JPH0915925A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0915925A
JPH0915925A JP7189837A JP18983795A JPH0915925A JP H0915925 A JPH0915925 A JP H0915925A JP 7189837 A JP7189837 A JP 7189837A JP 18983795 A JP18983795 A JP 18983795A JP H0915925 A JPH0915925 A JP H0915925A
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color
image
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monochrome
image forming
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JP7189837A
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English (en)
Inventor
Takuya Tsujimoto
卓哉 辻本
Hiroyuki Oba
浩幸 大羽
Tatsunori Ishiyama
竜典 石山
Koichi Okuda
幸一 奥田
Akira Hayakawa
亮 早川
Kazuo Suzuki
一雄 鈴木
Aisuke Hara
愛典 原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 黒の現像剤の補給回数を抑制でき、フルカラ
ー画像、モノクロ画像、いずれの画像の場合においても
光沢の有無等、所望の画像を得ることができ、ランニン
グコストが低廉で、消費電力が小さく、又プリントスピ
ードの速い画像形成装置を提供する。 【構成】 現像装置4を、固定式のモノクロ用ブラック
現像器4MBk(41)と、イエロー、マゼンタ、シア
ン、下色除去用ブラック現像器4Y、4M、4C、4B
kよりなるロータリ現像器42とにより構成する。モノ
クロ用現像剤は磁性1成分現像剤であり、現像器4MB
kの収納容量を現像器4Bkより大とする。下色除去用
ブラック現像器42Bkの現像剤は非磁性トナーとす
る。又、モノクロ用現像剤は粒径を大きく、カラー用現
像剤は粒径を小さくする。更に、モノクロ用現像剤の融
点をカラー用現像剤よい低いものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプリンタあるい
は複写機とされる、電子写真方式、静電記録方式等を採
用する画像形成装置に関し、特にカラー、モノクロの両
画像を形成する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像出力を行なう際には、出力が
稀でランニングコストの高いカラー画像はカラープリン
タからの出力頻度が高く、ランニングコストの易いモノ
クロ画像はモノクロプリンタから出力されるというよう
に、目的と枚数に応じて出力先を変えるというのが一般
的であった。但し、上記の場合は、モノクロとカラーの
2種類のプリンタを持ち、更にそれぞれと接続する必要
があるため、モノクロとカラーの2台のプリンタを購入
し維持するための費用がかかり、また設置するスペース
を用意しなければならなかった。更に、仮にそれが用意
できたとしても出力のたびに出力先を指定してやらなけ
ればならないという煩雑さがあった。
【0003】又、カラープリンタでモノクロ出力を行な
うこともある。この場合について、図7に示すような中
間転写体を用いた画像形成装置を例として説明する。
【0004】図7において、第1の像担持体としての感
光ドラム101は所定の周速度をもって矢印の方向に回
転駆動され、まずその表面が帯電手段102により一様
に帯電される。次に、第1の画像情報に応じてON/O
FF制御された露光手段103による走査が施され、第
1の静電潜像が形成される。この第1の静電潜像は、第
1色目の現像剤を内包した第1の現像手段104aによ
り現像、可視化される。
【0005】この可視化された第1のトナー像は、上記
第1の像担持体に所定の押圧力をもって圧接され、第1
の像担持体の周速度と略等速の速度をもって矢印の方向
に回転駆動される第2の像担持体としての中間転写体1
05とのニップ部において、中間転写体105表面にお
いて、中間転写体105表面に転写(1次転写)され
る。この際、中間転写体105に対しては、トナーの帯
電極性とは逆極性で、予め一意的に設定された電圧が印
加される。
【0006】そして、上記工程を複数回繰り返し、その
都度、第2の現像手段104b、第3の現像手段104
