JPH09157421A - 多層構造体の製法、食品包装材および包装体 - Google Patents
多層構造体の製法、食品包装材および包装体Info
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- JPH09157421A JPH09157421A JP7314565A JP31456595A JPH09157421A JP H09157421 A JPH09157421 A JP H09157421A JP 7314565 A JP7314565 A JP 7314565A JP 31456595 A JP31456595 A JP 31456595A JP H09157421 A JPH09157421 A JP H09157421A
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Abstract
く、ガスバリア性と耐熱性に優れ、食品包装材料、特に
レトルト処理用食品包装材料等に用いることのできる多
層構造体の製法およびそれを用いた食品包装材さらにそ
れに内容物を充填した包装体を提供すること。 【解決手段】 ビニルアルコール系樹脂100重量部
(a)に対し多官能アリル系化合物、多官能(メタ)ア
クリル系化合物、多価アルコールおよび金属酸化物から
選ばれる少なくとも一種の架橋剤および/または架橋助
剤(b)を0.001〜20重量部含有した溶液を基材
上に塗布し乾燥した後、電子線を照射することを特徴と
する多層構造体の製法を提供すること。特に、ビニルア
ルコール系樹脂が、エチレン−ビニルアルコール共重合
体であること。さらにまたその多層構造体を食品包装材
を提供すること。加えてその食品包装材に内容物を充填
し、加熱殺菌した包装体を提供すること。
Description
熱性に優れ、食品包装材料、特にレトルト処理用食品包
装材料等に用いることのできる多層構造体の製法および
それを用いた食品包装材さらにそれに内容物を充填した
包装体に関するものである。
ミニウム箔とポリオレフィンフィルムとのラミネートフ
ィルムなどはガスバリア性は良好であるが、不透明で内
容物が見えない欠点を有し、消費者の購買意欲をそそる
上からも内容物が透視できることが求められている。さ
らに該アルミニウム包装体は電子レンジ加熱ができない
欠点もある。しかるに優れたガスバリア性を有する樹脂
であるポリ塩化ビニリデンはハロゲン元素を含有する樹
脂であるため環境保護の観点からも好ましくない上に、
ヘイズが高く、黄色味も強いため外観上の要求からも問
題を有している。
す)やエチレン−ビニルアルコール共重合体(以下EV
OHと称す)などのビニルアルコール系樹脂は優れたガ
スバリアー性を有しているので、食品包装をはじめとす
る様々な用途に使用されている。しかしながら、ビニル
アルコール系樹脂はその化学構造上親水性が強く、吸湿
してガスバリア性や強度が低下するという欠点がある。
これらの欠点を補う目的で、水の影響が直接PVAやE
VOH樹脂に及ばないように水と接触する面に疎水性の
合成樹脂フィルムを積層するなどの手段が講じられてい
る。しかしながら、このような手段によっても、特に熱
水に曝された場合には溶融、白化、皺の発生などを防止
することができなかった。したがって、レトルト食品包
装用などの用途にはPVAやEVOHフィルムを使用す
ることができなかった。
してPVAやEVOHに架橋を施すという技術に関して
は従来から種々の方法が提案されているが、多大な設備
を必要とせず、かつ高速度で工業的に有利に架橋させる
上で様々な問題があった。
ルアルコール系重合体フィルムを水と接触させて含水状
態にして電子線を照射することにより架橋せしめる方法
が提案されている。しかしながらこの方法の場合には、
フィルムを電子線照射により架橋可能な含水率にせしめ
るために、水中にて長時間該フィルムを浸漬しなければ
ならないので、作業工程が煩雑で高速生産が困難である
という問題があった。
は、ビニルアルコール系フィルムを溶液コート法にて形
成し、乾燥途上(溶媒残存量:10重量%程度以上)の
膨潤状態で電子線照射することにより、架橋せしめる方
法が提案されている。しかしながらこの方法の場合、溶
媒残存量を10重量%程度以上にコントロールすること
が困難であり、乾燥途中の半製品を放置することもでき
ず、生産プロセスが大きく制限されるものとなってしま
う。また、溶剤が有機溶剤である場合には、電子線照射
時に揮発する溶媒の存在によって照射装置内で爆発する
危険性をも有するという欠点があった。
は、エチレン−ビニルアルコール共重合体に対し、架橋
剤として多官能アリル系、多官能(メタ)アクリル系化
合物等を溶融混練せしめた後に電子線照射し、エチレン
−ビニルアルコール共重合体を架橋せしめる方法が提案
されている。しかしながらそれらの架橋剤は熱的に不安
定なものが多く、溶融混練時の加熱によって分解するこ
とも多く、また、混練の段階でEVOHと反応してしま
い、ゲル化してしまう問題もあり、長期間の運転には問
