JPH09156553A - 自動二輪車のテールランプ取付構造 - Google Patents

自動二輪車のテールランプ取付構造

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JPH09156553A
JPH09156553A JP32183795A JP32183795A JPH09156553A JP H09156553 A JPH09156553 A JP H09156553A JP 32183795 A JP32183795 A JP 32183795A JP 32183795 A JP32183795 A JP 32183795A JP H09156553 A JPH09156553 A JP H09156553A
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tail lamp
rear fender
lamp bracket
assembly
fastening
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Shinji Nakajima
晋司 中島
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】締結具の個数と組付工数とを削減して車体重量
と組立コストとを共に低減することができる自動二輪車
のテールランプ取付構造を提供する。 【解決手段】テールランプ15を組み付けているテール
ランプブラケット18と、このテールランプブラケット
取付部18bの前部1箇所の取付孔19aと取付孔21
aとにボルト23aを挿通してナットにより締結せしめ
て部組されるリヤーフェンダー7と、この部組時に、テ
ールランプブラケット取付部18bの外側縁に当接し
て、車体フレームブラケット26の締結部と共締めでリ
ヤーフェンダー7に締結される他の第2,第3の取付孔
19b,19cと21b,21cとを一致せしめるよう
に締結箇所を位置決めするためにリヤーフェンダー7に
突設されたボス24a,24bと、を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテールランプをリヤ
ーフェンダーに取り付ける自動二輪車のテールランプ取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動二輪車のテールラン
プ取付構造の一例としては図5に示すように構成された
ものがある。これはリヤーフェンダー1の3箇所の取付
孔1a,1b,1cと、テールランプ2を既に取り付け
てあるテールランプブラケット3のほぼ三角形状の取付
部3aの3箇所の取付孔内とに、3本の締結用ボルト4
a,4b,4cを挿通し、その挿通先端部をテールラン
プブラケット3の取付部3aの図中上面上で締結用ナッ
ト5a,5b,5cを締め付けることにより1組の部品
として組み付ける部組を行っている。
【0003】この部組の後、完成車ライン上で、リヤー
フェンダー1の取付孔1d,1e内と、一対の車体フレ
ーム7a,7bの各取付耳の取付孔8a,8b内とに、
2本のボルト9a,9bを挿通し、図示しないナットを
締め付けて装着している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のテールランプ2の取付構造では、テールラン
プブラケット3をリヤーフェンダー1に3組のボルト4
a,4b,4cとナット5a,5b,5cにより取り付
けて部組した後、さらに、この部組のリヤーフェンダー
1を、2組のボルト9a,9bとナットとにより車体フ
レーム7a,7bに締結しており、合計5組のボルト4
a〜4c,9a,9bとナット5a〜5cとを使用し、
部品点数と組付工数が多く、そのために、重量が増大す
るうえに締結作業の作業量も増えコスト高を招くという
課題がある。
【0005】また、リヤーフェンダー1の狭い取付スペ
ースで5組の締結具を締結するので、その締結作業が錯
綜して、その作業性が低下するうえに、隣り合う締結具
の締結機能が重複して過剰となり、無駄が多い。
【0006】そこで本発明の目的は、締結具の個数と組
付工数とを削減して車体重量と組立コストとを共に低減
することができる自動二輪車のテールランプ取付構造を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本願の請求項1記載の発明は、テールランプを組み付
けているテールランプブラケットと、このテールランプ
ブラケットの取付部の1箇所を締結せしめて部組される
リヤーフェンダーと、この部組時に、上記テールランプ
ブラケットの取付部の外側縁に当接して、車体フレーム
の締結部と共締めで上記リヤーフェンダーに締結される
他の締結箇所を位置決めするために上記リヤーフェンダ
ーに突設されたボスと、を具備している。
【0008】したがってこの発明によれば、リヤーフェ
ンダーとテールランプブラケットとの部組を、1箇所の
締付により行なうことができる。このために、かかる部
組を簡単かつ迅速に行なうことができる。
【0009】また、この部組時にはテールランプブラケ
ットのリヤーフェンダーへの取付位置をボスにより位置
決めするので、このテールランプブラケットとリヤーフ
