JPH11351704A - 受液器一体型冷媒凝縮器 - Google Patents

受液器一体型冷媒凝縮器

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JPH11351704A
JPH11351704A JP16734198A JP16734198A JPH11351704A JP H11351704 A JPH11351704 A JP H11351704A JP 16734198 A JP16734198 A JP 16734198A JP 16734198 A JP16734198 A JP 16734198A JP H11351704 A JPH11351704 A JP H11351704A
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JP
Japan
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refrigerant
liquid
compressor
condenser
receiver
Prior art date
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JP16734198A
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Akihito Higashihara
昭仁 東原
Hiroki Matsuo
弘樹 松尾
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2339/00Details of evaporators; Details of condensers
    • F25B2339/04Details of condensers
    • F25B2339/044Condensers with an integrated receiver
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
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    • F25B2600/2523Receiver valves

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受液器一体型冷媒凝縮器において、圧縮機停
止時の液冷媒逆流に起因するサイクル高圧の上昇を抑制
する。 【解決手段】 圧縮機1の断続運転によるサイクル高圧
の上昇原因が、受液器31内から凝縮器コア部23の凝
縮部35への液冷媒の逆流であるという点に着目して、
受液器31内の液冷媒が凝縮器コア部23の凝縮部35
へ逆流することを防止する逆止弁34を備える。これに
よると、圧縮機停止時に受液器31内の液冷媒が凝縮部
35へ逆流することを逆止弁34によって確実に防止で
きる。そのため、蒸発器5のフロスト防止のために圧縮
機作動を断続する場合においても、凝縮部の有効凝縮面
積の減少を抑えてサイクル高圧の上昇を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒の気液を分離
して液冷媒を蓄える受液器を一体に構成した冷媒凝縮器
に関するもので、車両用空調装置に用いて好適なもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置においては、車両
搭載性の向上を図るために、冷媒凝縮器に受液器を一体
に構成して、この冷媒凝縮器と受液器の車両搭載スペー
スを縮小するようにしたものが種々提案されている(例
えば、特開平8−219588号公報参照)。
【0003】この従来技術における冷媒凝縮器は、一般
にマルチフロータイプと称されているものであって、図
6に示すように、上下方向に配置された一対のヘッダタ
ンク21、22を有し、この一対のヘッダタンク21、
22の間に、水平方向に冷媒を流すチューブ24を有す
るコア部23を配置し、一方の(第1)ヘッダタンク2
1の上端側に冷媒の入口側配管ジョイント26を、下端
側に冷媒の出口側配管ジョイント27をそれぞれ配置し
ている。
