JPH0915917A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0915917A
JPH0915917A JP7189838A JP18983895A JPH0915917A JP H0915917 A JPH0915917 A JP H0915917A JP 7189838 A JP7189838 A JP 7189838A JP 18983895 A JP18983895 A JP 18983895A JP H0915917 A JPH0915917 A JP H0915917A
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JP7189838A
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Makoto Oki
誠 大木
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 両面コピー時の2面目でもメモリー効果を効
果的に除去することが可能な画像形成装置を提供する。 【構成】 感光ドラム1a〜1dに対し補助帯電器14
a〜14dにより第1の帯電を行なうと共に除電ランプ
11a〜11dで全露光を行なっ除電し、その後一次帯
電器12a〜12dによる第1の帯電と同極性の第2の
帯電をした後、感光ドラムに画像パターンに対応した露
光を行なって静電潜像を形成し、この静電潜像を現像剤
で現像してトナー像として可視化する。前記第1の帯電
の条件若しくは前記露光の条件、又は前記第1の帯電の
条件及び露光の条件を、両面画像形成時の1面目と2面
目の画像形成条件に基づきそれぞれ制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、電子写真
方式、静電記録方式等の画像形成装置に関し、限定する
ものではないが、特に複数の現像器を備えた多色電子写
真複写装置を初め、ファクシミリやコンピュータ等の出
力部を構成する記録装置等の種々のカラー複写機、カラ
ープリンタ等に好適に具現化し得る画像形成装置に関す
るものである。本明細書においては、多色電子写真複写
装置について説明するが、本発明の画像形成装置は上記
したようにこれに限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】従来、多色電子写真複写装置は種々提案
されている。図14に代表的な所謂回転式現像装置と称
される現像装置を具備した多色電子写真複写装置の一例
を示す。
【0003】多色電子写真複写装置は、図14に示すよ
うに、回転自在に軸支され矢印方向に回転する像担持
体、即ち感光ドラム1を有し、その外周部に画像形成手
段が配置される。この画像形成手段は任意のものを採用
し得るが、本例では、感光ドラム1の表面を均一に帯電
する一次帯電器12と、カラー画像を色分解した光像又
はこれに相当する光像を感光ドラム1上に照射して、画
像の静電潜像を感光ドラム1上に形成する例えばレーザ
ービーム露光装置などの露光手段15と、感光ドラム1
上の静電潜像を現像してトナー像として可視化する回転
式現像装置2とを備えている。
【0004】回転式現像装置2は、回転自在に軸支され
た略円柱形状の筒体200を有し、この筒体200の周
囲に、イエロー現像剤、マゼンタ現像剤、シアン現像
剤、ブラック現像剤をそれぞれ格別に収納した4個の現
像器2a、2b、2c、2dを保持している。回転式現
像装置2は筒体200が回転することにより、感光ドラ
ム1上に形成された静電潜像に対応した色の現像剤を収
納した現像器を感光ドラム1の外周面と対向した現像位
置へと搬送して、その色の現像剤で感光ドラム1上の静
電潜像を現像してトナー像として可視化し、これを他の
色について繰り返して4色分のフルカラー現像が可能に
構成されている。
【0005】感光ドラム1上に形成されたトナー像は、
転写装置5Aに担持した転写材P上に転写される。転写
装置5Aは、本例では回転自在に軸支された転写ドラム
5を備えたドラムタイプとされ、図15を参照すると理
解されるように、転写ドラム5は、両端に配置された一
対のシリンダ5a、5aと、両シリンダ5a、5aを連
結する連結部材502と、このシリンダ5a、5aの空
域の外周面に張設された転写材担持部材としての転写材
担持シート501とにて構成される。転写ドラム5の外
周面の転写材担持シート501の非張設部である連結部
材部502には、図示しない給紙装置から送給される転
写材Pを把持する転写材グリッパ5cが設けられ、転写
ドラム5内には転写手段を構成する転写帯電器5bが配
置される。更に転写ドラム5の内側、外側には、図14
に示すように、除電手段を構成する内側除電帯電器5
d、外側除電帯電器5eが配設される。
【0006】上記転写材担持シート501には、通常、
