は双方を切り換えるようにしても良い。
【0036】
【実施例】ところで、トナー中には逆極性に帯電するト
ナーも存在し、そのようなトナーは、通常、電子写真プ
ロセスにおいて、中間ローラ17に転移することはなく現
像ローラ14上に残留する。しかし、感光体1上に逆帯電
トナーがなんらかの理由で付着した場合、現像ローラバ
イアスVbAのスイッチングでは感光体1上の逆帯電トナ
ーを回収することができない。さらに中間ローラ17上に
残留したトナーの中で、逆帯電トナーは帯電した感光体
1の表面の地肌部上に静電的に転移し、ほとんど電荷を
持たないトナーは感光体1への付着力が勝った場合に感
光体1上に転移する。このような、過程を経て感光体1
の表面上に転移したトナーは転写器5を通過する。
【0037】そこで、本実施形態の現像装置を適用した
電子写真記録装置では、中間ローラ17上の正規のトナー
を回収するために現像ローラバイアスVbAを切り換えた
時において、感光体1に中間ローラ17上の逆帯電トナー
が転移するようになる。ここで、現像装置4の下流側に
ある転写器5が非接触タイプのものであれば、この逆帯
電トナーはクリーニング器8によって回収される。しか
し、転写器5が接触タイプのものであれば、転写器5に
逆帯電トナーや帯電状態が不安定なトナーが付着するお
それがあり、カット紙10の裏汚れの原因ともなる。
【0038】図5はローラ型の転写器を適用した電子写
真記録装置における従来のバイアス制御を示すタイミン
グチャートである。まず、メインモータ21の回転直前に
中間ローラ17および現像ローラ14にバイアスが印加され
る。そして、カット紙10の給紙が始まった後、光書き込
みが始まって感光体1の表面上に静電潜像が形成され
る。この静電潜像に感光体1と中間ローラ17との接触部
Qでトナーが供給され、静電潜像がトナー像に変わる。
静電潜像が、光書き込み位置Sで形成された時点から時
間Aを経た後にトナー像として転写位置Rに到達する。
この時間Aは、pを弧SRの長さ、vを感光体1の線速
とすると、A=p/vという式で表される。そして、光
書き込み開始から時間Aが経過した時点でカット紙10に
対するトナー像の転写が開始する。
【0039】そして、光書き込み位置Sにて最初のカッ
ト紙10に対応する光書き込みが終了した時点から時間A
を経た後、すなわち記録紙領域の後端が感光体1と転写
器5との接触点Rを通過した時点で転写器5に印加する
バイアスをGNDに戻す。
【0040】このように、従来、記録紙領域が転写位置
Rを通過するときにバイアスを印加し、記録紙領域外の
領域の現像時には印加せずにGNDとしていた。すなわ
ち、非通紙時に通紙時と同じ転写バイアスを印加するこ
とは、感光体1に通常の帯電時とは逆の電流が直接流れ
るようになるために、感光体1への影響は少なくないの
で、感光体1へのダメージを極力軽減するために、記録
紙領域外の領域の現像時には印加しないように制御して
いた。
【0041】しかし、本実施形態の現像装置を備えた電
子写真記録装置の場合、現像ローラバイアスVbAを切り
換えてトナー回収動作に移行したとき、前述したように
転写器5に逆帯電トナーや帯電状態が不安定なトナーが
付着して、カット紙10の裏面を汚すおそれがある。
【0042】そこで、次に記載するような制御を行う。
【0043】図6は、本実施形態の現像装置およびロー
ラ型の転写器を備えた電子写真記録装置における、記録
紙間に対応する記録紙領域外の領域の現像時の各ローラ
のバイアス制御を示すタイミングチャートである。
【0044】図中Bは、中間ローラ17のトナーを現像ロ
ーラ14に回収させるために現像ローラバイアスVbAをG
NDに切り換える時間、Cは、接触点Pにおいて現像ロ
ーラ14から中間ローラ17に転移したトナーが、転写器5
と感光体1との接触部Rに到達するまでの時間である。
すなわち、図2,図3(a),図6に示すように、光書き
込み位置Sにて最初の光書き込みが開始して時間Aを経
た後、その光書き込みによって形成された静電潜像の先
端が感光体1と転写器5との接触点Rに到達した時点で
転写器5にバイアスを印加する。そして、静電潜像の後
端が感光体1と転写器5との接触点Rに到達した時点で
