JPH09158845A - 空気圧縮ユニット - Google Patents

空気圧縮ユニット

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JPH09158845A
JPH09158845A JP34441195A JP34441195A JPH09158845A JP H09158845 A JPH09158845 A JP H09158845A JP 34441195 A JP34441195 A JP 34441195A JP 34441195 A JP34441195 A JP 34441195A JP H09158845 A JPH09158845 A JP H09158845A
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JP
Japan
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oil
motor
air
air compressor
compressor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34441195A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Wakamatsu
哲夫 若松
Hideya Nishijima
英也 西嶋
Susumu Kobayashi
進 小林
Yoichi Hasegawa
洋市 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP34441195A priority Critical patent/JPH09158845A/ja
Publication of JPH09158845A publication Critical patent/JPH09158845A/ja
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気圧縮ユニットの起動電流を低減すること
により電源50の容量を小さくしてそのコストを低減す
る。 【解決手段】 空気圧縮機1の駆動用モータ28に対して
オイルクーラ13用のフアンモータ29A を遅延起動する遅
延起動手段43を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油冷式の空気圧縮機
を具備する空気圧縮ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種空気圧縮ユニットの略示的
系統図が図9に示されている。油冷式の空気圧縮機1を
その駆動用モータ28によって駆動すると、空気がエアフ
ィルタ2、逆止弁3、吸入管4を経て圧縮機1に吸入さ
れて圧縮される。圧縮機1から吐出された圧縮空気は吐
出管5を通ってオイルセパレータ6内に導入され、この
内部で転向することによって圧縮空気中に含まれる油の
大部分が分離される。
【0003】次いで、この圧縮空気は円筒状のオイルセ
パレータエレメント7をその外側から内側に流過する過
程でこの中に残存する油を分離した後、冷凍式ドライヤ
30に送られる。
【0004】オイルセパレータ6で圧縮空気から分離さ
れた油は滴下してその下部に一旦貯溜される。そして、
この油Oはオイルセパレータ6の底部から返油管11によ
り抽出され、可撓性ホース12を経てオイルクーラ13内に
入り、ここでフアン29により送風される外気によって冷
却された後、可撓性ホース14、温調弁15、オイルフィル
タ16、電磁開閉弁17、オリフィス18を経て吸入管4内に
入り、この中を流過する空気に伴われて圧縮機1内に吸
入される。
【0005】オイルセパレータエレメント7によって圧
縮空気から分離された油はオイルセパレータエレメント
7の下端開口を掩蓋するオイルパン7A内に溜り、吸上管
19、逆止弁20、キャピラリチューブ21を経て吸入管4内
に入り、この中を流過する空気に伴われて圧縮機1内に
吸入される。
【0006】温調弁15を通る油の温度が所定値以下に低
下したとき、温調弁15が開となり、これによって返油管
11からの油はバイパス管22、温調弁15を通ってオイルフ
ィルタ16に導かれる。なお、23は空気抜き管で、この空
気抜き管23には安全弁24、圧力スイッチ25、圧力計26、
電磁開閉弁27が介装されている。
【0007】冷凍式ドライヤ30が運転されると、圧縮機
31がモータ32によって駆動され、この圧縮機1から吐出
された冷媒は凝縮器33を流過する過程でフアンモータ34
A により駆動されるフアン34から送風される外気に放熱
して凝縮液化する。この液冷媒はキャピラリチューブ36
を流過する過程で断熱膨張した後、クーラ37に入り、こ
こで管外を流過する圧縮空気を冷却することによって蒸
発気化した後、圧縮機32に戻る。
【0008】冷凍式ドライヤ30に導入された圧縮空気は
クーラ37を流過する過程で冷却された後、冷却されるこ
とによって凝縮液化した水分をオートドレン38で分離
し、しかる後、逆止弁39を経て需要先に送られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気圧縮ユ
ニットにおいては、その起動と同時にドライヤ30が起動
される。従って、空気圧縮機1の駆動用モータ28、フア
ン29の駆動用モータ29A のみならずドライヤ30の圧縮機
31の駆動用モータ32、フアン34の駆動用モータ34A に同
