JPH09158361A - スチールパネルおよびその組立方法並びに組立支援装置 - Google Patents

スチールパネルおよびその組立方法並びに組立支援装置

Info

Publication number
JPH09158361A
JPH09158361A JP7345514A JP34551495A JPH09158361A JP H09158361 A JPH09158361 A JP H09158361A JP 7345514 A JP7345514 A JP 7345514A JP 34551495 A JP34551495 A JP 34551495A JP H09158361 A JPH09158361 A JP H09158361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel
frame
framework
opening
studs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7345514A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2849994B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kami
博 上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIEMINI KK
Original Assignee
JIEMINI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JIEMINI KK filed Critical JIEMINI KK
Priority to JP7345514A priority Critical patent/JP2849994B2/ja
Publication of JPH09158361A publication Critical patent/JPH09158361A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2849994B2 publication Critical patent/JP2849994B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な強度を有すると共に施工が用意であ
り、種々のパターンの建築物に適用可能であって、部品
管理も容易なスチールパネルを提供する。 【解決手段】 2つのスチール壁枠組10と1つのスチ
ール開口枠組50を並設して骨組70を作る。骨組70
の片面に面板60a〜60dからなる木製面枠体60を
貼り付る。スチール壁枠組10は、3本のスチール製の
スタッド(縦芯材)112a,112b,112cおよ
び2本のスチール製のトラック(横芯材)111a,1
11bを四角枠状に組み合わせて構成される。スチール
壁枠組10には、スチール開口枠組20のまぐさ部20
Aを構成する下弦材121bと同じ高さの位置にスチー
ル製の横材114が配設されている。スチール開口枠組
50は、4本のスチール製のスタッド122a〜122
dおよび4本のトラック(横芯材)121a〜121d
を四角枠状に組み合わせて構成したものであり、上部の
まぐさ部20Aにはスチール製の斜材124a,124
bが配設され、トラス構造となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の建築に使
用されるスチールパネルおよびその組立方法並びに組立
支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅の多様な要求に対応するため
企画型の住宅が種々供給されている。この企画型住宅に
おいては、その外壁や内壁などの形状,大きさも様々な
パターンのものが用いられている。このような企画型住
宅を施工する方法としては、所定の太さに整えられた角
柱木材を複数用意しておき、各住宅の構造にあわせて施
工現場でその角柱木材を縦横に組み合わせて骨組みを造
り、この骨組みを建て起こして板プレートを貼り付ける
ことにより外壁や内壁を構築する枠組構法(ツーバイフ
ォー構法)が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
木材を用いた枠組構法では、森林破壊につながるなどの
環境問題があり価格が高騰しているため、十分な供給が
得られず、建築コストが高くなるという問題があった。
【0004】このような問題を解消でき、耐震性にも優
れたものとして、最近、いわゆるスチール住宅への関心
が急速に高まりつつある。このスチール住宅は、厚さ1
ミリ前後のスチール(亜鉛めっき鋼板)を用いた壁枠組
および開口枠組を作製し、これらを組み合わせて外壁や
内壁を構築するものである。このスチール住宅は、材料
として鋼材を用いるため森林破壊等の環境問題も解消さ
れ、しかも材料自体はリサイクルが可能であるため、そ
の点においては木造住宅に比べて建築コストを低減する
ことが可能になる。
【0005】しかしながら、このスチール住宅において
も、現状では、上述の木材を用いた従来の枠組構法と同
