JPH09156109A - 静電吸引型インクジェット印字装置 - Google Patents

静電吸引型インクジェット印字装置

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JPH09156109A
JPH09156109A JP31566095A JP31566095A JPH09156109A JP H09156109 A JPH09156109 A JP H09156109A JP 31566095 A JP31566095 A JP 31566095A JP 31566095 A JP31566095 A JP 31566095A JP H09156109 A JPH09156109 A JP H09156109A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電吸引型インクジェット印字装置におい
て、用紙搬送の円滑性を確保しつつ、インク噴出用の付
加電圧を低電圧に抑えて、低コスト、構造簡素化を図り
ながら、多数ドット印字に対応しうる構成とする。 【解決手段】 ノズル基板1よりノズル1aを、また、
対向電極基板2の各ノズル1aに対向する位置より突起
部2aを、用紙Pの搬送面に向けて突出させ、ノズル基
板1・対向電極基板2の用紙P搬送上手側に、該ノズル
1a・突起部2aの突出部よりも丈高のスペーサ3を取
り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電吸引型インク
ジェット印字装置の中のノズル基板及び対向電極基板の
構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用紙搬送面を介して、一方に複数
のインク噴出用ノズルを具備したノズル基板を、他方に
対向電極基板を配設し、該ノズル基板には、ノズル数に
対応する印字電圧制御用の電気パターン回路を組み込ん
だ構成の静電吸引型インクジェット装置は公知となって
いる。この中で、従来は特にノズルを用紙搬送面向きに
突出させておらず、また、対向電極基板の表面は平板状
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】昨今、印字ドット数の
増加に対応するため、各ノズルからインクをできるだけ
飛散しないように噴出させるべく、各ノズルへの印字用
付加電圧を高圧化する傾向がある。しかし、このような
高電圧化は、ノズル基板の構造複雑化や大型化を生むこ
ととなるので、できるだけ低電圧でも充分な印字効果を
奏する構成が望まれる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決するために、次のような手段を用いる。即
ち、第一に、用紙搬送面を介して、複数のインク噴出用
ノズルを具備したノズル基板と、対向電極基板とを配設
した構成の静電吸引型インクジェット印字装置におい
て、各ノズル、又は該対向電極基板の各ノズルに対向す
る部分を用紙搬送面向きに突出させる。
【0005】第二に、前記構成の静電吸引型インクジェ
ット印字装置において、前記ノズル基板又は前記対向電
極基板に、前記ノズルの突出部分又は該対向電極基板の
突出部分よりも丈高のスペーサを取り付ける。
【0006】第三に、用紙搬送面を介して、複数のイン
ク噴出用ノズルを具備したノズル基板と、対向電極基板
とを配設した構成の静電吸引型インクジェット印字装置
において、各ノズル、又は該対向電極基板の各ノズルに
対向する部分を用紙搬送面向きに突出させ、かつ、前記
ノズル基板又は前記対向電極基板に、前記ノズルの突出
部分又は該対向電極基板の突出部分よりも丈高のスペー
サを取り付ける。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を、添付の図面に
基づいて説明する。図1は本発明に係る静電吸引型イン
クジェット印字装置のノズルヘッド部分の構造略図であ
って、ノズル基板1及び対向電極基板2ともに突出構造
を設けた場合の図、図2は同じくノズル基板1のみに突
出構造を設けた場合の図、図3は同じく対向電極基板2
のみに突出構造を設けた場合の図である。
【0008】図1乃至図3共通に、用紙Pの搬送面を介
して、一方(本実施例では上方)にはノズル基板1を、
他方(同じく下方)には対向電極基板2を配設してい
る。ノズル基板1の上部は、インクIを充填するインク
タンク1bとなっていて、該ノズル基板1の底面より、
下方の用紙Pの搬送面に対して、複数のインク噴出用の
ノズル1a・1a・・・を対向させている。
【0009】各ノズル1aに電圧が付加されると、下方
の対向電極基板2に対して電界が生じ、この電界に沿っ
てインクIが各ノズル1aより噴射され、搬送中の用紙
P表面に印字されるわけであるが、このインク噴射をで
きるだけ飛散させないためには、各ノズル1aから対向
電極基板2に対して発生する電界をできるだけ集中的に
発生させることが必要である。そのための手段として、
本発明では、ノズル先端と電極との間隔をできるだけ狭
小化するのである。