ポリエチレンテレフタレート樹脂やポリフッ化ビニリデ
ン樹脂などのフィルムが使用される。
【0007】上記構成の多色電子写真複写装置によるフ
ルカラー画像の画像形成工程を簡単に説明すると、以下
の通りである。
【0008】先ず、一次帯電器12及び露光手段15を
作動することにより、感光ドラム1の外周面上に青の色
分解静電潜像が形成され、この静電潜像は、回転式現像
装置2の現像器2aによりイエロー現像剤で現像され
る。一方、転写装置5Aへと送給された転写材Pは、転
写ドラム5上のグリッパ5cで把持して、転写ドラム5
の回転に伴い感光ドラム1上に形成されたトナー像と当
接される。このトナー像は、転写帯電器5bの作動によ
り転写材P上に転写され、同時に転写材Pは転写材担持
シート501に吸着、保持される。
【0009】以上のような画像形成及び転写動作を、マ
ゼンタ、シアン、ブラックの各色について繰り返すこと
により、上記転写材Pに4色分のトナー像を重ね合わせ
て転写した画像が得られる。4色分のトナー像を転写し
た転写材Pは、内側除電帯電器5d及び外側除電帯電器
5eにより除電した後、分離爪8aにより転写ドラム5
から分離して、次いで定着器50で画像の定着を行なっ
た後、複写装置の機外に排出される。定着器5は、定着
ローラ51及び加圧ローラ52を有し、又、定着ローラ
51に離型剤たるシリコーンオイルを供給する塗布ロー
ラ手段53を備えている。
【0010】一方、感光ドラム1上に残留トナーはクリ
ーナ4により除去して、再び画像形成工程に供される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の多色電子写真複写装置は、極めて好適に作動するも
のの、本発明者の研究、実験の結果、転写工程におい
て、特に転写ドラム5の転写材担持シート501として
ポリフッ化ビニリデン樹脂フィルム等を使用し、転写材
Pとして転写紙を使用した場合に、又特に湿度が大であ
る場合に、問題を生じることが分かった。
【0012】図16は、転写装置5Aの転写部における
転写材Pの端部、特に終端部のPaの電荷の状態を示す
説明図である。転写材Pは、転写ドラム5上にあって一
つの色のトナー像の転写が行なわれたが、未だ分離され
ることなく引き続き転写ドラム5に巻き付けられ、次の
他の色のトナー像を転写するべく転写ドラム5と共に回
動されている。転写帯電器5bに対して給電される転写
電圧の極性は、例えば潜像がマイナス電荷にて形成さ
れ、潜像を反転現像するべく各現像器の現像剤のトナー
がマイナスに帯電されている場合には、プラスに設定さ
れている。
【0013】本発明者の研究、実験によると、転写材担
持シート501としてポリフッ化ビニリデン樹脂フィル
ムを使用し、転写材Pとして転写紙を使用した場合に
は、ポリフッ化ビニリデン樹脂フィルムの体積抵抗は1
13Ω・cm、転写紙の体積抵抗は109 Ω・cm(高
湿度時)〜1012Ω・cm(低湿度時)であるために、
転写帯電器5bからのプラスの電荷が転写材担持シート
501を介して転写材P内へ注入され、該プラス電荷が
転写材Pの表面領域に蓄積されることが見出された。
【0014】又、本発明者は、転写材Pの表面領域に蓄
積されたプラス電荷は、感光ドラム1の表面との間に高
電界を生じさせ、図17に示すように、転写材Pが感光
ドラム1より離れる際に剥離放電を起こし、これにより
発生した空中のマイナス電荷は転写材Pのプラス電荷に
引かれて転写材P上へと移動するが、空中のプラスの電
荷はマイナスの電荷を帯びた感光ドラム1上へと移動
し、感光ドラム1にダメージ、つまりメモリー効果を生
ぜしめることを見出した。
【0015】上記メモリー効果は、一次帯電器2による
感光ドラム1上の一次帯電量を感光ドラム1の軸線方向
の幅状に減少させることとなり、その結果、感光ドラム
1の均一帯電を不可能とし、著しい画像不良を引き起こ
した。
【0016】上記のようなメモリー効果は、主に転写帯
電器5bの作動に対応して生じるものであるが、図1
6、図17に示すように、特に転写材Pの端部Paにお
いては、該プラス電荷が蓄積され易く、結果としてメモ
リー効果をより強く発生し、感光ドラム1の軸線方向に
沿って強い筋状の画像ムラを引き起こしていた。
【0017】上記のメモリー効果を軽減させる目的で、
転写帯電器5bの後段に別個の図示しない帯電器を設
け、この帯電器によって転写工程後の感光ドラム1のメ
モリー効果領域を除電したり、或いは感光ドラム1に対
する除電露光と一次帯電で該メモリー効果領域が十分に
低減されるように、一次帯電と同極性に予め帯電するこ
とも行なわれたが、除電のみでは十分な効果が得られ
ず、又一次帯電と同極性に帯電する場合にはメモリー効
果領域の低減効果は認められたが、感光ドラム1上に残
留しているトナーも帯電されることになるので、クリー
ニング不良が生じる問題があった。