c、第4の現像手段104dに各々内包された色の異な
る現像剤によるトナー像を中間転写体105表面に順次
静電転写、積層することによりカラー画像が形成され、
その後、中間転写体105と、これに所定の押圧力をも
って圧接され、中間転写体の周速度と略等速の速度をも
って矢印の方向に従動回転される転写手段としての転写
ローラ106とのニップ部へと搬送される転写材107
表面に一括転写(2次転写)される。この際、転写ロー
ラ106に対しては、トナーの帯電極性とは逆極性で、
予め一意的に設定された電圧が印加される。
【0007】この中間転写体を用いた画像形成装置でモ
ノクロ出力を行なう際は、黒(UCR:下色除去用)の
現像剤を内包した現像手段(例えば104a)のみで現
像、可視化し、第2の像担持体としての中間転写体10
5表面に転写(1次転写)後、転写材107表面に転写
(2次転写)することで画像形成を行なっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、カラープリンタでのモノクロ出力の頻度が高い
ために下色除去用の黒の現像剤の消費量が他の色の現像
剤の消費量より多く、黒の現像剤を補充する回数が他の
それより多くなってしまう。
【0009】また、写真のようなフルカラー画像におい
ては光沢がある方が好まれるのに対し、文字や表におい
ては光沢のない方が好まれる。このため、フルカラー画
像用の光沢の出る黒の現像剤を使用してモノクロ画像を
形成すると光沢が出てしまう。逆に光沢の出ない黒の現
像剤を使うと、フルカラー画像で光沢が出せなくなる。
【0010】更に、フルカラー画像を得る場合には、各
色のわずかな濃度変化がカラーバランスのくずれとなっ
て現れるため、モノクロ画像用トナーよりも高い濃度安
定性が必要とされる。すなわち、現像時の感光ドラム上
の濃度の安定性と転写時の転写効率の安定性が必要とさ
れる。そのため、どうしてもフルカラー用の黒の現像剤
は高価なものになる。つまり、フルカラー用の画像形成
装置でモノクロ画像を出力すると画像形成1枚当たりの
ランニングコストが高くなってしまう。
【0011】さらに、フルカラー用トナーは前述したよ
うにカラーバランス重視のための濃度の安定性を重視す
るためトナーの融点が高くなる。それによって、頻度の
高いモノクロ画像出力においても定着器の温度が高くな
って消費電力が多くなったり、あるいはプリントスピー
ドを落とさなければならないことがある。
【0012】従って、本発明の第1の目的は、黒の現像
剤の補給回数を抑制できる画像形成装置を提供すること
である。
【0013】本発明の第2の目的は、フルカラー画像、
モノクロ画像、いずれの画像の場合においても光沢の有
無等、所望の画像を得ることのできる画像形成装置を提
供することである。
【0014】又、本発明の第3の目的は、ランニングコ
ストの低廉な画像形成装置を提供することである。
【0015】更に、本発明の第4の目的は、消費電力が
小さく、又プリントスピードの速い画像形成装置を提供
することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
像担持体表面に形成される静電潜像を顕像化するための
複数色の現像剤と、これを収納する複数の現像器によっ
て像担持体表面にカラー画像を形成させ、前記カラー画
像を転写部位に搬送された転写材表面に転写手段により
転写する画像形成装置において、2種類の黒の現像剤及
び現像器を有することを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0017】前記2種類の黒の現像剤は、モノクロ、マ
ルチカラー用及びカラーの下色除去用であることが好ま
しい。前記モノクロ用の黒の現像剤は磁性現像剤、カラ
ー下色除去用の黒の現像剤は非磁性現像剤とすることが
好ましい。前記モノクロ用の黒の現像剤は固定式の現像
器で、前記カラー下色除去用は移動式の現像器でそれぞ
れ現像することが好ましい。好ましくは、モノクロ用現
像器とカラー下色除去用現像器とではモノクロ用現像器
の方が現像剤収納容量が大きい。
【0018】前記異なる2種理の黒の現像剤は融点が異
なるのが好ましい。前記異なる2種類の黒の現像剤はそ
れぞれ重合法と粉砕法によって生成されることが好まし
い。前記異なる2種類の黒の現像剤はそれぞれ平均粒径
が異なることが好ましい。モノクロの現像とカラーの現
像とでプロセススピードを変えることが好ましい。モノ
クロとカラーでは定着温度を変えることが好ましい。前
記異なる2種類の黒の現像剤は定着後の光沢が異なるの
が好ましい。前記モノクロ用の黒の現像剤が空になった
ときは前記カラー下色除去用の現像剤で代用することが
好ましい。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則