題があった。また該架橋剤には引火点が低いものも多く
溶融混練時に架橋剤に着火する危険性があるとともに、
その熱分解に際し有毒ガスを生成するものもあり、安全
面からも架橋剤がかなり限定されるという欠点があっ
た。
は、オレフィンとビニルエステルとの共重合体フィルム
を架橋した後に、第一アルコール及び触媒と接触させる
ことにより、ビニルエステルを加水分解させ、架橋した
オレフィン−ビニルアルコール共重合体よりなるフィル
ムを得る方法が提案されているが、このためには加水分
解のための膨大な設備が必要となり、なおかつ加水分解
反応のために生産速度が大きく制約を受けるという問題
があった。
な従来技術の欠点を解決するために創案されたものであ
り、耐熱水性に優れた架橋したポリビニルアルコール系
ガスバリア性多層構造体を、高速で容易に、かつ安全に
製造する方法を提供することを目的とする。
コール系樹脂100重量部(a)に対し多官能アリル系
化合物、多官能(メタ)アクリル系化合物、多価アルコ
ールおよび金属酸化物から選ばれる少なくとも一種の架
橋剤および/または架橋助剤(b)を0.001〜20
重量部含有した溶液を基材上に塗布し乾燥した後、電子
線を照射することを特徴とする多層構造体の製法を提供
することによって達成される。また、ビニルアルコール
系樹脂が、エチレン−ビニルアルコール共重合体である
ことによってより効果的に達成される。さらにその多層
構造体からなる食品包装材を提供すること、またその食
品包装材に内容物を充填し、加熱殺菌した包装体を提供
することによっても効果的に達成される。
に制限がなく、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエステル、ナイロン等の合成樹脂の延伸もしくは無
延伸の単層もしくは多層のフィルムまたはシート、ある
いは金属箔、金属シート、また紙などがあげられる。
ル系樹脂としては、酢酸ビニル単独重合体ケン化物(P
VA)あるいは酢酸ビニルと他のモノマーとの共重合体
ケン化物が挙げられ、ケン化度60モル%程度の部分ケ
ン品から99モル%以上の完全ケン化品までのものが好
適に使用される。また共重合体としてはエチレン−酢酸
ビニル共重合体のケン化物(EVOH)が耐水性、コス
トの面などから好適である。
ル%であり、好適には20〜60モル%、さらに好適に
は25〜58モル%である。エチレン含量が10モル%
以下では耐水性に劣り、70モル%以上ではガスバリア
性に劣る。また、EVOHのケン化度は90モル以上が
好ましく、98モル%以上がより好ましく、99モル%
以上が特に好ましい。ケン化度が90モル%以下ではガ
スバリア性に劣る。
ト重合体としてビニルシラン化合物を0.0002〜
0.2モル%含有する場合には低照射線量でレトルト時
の問題点を顕著に改善する。したがって、架橋剤量の低
減、照射によるEVOH層を含む基材層のフィルムの強
伸度特性や着色などの性能劣化の低減に有効である。ま
た、EVOHには本発明の目的を阻害しない範囲で他の
単量体を共重合していても良い。
ルトインデックス(MI)(210℃、2160g荷重
下)は好適には0.1〜100g/10分、最適には
0.5〜50g/10分である。
などのビニルアルコール系樹脂を水または有機溶媒ある
いはそれらの混合物に溶解して樹脂溶液を調製する。ビ
ニルアルコール系樹脂がEVOHであるときの溶媒は、
有機溶媒または有機溶媒を10重量%以上含む水溶液で
あることが望ましい。ここで用いられる有機溶媒として
はアルコール類が好ましくメタノール、エタノール、1
−プロパノール、2−プロパノールなどを用いることが
できる。
剤(b)をビニルアルコール系樹脂100重量部に対し
て0.001〜20重量部、好適には0.01〜15重
量部、更に好適には0.1〜10重量部添加して使用す
る。この時架橋剤および/または架橋助剤(b)の添加
量が0.001重量部未満であると、架橋の効果が明確
に現れない。また、20重量部を越えると、架橋フィル
ムがコスト的に割高になり、またバリア性も悪化する。
物、多官能(メタ)アクリル系化合物としては官能基を
少なくとも2個以上有するアリル系化合物および(メ
タ)アクリル系化合物が代表例としてあげられ、特に、
引火点等を懸念する必要はない。具体的にはトリアリル
シアヌレート(TAC)、トリアリルイソシアヌレート
(TAIC)、ペンタエリスリトールテトラメタクリレ
ート(PETMA)、グルタルアルデヒド(GA)、エ
チレングリコールジメタクリレート(EGDMA)、ジ
アリルマレエート(DAM)、ジプロパジルマレエート
(DPM)、ジプロパジルモノアリルシアヌレート(D
PMAC)、トリメチロールプロパントリアクリレート
(TMPTAT)、トリメチロールプロパントリメタク
リレート(TMPTMA)、テトラエチレングリコール
ジアクリレート、(TEGDA)、1,6ヘキサングリ
コールジアクリレート、テトラメチロールメタンテトラ
アクリレート、ジプロパジルサクシネート、ジアリルフ
マレート、ジアリルフタレート、ペンタエリスリトール
