JPH091582A - 多層成形品の製造方法 - Google Patents
多層成形品の製造方法Info
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- JPH091582A JPH091582A JP7150711A JP15071195A JPH091582A JP H091582 A JPH091582 A JP H091582A JP 7150711 A JP7150711 A JP 7150711A JP 15071195 A JP15071195 A JP 15071195A JP H091582 A JPH091582 A JP H091582A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】表皮層、クッション層および基材の形成・一体
化を1つの金型で行うことにより、製造コストを低減す
るとともに、優れた外観とソフトな風合や感触を有する
多層成形品を製造する。 【構成】予め成形した第1の樹脂を第1の層として金型
内に配設するか、または一方の型と他方の型との間に第
1の樹脂を供給して第1の層を成形する。その後、第1
の層を保持した一方の型と他方の型との間に空隙を設
け、この空隙に第2の樹脂を充填し、第2の層を成形す
る。一方の型には第1の層を、他方の型には第2の層を
保持した状態で、所望の厚さの多層成形品が得られるま
で一方の型を他方の型に対してさらに後退・離間させて
空隙を設け、この空隙に第3の樹脂からなる発泡性樹脂
を充填してクッション層とする第3の層を形成し、一体
化して多層成形品を製造する。
化を1つの金型で行うことにより、製造コストを低減す
るとともに、優れた外観とソフトな風合や感触を有する
多層成形品を製造する。 【構成】予め成形した第1の樹脂を第1の層として金型
内に配設するか、または一方の型と他方の型との間に第
1の樹脂を供給して第1の層を成形する。その後、第1
の層を保持した一方の型と他方の型との間に空隙を設
け、この空隙に第2の樹脂を充填し、第2の層を成形す
る。一方の型には第1の層を、他方の型には第2の層を
保持した状態で、所望の厚さの多層成形品が得られるま
で一方の型を他方の型に対してさらに後退・離間させて
空隙を設け、この空隙に第3の樹脂からなる発泡性樹脂
を充填してクッション層とする第3の層を形成し、一体
化して多層成形品を製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クッション層を有する
多層成形品の製造方法に関するものであり、さらに詳し
くは、例えば、インストルメントパネルやドアライニン
グのような自動車の内装品に好適に使用される、基材上
にクッション層と表皮層とが順に積層された成形品であ
って、優れた外観とソフトな感触とを有する多層成形品
の製造方法に関するものである。
多層成形品の製造方法に関するものであり、さらに詳し
くは、例えば、インストルメントパネルやドアライニン
グのような自動車の内装品に好適に使用される、基材上
にクッション層と表皮層とが順に積層された成形品であ
って、優れた外観とソフトな感触とを有する多層成形品
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クッション層を有する多層成形品の製造
方法に関する従来技術として、例えば特開昭55−58
17号公報には、真空成形による緩衝用成形複合パネル
が記載されており、また特公平5−1123号公報に
は、スラッシュと発泡とを組み合わせた一体発泡におけ
る表皮成形方法が記載されている。
方法に関する従来技術として、例えば特開昭55−58
17号公報には、真空成形による緩衝用成形複合パネル
が記載されており、また特公平5−1123号公報に
は、スラッシュと発泡とを組み合わせた一体発泡におけ
る表皮成形方法が記載されている。
【0003】これらの技術は、基材と、クッション層と
する発泡体層と、表皮層とからなる多層成形品を製造す
るために提案されたものである。このような多層成形品
を製造する場合、理想的には、1つの金型で基材の成
形、表皮層の賦形、クッション層の形成、およびこれら
の層の一体化を円滑に進行させて製造工程を簡略化し、
製造コストを低く抑えることが望ましい。さらに、得ら
れる成形品は優れた外観とソフトな感触とを有すること
が望ましい。
する発泡体層と、表皮層とからなる多層成形品を製造す
るために提案されたものである。このような多層成形品
を製造する場合、理想的には、1つの金型で基材の成
形、表皮層の賦形、クッション層の形成、およびこれら
の層の一体化を円滑に進行させて製造工程を簡略化し、
製造コストを低く抑えることが望ましい。さらに、得ら