して更に詳しく説明する。
【0020】実施例1 本発明による画像形成装置の実施例1について、図1に
より説明する。尚、図に示す画像形成装置は電子写真プ
ロセスを利用したカラー画像形成機能を有するレーザー
ビームプリンタである。
【0021】以下に、装置構成及び作像(画像形成)プ
ロセスを簡単に説明する。
【0022】本画像形成装置は、第1の像担持体として
ドラム状の電子写真感光体(以下「感光ドラム」とい
う。)1を備えている。感光ドラム1は、装置本体(不
図示)によって矢印R1方向に回転自在に支持されてお
り、感光ドラム1の周囲にはその回転方向に沿って順
に、一次帯電器2、レーザスキャナ3、現像装置4、転
写ドラム50、クリーナ6等が配置されている。
【0023】感光ドラム1は、アルミニウム等の導電性
シリンダ上に有機光半導体等からなる感光層を形成した
もので、不図示の駆動装置によって矢印R1方向に所定
の周速度で回転駆動される。
【0024】一次帯電器2は、本実施例では接触帯電ロ
ーラであり、不図示の付勢手段により所定の押圧力をも
って感光ドラム1表面に押圧され、感光ドラム1の回転
に伴い従動回転する。このとき、帯電ローラ2には、バ
イアス電源21によって所定の帯電バイアスが印加さ
れ、これにより、感光ドラム1表面が所定の極性、所定
の電位に一様に帯電処理される。
【0025】レーザスキャナ3は、レーザ光Lにより、
反射ミラー31等を介して感光ドラム1表面を照射し、
照射部分を除電して潜像を形成する。
【0026】現像装置4は、固定式の現像器41と回転
移動式の現像器42とによって構成されている。これら
の現像器41、42は、トナー(粉体荷電粒子)を現像
剤として使用するが詳細は後述する。固定式の現像器4
1は、無彩色トナーとしてのモノクロ画像形成用ブラッ
クトナーBkによって感光ドラム上の潜像を現像するモ
ノクロ用ブラック現像器4MBkであり、現像スリーブ
4aを備えている。
【0027】一方、回転式の現像器(以下「ロータリ現
像器」という。)42は、有彩色としてのイエロー、マ
ゼンタ、シアンの各カラートナーY、M、Cと下色除去
(UCR)用のブラックトナーBkによって潜像を現像
する各現像器4Y、4M、4C、4Bkと、これら現像
器を感光ドラム1表面に対向する現像位置に回転移動さ
せる回転体42aとによって構成されている。尚、各現
像器4M、4Y、4C、4Bkはそれぞれ現像スリーブ
4b、4c、4d、4eを備えている。
【0028】モノクロ画像形成用の現像剤は磁性体を含
む磁性1成分現像剤であり、現像器4MBkの現像剤容
量は現像器4Bkより多い。フルカラー画像形成用の現
像剤は磁性体を含まない非磁性現像剤を用いており、現
像器4Bkは磁性キャリアを持つ2成分現像器または磁
性キャリアを持った非磁性1成分現像器とする。
【0029】一般に不定形フィラーである磁性体を含む
現像剤の方が光沢が出にくく、磁性体を含まないものは
光沢が出やすい。フルカラー用、モノクロ用両現像剤と
も粉砕法によってつくられる。フルカラー用現像剤は細
かな画像も再現できるように平均粒径の小さな現像剤を
用いており、一方、モノクロ用の現像剤はランニングコ
ストを下げるために粒径の大きなトナーを用いている。
これは粉砕法においては小粒径にするほどコストが高く
なるためである。更にモノクロ用の現像剤の方がフルカ
ラーの現像剤より融点が低くなっており、これは、モノ
クロ用現像剤の方が濃度安定性を必要とせず、作りやす
いためである。
【0030】つづいて、カラー画像の作像プロセスにつ
いて詳述する。
【0031】(1)感光ドラム1は回転過程で帯電ロー
ラ2により所定の極性(本実施例では負)、所定の電位
に一様に帯電処理され、次いで、その帯電面にレーザス
キャナ3により、目的のカラー画像情報の第1の成分色
画像(例えばブラック成分色)のレーザ走査書き込み露
光を受けることによって、第1の成分色画像に対応した
静電潜像が形成される。
【0032】次いで、その静電潜像が第1の成分色画像
に対応する第1現像器(ブラック現像器)4Bkによっ
て第1色目のブラックトナー像として反転現像される。
この他の現像器4Y、4M、4Cは非作動状態に保たれ
ている。
【0033】次いで、感光ドラム1と転写ドラム50と
の接触部である転写ニップ部N1において、感光ドラム
1側の上述のブラックトナー像が、給紙口から給送さ
れ、矢印R5方向に回転する転写ドラム50上に静電吸
着された転写材Pに転写される。このときの転写はバイ
アス電源7から印加された転写バイアスにより行なわれ
る。転写材Pに対する第1色目としてのブラックトナー
像の転写を終えた感光ドラム1の表面は、クリーナ6に
よって転写残トナーが除去されて清掃される。
【0034】以下同様に、(2)感光ドラム1に対する
帯電→第2の成分色画像(例えばマゼンタ成分色画像)