トリアリルエーテル、ジペンタエリスリトールヘキサメ
タクリレート、ジエチレングリコールトリメタクリレー
ト、ネオペンチルグリコールヒドロキシピバリン酸エス
テルなどがあげられる。
物、例えば酸化亜鉛、二酸化ケイ素、三酸化アンチモン
等があげられる。さらに架橋助剤(b)の多価アルコー
ルとしては例えばグリセリン、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ジエチレングリコール等が代表例
としてあげられる。
加されたビニルアルコール系樹脂溶液には、本発明の目
的が損なわれない範囲で他のポリマーあるいは安定剤、
酸化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、帯電防止剤、滑
剤、着色剤、可溶性または膨潤性無機塩、界面活性剤、
増粘剤などを添加することができる。
分濃度は、1〜50重量%が望ましい。濃度が1重量%
未満の場合、均一な膜厚の塗膜を得ることが困難であ
り、50重量%を越えると溶液粘度が著しく大きくな
り、基材に対する塗布が困難となる。
を基材上に塗布するが、その方法としては、キャスティ
ングヘッドからの吐出、ロールコート、エアナイフコー
ト、グラビアロールコート、ドクターロールコート、ド
クターナイフコート、カーテンフローコート、スプレ
ー、ワイヤーバー、ロッドコート、浸漬、刷毛塗りなど
の任意の手段が例示される。この時、塗膜厚みは0.5
〜200μm、好ましくは1〜100μmとなるように
塗布する。この範囲外の塗膜厚みの場合、均一な膜厚の
塗膜を得ることが困難であり、好ましくない。
に、基材の少なくとも片面にプライマー処理、火炎処
理、コロナ処理等を施し、またウレタン系、チタン系、
イミン系等のアンカーコートを施した上に前記樹脂溶液
を塗布することも可能である。
し、架橋ビニルアルコール系樹脂層を有する多層構造体
が形成される。この時、残留溶剤量は10重量%以下が
望ましく、好適には5重量%以下、更に好適には2重量
%以下である。残留溶剤が10重量%を越えると、後の
工程で電子線照射を行うにあたり、溶剤が引火、爆発す
る危険性がある。
照射される電子線の照射量は、60Mrad以下が好ま
しい。さらには0.5〜20Mradが好ましい。照射
量が60Mradを越えると、ビニルアルコール系樹脂
の分解が起こるため好ましくない。
ール系樹脂層を有する多層構造体は耐熱水性や高湿度バ
リア性に特徴を有するため、レトルトなどの分野に特に
有用である。
する。なお、評価は以下の方法によって行った。 [レトルト適性]架橋ビニルアルコール系樹脂層を有す
る多層構造体を、120℃、2kg/cm2の熱水下で
30分処理した後の塗膜の様子を、次の様に評価した。 ○・・・・全体的にフィルムの溶解がない。 △・・・・一部溶解。 ×・・・・全体的にフィルムが溶解し、形状を残さな
い。 [酸素透過量(cc/m2・day・atm)]酸素バ
リア性測定器(モコン社製)により、架橋フィルムを2
0℃、相対湿度65%および100%の条件下で酸素透
過量を測定した。
ール=35重量部/65重量部に溶解し、さらに架橋剤
であるマレイン酸ジアリルをEVOHに対して1重量部
添加し、EVOH濃度10重量%のEVOH溶液を作成
した。該溶液を15μmの二軸延伸ナイロン6フィルム
を基材に、バーコーターを用い塗布し、熱風乾燥機中で
80℃、5分間乾燥して5μmの塗膜を得た。この塗膜
中の残存溶媒量は2%以下であった。これを電子線照射
装置(キュアトロン:日新ハイボルテージ製)に導入し
て5Mrad(加速電圧200kV)の電子線を照射し
てEVOHフィルムを架橋させた。得られた架橋フィル
ムの性質を表1に示す。
ール=35重量部/65重量部に溶解し、さらに架橋剤
であるペンタエリスリトールトリアリルエーテルをEV
OHに対して2重量部添加し、更にグリセリンをEVO
Hに対して5重量部添加して、EVOH濃度10重量%
のEVOH溶液を作成した。該溶液を15μmの二軸延
伸ナイロン6フィルムを基材に、バーコーターを用い塗
布し、熱風乾燥機中で80℃、5分間乾燥して5μmの
塗膜を得た。この塗膜中の残存溶媒量は2%以下であっ
た。これを電子線照射装置(キュアトロン:日新ハイボ
ルテージ製)に導入して10Mrad(加速電圧200
kV)の電子線を照射してEVOHフィルムを架橋させ
た。その性質を表1に示す。
ール=35重量部/65重量部に溶解し、EVOH濃度
10重量%のEVOH溶液を作成した。該溶液を15μ
mの二軸延伸ナイロン6フィルムを基材に、バーコータ
ーを用い塗布し、熱風乾燥機中で80℃、5分間乾燥し
て5μmの塗膜を得た。この塗膜中の残存溶媒量は2%
以下であった。これを電子線照射装置(キュアトロン:
日新ハイボルテージ製)に導入して5Mrad(加速電
圧200kV)の電子線を照射した。得られたフィルム
の性質を表1に示す。
ール=35重量部/65重量部に溶解し、EVOH濃度
10重量%のEVOH溶液を作成した。該溶液を15μ