【0004】そして、両方のヘッダタンク21、22内
に配置したセパレータ28、29によりヘッダタンク2
1、22内部をそれぞれ上下方向に複数の空間21a、
21b、22a、22bに仕切っている。これにより、
入口側配管ジョイント26からの冷媒(圧縮機吐出ガ
ス)を一対のヘッダタンク21、22とコア部23との
間で図示の矢印のごとく流通させている。
【0005】また、一対のヘッダタンク21、22のう
ち、冷媒の出入口配管ジョイント26、27を設けてな
い側の第2ヘッダタンク22に受液器31を一体に構成
し、この受液器31内部の空間と第2ヘッダタンク22
の上側空間22aとを、セパレータ29の直ぐ上方に設
けた第1の連通穴32にて連通させ、コア部23の凝縮
部35にて凝縮した液冷媒を第1の連通穴32を通して
受液器31内部に流入させ、受液器31内部において冷
媒の気液を分離して液冷媒を蓄える。
【0006】そして、セパレータ29の直ぐ下方に第2
の連通穴33を配置して、受液器31内部の液冷媒を第
2の連通穴33から第2ヘッダタンク22の下側の空間
22b内に流入させ、さらにコア部23の過冷却部36
を経て液冷媒を過冷却した後に、第1ヘッダタンク21
の下側の空間21bを経て過冷却液冷媒を出口側配管ジ
ョイント27から外部へ流出させている。
【0007】上記従来技術によると、過冷却部36にて
冷媒を過冷却することにより、蒸発器の入口、出口間の
冷媒のエンタルピ差を増加でき、これにより、冷房能力
を向上できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術について実際に実験検討してみると、圧縮機運転の断
続制御に伴ってサイクル高圧が上昇し、その結果、冷凍
サイクルの圧縮機駆動動力が増大するという不具合が発
生することが分かった。また、サイクル高圧が上昇し、
比較的熱負荷が小さい条件でも、凝縮器冷却用電動ファ
ンが高速回転(Hi)状態になって、送風騒音が大きく
なり、耳障りであるという不具合も生じる。
【0009】本発明者は、圧縮機運転の断続制御に伴な
うサイクル高圧の上昇原因について種々実験検討した結
果、以下の理由であることを見出した。車両空調用冷凍
サイクル装置では、圧縮機を車両エンジンにより駆動す
るとともに、蒸発器でのフロスト(霜付き)防止のため
に、蒸発器の冷却温度(例えば、蒸発器直後の吹出空気
温度)を温度センサにて検出し、この温度センサの検出
温度が所定温度(例えば、3°C)以下に低下すると、
圧縮機と車両エンジンとの間の電磁クラッチをオフし
て、圧縮機の運転を停止するという制御を採用してい
る。
【0010】ところで、図6に示す従来の受液器一体型
冷媒凝縮器において、圧縮機の運転が断続されるよう
な、冷房負荷の比較的小さい条件下では、サイクル内へ
の冷媒封入量が正常であると、圧縮機作動時には受液器
31内の液冷媒の液面が符号31aに示すように、第1
の連通穴32よりも十分、上方に位置している。これに
対し、コア部23の凝縮部35では、液冷媒領域はほと
んど形成されていない。
【0011】従って、このような状態の下で圧縮機が停
止すると、受液器31に対して凝縮部35の圧力が低く
なるので、受液器31内の液冷媒が第1の連通穴32か
ら空間22bを通って凝縮部35へ逆流するという現象
が発生することが分かった。上記の圧力差は次の理由に
より発生する。すなわち、圧縮機が停止した後、凝縮器
は外気に晒されているフィンを通じて冷却(このとき、
電動ファンが停止状態にあっても自然放熱により冷却)
されることにより、凝縮部35の圧力が低下する。一
方、受液器31は外気との熱交換面積を増大させるフィ
ンを持たないとともに、受液器31自身の熱容量の影響
により、受液器31の温度低下、ひいては圧力低下が遅
れる。その結果、圧縮機が停止した直後では、受液器3
1と凝縮部35との間で圧力差が生じる。
【0012】また、連通穴32が受液器31の下部に位
置しているため、上記逆流は専ら液冷媒の移動により行
われ、単位時間当たりの逆流冷媒量は多く、無視できな
いレベルとなる。上記のように凝縮部35への液冷媒の
逆流が発生すると、次に、圧縮機の運転が再起動されて
も、凝縮部35の液冷媒を受液器31内へ戻すためには
ある程度の時間がかかる。特に、受液器31の上方側は
