JPH09156865A - フック装置 - Google Patents
フック装置Info
- Publication number
- JPH09156865A JPH09156865A JP32716495A JP32716495A JPH09156865A JP H09156865 A JPH09156865 A JP H09156865A JP 32716495 A JP32716495 A JP 32716495A JP 32716495 A JP32716495 A JP 32716495A JP H09156865 A JPH09156865 A JP H09156865A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side plates
- sheave
- plate
- hook device
- guide plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
し、サイドプレート9とシーブ7の接触によるシーブ7
の回転不良を防止して、ホイスト作業を円滑に行なえる
ようにする。 【解決手段】 トラニオン2の中央部にフック3を回動
自在に支承し、トラニオン2の左右両側にワイヤロープ
8が掛回されるシーブ7を回動自在に取付け、トラニオ
ン2の左右両端部には、それぞれサイドプレート9を回
動可能に嵌合し、サイドプレート9には、シーブ7から
ワイヤロープ8が外れるのを防止するための案内板9a
を、シーブ7の外周部分を覆うようにサイドプレート9
と一体に形成し、左右のサイドプレート9の上端部を連
結板12で互いに連結したフック装置において、案内板
9aの上部に、左右の案内板9aを互いに連結するブリ
ッジ板13を設ける。
Description
て荷を吊り下げるためのフック装置に関するものであ
る。
ク装置101は、トラニオン2の中央部にフック3がス
ラスト軸受4を介して鉛直軸回りに回動自在に、且つフ
ック抜止5によって下方へ抜落ちないように支承されて
いる。トラニオン2の左右両側には、それぞれラジアル
軸受6を介して、シーブ7がトラニオン2の軸線を中心
として回動自在に取付けられている。左右のシーブ7に
は、クレーンのブーム先端のシーブ(図示略)からのワ
イヤロープ8が掛回されており、このワイヤロープ8に
よってフック装置1がクレーンブーム先端から吊下げら
れている。
サイドプレート9が回動可能に嵌合されており、トラニ
オン2の左右両端面には、サイドプレート9の側方への
抜出しを防止するための抜止板10が抜止ボルト11で
取付けられている。従って、トラニオン2は左右のサイ
ドプレート9に対して傾動可能になっている。左右のサ
イドプレート9には、左右のシーブ7からワイヤロープ
8が外れるのを防止するための案内板9aが、ほぼワイ
ヤロープ8が掛回されているシーブ7の外周部分を覆う
ように、サイドプレート9と一体に形成されている。
には、連結板12が連結ボルト14で取付けられてお
り、この連結板12によって左右のサイドプレート9が
互いに連結されている。
装置101では、左右のサイドプレート9が上端部1箇
所だけでしか連結されていなかったので、フック装置1
01が落下したり、障害物に衝突したりすると、左右の
サイドプレート9が位置ずれを生じて互いに平行な状態
で保持されなくなり、サイドプレート9がシーブ7に接
触してシーブ7の回転不良を惹起する。従って、フック
装置101の巻上げ巻下げを行うホイスト作業に支障を
きたしていた。
を解決するものであって、左右のサイドプレートの位置
ずれをなくし、サイドプレートとシーブの接触によるシ
ーブの回転不良を防止して、ホイスト作業を円滑に行う
ことのできるフック装置を提供することを目的とする。
トラニオンの中央部にフックを回動自在に支承し、トラ
ニオンの左右両側にはワイヤロープが掛回されるシーブ
を回動自在に取付け、トラニオンの左右両端部には、そ
れぞれサイドプレートを回動可能に嵌合し、左右のサイ
ドプレートには、左右のシーブからワイヤロープが外れ
るのを防止するための案内板を、シーブの外周部分を覆
うようにして設け、左右のサイドプレートの上端部を連
結板によって互いに連結したフック装置において、前記
案内板の上部に、左右の案内板を互いに連結するブリッ
ジ板を設けている。
左右のサイドプレートの位置ずれがなくなり、サイドプ
レートとシーブの接触によるシーブの回転不良が防止さ
れるので、ホイスト作業が円滑に行なわれる。
示すフック装置の正面図、図2は図1のA−A線断面
図、図3は連結板を省略したフック装置の平面図、図4
は図3のB−B線断面図である。ここで、フック装置1
は、トラニオン2の中央部にフック3がスラスト軸受4
を介して鉛直軸回りに回動自在に、且つフック抜止5に
よって下方へ抜落ちないように支承されている。
ジアル軸受6を介して、シーブ7がトラニオン2の軸線
を中心として回動自在に取付けられている。左右のシー
ブ7には、クレーンのブーム先端のシーブ(図示略)か
らのワイヤロープ8が掛回されており、このワイヤロー
プ8によってフック装置1がクレーンブーム先端から吊
下げられている。
サイドプレート9が回動可能に嵌合されており、トラニ
オン2の左右両端面には、サイドプレート9の側方への
抜出しを防止するための抜止板10が抜止ボルト11で
取付けられている。従って、トラニオン2は左右のサイ
ドプレート9に対して傾動可能になっている。左右のサ
イドプレート9には、左右のシーブ7からワイヤロープ
8が外れるのを防止するための案内板9aが、ほぼワイ
