JPH09158460A - ユニットバスの点検口 - Google Patents
ユニットバスの点検口Info
- Publication number
- JPH09158460A JPH09158460A JP34626195A JP34626195A JPH09158460A JP H09158460 A JPH09158460 A JP H09158460A JP 34626195 A JP34626195 A JP 34626195A JP 34626195 A JP34626195 A JP 34626195A JP H09158460 A JPH09158460 A JP H09158460A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inspection port
- opening
- lid
- inner lid
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この出願発明は、配管の接続、点検あるいは
修理のための作業を効率的に行うことのできる中蓋を提
供することを課題とする。 【解決手段】 この出願発明は、開口部、中蓋及び外蓋
からなる点検口であって、開口部の周囲に粘着剤が貼着
されており、粘着剤と接する面が離型剤で処理されてい
る中蓋あるいは透明な中蓋が配置されており、その外側
に外蓋が配置されていることを特徴とする点検口に関す
る。
修理のための作業を効率的に行うことのできる中蓋を提
供することを課題とする。 【解決手段】 この出願発明は、開口部、中蓋及び外蓋
からなる点検口であって、開口部の周囲に粘着剤が貼着
されており、粘着剤と接する面が離型剤で処理されてい
る中蓋あるいは透明な中蓋が配置されており、その外側
に外蓋が配置されていることを特徴とする点検口に関す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】 この出願発明は、中蓋及び
外蓋から構成される点検口、とくに、ユニットバスの点
検口に関する。
外蓋から構成される点検口、とくに、ユニットバスの点
検口に関する。
【０００２】
【従来の技術】 従来から中蓋及び外蓋から構成される
点検口は知られている。この点検口は、配管の接続、点
検あるいは修理を行うときに外蓋及び中蓋を外しそれら
の作業を行うためのものである。そして、点検口は壁面
の一部に凹部を設け、その凹部に開口部が設けられてお
り、点検口に固着される外蓋は、ユーザーが簡単に外せ
ないようになっており、また、中蓋あるいは外蓋は内部
に水、水蒸気等が入らないように蓋の周囲をシーリング
材で処理し密封されている。しかし、中蓋は、しっかり
と密封されているとその取り外しに大きな負担がかか
り、また、中蓋は金属、プラスチック等の不透明なもの
であるため外側から内側の状態が確認できないという問
題があった。
点検口は知られている。この点検口は、配管の接続、点
検あるいは修理を行うときに外蓋及び中蓋を外しそれら
の作業を行うためのものである。そして、点検口は壁面
の一部に凹部を設け、その凹部に開口部が設けられてお
り、点検口に固着される外蓋は、ユーザーが簡単に外せ
ないようになっており、また、中蓋あるいは外蓋は内部
に水、水蒸気等が入らないように蓋の周囲をシーリング
材で処理し密封されている。しかし、中蓋は、しっかり
と密封されているとその取り外しに大きな負担がかか
り、また、中蓋は金属、プラスチック等の不透明なもの
であるため外側から内側の状態が確認できないという問
題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 この出願発明は、従
来技術の有するこのような問題点を解決するものであ
り、配管の接続、点検あるいは修理のための作業を効率
的に行うことを目的とする。
来技術の有するこのような問題点を解決するものであ
り、配管の接続、点検あるいは修理のための作業を効率
的に行うことを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに、開口部、中蓋及び外蓋からなる点検口において、
予め開口部の周囲に貼着された粘着剤と接する面が離型
剤で処理されいる中蓋、あるいは、透明な中蓋を点検口
に配置するものである。
めに、開口部、中蓋及び外蓋からなる点検口において、
予め開口部の周囲に貼着された粘着剤と接する面が離型
剤で処理されいる中蓋、あるいは、透明な中蓋を点検口
に配置するものである。
【０００５】
【作用】 この出願発明は、中蓋が離型剤で処理されて
いること、あるいは透明な中蓋であることによって、配
管の接続、点検あるいは修理の作業を効率的に行うこと
ができる。
いること、あるいは透明な中蓋であることによって、配
管の接続、点検あるいは修理の作業を効率的に行うこと
ができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】 点検口は凹部を形成しているこ
とが好ましいが、中蓋を取り付ける開口部はさらに凹部
を形成していることが好ましい。開口部に設けられてい
る粘着剤は、粘着剤だけでもよいが、シール性の点から
は水の透過しない弾性材に塗布された粘着剤であること
が好ましい。弾性材としては、ウレタンフォームなど合