のレーザ書き込み走査露光→第2現像器(マゼンタ現像
器)4Mによる現像→形成された第2色目であるマゼン
タトナー像の転写材Pに対する転写→感光ドラム1表面
のクリーナ6による清掃、(3)感光ドラム1に対する
帯電→第3の成分色画像(例えばシアン成分色画像)の
レーザ書き込み走査露光→第3現像器(シアン現像器)
4Cによる現像→形成された第3色目であるシアントナ
ー像の転写材Pに対する転写→感光ドラム1表面のクリ
ーナ6による清掃、(4)感光ドラム1に対する帯電→
第4の成分色画像(例えばイエロー成分色画像)のレー
ザ書き込み走査露光→第4現像器(イエロー現像器)4
Yによる現像→形成された第4色目であるイエロートナ
ー像の転写材Pに対する転写→感光ドラム1表面のクリ
ーナ6による清掃。
【0035】以上の(1)〜(4)の作像、転写プロセ
スが順次実行されることにより、転写材Pに4つの成分
色トナー像、すなわち、ブラックトナー像、マゼンタト
ナー像、シアントナー像、イエロートナー像がお互いに
位置合わせ(レジスト)された状態において順次に積層
転写されて、目的のカラー画像情報に対応した合成カラ
ー画像(鏡像)が形成される。
【0036】なお、(2)の第2色目のマゼンタトナー
像の転写材Pに対する転写時の転写バイアスについて
は、極性は(1)の第1色目の転写時と同じであるが、
電圧の絶対値は若干大きく設定される。これは転写材P
に既に転写されている第1色目のトナー像の電荷が転写
バイアスの電界を弱めるように作用するのを補償するた
めである。
【0037】また、(3)の第3色目のシアントナー像
の転写材Pに対する転写時の転写バイアスは、同様の理
由により、極性は(1)、(2)の第1色目、第2色目
のトナー像転写時と同じであるが、電圧の絶対値は、
(2)の第2色目のトナー像転写時よりも若干大きく設
定される。
【0038】つまり、転写バイアス電圧の絶対値は、第
1色目よりも第2色目、第2色目よりも第3色目と順次
大きくなり、第3色目のトナー像転写時に最大となる。
【0039】トナー像転写後の転写材Pは、転写ドラム
50から分離され、定着器8により画像の定着処理(加
熱・加圧等)を受けて画像形成物として出力される。定
着器8としては、ヒータ等の加熱手段81aを有する加
熱部材81と、この加熱部材81に下方から付勢手段
(不図示)によって所定の押圧力で当接された加圧部材
82とを有する。転写材Pを定着器8の定着ニップ部N
2を挿通するときには加熱部材81の温度を130〜2
00℃の温度範囲で加熱保持しておくことで定着処理を
行なう。
【0040】次に、モノクロ画像の作像プロセスについ
て詳述する。
【0041】感光ドラム1は矢印R1方向への回転過程
で帯電ローラ2により所定の極性(本実施例では負)、
所定の電位に一様に帯電処理され、次いで、その帯電面
にレーザースキャナ3により、目的のモノクロ画像情報
のレーザ走査書き込み露光を受けることによって、モノ
クロ画像の静電潜像が形成される。感光ドラム1と転写
ドラム50との接触部である転写ニップN1において、
給紙機構側から給送され転写ドラム50に静電吸着させ
られた転写材Pに感光ドラム1側のモノクロブラックト
ナー像が転写される。以後のプロセスはカラーと同じな
ので省略する。
【0042】これによって、フルカラー画像では濃度安
定性が良く光沢のある、モノクロ画像では光沢のないそ
れぞれに適した良好な画像が得られる。また、モノクロ
画像定着時には、トナーの融点がフルカラー用トナーの
それより低いので、定着温度を下げて消費電力を下げた
り、装置のプロセススピードを上げてスループットを多
くすることが可能である。
【0043】上記実施例において、2つの黒の現像器の
うち片方が空であった場合、もう一方の黒の現像器で黒
色を補うことができ、画像の光沢は多少のユーザーの好
みで変わるが画像の欠落を防止できるという利点があ
る。
【0044】また、上記実施例においては、モノクロ用
の黒現像器4MBkの方が現像剤容量が多いため、頻繁
にモノクロ画像形成を行なった際にも黒の現像器あるい
はトナーカートリッジの交換回数、あるいは現像剤の補
充回数が増すといったことを防ぐことができる。
【0045】加えて、モノクロ画像出力時にフルカラー
用の高価な現像剤を使用しないためランニングコストが
安くなる。逆にフルカラー時には、濃度安定性の低いモ
ノクロ用現像剤を使うことがなく、カラーバランスがく
ずれるのを防ぐことができる。
【0046】更に、モノクロ現像器が固定式で常に感光
ドラム1に接していることにより、フルカラー画像とモ
ノクロ画像を混在して出力する場合、ロータリ現像器4
2を移動させて黒の現像器4Bkを当接させるための時
間を必要としないため単位時間当たりのプリント可能枚
数を増やすことができる。
【0047】尚、図1では、カラー用の現像器をロータ
