JPH09159135A - セメントキルンによる有害廃棄物の燃焼破壊処理方法 - Google Patents

セメントキルンによる有害廃棄物の燃焼破壊処理方法

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JPH09159135A
JPH09159135A JP7320782A JP32078295A JPH09159135A JP H09159135 A JPH09159135 A JP H09159135A JP 7320782 A JP7320782 A JP 7320782A JP 32078295 A JP32078295 A JP 32078295A JP H09159135 A JPH09159135 A JP H09159135A
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Sukehisa Tatsuichi
祐久 辰市
Hiroyuki Ueno
広行 上野
Kanzaburo Sudo
勘三郎 須藤
Kazumasa Sakae
一雅 栄
Toshiaki Hirose
敏章 広瀬
Hiroaki Takahashi
寛昭 高橋
Takashi Miyakoshi
隆 宮腰
Shuji Hashimoto
周二 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】有害廃棄物の注入用パイプが熱により破損、又
は、該廃棄物の分解に際して発生した酸性ガスにより腐
食、閉塞するのを防止すると共に、該廃棄物とフレーム
との接触及び分解が不完全となり破壊効率が低下するの
を防止する。 【解決手段】石炭バーナCBの中央部の重油導入用ガイ
ド路1に注入用パイプPを挿入し、該パイプから前記フ
レームFの軸心Cに沿って該廃棄物f12を吹き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セメントキルンに
よるフロン、ハロン、PCBなどの有害廃棄物の燃焼破
壊処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フロン(商標名)は成層圏のオゾ
ン層を破壊するとして世界的に規制が叫ばれるようにな
った。1985年にはオゾン層を破壊する物質に関する
モントリオール議定書が締結された。このモントリオー
ル議定書会議のフロン破壊処理の承認技術の1つとして
セメントキルン法が示され、世界中で実験が行なわれた
が、現在のところ実操業に至っているセメント工場はな
い。
【0003】これまでに行なわれたセメントキルン法に
よるフロンの破壊処理実験では、図6に示す様にフロン
の注入用パイプPTをバーナCBのフレームF中に側面
から挿入してフロンf12を注入している。
【0004】この様にして、セメントキルン内にフロン
を注入すれば該フロンf12には1500℃程度の高温で
容易に分解し、その際生じる塩化水素(HCl)、ふっ
化水素(HF)がセメントないしはその原料の中に取り
込まれ、何ら特別の処理を必要としないことがセメント
キルン法の特徴である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような注
入方法では注入用パイプの先端部分がフレーム中で高温
にさらされるため熱で破損したり、注入用パイプ内でフ
ロンの破壊が起こってしまい、分解によって生じたふっ
素や塩素の酸性ガスにより注入用パイプが腐食したり、
または注入用パイプの素材と化学反応して閉塞してしま
う現象が引き起こされる。又、フロンとフレームとの接
触および分解が不完全となり破壊効率が低下してしま
う。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、フロン、ハロ
ン、PCB等の有害廃棄物の注入用パイプが熱により破
損、又は該廃棄物の分解に際して発生した酸性ガスによ
り腐食、閉塞するのを防止することを目的とする。他の
目的は、有害廃棄物とフレームとの接触および分解が不
完全となり破壊効率が低下するのを防止することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、セメントキル
ン内のバーナのフレームの中に有害廃棄物を注入して該
廃棄物を燃焼破壊せしめるセメントキルンによる有害廃
棄物の燃焼破壊処理方法において;該バーナの中央部の
導通路から前記フレームの軸心に沿って該廃棄物を吹き
込むことを特徴とするセメントキルンによる有害廃棄物
の燃焼破壊処理方法、である。
【0008】本発明は、セメントキルン内の石炭バーナ
のフレームの中に有害廃棄物を投入して該廃棄物を燃焼
破壊せしめるセメントキルンによる有害廃棄物の燃焼破