れる成形品は優れた外観とソフトな感触とを有すること
が望ましい。
【0004】しかしながら、これらの方法では、少なく
とも基材は別に成形され、表皮層およびクッション層と
一体化されるため、製造工程が多くて手間がかかり、製
造コストが高くなる。特に特公平5−1123号公報に
記載された方法では、特開昭55−5817号公報に記
載された方法と比較して、優れた外観やソフトな感触を
有する成形品が得られるが、表皮と基材とを別々に成形
して、その後に一体化するものであるため、製造コスト
は非常に高いものとなる。
とも基材は別に成形され、表皮層およびクッション層と
一体化されるため、製造工程が多くて手間がかかり、製
造コストが高くなる。特に特公平5−1123号公報に
記載された方法では、特開昭55−5817号公報に記
載された方法と比較して、優れた外観やソフトな感触を
有する成形品が得られるが、表皮と基材とを別々に成形
して、その後に一体化するものであるため、製造コスト
は非常に高いものとなる。
【0005】一方、前記したような問題点を解決するた
めに、例えば特開平6−234133号公報に記載され
たクッション性複合成形品の製造方法においては、1つ
の金型で基材の成形、表皮部の賦形、クッション層の形
成、およびこれらの層の一体化が行われている。
めに、例えば特開平6−234133号公報に記載され
たクッション性複合成形品の製造方法においては、1つ
の金型で基材の成形、表皮部の賦形、クッション層の形
成、およびこれらの層の一体化が行われている。
【0006】この製造方法は、予め成形した硬質樹脂成
形品を、硬質樹脂成形品より大きい空隙を有する金型内
に挿着し、次いで発泡性のゴム状弾性体を空隙内に射出
して金型内を完全充填した後、金型内を拡大して発泡性
のゴム状弾性体を発泡させるものである。
形品を、硬質樹脂成形品より大きい空隙を有する金型内
に挿着し、次いで発泡性のゴム状弾性体を空隙内に射出
して金型内を完全充填した後、金型内を拡大して発泡性
のゴム状弾性体を発泡させるものである。
【0007】しかしながら、この方法では、表皮層がス
キン層として形成された後に、これと既に一体化してい
るクッション層の発泡により変形し、成形品の形状によ
っては、表皮層が著しく伸ばされて成形品の耐久性が落
ちるという難点がある。また、せっかく表皮層に対して
形状を賦形し、シボ模様を転写しても、表皮層が軟化し
ているために、発泡層の圧力や基材を形成する樹脂の射
出力により形状が変形し、模様が潰れるという難点があ
る。さらに、発泡速度に連動して金型を移動させ、所望
のクリアランス(板厚)を得ようとしても、製品の形
状、発泡層の厚さ、発泡層への熱の伝わり方によって発
泡速度が各部位で個々に異なるため、制御するのが極め
て困難である。
キン層として形成された後に、これと既に一体化してい
るクッション層の発泡により変形し、成形品の形状によ
っては、表皮層が著しく伸ばされて成形品の耐久性が落
ちるという難点がある。また、せっかく表皮層に対して
形状を賦形し、シボ模様を転写しても、表皮層が軟化し
ているために、発泡層の圧力や基材を形成する樹脂の射
出力により形状が変形し、模様が潰れるという難点があ
る。さらに、発泡速度に連動して金型を移動させ、所望
のクリアランス(板厚)を得ようとしても、製品の形
状、発泡層の厚さ、発泡層への熱の伝わり方によって発
泡速度が各部位で個々に異なるため、制御するのが極め
て困難である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、表皮層、ク
ッション層および基材の形成・一体化を1つの金型で行
うことで製造コストの低減を図り、表皮層の形状の賦形
後の変形を伴わず、転写した模様を潰すことのない、優
れた外観とソフトな風合や感触を有する多層成形品の製
造方法を提供することを目的とする。
ッション層および基材の形成・一体化を1つの金型で行
うことで製造コストの低減を図り、表皮層の形状の賦形
後の変形を伴わず、転写した模様を潰すことのない、優
れた外観とソフトな風合や感触を有する多層成形品の製
造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、表皮層
とクッション層と基材とからなる多層成形品の製造方法
において、予め成形した第1の樹脂からなる表皮層また
は基材を第1の層として金型内に配設する第1の工程
と、前記金型の型閉め途中または型閉め後に、前記第1
の層を配設した金型の一方の型と他方の型との間に第2
の樹脂からなる溶融樹脂を供給し、前記第1の層が表皮
層である場合は基材を、前記第1の層が基材である場合
は表皮層を第2の層として成形する第2の工程と、前記
一方の型に表皮層を、前記他方の型に基材を保持した状
態で、所望の厚さの多層成形品が得られるまで型開きし