リ現像器42で構成したが、図2に示すように、有彩色
としてのイエロー、マゼンタ、シアンの各カラートナー
Y、M、Cと下色除去(UCR)用のブラックトナーB
kによって潜像を現像する各現像器9M、9Y、9C、
9Bkを有するスライド移動式現像器9で構成しても同
様の効果が得られる。尚、各現像器9M、9Y、9C、
9Bkはそれぞれ現像スリーブ9a、9b、9c、9d
を備えている。
【0048】実施例2 以下、本発明に係る画像形成装置の実施例2について、
図3により詳細に説明する。
【0049】本画像形成装置は、電子写真プロセスを利
用したカラー画像形成機能を有するレーザビームプリン
タであり、中間転写体としてドラム状の中間転写ドラム
を備えている。
【0050】以下に、装置構成及び作像(画像形成)プ
ロセスを簡単に説明する。
【0051】本画像形成装置は、第1の像担持体として
感光ドラム1を備えている。感光ドラム1は、装置本体
(不図示)によって矢印R1方向に回転自在に支持され
ており、感光ドラム1の周囲にはその回転方向に沿って
順に、一次帯電器2、レーザスキャナ3、現像装置4、
中間転写体10、クリーナ6等が配置されている。
【0052】感光ドラム1は、アルミニウム等の導電性
シリンダ上に有機光半導体等からなる感光層を形成した
もので、不図示の駆動装置によって矢印R1方向に所定
の周速度で回転駆動される。
【0053】一次帯電器2は、本実施例では接触帯電ロ
ーラであり、不図示の付勢手段により所定の押圧力をも
って感光ドラム1表面に押圧され、感光ドラム1の回転
に伴い従動回転する。このとき、帯電ローラ2には、バ
イアス電源21によって所定の帯電バイアスが印加さ
れ、これにより、感光ドラム1表面が所定の極性、所定
の電位に一様に帯電処理される。
【0054】レーザスキャナ3は、レーザ光Lにより、
反射ミラー31等を介して感光ドラム1表面を照射し、
照射部分を除電して潜像を形成する。
【0055】現像装置4は、固定式の現像器41とロー
タリ現像器42とによって構成されている。これらの現
像器41、42は、トナー(粉体荷電粒子)を現像剤と
して使用するが詳細は後述する。
【0056】固定式の現像器41は、無彩色トナーとし
てのモノクロ画像形成用ブラックトナーBkによって感
光ドラム上の潜像を現像するモノクロ用ブラック現像器
4MBkである。尚、モノクロ用ブラック現像器4MB
kは現像スリーブ4aを備えている。
【0057】一方、ロータリ現像器42は、有彩色とし
てのマゼンタ、イエロー、シアンの各カラートナーM、
Y、Cと下色除去(UCR)用のブラックトナーBkに
よって潜像を現像する各現像器4M、4Y、4C、4B
kと、これら現像器を感光ドラム1表面に対向する現像
位置に回転移動させる回転体42aとによって構成され
ている。尚、各現像器4M、4Y、4C、4Bkがそれ
ぞれ現像スリーブ4b、4c、4d、4eを備えてい
る。
【0058】上記フルカラー用黒現像剤は、転写効率を
高めるため重合法により作られ、モノクロ用現像剤は重
合法に比べてコストの安い粉砕法により作られる。本実
施例で使用した重合法現像剤の転写効率は97%であ
り、粉砕法の現像剤の転写効率は89%である。
【0059】中間転写体を用いた装置では、フルカラー
出力時は転写材に転写されるまでに各色とも2度転写さ
れるため、転写効率の高い現像剤を用いないとカラーバ
ランスが崩れ易いなる。そこでフルカラー用には転写効
率の高い重合法による現像剤を用いればカラーバランス
が保てる。また、モノクロ出力時には粉砕法による現像
剤を用いることでランニングコストを下げることができ
る。
【0060】つづいて、カラーの作像プロセスについて
詳述する。
【0061】(1)感光ドラム1は回転過程で帯電ロー
ラ2により所定の極性(本実施例では負)、所定の電位
に一様に帯電処理され、次いで、その帯電面にレーザス
キャナ3により、目的のカラー画像情報の第1の成分色
画像(例えばブラック成分色)のレーザ走査書き込み露
光を受けることによって、第1の成分色画像に対応した
静電潜像が形成される。
【0062】中間転写体10は、第2の像担持体として
回転ローラ体(以下「中間転写体ドラム」という。)に
よって構成されている。中間転写体ドラム10は、芯金
10a上に、ウレタン、EPDM、クロロプレン等の弾
性体、あるいはこれらの弾性体中にカーボン、酸化亜
鉛、酸化亜鉛、酸化スズ等の導電性粒子を分散させて1
5 〜1010Ω、好ましくは107 〜109 Ωの中抵抗
弾性層10bを形成したもので、硬度(アスカーC測定
値)は20°〜50°、好ましくは30°〜40°であ
る。さらに、本実施例での中間転写ドラム10は、抵抗
値を108 Ω、硬度を35°、そして表面を研磨してJ
IS表面粗さ(B0601)の十点平均粗さRzを、1
画素の直径L(約42μm)の1/2より小さい値であ