様に、施工現場で手作業により複数種のスチール材を組
み合わせて外壁や内壁を構築しなければならない。その
ため、施工現場での組立作業が煩雑であると共に、作業
工程が多く、施工に長期間が必要であり、その結果建築
コストが高くなってしまうという問題があった。また、
スチール自体非常に薄いため、現場への搬送中に歪みが
生じやすく、現場において組み立てを精度良く行うこと
が困難であり、十分な強度を得ることができない場合が
あるという問題もあった。更に、全体として部品点数が
多くなるので、作業現場における部品数を正確に把握す
ることが困難であると共に、部品の保管も面倒であり、
部品管理が困難であるという問題もあった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その第1の目的は、十分な強度を有すると共に施
工が簡単であり、種々のパターンの建築物に容易に対応
可能であって、しかも材料の保管管理が容易になるスチ
ールパネルおよびその組立方法を提供することにある。
【0007】本発明の第2の目的は、スチールパネルの
組立作業および材料の保管管理を容易とすることができ
るスチールパネル組立支援装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のスチール
パネルは、スチール製の壁枠組および開口枠組を並設し
て骨組を作り、この骨組の少なくとも片面上に面板を貼
り付けて構成されるものであって、複数のスチール製の
スタッド(縦芯材)およびトラック(横芯材)を四角枠
状に組み合わせて構成されると共に上部にまぐさ部を有
するスチール開口枠組と、複数のスチール製のスタッド
およびトラックを四角枠状に組み合わせて構成されると
共に、前記スチール開口枠組のまぐさ部を構成する下弦
材と同じ高さの位置にスチール製の横材が配設されてな
るスチール壁枠組とを備えている。
【0009】このスチールパネルでは、スチール壁枠組
に対してスチール開口枠組のまぐさ部を構成する下弦材
と同じ高さの位置に横材が配設されているため、横材の
接合を溶接等により剛性接合とすることにより、全体と
してラーメンパネル構造となる。従って、外部から水平
力が作用してもパネル全体で力を吸収でき、柱部分が浮
き上がるようなことがなくなる。
【0010】請求項2記載のスチールパネルは、スチー
ル製の壁枠組および開口枠組を並設して骨組を作り、こ
の骨組の少なくとも片面上に面板を貼り付けて構成され
るものであって、複数のスチール製のスタッド(縦芯
材)およびトラック(横芯材)を四角枠状に組み合わせ
て構成されると共に上部にまぐさ部を有し、前記まぐさ
部にスチール製のトラス梁を配設してなるスチール開口
枠組と、複数のスチール製のスタッドおよびトラックを
四角枠状に組み合わせて構成されると共に、前記スチー
ル開口枠組のまぐさ部を構成する下弦材と同じ高さの位
置にスチール製の横材が配設されてなるスチール壁枠組
とを備えている。
【0011】このスチールパネルでは、更に、スチール
壁枠組に対してスチール開口枠組のまぐさ部を構成する
下弦材と同じ高さの位置に横材が配設されると共に、ス
チール開口枠組のまぐさ部にスチール製のトラス梁が配
設されているため、まぐさ部がトラス構造となり、上記
ラーメンパネル構造による効果に加え、空き空間を利用
して上部の床パネルまたは壁パネルと容易に接合(ビ
ス,ボルト等)できるという効果を有し、施工現場での
作業を安全確実に行うことができる。
【0012】請求項3記載のスチールパネルは、スチー
ル製の壁枠組および開口枠組を並設して骨組を作り、こ
の骨組の少なくとも片面上に面板を貼り付けて構成され
るものであって、複数のスチール製のスタッド(縦芯
材)およびトラック(横芯材)を四角枠状に組み合わせ
て構成されると共に上部にまぐさ部を有し、かつ、前記
まぐさ部にスチール製のトラス梁が配設されると共に前
記まぐさ部および腰壁部それぞれに対してスチール製の
補助材が並設されてなるスチール開口枠組と、複数のス
チール製のスタッドおよびトラックを四角枠状に組み合
わせて構成されると共に、前記スチール開口枠組のまぐ
さ部の下弦材と同じ高さの位置にスチール製の横材が配
設されてなるスチール壁枠組とを備えている。
【0013】請求項4記載のスチールパネルは、請求項
3記載のものにおいて、前記スチール開口枠組が、両端
の枠を構成する2本のスタッドと、これらスタッドそれ
ぞれに対して一定間隔を開けて配設された2本の中間ス
タッドとを含み、これら中間スタッドに対して前記補助
材が併設されるように構成したものである。
【0014】このスチールパネルでは、中間スタッドと
両端のスタッドとの間に一定間隔が設けられているた
め、並設される枠組または並設されるパネルとの間での
ボルト締め等の接合作業が容易になる。
【0015】請求項5記載のスチールパネルは、請求項
4記載のものにおいて、面板間の接合位置が枠組間の接
合位置から所定の間隔ずれるように構成したものであ
る。
【0016】このスチールパネルでは、スチール開口枠
組のまぐさ部および腰壁部それぞれに対してスチール製
の補助材が並設されると共に、面板間の接合位置が枠組
間の接合位置から所定の間隔ずれるように構成されてい