周囲雰囲気やヘッダタンク22等からの受熱により温度
の高い状態にあるので、冷媒が凝縮しにくい条件にあ
る。そのため、受液器31内部の上方側は冷媒のガス状
態が維持され、受液器31内の冷媒液面レベルが上昇し
にくい。このため、凝縮部35の液冷媒が受液器31内
へ戻るのに要する時間が長くなる。
【0013】以上の理由から、一時的に、凝縮部35に
液冷媒域が存在する状態が継続され、サイクルは過充填
状態と同じ状態になる。このことは、冷媒の凝縮部とし
て実質的に機能する有効凝縮面積を狭めることになり、
有効凝縮能力が低下するので、サイクル高圧が上昇し
て、圧縮機駆動動力の増大を招く。また、凝縮器冷却用
電動ファンを高速回転(Hi)にする設定圧よりサイク
ル高圧が高くなって、電動ファンの高速回転による耳障
りな騒音が発生する場合もある。
【0014】そこで、本発明は上記点に鑑み、受液器一
体型冷媒凝縮器において、圧縮機停止時の液冷媒逆流に
起因するサイクル高圧の上昇を抑制することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1ないし4に記載の発明では、サイクル高圧
の上昇原因が、受液器(31)内から凝縮器コア部(2
3)の凝縮部(35)への液冷媒の逆流であるという点
に着目して、受液器(31)内の液冷媒が凝縮器コア部
(23)の凝縮部(35)へ逆流することを防止する逆
流防止手段(34)を備えることを特徴としている。
【0016】これによると、圧縮機停止時に受液器(3
1)内の液冷媒が凝縮器コア部(23)の凝縮部(3
5)へ逆流することを逆流防止手段(34)によって確
実に防止できる。そのため、蒸発器(5)のフロスト防
止のために圧縮機作動を断続制御する場合においても、
凝縮部の有効凝縮面積の減少を抑えてサイクル高圧の上
昇を効果的に抑制できるので、高圧上昇による圧縮機駆
動動力の増大を抑制できる。
【0017】また、高圧上昇によって、比較的熱負荷が
小さい条件にも関わらず、凝縮器冷却用電動ファンが高
速回転になることも抑制できる。特に、請求項2に記載
の発明では、コア部(23)の上側部にて冷媒を凝縮す
る凝縮部(35)を構成するとともに、コア部(23)
の下側部にて冷媒を過冷却する過冷却部(36)を構成
するタイプの受液器一体型冷媒凝縮器において、請求項
1記載の発明と同様の作用効果を発揮できる。
【0018】また、請求項3記載の発明のように、逆流
防止手段を、板状の弾性材からなる逆止弁(34)で構
成すれば、逆流防止手段を小型、簡潔な構成とすること
ができ、実用上有利である。そして、本発明は、請求項
4に記載のような、サイクル高圧を検出する圧力センサ
(46)の検出信号に基づいて凝縮器冷却用電動ファン
(49)の回転速度を制御するとともに、蒸発器(5)
の冷却温度を検出する温度センサ(42)の検出信号に
基づいて圧縮機(1)の作動を断続する車両用冷凍サイ
クル装置において、好適に実施できるものである。
【0019】なお、上記各手段に付した括弧内の符号
は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を
示すものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明を図に示す実施形態に
ついて説明する。図1は本発明を自動車用空調装置にお
ける受液器一体型冷媒凝縮器に適用した一実施形態を示
している。この自動車用空調装置の冷凍サイクル装置
は、冷媒圧縮機1、受液器一体型冷媒凝縮器2、サイト
グラス3、温度作動式膨張弁(減圧手段)4および冷媒
蒸発器5を、金属製パイプまたはゴム製パイプよりなる
冷媒配管によって順次接続した閉回路より構成されてい
る。
【0021】冷媒圧縮機1は、自動車のエンジンルーム
(図示せず)内に設置された走行用エンジンにベルトと
電磁クラッチ(動力断続手段)1aを介して連結されて
いる。この冷媒圧縮機1は、電磁クラッチ1aが接続状
態となり、エンジンの回転動力が伝達されると、冷媒蒸
発器5下流側よりガス冷媒を吸入、圧縮して、高温高圧
の過熱ガス冷媒を受液器一体型冷媒凝縮器2へ吐出す
る。
【0022】受液器一体型冷媒凝縮器2は、所定間隔を
開けて配置された一対のヘッダタンク、すなわち、第
