JPH09158278A - 下水管と排水管の接続装置並びに該接続装置に用いるアダプタ−及び排水管を該接続装置に挿着する工法 - Google Patents
下水管と排水管の接続装置並びに該接続装置に用いるアダプタ−及び排水管を該接続装置に挿着する工法Info
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- JPH09158278A JPH09158278A JP32433095A JP32433095A JPH09158278A JP H09158278 A JPH09158278 A JP H09158278A JP 32433095 A JP32433095 A JP 32433095A JP 32433095 A JP32433095 A JP 32433095A JP H09158278 A JPH09158278 A JP H09158278A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 下水管から抜けにくく、また排水管が抜けに
くいが故に臭いや水、湿気などが漏れにくく、且つ、下
水管の肉厚にかかわらず挿着可能であり、また、排水の
逆流を効果的に防止できる下水管と排水管の接続装置、
並びに該接続装置に用いるアダプタ−、及び該接続装置
に排水管を挿着する工法を提供すること。 【解決手段】 円筒形の外筒と該外筒と同心円状に位
置する円筒形の内筒を平板部で連結して形成するとと共
に平板部上に円筒形の上部円筒を設ける。更に内筒及び
上部円筒内にヒダ部を設ける。
くいが故に臭いや水、湿気などが漏れにくく、且つ、下
水管の肉厚にかかわらず挿着可能であり、また、排水の
逆流を効果的に防止できる下水管と排水管の接続装置、
並びに該接続装置に用いるアダプタ−、及び該接続装置
に排水管を挿着する工法を提供すること。 【解決手段】 円筒形の外筒と該外筒と同心円状に位
置する円筒形の内筒を平板部で連結して形成するとと共
に平板部上に円筒形の上部円筒を設ける。更に内筒及び
上部円筒内にヒダ部を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は流し台・洗面台等
の水槽の排水管と下水管とを接続するための接続装置に
関する。
の水槽の排水管と下水管とを接続するための接続装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】流し台、洗面台等の水槽につながる排水
管と家屋外から引き込まれる下水管との接続部分からは
臭いや水、湿気などが漏れる恐れがある。そこで該接続
部分には密封手段を施す必要があり、そのための装置と
しては以下に示す1、2、3のようなものがある。
管と家屋外から引き込まれる下水管との接続部分からは
臭いや水、湿気などが漏れる恐れがある。そこで該接続
部分には密封手段を施す必要があり、そのための装置と
しては以下に示す1、2、3のようなものがある。
【0003】1、 第11図に示す排水管と下水管とを
接続する接続装置(1)はゴム等の弾性材で形成されて
いる。該接続装置(1)の上部には排水管(2)の下端
が接続装置(1)に密着するように挿着されている。ま
た、接続装置(1)の下部は下水管(3)内に密着する
ように挿着されている。この接続装置(1)は、弾性材
の密封作用により臭いや水、湿気などが漏れるのを防ぐ
のである。
接続する接続装置(1)はゴム等の弾性材で形成されて
いる。該接続装置(1)の上部には排水管(2)の下端
が接続装置(1)に密着するように挿着されている。ま
た、接続装置(1)の下部は下水管(3)内に密着する
ように挿着されている。この接続装置(1)は、弾性材
の密封作用により臭いや水、湿気などが漏れるのを防ぐ
のである。
【0004】2、 第12図に示す排水管と下水管とを
接続する接続装置(4)はゴム等の弾性材で形成されて
いる。該接続装置(4)の上部には排水管(2)の下端
が接続装置(4)に密着するように挿着されている。
接続する接続装置(4)はゴム等の弾性材で形成されて
いる。該接続装置(4)の上部には排水管(2)の下端
が接続装置(4)に密着するように挿着されている。
【0005】また、接続装置(4)の下部には複数本の
スリット(5)が設けられており該スリット(5)に下
水管(3)を密着するように挿着するのである。
スリット(5)が設けられており該スリット(5)に下
水管(3)を密着するように挿着するのである。
【0006】この接続装置(4)は弾性材の密封作用に
より臭いや水、湿気などが漏れるのを防ぐと共に複数本
のスリット(5)が設けられているので、径の異なる下
水管を挿着することが可能である。
より臭いや水、湿気などが漏れるのを防ぐと共に複数本
のスリット(5)が設けられているので、径の異なる下
水管を挿着することが可能である。
【0007】3、 第13図に示す排水管と下水管を接
続する接続装置(6)は実公平4−5586号に係る考
案である。
続する接続装置(6)は実公平4−5586号に係る考
案である。
【0008】接続装置(6)はゴム等の弾性体で形成さ
れている。この接続装置(6)は外筒(7)と内筒
(8)及び外筒(7)の内部に形成されたヒダ部(9)
からなっている。該接続装置(6)の内筒(8)には上
部から排水管(2)を内筒(8)に密着するように挿着
する。また下水管(3)は外筒(7)と内筒(8)で囲
まれる空間部分に挿着する。この接続装置(6)は弾性
材の密封作用により臭いや水、湿気などが漏れるのを防
ぐと共に外筒(7)と内筒(8)との間に下水管(3)
を挿着するが故に肉厚が異なる下水管を挿着することが
可能となるのである。また、ヒダ部(9)により下水管
(3)が外れにくい構造となっている。
れている。この接続装置(6)は外筒(7)と内筒
(8)及び外筒(7)の内部に形成されたヒダ部(9)
からなっている。該接続装置(6)の内筒(8)には上
部から排水管(2)を内筒(8)に密着するように挿着
する。また下水管(3)は外筒(7)と内筒(8)で囲
まれる空間部分に挿着する。この接続装置(6)は弾性
材の密封作用により臭いや水、湿気などが漏れるのを防
ぐと共に外筒(7)と内筒(8)との間に下水管(3)
を挿着するが故に肉厚が異なる下水管を挿着することが
可能となるのである。また、ヒダ部(9)により下水管