成樹脂の独立気泡発泡体が好ましい。粘着剤は、従来使
用されているものが使用されるが、ゴム系のもの、たと
えばブチルゴムが好ましい。中蓋は全体が離型剤で処理
されていてもよいが、経済的な面からは、開口部の周囲
に貼着されている粘着剤に相当する部分にあればよい。
離型剤としては、粘着材から剥離することのできるもの
であればよいが、シリコン系のものがとくに好ましい。
透明な中蓋は、外から配管の状態を確認できるものであ
ればよいが、作業その他の点からプラスチックがとくに
好ましい。また、プラスチックとしては、板材、フィル
ム材等が使用され、材質としてはアクリル樹脂が好まし
い。点検口は、ユニットバスの水栓金具に接続されるプ
レ給水給湯配管と、建築側の給水給湯配管とを、ユニッ
トバス組立後に接続工事ができるようにするために設け
られるユニットバス内の点検口がとくに好ましい。
とが好ましいが、中蓋を取り付ける開口部はさらに凹部
を形成していることが好ましい。開口部に設けられてい
る粘着剤は、粘着剤だけでもよいが、シール性の点から
は水の透過しない弾性材に塗布された粘着剤であること
が好ましい。弾性材としては、ウレタンフォームなど合
成樹脂の独立気泡発泡体が好ましい。粘着剤は、従来使
用されているものが使用されるが、ゴム系のもの、たと
えばブチルゴムが好ましい。中蓋は全体が離型剤で処理
されていてもよいが、経済的な面からは、開口部の周囲
に貼着されている粘着剤に相当する部分にあればよい。
離型剤としては、粘着材から剥離することのできるもの
であればよいが、シリコン系のものがとくに好ましい。
透明な中蓋は、外から配管の状態を確認できるものであ
ればよいが、作業その他の点からプラスチックがとくに
好ましい。また、プラスチックとしては、板材、フィル
ム材等が使用され、材質としてはアクリル樹脂が好まし
い。点検口は、ユニットバスの水栓金具に接続されるプ
レ給水給湯配管と、建築側の給水給湯配管とを、ユニッ
トバス組立後に接続工事ができるようにするために設け
られるユニットバス内の点検口がとくに好ましい。
【０００７】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。図１は、ユニットバスに設けられた点検口を示す斜
視図、図２は、点検口に取り付ける中蓋及び外蓋を示す
構成図であり、図３は、図２の点線の円形部分の部分拡
大図である。
る。図１は、ユニットバスに設けられた点検口を示す斜
視図、図２は、点検口に取り付ける中蓋及び外蓋を示す
構成図であり、図３は、図２の点線の円形部分の部分拡
大図である。
【０００８】以下この出願発明を実施例により説明す
る。図１は、ユニットバス１の点検口２の蓋を取り外し
た状態を示すものであり、点検口には取付金具６が設け
られている。
る。図１は、ユニットバス１の点検口２の蓋を取り外し
た状態を示すものであり、点検口には取付金具６が設け
られている。
【０００９】点検口の外蓋４及び中蓋５の開口部３への
取り付けについて説明すると、点検口２は、第１の凹部
７（図３参照）、中蓋５を取り付ける第２の凹部８（図
３）からなっており、第２の凹部８の周囲に、隙間がで
きないようにブチルゴム９（図３）を貼着し、シリコン
樹脂で処理したアクリル板の中蓋５を取り付け点検口２
に中蓋５を接合して密閉する（図２参照）。
取り付けについて説明すると、点検口２は、第１の凹部
７（図３参照）、中蓋５を取り付ける第２の凹部８（図
３）からなっており、第２の凹部８の周囲に、隙間がで
きないようにブチルゴム９（図３）を貼着し、シリコン
樹脂で処理したアクリル板の中蓋５を取り付け点検口２
に中蓋５を接合して密閉する（図２参照）。
【００１０】次いで、外蓋４を第１の凹部７に埋め込
み、第１の凹部７に設けた取付金具６により外蓋４をユ
ニットバス１に取り付ける。
み、第１の凹部７に設けた取付金具６により外蓋４をユ
ニットバス１に取り付ける。
【００１１】このように中蓋には離型剤が塗布されてい
るので、必要に応じて簡単に取り外して補修点検を容易
に行うことができ、開口部を粘着剤で処理することなく
再び中蓋を取り付けることができるが、場合により粘着
剤を点検口に塗布してもよい。また、中蓋５はアクリル
板でできており透明であるので、中蓋を取り付けた状態
で点検口の内側の状態を点検することができる。
るので、必要に応じて簡単に取り外して補修点検を容易
に行うことができ、開口部を粘着剤で処理することなく
再び中蓋を取り付けることができるが、場合により粘着
剤を点検口に塗布してもよい。また、中蓋５はアクリル
板でできており透明であるので、中蓋を取り付けた状態
で点検口の内側の状態を点検することができる。
【００１２】
【発明の効果】 この出願発明は、中蓋が離型剤で処理
されているので、漏水等が生じたときに簡単に中蓋を取
り外すことができ、また、そのまま密閉できるので、能
率的に作業を行うことができる。さらに、作業者が不慣
れな場合であっても、着脱が容易であるため、従来とは
異なり作業をやり直すことができ、初心者にとってより
確実な施工を行うことができる。また、この出願発明の
中蓋が透明であるときは、中蓋を取り付けた状態で、と
くに、ユニットバスの水栓金具に接続されるプレ給水給
湯配管と、建築側の給水給湯配管とを、ユニットバス組
立後に接続工事ができるようにするために設けられるユ