1、第2ヘッダタンク21、22を有し、この第1、第
2ヘッダタンク21、22は上下方向に略円筒状に延び
る形状になっている。この第1、第2ヘッダタンク2
1、22の間に熱交換用のコア部23を配置している。
本例の冷媒凝縮器2は、一般にマルチフロータイプと称
されているものであって、コア部23は第1、第2ヘッ
ダタンク21、22の間で、水平方向に冷媒を流す偏平
チューブ24を多数並列配置し、この多数の偏平チュー
ブ24の間にコルゲートフィン25を介在して接合して
いる。偏平チューブ24の一端部は第1ヘッダタンク2
1内に連通し、他端部は第2ヘッダタンク22内に連通
している。
【0023】そして、一方の(第1)ヘッダタンク21
の上端側に冷媒の入口側配管ジョイント(冷媒入口部)
26を配置し接合しており、また、下端側に冷媒の出口
側配管ジョイント(冷媒出口部)27を配置し接合して
いる。さらに、本例においては、第1ヘッダタンク21
および第2ヘッダタンク22の内部にそれぞれ、セパレ
ータ28、29を配置して、第1、第2ヘッダタンク2
1、22の内部を、それぞれ上下方向に複数(2個づ
つ)の空間21a、21b、22a、22bに仕切って
いる。ここで、この両セパレータ28、29はヘッダタ
ンク21、22の下部寄りの同一高さの部位に配置され
ている。
【0024】一方、第2ヘッダタンク22には、冷媒の
気液を分離して液冷媒を蓄える受液器31が一体に構成
してある。この受液器31も略円筒形状であり、第2ヘ
ッダタンク22の外面側方(コア部23と反対側の部
位)に配置され、第2ヘッダタンク21の外面に一体に
接合される。受液器31は第2ヘッダタンク22より若
干低い高さを有している。なお、本例では、冷媒凝縮器
2の各部および受液器31はアルミニュウム材で成形さ
れ、一体ろう付けにて組付けられている。
【0025】次に、受液器31内部の空間と第2ヘッダ
タンク22との連通構造について説明すると、セパレー
タ29の直ぐ上方の部位において第2ヘッダタンク22
および受液器31の壁面を貫通して第1の連通穴32を
設け、この第1の連通穴32により、第2ヘッダタンク
22の上側空間22aの下端部付近を受液器31内部の
空間に連通させている。
【0026】また、セパレータ29の直ぐ下方の部位に
おいて第2ヘッダタンク22および受液器31の壁面を
貫通して第2の連通穴33を設け、この第2の連通穴3
3により、受液器31内部の下端部付近を第2ヘッダタ
ンク22の下側空間22bの上端部付近に連通させてい
る。なお、第1、第2の連通穴32、33は縦長の略長
方形の形状になっている。
【0027】そして、空間22aから第1連通穴32を
通して受液器31内に至る一方向のみに冷媒の流れを許
容し、逆方向への冷媒の流れを防止する逆流防止手段と
して、平板状の逆止弁34が設けてある。この逆止弁3
4は弾性を有する適宜の金属材からなり、本例では、逆
止弁34が受液器31内部に配置され、逆止弁34の上
端部は受液器31の内壁面のうち、セパレータ29の直
ぐ上方の部位にろう付け等により接合されている。従っ
て、逆止弁34の上端部は固定端となり、下端部は変形
可能な自由端となる。
【0028】第2ヘッダタンク22内の上側空間22a
内の圧力が受液器31内部の圧力より高いときは、この
圧力差により逆止弁34の自由端(下端部)が図2
(a)のごとく受液器31の内壁面から離れる方向へ弾
性変形して、第1の連通穴32を開口する。逆に、受液
器31内部の圧力が高くなると、逆止弁34の自由端
(下端部)が図2(b)のごとく受液器31の内壁面に
密着して、第1の連通穴32を閉塞する。
【0029】コア部23において、セパレータ28、2
9より上方側の部位は、冷媒圧縮機1の吐出ガス冷媒
を、後述の図3に示す電動ファン49により送られてく
る室外空気の冷却風と熱交換させて冷媒を冷却、凝縮さ
せる凝縮部35を構成している。また、コア部23にお
いて、セパレータ28、29より下方側の部位は、受液
器31内部において気液分離された液冷媒を室外空気と
熱交換させて過冷却する過冷却部36を構成している。
【0030】従って、本例の冷媒凝縮器2は、冷媒流れ
の上流側から順次、凝縮部35、受液器31、および過
冷却部36を構成するとともに、これらを一体に設けた