ヤロープ8が掛回されているシーブ7の外周部分を覆う
ように、サイドプレート9と一体に形成されている。左
右のサイドプレート9の上端部には、連結板12が連結
ボルト14で取付けられており、この連結板12によっ
て左右のサイドプレート9が互いに連結されている。
向するように内側に向けて突出する突起部9bがそれぞ
れ設けられている。この左右の突起部9bには、ブリッ
ジ板13がブリッジボルト15で取付けられており、こ
のブリッジ板13によって左右の案内板9aが互いに連
結されている。このフック装置1は、左右のサイドプレ
ート9が連結板12で連結されている他に、さらに案内
板9aがブリッジ板13によって連結されているので、
フック装置1が落下したり、障害物に衝突したりして
も、左右のサイドプレート9が位置ずれを生ずることは
殆どなく、常に互いに平行な状態で保持される。
触してシーブ7の回転不良を惹起するおそれはなく、フ
ック装置1の巻上げ巻下げを行うホイスト作業を円滑に
行うことができる。
装置は、左右のサイドプレートの位置ずれを生ずること
がなく、サイドプレートとシーブの接触によるシーブの
回転不良が防止されるので、ホイスト作業を円滑に行な
うことができる。
図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 トラニオンの中央部にフックを回動自
在に支承し、トラニオンの左右両側にはワイヤロープが
掛回されるシーブを回動自在に取付け、トラニオンの左
右両端部には、それぞれサイドプレートを回動可能に嵌
合し、左右のサイドプレートには、左右のシーブからワ
イヤロープが外れるのを防止するための案内板を、シー
ブの外周部分を覆うようにして設け、左右のサイドプレ
ートの上端部を連結板によって互いに連結したフック装
置において、前記案内板の上部に、左右の案内板を互い
に連結するブリッジ板を設けたことを特徴とするフック
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32716495A JP2941700B2 (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | フック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32716495A JP2941700B2 (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | フック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09156865A true JPH09156865A (ja) | 1997-06-17 |
JP2941700B2 JP2941700B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=18196031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32716495A Expired - Fee Related JP2941700B2 (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | フック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2941700B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014125919A1 (ja) * | 2013-02-15 | 2014-08-21 | 株式会社キトー | フックブロックおよびロープホイスト |
WO2015182528A1 (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-03 | 株式会社キトー | フックブロックおよびロープホイスト |
CN108147303A (zh) * | 2017-12-13 | 2018-06-12 | 国网湖北省电力公司宜昌供电公司 | 一种定滑轮 |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP32716495A patent/JP2941700B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014125919A1 (ja) * | 2013-02-15 | 2014-08-21 | 株式会社キトー | フックブロックおよびロープホイスト |
WO2015182528A1 (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-03 | 株式会社キトー | フックブロックおよびロープホイスト |
US9950904B2 (en) | 2014-05-30 | 2018-04-24 | Kito Corporation | Hook block and rope hoist |
CN108147303A (zh) * | 2017-12-13 | 2018-06-12 | 国网湖北省电力公司宜昌供电公司 | 一种定滑轮 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2941700B2 (ja) | 1999-08-25 |
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