JPH09156998A - 石炭灰セラミックス、その製造方法及びその用途 - Google Patents

石炭灰セラミックス、その製造方法及びその用途

Info

Publication number
JPH09156998A
JPH09156998A JP33405795A JP33405795A JPH09156998A JP H09156998 A JPH09156998 A JP H09156998A JP 33405795 A JP33405795 A JP 33405795A JP 33405795 A JP33405795 A JP 33405795A JP H09156998 A JPH09156998 A JP H09156998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coal ash
particles
fine
weight
ceramic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33405795A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ogawa
浩次 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ERUDETSUKU KK
Original Assignee
ERUDETSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ERUDETSUKU KK filed Critical ERUDETSUKU KK
Priority to JP33405795A priority Critical patent/JPH09156998A/ja
Publication of JPH09156998A publication Critical patent/JPH09156998A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B18/00Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B18/02Agglomerated materials, e.g. artificial aggregates
    • C04B18/023Fired or melted materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 産業廃棄物である石炭灰の再利用。土壌改良
資材、建設資材、水質浄化材、フィルター材、吸着材等
の広範囲の用途に利用しうる石炭灰セラミックス成形
体、特に石炭灰セラミックス粒子の提供。 【解決手段】 粒子径が1〜10μmの石炭灰微細粒子
を成形焼結したセラミックスであつて、石炭灰微細粒子
が相互に結合し、該結合した微粒子間に多数の微細な空
隙が形成され、該空隙はセラミックス粒子の表面から内
部まで連通しているミクロ構造を有し、高い通気性と透
水性及び適当な保水性を有する石炭灰セラミックス成形
体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微粉炭の焼成によ
り生成する石炭灰(フライアッシュ)を利用したセラミ
ックス、その製造方法及び用途に関する。
【0002】
【従来の技術】石炭灰は、微粉炭の焼成により生成する
ほぼ球状の微粒子であり、化学成分は石炭の種類により
差異があるが、ほぼシリカ40〜75重量%、アルミナ
15〜35重量%、酸化鉄2〜20重量%、酸化カルシ
ウム1〜10重量%、酸化マグネシウム1〜3重量%か
らなる。この石炭灰は、石炭火力発電所等において全国
的に大量に排出されるためその処分が問題になつてい
る。従来、石炭灰は主として埋め立て処分に付されてい
たが、増加する石炭灰について灰捨場の確保は、適地減
少ならびに環境保全の面から次第に困難になりつつあ
る。最近では石炭灰は一部セメント混和材、道路材料、
用地造成等にも利用されているが、まだ石炭灰を大量に
安定的に利用しうる技術は確立されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、石炭灰を原
料とした、広範囲の用途に利用しうる石炭灰セラミック