壊処理方法において;該石炭バーナの中央部の導通路に
注入用パイプを挿入し、該パイプから前記フレームの軸
心に沿って該廃棄物を吹き込むことを特徴とするセメン
トキルンによる有害廃棄物の燃焼破壊処理方法、であ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】セメントキルンのバーナの中央部
に有害廃棄物を注入する導通路を設け、該導通路から直
接フレームの軸心に沿って有害廃棄物を吹き込み、燃焼
破壊処理を行なう。
【0010】または、セメントキルンの石炭バーナに
は、通常中央部に点火時に重油を導入する導通路が設け
られている。このセメントキルンの石炭バーナは燃料に
微粉炭を使用し、助燃空気と混合して吹き込む構造とな
っている。この重油の導通路に注入用パイプを挿入し、
該パイプから有害廃棄物をフレームの軸心に沿って吹き
込み、燃焼破壊処理を行なう。
【0011】なお、本発明で示す有害廃棄物とはフロ
ン、ハロン、PCBなどを指す。また、該廃棄物の吹き
込み量は、それが分解してセメントに吸収された場合、
セメントの品質に影響しない範囲、または、組成成分が
規格を逸脱しない範囲である。
【0012】セメントキルンのフレーム温度は1500
℃を越える高温であるが、本発明のバーナの中央部から
該廃棄物を注入する方法では、フレームの熱、または該
キルン内の熱による影響は小さく、バーナの先端部分で
も温度は100℃程度であり、熱による破損を生じる恐
れがない。また、フロン、ハロン、PCBなどの有害廃
棄物の分解温度は400℃以上であるので、注入用パイ
プの中でフロンが分解し、酸性ガスを発生して該パイプ
を腐食、閉塞する恐れもない。更に、本発明の方法で
は、該廃棄物は確実にフレームの中心に向ってバーナの
燃料空気混合流と同一方向に吹き込まれるため高い破壊
効率が得られる。
【0013】なお、バーナ助燃空気流、または、燃料流
に該廃棄物を混合する方法も考えられる。しかし、この
場合、バーナの燃焼性能に悪影響を及ぼすため燃焼状況
が悪化し、破壊効率も低下する。これに対し本発明の方
法では、燃料と助燃空気のバランスを崩すことがないた
め燃焼状況が悪化する恐れはなく、従って高い破壊効率
が得られる。又、助燃空気流に該廃棄物を混合して注入
する場合、助燃空気が高圧で吹き込まれるため輸送系で
漏洩する恐れがあるが、本発明の方法では、全く別の系
で輸送されるため注入圧は低くでき、また、密閉度も高
くできる為漏洩の恐れも無い。
【0014】なお、我が国では既存のセメントキルンの
殆どが石炭バーナを使用しており、石炭バーナの中央部
には、重油用導通路があるためこれを利用すれば簡単で
安価な設備で有害廃棄物の注入が可能である。
【0015】
【実施例】この発明の第一実施例を図1〜図4により説
明するが、まず初めに、セメントを焼成するセメントキ
ルン(ロータリキルン)の概要を簡単に説明する。図1
に示すように、石灰石、粘土、珪石などのセメント原料
Mは、粉末の形で、サスペンションプレヒータ(予熱装
置)SPの上部から供給される。セメント原料Mは該ヒ
ータSPで十分に予熱、混合された後、セメントキルン
RKの入口N側に導入される。
【0016】セメントキルンRKは、長さ83m、直径
5.5m、クリンカ焼き出し量210t/hr、であ
り、傾斜を付けて横たわっており、1分間に2〜3回転
する。該キルンRK内のフレーム温度は、1600゜C
以上に保たれ、該キルンKR内の高温ガスHGの滞留時
間は6〜7秒である。
【0017】キルンRK出口T側には、石炭吹き込み量
10.4t/hrの石炭バーナが設けられている。この
バーナCBにより燃料FLを燃焼させて火炎(フーム)
Fを形成し、該キルン内を所定の高温に維持する。この
バーナCBは図2、図3に示すように、中央部に重油導
入用ガイド路(導通路)1が設けられ、その外周には順
次旋回流路2、直進流路3、が同心状に設けられてい
る。
【0018】該ガイド路1は、通常キルン火入れ用重油
のパイプとして用いられる。該旋回流路2内には、空気
Aが供給され、該空気Aは該旋回流路2内の先端側に設
けられた旋回羽根5により旋回流A1となって該キルン
RK内に放出される。
【0019】該直進流路3には、空気Aが供給され、該
空気Aは直進流A2となって該キルン内に放出される。
【0020】該直進流路3の外周には、燃料流路6と分
割流路7とが円周方向に交互に配設されている。該燃料
流路6には燃料FLが供給され、該燃料FLは空気と混
合されながら燃料流FL1となって該キルンRK内に放
出される。
【0021】燃料流路6および分割流路7の外側には、
外流路8が設けられており、該外流路8に供給された空
気Aの一部は分割穴10を通って分割流路7に入り、孔