ェンダーとを車体フレームに共締めにより組み付ける際
の共締めを正確かつ簡単に行なうことができる。さら
に、テールランプブラケットとリヤーフェンダーとを共
締めにより車体フレームに組み付けるので、締結具の個
数と組付工数とを共に減少させることができる。その結
果、テールランプの組付作業の作業性を向上させること
ができると共に、車体重量の軽量化とコスト低減とを共
に図ることができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、さらに、ボスは、電装ハーネスを挿通せし
める挿通孔を穿設している。
【0011】したがってこの発明によれば、リヤーフェ
ンダーへのテールランプブラケットの取付位置を位置決
めするボスの挿通孔を、電装品ハーネスを挿通せしめる
挿通孔と共用しているので、部品点数の増加を抑えるこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図4に基づいて説明する。なお、図1〜図4中、同一
または相当部分には同一符号を付している。
【0013】図3は本発明が適用される自動二輪車の右
側面図であり、この自動二輪車1は、車体の前頭部に前
輪2を支持するフロントフォーク3をハンドルバー4や
フロントフェンダー5と共に左右回動自在に枢着してお
り、車体後部には後輪6が軸支されている。後輪6の上
方にはリヤーフェンダー7とその上方の着座シート8が
設けられ、車体の中央下部にはエンジン9が搭載されて
エンジン9の両側にフットレスト10が設けられてい
る。
【0014】エンジン9は、例えば単気筒の空冷エンジ
ンであり、このクランクケース11の前部にシリンダブ
ロック12とシリンダヘッド13が前方に延びる形で設
けらていれる。エンジン9の動力はチェーン14によっ
て後輪6に伝達される。
【0015】そして、リヤーフェンダー7の前部上には
テールランプ15が装着されており、このリヤーフェン
ダー7の前部を含むほぼ車体全体が合成樹脂製等のフレ
ームバー16により覆われ、自動二輪車1の外観が美的
に整えられると共に内部機器の保護が図られる。このフ
レームカバー16の前部は左右に拡がってレッグシール
ド17を形成し、このレッグシールド17によって自動
二輪車1の走行時に前方から吹く走行風が前記フットレ
スト10に載せられたライダの足に当たらないようにさ
れている。
【0016】図1,4に示すように、テールランプ15
は予めL字状のテールランプブラケット18のほぼ三角
形状の縦部18aに締結用のボルトとナットにより組み
付けられている。テールランプブラケット18は、その
縦部18aとほぼ直角に折曲されて、前方に先細のほぼ
三角形状の取付部18bを有する。取付部18bにはそ
のほぼ三角形の各頂角部の内側にて3つの取付孔19
a,19b,19cをそれぞれ穿設し、これらの各取付
孔19a〜19c上には環状の弾性クッション20a,
20b,20cを同心状に固定している。
【0017】一方、リヤーフェンダー7の前部の取付部
7aには、テールランプブラケット18の各取付孔19
a〜19cに対応して取付孔21a,21b,21cを
ほぼ三角形状に配置して穿設している。
【0018】そして、図4に示すようにリヤーフェンダ
ー取付部7a上に、テールランプブラケット18のほぼ
三角形状の取付部18bを同心状に重ね合せ、この取付
部18bの前部の第1の取付孔19aとリヤーフェンダ
ー取付部7aの前部の第1の取付孔21aとにスリーブ
22を介して締結用のボルト23aをリヤーフェンダー
7の図中上方から挿通し、その挿通先端部にナット23
bを締め付けてテールランプ15とリヤーフェンダー7
とを1部品として組み付ける部組を行なうようになって
いる。
【0019】図1に示すようにこの部組時にはほぼ三角
形状のテールランプブラケット18の取付部18bの2
斜辺の外側縁18c,18dに、2つのボス24a,2
4bの外周面が当接して、テールランプブラケット18
の後部の第2,第3の取付孔19b,19cがリヤーフ
ェンダー取付部7aの後部の第2,第3の取付孔21
b,21cに同心状に一致するように位置決めするよう
になっている。
【0020】これら位置決め用のボス24a,24bは
リヤーフェンダー取付部7a上に突設され、これらボス
24a,24bの挿通孔には図示しない電装品ハーネス
が挿通される。
【0021】このようにテールランプ15を装着してい
るテールランプブラケット18をリヤーフェンダー7に
部組した後は、図1,2に示すように完成車ライン上
で、これらテールランプブラケット18とリヤーフェン
ダー7とを一対の車体フレーム25a,25bのフレー
ムブラケット26に共締めで締結される。
【0022】つまり、フレームブラケット26は一対の
リヤーフレーム25a,25bの後端部にて横架されて
溶接により固着されており、テールランプブラケット1
8の後部の第2,第3の取付孔19b,19cに対応す
る取付孔をそれぞれ穿設している。そして、図2に示す
ようにこれらフレームブラケット26の取付孔と、テー
ルランプブラケット18の第2,第3の取付孔19b,
19cと、リヤーフェンダー取付部7aの第2,第3の
取付孔21b,12cとに、2本のボルト27a,27
bをリヤーフェンダー7の図中下方から挿通し、その挿
通先端部にナットを締め付けることにより、リヤーフェ