ス成形体、特に石炭灰セラミックス粒子を提供すること
を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の石炭灰セラミッ
クス成形体は、粒子径が1〜10μmの石炭灰微細粒子
を成形焼結したセラミックス成形体であつて、該セラミ
ックス成形体は、前記石炭灰微細粒子が相互に結合し、
該結合した微粒子間に多数の微細な空隙が形成され、該
空隙はセラミックス粒子の表面から内部まで連通してい
るミクロ構造を有し、通気性を有し、かさ比重が1〜
1.9g/cm3 、吸水率が10〜50vol%である
ことを特徴とする。該セラミックス成形体は、粒子状、
板状、円柱状またはブロック状等任意の形状のものであ
つて良い。特に、粒子径が1〜10μmの石炭灰微細粒
子を造粒焼結したセラミックス粒子であつて、前記石炭
灰微細粒子が相互に結合し、該結合した微粒子間に多数
の微細な空隙が形成され、該空隙はセラミックス粒子の
表面から内部まで連通しているミクロ構造を有し、通気
性を有し、粒子径が0.5〜20mm、かさ比重が1〜
1.9g/cm3 、容積率0.6〜1.2kg/l、吸
水率が10〜50vol%である粒子状の石炭灰セラミ
ックス成形体は好ましいものである。また本発明は、粒
子径が1〜10μmの石炭灰微細粒子95〜97重量%
及び無機質結合材5〜3重量%からなる原料100重量
部に水10〜30部を添加混合し、成形し、水分含有量
が1〜5重量%になるまで乾燥した後、900〜120
0℃の温度で1〜60分焼成することを特徴とする石炭
灰微細粒子が相互に結合し、該結合した微粒子間に多数
の微細な空隙が形成され、該空隙がセラミックス粒子の
表面から内部まで連通しているミクロ構造を有し、通気
性を有し、かさ比重が1〜1.9g/cm3 、吸水率が
10〜50vol%である石炭灰セラミックス成形体の
製造方法にも関する。特に本発明は、粒子径が1〜10
μmの石炭灰微細粒子90〜99重量%及び無機質結合
材10〜1重量%からなる原料100重量部に水10〜
30部を添加混合し、粒子径が0.5〜20mmの粒子
に造粒し、水分含有量が1〜5重量%になるまで乾燥
し、900〜1200℃の温度で1〜60分焼成するこ
とを特徴とする石炭灰微細粒子が相互に結合し、該結合
した微粒子間に多数の微細な空隙が形成され、該空隙は
セラミックス粒子の表面から内部まで連通しているミク
ロ構造を有し、通気性を有し、粒子径が0.5〜20m
m、かさ比重が1〜1.9g/cm3 、容積率0.6〜
1.2kg/l、吸水率が10〜50vol%である石
炭灰セラミックス粒子の製造方法に関する。更に、本発
明は石炭灰セラミックス成形体、特に石炭灰セラミック
ス粒子を使用した、植栽乃至園芸用土壌を含む土壌改良
資材;軽量骨材、路盤材等の建設用資材;水質浄化材、
フィルター材、微生物乃至芳香剤の担体等を含む吸着材
乃至ろ過材に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の石炭灰セラミックス成形
体の製造原料は、主として石炭火力発電所から排出され
る石炭灰であつて粒子径が1〜10μmのものを主成分
とし、これに無機質結合材を混合したものである。原料
中の石炭灰と結合材との比率は、石炭灰90〜99重量
%、好ましくは95〜97%に対して結合材は10〜1
重量%,好ましくは5〜3重量%である。無機質結合材
としては、粘土鉱物好ましくはベントナイトが使用され
る。無機質結合材は、石炭灰粒子の結合を助け、且つ成
形粒子が製造工程で壊れにくくする作用を有する。
【0006】石炭灰と結合材との混合物100重量に水
10〜30部、好ましくは15〜25部添加し、十分に
混合した後、生の成形体に成形する。成形体の形状は、
粒子状、板状、円柱状またはブロック状等任意の形状の
ものであつて良いが、特に用途面から見ると粒子状のも
のが好ましい。造粒には、加圧成形造粒法、押出造粒
法、転動造粒法等があるが、特にパン型の造粒機を使用
した転動造粒法が好ましい。原料は、造粒機に適量ずつ
水と共に供給し、直径0.5〜20mm程度の粒子に成
形する。次いで生の粒子は水分含量が1〜5%程度に乾
燥させる。粒子以外の成形体の場合も同様の水分含量の
成形体に乾燥するのが良い。
【0007】焼結は、生粒子を焼結機中で900〜12
00℃の温度で1〜60分焼成することにより実施され