ニットバス内の点検口がとくに好ましい。また、従来の
ものに比べ、材料費、工事費を安くすることができる。
されているので、漏水等が生じたときに簡単に中蓋を取
り外すことができ、また、そのまま密閉できるので、能
率的に作業を行うことができる。さらに、作業者が不慣
れな場合であっても、着脱が容易であるため、従来とは
異なり作業をやり直すことができ、初心者にとってより
確実な施工を行うことができる。また、この出願発明の
中蓋が透明であるときは、中蓋を取り付けた状態で、と
くに、ユニットバスの水栓金具に接続されるプレ給水給
湯配管と、建築側の給水給湯配管とを、ユニットバス組
立後に接続工事ができるようにするために設けられるユ
ニットバス内の点検口がとくに好ましい。また、従来の
ものに比べ、材料費、工事費を安くすることができる。
【図１】 ユニットバスに設けられた点検口を示す斜視
図である。
図である。
【図２】 点検口を構成する斜視図である。
【図３】 点検口の部分拡大断面図である。
１ ユニットバス ２ 点検口 ３ 開口部 ４ 外蓋 ５ 中蓋 ６ 取付金具 ７ 第１の凹部 ８ 第２の凹部 ９ ブチルゴム
Claims (6)
- 【請求項１】 開口部、中蓋及び外蓋からなる点検口で
あって、開口部の周囲に粘着剤が貼着されており、粘着
剤と接する面が離型剤で処理されている中蓋が配置され
ており、その外側に外蓋が配置されていることを特徴と
する点検口。 - 【請求項２】 開口部、中蓋及び外蓋からなる点検口で
あって、開口部には透明な中蓋が配置されており、その
外側に外蓋が配置されていることを特徴とする点検口。 - 【請求項３】 中蓋が透明であることを特徴とする請求
項１に記載の点検口。 - 【請求項４】 透明な中蓋がアクリル樹脂であることを
特徴とする請求項２または３に記載の点検口。 - 【請求項５】 粘着剤が水の浸透しない弾性材に塗布さ
れた粘着剤であることを特徴とする請求項１または請求
項３に記載の点検口。 - 【請求項６】 ユニットバスの点検口であることを特徴
とする請求項１〜５のいずれかに記載の点検口。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34626195A JP3207735B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 点検口 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34626195A JP3207735B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 点検口 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09158460A true JPH09158460A (ja) | 1997-06-17 |
| JP3207735B2 JP3207735B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=18382210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34626195A Expired - Fee Related JP3207735B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 点検口 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3207735B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021088866A (ja) * | 2019-12-04 | 2021-06-10 | Toto株式会社 | 水回り設備用ユニットルーム |
| JP2021088865A (ja) * | 2019-12-04 | 2021-06-10 | Toto株式会社 | 水回り設備用ユニットルーム |
| JP2021088869A (ja) * | 2019-12-04 | 2021-06-10 | Toto株式会社 | 水回り設備用ユニットルーム |
-
1995
- 1995-12-13 JP JP34626195A patent/JP3207735B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021088866A (ja) * | 2019-12-04 | 2021-06-10 | Toto株式会社 | 水回り設備用ユニットルーム |
| JP2021088865A (ja) * | 2019-12-04 | 2021-06-10 | Toto株式会社 | 水回り設備用ユニットルーム |
| JP2021088869A (ja) * | 2019-12-04 | 2021-06-10 | Toto株式会社 | 水回り設備用ユニットルーム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3207735B2 (ja) | 2001-09-10 |
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