【0010】そのため、図1では、各ノズル1aは、該
ノズル基板1より下方に(即ち用紙搬送面側に)突出さ
せており、また一方、該対向電極基板2においては、各
ノズル1aに対向する部分を上方に(即ち用紙搬送面側
に)突出させて、突起部2aを形成している。また、図
2では、突出させるのを、各ノズル1aのみとしてお
り、図3では、対向電極基板2の各突起部2aのみとし
ている。構成しようとする印字装置の構造上から、いず
れかを採用すればよい。
【0011】このように、ノズル1a、また、突起部2
aを突出させることで、電界が集中し、低電圧でも印字
を鮮明にできる効果を奏するが、その一方、いずれも、
用紙Pの搬送面に突出しているので、この突出部分と用
紙Pとの干渉の可能性が高まってしまう。
【0012】そこで、図1の如く、各基板1・2におい
て、用紙Pの搬送上流側には、それぞれ、該ノズル1a
及び突起部2aの各基板1・2表面からの突出部分より
も丈高(H1>h1、H2>h2)のスペーサ3・3を
設けている。該スペーサ3・3が、両基板1・2間への
挿入入口部分に配設されることで、用紙Pの給送が円滑
になり、そして、該ノズル1a及び突起部2aの各基板
1・2表面からの突出部分よりも丈高であることから、
両基板1・2間における用紙Pの搬送面が、ノズル1a
先端と突起部2a先端との間で略一定に姿勢保持され、
あまり上下に位置ずれしない。従って、用紙Pがノズル
1aや突起部2aに干渉せず、円滑に搬送され、印字を
阻害することがない。
【0013】なお、図2の如く、突起部2aを設けず
に、ノズル1aのみを突出構造とした場合には、ノズル
基板1のみにスペーサ3を設ける構成としてもよく、ま
た一方、図3の如く、ノズル1aを突出させずに、対向
電極基板2に突起部2aを設けた構造とした場合には、
対向電極基板2にのみスペーサ3を設ける構成としても
よい。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成するので、次
のような効果を奏する。即ち、請求項1記載の如く構成
するので、ノズルと、対向電極基板の各ノズルに対向す
る部分との間が狭小化して、ノズルにかける印字用付加
電圧が低電圧であっても、即ち、ノズル基板(ノズルヘ
ッド)自体の構造を複雑化また大型化しなくても、ノズ
ルから対向電極基板への電界が集中的に発生し、印字が
鮮明化され、低コスト化にも繋がる。
【0015】また、請求項1記載の構成において、請求
項2記載の如く構成するので、ノズルを突出し、或いは
対向電極基板の各ノズルに対向する部分を突出させた構
成であっても、これらの突出部分に用紙が干渉すること
なく、円滑な用紙搬送が確保できる。
【0016】また、請求項3記載の如く構成するので、
ノズルと対向電極基板との間の電界の集中度が一層増
し、低電圧化、それに伴うノズルヘッドの簡素化、小型
化、ひいては低コスト化に貢献し、また、その一方で、
用紙の搬送も一層円滑化を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る静電吸引型インクジェット印字装
置のノズルヘッド部分の構造略図であって、ノズル基板
1及び対向電極基板2ともに突出構造を設けた場合の図
である。
【図2】同じくノズル基板1のみに突出構造を設けた場
合の図である。
【図3】同じく対向電極基板2のみに突出構造を設けた
場合の図である。
【符号の説明】
1 ノズル基板 1a ノズル 1b インクタンク 2 対向電極基板 2a 突起部 3 スペーサ P 用紙 I インク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙搬送面を介して、複数のインク噴出
    用ノズルを具備したノズル基板と、対向電極基板とを配
    設した構成の静電吸引型インクジェット印字装置におい
    て、各ノズル、又は該対向電極基板の各ノズルに対向す
    る部分を用紙搬送面向きに突出させることを特徴とする
    静電吸引型インクジェット印字装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の静電吸引型インクジェッ
    ト印字装置において、前記ノズル基板又は前記対向電極
    基板に、前記ノズルの突出部分又は該対向電極基板の突
    出部分よりも丈高のスペーサを取り付けることを特徴と
    する静電吸引型インクジェット印字装置。
  3. 【請求項3】 用紙搬送面を介して、複数のインク噴出
    用ノズルを具備したノズル基板と、対向電極基板とを配
    設した構成の静電吸引型インクジェット印字装置におい
    て、各ノズル、又は該対向電極基板の各ノズルに対向す
    る部分を用紙搬送面向きに突出させ、かつ、前記ノズル
    基板又は前記対向電極基板に、前記ノズルの突出部分又
    は該対向電極基板の突出部分よりも丈高のスペーサを取
    り付けることを特徴とする静電吸引型インクジェット印
    字装置。
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