る。このような温度で焼結することにより、1〜10μ
mの球状の石炭灰粒子が相互にくっつきあい、結合した
粒子間に連通した微細な空隙を無数に含むミクロ構造を
有するセラミックス粒子が生成する。原料の石炭灰の組
成にもよるが、概ね焼結温度が900℃以下であると粒
子は壊れやすく、また1200℃より高いと石炭灰粒子
が溶融して隙間が埋まるため連通した微細な空隙を無数
に含むセラミック粒子が得られない。焼結条件は、粒子
以外の成形体の場合も同様である。焼成後、得られたセ
ラミックス粒子は必要に応じて篩分けして商品とする。
【0008】焼結したセラミックス成形体は、内部に無
数の微細な空隙を有し、該空隙は成形体の表面から内部
まで連通しており、従って通気性を有し、毛細管現象に
より液体を速やかに吸収し、保水性が良い。粒径0.5
〜20mmサイズのセラミックス粒子は、かさ比重が1
〜1.9g/cm3 、容積率0.6〜1.2kg/l、
吸水率が10〜50vol%である。原料の石炭灰は溶
出試験でpH11〜12を示すが、焼結することにより
pH7〜8となり、有害物の溶出も殆ど認められない。
従って、多くの用途に利用することができる。
【0009】本発明のセラミックス粒子は、高い通気性
と透水性及び適当な保水性を有しているので土壌改良資
材、建設資材として適している。即ち本発明のセラミッ
クス粒子は、過乾の土壌に対しては保水性を付与し、過
湿の土壌に対しては透水性及び通気性を増大させ、固結
した土壌に対しては膨軟化及び固結を防止し又養分不足
の土壌に対しては養分の供給と養分の保持力を増大させ
る。従って、本発明のセラミックス粒子は、樹木植栽
用、人工地盤植栽用、のり面植生吹付用、その他農園芸
用土壌改良材として、庭の敷砂、宅地造成雨水浸透層用
資材、公園グランド整備工事浸透構造材料、道路・路床
盛土材等建設用資材として、更には排水等の汚水の浄化
材乃至フィルター材として、バイオリアクター等微生物
の担体、芳香剤の担体或いは吸着材等広範囲の用途に使
用することができる。
【0010】実施例 粒子径1〜10μmの球状の石炭灰95重量%及びベン
トナイト5重量%からなる原料を十分に混合し、水を添
加して水分含量15重量%程度に調節する。この原料混
合物をパン型造粒機に適量ずつ水と共に供給し、直径
0.5〜20mm程度の粒子を造る。該粒子を水分含量
1〜5重量%程度に乾燥し、次いで乾燥粒子を焼成機中
に導入し、1100℃で30分焼成した。得られた石炭
灰セラミックス粒子を篩分けする。粒子径0.5〜3m
mの粒子が約30%、粒子径3〜5mmの粒子が約50
%及び粒子径5mm以上の粒子が約20%であつた。粒
子径3〜5mmのセラミックス粒子は、かさ比重1.3
9g/cm3 、容積率0.79kg/l、吸水率30.
4%(体積比)、pH7.5であつた。
【0011】吸水率及び吸水速度試験 2種類のセラミックス成形体について吸水率及び吸水速
度を測定した。結果は次のとおりである。 試料:(a)焼成温度1050℃で焼成した直径11m
m,長さ40mmの円柱状セラミックス成形体 (b)焼成温度1100℃で焼成した直径11mm,長
さ40mmの円柱状セラミックス成形体 吸水率:乾燥セラミックス成形体を水中に24時間浸漬
し、成形体表面の水分を拭い含水成形体の重量を測定す
る。吸水率は次の式により求める。 〔(湿潤成形体の重量−乾燥成形体の重量)/乾燥成形
体の重量〕×100 結果は次のとおりである。 (a)45〜47%(ml/g) (b)40%(ml/g) 吸水速度:長さ方向に5mm毎に印をつけた円柱状セラ
ミックス成形体を、5mmの深さに水をはつた皿に立
て、毛細管現象により水が円柱状セラミックス成形体中
を上昇し、各高さまで到達する時間(秒)を測定する。
結果は次のとおりである。 上記の結果から、焼成温度が低いほうが吸水率が高く
(気孔が多い)、吸水速度も速いことがわかる。
【0012】植物の栽培試験 1.試験対象(比率は体積比) A.対照区(鳥) 鳥海山土100% B.対照区(黒) 黒土 100% C.鳥セラ 鳥海山土 80%+セラミックス20% D.黒セラ 黒土 80%+セラミックス20% E.鳥バーク 鳥海山土 80%+バーク堆肥20% F.鳥セラバーク 鳥海山土80%+バーク堆肥10%+セラミックス10% (注)セラミックス:粒子径3〜5mm、かさ比重1.