時に電流が流れるので、起動電流が大きくなり、これに
伴って電源容量を大きくしなければならないので、その
コストが嵩むという問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、第1の発明の要旨
とするところは、モータにより駆動される油冷式の空気
圧縮機と、この空気圧縮機で圧縮された圧縮空気中の油
を分離するオイルセパレータと、このオイルセパレータ
で分離された油をオイルクーラを経て上記空気圧縮機の
吸入側へ戻す返油回路を具備する空気圧縮ユニットにお
いて、上記空気圧縮機駆動用のモータ及び上記オイルク
ーラ用のフアンモータを含むその他のモータ駆動機器の
いずれか一方を他方に対して遅延起動する遅延起動手段
を設けたことを特徴とする空気圧縮ユニットにある。
【0011】他の特徴とするところは、上記その他のモ
ータ駆動機器が上記オイルクーラ用のフアンモータであ
ることにある。
【0012】更に他の特徴とするところは、上記その他
のモータ駆動機器が上記オイルセパレータから取り出さ
れた圧縮空気を乾燥するドライヤ装置であることにあ
る。
【0013】しかして、空気圧縮機駆動用のモータ及び
モータ駆動機器のいずれか一方が他方に対して遅延起動
されるので起動電流が大巾に低下する。
【0014】第2の発明の要旨とするところは、モータ
により駆動される油冷式の空気圧縮機と、この空気圧縮
機で圧縮された圧縮空気中の油を分離するオイルセパレ
ータと、このオイルセパレータで分離された油をオイル
クーラを経て上記空気圧縮機の吸入側へ戻す返油回路を
具備する空気圧縮ユニットにおいて、上記空気圧縮機と
その駆動用モータとの間の動力伝達径路中に電磁クラッ
チを設けるとともに上記駆動用モータが起動してから所
定時間経過後に上記電磁クラッチをオンとする遅延手段
を設けたことを特徴とする空気圧縮ユニットにある。
【0015】しかして、駆動用モータが起動してから所
定時間経過後に電磁クラッチがオンとなって空気圧縮機
が駆動される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態が図1な
いし図4に示されている。図1は空気圧縮ユニットの電
気制御回路、図2は制御フローチャートである。コント
ローラ40に付設された運転スイッチ41を投入すると、リ
レー42が励磁されてその接点42A が閉となり、電源50か
らの電流が接点42A を経て圧縮機1の駆動用モータ28に
供給され、モータ28が起動する。
【0017】これと同時にコントローラ40に内蔵された
タイマー43がカウントを開始し、これに予め設定された
所定時間t0の経過後にリレー44が励磁されてその接点44
A が閉となる。これによって電源50からの電流が接点44
A を経てフアン29の駆動用モータ29Aに供給され、フア
ン29が起動される。他の構成は図9に示す従来のものと
同様である。
【0018】しかして、図3に示すように、圧縮機1の
駆動用モータ28がオンとなった後、所定時間t0の経過後
にフアン29の駆動用モータ29A がオンとなるので、電流
は図4に示すように変化し、空気圧縮ユニットの起動電
流を従来のものに比し大巾に低減できる。なお、フアン
29の駆動用モータ29が起動した後、所定時間経過後に空
気圧縮機1の駆動用モータ28を起動することもできる。
【0019】本発明の第2の実施形態が図5及び図6に
示されている。この第2の実施形態においては、運転ス
イッチ41を投入すると、リレー45が励磁されてその接点
52A が閉となり、圧縮機1の駆動用モータ28及びフアン
29の駆動用モータ29A が起動される。
【0020】その後、タイマー46に設定された所定時間
の経過後にリレー47が励磁されてその接点46A が閉とな
りドライヤ30の圧縮機31の駆動用モータ32及びフアン34
の駆動用モータ34A が起動される。
【0021】かくして、冷凍式ドライヤ30を具備する空
気圧縮機ユニットの起動時における起動電流を従来のも
のに比して大巾に低減できる。なお、空気圧縮機1の駆
動用モータ28の起動後、フアン29の駆動用モータ29A、
圧縮機31の駆動用モータ32及びフアン34の駆動用モータ
34A を遅延起動することができ、逆に、空気圧縮機1の
駆動用モータ28を遅延起動することもできる。
【0022】本発明の第3の実施形態が図7及び図8に
示されている。この第3の実施形態においては、図5に
示すように、空気圧縮機1の駆動軸1Aに電磁クラッチ60
が設けられ、この電磁クラッチ60に固定されたプーリー
61とモータ28の回転軸28A に固定されたプーリー62との
間にベルト63が巻回されている。
【0023】しかして、モータ28を起動してから所定時
間経過後に電磁クラッチ60がオンとされ、これによって
モータ28の動力が軸28A 、プーリー62、ベルト63、プー
リー61、電磁クラッチ60、軸1Aをこの順に経て空気圧縮
機1に伝達され、空気圧縮機1が回転を始める。他の構
成は図9に示す従来のものと同様である。
【0024】しかして、空気圧縮ユニットの起動時にお
ける電流は図6に示すように変化し、起動電流は従来の
ものに比し大巾に低減する。
【0025】
【発明の効果】第1の発明においては、空気圧縮機駆動
用モータ及びモータ駆動機器のいずれか一方が他方に対
して遅延起動されるので、起動電流を低減することがで
き、従って、電源容量を小さくしうるので、そのコスト
を低減できる。
【0026】第2の発明においては、駆動用モータが起
動してから所定時間経過後に電磁クラッチがオンとなっ