(3)が外れにくい構造となっている。
【0009】
1、 従来例における接続装置(1)には次のような欠
点がある。
点がある。
【0010】 下水管(3)から接続装置(1)が抜
けやすい。
けやすい。
【0011】 排水管(2)が接続装置(1)から抜
けやすい。
けやすい。
【0012】2、 従来例における接続装置(4)には
次のような欠点がある。
次のような欠点がある。
【0013】 排水管(2)が接続装置(4)から抜
けやすい。
けやすい。
【0014】 下水管(3)の肉厚が薄い場合スリッ
ト(5)と下水管(3)とを密着させることができず下
水管(3)から接続装置(4)が抜けやすい。
ト(5)と下水管(3)とを密着させることができず下
水管(3)から接続装置(4)が抜けやすい。
【0015】 排水管(2)の口径が大きくなると接
続装置(4)内に排水管(2)を挿入できず、逆に小さ
くなると接続装置(4)と排水管(2)の間に隙間が生
じてしまい排水が溢れ出したりまた、排水管(2)が接
続装置(4)から簡単にはずれてしまう恐れがある。
続装置(4)内に排水管(2)を挿入できず、逆に小さ
くなると接続装置(4)と排水管(2)の間に隙間が生
じてしまい排水が溢れ出したりまた、排水管(2)が接
続装置(4)から簡単にはずれてしまう恐れがある。
【0016】3、 従来例における接続装置(6)には
次のような欠点がある。
次のような欠点がある。
【0017】 接続装置(6)から排水管(2)が抜
けやすい。
けやすい。
【0018】 排水が逆流してきた場合に内筒(8)
と排水管(2)の接面から排水が外部に溢れ出す恐れが
ある。
と排水管(2)の接面から排水が外部に溢れ出す恐れが
ある。
【0019】本発明は以上のような点に鑑み下水管から
抜けにくく、また排水管が抜けにくいが故に臭いや水、
湿気などが漏れにくく、且つ、下水管の肉厚にかかわら
ず挿着可能であり、また、排水の逆流を効果的に防止で
きる下水管と排水管の接続装置、並びに該接続装置に用
いるアダプタ−、及び該接続装置に排水管を挿着する工
法を提供することを目的とする。
抜けにくく、また排水管が抜けにくいが故に臭いや水、
湿気などが漏れにくく、且つ、下水管の肉厚にかかわら
ず挿着可能であり、また、排水の逆流を効果的に防止で
きる下水管と排水管の接続装置、並びに該接続装置に用
いるアダプタ−、及び該接続装置に排水管を挿着する工
法を提供することを目的とする。
【0020】
1、 上記課題を解決するために請求項1記載に係る接
続装置(10)では以下のような手段を講じた。
続装置(10)では以下のような手段を講じた。
【0021】 円筒形の外筒(11)と該外筒(1
1)と同心円状に位置する円筒形の内筒(12)を平板
部(13)で連結して形成すると共に平板部(13)上
に円筒形の上部円筒(14)を設ける。
1)と同心円状に位置する円筒形の内筒(12)を平板
部(13)で連結して形成すると共に平板部(13)上
に円筒形の上部円筒(14)を設ける。
【0022】 上部円筒(14)内周面に水平方向に
伸びるヒダ部(15)を設ける。
伸びるヒダ部(15)を設ける。
【0023】 内筒(12)の内周面に下方に伸びる
ヒダ部(16)を設ける。
ヒダ部(16)を設ける。
【0024】 以上の外筒(11)、内筒(12)、
平板部(13)、上部円筒(14)、ヒダ部(15)・
(16)の各部をゴム等の弾性材で形成する。
平板部(13)、上部円筒(14)、ヒダ部(15)・
(16)の各部をゴム等の弾性材で形成する。
【0025】2、 請求項2記載に係る接続装置(2
7)では請求項1記載に係る接続装置(10)の構造を
一部変更した。すなわち、水平方向に伸びるヒダ部(1
5)に代え下方に伸びるヒダ部(15’)を設けた。
7)では請求項1記載に係る接続装置(10)の構造を
一部変更した。すなわち、水平方向に伸びるヒダ部(1
5)に代え下方に伸びるヒダ部(15’)を設けた。
【0026】3、 請求項3記載に係る接続装置(1
7)においては、請求項1記載の接続装置(10)の構
造を一部変更した。すなわち、内筒(12)の円周面に
設けられたヒダ部(16)に代えヒダ部(16)より長
さの短いヒダ部(18)を複数枚設けた。
7)においては、請求項1記載の接続装置(10)の構
造を一部変更した。すなわち、内筒(12)の円周面に
設けられたヒダ部(16)に代えヒダ部(16)より長
さの短いヒダ部(18)を複数枚設けた。
【0027】4、 請求項4記載に係る接続装置(2
8)では請求項2記載に係る接続装置(27)の構造を
一部変更した。すなわち、内筒(12)の内周面に設け
られたヒダ部(16)に代えヒダ部(16)より長さの
短いヒダ部(29)を複数枚設けた。
8)では請求項2記載に係る接続装置(27)の構造を
一部変更した。すなわち、内筒(12)の内周面に設け
られたヒダ部(16)に代えヒダ部(16)より長さの
短いヒダ部(29)を複数枚設けた。
【0028】5、 また、上記課題を解決するために請
求項5記載に係る接続装置(19)では以下のような手
段を講じた。
求項5記載に係る接続装置(19)では以下のような手
段を講じた。
【0029】 円筒形の外筒(11)と該外筒(1
1)と同心円状に位置する円筒形の内筒(12)を平板
部(13)で連結して形成する。
1)と同心円状に位置する円筒形の内筒(12)を平板
部(13)で連結して形成する。
【0030】 内筒(12)の内周面上縁に長さの短
いヒダ部(20)を設けると共に、該ヒダ部(20)よ
り下位置の内筒(12)の内周面に長さの長いヒダ部
(21)を設ける。
いヒダ部(20)を設けると共に、該ヒダ部(20)よ
り下位置の内筒(12)の内周面に長さの長いヒダ部
(21)を設ける。
【0031】 以上の各部材をゴム等の弾性材で形成
する。
する。
【0032】6、 また上記課題を解決するために請求
項6記載の接続装置(22)では、請求項5記載の接続
装置(19)の構造を一部変更した。すなわち、ヒダ部
(21)に代えヒダ部(21)より長さの短いヒダ部
(23)を複数枚設けた。
項6記載の接続装置(22)では、請求項5記載の接続
装置(19)の構造を一部変更した。すなわち、ヒダ部
(21)に代えヒダ部(21)より長さの短いヒダ部
(23)を複数枚設けた。
【0033】7、 また、上記課題を解決するために請