るので、面板を単純化することができる。すなわち狭小
面積の面板が不要となり、その結果面板の数を低減させ
ることができる。また、面板間の接合位置と枠組間の接
合位置との間がずれているため、全体として強固な構造
体となる。
【0017】請求項6記載のスチールパネルの組立方法
は、請求項1ないし5記載の壁枠組および開口枠組とし
て、開口部の幅および高さの異なるものを複数用意して
おき、建築物の構造に応じてこの複数の枠組から少なく
とも2つの枠組を選択しこれらを横に並設して骨組を作
り、次いでこの骨組の少なくとも片面に,複数の面板を
互いに並設して貼り付けることによりスチールパネルを
作成するものである。
【0018】請求項7記載のスチールパネルの組立方法
は、請求項6記載の方法において、前記木製面板をスチ
ール製の骨組に貼り付ける際に、前記面板間の接合位置
と前記枠組間の接合位置とを所定の間隔ずらすようにし
たものであり、組立後のパネル強度が向上する。
【0019】請求項8記載のスチールパネルの組立支援
装置は、互いに幅および開口部の高さ等の種類の異なる
スチール壁枠組およびスチール開口枠組を分類してそれ
ぞれ記憶した第1の記憶手段と、前記枠組により構成さ
れる骨組に応じた複数の面板を分類して記憶した第2の
記憶手段と、建築物の構造に応じて、前記第1の記憶手
段から少なくとも2種類の枠組を選択すると共に、この
選択された枠組から構成される骨組に応じて、第2の記
憶手段から複数の面板を選択する選択手段と、この選択
手段により選択された枠組および面板に応じて接合箇所
および接合のために必要なビス等の数を決定する決定手
段とを備えている。
【0020】請求項9記載のスチールパネルの組立支援
装置は、請求項8記載のものにおいて、選択手段および
決定手段をコンピュータにより構成するようにしたもの
である。
【0021】請求項10記載のスチールパネルの組立支
援装置は、請求項8記載のものにおいて、壁枠組および
開口枠組として、請求項1ないし5のいずれか1に記載
のものを用いるように構成したものである。
【0022】このスチールパネルの組立支援装置では、
建築物の設計に基づき、必要な枠組および面材が自動的
に選択されると共に、ビス等の接合手段の数が自動的に
求められる。従って、パネル作製に必要な部材の数等が
容易に分かり、部材の管理も容易になる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0024】図1(a),(b)および図2(a)〜
(c)は、本発明の一実施の形態に係るスチールパネル
を構成するための例えば5種類の枠組の構造を表してい
る。
【0025】まず、図1について説明すると、図1
(a)はスチール壁枠組10、また図1(b)はスチー
ル開口枠組20の構成をそれぞれ表している。スチール
壁枠組10は、複数例えば3本のスチール製のスタッド
(縦芯材)112a,112b,112cおよび2本の
スチール製のトラック(横芯材)111a,111bを
四角枠状に組み合わせて構成したものである。スチール
壁枠組10には、後述のスチール開口枠組20の上部に
設けられたまぐさ部20Aの下弦材121bと同じ高さ
の位置にスチール製の横材114が配設されている。こ
れらスタッド112a〜112c、トラック111a,
111bおよび横材113間は、スポット溶接、あるい
はビス,ボルトを用いて接合される。
【0026】一方、スチール開口枠組20は、4本のス
チール製のスタッド122a〜122dおよび4本のト
ラック(横芯材)121a〜121dを四角枠状に組み
合わせて構成したものであり、上部にまぐさ部20Aが
形成されると共に、下部に腰壁部20Bが設けられてい
る。上部のまぐさ部20Aの中央部には垂直材123が
配設されると共に、この垂直材123の両側にはそれぞ
れスチール製の斜材124a,124bが配設されてい
る。すなわち、これらの斜材124a,124bにより
まぐさ部20Aはトラス構造となっている。
【0027】また、このまぐさ部20Aにおいては、ス
タッド122b,122cそれぞれに対してスチール製
の補助材125a,125bが並設されている。更に、
まぐさ部20Aの下弦材(トラック121b)の真下に
おいて、スタッド122aと122bとの間にわたって
補強材(プレート)126aが、またスタッド122a
とスタッド122bとの間にわたって補強材(プレー
ト)126bがそれぞれ配設されている。
【0028】スチール開口枠組20の腰壁部20Bにお
いては、その中央部に垂直材123が配設されている。
また、まぐさ部20Aと同様に、スタッド(中間スタッ
ド)122b,122cそれぞれに対してスチール製の
補助材125c,125dが並設されている。また、腰
壁部20Bの上弦材(トラック121c)の真上におい
て、スタッド122aと122bとの間にわたって補強
材(プレート)126cが、またスタッド122aと1
22bとの間にわたって補強材(プレート)126dが
それぞれ配設されている。
【0029】なお、このスチール開口枠組20において
も、スタッド122a〜112d、トラック121a,
121b、斜材124a,124b、補助材125a〜