構成となっている。なお、受液器31内における冷媒の
気液界面31aは、冷媒封入量の正常時には、セパレー
タ29と受液器31の上端面との中間高さに位置するよ
うになっている。
【0031】また、冷媒凝縮器2は周知のように、自動
車エンジンルーム内において最前部(エンジン冷却用ラ
ジエータの前方位置)に配置されて、エンジン冷却用ラ
ジエータと共通の電動ファン49により冷却される。次
に、サイトグラス3は、受液器一体型冷媒凝縮器2の過
冷却部36で過冷却され、出口側配管ジョイント27よ
り流出してくる冷媒の気液状態を作業者が目視観察し
て、冷凍装置内封入冷媒量の過不足を点検する冷媒量点
検手段として用いるものである。温度作動式膨張弁4
は、冷媒蒸発器5の冷媒入口部側に接続され、高温高圧
の液冷媒を断熱膨張して低温低圧の気液二相の霧状冷媒
にする減圧手段として働くもので、冷媒蒸発器5の冷媒
出口部の冷媒過熱度を所定値に維持するよう弁開度を自
動調整する。
【0032】冷媒蒸発器5は、膨張弁4の下流側と冷媒
圧縮機1の吸入側との間に接続され、膨張弁4より内部
に流入した気液二相状態の冷媒を、後述の図3の空調用
送風機41により送風される空気と熱交換させて冷媒を
蒸発させ、その蒸発潜熱により送風空気を冷却する冷却
手段として働く。次に、図3は本発明凝縮器2を備えた
車両用空調装置の全体システム構成を概略図示するもの
で、40は空調装置の空気通路を構成するケース、41
はこのケース40の上流側に配置された空調用送風機
で、遠心ファン41aと駆動用モータ41bとを有して
いる。送風機41の吸入口41cには図示しない内外気
切替箱が接続され、この内外気切替箱を通して吸入され
た外気または内気を遠心ファン41aによりケース40
内に送風するようになっている。
【0033】送風機41の吹出側に冷媒蒸発器5が配置
され、冷媒蒸発器5の空気吹出直後の部位には、冷媒蒸
発器5の吹出空気温度(蒸発器冷却温度)を検出する温
度センサ(サーミスタ)42が配置されている。そし
て、冷媒蒸発器5の空気下流側には、エアミックスドア
43が回転軸43aを中心として回動可能に配置されて
いる。
【0034】このエアミックスドア43はヒータコア4
4を通過して加熱される温風量とヒータコア44のバイ
パス通路45を通過する冷風量との風量割合を調整し
て、車室内への吹出空気温度を調整する温度調整手段で
ある。なお、ヒータコア44は周知のごとく車両エンジ
ンからの温水(冷却水)を熱源として空気を加熱する温
水式熱交換器である。
【0035】ヒータコア44からの温風と、バイパス通
路45からの冷風は、混合されて所望の温度になった後
に、図示しないフェイス、フット、デフロスタの各吹出
口のうち選択された所定吹出口から車室内へ吹き出す。
一方、冷凍サイクルには、サイクル高圧を検出する圧力
センサ46が高圧液冷媒配管の途中、例えば、冷媒凝縮
器2の出口側部位に配置されている。この圧力センサ4
6および温度センサ42の検出信号は空調用制御装置4
7に入力される。この制御装置47はマイクロコンピュ
ータ等から構成されるものであり、予め設定されたプロ
グラムに基づいて入力信号に対する所定の演算処理を行
って出力を出す。
【0036】制御装置47の出力により駆動されるリレ
ー48が圧縮機1の電磁クラッチ1aへの通電回路に備
えてある。従って、このリレー48により電磁クラッチ
1aへの通電を断続して圧縮機1の作動を断続すること
ができる。また、冷媒凝縮器2の冷却風流路には、冷却
風(外気風)を送風する電動ファン49が配置されてい
る。この電動ファン49のモータ49aには、制御装置
47の出力により制御される回転数制御器50が接続さ
れている。
【0037】電動ファン49の回転数の調整は具体的に
は次のごとく行う。すなわち、圧力センサ46により検
出されるサイクル高圧が所定値(例えば15.5kgf
/cm2 )以上に上昇すると、制御装置47により制御
される回転数制御器50を介して、電動ファン49のモ
ータ印加電圧を高めて、電動ファン49を高速(Hi)
回転させる。そして、サイクル高圧が所定値(例えば1
2.5kgf/cm2)以下に低下すると、電動ファン
49のモータ印加電圧を低下して、電動ファン49を低
速(Lo)回転させる。