る約15μmになるように仕上げたものである。
【0063】また、中間転写ドラムの周長は、トナー像
の転写先となる転写材Pの搬送方向長さよりも若干長く
設定されている。中間転写ドラム10は、感光ドラム1
に対して所定の押圧力をもって圧接させてあり、感光ド
ラム1の周速度と同じ周速度をもって、もしくは所定の
周速差をもって感光ドラム1の回転方向(矢印R1方
向)に対して順方向(矢印R10方向)に回転される。
【0064】中間転写時には、中間転写体ドラム10の
芯金10aに、転写バイアス電源7の第1スイッチ71
のONに基づき、トナーと逆極性のバイアス電圧(本実
施例では正極性)が付与される。
【0065】つづいて、カラーの作像プロセスについて
詳述する。
【0066】(1)感光ドラム1は回転過程で帯電ロー
ラ2により所定の極性(本実施例では負)、所定の電位
に一様に帯電処理され、次いで、その帯電面にレーザス
キャナ3により、目的のカラー画像情報の第1の成分色
画像(例えばブラック成分色)のレーザ走査書き込み露
光を受けることによって、第1の成分色画像に対応した
静電潜像が形成される。
【0067】次いで、その静電潜像が第1の成分色画像
に対応する第1現像器(ブラック現像器)4Bkによっ
て第1色目のブラックトナー像として反転現像される。
このとき他の現像器4Y、4M、4Cは非作動状態に保
たれている。
【0068】次いで、感光ドラム1と中間転写ドラム1
0との接触部である転写ニップ部N1において、感光ド
ラム1側の上述のブラックトナー像が中間転写ドラム1
0の外面に一旦、中間転写される。このとき中間転写ド
ラム10の芯金10aには、転写バイアス電源7によ
り、第1スイッチ71を介してトナーと逆極性の所定電
圧のバイアス電源(正)が付与され、感光ドラム1と中
間転写体ドラム10との間に電界が形成される。この転
写電界によって、感光ドラム1側のブラックトナー像が
中間転写ドラム10の外周面に転写される。
【0069】中間転写ドラム10に対する第1色目とし
てのブラックトナー像の転写を終えた感光ドラム1の表
面は、クリーナ6によって転写残トナーが除去されて清
掃される。
【0070】以下、同様に、(2)感光ドラム1に対す
る帯電→第2の成分色画像(例えばマゼンタ成分色画
像)のレーザ書き込み走査露光→第2現像器(マゼンタ
現像器)4Mによる現像→形成された第2色目であるマ
ゼンタトナー像の中間転写ドラム10に対する転写→感
光ドラム1表面のクリーナ6による清掃、(3)感光ド
ラム1に対する帯電→第3の成分色画像(例えばシアン
成分色画像)のレーザ書き込み走査露光→第3現像器
(シアン現像器)4Cによる現像→形成された第3色目
であるシアントナー像の中間転写ドラム10に対する転
写→感光ドラム1表面のクリーナ6による清掃、(4)
感光ドラム1に対する帯電→第4の成分色画像(例えば
イエロー成分色画像)のレーザ書き込み走査露光→第4
現像器(イエロー現像器)4Yによる現像→形成された
第4色目であるイエロートナー像の中間転写ドラム10
に対する転写→感光ドラム1表面のクリーナ6による清
掃。
【0071】以上の(1)〜(4)の作像、転写プロセ
スが順次実行されることにより、回転する中間転写ドラ
ム10の外周面に対して4つの成分色トナー像、すなわ
ち、ブラックトナー像、マゼンタトナー像、シアントナ
ー像、イエロートナー像がお互いに位置合わせ(レジス
ト)された状態において順次に積層転写されて、目的の
カラー画像情報に対応した合成カラー画像(鏡像)が形
成される。
【0072】なお、(2)の第2色目のマゼンタトナー
像の中間転写ドラム10に対する転写時の転写バイアス
については、極性は(1)の第1色目の転写時と同じで
あるが、電圧の絶対値は若干大きく設定される。これは
中間転写ドラム10に既に転写されている第1色目のト
ナー像の電荷が転写バイアスの電界を弱めるように作用
するのを補償するためである。
【0073】また、(3)の第3色目のシアントナー像
の中間転写ドラム10に対する転写時の転写バイアス
は、同様の理由により、極性(1)、(2)の第1色
目、第2色目のトナー像転写時と同じであるが、電圧の
絶対値は、(2)の第2色目のトナー像転写時よりも若
干大きく設定される。
【0074】つまり、転写バイアス電圧の絶対値は、第
1色目よりも第2色目、第2色目よりも第3色目と順次
大きくなり、第3色目のトナー像転写時に最大となる。
(5)(4)の第4色目のトナー像の中間転写ドラム1
0への転写が終了すると、中間転写ドラム10と転写ロ
ーラ5との接触部である転写ニップ部N2に対して給紙
機構側から第3の像担持体としての転写材Pが所定のタ
イミングで給送される。
【0075】このとき、中間転写ドラム10に対する転
写バイアス電源7がスイッチ72に切換えられて転写ロ
ーラ5に対してトナーと逆極性(本実施例では正極性)