39g/cm3 、容積率0.79kg/l、吸水率3
0.4vol%、pH7.5の本発明の石炭灰セラミッ
クス粒子,鳥海山土:鳥海山南麓開発地の土(重粘土
壌) 2.条件 ・種子 サカタのタネ小松菜202 ・肥料 苦土有機入り化成:20kg中NPK各1.6
kg,苦土0.6kg ・プランター 650型 12リットル ・用土 上記各試料の土11リットルに肥料50gを入
れ良く混ぜたもの。 ・数量 1プランターに付き12株 ・スケジュール 土作り4日後播種,栽培3週間 3.排水改良:1リットルの水が完全にしみ込む時間(飽和状態での測定) 鳥 4′50″ 鳥セラ 1′15″ 黒 3′40″ 黒セラ 3′00″ 鳥バーク 50″ 鳥セラバーク 45″ 排水の改良は重粘土壌において著しい効果が認められ
る。 4.栽培結果 各区において栽培された小松菜12株の重量及び葉長を
測定し、その平均値をとつた。結果を次の表に示す。 重量(g) 葉長(cm) 重量/葉長 A区 5.50 19.39 0.28 B区 5.09 20.09 0.25 C区 6.83 20.99 0.33 D区 6.58 20.62 0.32 E区 4.00 16.79 0.24 F区 5.27 19.38 0.27 収量に関する3つの要素(重量、葉長及び重量/葉長)
の比較では、鳥海山土及び黒土にセラミックスを混入す
ることにより(C区及びD区)収量の増加が見込める。
鳥バークに10%セラミックスを混入した場合(F区)
も、鳥バークの場合(E区)に比較して収量が増加して
おり、未熟な有機質堆肥の障害を緩和する働きが認めら
れる。
【0013】
【発明の効果】本発明は石炭灰という産業廃棄物の再利
用を可能とした技術であり、石炭灰セラミックス成形体
は安価に大量に生産することができ、また石炭灰セラミ
ックス成形体は、石炭灰微細粒子が相互に結合し、結合
した微粒子間に多数の微細な空隙を有し、該空隙はセラ
ミックスの表面から内部まで連通した構造を有している
ため、高い通気性と透水性及び適当な保水性を有してお
り、且つ有害物質の溶出がないので土壌改良資材、建設
資材、水質浄化材乃至フィルター材、担体或いは吸着材
等広範囲の用途に使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 38/00 304 E01C 3/00 C09K 17/02 B09B 3/00 303L E01C 3/00 C04B 35/16 Z // C09K 103:00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒子径が1〜10μmの石炭灰微細粒子
    を成形焼結したセラミックス成形体であつて、該セラミ
    ックス成形体は、前記石炭灰微細粒子が相互に結合し、
    該結合した微粒子間に多数の微細な空隙が形成され、該
    空隙はセラミックス粒子の表面から内部まで連通してい
    るミクロ構造を有し、通気性を有し、かさ比重が1〜
    1.9g/cm3 、吸水率が10〜50vol%である
    ことを特徴とする石炭灰セラミックス成形体。
  2. 【請求項2】 粒子状、板状、円柱状またはブロック状
    の成形体である請求項1記載の石炭灰セラミックス成形
    体。
  3. 【請求項3】 粒子径が1〜10μmの石炭灰微細粒子
    を造粒焼結したセラミックス粒子であつて、該セラミッ
    クス粒子は、前記石炭灰微細粒子が相互に結合し、該結
    合した微粒子間に多数の微細な空隙が形成され、該空隙
    はセラミックス粒子の表面から内部まで連通しているミ
    クロ構造を有し、通気性を有し、粒子径が0.5〜20
    mm、かさ比重が1〜1.9g/cm3 、容積率0.6
    〜1.2kg/l、吸水率が10〜50vol%である
    ことを特徴とする粒子状の石炭灰セラミックス成形体。
  4. 【請求項4】 粒子径が1〜10μmの石炭灰微細粒子
    90〜99重量%及び無機質結合材10〜1重量%から
    なる原料100重量部に水10〜30部を添加混合し、
    成形し、水分含有量が1〜5重量%になるまで乾燥した
    後、900〜1200℃の温度で1〜60分焼成するこ
    とを特徴とする石炭灰微細粒子が相互に結合し、該結合
    した微粒子間に多数の微細な空隙が形成され、該空隙が
    セラミックス粒子の表面から内部まで連通しているミク
    ロ構造を有し、通気性を有し、かさ比重が1〜1.9g
    /cm3 、吸水率が10〜50vol%である石炭灰セ
    ラミックス成形体の製造方法。
  5. 【請求項5】 粒子径が1〜10μmの石炭灰微細粒子
    90〜99重量%及び無機質結合材10〜1重量%から
    なる原料100重量部に水10〜30部を添加混合し、
    粒子径が0.5〜20mmの粒子に造粒し、水分含有量
    が1〜5重量%になるまで乾燥し、900〜1200℃
    の温度で1〜60分焼成することを特徴とする石炭灰微
    細粒子が相互に結合し、該結合した微粒子間に多数の微
    細な空隙が形成され、該空隙はセラミックス粒子の表面
    から内部まで連通しているミクロ構造を有し、通気性を
    有し、粒子径が0.5〜20mm、かさ比重が1〜1.