求項7記載の接続装置(32)では、請求項5記載の接
続装置(19)の構造を一部変更した。すなわち、ヒダ
部(20)・(21)に代え長さの長いヒダ部(35)
を内筒(12)の内周面上縁に設けた 8、 更に下水管(3)の肉厚が薄い場合に各請求項記
載に係る接続装置と下水管との間に挿着するアダプタ−
(24)・(25)を使用する。ここにアダプタ−(2
4)は円筒形状でありその外周面が上方から下方に向か
って内周面側に先細りのテ−パ−形状を有するものであ
る。また、アダプタ−(25)は円筒形状で、その上部
に鍔部(26)を有すると共に鍔部(26)より下部は
下方に向かって内周面側に先細りのテ−パ−形状を有す
るものである。
求項7記載の接続装置(32)では、請求項5記載の接
続装置(19)の構造を一部変更した。すなわち、ヒダ
部(20)・(21)に代え長さの長いヒダ部(35)
を内筒(12)の内周面上縁に設けた 8、 更に下水管(3)の肉厚が薄い場合に各請求項記
載に係る接続装置と下水管との間に挿着するアダプタ−
(24)・(25)を使用する。ここにアダプタ−(2
4)は円筒形状でありその外周面が上方から下方に向か
って内周面側に先細りのテ−パ−形状を有するものであ
る。また、アダプタ−(25)は円筒形状で、その上部
に鍔部(26)を有すると共に鍔部(26)より下部は
下方に向かって内周面側に先細りのテ−パ−形状を有す
るものである。
【0034】9、 係る解決手段がどのような作用を有
するか、以下図面を用いて説明する。
するか、以下図面を用いて説明する。
【0035】本発明に係る接続装置(10)では排水管
(2)が接続装置(10)から抜けにくく、且つ、臭い
や水、湿気が漏れることを防止するために、上部内筒
(14)の内周面に水平方向に伸びるヒダ部(15)が
設けてあると共に内筒(12)の内周面に下方に伸びる
ヒダ部(16)が設けてある。図2に示すように排水管
(2)を内筒(12)内に上部から挿入すると該ヒダ部
(15)・(16)が排水管(2)により弯曲されて弾
力的にヒダ部(15)・(16)が排水管(2)に密着
する。これにより排水管(2)が接続装置(10)から
抜けにくく、また臭いや水、湿気が漏れることを防止で
きるのである。更に、ヒダ部(15)・(16)という
2段にわたってヒダ部が設けられていることから排水の
逆流を効果的に防止できるのである。また、下水管
(3)は内筒(12)と外筒(11)との間の空間に挿
着する。内筒(12)、外筒(11)ともにゴム等の弾
性材で形成されているため下水管(3)と内筒(1
2)、外筒(11)が密着し、これにより下水管(3)
から接続装置(10)が抜けにくく、且つ、臭いや水、
湿気などが漏れることが防止できるのである。
(2)が接続装置(10)から抜けにくく、且つ、臭い
や水、湿気が漏れることを防止するために、上部内筒
(14)の内周面に水平方向に伸びるヒダ部(15)が
設けてあると共に内筒(12)の内周面に下方に伸びる
ヒダ部(16)が設けてある。図2に示すように排水管
(2)を内筒(12)内に上部から挿入すると該ヒダ部
(15)・(16)が排水管(2)により弯曲されて弾
力的にヒダ部(15)・(16)が排水管(2)に密着
する。これにより排水管(2)が接続装置(10)から
抜けにくく、また臭いや水、湿気が漏れることを防止で
きるのである。更に、ヒダ部(15)・(16)という
2段にわたってヒダ部が設けられていることから排水の
逆流を効果的に防止できるのである。また、下水管
(3)は内筒(12)と外筒(11)との間の空間に挿
着する。内筒(12)、外筒(11)ともにゴム等の弾
性材で形成されているため下水管(3)と内筒(1
2)、外筒(11)が密着し、これにより下水管(3)
から接続装置(10)が抜けにくく、且つ、臭いや水、
湿気などが漏れることが防止できるのである。
【0036】接続装置(27)は接続装置(10)の構
造を一部変更し水平方向に伸びるヒダ部(15)に代
え、下方に伸びるヒダ部(15’)が設けてある。係る
ヒダ部(15’)及びヒダ部(16)は排水管(2)が
挿着されると弯曲され弾力的に排水管(2)に密着す
る。これにより排水管(2)が接続装置(27)から抜
けにくく、また臭いや水、湿気が漏れることを防止でき
るのである。更に、ヒダ部(15’)・(16)という
2段にわたってヒダ部が設けられていることから排水の
逆流を効果的に防止できるのである。また、下水管
(3)は内筒(12)と外筒(11)との間の空間に挿
着する。内筒(12)、外筒(11)ともにゴム等の弾
性材で形成されているため下水管(3)と内筒(1
2)、外筒(11)が密着し、これにより下水管(3)
から接続装置(27)が抜けにくく、且つ、臭いや水、
湿気などが漏れることが防止できるのである。
造を一部変更し水平方向に伸びるヒダ部(15)に代
え、下方に伸びるヒダ部(15’)が設けてある。係る
ヒダ部(15’)及びヒダ部(16)は排水管(2)が
挿着されると弯曲され弾力的に排水管(2)に密着す
る。これにより排水管(2)が接続装置(27)から抜
けにくく、また臭いや水、湿気が漏れることを防止でき
るのである。更に、ヒダ部(15’)・(16)という
2段にわたってヒダ部が設けられていることから排水の
逆流を効果的に防止できるのである。また、下水管
(3)は内筒(12)と外筒(11)との間の空間に挿
着する。内筒(12)、外筒(11)ともにゴム等の弾
性材で形成されているため下水管(3)と内筒(1
2)、外筒(11)が密着し、これにより下水管(3)
から接続装置(27)が抜けにくく、且つ、臭いや水、
湿気などが漏れることが防止できるのである。
【0037】接続装置(17)は、接続装置(10)の
構造を一部変更し、ヒダ部(16)に代えヒダ部(1
6)より長さの短いヒダ部(18)を複数枚内筒(1
2)の内周面に設けてある。係るヒダ部(15)及びヒ
ダ部(18)は、排水管(2)が挿着されると弯曲され
弾力的に排水管(2)に密着する。これにより排水管
(2)が接続装置(17)から抜けにくく、また臭いや
水、湿気が漏れることを防止できるのである。更に、ヒ
ダ部(15)・(18)という数段にわたってヒダ部が
設けられていることから排水の逆流を効果的に防止でき
るのである。また、下水管(3)は内筒(12)と外筒
(11)との間の空間に挿着する。内筒(12)、外筒