のバイアス電圧が印加される。これにより中間転写ドラ
ム10の外周面に前述のように積層転写されている第1
〜第4のトナー像が上述の転写材Pに対して一括転写さ
れる。すなわち、先に感光ドラム1から中間転写体ドラ
ム10に順次に中間転写された4色分のトナー像が、今
度は中間転写体ドラム10から転写材Pに一括して最終
転写され、転写材Pには未定着の状態の合成カラートナ
ー像が形成される。
【0076】トナー像転写後の転写材Pは、定着器8に
より画像の定着処理(加熱・加圧等)を受けて画像形成
物として出力される。定着器8としては、ヒータ等の加
熱手段81aを有する加熱部材81と、この加熱部材8
1に下方から付勢手段(不図示)によって所定の押圧力
で当接された加圧部材82とを有する。転写材Pを定着
器8の定着ニップ部N3を挿通するときには加熱部材8
1の温度を130〜200℃の温度範囲で加熱保持して
おくことで定着処理を行なう。
【0077】トナー像転写後の中間転写ドラム10は、
ドラムクリーナ11によって清掃される。このドラムク
リーナ11は、常時は中間転写ドラム10から離間され
ていて、非作動状態に保持されているが、中間転写ドラ
ム10に対して作動状態をとってこれを清掃する。
【0078】次に、モノクロ画像の作像プロセスについ
て詳述する。
【0079】感光ドラム1は回転過程で帯電ローラ2に
より所定の極性(本実施例では負)、所定の電位に一様
に帯電処理され、次いで、その帯電面にレーザースキャ
ナ3により、目的のモノクロ画像上方のレーザ走査書き
込み露光を受けることによってモノクロ画像の静電潜像
が形成される。感光ドラム1と転写ローラ5との接触部
である転写ニップ部N1において、給紙機構側から第2
の像担持体として給送される転写材Pに感光ドラム1側
のモノクロブラックトナー像が転写される。以後のプロ
セスはカラーと同じなので省略する。
【0080】これによって、カラーバランスのとれたフ
ルカラー画像と、ランニングコストの安いモノクロ画像
を形成することができる。
【0081】図3ではカラー用の現像器をロータリ現像
器42で構成したが、図4に示されるスライド移動式現
像器9で構成しても同様の画像形成が行なえる。尚、ス
ライド移動式現像器9の詳細については、図2の説明を
援用するものとする。
【0082】実施例3 次に、本発明に係る画像形成装置の実施例3について、
図5を参照して説明する。本実施例は実施例1と現像装
置12の構成が異なるだけで他は同じであるのでこれ以
外についての説明は省略する。
【0083】現像装置12は、回転式の現像器121に
よって構成され、トナー(粉体荷電粒子)を現像剤とし
て使用するが、詳細な説明は実施例1と同じであるので
省略する。
【0084】装置の位置付けとしてカラー主体とするか
モノクロ主体とするかによって(又はどちらも主体であ
ってもよい)、現像剤の構成を自由に選択できるところ
は前述までの実施例と同じである。
【0085】ロータリ現像器121は、有彩色としての
イエロー、マゼンタ、シアンの各カラートナーY、M、
Cと下色除去(UCR)用のブラックトナーBkによっ
て潜像を現像する各現像器12M、12Y、12C、1
2Bkの他に、無彩色トナーとしてのモノクロ画像形成
用ブラックトナーBkによる現像器12MBkを持ち、
これら5つの現像器を感光ドラム1表面に対向する現像
位置に回転移動させる回転体122とによって構成され
ている。尚、各現像器は、それぞれ現像スリーブ12
b、12c、12d、12e、12aを備えている。
【0086】上記構成の現像装置12によってカラー、
モノクロ両画像に適した良好な画像形成が行なえる。
【0087】尚、図5では現像装置をロータリ現像器1
21で構成したが、図6に示されるスライド移動式現像
器131で構成しても同様の画像形成が行なえる。スラ
イド移動式現像装置131は、現像スリーブ13a、1
3b、13c、13d、13eをそれぞれ備えた現像器
13MBk、13M、13C、13Y、13Bkを有し
ている。
【0088】また、図は省略するが、カラーY、M、C
の3色の現像器をロータリ又はスライドの移動式とした
現像器に、モノクロ用BkとUCR用Bkを一体または
別々の固定式の現像器として構成しても同様の効果が得
られる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
形成装置は、異なる2種類の黒の現像剤及び現像器を有
することにより、下記のような作用効果を得ることがで
きる。
【0090】すなわち、 1.1つの装置でカラー、モノクロの画像形成が良好に
行なえる。 2.黒の現像剤の補給回数を抑制できる。 3.モノクロ画像印字時のコストを下げられる。 4.フルカラー画像、モノクロ画像、いずれの場合にお