    9g/cm3 、容積率0.6〜1.2kg/l、吸水率
    が10〜50vol%である石炭灰セラミックス粒子の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 原料が、粒子径が1〜10μmの石炭灰
    微細粒子95〜97重量%及びベントナイト5〜3重量
    %からなる請求項4または5記載の石炭灰セラミックス
    粒子の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至3記載の石炭灰セラミック
    ス成形体からなる土壌改良資材。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至3記載の石炭灰セラミック
    ス成形体からなる建設用資材。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至3記載の石炭灰セラミック
    ス成形体からなる濾過乃至吸着材。
JP33405795A 1995-11-29 1995-11-29 石炭灰セラミックス、その製造方法及びその用途 Pending JPH09156998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33405795A JPH09156998A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 石炭灰セラミックス、その製造方法及びその用途

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33405795A JPH09156998A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 石炭灰セラミックス、その製造方法及びその用途

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09156998A true JPH09156998A (ja) 1997-06-17

Family

ID=18273032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33405795A Pending JPH09156998A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 石炭灰セラミックス、その製造方法及びその用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09156998A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002030284A (ja) * 2000-07-13 2002-01-31 Mitsubishi Rayon Co Ltd 石炭灰を主原料とした土壌改質材、土壌改質方法および改質土
JP2004269348A (ja) * 2003-02-17 2004-09-30 Toray Ind Inc セラミックス球体およびその製造方法
WO2005033040A1 (en) * 2003-10-03 2005-04-14 Newsouth Innovations Pty Ltd Manufacture of articles from fly ash
JP2005103464A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Penta Ocean Constr Co Ltd 製紙スラッジ灰含有造粒物およびその製造方法
US7462310B2 (en) 2003-12-11 2008-12-09 Ohonokaihatsu Co., Ltd. Porous landscape pebble and method of manufacturing the same
US7655088B2 (en) 2005-01-14 2010-02-02 Alkemy, Ltd. Synthetic aggregates comprising sewage sludge and other waste materials and methods for producing such aggregates
US7704317B2 (en) 2005-01-14 2010-04-27 Alkemy, Ltd. Pyroprocessed aggregates comprising IBA and PFA and methods for producing such aggregates
US7780781B2 (en) 2005-01-14 2010-08-24 Alkemy, Ltd. Pyroprocessed aggregates comprising IBA and low calcium silicoaluminous materials and methods for producing such aggregates
CN103768865A (zh) * 2014-02-24 2014-05-07 南通大学 一种带有粉煤灰助滤的烟尘过滤材料的生产方法
WO2014132877A1 (ja) * 2013-02-28 2014-09-04 小松精練株式会社 多孔質セラミックス焼成体及びその製造方法
JP2018051475A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 太平洋セメント株式会社 石炭灰粒状材の製造方法

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002030284A (ja) * 2000-07-13 2002-01-31 Mitsubishi Rayon Co Ltd 石炭灰を主原料とした土壌改質材、土壌改質方法および改質土
US7892479B2 (en) 2001-11-28 2011-02-22 Newsouth Innovations Pty Limited Manufacture of articles from fly ash
US9150456B2 (en) 2001-11-28 2015-10-06 Newsouth Innovations Pty Limited Manufacture of articles from fly ash
JP2004269348A (ja) * 2003-02-17 2004-09-30 Toray Ind Inc セラミックス球体およびその製造方法