転写器5のバイアスをGNDに戻す。さらに、中間ロー
ラ17におけるトナー回収領域の開始地点に対応する感光
体1の領域の地点が、感光体1と転写器5との接触点R
に到達した時点、すなわち現像ローラバイアスVbAをG
NDに切り換えてから時間Cを経た時点で、転写器5に
バイアスを印加する。そしてさらにトナー回収領域の終
了地点に対応する感光体1の地点が感光体1と転写器5
との接触点Rに到達した時点、すなわち通常の転写バイ
アスを切り換えてから時間Bを経た時点で転写器5のバ
イアスをGNDに戻す。その後、次の静電潜像形成を開
始した地点が感光体1と転写器5との接触点Rに到達し
た時点で転写器5にバイアスを印加する。
【0045】このような制御により、中間ローラ17上の
トナーの回収時において、現像ローラ14に回収されずに
中間ローラ17に残り、感光体1に転移した逆帯電トナー
が転写位置Rを通過する間の時間Bだけ、通常の転写バ
イアスを印加することにより、感光体1上のトナーの帯
電極性と転写バイアスの極性が同じになるため、感光体
1上の逆帯電トナーおよび金属石鹸は転写器5に付着せ
ず、そのままクリーニング器8によって回収される。そ
の結果、カット紙10の裏汚れを防止できる。
【0046】さらに、転写位置Rにカット紙10がない状
態で転写バイアスを印加することは感光体1にとって好
ましいものではないため、転写バイアスの印加時間を最
小限に抑えるために現像ローラ14のバイアス切り換え時
間と転写バイアスの印加時間は時間Bとして一致させる
ことが望ましい。しかし、確実に逆帯電トナーの付着を
防止するためには少なくとも転写バイアスの印加時間の
方を長くする必要がある。
【0047】この場合、現像ローラバイアスVbAをGN
Dにする時間の長さの最長は、図7に示す時間Bmax
すなわち1枚目の光書き込みの終了時から2枚目開始時
までの時間になる。
【0048】現像ローラバイアスVbAをGNDにする時
間を最長にするため(時間Bmaxとするため)に現像ロー
ラバイアス切り換えスイッチ20を切り換えるタイミング
は、図7に示す時間x,y(xは現像ローラ14と中間ロ
ーラ17との接触点Pにおいて中間ローラ17上に現像され
たトナーが、中間ローラ17と感光体1との接触点Qに到
達するまでの時間、yは光書き込み位置Sにおいて感光
体1上に形成された静電潜像が中間ローラ17と感光体1
との接触点Qに到達するまでの時間)で決定され、この
時間x,yは次の式であらわされる。
【0049】 x=q/vmid (vmidは中間ローラ線速、qは弧
PQの長さ) y=r/v (vは感光体線速、rは弧SQの
長さ) つまり、図10に示すように、感光体1上に形成された静
電潜像の後端が中間ローラ17と感光体1との接触点Qに
到達するx秒前に現像バイアス切り換えスイッチを操作
することにより、静電潜像の後端が接触点Qを通過した
直後に中間ローラ17上のトナー回収領域が接触点Qに到
達することになる。
【0050】バイアススイッチング終了時に関しても同
様である。図11に示すように感光体1上に形成された静
電潜像の後端が中間ローラ17と感光体1との接触点Qに
到達するx秒前にバイアススイッチングを終了すること
(中間ローラ17への現像を開始すること)により、静電潜
像の先端が接触点Qを通過する直前に中間ローラ17上の
トナーが転移した領域が接触点Qに到達することにな
る。
【0051】このようなタイミングで各ローラに印加す
るバイアスを制御することにより、必要以上のトナーの
消費を防止することができる。
【0052】図8は、本実施形態の現像装置およびロー
ラ型の転写器を備えた電子写真記録装置における、メイ
ンモータの回転開始時の各ローラのバイアス制御を示す
タイミングチャートである。
【0053】メインモータ21の回転開始時にはトルク軽
減のために中間ローラ17上にトナーを有することが望ま
しい。そこでまず、現像ローラバイアスVbAおよび中間
ローラバイアスVbのバイアススイッチング開始動作
を、メインモータ21が回転し始める直前に行う。その後
メインモータ21の回転は回転開始時点から時間Eが経過
した時点で安定状態となり、さらに、メインモータ21の
回転が安定状態となった時点で、現像ローラバイアスV