いても、光沢の有無等所望の画像を得ることができる。 5.カラー、モノクロそれぞれの画像形成に適したプロ
セススピード、定着温度を選択できるため、画像形成時
間の短縮や省エネルギーが実現できる。 4.モノクロ、カラーどちらかの黒の現像剤が空になっ
たとき、他方の現像剤で補うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1の画像形成装置を示す構
成図である。
【図2】図1の構成の別の構成例を示す構成図である。
【図3】本発明に係る実施例2の画像形成装置を示す構
成図である。
【図4】図3に示される構成の別の構成例を示す構成図
である。
【図5】本発明に係る実施例3の画像形成装置を示す構
成図である。
【図6】図5に示される構成の別の構成例を示す構成図
である。
【図7】従来の画像形成装置の一例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 4 現像装置 9、13 スライド式現像器 41 固定式現像器 42 ロータリ現像器(回転移動式現像
器) 50 転写ドラム(転写手段) P 転写材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥田 幸一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 早川 亮 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 一雄 埼玉県秩父市山田1998−1 (72)発明者 原 愛典 埼玉県入間郡越生町大谷728

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体表面に形成される静電潜像を顕
    像化するための複数色の現像剤と、これを収納する複数
    の現像器によって前記像担持体表面にカラー画像を形成
    させ、前記カラー画像を転写部位に搬送された転写材表
    面に転写手段により転写する画像形成装置において、2
    種類の黒の現像剤及び現像器を有することを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記2種類の黒の現像剤は、それぞれモ
    ノクロ用、及びカラー下色除去用であることを特徴とす
    る請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記モノクロ用の黒の現像剤は磁性現像
    剤とし、前記カラー下色除去用の黒の現像剤は非磁性現
    像剤とすることを特徴とする請求項2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記モノクロ用の黒の現像剤は固定式の
    現像器で、前記カラー下色除去用は移動式の現像器でそ
    れぞれ現像することを特徴とする請求項2の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記モノクロ用現像器は現像剤収納容量
    がカラー下色除去用現像器より大きいことを特徴とする
    請求項2の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記2種理の黒の現像剤は融点が異なる
    ことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記2種類の黒の現像剤はそれぞれ重合
    法と粉砕法によって生成されることを特徴とする請求項
    1の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記2種類の黒の現像剤はそれぞれ平均
    粒径が異なることを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 モノクロの現像とカラーの現像とでプロ
    セススピードを変えることを特徴とする請求項1の画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 モノクロとカラーでは定着温度を変え
    ることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記2種理の黒の現像剤は、定着後の
    光沢が異なることを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
  12. 【請求項12】 前記モノクロ用の黒の現像剤又は前記
    カラー下色除去用の現像剤が空になったときには、互い
    に他の現像剤を代用することを特徴とする請求項1の画
    像形成装置。
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