(11)ともにゴム等の弾性材で形成されているため下
水管(3)と内筒(12)、外筒(11)が密着し、こ
れにより下水管(3)から接続装置(17)が抜けにく
く、且つ、臭いや水、湿気などが漏れることが防止でき
るのである。
構造を一部変更し、ヒダ部(16)に代えヒダ部(1
6)より長さの短いヒダ部(18)を複数枚内筒(1
2)の内周面に設けてある。係るヒダ部(15)及びヒ
ダ部(18)は、排水管(2)が挿着されると弯曲され
弾力的に排水管(2)に密着する。これにより排水管
(2)が接続装置(17)から抜けにくく、また臭いや
水、湿気が漏れることを防止できるのである。更に、ヒ
ダ部(15)・(18)という数段にわたってヒダ部が
設けられていることから排水の逆流を効果的に防止でき
るのである。また、下水管(3)は内筒(12)と外筒
(11)との間の空間に挿着する。内筒(12)、外筒
(11)ともにゴム等の弾性材で形成されているため下
水管(3)と内筒(12)、外筒(11)が密着し、こ
れにより下水管(3)から接続装置(17)が抜けにく
く、且つ、臭いや水、湿気などが漏れることが防止でき
るのである。
【0038】接続装置(28)は接続装置(27)の構
造を一部変更しヒダ部(16)に代えヒダ部(16)よ
り長さの短いヒダ部(29)を複数枚内筒(12)の内
周面に設けてある。係るヒダ部(15’)及びヒダ部
(29)は排水管(2)が挿着されると弯曲され弾力的
に排水管(2)に密着する。これにより排水管(2)が
接続装置(28)から抜けにくく、また臭いや水、湿気
が漏れることを防止できるのである。更に、ヒダ部(1
5’)・(29)という数段にわたってヒダ部が設けら
れていることから排水の逆流を効果的に防止できるので
ある。また、下水管(3)は内筒(12)と外筒(1
1)との間の空間に挿着する。内筒(12)、外筒(1
1)ともにゴム等の弾性材で形成されているため下水管
(3)と内筒(12)、外筒(11)が密着し、これに
より下水管(3)から接続装置(28)が抜けにくく、
且つ、臭いや水、湿気などが漏れることが防止できるの
である。
造を一部変更しヒダ部(16)に代えヒダ部(16)よ
り長さの短いヒダ部(29)を複数枚内筒(12)の内
周面に設けてある。係るヒダ部(15’)及びヒダ部
(29)は排水管(2)が挿着されると弯曲され弾力的
に排水管(2)に密着する。これにより排水管(2)が
接続装置(28)から抜けにくく、また臭いや水、湿気
が漏れることを防止できるのである。更に、ヒダ部(1
5’)・(29)という数段にわたってヒダ部が設けら
れていることから排水の逆流を効果的に防止できるので
ある。また、下水管(3)は内筒(12)と外筒(1
1)との間の空間に挿着する。内筒(12)、外筒(1
1)ともにゴム等の弾性材で形成されているため下水管
(3)と内筒(12)、外筒(11)が密着し、これに
より下水管(3)から接続装置(28)が抜けにくく、
且つ、臭いや水、湿気などが漏れることが防止できるの
である。
【0039】接続装置(19)では排水管(2)が接続
装置(19)から抜けにくく、且つ、臭いや水、湿気が
漏れることを防止するために、内筒(12)の内周面上
縁に上方に伸びるヒダ部(20)が設けてあると共に該
ヒダ部(20)より下位置の内筒(12)の内周面に長
さの長いヒダ部(21)が設けてある。図6に示すよう
に排水管(2)を内筒(12)内に上部から挿入すると
該ヒダ部(20)・(21)が排水管(2)により弯曲
されて弾力的にヒダ部(20)・(21)が排水管
(2)に密着する。これにより排水管(2)が接続装置
(19)から抜けにくく、また臭いや水、湿気が漏れる
ことを防止できるのである。更に、ヒダ部(20)・
(21)という2段にわたってヒダ部が設けられている
ことから排水の逆流を効果的に防止できるのである。ま
た、下水管(3)は内筒(12)と外筒(11)との間
の空間に挿着する。内筒(12)、外筒(11)ともに
ゴム等の弾性材で形成されているため下水管(3)と内
筒(12)、外筒(11)が密着し、これにより下水管
(3)から接続装置(19)が抜けにくく、且つ、臭い
や水、湿気などが漏れることが防止できるのである。
装置(19)から抜けにくく、且つ、臭いや水、湿気が
漏れることを防止するために、内筒(12)の内周面上
縁に上方に伸びるヒダ部(20)が設けてあると共に該
ヒダ部(20)より下位置の内筒(12)の内周面に長
さの長いヒダ部(21)が設けてある。図6に示すよう
に排水管(2)を内筒(12)内に上部から挿入すると
該ヒダ部(20)・(21)が排水管(2)により弯曲
されて弾力的にヒダ部(20)・(21)が排水管
(2)に密着する。これにより排水管(2)が接続装置
(19)から抜けにくく、また臭いや水、湿気が漏れる
ことを防止できるのである。更に、ヒダ部(20)・
(21)という2段にわたってヒダ部が設けられている
ことから排水の逆流を効果的に防止できるのである。ま
た、下水管(3)は内筒(12)と外筒(11)との間
の空間に挿着する。内筒(12)、外筒(11)ともに
ゴム等の弾性材で形成されているため下水管(3)と内
筒(12)、外筒(11)が密着し、これにより下水管
(3)から接続装置(19)が抜けにくく、且つ、臭い
や水、湿気などが漏れることが防止できるのである。
【0040】接続装置(22)は接続装置(19)の構
造を一部変更しヒダ部(21)に代えヒダ部(21)よ
り長さの短いヒダ部(23)を複数枚内筒(12)の内
周面に設けてある。係るヒダ部(20)及びヒダ部(2
3)は排水管(2)が挿着されると弯曲され弾力的に排
水管(2)に密着する。これにより排水管(2)が接続
装置(22)から抜けにくく、また臭いや水、湿気が漏
れることを防止できるのである。更に、ヒダ部(20)
・(23)という数段にわたってヒダ部が設けられてい
ることから排水の逆流を効果的に防止できるのである。
また、下水管(3)は内筒(12)と外筒(11)との
間の空間に挿着する。内筒(12)、外筒(11)とも
にゴム等の弾性材で形成されているため下水管(3)と
内筒(12)、外筒(11)が密着し、これにより下水
管(3)から接続装置(22)が抜けにくく、且つ、臭
いや水、湿気などが漏れることが防止できるのである。
造を一部変更しヒダ部(21)に代えヒダ部(21)よ