【0018】又上記の感光ドラム1を同極性に予め帯電
する場合、転写材Pの端部Paに対するメモリー効果を
十分に軽減させるためには、感光ドラム1を著しく高い
電位に帯電させる必要があり、時に感光ドラム1の絶縁
破壊による画像欠陥の発生等の問題を生じる場合があっ
た。更に余分なスペースが必要になる等の問題も生じ
る。
【0019】即ち、従来は、感光ドラム1と転写材Pと
が当接して転写動作が行なわれたことにより感光ドラム
1に発生するメモリー効果を、特に転写材端部Paに対
する領域に発生するより強いメモリー効果も含めて、ク
リーニング不良、感光ドラム1の絶縁破壊等の問題を生
じることなく更に余分なスペースを使用することなく、
軽減するための有効な手段がなかった。
【0020】本発明の目的は、像担持体に発生したメモ
リー効果をクリーニング不良等を生じることなく帯電に
より除去し、メモリー効果による画像ムラ等の問題を解
消した画像形成装置を提供することである。
【0021】本発明の他の目的は、そのメモリー効果の
帯電による除去の際に、O3 、Nox等の放電生成物の
発生を抑制して、放電生成物による像担持体の被爆、劣
化、放電生成物による環境の汚染等を防止した画像形成
装置を提供することである。
【0022】本発明の更に他の目的は、両面コピー時の
2面目でもメモリー効果を効果的に除去することが可能
な画像形成装置を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば本発明は、像
担持体に対して第1の帯電を行なうと共に全露光を行な
い、更に前記第1の帯電と同極性の第2の帯電を行なう
ことにより、前記像担持体を所望の電位に一様帯電した
後、前記像担持体に画像パターンに対応した露光を行な
って静電潜像を形成し、前記静電潜像を現像剤で現像し
てトナー像として可視化する画像形成装置において、前
記第1の帯電の条件若しくは前記露光の条件、又は前記
第1の帯電の条件及び露光の条件を、両面画像形成時の
1面目と2面目の画像形成条件に基づきそれぞれ制御す
ることを特徴とする画像形成装置である。
【0024】本発明の好ましい実施態様によると、前記
画像形成条件は転写帯電条件とされ、好ましくは、この
転写帯電条件は、転写電流とされる。又、前記転写帯電
条件は、転写材に応じて制御することもできる。
【0025】又、好ましくは、像担持体は電子写真感光
体とされ、前記静電潜像は、反転現像によりトナー像と
される。
【0026】
【実施例】
実施例1 図1は、本発明の画像形成装置の第1の実施例を示す概
略構成図である。本実施例の画像形成装置は、4つの画
像形成ユニットI〜IVを有した多色電子写真複写機に
適用した場合を示す。4つの画像形成ユニットI〜IV
同様の構成とされ、図2に画像形成ユニットPaについ
て詳細に示す。
【0027】本実施例の多色電子写真複写機において、
各画像形成ユニットI〜IVは、回転自在に軸支された
ドラム状電子写真感光体(感光ドラム)のような像担持
体1a〜1dを有し、その回りに一次帯電器12a〜1
2d、現像器2a〜2d、転写帯電器3a〜3d、クリ
ーナ4a〜4dが配置され、更に画像形成ユニットI〜
IVを貫通する態様にて感光ドラム1a〜1dの下方に
搬送手段として無端状の転写材担持ベルト31が配置さ
れる。この転写材担持ベルト31は、給紙装置61によ
り給紙された転写材Pを、転写帯電器3a〜3dを配置
した箇所で画像形成ユニットI〜IVの感光ドラム1a
〜1dと当接するようにして搬送する。
【0028】更に、感光ドラム1a〜1dを帯電すると
同時に全面露光するために補助帯電器14a〜14dと
除電ランプ11a〜11dが、感光ドラム1a〜1d表
面の同一箇所に上下に重ねて設けられている。
【0029】本実施例では、感光ドラム1a〜1dの直
径を60mm、矢印方向に135mm/秒で回転するよ
うに設定した。感光ドラム1a〜1dは、一次帯電器1
2a〜12dによりその表面を−300V〜−900V
に帯電される。この感光ドラムの表面電位は、表面電位
センサ13a〜13dにてモニターされ、適正な感光ド
ラム表面電位が計算される。露光手段15には、レーザ
ービーム露光装置を使用した。
【0030】上記構成の本実施例の複写機による画像形
成工程について説明すると、感光ドラム11a〜11d
はそれぞれ表面上の残留トナーがクリーナ4a〜4dに
よって除去された後、補助帯電器14a〜14dにより
感光ドラム1a〜1dが、この上に形成される静電潜像
と同極性、即ち負極性に帯電されると同時に、除電ラン
プ11a〜11dにより一様に露光され、メモリー効果
領域、正常領域の双方が共に表面電位約0Vとなるよう
に除電される。その後、一次帯電器12a〜12d、像
露光手段のレーザビーム露光装置15の作動により、感
光ドラム1a〜1d上に画像露光パターンに対応した色