て空隙を設け、この空隙に第3の樹脂からなる発泡性樹
脂を充填してクッション層とする第3の層を形成すると
共に、前記表皮層と基材とを一体化する第3の工程と、
からなることを特徴とする多層成形品の製造方法が提供
される。
とクッション層と基材とからなる多層成形品の製造方法
において、予め成形した第1の樹脂からなる表皮層また
は基材を第1の層として金型内に配設する第1の工程
と、前記金型の型閉め途中または型閉め後に、前記第1
の層を配設した金型の一方の型と他方の型との間に第2
の樹脂からなる溶融樹脂を供給し、前記第1の層が表皮
層である場合は基材を、前記第1の層が基材である場合
は表皮層を第2の層として成形する第2の工程と、前記
一方の型に表皮層を、前記他方の型に基材を保持した状
態で、所望の厚さの多層成形品が得られるまで型開きし
て空隙を設け、この空隙に第3の樹脂からなる発泡性樹
脂を充填してクッション層とする第3の層を形成すると
共に、前記表皮層と基材とを一体化する第3の工程と、
からなることを特徴とする多層成形品の製造方法が提供
される。
【0010】さらに、本発明によれば、表皮層とクッシ
ョン層と基材とからなる多層成形品の製造方法におい
て、金型の型閉め途中または型閉め後に、一方の型と他
方の型との間に第1の樹脂を供給して表皮層または基材
を第1の層として成形する第1の工程と、前記第1の層
の成形後に型開きし、第1の層を保持した一方の型と他
方の型との間に空隙を設け、この空隙に第2の樹脂を充
填し、前記第1の層が表皮層である場合は基材を、前記
第1の層が基材である場合は表皮層を第2の層として成
形する第2の工程と、前記一方の型には第1の層を、前
記他方の型には第2の層を保持した状態で、所望の厚さ
の多層成形品が得られるまで前記一方の型を他方の型に
対してさらに後退・離間させて空隙を設け、この空隙に
第3の樹脂からなる発泡性樹脂を充填してクッション層
とする第3の層を形成すると共に、前記表皮層と基材と
を一体化する第3の工程と、からなることを特徴とする
多層成形品の製造方法が提供される。
ョン層と基材とからなる多層成形品の製造方法におい
て、金型の型閉め途中または型閉め後に、一方の型と他
方の型との間に第1の樹脂を供給して表皮層または基材
を第1の層として成形する第1の工程と、前記第1の層
の成形後に型開きし、第1の層を保持した一方の型と他
方の型との間に空隙を設け、この空隙に第2の樹脂を充
填し、前記第1の層が表皮層である場合は基材を、前記
第1の層が基材である場合は表皮層を第2の層として成
形する第2の工程と、前記一方の型には第1の層を、前
記他方の型には第2の層を保持した状態で、所望の厚さ
の多層成形品が得られるまで前記一方の型を他方の型に
対してさらに後退・離間させて空隙を設け、この空隙に
第3の樹脂からなる発泡性樹脂を充填してクッション層
とする第3の層を形成すると共に、前記表皮層と基材と
を一体化する第3の工程と、からなることを特徴とする
多層成形品の製造方法が提供される。
【0011】好適な態様では、第1の樹脂が極性のある
樹脂である場合は第2の樹脂は極性のない樹脂とし、第
1の樹脂が極性のない樹脂である場合は第2の樹脂は極
性のある樹脂とする。
樹脂である場合は第2の樹脂は極性のない樹脂とし、第
1の樹脂が極性のない樹脂である場合は第2の樹脂は極
性のある樹脂とする。
【0012】好適な態様では、第3の樹脂が極性のある
部分とない部分とを同時に有する単位構造からなる樹脂
とする。
部分とない部分とを同時に有する単位構造からなる樹脂
とする。
【0013】典型的には、極性のない樹脂を表皮材用樹
脂として使用する。すなわち、表皮材用樹脂として、オ
レフィン系樹脂、例えばポリプロピレン(PP)、また
はポリエチレン(PE)のいずれか1つを選択して使用
することができる。
脂として使用する。すなわち、表皮材用樹脂として、オ
レフィン系樹脂、例えばポリプロピレン(PP)、また
はポリエチレン(PE)のいずれか1つを選択して使用
することができる。
【0014】表皮を形成する場合、例えば、表皮材を射
出後に凸型を後退させ、表皮の発泡を行う。射出条件や
発泡条件等は実験により適宜定めることができる。発泡
剤としては、例えば、アゾジカーボンアミド(ADC
A)を使用することができる。
出後に凸型を後退させ、表皮の発泡を行う。射出条件や
発泡条件等は実験により適宜定めることができる。発泡
剤としては、例えば、アゾジカーボンアミド(ADC
A)を使用することができる。
【0015】前記したPPの発泡以外によって、表皮の
ソフトな風合や感触、シボ模様等の転写性を求める場合
は、例えば、サーモプラスチックオレフィン(TPO)
を用いることができる。この場合、表面層は射出成形し