り長さの短いヒダ部(23)を複数枚内筒(12)の内
周面に設けてある。係るヒダ部(20)及びヒダ部(2
3)は排水管(2)が挿着されると弯曲され弾力的に排
水管(2)に密着する。これにより排水管(2)が接続
装置(22)から抜けにくく、また臭いや水、湿気が漏
れることを防止できるのである。更に、ヒダ部(20)
・(23)という数段にわたってヒダ部が設けられてい
ることから排水の逆流を効果的に防止できるのである。
また、下水管(3)は内筒(12)と外筒(11)との
間の空間に挿着する。内筒(12)、外筒(11)とも
にゴム等の弾性材で形成されているため下水管(3)と
内筒(12)、外筒(11)が密着し、これにより下水
管(3)から接続装置(22)が抜けにくく、且つ、臭
いや水、湿気などが漏れることが防止できるのである。
【0041】接続装置(32)は接続装置(19)の構
造を一部変更しヒダ部(20)・(21)に代え長さ長
いヒダ部(35)を内筒(12)の内周面上縁に設けて
ある。係るヒダ部(35)は排水管(2)が挿着される
と弯曲され弾力的に排水管(2)に密着する。これによ
り排水管(2)が接続装置(32)から抜けにくく、ま
た臭いや水、湿気が漏れることを防止できるのである。
更に、ヒダ部(35)という長さの長いにヒダ部が設け
られていることから排水の逆流を効果的に防止できるの
である。また、下水管(3)は内筒(12)と外筒(1
1)との間の空間に挿着する。内筒(12)、外筒(1
1)ともにゴム等の弾性材で形成されているため下水管
(3)と内筒(12)、外筒(11)が密着し、これに
より下水管(3)から接続装置(32)が抜けにくく、
且つ、臭いや水、湿気などが漏れることが防止できるの
である。
造を一部変更しヒダ部(20)・(21)に代え長さ長
いヒダ部(35)を内筒(12)の内周面上縁に設けて
ある。係るヒダ部(35)は排水管(2)が挿着される
と弯曲され弾力的に排水管(2)に密着する。これによ
り排水管(2)が接続装置(32)から抜けにくく、ま
た臭いや水、湿気が漏れることを防止できるのである。
更に、ヒダ部(35)という長さの長いにヒダ部が設け
られていることから排水の逆流を効果的に防止できるの
である。また、下水管(3)は内筒(12)と外筒(1
1)との間の空間に挿着する。内筒(12)、外筒(1
1)ともにゴム等の弾性材で形成されているため下水管
(3)と内筒(12)、外筒(11)が密着し、これに
より下水管(3)から接続装置(32)が抜けにくく、
且つ、臭いや水、湿気などが漏れることが防止できるの
である。
【0042】尚、下水管(3)が肉厚のVP管の場合は
図6に示すように、下水管(3)が内筒(12)と外筒
(11)に密着するが、肉薄のVU管の場合は、下水管
(3)と内筒(12)・外筒(11)との間に間隙が生
じてしまう。かかる間隙が生じた状態では下水管(3)
から接続装置(10)・(17)・(19)・(22)
・(27)・(28)・(32)が簡単に外れてしまう
ので下水管(3)の外周面と外筒(11)の内周面とを
密着させるべく円筒形のアダプタ−(24)・(25)
を使用するのである。すなわち、図2、図4に示すよう
に下水管(3)の内周面と内筒(12)の外周面との間
にアダプタ−(24)・(25)を挿着し、下水管
(3)の外周面を外筒(11)の内周面に密着させると
共に、アダプタ−(24)・(25)の内周面を内筒
(12)の外周面に密着させるのである。これにより下
水管(3)が肉薄のVU管の場合でも下水管(3)から
接続装置(10)・(17)・(19)・(22)・
(27)・(28)・(32)が外れることがなくなる
のである。かようにアダプタ−(24)・(25)は接
続装置(10)・(17)・(19)・(22)・(2
7)・(28)・(32)いずれにも使用することが可
能である。
図6に示すように、下水管(3)が内筒(12)と外筒
(11)に密着するが、肉薄のVU管の場合は、下水管
(3)と内筒(12)・外筒(11)との間に間隙が生
じてしまう。かかる間隙が生じた状態では下水管(3)
から接続装置(10)・(17)・(19)・(22)
・(27)・(28)・(32)が簡単に外れてしまう
ので下水管(3)の外周面と外筒(11)の内周面とを
密着させるべく円筒形のアダプタ−(24)・(25)
を使用するのである。すなわち、図2、図4に示すよう
に下水管(3)の内周面と内筒(12)の外周面との間
にアダプタ−(24)・(25)を挿着し、下水管
(3)の外周面を外筒(11)の内周面に密着させると
共に、アダプタ−(24)・(25)の内周面を内筒
(12)の外周面に密着させるのである。これにより下
水管(3)が肉薄のVU管の場合でも下水管(3)から
接続装置(10)・(17)・(19)・(22)・
(27)・(28)・(32)が外れることがなくなる
のである。かようにアダプタ−(24)・(25)は接
続装置(10)・(17)・(19)・(22)・(2
7)・(28)・(32)いずれにも使用することが可
能である。
【0043】ここに、アダプタ−(24)・(25)と
もに外周面が下方にテ−パ−形状を有するがゆえに、下
水管(3)と外筒(11)、アダプタ−(24)・(2
5)とはより密接に挿着できる。
もに外周面が下方にテ−パ−形状を有するがゆえに、下
水管(3)と外筒(11)、アダプタ−(24)・(2
5)とはより密接に挿着できる。
【0044】アダプタ−(24)とアダプタ−(25)
の使用場面は以下のとおりである。すなわち、下水管
(3)が肉薄のVU管であり、且つ、床(31)より上
部に突出している場合には図2に示すように、円筒形の
アダプタ−(24)を使用すれば外筒(11)と内筒
(12)の間に空間を生じさせることなく下水管(3)
を挿着させることができる。これに対し、下水管(3)
が肉薄のVU管であり、且つ、下水管(3)の上端が床
(31)の上面から突出していない場合には、図4に示
すように円筒形であり、且つ、その上部に鍔部(26)
を有するアダプタ−(25)を使用すれば外筒(11)
と内筒(12)の間に空間を生じさせることなく下水管
(3)を挿着させることができる。
の使用場面は以下のとおりである。すなわち、下水管
(3)が肉薄のVU管であり、且つ、床(31)より上
部に突出している場合には図2に示すように、円筒形の