分解された静電潜像が形成され、現像器2a〜2dの作
動により該静電潜像がそれぞれイエロー色、マゼンタ
色、シアン色、ブラック色のトナーにより現像される。
【0031】各色の現像器2a〜2dは、マイナスに帯
電した各色のトナーを有し、このトナーを担持して感光
ドラム1a〜1dと近接する現像領域へと搬送する現像
スリーブ21a〜21dに印加される電圧(現像バイア
ス)と、感光ドラム1a〜1d表面の電位と、により形
成される現像電界により、反転現像でトナーを感光ドラ
ム1a〜1d上に形成された静電潜像に付着して、トナ
ー像として可視化する。
【0032】上記可視画像は、転写帯電器3a〜3dの
作動により転写材担持ベルト31上に担持された転写材
P上に順次転写され、転写材P上にフルカラー画像が形
成される。
【0033】斯かる画像形成工程が終了すると、転写材
Pは転写材担持ベルト31より分離され、定着器5に送
られ、ここで一括定着されることによって所望のフルカ
ラー画像が得られる。そして、転写材Pは排出トレイ6
3へと排出される。又、転写が終了した各画像形成ユニ
ットI〜IVの感光ドラム1a〜1dはクリーナー4a
〜4dで残留トナーが除去され、引き続き行なわれる次
の潜像形成に備える。尚、定着器5は定着ローラ51及
び加圧ローラ52を有し、又、定着ローラ51に離型剤
たるシリコーンオイルを供給する塗布ローラ手段53を
備えている。
【0034】又、自動両面画像形成時には、定着器5を
通過後、更に反転パス64で反転され、ガイド手段65
をへて収容部たる中間トレイ66へ積載される。そし
て、更にピックアップローラ67によりピックアップさ
れ、上述のように、転写材担持ベルト31へと供給さ
れ、画像転写工程及び定着工程をへて、トレイ63へと
排出される。
【0035】本実施例では、転写帯電器3a〜3dはブ
レード形状の接触型転写帯電器を使用した。転写電流は
環境によりその最適値が決まり、本実施例では温度25
%、湿度5%のとき、18μAとした。
【0036】図3は、メモリー効果領域を有する感光ド
ラムの静電潜像形成領域に対して従来のように一次帯電
を行なった場合の表面電位の推移を示す図である。図3
から明らかなように、感光ドラム1a〜1dのメモリー
効果領域の電位(約+100〜+700V)は、感光ド
ラム1a〜1dを除電露光により除電した後もそのまま
残留し、一次帯電を行なって感光ドラム1の表面電位を
−700Vに帯電させた際にも、メモリー効果領域の電
位は−300V〜−650Vになっている。このためメ
モリー効果領域の電位−300V〜−650Vと現像バ
イアス電圧−550Vとの差分である電位差(図中に点
線で示す)に対応する現像電界が形成され、つまり、元
々静電潜像を形成しない非画像領域でもメモリー効果に
よる静電潜像が形成されていることになり、これが現像
されて不要なトナー像が形成されることになる。その結
果、この不要なトナー像が転写材P上に転写されて、画
像ムラが生じてしまうのである。或いは、静電潜像を形
成する画像領域にメモリー効果領域が形成されているた
めに、その画像領域に静電潜像を形成してもその静電潜
像は、メモリー効果のない正常な画像領域における静電
潜像の電位よりも低い電位となり、そのメモリー効果領
域の静電潜像は濃く現像されるので、画像ムラが生じて
しまうのである。
【0037】即ち、上記感光ドラム1a〜1dのメモリ
ー効果領域は、感光ドラム1a〜1dに形成される静電
潜像に対して逆極性の電位、つまり本実施例においては
正極性に帯電されてしまうために、除電ランプ11a〜
11dによる除電露光で除電されることなく、次の一次
帯電工程が施されることになる。従って、該メモリー領
域を所望の電位に帯電するためには、除電を施された正
常な領域に対してより多くの帯電を行なうことになり、
結果的にメモリー効果領域は、一次帯電した後も正常に
帯電された領域に対し低い電位になってしまうことにな
る。
【0038】特に、転写材Pの端部に対応する部分のメ
モリー効果領域については、そのメモリー効果が著しい
ために、一次帯電後の正常領域との表面電位差も著しく
残り、結果的に大きな画像濃度差として現れてしまう。
【0039】そこで、本発明では、上記した問題点を解
決するために、感光ドラム1a〜1dを帯電すると同時
に全面露光を行なっている。そのために本実施例では、
図2を参照して上述した画像形成装置の潜像形成部の概
略構成にて理解されるように、補助帯電器14a〜14
d及び除電ランプ11a〜11dを感光ドラム1a〜1
d表面の同一箇所に上下に重ねて設けており、これによ
り上記したメモリー効果による画像不良を十分に軽減す
ることができる。
【0040】以下、図4を参照しながら具体的に説明す
る。図4は、メモリー効果領域を有する感光ドラム1a
〜1dに対して本発明を適用した場合の表面電位の推移
を示す。
【0041】本実施例にて、感光ドラム1a〜1dは表