11からシャワー状の分割流A3となって該キルン内に
放出される。外流路8に供給された空気Aのうち分割流
路7に入らなかった空気Aは、外流A4となって外流路
8から該キルン内に放出される。
【0022】セメントキルンRK内の出口T側にはクリ
ンカクーラCCが接続されており、該出口Tから排出さ
れるクリンカSを冷却する。
【0023】次に、この実施例の作動につき説明する。
運転中のセメントキルンRKの石炭バーナCBの重油導
入用ガイド路1から直接フロン−12f12を3.6kg/
hr(クリンカに対して塩素10ppmとなる量)で温
度が1600゜C以上であるバーナCBの火炎(フレー
ム)F中に図5に示すようにその軸Cに沿って吹き込
む。
【0024】該フロン−12f12は該キルンRK内で破壊
熱分解され消滅するが、その分解時にふっ化水素HF、
塩化水素くHClが発生する。このHF、HClは該ヒ
ータSPおよび該キルンRKの中でセメント原料M又は
クリンカの中に取り込まれる。
【0025】この発明の第2実施例を図5により説明す
る。この実施例と第1実施例との相違点はフロン−12を
重油導入用ガイド路1に直接注入する代わりに、該ガイ
ド路1に注入用パイプPを挿入し、該注入用パイプPか
らフロン−12をフレームFの軸心に沿って注入すること
である。
【0026】なお、注入用パイプPの先端Paは、バー
ナCBの先端CBaの位置に揃えて用いることもできる
が、ここでは、その先端Paをバーナ先端CBaから該
キルンRK内に突出量αだけ突出させる。この突出量α
は、該パイプPが熱損を受けず、かつ、該パイプP内で
フロンの破壊が生じない程度の温度雰囲気内に位置する
ように適宜選択される。この突出量αとして、例えば
0.2mを越えない範囲が選ばれるが、この位置での該
パイプの先端Paの温度は、例えば、100゜C以下の
低温である。
【0027】運転中のセメントキルンの石炭バーナCB
の重油導入ガイド路1内に図5に示すような注入用パイ
プP(10A Sch40 SUS304)を差し込み、これを通じて
フロン−12 を3.6Kg/hrで温度が1600℃以上である
フレーム中にその軸心Cに沿って吹き込んだ。
【0028】3日間の連続注入を行ないながら8時間置
きに最終排気の分析を行ない、処理対象物の破壊効率お
よび環境汚染物質の発生の有無の確認を行なった。その
結果、フロン−12 の破壊効率は99.9999 %となり、塩
化水素(HCl)やふっ化水素(HF)などの環境汚染
物質の発生量についても問題のないレベルであり、一
方、注入パイプや輸送系などの設備の面でも問題もなか
った。また、この時、バーナの中央部の注入用パイプの
温度を測定したところ、注入用パイプPはバーナ先端C
Baで58.2 ℃、バーナの先端から0.2 m突出した位置
でも100℃と低温であり、注入用パイプの中で有害廃
棄物が分解(400℃で分解を開始する)し、酸性ガスを
発生してパイプが腐食する恐れのないことが確認され
た。
【0029】この発明の第3実施例について説明する。
この実施例と第2実施例との主な相違点は、有害廃棄物
としてフロン−12 の代わりにフロン−11 を用いたこと
である。即ち、運転中のセメントキルンRKの石炭バー
ナCBの重油導入ガイド路1内に注入用パイプPを差し
込み、これを通じてフロン−11を2.7 Kg/hr(クリンカ
に対して塩素10ppm となる量)で温度が1600℃以
上であるフレーム中に吹き込んだ。
【0030】3日間の連続注入を行ないながら8時間置
きに最終排気の分析を行ない、処理対象物の破壊効率お
よび環境汚染物質の発生の有無の確認を行なった。その
結果、フロン−11の破壊効率は99.9999 %となり、又、
塩化水素(HCl)やふっ化水素(HF)などの環境汚
染物質の発生量についても問題のないレベルであり、一
方、注入パイプや輸送系などの設備の面でも問題もなか
った。
【0031】本発明と従来例とを比較するため、次の要
領で従来例の実験を行なった。運転中のセメントキルン
(直径5.5 m、長さ83 m、クリンカ焼き出し量210t/h
r)の石炭バーナ(石炭吹き込み量10.4 t/hr)のフレ
ームの中心に向って図6のようにフレームFの側面から
注入用パイプPT(10A Sch40 SUS304 )を差し込
み、これを通じてフロン−12f12を3.6 kg /hr(クリン
カに対して塩素10 ppmとなる量)で温度が1600℃以
上であるフレームF中に吹き込んだ。3日間の連続注入
を行ないながら8時間置きに最終排気の分析を行ない、
処理対象物の破壊効率および環境汚染物質の発生の有無
の確認を行なった。その結果、フロン−12f12 の破壊
効率は99.97 %となった。なお、該フロンを注入し始め
て10分程度で注入用パイプPTの先端が腐食し始め、