て得られるため、射出後に凸型を後退させて表皮の発泡
を行う工程を省略することができる。
ソフトな風合や感触、シボ模様等の転写性を求める場合
は、例えば、サーモプラスチックオレフィン(TPO)
を用いることができる。この場合、表面層は射出成形し
て得られるため、射出後に凸型を後退させて表皮の発泡
を行う工程を省略することができる。
【0016】典型的には、極性のある樹脂を基材用樹脂
として使用する。すなわち、基材用樹脂として、例えば
アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、
アクリロニトリル・スチレン(AS)、ポリアミド(P
A)、またはポリウレタン(PUR)のいずれか1つを
選択して使用することができる。
として使用する。すなわち、基材用樹脂として、例えば
アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、
アクリロニトリル・スチレン(AS)、ポリアミド(P
A)、またはポリウレタン(PUR)のいずれか1つを
選択して使用することができる。
【0017】基材を形成する場合には、例えば、芯材を
射出後に芯材のスタンピング成形を行う。射出条件やス
タンピング条件等は実験により適宜定めることができ
る。
射出後に芯材のスタンピング成形を行う。射出条件やス
タンピング条件等は実験により適宜定めることができ
る。
【0018】最も好適には、表皮材用樹脂としてPPの
発泡体を使用し、基材用樹脂としてABSを使用する。
発泡体を使用し、基材用樹脂としてABSを使用する。
【0019】第1の樹脂および第2の樹脂から形成した
表皮層および基材の間にあってクッション層を形成する
第3の樹脂は、極性のない材料と極性のある材料とを結
び付けるバインダーの役割を果たす。このような充填材
には、典型的には、極性のある部分とない部分とを同時
に有する単位構造からなるポリエステルを使用すること
ができる。典型的には、このポリエステルに任意の発泡
剤を添加し、本発明の多層成形品のクッション層を形成
する充填材とする。
表皮層および基材の間にあってクッション層を形成する
第3の樹脂は、極性のない材料と極性のある材料とを結
び付けるバインダーの役割を果たす。このような充填材
には、典型的には、極性のある部分とない部分とを同時
に有する単位構造からなるポリエステルを使用すること
ができる。典型的には、このポリエステルに任意の発泡
剤を添加し、本発明の多層成形品のクッション層を形成
する充填材とする。
【0020】ポリエステルとしては、例えば、ポリエス
テル系熱可塑性エラストマ(TPEE)を使用すること
ができる。発泡剤としては、例えば、イソシアネート系
またはアゾ化合物を使用することができる。
テル系熱可塑性エラストマ(TPEE)を使用すること
ができる。発泡剤としては、例えば、イソシアネート系
またはアゾ化合物を使用することができる。
【0021】クッション層を形成する場合には、例え
ば、発泡剤を添加した充填材を射出後にクッション層の
発泡を行う。射出条件や発泡条件等は実験により適宜定
めることができる。
ば、発泡剤を添加した充填材を射出後にクッション層の
発泡を行う。射出条件や発泡条件等は実験により適宜定
めることができる。
【0022】
【作用】第1の樹脂が極性のある樹脂である場合は第2
の樹脂は極性のない樹脂とし、第1の樹脂が極性のない
樹脂である場合は第2の樹脂は極性のある樹脂とする点
について、極性のない樹脂であるPPと極性のある樹脂
であるABSを例示して説明する。
の樹脂は極性のない樹脂とし、第1の樹脂が極性のない
樹脂である場合は第2の樹脂は極性のある樹脂とする点
について、極性のない樹脂であるPPと極性のある樹脂
であるABSを例示して説明する。
【0023】本発明では、極性のない材料と極性のある
材料とは接着(結合)しないという性質を利用してい
る。通常、PPは次の式で表される構造を有する。
材料とは接着(結合)しないという性質を利用してい
る。通常、PPは次の式で表される構造を有する。
【0024】
【化1】
【0025】この構造はCとHのみで構成され、CとH
は互いに近接した電気陰性度を有する。したがって、分
子全体に渡って電子の偏りがなく、極性を有さない。
は互いに近接した電気陰性度を有する。したがって、分
子全体に渡って電子の偏りがなく、極性を有さない。
【0026】一方、ABSは次のような単位構造を含む
重合体である。
重合体である。
【0027】
【化2】
【0028】ABSにおいては、アクリロニトリルのニ
トリル基のC、N間の電気陰性度に差があり、スチレン
のフェニル基がπ電子供与性のある置換基であるため、
電子の偏りによる極性を有することになる。従って、電
子を取り込み易くなる。