アダプタ−(24)を使用すれば外筒(11)と内筒
(12)の間に空間を生じさせることなく下水管(3)
を挿着させることができる。これに対し、下水管(3)
が肉薄のVU管であり、且つ、下水管(3)の上端が床
(31)の上面から突出していない場合には、図4に示
すように円筒形であり、且つ、その上部に鍔部(26)
を有するアダプタ−(25)を使用すれば外筒(11)
と内筒(12)の間に空間を生じさせることなく下水管
(3)を挿着させることができる。
【0045】本発明に係る接続装置(10)・(17)
・(19)・(22)・(27)・(28)・(32)
に排水管(2)を挿着する工法としてはヒダ部(1
5)、(15’)、(16)、(18)、(20)、
(21)、(23)、(29)、(35)の排水管
(2)との接触面側に潤滑油を塗る。 排水管(2)
の表面にも潤滑油を塗る。円筒形部材(33)を該接
続装置(10)・(17)・(19)・(22)・(2
7)・(28)・(32)の内筒(12)内に上方から
挿入する。該円筒形部材(33)内に排水管(2)を
挿入し係る後に円筒形部材(33)を上方から下方に押
し込み接続装置(10)・(17)・(19)・(2
2)・(27)・(28)の下方から引き抜くというも
のである。係る工法を採る理由は排水管(2)は通常容
易に折り曲げられるよう蛇腹構造を有する。他方接続装
置(10)・(17)・(19)・(22)・(27)
・(28)・(32)内のヒダ部(15)・(15’)
・(16)・(18)・(20)・(21)・(23)
・(29)・(35)は弾性材で形成されているが故に
容易に折り曲がる排水管(2)を挿入することは難し
い。そこで、硬質材で形成されている円筒形部材(3
3)を先ず内筒(12)内に挿入した上で排水管(2)
を挿入するという工法を採るのである。
・(19)・(22)・(27)・(28)・(32)
に排水管(2)を挿着する工法としてはヒダ部(1
5)、(15’)、(16)、(18)、(20)、
(21)、(23)、(29)、(35)の排水管
(2)との接触面側に潤滑油を塗る。 排水管(2)
の表面にも潤滑油を塗る。円筒形部材(33)を該接
続装置(10)・(17)・(19)・(22)・(2
7)・(28)・(32)の内筒(12)内に上方から
挿入する。該円筒形部材(33)内に排水管(2)を
挿入し係る後に円筒形部材(33)を上方から下方に押
し込み接続装置(10)・(17)・(19)・(2
2)・(27)・(28)の下方から引き抜くというも
のである。係る工法を採る理由は排水管(2)は通常容
易に折り曲げられるよう蛇腹構造を有する。他方接続装
置(10)・(17)・(19)・(22)・(27)
・(28)・(32)内のヒダ部(15)・(15’)
・(16)・(18)・(20)・(21)・(23)
・(29)・(35)は弾性材で形成されているが故に
容易に折り曲がる排水管(2)を挿入することは難し
い。そこで、硬質材で形成されている円筒形部材(3
3)を先ず内筒(12)内に挿入した上で排水管(2)
を挿入するという工法を採るのである。
【0046】また、排水管(2)が図14aに示すよう
に凸部がラセン形状のものの場合は下水管が満水状態の
時に排水が凹部を伝って上昇してくる恐れがあることか
ら、凸部がラセン形状の排水管(2)の場合は排水管
(2)にパテ材等(34)をコ−ティングする。コ−テ
ィングは排水管(2)全体に施す必要は必ずしもなく、
図4・図16に示すように排水管(2)の一部分に施し
ても排水の上昇を防止できる。尚、図14bのように表
面がストレ−トの排水管あるいは図14cのように凸部
が同周円状の排水管の場合は排水が上昇することはない
のでパテ材等(34)をコ−ティングする必要はない。
に凸部がラセン形状のものの場合は下水管が満水状態の
時に排水が凹部を伝って上昇してくる恐れがあることか
ら、凸部がラセン形状の排水管(2)の場合は排水管
(2)にパテ材等(34)をコ−ティングする。コ−テ
ィングは排水管(2)全体に施す必要は必ずしもなく、
図4・図16に示すように排水管(2)の一部分に施し
ても排水の上昇を防止できる。尚、図14bのように表
面がストレ−トの排水管あるいは図14cのように凸部
が同周円状の排水管の場合は排水が上昇することはない
のでパテ材等(34)をコ−ティングする必要はない。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ好ましい
発明の実施の形態につき述べる。(10)・(17)・
(19)・(22)・(27)・(28)・(32)は
本発明に係る接続装置でありゴムや軟質プラスチック等
の弾性材で一体に形成されており実際に使用した状態は
図8のようになる。接続装置(10)・(27)・(1
7)・(28)・(32)は同心円状に位置する外筒
(11)と内筒(12)、上部円筒(14)及びこれら
を連結する平板部(13)及びヒダ部からなる。ヒダ部
は外筒(11)、内筒(12)、上部円筒(14)より
も肉薄に形成されている。ヒダ部(15)は上部円筒
(14)の内周面に水平方向に伸びているのに対し、ヒ
ダ部(15’)は上部円筒(14)の内周面に下方向に
伸びている。ヒダ部(16)はヒダ部(15)・(1
5’)よりも長さが長く、且つ、内筒(12)の内周面
に下方向に伸びている。ヒダ部(18)・(29)はヒ
ダ部(16)より長さが短く、内筒(12)の内周面に
設けられている。ヒダ部(18)・(29)を伸ばす方
向は水平方向、下方向どちらでもよく、また、設ける枚
数も複数枚設けてもよい。
発明の実施の形態につき述べる。(10)・(17)・
(19)・(22)・(27)・(28)・(32)は
本発明に係る接続装置でありゴムや軟質プラスチック等
の弾性材で一体に形成されており実際に使用した状態は
図8のようになる。接続装置(10)・(27)・(1
7)・(28)・(32)は同心円状に位置する外筒
(11)と内筒(12)、上部円筒(14)及びこれら
を連結する平板部(13)及びヒダ部からなる。ヒダ部
は外筒(11)、内筒(12)、上部円筒(14)より
も肉薄に形成されている。ヒダ部(15)は上部円筒
(14)の内周面に水平方向に伸びているのに対し、ヒ
ダ部(15’)は上部円筒(14)の内周面に下方向に
伸びている。ヒダ部(16)はヒダ部(15)・(1