面上の残留トナーがクリーナ4a〜4dによって除去さ
れた後、感光ドラム1a〜1dに形成される静電潜像と
同極性、即ち負極性に感光ドラム1a〜1dが補助帯電
器14a〜14dによって帯電され(第1の帯電)、こ
れと同時に除電ランプ11a〜11dにより感光ドラム
1a〜1dが一様に露光される。この場合、補助帯電器
14a〜14dによる帯電のみで除電ランプ11a〜1
1dによる露光を行なわないと、感光ドラム1a〜1d
のメモリー効果領域及び正常領域は、図4中に示される
ように、それぞれ約0V〜−700V及び約−800V
〜−850Vに帯電されることになる。
【0042】これに対し上記のように、除電ランプ11
a〜11dを補助帯電器14a〜14dと同時に作動さ
せ、帯電と同時に十分な露光を行なうと、補助帯電器1
4a〜14dで帯電された電荷は感光ドラム1a〜1d
の光導電性により直ちにその光導電層を導通して減衰
し、その結果、感光ドラム1a〜1dの正常領域は、補
助帯電器14a〜14dにより著しい高電位に帯電され
ることなく、ほぼ0Vにまで除電され、又感光ドラム1
a〜1dのメモリー効果領域は、その逆極性帯電(正極
性帯電)が除去されてメモリー効果がなくなり、正常領
域と同様にほぼ0Vに除電される。その後、感光ドラム
1a〜1dは一次帯電器12a〜12dによる帯電が行
なわれ(第2の帯電)、つまり一次帯電により−700
Vの表面電位に帯電される。
【0043】現像電界を形成するための現像バイアス電
圧は、−550Vに設定されている。感光ドラム1a〜
1dの帯電電位−700Vと現像バイアス電圧−550
Vとの差分の150Vはカブリ取り電圧である。この電
位差で形成される電界により現像器2a〜2dのトナー
は、その現像器2a〜2dの現像スリーブ21a〜21
dに常に吸引されて感光ドラム1a〜1dに付着するこ
とがなく、従って画像の白部にカブリが生じない。
【0044】一方、感光ドラム1a〜1dの画像パター
ンに対応する部分は、その画像濃度に対応した強度でレ
ーザビームが照射されるので、このレーザビームにより
露光された部分の電位は十分下がり、図4に示すよう
に、現像バイアス電圧−550Vよりも低い電位の−3
50Vになって、この現像バイアス電圧と感光ドラム1
a〜1dの露光部分の表面電位とで形成される現像電界
により、現像スリーブ上のトナーが感光ドラム1a〜1
dに付着し、感光ドラム1a〜1d上にトナー像が形成
される。
【0045】以上のように、本実施例によれば、感光ド
ラム1a〜1dの一次帯電に先立って予め、感光ドラム
1a〜1dのメモリー効果領域が感光ドラム1a〜1d
に形成される静電潜像と同極性、つまり負極性となるよ
うに、補助帯電器14a〜14dにより感光ドラム1a
〜1dを帯電し(第1帯電)、且つこれと同時に感光ド
ラム1a〜1dを除電ランプ11a〜11dにより除電
露光するので、一次帯電の前に感光ドラム1a〜1dの
メモリー効果領域を除去すると共に、メモリー効果を受
けていない正常領域を著しく高い電位に帯電させること
なく、ほぼ一様な電位に除電することができる。従って
その後の第2の帯電である一次帯電、画像露光、現像の
各工程が正常に行なわれ、従来のようにメモリー効果領
域にトナー像が形成され、このトナー像が転写材Pに転
写されることによる画像の乱れは発生しない。
【0046】しかしながら、両面画像形成時には、両面
コピーの2面目において補助帯電を行ってもメモリ効果
を除去できない場合が生じた。すなわち、補助帯電は、
3、NOX 等の放電生成物による感光ドラムの被爆、
劣化、環境の汚染、更に消費電力の増加等の問題によ
り、設定値或は制御値はメモリ効果を除去できる必要最
少限としている。
【0047】本実施例での画像形成装置は、上述のよう
に、自動両面コピー機能を有しており、自動両面コピー
を選択した場合、種々の画像プロセス条件が2面目画像
形成条件として制御される。転写帯電条件も、その一つ
であり、両面コピー2面目で転写電流を上げている。従
って、両面コピーの2面目でのメモリ効果領域が大きく
なり、1面目での補助帯電設定では消せない場合があっ
た。以下に具体的に説明する。
【0048】使用者が両面コピーを選択した場合、1面
目の画像形成が終了した転写材Pは、上述のように、定
着器5で定着された後、排紙トレイ63には排出され
ず、反転パス64で反転を行い、ガイド手段65を通り
両面トレイ66に任意の枚数送られる。その後、再給紙
され、1面目と同じ画像形成プロセスをへた後、定着器
5で定着され、排紙トレイ63に排出される。
【0049】転写電流値は、温度25℃、湿度5%の環
境下で標準紙を用いた場合、1面目コピーでは、18μ
Aと設定されている。しかし、2面目のコピーを行う場
合、1面目の画像形成を行っていることから転写材Pの
厚さがトナー層により厚くなり最適な転写電流は21μ