mの二軸延伸ナイロン6フィルムを基材に、バーコータ
ーを用い塗布し、熱風乾燥機中で80℃、5分間乾燥し
て5μmの塗膜を得た。この塗膜中の残存溶媒量は2%
以下であった。得られたフィルムの性質を表1に示す。
ロピレン(PP){MI=4.0g/10分(230
℃、2160g荷重)、住友化学製「ノーブレンFS4
012」}を外層にし、さらに、接着層(AD)に変性
ポリプロピレン{MI=3.0g/10分(230℃、
2160g荷重)、三井石油化学製「アドマーQF50
0」}を用い、接着層がEVOH面に接するように溶融
共押出成形して、(PET/EVOH/AD/PP=1
2μm/5μm/5μm/50μm)の4種4層の多層
フィルムを得た。該フィルムのPP面同士を熱接着させ
て得られたパウチに水を封入して得られた包装体を、1
20℃、2kg/cm2の熱水下で30分処理したが、
容器の外観に問題はなく、剥離も発生しなかった。
に、架橋剤の制限無く、ガスバリア性と耐熱性に優れ、
食品包装材料、特にレトルト処理用食品包装材料等に用
いることのできる多層構造体の製法およびそれを用いた
食品包装材さらにそれに内容物を充填した包装体を提供
することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 ビニルアルコール系樹脂100重量部
(a)に対し多官能アリル系化合物、多官能(メタ)ア
クリル系化合物、多価アルコールおよび金属酸化物から
選ばれる少なくとも一種の架橋剤および/または架橋助
剤(b)を0.001〜20重量部含有した溶液を基材
上に塗布し乾燥した後、電子線を照射することを特徴と
する多層構造体の製法。 - 【請求項2】 ビニルアルコール系樹脂が、エチレン−
ビニルアルコール共重合体であることを特徴とする請求
項1記載の多層構造体の製法。 - 【請求項3】 請求項1ないし2に記載の方法で製造さ
れた多層構造体よりなる食品包装材。 - 【請求項4】 請求項3に記載の食品包装材に内容物を
充填し、加熱殺菌した包装体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP31456595A JP3647526B2 (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 多層構造体の製法 |
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WO2007123108A1 (ja) | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Kuraray Co., Ltd. | 成形品及びその製造方法 |
WO2011111802A1 (ja) | 2010-03-11 | 2011-09-15 | 株式会社クラレ | 架橋性組成物、架橋物及びその製造方法、多層構造体、架橋剤、並びに化合物及びその製造方法 |
JP2014169352A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Sakuranomiya Kagaku Kk | ガスバリア性塗料組成物 |
WO2018124138A1 (ja) * | 2016-12-29 | 2018-07-05 | 株式会社クラレ | 架橋性樹脂組成物及び架橋物、並びにそれらの製造方法、並びに多層構造体 |
-
1995
- 1995-12-01 JP JP31456595A patent/JP3647526B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2007123108A1 (ja) | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Kuraray Co., Ltd. | 成形品及びその製造方法 |
US9120252B2 (en) | 2006-04-17 | 2015-09-01 | Kuraray Co., Ltd. | Molded article and method for production thereof |
WO2011111802A1 (ja) | 2010-03-11 | 2011-09-15 | 株式会社クラレ | 架橋性組成物、架橋物及びその製造方法、多層構造体、架橋剤、並びに化合物及びその製造方法 |
US8617678B2 (en) | 2010-03-11 | 2013-12-31 | Kuraray Co., Ltd. | Crosslinkable composition, crosslinked product and method for production thereof, multilayered structure, crosslinking agent, and compound and method for production thereof |
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