【0038】なお、本実施形態においては、圧力センサ
46の検出圧力に基づいて電動ファン49の回転速度を
制御するファン速度制御手段(請求項4)を、制御装置
47と回転数制御器50とにより構成している。また、
温度センサ42の検出温度に基づいて圧縮機(1)の作
動を断続させる圧縮機断続制御手段(請求項4)を、制
御装置47とリレー48とにより構成している。
【0039】次に、上記構成において作動を説明する。
いま、自動車用空調装置の運転が開始され、制御装置4
7の出力によりリレー48が閉成して電磁クラッチ1a
に通電されると、電磁クラッチ1aが接続状態となり、
自動車エンジンの回転が圧縮機1に伝達され、圧縮機1
が冷媒を圧縮し、吐出する。これにより、圧縮機1から
吐出された過熱ガス冷媒は、入口側配管ジョイント26
から凝縮器2の第1ヘッダタンク21の上部空間21a
より凝縮部35のチューブ24を通過した後、第2ヘッ
ダタンク22の上部空間22aに流入する。そして、チ
ューブ24を通過する間に、冷媒はチューブ24および
フィン25を介して冷却空気と熱交換して冷却され、ガ
ス冷媒を一部含む飽和液冷媒となる。この飽和液冷媒
は、上記の上側空間22aから第1の連通穴32を通っ
て受液器31内に流入する。
【0040】そして、受液器31内において冷媒の気液
が分離され、液冷媒が蓄えられる。受液器31内の液冷
媒は第2の連通穴33を通って第2ヘッダタンク22の
下部空間22bを経由して過冷却部36を通過する。こ
の過冷却部36において、液冷媒は再度冷却されて過冷
却状態となり、この過冷却液冷媒は第1ヘッダタンク2
1の下部空間21bを通って出口側配管ジョイント27
から凝縮器2外へ流出する。
【0041】そして、過冷却液冷媒はサイトグラス3を
通って、温度作動式膨張弁4に流入する。この膨張弁4
において、過冷却液冷媒は減圧され、低温、低圧の気液
2相冷媒となる。次いで、この気液2相冷媒は蒸発器5
にて空調用空気と熱交換して蒸発し、その蒸発潜熱を空
調用空気から吸熱して、空調用空気を冷却する。蒸発器
5にて蒸発した過熱ガス冷媒は圧縮機1に吸入され、再
度圧縮される。
【0042】ところで、蒸発器5のフロスト防止のため
に、圧縮機1の運転が温度センサ42の検出する蒸発器
吹出空気温度(蒸発器冷却温度)に応じて断続される。
すなわち、蒸発器吹出空気温度が第1所定温度(例え
ば、3°C)以下に低下すると、制御装置47の出力に
よりリレー48が開放され、電磁クラッチ1aへの通電
が遮断される。これにより、電磁クラッチ1aが開離状
態となり、圧縮機1の作動が停止される。
【0043】この結果、蒸発器5の冷却作用が中断され
て、蒸発器吹出空気温度が第2所定温度(例えば、4°
C)以上に上昇すると、制御装置47の出力によりリレ
ー48が閉成され、電磁クラッチ1aに通電されるの
で、電磁クラッチ1aが接続状態となり、圧縮機1が再
び作動状態に戻る。このようにして、蒸発器5のフロス
ト状態が未然に防止される。
【0044】次に、上記の蒸発器フロスト防止制御のた
めの、圧縮機断続作動に伴うサイクル挙動について詳述
すると、まず、図4は本実施形態による逆止弁34を備
えていない従来技術の場合を示している。この従来技術
では、蒸発器吹出空気温度が第1所定値(例えば、3°
C)まで低下すると、圧縮機1が停止される。これによ
り、サイクル高圧が徐々に低下するが、圧縮機1の作動
時に受液器31内には第1連通穴32より高い液面レベ
ルまで液冷媒が溜まっているので、圧縮機1が停止する
と、前述の理由から受液器31と凝縮部35との間に圧
力差が発生して、この圧力差により受液器31内の液冷
媒が第1連通穴32から上側空間22aを通って凝縮部
35側へ逆流する現象が発生する。
【0045】この逆流現象により、凝縮部35の下側部
位のチューブ24内に液冷媒が溜まる。図4(a)の斜
線部はこの凝縮部35の液冷媒の溜まり部を示す。そし
て、圧縮機1の停止後、時間が経過して蒸発器吹出空気
温度が第2所定値(例えば、4°C)まで上昇すると、
圧縮機1が再起動するが、その際、凝縮部35における
液冷媒溜まりの発生により凝縮部35の有効凝縮面積が
減少しているので、凝縮部35での有効凝縮能力が必要
能力とバランスするまでサイクル高圧が上昇することに