bAをGNDに切り換え、その切り換えた状態を最初の記
録紙領域の現像が始まる前まで継続する。なお、この間
の時間は図中Dで示されている。そして、現像ローラバ
イアスVbAをGNDに切り換えた時点から時間Dを経過
した時点で現像ローラバイアスVbAを−700Vに切り換
える。
【0054】また、現像ローラバイアスVbAの切り換え
動作に伴い、転写バイアスを図8に示すように、現像ロ
ーラ14のバイアススイッチングの時点から時間Cを経過
した時点でバイアスを印加する。そして時間Dが経過し
た後、転写器5にバイアスをGNDに戻す。
【0055】このような制御により、メインモータ21の
回転開始時において、中間ローラ17にトナーが付着する
ためメインモータ21にかかるトルクの軽減が図れる。し
かし、メインモータ21が回転し始めた直後は感光体1お
よびトナーの帯電が不十分である場合が多く、時間Eの
間に帯電が不十分な正規のトナーが中間ローラ17上に現
像される。そこで、メインモータ21の回転が安定した直
後で静電潜像の現像前の時点において中間ローラ17上の
トナー回収およびそれに伴う転写バイアス制御を行うこ
とによって、中間ローラ17上のトナーを回収することに
より、感光体1上の帯電不良部への現像を防ぐととも
に、中間ローラ17上に残った逆帯電トナーおよび金属石
鹸は感光体1に転移してクリーニング器8で回収するこ
とができるようになる。
【0056】図9は本実施形態の現像装置とローラ型の
転写器を備えた電子写真記録装置における、記録紙領域
の現像終了後の各ローラのバイアス制御を示すタイミン
グチャートである。
【0057】現像ローラバイアスVbAのスイッチング
を、記録紙領域の現像終了後から感光体1および各ロー
ラが停止するまでの間にある一定時間(図中F)だけ行
う。また、これに伴い転写バイアスを、図9に示すよう
に現像ローラバイアスVbAをGNDにバイアススイッチ
ングした時点から時間Cを経過した時点で印加する。
【0058】このとき、現像ローラバイアスVbAをGN
Dにバイアススイッチングするタイミングは、最も早く
ても感光体1上に形成された静電潜像の後端が中間ロー
ラ17と感光体1との接触点Qに到達するx秒前までであ
る。しかし、図9に示したように、転写バイアスを印加
する時間を現像バイアススイッチング時間にあわせると
メインモータ21が停止した後も転写バイアスを印加し続
けることになってしまう場合には、転写バイアスが、中
間ローラバイアスVbおよび現像ローラバイアスVbAと
同時にOFFになるように制御する。
【0059】このような制御によって、現像終了後から
マシン停止間でのトナーの無駄使いを防ぐとともに、次
の動作開始時のクリーニング器8のクリーニングブレー
ド(図示せず)と感光体1との間の負荷の低減にもつなが
る。
【0060】
【発明の効果】以上、説明した通りに構成された本発明
によれば、次のような効果を奏する。
【0061】請求項1,3または5記載の構成によれ
ば、像担持体表面に静電潜像が形成されていない領域を
現像する間に、第1トナー搬送手段にかけるバイアスを
切り換えることにより、第1トナー搬送手段と第2トナ
ー搬送手段との間の電界の向きが、記録紙領域現像時と
は異なった向きに切り換わり、第1トナー搬送手段上の
トナーが第2トナー搬送手段へと転移付着しなくなり、
記録紙領域の現像が始まるときには第2トナー搬送手段
上のトナーは第1トナー搬送手段に回収されるため、無
駄にトナーを消費することを防止できる。さらに、高圧
の電源を必要としないうえ、バイアスを切り換えても像
担持体に悪影響を及ぼすことがない。
【0062】請求項2,4または6記載の構成によれ
ば、像担持体表面に静電潜像が形成されていない領域を
現像する間に、第2トナー搬送手段にかけるバイアスを
切り換えることにより、第1トナー搬送手段と第2トナ
ー搬送手段との間の電界の向きが、記録紙領域現像時と
は異なった向きに切り換わり、第2トナー搬送手段上の
トナーが第1トナー搬送手段へと転移付着するようにな
り、記録紙領域の現像が始まるときには第2トナー搬送
手段上のトナーは第1トナー搬送手段に回収されるた