Aとなる。図5に示すように、メモリー効果は、転写電
流が大きくなればそれだけ大きくなり、そのメモリー効
果を除去するのに必要な補助帯電も上げなければならな
い。逆に2面目に最適な補助帯電条件で一面の画像形成
を行った場合、メモリー効果除去には、必要な電流以上
で補助帯電を動作させることになるので、O3 ,NOx
等の放電生成物が必要以上に発生してしまう。このよう
なことから、両面画像形成時の転写電流条件により補助
帯電電流を制御することでメモリー効果領域を必要最少
限の補助帯電の帯電電流とすることができる。
【0050】図7は、メモリー効果領域を除電するため
に必要な補助帯電器14a〜14dの帯電電流とメモリ
ー効果領域の表面電位との関係を示したものである。
【0051】本実施例の画像形成装置の両面コピー時の
最適な転写電流値は、前記環境下では、1面目で18μ
A、2面目では21μAであることから、補助帯電器1
4a〜14dの最適帯電電流は1面目が−120μA、
2面目が−250μAとした。
【0052】以上のような制御を行うことによりメモリ
ー効果領域に対する補助帯電による除去効果を十分に得
ることができ、かつ放電生成物の発生による弊害を最少
限とすることが可能となった。
【0053】具体的には、両面コピーの枚数を全体の2
0%とすると、これまで約5万枚の画像形成回数でドラ
ム劣化等で、ドラム寿命としていたものを、約7万枚の
画像形成回数までドラム寿命を延ばすことが可能となっ
た。
【0054】又、本実施例においては、4ドラムを有す
るフルカラー複写機についてその効果を述べたが、反転
現像を用いる他の白黒複写機或はLBP(レーザビーム
プリンタ)等に用いても同様の効果が得られる。更に、
本実施例における第1の帯電(補助帯電器14a〜14
d)と第2の帯電(一次帯電器12a〜12d)には、
コロナ帯電器を用いたが、ローラ帯電等の接触型帯電器
を用いても同様な効果が得られる。
【0055】実施例2 図8に本発明の画像形成装置の第2の実施例を示す。本
実施例の画像形成装置は、先に図14を参照して説明し
た回転現像装置を有した多色電子写真複写装置と同様の
構成とされ、ただ、本実施例でも、実施例1と同様に補
助帯電器14の背面に除電ランプ11を配置し、補助帯
電同時除電露光を行っている点で図14に示す従来の装
置と異なっている。従って、従来装置と同じ構成及び機
能をなす部材には同じ参照番号を付して、詳しい説明は
省略する。
【0056】又、本実施例における転写帯電器5bはコ
ロトロンタイプのコロナ帯電器を用いている点で、実施
例1の装置と異なっている。コロナ帯電器を用いた転写
帯電器の最適転写電流値は、各色によって異なり、25
℃、5%の環境下では、1色目、125μA、2色目、
150μA、3色目、175μA、4色目、200μA
となっている。この時の転写材方向電流は4色ともほぼ
一致しており、約20μAである。
【0057】本実施例における多色電子写真複写装置
は、実施例1の画像形成装置と異なり、自動両面機能は
なく、両面コピーを出力したい場合は、まず1面目のコ
ピーを出力した後、再度手差し、或はカセットに一面コ
ピーされた転写材を入れ、再度画像形成を行うというプ
ロセスをとっている。
【0058】フルカラーの画像形成装置においては、1
面目と2面目における画像形成プロセスは必ずしも同じ
ではなく、カセット、或は、手差しから2面目コピー用
の転写材を給紙する場合でも、両面コピーボタンを設け
使用者に選択してもらっている。この時の2面目の画像
形成プロセスにおいて転写電流も制御されている。
【0059】前記環境下において二面コピー時の最適転
写電流は、1色目150μA、2色目175μA、3色
目200μA、4色目225μAである。この時の転写
材方向電流は約22μAである。図6に示すようにメモ
リー効果領域の大きさは転写材方向電流で決まり、転写
材方向電流が大きければメモリー効果領域も大きくな
る。従って、図7に示すようにメモリー効果領域除去に
最適な補助帯電器14の帯電電流値も異なってくる。
【0060】本実施例における補助帯電器14の電流値
は、前記環境下において、1面目、−80μA、2面
目、−110μAとなる。
【0061】本実施例においても、1面目と2面目の転
写条件に基づいて補助帯電器14の帯電電流を制御する
ことにより両面時においても効果的にメモリー効果領域
を除去することが可能となる。また、放電生成物の発生
を最少限にすることが可能となった。
【0062】又、本実施例においては、1ドラム、回転
現像装置を有するフルカラー複写機について述べたが、
固定現像器を用いるフルカラー複写機、或は白黒複写
機、LBP等に用いても同様の効果が得られる。
【0063】更に、本実施例における第1の帯電(補助
帯電器14)、第2の帯電(一次帯電器12)及び転写
帯電器5bにはコロナ帯電器を用いたが、ローラ帯電、