125dおよび補強材126a〜126d間は、スチー
ル壁枠組10と同様にスポット溶接,あるいはビス,ボ
ルトを用いて接合される。
【0030】図2(a)は図1(a)に示したスチール
壁枠組10と基本的に同一構成のスチール壁枠組30を
表すものであり、スチール壁枠組10に比べてその幅を
広くしたものである。なお、スチール壁枠組10と同一
構成部分については同一符号を付してその説明は省略す
る。
【0031】また、図2(c)は図1(b)に示したス
チール開口枠組20と基本的に同一構成のスチール開口
枠組50の構成を表すものであり、スチール開口枠組2
0に比べてその開口幅を広くしたものである。スチール
開口枠組20と同一構成部分については同一符号を付し
てその説明は省略する。
【0032】図2(b)に示すスチール開口枠組40
は、図2(c)に示したスチール開口枠組50の腰壁部
20Bを削除し開口部をより大きくしたものであり、そ
の他の構成はスチール開口枠組50と同じである。
【0033】本実施の形態に係るスチールパネルは、上
述のスチール壁枠組10,30およびスチール開口枠組
20,40,50のうちから、例えば2つのスチール壁
枠組10とスチール開口枠組50とを選択し、これらを
並設して骨組を作り、この骨組の片面上に例えば木製の
面枠板を貼り付けることにより組み立てられるものであ
る。面枠板は骨組を補強するためのものであり、例えば
図5に示したように、合板、ベニヤ板あるいはOSB板
等により適宜の大きさの矩形状に形成された面板60a
〜60dを並設して構成される。
【0034】本実施の形態においては、これらのスチー
ル壁枠組10とスチール開口枠組50との選択、および
部材間の接合箇所の数および位置の決定は、図3に機能
構成を示したコンピュータを用いたスチールパネル組立
支援装置1000により行われる。
【0035】このスチールパネル組立支援装置1000
は、互いに開口部の幅および高さ等の種類の異なる壁枠
組および開口枠組(本実施例においては上記スチール壁
枠組10,30およびスチール開口枠組20,40,5
0)を分類してそれぞれ記憶した第1の記憶手段100
と、各枠組により構成される骨組に応じた複数の面板を
分類して記憶した第2の記憶手段200と、建築物の構
造に応じて、第1の記憶手段100から少なくとも2種
類の枠組を選択すると共に、この選択された枠組に応じ
て、第2の記憶手段200から複数の面板を選択する選
択手段300と、この選択手段300により選択された
枠組および面板に応じて、それらの接合位置および接合
のために必要なビス等の数を自動的に決定する決定手段
400とを備えている。
【0036】第1の記憶手段100および第2の記憶手
段200はそれぞれメモリ、また、選択手段300およ
び決定手段400はそれぞれCPU(中央処理装置)に
より実現することができる。
【0037】次に、本実施の形態によるスチールパネル
の組立方法を説明する。
【0038】まず、組立工場においては、複数種類の枠
組(本実施の形態では、スチール壁枠組10,30およ
びスチール開口枠組20,40,50等)および複数種
類の面板(本実施の形態では、面板60a〜60d等)
を基本単位として予め多数用意しておく。そして、スチ
ール住宅の注文を受けると、スチール壁枠組および開口
枠組の形状および大きさ、更に組合せパターンを設計す
る。この設計に応じて、図3に示したスチールパネル組
立支援装置1000においては、選択手段300により
適宜の枠組、例えば図4ないし図6に示したように、2
つのスチール壁枠組10とスチール開口枠組50とを選
択すると共に、例えば4枚の面板60a〜60dを選択
する。ここで、面板60a〜60dの選択は、図5に示
したように面材間の接合位置L1 と枠組間の接合位置L
2 との間が所定の間隔D(本実施の形態では、スチール
開口枠組50を構成するスタッド122cの左端面から
スタッド122dの右端面までの距離)だけずれるよう
に大きさおよび形状を選定する。また、この組立支援装
置1000においては、決定手段400によって、選択
手段300により選択された枠組および面板に応じて、
それらの接合位置および接合のために必要なビス等の数
を決定する。
【0039】このように組立支援装置1000によって
スチール壁枠組10、スチール開口枠組50および面板
60a〜60d等が選定されると、作業者は、組立工場
において、これら枠組を並設し、スポット溶接、ビス等
により枠組間を互いに接合させることにより骨組70を
作製する。続いて、この骨組70の片面に4枚の面板6
0a〜60dを接着材、ビス等により固定し開口部61
を有する木製面枠体60を構成する。これによりスチー
ルパネルの組立が完了する。
【0040】同様にして他のスチールパネルが組み立て
られると、これらスチールパネルは、建築現場に搬送さ
れ、外壁および窓などとして組み立てられる。
【0041】このように本実施の形態では、予め複数種
類の基本単位として作製されたスチール壁枠組10,3
0およびスチール開口枠組20,40,50等のなかか
ら設計パターンに応じて必要な枠組を選択し、これらの
組み合わせによりスチールパネルを構成するようにした
ので、組立工場では組合せを変えるだけで種々のパター