め、無駄にトナーが消費されることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置を備えた電子写真記録装置の
一実施形態例の基本構成を示す構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態例の基本構成を示す構成
図である。
【図3】本発明の第1実施形態例の要部を示す説明図で
ある。
【図4】本発明の第2実施形態例の要部を示す説明図で
ある。
【図5】ローラ型の転写器を適用した電子写真記録装置
における従来のバイアス制御を示すタイミングチャート
である。
【図6】第1実施形態の現像装置をおよびローラ型の転
写器を備えた電子写真記録装置における、記録紙間に対
応する記録紙領域外の領域の現像時の各ローラのバイア
ス制御を示すタイミングチャートである。
【図7】現像ローラバイアスをGNDにする最長時間を
示すタイミングチャートである。
【図8】第1実施形態の現像装置およびローラ型の転写
器を備えた電子写真記録装置における、メインモータの
回転開始時の各ローラのバイアス制御を示すタイミング
チャートである。
【図9】第1実施形態の現像装置とローラ型の転写器を
備えた電子写真記録装置における、記録紙領域の現像終
了後の各ローラのバイアス制御を示すタイミングチャー
トである。
【図10】トナー回収動作を示す説明図である。
【図11】現像再開時の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1…感光体、 2…帯電器、 3…光書き込み装置、
4…現像装置、 5…転写器、 6…定着器、 7…排
出ローラ、 8…クリーニング器、 9…除電器、 10
…カット紙、 11…給紙ローラ、 12…レジストロー
ラ、 13…ペーパー位置センサ、 14…現像ローラ、
15…ドクターブレード、 16…補給ローラ、17…中間ロ
ーラ、 18…中間ローラバイアス印加手段、 19…現像
ローラバイアス印加手段、 20…現像ローラバイアス切
り換えスイッチ、 21…メインモータ、 22…MPU、
23…中間ローラバイアス切り換えスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 栄作 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 小松原 悟 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一成分系トナーを担持する第1トナー搬
    送手段と、この第1トナー搬送手段および静電潜像を担
    持する像担持体に当接し、前記第1トナー搬送手段より
    トナーを転移付着させ、前記像担持体の静電潜像にトナ
    ーを付着させてトナー像を形成させる第2トナー搬送手
    段とを有する現像装置において、複数枚連続通紙時の記
    録紙間の記録紙領域外現像時に、前記第1トナー搬送手
    段への印加バイアスを変更することによって、前記第1
    トナー搬送手段と前記第2トナー搬送手段との間の電界
    の向きを、記録紙領域現像時とは異なった向きに変化さ
    せる制御手段を設けたことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 一成分系トナーを担持する第1トナー搬
    送手段と、この第1トナー搬送手段および静電潜像を担
    持する像担持体に当接し、前記第1トナー搬送手段より
    トナーを転移付着させ、前記像担持体の静電潜像にトナ
    ーを付着させてトナー像を形成させる第2トナー搬送手
    段とを有する現像装置において、複数枚連続通紙時の記
    録紙間の記録紙領域外現像時に、前記第2トナー搬送手
    段への印加バイアスを変更することによって、前記第1
    トナー搬送手段と前記第2トナー搬送手段との間の電界
    の向きを、記録紙領域現像時とは異なった向きに変化さ
    せる制御手段を設けたことを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 一成分系トナーを担持する第1トナー搬
    送手段と、この第1トナー搬送手段および静電潜像を担