5’)よりも長さが長く、且つ、内筒(12)の内周面
に下方向に伸びている。ヒダ部(18)・(29)はヒ
ダ部(16)より長さが短く、内筒(12)の内周面に
設けられている。ヒダ部(18)・(29)を伸ばす方
向は水平方向、下方向どちらでもよく、また、設ける枚
数も複数枚設けてもよい。
【0048】接続装置(19)・(22)・(32)は
同心円状に位置する外筒(11)と内筒(12)及び外
筒(11)と内筒(12)とを連結する平板部(1
3)、及びヒダ部からなる。ヒダ部(20)は内筒(1
2)の内周面上縁に設けられており上方向に伸びてい
る。一方ヒダ部(35)は内筒(12)の内周面上縁に
設けられており下方向に伸びていると共に、また長さは
ヒダ部(20)よりも長くなっている。ヒダ部(21)
は内筒(12)の内周面に設けられており下方向に伸び
ていると共に、また長さはヒダ部(20)よりも長くな
っている。ヒダ部(23)は内筒(12)の内周面に設
けられており、長さはヒダ部(21)よりも短くなって
いる。ヒダ部(23)を伸ばす方向は水平方向あるいは
下方向いずれでもよく、また、設ける枚数も複数枚設け
てもよい。
同心円状に位置する外筒(11)と内筒(12)及び外
筒(11)と内筒(12)とを連結する平板部(1
3)、及びヒダ部からなる。ヒダ部(20)は内筒(1
2)の内周面上縁に設けられており上方向に伸びてい
る。一方ヒダ部(35)は内筒(12)の内周面上縁に
設けられており下方向に伸びていると共に、また長さは
ヒダ部(20)よりも長くなっている。ヒダ部(21)
は内筒(12)の内周面に設けられており下方向に伸び
ていると共に、また長さはヒダ部(20)よりも長くな
っている。ヒダ部(23)は内筒(12)の内周面に設
けられており、長さはヒダ部(21)よりも短くなって
いる。ヒダ部(23)を伸ばす方向は水平方向あるいは
下方向いずれでもよく、また、設ける枚数も複数枚設け
てもよい。
【0049】アダプタ−(24)・(25)ともに円筒
形の形状を有するが、アダプタ−(25)についてはそ
の上部に鍔部(26)が設けられている。この鍔部(2
6)には切り込み溝(30)が設けられている。アダプ
タ−(24)・(25)共にゴムや軟質プラスチック等
の弾性材で形成されている。この切り込み溝(30)は
アダプタ−(25)の取りはずしを容易にするためのも
のであり、該切り込み溝(30)にドライバ−をさし込
めば簡単にアダプタ−(25)を下水管から取りはずす
ことができる。また、アダプタ−(24)の外周面、ア
ダプタ−(25)の鍔部(26)より下部の外周面は下
方に向かって内周面側に先細りのテ−パ−形状を有する
ものである。
形の形状を有するが、アダプタ−(25)についてはそ
の上部に鍔部(26)が設けられている。この鍔部(2
6)には切り込み溝(30)が設けられている。アダプ
タ−(24)・(25)共にゴムや軟質プラスチック等
の弾性材で形成されている。この切り込み溝(30)は
アダプタ−(25)の取りはずしを容易にするためのも
のであり、該切り込み溝(30)にドライバ−をさし込
めば簡単にアダプタ−(25)を下水管から取りはずす
ことができる。また、アダプタ−(24)の外周面、ア
ダプタ−(25)の鍔部(26)より下部の外周面は下
方に向かって内周面側に先細りのテ−パ−形状を有する
ものである。
【0050】円筒形部材(33)は筒状であり、硬質プ
ラスチックあるいは金属で形成することが望ましい。ま
た、パテ材等(34)はパテ材あるいは弾力性を有する
ゴムリングを用いることが好ましい。
ラスチックあるいは金属で形成することが望ましい。ま
た、パテ材等(34)はパテ材あるいは弾力性を有する
ゴムリングを用いることが好ましい。
【0051】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で接続装置が下水管から抜けにくく、また接続装置から
排水管が抜けにくいが故に臭いや水、湿気などが漏れに
くく、且つ、下水管の肉厚にかかわらず挿着可能であ
り、また、排水の逆流を効果的に防止できる接続装置の
提供が可能となるのである。
で接続装置が下水管から抜けにくく、また接続装置から
排水管が抜けにくいが故に臭いや水、湿気などが漏れに
くく、且つ、下水管の肉厚にかかわらず挿着可能であ
り、また、排水の逆流を効果的に防止できる接続装置の
提供が可能となるのである。
【図1】 本発明に係る接続装置(10)の縦断斜視
図。
図。
【図2】 本発明に係る接続装置(10)にパテ材等
(34)をコ−ティングした排水管(2)を挿着した状
態を示す断面図。
(34)をコ−ティングした排水管(2)を挿着した状
態を示す断面図。
【図3】 本発明に係る接続装置(27)の断面図。
【図4】 本発明に係る接続装置(17)に排水管
(2)を挿着する工程を示す断面図。
(2)を挿着する工程を示す断面図。
【図5】 本発明に係る接続装置(28)の断面図。
【図6】 本発明に係る接続装置(19)の実施状
態を示す断面図。
態を示す断面図。
【図7】 本発明に係る接続装置(22)の断面
図。
図。
【図8】 本発明に係る接続装置(10)の接続状
態を示す側面図。
態を示す側面図。
【図9】 本発明に係るアダプタ−(24)の縦断
斜視図。
斜視図。
【図10】 本発明に係るアダプタ−(25)の斜視
図。
図。
【図11】 従来例を示す縦断面図。
【図12】 従来例を示す縦断面図。
【図13】 従来例を示す縦断面図。
【図14】a 排水管の斜視図。b 同上 c 同上
【図15】 円筒形部材(33)の斜視図。
【図16】 排水管にパテ材等をコ−ティングした状
態を示す斜視図。
態を示す斜視図。
【図17】 本発明に係る接続装置(32)の断面
図。
図。
10、17、19、22、27、28、32、 接続装
置 11、 外筒 12、 内筒 13、 平板部
14、 上部円筒 15、15’、16、18、20、21、23、29、
35、 ヒダ部 24、25、 アダプタ− 26、 鍔部 33、 円筒形部材 34、 パテ材等
置 11、 外筒 12、 内筒 13、 平板部
14、 上部円筒 15、15’、16、18、20、21、23、29、
35、 ヒダ部 24、25、 アダプタ− 26、 鍔部 33、 円筒形部材 34、 パテ材等
Claims (10)
- 【請求項1】 円筒形の外筒(11)と該外筒(1