ンのスチールパネルを容易に作製することができる。そ
して、施工現場では組立後のスチールパネルを取り付け
るだけでよいので、著しく作業効率が向上し、施工期間
およびコストの低減を図ることができる。
【0042】また、コンピュータを用いた組立支援装置
1000によって、枠組等の選定およびビスの数等を自
動的に決定するようにしたので、スチールパネルの組立
作業の合理化を図ることができ、組み立てが容易となる
と共に、部材の管理等も容易になる。
【0043】また、本実施の形態では、複数のスチール
枠組からなる骨組に面枠体60を貼り付けて1のスチー
ルパネルを構成するようにしたので、スチール材のみで
構成したパネルに比べて十分な強度を有している。
【0044】更に、このスチールパネルでは、スチール
壁枠組10,30に対して、スチール開口枠組20,4
0,50の各まぐさ部20Aを構成する下弦材121b
と同じ高さの位置に横材113が配設されているため、
横材113の接合を溶接等により剛性接合とすることに
より、全体的に見て、図5に示したようにラーメンパネ
ル構造となる。従って、図に矢印Hで示したような外力
(水平力)が作用しても、その力をパネル構造全体に分
散させることができ、外力に対する耐性(強度)が向上
する。すなわち、横材113が無いパネル構造の場合に
は水平力により柱部分の浮き上がりが生じやすいが、本
実施の形態ではその力をパネル全体の微小なずれおよび
歪みとして吸収することができるものであり、その結果
柱部分の浮き上がりが小さくなる。そのため従来必要で
あったホールダウン金物等による補強が不要となり、ま
た柱の局部加重(圧縮や引張)が小さくなり、より安定
した構造体となる。
【0045】更に、このスチールパネルでは、スチール
開口枠組20,40,50の各まぐさ部20Aにスチー
ル製の斜材124a,124bが配設されているため、
構造的にはトラス構造となる。従って、空き空間を利用
して上部(2階の床パネルまたは壁パネル)との間の接
合(ビス,ボルト等)が容易になり、現場での作業を安
全かつ確実に行うことができるようになる。
【0046】また、このスチールパネルでは、面板60
a〜60dをスチール製の骨組に貼り付ける際に、図5
に示したように、面板間の接合位置L1 と枠組間の接合
位置L2 とを所定の間隔Dだけずらすようにしているの
で、全体として強固なパネル構造とすることができる。
【0047】また、このスチールパネルでは、スチール
開口枠組20,40,50のまぐさ部20Aおよび腰壁
部20Bそれぞれに対してスチール製の補助材125a
〜125dが並設されると共に、面板間の接合位置L1
と枠組間の接合位置L2 とを所定の間隔Dだけずらすよ
うにしたので、面板として狭小なものが不要であり、そ
のため面板の数を低減でき、より安定したパネルとな
る。また、開口サッシを確実に取り付けることが可能に
なる。
【0048】更に、このスチールパネルでは、スチール
開口枠組20,40,50において、中間のスタッド1
22b,122cそれぞれと両端のスタッド122a,
122dとの間に、図1に示したように一定間隔dが設
けられているため、並設される枠組(図5ではスチール
開口枠組50)との間でのボルト締め等の接合作業が容
易になる。
【0049】以上実施の形態を挙げて本発明を説明した
が、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では
面板を木製として説明したが、木製以外の材質を使用し
てもよい。
【0050】また、上記実施の形態では、3つの枠組を
組み合わせてスチールパネルを構成するようにしたが、
2つあるいは4つ以上の枠組を組み合わせるようにして
もよい。また,スチール開口枠組の開口部の形状等も種
々変更可能である。
【0051】また、上記実施の形態では、スチール壁枠
組とスチール開口枠組の2種類の枠組を組み合わせて、
窓を有する壁パネルを構成するようにしたが、本発明の
スチールパネルの組立方法では、いずれか一種類の枠組
を複数組み合わせて壁パネルを構成することもできる。
更に、上記実施の形態では、コンピュータを用いたスチ
ールパネル組み立て支援装置1000により枠組の選択
等を自動的に行うようにしたが、支援装置1000を用
いることなく組み立てを行うことも可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし5の
いずれか1に記載のスチールパネルによれば、スチール
壁枠組に対してスチール開口枠組のまぐさ部を構成する
下弦材と同じ高さの位置に横材を配設させるようにした
ので、横材の接合を溶接等により剛性接合とすることに
より全体としてラーメンパネル構造となる。従って、外
部から水平力が作用しても柱部分が浮き上がるようなこ
とがなくなり、外力に対してのパネル、ひいては建物全
体の強度が向上するという効果を奏する。
【0053】特に、請求項2記載のスチールパネルによ
れば、スチール壁枠組に対してスチール開口枠組のまぐ
さ部を構成する下弦材と同じ高さの位置に横材を配設さ
せると共に、スチール開口枠組のまぐさ部にスチール製
のトラス梁を配設するようにしたので、上記ラーメンパ
ネル構造による効果に加え、空き空間を利用して上部床