    持する像担持体に当接し、前記第1トナー搬送手段より
    トナーを転移付着させ、前記像担持体の静電潜像にトナ
    ーを付着させてトナー像を形成させる第2トナー搬送手
    段とを有する現像装置において、トナー像形成前の記録
    紙領域外現像時に、前記第1トナー搬送手段への印加バ
    イアスを変更することによって、前記第1トナー搬送手
    段と前記第2トナー搬送手段との間の電界の向きを、記
    録紙領域現像時とは異なった向きに変化させる制御手段
    を設けたことを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 一成分系トナーを担持する第1トナー搬
    送手段と、この第1トナー搬送手段および静電潜像を担
    持する像担持体に当接し、前記第1トナー搬送手段より
    トナーを転移付着させ、前記像担持体の静電潜像にトナ
    ーを付着させてトナー像を形成させる第2トナー搬送手
    段とを有する現像装置において、トナー像形成前の記録
    紙領域外現像時に、前記第2トナー搬送手段への印加バ
    イアスを変更することによって、前記第1トナー搬送手
    段と前記第2トナー搬送手段との間の電界の向きを、記
    録紙領域現像時とは異なった向きに変化させる制御手段
    を設けたことを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】 一成分系トナーを担持する第1トナー搬
    送手段と、この第1トナー搬送手段および静電潜像を担
    持する像担持体に当接し、前記第1トナー搬送手段より
    トナーを転移付着させ、前記像担持体の静電潜像にトナ
    ーを付着させてトナー像を形成させる第2トナー搬送手
    段とを有する現像装置において、記録紙領域内でかつト
    ナー像を形成しない領域の現像時に、前記第1トナー搬
    送手段への印加バイアスを変更することによって、前記
    第1トナー搬送手段と前記第2トナー搬送手段との間の
    電界の向きを、記録紙領域現像時とは異なった向きに変
    化させる制御手段を設けたことを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】 一成分系トナーを担持する第1トナー搬
    送手段と、この第1トナー搬送手段および静電潜像を担
    持する像担持体に当接し、前記第1トナー搬送手段より
    トナーを転移付着させ、前記像担持体の静電潜像にトナ
    ーを付着させてトナー像を形成させる第2トナー搬送手
    段とを有する現像装置において、記録紙領域内でかつト
    ナー像を形成しない領域の現像時に、前記第2トナー搬
    送手段への印加バイアスを変更することによって、前記
    第1トナー搬送手段と前記第2トナー搬送手段との間の
    電界の向きを、記録紙領域現像時とは異なった向きに変
    化させる制御手段を設けたことを特徴とする現像装置。
JP8107723A 1995-04-28 1996-04-26 現像装置 Pending JPH0915969A (ja)

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JP7-106518 1995-04-28
JP10651895 1995-04-28
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008256834A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Canon Inc 現像装置及びこれを備える画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008256834A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Canon Inc 現像装置及びこれを備える画像形成装置

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