トリル基のC、N間の電気陰性度に差があり、スチレン
のフェニル基がπ電子供与性のある置換基であるため、
電子の偏りによる極性を有することになる。従って、電
子を取り込み易くなる。
【0029】このような構造的差異により、ABSがど
のようにPPと結合しようとしても、PP自体は電子の
やりとりを行おうとしないので、結局、極性のある材料
と極性のない材料とは結合しない。
のようにPPと結合しようとしても、PP自体は電子の
やりとりを行おうとしないので、結局、極性のある材料
と極性のない材料とは結合しない。
【0030】したがって、本発明にあっては、第1の層
および第2の層の成形を終了した第2の工程の終了の時
点で、第1の層と第2の層とは全く接着しておらず、金
型を開くことにより一方の型には第1の層が、他方の型
には第2の層が保持された状態となる。
および第2の層の成形を終了した第2の工程の終了の時
点で、第1の層と第2の層とは全く接着しておらず、金
型を開くことにより一方の型には第1の層が、他方の型
には第2の層が保持された状態となる。
【0031】第3の樹脂が極性のある部分とない部分と
を同時に有する単位構造からなる樹脂である点につい
て、極性のない材料と極性のある材料とを結び付けるバ
インダーの役割を果たす充填材として使用するポリエス
テルを例示して説明する。
を同時に有する単位構造からなる樹脂である点につい
て、極性のない材料と極性のある材料とを結び付けるバ
インダーの役割を果たす充填材として使用するポリエス
テルを例示して説明する。
【0032】ポリエステルは次のような単位構造を有す
る。
る。
【0033】
【化3】
【0034】この構造において、アルキル基が極性を有
しないため、極性のないPPと容易に結合する。一方、
CO(カルボキシル基)は電気陰性度に差があるため、
極性のあるABSと容易に結合する。このポリエステル
に任意の発泡剤を添加し、本発明の多層成形品のクッシ
ョン層を形成する充填材とすることができる。
しないため、極性のないPPと容易に結合する。一方、
CO(カルボキシル基)は電気陰性度に差があるため、
極性のあるABSと容易に結合する。このポリエステル
に任意の発泡剤を添加し、本発明の多層成形品のクッシ
ョン層を形成する充填材とすることができる。
【0035】すなわち、第1および第2の樹脂の間にあ
って、これらの両者と結合する性質を有する第3の樹脂
からクッション層を形成することにより、3つの層が一
体化して良好な多層成形品を形成することができる。
って、これらの両者と結合する性質を有する第3の樹脂
からクッション層を形成することにより、3つの層が一
体化して良好な多層成形品を形成することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明の多層成形品の製造方法によれ
ば、表皮層、クッション層および基材の形成・一体化を
1つの金型で行うことができるため、製造コストを著し
く廉価なものとすることができる。また、表皮層の形状
の賦形後の変形を伴わず、転写した模様を潰すことな
く、優れた外観とソフトな風合や感触を有する多層成形
品を得ることができる。この多層成形品は、特に自動車
用内装品として使用するのに好適である。さらに、基材
を射出圧縮成形で作成しているため、基材成形後の変形
が少ない。すなわち、樹脂の配向が少ないので内部歪が
少ない。したがって、成形品としても変形の少ないもの
を製造することができる。
ば、表皮層、クッション層および基材の形成・一体化を
1つの金型で行うことができるため、製造コストを著し
く廉価なものとすることができる。また、表皮層の形状
の賦形後の変形を伴わず、転写した模様を潰すことな
く、優れた外観とソフトな風合や感触を有する多層成形
品を得ることができる。この多層成形品は、特に自動車
用内装品として使用するのに好適である。さらに、基材
を射出圧縮成形で作成しているため、基材成形後の変形
が少ない。すなわち、樹脂の配向が少ないので内部歪が
少ない。したがって、成形品としても変形の少ないもの
を製造することができる。
【0037】
【実施例】以下に実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるもの
ではない。
明するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0038】実施例1 実施例1による多層成形品の製造方法を図1A〜図1D
および図2A〜図2Cに示す。この方法は、予め成形し
た基材2を使用し、他の層を金型4a、4b内で連続的
に成形する態様を例示するものであり、工程1〜3から
なる。
および図2A〜図2Cに示す。この方法は、予め成形し
た基材2を使用し、他の層を金型4a、4b内で連続的