パネルまたは壁パネルとの間の接合が容易になり、現場
での作業を安全かつ確実に行うことができるという効果
を奏する。
【0054】また、請求項4記載のスチールパネルによ
れば、請求項3記載のものにおいて、スチール開口枠組
が、両端の枠を構成する2本のスタッドと、これらスタ
ッドそれぞれに対して一定間隔を開けて配設された2本
の中間スタッドとを含み、これら中間スタッドに対して
前記補助材が併設されるように構成したので、上記効果
に加え、並設される枠組または並設されるパネルとの間
でのボルト締め等の接合作業が容易になるという効果を
奏する。
【0055】更に、請求項5記載のスチールパネルによ
れば、スチール開口枠組のまぐさ部および腰壁部それぞ
れに対してスチール製の補助材を並設させると共に、面
板間の接合位置が枠組間の接合位置から所定の間隔ずれ
るように構成したので、上記効果に加え、面板を単純
化、すなわち狭小面積の面板が不要となり、その結果面
板の数を低減させることができ、コストを低減できると
いう効果を奏する。また、面板間の接合位置と枠組間の
接合位置との間がずれているため、全体として強固な構
造体となる。
【0056】請求項6および7記載のスチールパネルの
組立方法によれば、請求項1ないし5記載の壁枠組およ
び開口枠組として、幅および開口部の高さの異なるもの
を複数用意しておき、建築物の構造に応じてこの複数の
枠組から少なくとも2つの枠組を選択しこれらを横に並
設して骨組を作り、次いでこの骨組の少なくとも片面
に,複数の木製面板を並設して貼り付けることによりス
チールパネルを作成するようにしたので、組合せを変え
るだけで種々のパターンのスチールパネルを容易に作製
することができ、作業効率が向上し、施工期間およびコ
ストの低減を図ることができるという効果を奏する。
【0057】特に、請求項7記載のスチールパネルの組
立方法によれば、木製面板をスチール製の骨組に貼り付
ける際に、前記面板間の接合位置と前記枠組間の接合位
置とを所定の間隔ずらすようにしたので、組み立て後の
パネル全体の強度が向上する。
【0058】また、請求項8ないし10記載のスチール
パネルの組立支援装置によれば、互いに幅および開口部
の高さ等の種類の異なるスチール壁枠組およびスチール
開口枠組を分類してそれぞれ記憶した第1の記憶手段
と、前記枠組により構成される骨組に応じた複数の面板
を分類して記憶した第2の記憶手段と、建築物の構造に
応じて、前記第1の記憶手段から少なくとも2種類の枠
組を選択すると共に、この選択された枠組から構成され
る骨組に応じて、第2の記憶手段から複数の面板を選択
する選択手段と、この選択手段により選択された枠組お
よび面板に応じて接合箇所および接合のために必要なビ
ス等の数を決定する決定手段とを備えるようにしたの
で、組み立て作業が合理化され、施工期間を大幅に短縮
することができると共に工費を大幅に削減することがで
きる。
【0059】特に、請求項9記載のスチールパネルの組
立支援装置は、選択手段および決定手段をコンピュータ
により構成するようにしたので、部材の管理等が容易に
なるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るスチール壁枠組お
よびスチール開口枠組それぞれの基本構成を表す正面図
である。
【図2】スチール壁枠組およびスチール開口枠組の他の
基本構成を表す正面図である。
【図3】スチールパネル組立支援装置の機能構成を表す
ブロック図である。
【図4】スチールパネルの組立工程を説明するための正
面図である。
【図5】スチールパネルの組立工程を説明するための正
面図である。
【図6】スチールパネルの組立工程を説明するための斜
視図である。
【符号の説明】
10,30 スチール壁枠組 20,40,50 スチール開口枠組 20A まぐさ部 20B 腰壁部 60 木製面枠体 60a〜60d 面板 70 骨組 100 第1の記憶手段 111a,111b トラック(横芯材) 112a,112b スタッド(縦芯材) 113 横材 121a〜121d トラック(横芯材) 122a〜122d スタッド(縦芯材) 124a,124b 斜材(トラス斜材) 125a〜125d 補助材 200 第2の記憶手段 300 選択手段 400 決定手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチール製の壁枠組および開口枠組を並
    設して骨組を作り、この骨組の少なくとも片面上に面板
    を貼り付けて構成されるスチールパネルであって、 複数のスチール製のスタッド(縦芯材)およびトラック
    (横芯材)を四角枠状に組み合わせて構成されると共に
    上部にまぐさ部を有するスチール開口枠組と、 複数のスチール製のスタッドおよびトラックを四角枠状
    に組み合わせて構成されると共に、前記スチール開口枠
    組のまぐさ部を構成する下弦材と同じ高さの位置にスチ
    ール製の横材が配設されてなるスチール壁枠組とを備え
    たことを特徴とするスチールパネル。
  2. 【請求項2】 スチール製の壁枠組および開口枠組を並
    設して骨組を作り、この骨組の少なくとも片面上に面板