なる。
【0046】凝縮部35に溜まった液冷媒が受液器31
内へ移動するには、圧縮機1の再起動後、ある程度の時
間が必要であるので、圧縮機1の再起動後、暫くの間
(図4の時間tの間)サイクル高圧の上昇が続く。図4
(b)はこの圧縮機再起動直後にサイクル高圧が上昇す
るとともに、液冷媒が受液器31内へ徐々に移動する過
程を示す。
【0047】そして、時間tが経過すると、図4(c)
に示すように、凝縮部35の液冷媒が受液器31内へ移
動して、凝縮部35における液冷媒溜まりの領域がほぼ
消滅するので、凝縮部35の有効凝縮面積の増加によっ
て凝縮部35の有効凝縮能力が上昇し、サイクル高圧が
低下し始める。そして、圧縮機1の作動による蒸発器冷
却作用により蒸発器吹出空気温度が第1所定値(例え
ば、3°C)まで低下すると、圧縮機1が再び停止さ
れ、上記作動が繰り返される。つまり、圧縮機1の停止
ごとに、受液器31内から凝縮部35への液冷媒の逆流
現象が発生し、その後に、圧縮機1が再起動されるごと
にサイクル高圧が図4に示すような大幅な上昇を繰り返
す。このようなサイクル高圧の上昇によって圧縮機駆動
動力が増大し、車両エンジンの燃費を悪化させる。
【0048】これに対して、本実施形態によると、圧縮
機停止時に受液器31内の液冷媒が圧力差により凝縮部
35側へ逆流しようとすると、液冷媒の圧力差による力
が逆止弁34の閉弁方向に作用して、逆止弁34が図2
(b)に示すように、受液器31の内壁面に密着し、第
1連通穴32を閉塞する。これにより、凝縮部35側へ
の液冷媒の逆流が阻止されるので、液冷媒は図5(a)
に示すように圧縮機停止時にも受液器31内に保持され
た状態が継続される。
【0049】よって、凝縮部35に液冷媒溜まり部が形
成されないので、その後の圧縮機再起動時に、液冷媒溜
まりに起因する有効凝縮面積の減少が発生しない。従っ
て、図4の従来技術の場合に比して本実施形態では圧縮
機再起動後の凝縮部35の有効凝縮面積を増大(図5
(b)参照)でき、有効凝縮能力を高い状態に維持でき
る。その結果、圧縮機再起動後における高圧上昇を図4
の従来技術に比して大幅に低いレベルに抑えることがで
き、圧縮機駆動動力の低減を図ることができる。
【0050】また、上記理由からサイクル高圧が凝縮器
冷却用電動ファン49を高速(Hi)回転させる第1所
定値P1 (例えば15.5kgf/cm2 G)以上に上
昇することを抑制できる。従って、蒸発器フロスト防止
のための圧縮機断続作動に伴って、凝縮器冷却用電動フ
ァン49が高速(Hi)回転して、送風騒音が増大する
ことを抑制できる。因みに、凝縮器冷却用電動ファン4
9が一旦、高速(Hi)回転した後に、低速(Lo)回
転に復帰する際の高圧設定値は、第1所定値P 1 より低
い第2所定値P2 (例えば12.5kgf/cm2 )で
ある。
【0051】なお、圧縮機再起動後では、凝縮部35側
に比して受液器31内の圧力が低下するので、逆止弁3
4は自らの弾性変形により図2(a)の開弁状態とな
る。(他の実施形態)なお、上述の実施形態では冷媒の
逆流防止用の弁手段として、金属弾性体からなる平板状
の逆止弁34を用いているが、これに限定されることな
く周知の種々な逆止弁構造を採用できることはもちろん
である。
【0052】また、上述の実施形態では、冷媒の出入口
ジョイント26、27を設けていない第2ヘッダタンク
22に受液器31を一体に構成しているが、冷媒の出入
口ジョイント26、27を設けている第1ヘッダタンク
21に受液器31を一体に構成してもよい。また、凝縮
器2のコア部23を凝縮部35のみとし、過冷却部36
をコア部23から切り離して独立に構成するタイプの受
液器一体型冷媒凝縮器に本発明を適用することもでき
る。
【0053】この場合は、第1ヘッダタンク21におけ
る出口側配管ジョイント27を廃止て、その代わりに、
受液器31にその内部の液冷媒を流出させる出口側配管
ジョイント(冷媒出口部)を設置し、この出口側配管ジ
ョイントからの液冷媒を配管を介して過冷却部に流入さ
せるようにすればよい。また、過冷却部36を持たない
冷凍装置においても、本発明は同様に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の冷媒凝縮器を示す正面断