て空気圧縮機が駆動されるので、起動電流を低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す電気的制御回路
である。
【図2】第1の実施形態の制御フローチャートである。
【図3】第1の実施形態のタイムチャートである。
【図4】第1の実施形態における起動電流を示す線図で
ある。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す電気的制御回路
である。
【図6】第2の実施形態の制御フローチャートである。
【図7】本発明の第5の実施形態を示す動力伝達系路図
である。
【図8】第3の実施形態における起動電流を示す線図で
ある。
【図9】従来の空気圧縮ユニットの系統図である。
【符号の説明】
28 空気圧縮機駆動用モータ 29A フアンモータ 40 コントローラ 41 起動スイッチ 42 44 リレー 42A 、44A 接点 43 タイマー 50 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 進 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内 (72)発明者 長谷川 洋市 名古屋市中村区岩塚町字九反所60番地の1 中菱エンジニアリング株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータにより駆動される油冷式の空気圧
    縮機と、この空気圧縮機で圧縮された圧縮空気中の油を
    分離するオイルセパレータと、このオイルセパレータで
    分離された油をオイルクーラを経て上記空気圧縮機の吸
    入側へ戻す返油回路を具備する空気圧縮ユニットにおい
    て、 上記空気圧縮機駆動用のモータ及び上記オイルクーラ用
    のフアンモータを含むその他のモータ駆動機器のいずれ
    か一方を他方に対して遅延起動する遅延起動手段を設け
    たことを特徴とする空気圧縮ユニット。
  2. 【請求項2】 上記その他のモータ駆動機器が上記オイ
    ルクーラ用のフアンモータであることを特徴とする請求
    項1記載の空気圧縮ユニット。
  3. 【請求項3】 上記その他のモータ駆動機器が上記オイ
    ルセパレータから取り出された圧縮空気を乾燥するドラ
    イヤ装置であることを特徴とする請求項1記載の空気圧
    縮ユニット。
  4. 【請求項4】 モータにより駆動される油冷式の空気圧
    縮機と、この空気圧縮機で圧縮された圧縮空気中の油を
    分離するオイルセパレータと、このオイルセパレータで
    分離された油をオイルクーラを経て上記空気圧縮機の吸
    入側へ戻す返油回路を具備する空気圧縮ユニットにおい
    て、 上記空気圧縮機とその駆動用モータとの間の動力伝達径
    路中に電磁クラッチを設けるとともに上記駆動用モータ
    が起動してから所定時間経過後に上記電磁クラッチをオ
    ンとする遅延手段を設けたことを特徴とする空気圧縮ユ
    ニット。
JP34441195A 1995-12-05 1995-12-05 空気圧縮ユニット Withdrawn JPH09158845A (ja)

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JP34441195A JPH09158845A (ja) 1995-12-05 1995-12-05 空気圧縮ユニット

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JP34441195A JPH09158845A (ja) 1995-12-05 1995-12-05 空気圧縮ユニット

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JPH09158845A true JPH09158845A (ja) 1997-06-17

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ID=18369048

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104912803A (zh) * 2015-04-30 2015-09-16 中国北车集团大连机车车辆有限公司 内燃机车空压机组控制装置
WO2016132604A1 (ja) * 2015-02-19 2016-08-25 三浦工業株式会社 ボイラ装置及びその制御方法
CN113431766A (zh) * 2021-07-20 2021-09-24 苏州市东雄精密模具塑业有限公司 一种注塑机冷却水泵自动开关控制装置
JP2021185312A (ja) * 2016-07-26 2021-12-09 株式会社コーク 高圧エヤ発生装置

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JP2021185312A (ja) * 2016-07-26 2021-12-09 株式会社コーク 高圧エヤ発生装置
CN113431766A (zh) * 2021-07-20 2021-09-24 苏州市东雄精密模具塑业有限公司 一种注塑机冷却水泵自动开关控制装置

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Effective date: 20030304