に成形する態様を例示するものであり、工程1〜3から
なる。
【0039】工程1では、予め任意の成形(例えば、射
出成形、圧縮成形、射出圧縮成形)で得られた基材2を
金型4a、4b内に配設する(図1A)。本実施例で
は、基材2にはABSを用いた。
出成形、圧縮成形、射出圧縮成形)で得られた基材2を
金型4a、4b内に配設する(図1A)。本実施例で
は、基材2にはABSを用いた。
【0040】工程2では、一方の金型4aに配設した基
材2に対して空隙を生ずるように他方の金型4bを位置
決めし、その空隙に表皮材6を射出シリンダAより射出
する(図1B、図1C)。表皮材6に発泡剤(例えば、
ADCA)が添加されている場合は、表皮材6を射出し
た後、その材料が所定の仕様で発泡するのに連動して、
一方の金型4aを所望の厚さまで後退させる(図1
D)。本実施例では、表皮材6にはPPの発泡体を用い
た。
材2に対して空隙を生ずるように他方の金型4bを位置
決めし、その空隙に表皮材6を射出シリンダAより射出
する(図1B、図1C)。表皮材6に発泡剤(例えば、
ADCA)が添加されている場合は、表皮材6を射出し
た後、その材料が所定の仕様で発泡するのに連動して、
一方の金型4aを所望の厚さまで後退させる(図1
D)。本実施例では、表皮材6にはPPの発泡体を用い
た。
【0041】工程3では、表皮層を形成(冷却・固化)
した後、一方の金型4aを任意の位置まで後退させ、ク
ッション層を形成するための充填材8を射出シリンダB
より射出(供給)して発泡させ、その空隙を充填材8で
充填する(図2A、図2B)。本実施例では、ポリエス
テルに発泡剤(例えば、イソシアネート系またはアゾ化
合物)を添加したものを充填材8として使用した。充填
材8が冷却・固化した後、所定位置まで一方の金型4a
を開いて型開きすることにより、多層成形品10を得る
ことができる(図2C)。
した後、一方の金型4aを任意の位置まで後退させ、ク
ッション層を形成するための充填材8を射出シリンダB
より射出(供給)して発泡させ、その空隙を充填材8で
充填する(図2A、図2B)。本実施例では、ポリエス
テルに発泡剤(例えば、イソシアネート系またはアゾ化
合物)を添加したものを充填材8として使用した。充填
材8が冷却・固化した後、所定位置まで一方の金型4a
を開いて型開きすることにより、多層成形品10を得る
ことができる(図2C)。
【0042】得られた多層成形品10は、表皮層の形状
の賦形後の変形を伴わず、転写した模様を潰すことな
く、優れた外観とソフトな風合や感触を有するものであ
った。
の賦形後の変形を伴わず、転写した模様を潰すことな
く、優れた外観とソフトな風合や感触を有するものであ
った。
【0043】実施例2 実施例2による多層成形品の製造方法を図3A〜図3F
および図4A〜図4Cに示す。この方法は、予め成形し
た基材2を使用せず、全ての層を金型12a、12b内
で連続的に成形する態様を例示するものであり、工程1
〜3からなる。
および図4A〜図4Cに示す。この方法は、予め成形し
た基材2を使用せず、全ての層を金型12a、12b内
で連続的に成形する態様を例示するものであり、工程1
〜3からなる。
【0044】工程1では、型開き状態から型閉め途中に
おいて、基材2(芯材)を形成するための溶融樹脂14
(ABS)を射出シリンダAより射出し、射出圧縮成形
(スタンピング成形)を行う。成形品の形状が複雑な場
合は、射出成形で基材2を成形することができる(図3
A〜図3C)。本実施例では、基材2としてABSを用
いた。
おいて、基材2(芯材)を形成するための溶融樹脂14
(ABS)を射出シリンダAより射出し、射出圧縮成形
(スタンピング成形)を行う。成形品の形状が複雑な場
合は、射出成形で基材2を成形することができる(図3
A〜図3C)。本実施例では、基材2としてABSを用
いた。
【0045】工程2では、基材2の成形後、または型開
きしても基材2の形状が維持できる程度に固化した状態
(半溶融状態)で、一方の金型12aを後退させ、その
空隙に表皮材6を射出シリンダBより射出する(図3
B、図3E)。表皮材6に発泡剤(例えば、ADCA)
が添加されている場合は、表皮材6を射出後、その材料
が基材2の熱の一部を使用して発泡するのに連動して、
一方の金型12aを所望の厚さまで後退させる(図3
F)。本実施例では、表皮材6としてPPの発泡体を用
いた。
きしても基材2の形状が維持できる程度に固化した状態
(半溶融状態)で、一方の金型12aを後退させ、その
空隙に表皮材6を射出シリンダBより射出する(図3
B、図3E)。表皮材6に発泡剤(例えば、ADCA)
が添加されている場合は、表皮材6を射出後、その材料
が基材2の熱の一部を使用して発泡するのに連動して、
一方の金型12aを所望の厚さまで後退させる(図3