面図である。
【図2】図1の逆止弁部の拡大断面図である。
【図3】本発明凝縮器を適用する車両用空調装置の全体
システム構成図である。
【図4】従来技術の作動説明図である。
【図5】本発明の作動説明図である。
【図6】従来技術の冷媒凝縮器を示すもので、ヘッダー
タンク部を断面図示した正面図である。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…凝縮器、3…サイトグラス、4…膨張
弁、5…蒸発器、21…第1ヘッダタンク、21a、2
1b…空間、22…第2ヘッダタンク、22a、22b
…空間、23…コア部、24…チューブ、28、29…
セパレータ、31…受液器、32、33…連通穴、34
…逆止弁(逆流防止手段)、35…凝縮部、36…過冷
却部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(1)から吐出された過熱冷媒ガ
    スを冷却して凝縮させるとともに、この凝縮後の冷媒の
    気液を分離して液冷媒を溜める受液器(31)を一体に
    構成する受液器一体型冷媒凝縮器において、 水平方向に配置されたチューブ(24)を有し、このチ
    ューブ(24)内を冷媒が流れるコア部(23)と、 このコア部(23)の一端側において上下方向に延びる
    ように配置され、前記チューブ(24)の一端部と連通
    する第1ヘッダタンク(21)と、 前記コア部(23)の他端側において上下方向に延びる
    ように配置され、前記チューブ(24)の他端部と連通
    する第2ヘッダタンク(22)とを備え、前記第1ヘッ
    ダタンク(21)および前記第2ヘッダタンク(22)
    のいずれか一方に前記受液器(31)を一体に接合し、 さらに、この一方のヘッダタンク(22)内の空間(2
    2a)の下部を前記受液器(31)内に連通させる連通
    穴(32)と、 前記空間(22a)から前記連通穴(32)を通して前
    記受液器(31)内に至る一方向のみに冷媒の流れを許
    容し、逆方向への冷媒の流れを防止する逆流防止手段
    (34)とを備えることを特徴とする受液器一体型冷媒
    凝縮器。
  2. 【請求項2】 前記コア部(23)の上側部にて冷媒を
    凝縮する凝縮部(35)を構成するとともに、前記コア
    部(23)の下側部にて冷媒を過冷却する過冷却部(3
    6)を構成したことを特徴とする請求項1に記載の受液
    器一体型冷媒凝縮器。
  3. 【請求項3】 前記逆流防止手段は、板状の弾性材から
    なる逆止弁(34)であることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の受液器一体型冷媒凝縮器。
  4. 【請求項4】 走行用エンジンにより駆動され、冷媒を
    圧縮し、吐出する圧縮機(1)と、 この圧縮機(1)から吐出された過熱冷媒ガスを凝縮す
    る凝縮器(2)と、 この凝縮器(2)に冷却風を送風する電動ファン(4
    9)と、 前記凝縮器(2)で凝縮した冷媒の気液を分離して、液
    冷媒を溜める受液器(31)と、 この受液器(31)から流出した液冷媒を減圧膨張させ
    る減圧手段(4)と、 前記減圧手段(4)で減圧された気液2相冷媒を蒸発さ
    せる蒸発器(5)とを備え、 前記凝縮器(2)と前記受液器(31)とを、請求項1
    ないし3のいずれか1つに記載の受液器一体型冷媒凝縮
    器により構成し、 さらに、前記減圧手段(4)より上流側のサイクル高圧
    を検出する圧力センサ(46)と、 この圧力センサ(46)の検出圧力の上昇に基づいて前
    記電動ファン(49)の回転速度を上昇させるファン速
    度制御手段(47、50)と、 前記蒸発器(5)の冷却温度を検出する温度センサ(4
    2)と、 この温度センサ(42)の検出温度の低下に基づいて前
    記圧縮機(1)の作動を停止させる圧縮機断続制御手段
    (47、48)とを備えることを特徴とする車両用冷凍
    サイクル装置。
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