JP2005103464A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Penta Ocean Constr Co Ltd 製紙スラッジ灰含有造粒物およびその製造方法
WO2005033040A1 (en) * 2003-10-03 2005-04-14 Newsouth Innovations Pty Ltd Manufacture of articles from fly ash
JP2007507403A (ja) * 2003-10-03 2007-03-29 ニューサウス イノヴェーションズ ピーティワイ リミテッド フライアッシュからの物品の製造
AU2003280223B2 (en) * 2003-10-03 2011-05-12 Newsouth Innovations Pty Ltd Manufacture of articles from fly ash
JP4677899B2 (ja) * 2003-10-03 2011-04-27 ニューサウス イノヴェーションズ ピーティワイ リミテッド フライアッシュからの物品の製造
US7462310B2 (en) 2003-12-11 2008-12-09 Ohonokaihatsu Co., Ltd. Porous landscape pebble and method of manufacturing the same
US7780781B2 (en) 2005-01-14 2010-08-24 Alkemy, Ltd. Pyroprocessed aggregates comprising IBA and low calcium silicoaluminous materials and methods for producing such aggregates
US7704317B2 (en) 2005-01-14 2010-04-27 Alkemy, Ltd. Pyroprocessed aggregates comprising IBA and PFA and methods for producing such aggregates
US8206504B2 (en) 2005-01-14 2012-06-26 Alkemy, Ltd. Synthetic aggregates comprising sewage sludge and other waste materials and methods for producing such aggregates
US8349070B2 (en) 2005-01-14 2013-01-08 Alkemy, Ltd. Pyroprocessed aggregates comprising IBA and low calcium silicoaluminous materials and methods for producing such aggregates
US7655088B2 (en) 2005-01-14 2010-02-02 Alkemy, Ltd. Synthetic aggregates comprising sewage sludge and other waste materials and methods for producing such aggregates
WO2014132877A1 (ja) * 2013-02-28 2014-09-04 小松精練株式会社 多孔質セラミックス焼成体及びその製造方法
JPWO2014132877A1 (ja) * 2013-02-28 2017-02-02 小松精練株式会社 多孔質セラミックス焼成体及びその製造方法
CN103768865A (zh) * 2014-02-24 2014-05-07 南通大学 一种带有粉煤灰助滤的烟尘过滤材料的生产方法
CN103768865B (zh) * 2014-02-24 2015-05-06 南通大学 一种带有粉煤灰助滤的烟尘过滤材料的生产方法
JP2018051475A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 太平洋セメント株式会社 石炭灰粒状材の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107021778B (zh) 一种实现淤泥资源化处置的植生透水混凝土体系及其制备方法
KR20140006777A (ko) 다공질 세라믹스 소결체
EP3706553B1 (en) Cement-free porous substrate for plant germination and growth made of alkali-activated pozzolans
JPH09156998A (ja) 石炭灰セラミックス、その製造方法及びその用途
JP2008308396A (ja) 含水組成物、活用処理方法ならびに無公害型耐水性処理体
JP2003052241A5 (ja)
KR20150084819A (ko) 토양 개량재 및 그것을 포함하는 배토
KR101815017B1 (ko) 굴패각을 이용한 친환경 가로수 보호판 제조방법과 이에 의해 제조된 굴패각을 이용한 친환경 가로수 보호판 및 이의 시공방법
JP4100738B2 (ja) 土壌改良材の製造方法
CN110240451B (zh) 一种绿化混凝土及其施工方法
JPH025852A (ja) 微生物担体
JP2004217495A (ja) 多孔質セラミックスとその製造方法、多孔質体を生かした多孔質接着体とその製造方法、並びにその使用方法
CN105622286A (zh) 保水固沙材料及其制备方法与应用
CN104529516B (zh) 一种栽培生长基的制备方法
JPH0755103B2 (ja) マルチング施工方法
JPH01257412A (ja) 人工粒状培土
JPH1193169A (ja) 緑化コンクリート及びその製造方法
JPH08188482A (ja) 多孔質ブロック構造体
KR100879090B1 (ko) 인공지반 녹화용 소재 및 그의 제조방법
JPH09182526A (ja) 人工土とその製造法
JP2000140797A (ja) 土木・建築用機能性石材
JPH1132572A (ja) 植物栽培基盤用充填スラリー
JP4591082B2 (ja) 固化体の製造方法及び現場打ち固化体の施工方法
JP2772770B2 (ja) 多孔質コンクリートブロックへの充填方法
JPH11313536A (ja) 粒状植生基材