    を貼り付けて構成されるスチールパネルであって、 複数のスチール製のスタッド(縦芯材)およびトラック
    (横芯材)を四角枠状に組み合わせて構成されると共に
    上部にまぐさ部を有し、前記まぐさ部にスチール製のト
    ラス梁を配設してなるスチール開口枠組と、 複数のスチール製のスタッドおよびトラックを四角枠状
    に組み合わせて構成されると共に、前記スチール開口枠
    組のまぐさ部を構成する下弦材と同じ高さの位置にスチ
    ール製の横材が配設されてなるスチール壁枠組とを備え
    てなることを特徴とするスチールパネル。
  3. 【請求項3】 スチール製の壁枠組および開口枠組を並
    設して骨組を作り、この骨組の少なくとも片面上に複数
    の面板を貼り付けて構成されるスチールパネルであっ
    て、 複数のスチール製のスタッド(縦芯材)およびトラック
    (横芯材)を四角枠状に組み合わせて構成されると共に
    上部にまぐさ部を有し、かつ、前記まぐさ部にスチール
    製のトラス梁が配設されると共に前記まぐさ部および腰
    壁部それぞれに対してスチール製の補助材が並設されて
    なるスチール開口枠組と、 複数のスチール製のスタッドおよびトラックを四角枠状
    に組み合わせて構成されると共に、前記スチール開口枠
    組のまぐさ部の下弦材と同じ高さの位置にスチール製の
    横材が配設されてなるスチール壁枠組とを備えてなるこ
    とを特徴とするスチールパネル。
  4. 【請求項4】 前記スチール開口枠組は、両端の枠を構
    成する2本のスタッドと、これらスタッドそれぞれに対
    して一定間隔を開けて配設された2本の中間スタッドと
    を含み、これら中間スタッドに対して前記補助材が併設
    されてなることを特徴とする請求項3記載のスチールパ
    ネル。
  5. 【請求項5】 前記複数の面板間の接合位置が前記枠組
    間の接合位置から所定の間隔ずれてなることを特徴とす
    る請求項4記載のスチールパネル。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5記載のスチール壁枠組
    およびスチール開口枠組として、開口部の幅および高さ
    の異なるものを複数用意しておき、建築物の構造に応じ
    てこの複数の枠組から少なくとも2つの枠組を選択しこ
    れらを横に並設して骨組を作り、次いでこの骨組の少な
    くとも片面に,複数の面板を互いに並設して貼り付ける
    ことによりスチールパネルを作成することを特徴とする
    スチールパネルの組立方法。
  7. 【請求項7】 前記面板をスチール製の骨組に貼り付け
    る際に、前記面板間の接合位置と前記枠組間の接合位置
    とを所定の間隔ずらすことを特徴とする請求項6記載の
    スチールパネルの組立方法。
  8. 【請求項8】 互いに幅および開口部の高さ等の種類の
    異なるスチール壁枠組およびスチール開口枠組を分類し
    てそれぞれ記憶した第1の記憶手段と、 前記枠組により構成される骨組に応じた複数の面板を分
    類して記憶した第2の記憶手段と、 建築物の構造に応じて、前記第1の記憶手段から少なく
    とも2種類の枠組を選択すると共に、この選択された枠
    組から構成される骨組に応じて、第2の記憶手段から複
    数の面板を選択する選択手段と、 この選択手段により選択された枠組および面板に応じて
    接合箇所および接合のために必要なビス等の数を決定す
    る決定手段とを備えたことを特徴とするスチールパネル
    の組立支援装置。
  9. 【請求項9】 前記選択手段および決定手段をコンピュ
    ータにより構成したことを特徴とする請求項8記載のス
    チールパネルの組立支援装置。
  10. 【請求項10】 スチール壁枠組およびスチール開口枠
    組として、請求項1ないし5のいずれか1に記載のもの
    を用いることを特徴とする請求項8記載のスチールパネ
    ルの組立支援装置。
JP7345514A 1995-12-08 1995-12-08 スチールパネルおよびその組立方法並びに組立支援装置 Expired - Fee Related JP2849994B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7345514A JP2849994B2 (ja) 1995-12-08 1995-12-08 スチールパネルおよびその組立方法並びに組立支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7345514A JP2849994B2 (ja) 1995-12-08 1995-12-08 スチールパネルおよびその組立方法並びに組立支援装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09158361A true JPH09158361A (ja) 1997-06-17
JP2849994B2 JP2849994B2 (ja) 1999-01-27