その後閉塞したり、破損してしまったりする現象を繰り
返した。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上の様に構成したので、次
の如き顕著な効果を奏する。 (1)バーナの軸心部に有害廃棄物の導通路を備え、該
導通路から直接フレームの軸心に沿って該廃棄物を吹き
込むので、該廃棄物は確実に燃料空気混合流と同一方向
に吹き込まれる。そのため、従来例に比べ高い破壊効率
を得ることができる。
【0033】又、該廃棄物の注入用パイプを用いないの
で、従来例の如き注入用パイプの熱損などの問題も発生
しない。
【0034】(2)石炭バーナの中央部の導通路に注入
用パイプを挿入し、該パイプから前記フレームの軸心に
沿って有害廃棄物を吹き込むので、該廃棄物は確実に燃
料空気混合流と同一方向に吹き込まれる。そのため、従
来例に比べ高い破壊効率を得ることができる。
【0035】注入用パイプの突出量を適宜に調整するこ
とにより、該パイプの先端の熱損の防止及び該パイプ内
での有害廃棄物の分解の防止を図ることができるととも
に、効果的に有害廃棄物をフレーム中に注入することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図である。
【図2】セメントキルンの石炭バーナの拡大正面図であ
る。
【図3】図2のIII-III線断面図である。
【図4】石炭バーナのフレームにフロン−12 を注入し
た時の状態を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す縦断面図で、図3に
相当する図である。
【図6】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 重油導入用ガイド路 C フレームの軸心 F バーナのフレーム P 注入用パイプ CB 石炭バーナ f12 フロン−12
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F23G 7/04 602 B09B 3/00 303Z (72)発明者 上野 広行 東京都江東区新砂1−7−5 東京都環境 科学研究所内 (72)発明者 須藤 勘三郎 東京都港区西新橋2−14−1 秩父小野田 株式会社内 (72)発明者 栄 一雅 東京都港区西新橋2−14−1 秩父小野田 株式会社内 (72)発明者 広瀬 敏章 東京都港区西新橋2−14−1 秩父小野田 株式会社内 (72)発明者 高橋 寛昭 山口県小野田市大字小野田6276番地 秩父 小野田株式会社資源リサイクル研究所内 (72)発明者 宮腰 隆 東京都港区西新橋2−14−1 秩父小野田 株式会社内 (72)発明者 橋本 周二 埼玉県秩父市大字大野原1800 秩父小野田 株式会社秩父第2工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セメントキルン内のバーナのフレームの中
    に有害廃棄物を注入して該廃棄物を燃焼破壊せしめるセ
    メントキルンによる有害廃棄物の燃焼破壊処理方法にお
    いて;該バーナの中央部の導通路から前記フレームの軸
    心に沿って該廃棄物を吹き込むことを特徴とするセメン
    トキルンによる有害廃棄物の燃焼破壊処理方法。
  2. 【請求項2】セメントキルン内の石炭バーナのフレーム
    の中に有害廃棄物を投入して該廃棄物を燃焼破壊せしめ
    るセメントキルンによる有害廃棄物の燃焼破壊処理方法
    において;該石炭バーナの中央部の導通路に注入用パイ
    プを挿入し、該パイプから前記フレームの軸心に沿って
    該廃棄物を吹き込むことを特徴とするセメントキルンに
    よる有害廃棄物の燃焼破壊処理方法。
  3. 【請求項3】石炭バーナの中央部の導通路が、点火用重
    油導管であることを特徴とする請求項1記載のセメント
    キルンによる有害廃棄物の燃焼破壊処理方法。
  4. 【請求項4】石炭バーナの中央部の導通路が、同心状の
    旋回流路により包囲されていることを特徴とする請求項
    1記載のセメントキルンによる有害廃棄物の燃焼破壊処
    理方法。
  5. 【請求項5】注入用パイプの先端が、石炭バーナの先端
    より0.2mを越えない範囲内で突出していることを特
    徴とする請求項2記載のセメントキルンによる有害廃棄
    物の燃焼破壊処理方法。
  6. 【請求項6】有害廃棄物が、フロン、ハロン、又は、P
    CBであることを特徴とする請求項1、又は、2記載の
    セメントキルンによる有害廃棄物の燃焼破壊処理方法。
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