ブラシ帯電、又はブレード帯電等の接触型帯電器を用い
ても同様の効果が得られる。
【0064】実施例3 実施例1に示す画像形成装置は、ストレートパス構成に
より多様な転写材を用いて画像形成を行うことが可能で
ある。更に、多様な転写材を用いて両面画像形成も可能
である。
【0065】ところで、メモリー効果は、図9に示すよ
うに、転写材Pの厚さによって違いが発生している。即
ち、転写材Pの厚さが厚いほどメモリー効果は大きい。
これらのメカニズムは明確にはされていないが、転写材
の厚みの増加により転写材後端部のインピーダンスの変
化が上昇し電荷が転写材後端部に集中しやすくなるため
と言われている。更に、転写電流は転写材の厚さにより
その最適値が異なり、一般的に転写材が厚い方が転写電
流は大きくなる。
【0066】一方、図1に示す構成の本実施例の画像形
成装置は、105g/m2 紙以下で自動両面が可能であ
り、それ以上の転写材では片面コピーを行った後に再度
2面目をコピーする、所謂手差し両面を行っている。更
に、これに応じて転写電流が制御される。
【0067】具体的には、209g/m2 紙では1面目
の転写電流値は22μAである。又、ユーザにより選択
される両面2面目時は25μAと設定される。この時の
メモリ電位は1面目+700V、2面目は+950Vと
なる。従って、必要な補助帯電の総電流は、1面目で−
350μA、2面目は−450μAとなる。
【0068】放電生成物(O3 、NOX )は、総電流に
応じて増加することが知られているが、本実施例に示す
ように厚い転写材を用いた場合には総電流は、かなり大
きくなり、その分総電流を最少限に抑えることは重要で
ある。
【0069】本実施例では、これまで示したように転写
材により補助帯電器14を制御し、両面時においても総
電流を必要最少限とすることで放電生成物の発生を最少
限とし、環境汚染、感光体の劣化等を最少限とすること
を可能とした。
【0070】また転写材の厚さ等の検知することで、転
写材の厚さに応じてより最適な補助帯電の総電流を制御
することが可能である。
【0071】以上、実施例1〜3により本発明を説明し
たが、実施例1〜3では、いずれも、感光ドラム1、1
a〜1dを全面露光して除電する除電ランプ11、11
a〜11dとしては図10に示すようなLEDランプア
レー11Aを用いたが、本発明はこれに限定されず、図
11に示すようなヒューズランプアレー11B等の露光
手段を使用することもできる。
【0072】除電ランプ11、11a〜11dとして例
えば上記LEDランプアレー11Aを使用する場合の一
例を示せば、LEDランプアレー11Aは、ピーク波長
が695nmのランプを64個直線状に配列してなって
おり、このようなLEDランプアレー11Aを、ランプ
配列方向を感光ドラムの軸方向と同方向にして、補助帯
電器14、14a〜14dの上方に重ねて配置すればよ
い。
【0073】又補助帯電器14、14a〜14dとして
図12に示すような、帯電線14Aに高圧電源14Bか
らの高電圧が印加されるコロトロンロンタイプの帯電器
を使用したが、図13に示すようなスコロトトロンタイ
プの帯電器を使用して、感光ドラムへの帯電量を制御す
ることもできる。即ち、スコロトロンタイプの帯電器で
は、高圧電源14Bから印加される高電圧によって放電
する帯電線14Aの放電量は、グリッドバイアス電源1
4Dからグリッド14Cに所定の制御電圧を印加するこ
とによって制御し、感光ドラムの表面を所望の電位に帯
電させる。
【0074】更に上記各実施例1〜3における一次帯電
後の感光ドラム表面電位、レーザビーム露光後の表面電
位、現像バイアス電圧等は、それぞれのところで示した
値に限定されるものではなく、周囲環境の変化に応じて
種々の値を採ることができる。勿論、露光もレーザビー
ム露光に限られるものではない。又本発明は多色電子写
真複写装置以外の電子写真方式、静電記録方式等の種々
の複写機、プリンタ等の画像形成装置に等しく適用でき
るものである。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置は、転写材表面における電荷の蓄積、特に転写材端
部における電荷の蓄積に起因した剥離放電により像担持
体上に発生するメモリー効果に対して、像担持体に第1
の帯電をすると同時に全面露光を行ない、更に第1の帯
電と同極性の第2の帯電を行なうことにより、像担持体
を所望の電位に一様に帯電してから、像担持体上に画像
パターンに応じた露光を行なって静電潜像を形成し、潜
像を現像剤で現像してトナー像として可視化するので、
従来のような像担持体上のメモリー効果領域が現像され
てこれが転写材上に転写されると言うようなことがな
く、像担持体の絶縁破壊等の弊害を生じることなく、メ
モリー効果領域に起因する画像乱れや画像ムラを確実に
防止した高品質な画像を得ることができる。