F)。本実施例では、表皮材6としてPPの発泡体を用
いた。
【0046】工程3では、表皮層を形成(冷却・固化)
した後、一方の金型12aを任意の位置まで後退させ、
クッション層を形成するための充填材8を射出シリンダ
Cより射出(供給)して発泡させ、その空隙を充填材8
で充填する(図4A、図4B)。本実施例では、ポリエ
ステルに所定の発泡剤(例えば、ADCA)を添加した
ものを充填材8として使用した。充填材8が冷却・固化
した後、所定位置まで一方の金型12aを開いて型開き
することにより、多層成形品10を得ることができる
(図4C)。
した後、一方の金型12aを任意の位置まで後退させ、
クッション層を形成するための充填材8を射出シリンダ
Cより射出(供給)して発泡させ、その空隙を充填材8
で充填する(図4A、図4B)。本実施例では、ポリエ
ステルに所定の発泡剤(例えば、ADCA)を添加した
ものを充填材8として使用した。充填材8が冷却・固化
した後、所定位置まで一方の金型12aを開いて型開き
することにより、多層成形品10を得ることができる
(図4C)。
【0047】得られた多層成形品10は、表皮層の形状
の賦形後の変形を伴わず、転写した模様を潰すことな
く、優れた外観とソフトな風合や感触を有するものであ
った。
の賦形後の変形を伴わず、転写した模様を潰すことな
く、優れた外観とソフトな風合や感触を有するものであ
った。
【図1】図1A〜図1Dは、実施例1による多層成形品
の製造方法の前半を示す図である。
の製造方法の前半を示す図である。
【図2】図2A〜図2Cは、実施例1による多層成形品
の製造方法の後半を示す図である。
の製造方法の後半を示す図である。
【図3】図3A〜図3Fは、実施例2による多層成形品
の製造方法の前半を示す図である。
の製造方法の前半を示す図である。
【図4】図4A〜図4Cは、実施例2による多層成形品
の製造方法の後半を示す図である。
の製造方法の後半を示す図である。
A、B、C…射出シリンダ 2…基材 6…表皮材 8…充填材 10…多層成形品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:58 (72)発明者 若林 一城 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】表皮層とクッション層と基材とからなる多
層成形品の製造方法において、 予め成形した第1の樹脂からなる表皮層または基材を第
1の層として金型内に配設する第1の工程と、 前記金型の型閉め途中または型閉め後に、前記第1の層
を配設した金型の一方の型と他方の型との間に第2の樹
脂からなる溶融樹脂を供給し、前記第1の層が表皮層で
ある場合は基材を、前記第1の層が基材である場合は表
皮層を第2の層として成形する第2の工程と、 前記一方の型に表皮層を、前記他方の型に基材を保持し
た状態で、所望の厚さの多層成形品が得られるまで型開
きして空隙を設け、この空隙に第3の樹脂からなる発泡
性樹脂を充填してクッション層とする第3の層を形成す
ると共に、前記表皮層と基材とを一体化する第3の工程
と、 からなることを特徴とする多層成形品の製造方法。 - 【請求項2】請求項1記載の方法において、第1の樹脂
が極性のある樹脂である場合は第2の樹脂は極性のない
樹脂とし、第1の樹脂が極性のない樹脂である場合は第
2の樹脂は極性のある樹脂とすることを特徴とする多層
成形品の製造方法。 - 【請求項3】請求項2記載の方法において、第3の樹脂
が極性のある部分とない部分とを同時に有する単位構造
からなる樹脂であることを特徴とする多層成形品の製造
方法。 - 【請求項4】表皮層とクッション層と基材とからなる多
層成形品の製造方法において、 金型の型閉め途中または型閉め後に、一方の型と他方の
型との間に第1の樹脂を供給して表皮層または基材を第
1の層として成形する第1の工程と、 前記第1の層の成形後に型開きし、第1の層を保持した
一方の型と他方の型との間に空隙を設け、この空隙に第
2の樹脂を充填し、前記第1の層が表皮層である場合は
基材を、前記第1の層が基材である場合は表皮層を第2
の層として成形する第2の工程と、 前記一方の型には第1の層を、前記他方の型には第2の
層を保持した状態で、所望の厚さの多層成形品が得られ
るまで前記一方の型を他方の型に対してさらに後退・離
間させて空隙を設け、この空隙に第3の樹脂からなる発
泡性樹脂を充填してクッション層とする第3の層を形成
すると共に、前記表皮層と基材とを一体化する第3の工
程と、 からなることを特徴とする多層成形品の製造方法。 - 【請求項5】請求項4記載の方法において、第1の樹脂
が極性のある樹脂である場合は第2の樹脂は極性のない
樹脂とし、第1の樹脂が極性のない樹脂である場合は第