ンダー7とテールランプブラケット18とをフレームブ
ラケット26に共締めで取着している。
【0023】したがってこの実施形態によれば、リヤー
フェンダー7とテールランプブラケット18との部組
を、これらの前部の第1の取付孔19aと21a同士に
挿通する1組のボルト23aとナットの1箇所の締付に
より行なうことができる。このために、かかる部組を簡
単かつ迅速に行なうことができる。
【0024】また、この部組時にはテールランプブラケ
ット18のリヤーフェンダー7への取付位置を一対のボ
ス24a,24bにより位置決めするので、このテール
ランプブラケット18とリヤーフェンダー7とを車体フ
レームブラケット26の取付孔に共締めにより組み付け
る際の共締めを正確かつ簡単に行なうことができる。ま
た、テールランプブラケット18とリヤーフェンダー7
とを共締めにより車体フレームブラケット26に組み付
けるので、締結具の個数と組付工数とを共に減少させる
ことができる。その結果、テールランプの組付作業の作
業性を向上させることができると共に、車体重量の軽量
化とコスト低減とを共に図ることができる。
【0025】さらに、リヤーフェンダー7へのテールラ
ンプブラケット18の取付位置を位置決めする一対のボ
ス24a,24bの挿通孔を、図示しない電装品ハーネ
スを挿通せしめる挿通孔と共用しているので、部品点数
の増加を抑えることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本願の請求項1記載
の発明は、リヤーフェンダーとテールランプブラケット
との部組を、1箇所の締付により行なうことができる。
このために、かかる部組を簡単かつ迅速に行なうことが
できる。
【0027】また、この部組時にはテールランプブラケ
ットのリヤーフェンダーへの取付位置をボスにより位置
決めするので、このテールランプブラケットとリヤーフ
ェンダーとを車体フレームに共締めにより組み付ける際
の共締めを正確かつ簡単に行なうことができる。また、
テールランプブラケットとリヤーフェンダーとを共締め
により車体フレームに組み付けるので、締結具の個数と
組付工数とを共に減少させることができる。その結果、
テールランプの組付作業の作業性を向上させることがで
きると共に、車体重量の軽量化とコスト低減とを共に図
ることができる。
【0028】また、請求項2記載の発明によれば、リヤ
ーフェンダーへのテールランプブラケットの取付位置を
位置決めするボスの挿通孔を、電装品ハーネスを挿通せ
しめる挿通孔と共用しているので、部品点数の増加を抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車のテールランプ取付構
造の一実施形態の要部平面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】本発明が適用される自動二輪車の右側面図。
【図4】図1で示す要部の分解斜視図。
【図5】従来例の部分分解斜視図。
【符号の説明】
1 自動二輪車 2 前輪 6 後輪 7 リヤーフェンダー 7a リヤーフェンダーの取付部 9 エンジン 15 テールランプ 16 フレームカバー 18 テールランプブラケット 18b テールランプブラケットの取付部 19a,19b,19c テールランプブラケットの取
付孔 21a,21b,21c リヤーフェンダー取付部の取
付孔 23a ボルト 24a,24b 一対のボス 25a,25b 一対の車体フレーム 26 車体フレームブラケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テールランプを組み付けているテールラ
    ンプブラケットと、 このテールランプブラケットの取付部の1箇所を締結せ
    しめて部組されるリヤーフェンダーと、 この部組時に、上記テールランプブラケットの取付部の
    外側縁に当接して、車体フレームの締結部と共締めで上
    記リヤーフェンダーに締結される他の締結箇所を位置決
    めするために上記リヤーフェンダーに突設されたボス
    と、を具備していることを特徴とする自動二輪車のテー
    ルランプ取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動二輪車のテールラン
    プ取付構造において、 ボスは、電装ハーネスを挿通せしめる挿通孔を穿設して
    いることを特徴とする自動二輪車のテールランプ取付構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4478195B1 (ja) * 2008-11-28 2010-06-09 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4478195B1 (ja) * 2008-11-28 2010-06-09 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車
JP2010126053A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車

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