【0076】更に、本発明の画像形成装置は、両面画像
形成時の転写条件に基づいて補助帯電器の帯電条件を制
御することにより、両面画像形成2面目のメモリー効果
領域を効果的に除去することが可能となり、又、それに
伴う放電生成物の発生、感光体のような像担持体の劣
化、環境汚染などを最小限度とすることが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第1の実施例を示す概
略構成図である。
【図2】実施例1の画像形成装置の一つの画像形成ユニ
ットの詳細を示す構成図である。
【図3】従来の画像形成装置におけるメモリー効果領域
を有する感光ドラムの表面電位の推移を示す図である。
【図4】実施例1の画像形成装置におけるメモリー効果
領域を有する感光ドラムの表面電位の推移を示す図であ
る。
【図5】転写電流値(接触転写方式)に対するメモリー
効果表面電位の関係を示す図である。
【図6】転写電流値(コロナ帯電転写方式)の転写材方
向電流値に対するメモリー効果表面電位の関係を示す図
である。
【図7】メモリー部表面電位と必要な補助帯電器の帯電
電流の関係を示す図である。
【図8】本発明の画像形成装置の第2の実施例を示す概
略構成図である。
【図9】転写材の厚さとメモリー電位の関係を示す図で
ある。
【図10】本発明で使用した除電ランプとしてのLED
ランプアレーを示す断面図である。
【図11】本発明で使用することができる除電ランプと
してのヒューズランプアレーを示す断面図である。
【図12】本発明で補助帯電器として使用したコロトロ
ンタイプの帯電器を示す断面図である。
【図13】本発明で使用することができる補助帯電器と
してのスコロトロンタイプの帯電器を示す断面図であ
る。
【図14】従来の画像形成装置の一例を示す概略構成図
である。
【図15】図14の画像形成装置に用いられた転写装置
の転写ドラムを示す斜視図である。
【図16】図15の転写装置の転写部における転写材端
部の電荷の状態を示す説明図である。
【図17】図15の転写装置の転写部における転写材端
部での剥離放電を示す説明図である。
【符号の説明】
1、1a〜1d 像担持体(感光ドラム) 2、2a〜2d 現像器 3、3a〜3d、5b 転写帯電器 4、4a〜4d クリーナ 5 転写ドラム 11、11a〜11d 除電ランプ 12、12a〜12d 一次帯電器 14、14a〜14d 補助帯電器 15 露光装置 31 転写材担持ベルト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に対して第1の帯電を行なうと
    共に全露光を行ない、更に前記第1の帯電と同極性の第
    2の帯電を行なうことにより、前記像担持体を所望の電
    位に一様帯電した後、前記像担持体に画像パターンに対
    応した露光を行なって静電潜像を形成し、前記静電潜像
    を現像剤で現像してトナー像として可視化する画像形成
    装置において、 前記第1の帯電の条件若しくは前記露光の条件、又は前
    記第1の帯電の条件及び露光の条件を、両面画像形成時
    の1面目と2面目の画像形成条件に基づきそれぞれ制御
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成条件は、転写帯電条件であ
    る請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写帯電条件は、転写電流である請
    求項2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写帯電条件は、転写材に応じて制
    御する請求項2又は3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記像担持体は電子写真感光体である請
    求項1の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記静電潜像は、反転現像によりトナー
    像とされる請求項1の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009031488A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2011232372A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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JP2009031488A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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