2の樹脂は極性のある樹脂とすることを特徴とする多層
成形品の製造方法。 - 【請求項6】請求項5記載の方法において、第3の樹脂
が極性のある部分とない部分とを同時に有する単位構造
からなる樹脂であることを特徴とする多層成形品の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7150711A JPH091582A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 多層成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7150711A JPH091582A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 多層成形品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH091582A true JPH091582A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15502743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7150711A Pending JPH091582A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 多層成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH091582A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11240038A (ja) * | 1998-02-26 | 1999-09-07 | Ube Ind Ltd | 樹脂の多層成形方法および装置 |
JP2002018919A (ja) * | 2000-07-07 | 2002-01-22 | Kasai Kogyo Co Ltd | 発泡性基材の成形方法並びに成形装置 |
JP2006281698A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Ube Machinery Corporation Ltd | 発泡成形品の成形方法及び発泡成形品の成形装置 |
JP2009286030A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Asahi Kasei Kk | 発泡樹脂材 |
JP2010012655A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Ube Machinery Corporation Ltd | 多層成形装置及び多層成形方法 |
JP2014117870A (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-30 | Kojima Press Industry Co Ltd | コンソールドアの製造方法 |
JP2015051602A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | ダイハツ工業株式会社 | 射出成形方法および成形品 |
WO2019026303A1 (ja) * | 2017-08-01 | 2019-02-07 | Nissha株式会社 | 加飾成形品の製造方法及び加飾成形品 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP7150711A patent/JPH091582A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11240038A (ja) * | 1998-02-26 | 1999-09-07 | Ube Ind Ltd | 樹脂の多層成形方法および装置 |
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JP2015051602A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | ダイハツ工業株式会社 | 射出成形方法および成形品 |
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JP2019025838A (ja) * | 2017-08-01 | 2019-02-21 | Nissha株式会社 | 加飾成形品の製造方法及び加飾成形品 |
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