1)と同心円状に位置する円筒形の内筒(12)を平板
部(13)で連結して形成すると共に平板部(13)上
に円筒形の上部円筒(14)を設ける。 上部円筒(14)の内周面に水平方向に伸びるヒダ
部(15)を設ける。 内筒(12)の内周面に下方に伸びるヒダ部(1
6)を設ける。 以上を特徴とする下水管と排水管の接続装置。 - 【請求項2】請求項1記載の接続装置において水平方向
に伸びるヒダ部(15)に代え下方に伸びるヒダ部(1
5’)を設けたことを特徴とする下水管と排水管の接続
装置。 - 【請求項3】請求項1記載の接続装置において内筒(1
2)の円周面に設けられたヒダ部(16)に代えヒダ部
(16)より長さの短いヒダ部(18)を複数枚設けた
ことを特徴とする下水管と排水管の接続装置。 - 【請求項4】請求項2記載の接続装置において内筒(1
2)の内周面に設けられたヒダ部(16)に代えヒダ部
(16)より長さの短いヒダ部(29)を複数枚設けた
ことを特徴とする下水管と排水管の接続装置。 - 【請求項5】 円筒形の外筒(11)と該外筒(1
1)と同心円状に位置する円筒形の内筒(12)を平板
部(13)で連結して形成する。 内筒(12)の内周面上縁に長さの短いヒダ部(2
0)を設けると共に、該ヒダ部(20)より下位置の内
筒(12)の内周面に長さの長いヒダ部(21)を設け
る。 る。以上を特徴とする下水管と排水管の接続装置。 - 【請求項6】請求項5記載の接続装置においてヒダ部
(21)に代えヒダ部(21)より長さの短いヒダ部
(23)を複数枚設けたことを特徴とする下水管と排水
管の接続装置。 - 【請求項7】請求項5記載の接続装置において、ヒダ部
(20)・(21)に代え長さの長いヒダ部(35)を
内筒(12)の内周面上縁に設けたことを特徴とする下
水管と排水管の接続装置。 - 【請求項8】円筒形状でありその外周面が上方から下方
に向かって内周面側に先細りのテ−パ−形状を有する請
求項1または請求項2または請求項3または請求項4ま
たは請求項5または請求項6または請求項7記載の接続
装置に用いるアダプタ−。 - 【請求項9】円筒形状で、その上部に鍔部(26)を有
すると共に鍔部(26)より下部は下方に向かって内周
面側に先細りのテ−パ−形状を有する請求項1または請
求項2または請求項3または請求項4または請求項5ま
たは請求項6または請求項7記載の接続装置に用いるア
ダプタ−。 - 【請求項10】 ヒダ部(15)、(15’)、(1
6)、(18)、(20)、(21)、(23)、(2
9)、(35)の排水管(2)との接触面側に潤滑油を
塗る。 排水管(2)の表面にも潤滑油を塗る。 筒状の円筒形部材(33)を請求項1または請求項
2または請求項3または請求項4または請求項5または
請求項6または請求項7記載の接続装置の内筒(12)
内に上方から挿入する。 該円筒形部材(33)内に排水管(2)を挿入し、
係る後に円筒形部材(33)を上方から下方に押し込み
請求項1または請求項2または請求項3または請求項4
または請求項5または請求項6または請求項7記載の接
続装置の下方から引き抜く。 排水管(2)が蛇腹構造であり且つ凸部がラセン形
状の場合はパテ材等(34)で排水管(2)をコ−ティ
ングしたうえで円筒形部材(33)内に挿入する。 以上の工程よりなる請求項1または請求項2または請求
項3または請求項4または請求項5または請求項6また
は請求項7記載の接続装置に排水管(2)を挿着する工
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32433095A JPH09158278A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 下水管と排水管の接続装置並びに該接続装置に用いるアダプタ−及び排水管を該接続装置に挿着する工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32433095A JPH09158278A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 下水管と排水管の接続装置並びに該接続装置に用いるアダプタ−及び排水管を該接続装置に挿着する工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09158278A true JPH09158278A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18164588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32433095A Pending JPH09158278A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 下水管と排水管の接続装置並びに該接続装置に用いるアダプタ−及び排水管を該接続装置に挿着する工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09158278A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100834736B1 (ko) * | 2007-01-10 | 2008-06-05 | 주식회사 파세코 | 배수관용 악취차단 캡 |
KR100880460B1 (ko) * | 2007-05-22 | 2009-01-30 | 주식회사 청완 | 세면욕조실 이중 배수관 배수 시스템 |
-
1995
- 1995-12-13 JP JP32433095A patent/JPH09158278A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100834736B1 (ko) * | 2007-01-10 | 2008-06-05 | 주식회사 파세코 | 배수관용 악취차단 캡 |
KR100880460B1 (ko) * | 2007-05-22 | 2009-01-30 | 주식회사 청완 | 세면욕조실 이중 배수관 배수 시스템 |
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