Family

ID=18377104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7345514A Expired - Fee Related JP2849994B2 (ja) 1995-12-08 1995-12-08 スチールパネルおよびその組立方法並びに組立支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2849994B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009046824A (ja) * 2007-08-15 2009-03-05 Sumitomo Forestry Co Ltd ガラスブロック耐力壁の壁構造
CN110080430A (zh) * 2019-06-12 2019-08-02 杭州森武科技有限公司 一种石膏基聚苯乙烯填充料轻钢房屋承重墙

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006097434A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Kumahira Safe Co Inc 自動貸金庫システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009046824A (ja) * 2007-08-15 2009-03-05 Sumitomo Forestry Co Ltd ガラスブロック耐力壁の壁構造
CN110080430A (zh) * 2019-06-12 2019-08-02 杭州森武科技有限公司 一种石膏基聚苯乙烯填充料轻钢房屋承重墙

Also Published As

Publication number Publication date
JP2849994B2 (ja) 1999-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7882665B2 (en) Construction configurations and construction methods of steel houses
EP0679212B1 (en) A method of construction of a box-shaped, self-supporting building unit
MXPA97008507A (en) Modu construction structure
JPH0461139B2 (ja)
JPH09158361A (ja) スチールパネルおよびその組立方法並びに組立支援装置
JP2001090184A (ja) 木造建築物における壁構造とその施工方法
JPH06346515A (ja) ユニット建物
US3975876A (en) Wood frame building wall
JPS6020541B2 (ja) 鉄筋コンクリ−トラ−メン構造物の鉄筋組立て工法
JP3650508B2 (ja) 高倍率壁耐力付与用パネルに用いる筋かい材連結接手
JP3720167B2 (ja) 高壁倍率の壁耐力付与パネル
JP4004946B2 (ja) 外壁パネルを用いた建物の建築方法
JP2711824B2 (ja) 建築部材用継手装置
JP3540751B2 (ja) 組立家屋およびその施工方法
JP2000226897A (ja) 門型フレーム
JP3790244B2 (ja) 組立家屋およびその施工方法
JP3046731U (ja) 木造建物における木造軸組用壁フレーム
JP2588904Y2 (ja) 木構造用軽量筋違い枠
JPH10152890A (ja) 木造建築の建築構造
JP3080404U (ja) 木造軸組工法用壁パネル
JPH10331318A (ja) 木造建物における木造軸組用壁フレーム
JPH01192936A (ja) ユニット建物
JP2003253764A (ja) 建物ユニット
JPH08284268A (ja) 家屋用補強構造
JP2002146946A (ja) 壁パネル補強部材

Legal Events

Date Code Title Description
S631 Written request for registration of reclamation of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313631

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S631 Written request for registration of reclamation of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313631

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071113

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081113

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081113

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091113

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101113

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees